「第六天魔王降臨〜リリカル☆戦国大合戦〜」


ENDING_PHASE_02
「第六天魔王事件、その終りに」

  計都  : 「さて、と。」         勝邸の一室に僅かにあった荷物を整えると、それを持って家の主の姿を探す。         「勝殿。勝殿。いらっしゃいますか?」         凛とした声音を屋敷に響かせながら、歩く。
  GM  : 勝「おうよ・・・どうしたい。」
  計都  : 「いらっしゃいましたか。勝殿。」         一礼する。
  GM  : 勝「・・・別嬪二人が、客に来てるんだが。」         と、荷物を纏めた君にけげんそうな表情を見せる。
  計都  : 「来客中でしたか。では、手早く別れを告げて去るといたしましょう。」
  GM  : 勝「おめえ当ての客だ。別れるにしても、納得くらいはさせたほうがいいぜ。」         と、アドバイスして勝は退出。
  計都  : 「私に、ですか。」
  GM  : 滝川「さて、狩馬殿。・・・いずこへ行かれるのでしょうか?」         そして、現れた滝川殿は忍者の耳でやりとりを承知らしく、単刀直入。         土方「・・・」         副長は、その横で少し緊張した面持ち。
  計都  : 「これは滝川殿。土方殿。先日はお世話になり申した。」         頭を下げる。
  GM  : 滝川「・・・返礼は、質問に答えて下されれば、それで。」         と、こちらも頭を下げる・・・土方も、少しぎこちなくソレに続く。
  計都  : 「一寸……オリジンを見聞する為の旅に出ようかと。」         普段どおりの無表情で。
  GM  : 滝川「・・左様ですか」         と、滝川殿は、それで納得してくれます・・・表情からするに、その裏を察しているようですが。         土方「・・・嘘をつくのは、士道不覚悟だ。本当のところを言え。」         しかし、副長は詰め寄ります。
  計都  : 「本当のところ、ですか?私は事実を述べましたが。」         淡々と返す。
  GM  : 土方「・・・全部を述べたわけでは、ないだろう。            ひと時はお前の上司だった。それくらいは、分かる。」         詰め寄ります。         白状せにゃこの場で切りあいも辞さない勢いですね、こりゃ。
  計都  : 「……。」         しばし副長の眼を見つめよう。
  GM  : 土方「・・・」         きっ、と鋭くした瞳で見つめ返す。・・・少し、切なげに。
  計都  : 「真実を知って、常に満足が得られるとは限らない。」         ほんの僅かに……白昼でも確認できるほどの強烈な……         ……カオスフレアですら越えた真紅のフレアが漏れる。
  GM  : 土方「っ・・・その宿命に、従うつもりか。厳しい・・・厳しすぎるぞ、それは。」         案ずるように、心配するように・・・不安に震える声で、副長は言います。
  計都  : 「今の父母と妹はもう無い。ならば、昔の父母と妹の為に戦うのは、自然。」
  GM  : 土方「っ・・・私のほうが、士道不覚悟だが・・あえて言う。おまえ自身は、どうなる?」
  計都  : 「今の我は昔日に比べれば塵芥に等しい……          このままでは来る日に屍をさらすことになる。」         瞑目する。         「此処に有る。それで充分だ。」         胸に手を当てる。
  GM  : 土方「・・・ならば、これをもっていけ。」         覚悟に気圧され、せめて・・・と副長が渡すのは         宿命管理局、キャプテンエッダへの紹介書状。         土方「以前知り合った。次元を越えて回る奴なら、どこでも、助けになるはずだ。            ・・新しい戦場に向かうならよし。向かう以上、気後れh許さんぞ!」         と・・・懸命に、言う。
  計都  : 「助かる。」         懐にしまう。         「では、いずれまた。」         くるりと背を向けて立ち去る……歩き去る姿が陽炎の如くゆらめいて……跡形も無く消える。         「何。三千世界と比べて人の生が一瞬きだとしても、          人と人が再び合うには十分すぎるほど、だ。」         そう言いおいて。
  GM  : 土方「・・・っ」         滝川「・・・」         俯く土方を、滝川が抱きしめ。そして・・・別れは、終わる。
  計都  : では、消えた先……三千世界の狭間で、漂うようにして世界を一望している。         其処からはありとあらゆる世界が見え、ありとあらゆる色が見え、         ありとあらゆるものが散らばって浮かんでいる……そんな場所。         ゆっくりとかつて失った……手放した力を探し始める。気の遠くなるほど延々と。延々と。         積み重なった死した使徒の屍を、滅びた世界を除け……。         そうして残骸の中から見つけ出した一粒の紅の宝玉。      「これが……俺の始まりであり、力であり、生であり、死であり、終焉であり……そして……。       業、である。」         手に取った宝玉をゆっくりと胸に収める。         そうしてオリジンへと戻る為に、再び漂い始める……。         以上。
  GM  : ・・・END