第一次霞足聖杯戦争8日目 深夜パート4

  ランサー: 一応対応を考えてみたよ。
  雪緒  : ほう。
  ランサー: 要するに、浄化するには100年と乙女が必要で、瘴気を止めないといけないんだろう。
  雪緒  : 瘴気を何とかするのが大前提だな。
  ランサー: 簡単な方法と難しい方法を考えた。         簡単な方法は、キツネを滅ぼしてから願いを叶えて、大聖杯を破壊する。         瘴気が大聖杯由来なら破壊するのが手っ取り早いと思う。ただ願いを叶えてからでないと爆発する。         難しい方法は、狐が暴発する前に願いを叶えて、大聖杯を破壊して、乙女を放り込む。         今ある情報からの対処法を考えてみました。
  雪緒  : やっぱりもう少し情報集めないと駄目か。少なくとも狐から訊けることは全部訊けてないし。
  ランサー: なんかほかに宛でもないならこのプランで行かない?
  雪緒  : 雪緒の心情を丸無視すればな。
  ランサー: 難しい方法はどう? 狐が暴発する前に大聖杯を破壊する方向。
  雪緒  : と言っても聖杯戦争が終わる前に狐が理性なくすとかそんな性急な話だったか?
  ランサー: 遠くないうちに暴れだすって言ってたよ。マフラーと狐両方が。         実際のタイムリミットはわからない。
  雪緒  : そこは訊いてみればいいんじゃないの
  ランサー: そうだね。
  雪緒  : あとは瘴気の原因をちゃんと突き止めないといけない。
  ランサー: 知ってる奴はもう死んでない? 具体的にはアフロかザミュエル。
  雪緒  : 時聖杯の特性がどこまでわかるかだな。
  ランサー: 知ってるとしたらザミュエルかな。じゃあとりあえず洞窟からは撤退する方向?
  雪緒  : もうちょっと訊くこと訊いたらね。
  ランサー: アーチャーとセイヴァーはどうする? たおす?
  雪緒  : なんでだよ(笑)
  ランサー: 勝手に狐を倒されたら困るから。         セイヴァーはなんか狐を許せないらしいし、アーチャーだって呪いを解くために倒すかもしれないじゃん?
  雪緒  : セイヴァーは自分から何かする子じゃないんだよな。基本的に。         亜弓さんは狐がししょーだってのうすうす感づいてるっぽいからな。ししょーじゃないけど。
  ランサー: アーチャーと師匠は何も関係ないじゃん……狐属性以外に。
  雪緒  : おまえ亜弓さんが前の時間帯に何を調べて何を見たのか忘れたのか(笑)
  ランサー: でもアーチャーは九重の味方なんだから。
  雪緒  : 尾砥ちゃんは今ちょっと混乱中だな。
  ランサー: 落ち着いて考えればプラン1、狐を倒してから時聖杯を破壊する方向を思いつくと思うけど。         九重の立場を考えれば。
  雪緒  : というかふと思ったんだが。少なくとも今何も考えずに倒すと聖杯暴走の危険がなかったっけ。
  ランサー: 倒しても危ないし倒さないともっと危ない的な話だったと思う。じゃあ倒すか、って感じで。
  雪緒  : でも聖杯暴走については一言も触れてない。
  ランサー: うん。
  雪緒  : 尾砥ちゃんは多分頭から抜け落ちてるし、フランちゃんは多分意図して何も言ってない。         ところで今のうちにミュンヒハウゼンについて補足しておく。
  ランサー: なに?
  雪緒  : 骨アフロはリュグナー・フォン・ミュンヒハウゼン、骨将軍は公的に(真名)はカール・フリードリヒ・ヒエロニュムス         一応別人だ。
  ランサー: 別人だー。じゃあ進化しないのか・・・
  雪緒  : 夢イベントをよく見ると、第三次に骨アフロもいたっぽい。
  ランサー: 雪緒が誘拐された時点でいたんじゃないのか?         アーチャーはいいとして、セイヴァーはどうするの? ほっとくの?
  雪緒  : お菓子渡したら帰ってくれそうだね。
  ランサー: それで帰らなかったら殴って帰そう。他に相談しておくことある?
  雪緒  : 今んとこはないかな。またあとで山ほど噴き出そうだが。         あとあえて言うなら骨ナイフのナイフが残ってるなら懇切丁寧に破壊しておこう(笑)
  ランサー: 骨ナイフの素性も聞いておこう。         枷を破壊したってことは狐の眷属じゃないし、どっから生えてきたんだ。まあマフラー絡みなんだろうけど。
  雪緒  : 一応その辺の時系列は詳しく訊いておこう。

8日目 深夜 北部地区/尾砥神社・封印の間


  GM  : 現状、戦闘シーンではありますが、雪緒さんの突然の行動によって場は完全に膠着状態に入りましたね。
  ランサー: そだな。
  雪緒  : 割とコントローラーが動かない状態。
  GM  : ええ、まさか倒すべきボスエネミーに[TALK]するとは思いませんでした。
  雪緒  : あ、あれ?
  GM  : まぁ、それがイベント条件だったわけですけどね!(笑)
  雪緒  : あのままノリで倒したら一緒に何かもずんばらりんしちゃいそうな気がしなくもなかったし(笑)
  GM  : 現状、九重とアーチャーは動くに動けず、セイヴァーは煽るばかり、狐は深々とため息を吐く、割とカオスです。
  雪緒  : というか倒してたら、存在しないはずのコユキに縊り殺されますね。
  GM  : そうしたらこの世界線を捨てて次の世界で頑張ればいいじゃないですか(笑)
  雪緒  : バッドエンドじゃん(笑)
  GM  : ハッピーエンドを目指してループしているんですよ……ループした回数だけバッドエンドなのは当たり前です(笑)
  ランサー: まあ質問を続けようか。最優先で聞かないといけないことはタイムリミットだな。
  GM  : そうですね、まぁ狐が律儀に応えてくれるとも限りませんが。
  ランサー: 裏ではあたしが九重に事情を説明してるけど、師匠のこととか言っていいか?
  雪緒  : そういえば尾砥ちゃんにはししょーのことはまったく言ってなかったね。
  GM  : 誰か一緒に封印されてるんじゃないか、という感じで話を持っていったことはありますけどね。
  ランサー: 洞窟から引き上げるなら話しておかないといけないだろ。
  雪緒  : そうだね。ししょーが一緒に封印されてると思ったら狐がししょー当人(の昔)だった、と。
  ランサー: 要するに雪緒が未来から来た人間で、この狐が未来の育ての親だってことだな。
  GM  : まさに衝撃の展開。
  ランサー: ここで狐を倒してしまうとタイムパラドックスで雪緒が消えることに……
  雪緒  : 未来から来た可能性がある、というのは一度言ってる。         まあ本当は未来じゃないんだけどそこは後で訂正する問題。
  GM  : 型月の世界でタイムパラドックスは起きないらしいですけどね、並行世界論的に。
  雪緒  : そんなのPLが知らないからどうしようもないわ(笑)
  ランサー: というわけで裏で関係を説明しておくな。
  GM  : そして九重が、な、なんだってー、と驚くと。
  雪緒  : 「…さすがに理性がなくなっちゃうとかいう話は一週間とか3日とかそこまで差し迫ってはいないですよね?」
  GM  : 禍狐『否。正確な時間など計れるものではない。明日には既に理性を失うやもしれぬ。あるいは一年持つやも知れぬ』
  雪緒  : 「ふむふむ…(よく考えれば、外部からの強制介入もあり得る話だしなぁ」
  GM  : タイムリミットは? → 知らんがな。
  ランサー: てめえ! 一番大事なところなのに。
  GM  : とはいえ、限界がいつ来てもおかしくないとは思っているようです。         だからこそ、事に気付いた人間が瘴気の吹き溜まりである自分を退治に来たんじゃないか、と思っていたわけで。
  ランサー: わかった次行こう。
  雪緒  : 「じゃ、じゃあ…この骨が湧いてきたり枷を掻っ捌かれたときって、いつぐらいでどんな感じだったか教えてもらえます?」
  ランサー: あと瘴気の元栓についてダメもとで聞いておこう。
  雪緒  : 骨ナイフだったものを指しながら。
  GM  : 禍狐『屍か。其れが黄泉返ったのは払暁、霊脈に更なる異常が起きた頃か。            触媒となる短刀は知らぬ間に持ち込まれていたもの』
  ランサー: キャスターが死んだあたり?
  GM  : 払暁は明け方ですね、具体的には美術館が吹き飛んだ頃です。
  雪緒  : 「触媒? じゃあ懇切丁寧に現世(うつしよ)から存在を抹消しよっか。ランちゃんお願いね」
  GM  : 禍狐『死者共が屍へと変貌するのは瘴気によるもの。            しかし、その屍は余程深い恨み・執念・執着を残して居たのであろう。即座に生前の姿を取り戻した』
  雪緒  : うへぇー……
  ランサー: えー、自然発生?
  雪緒  : ではないね。ナイフは誰かが放り込んだものでしょ。
  GM  : 禍狐『そして、まるで何かに導かれるように楔を切り裂いた。            どのような手段を使ったのか、結界は抵抗する事無く切り裂かれた』
  雪緒  : 「あ、あぁそう、よくわかったわ……」(うんざりした表情で頭を抱えながら)
  ランサー: あれ、そういえばあのナイフは死体と一緒にあったのか? あたしたちが倒したあと。
  雪緒  : さあ?
  ランサー: GMに聞こう! あたしが教会に死体を運んだ時、ナイフも一緒に運んだの?
  GM  : 特に宣言らしい宣言はされて居ないのですが、まぁ運んだんじゃないでしょうか。         つまり、ナイフは教会に保管されていた筈のもの、と言う事になりますね。         少なくとも、善弥の死んだ5、6日目の段階では。
  ランサー: 犯人は……この中にいないっ! じゃあ教会が瘴気の件の犯人?
  雪緒  : セイヴァーの仕様的にこっそり忍び込んで持ち出すのは造作ないんじゃないかね。
  GM  : それを言ったら大抵のサーヴァントは霊体化して侵入し放題でしょうに。         聖堂教会にも備えはあったでしょうが、もともと攻められるとは想定していませんからね。
  ランサー: いやいやセイバーがいるじゃん。あいつ最近何もしてないし。
  GM  : HAHAHA、なにをおっしゃる、せいばーと聖堂教会になんの関係が!?(笑)
  雪緒  : 別にいつもセイバーが教会にいるわけでもなし。
  ランサー: 食っちゃ寝してるだけだろ?
  雪緒  : 時々好きなように出歩いてはいると思うけど。
  GM  : 失礼な、ちゃんとゲーセンとかカラオケで現代社会を謳歌してますとも。
  雪緒  : しすぎだ(笑)
  ランサー: お前はドラムコーか(笑)
  GM  : いえ、あそこまで奔放じゃないというか、むしろマスターから自由にしていていいと言うお達しが(笑)
  ランサー: まあドラムコーと同レベルってめちゃくちゃひどいからな。と言いながらライダーも同レベルだったけど。
  GM  : ま、まぁ、セイバーの事はいいんです、今は重要なことじゃありません。
  ランサー: そだな。教会を責める理由が一つ増えたってことで。次いこう、次。
  雪緒  : 何か盛大に話がそれまくった気がする(笑)         一応結界が壊されちゃったのは斬魔武器とかそういうのでかな。
  ランサー: そうだな。
  GM  : とりあえず、善弥(骨)に関しては禍狐は関与しておらず、         勝手に産まれて勝手に結界破壊して、今度は勝手に戦って勝手に死んだという感じです。
  ランサー: あと聞いておくことはダメ元で瘴気の塞ぎ方?
  雪緒  : 根本的なところは向こうもわかんないだろうから対処療法的に何かあるかどうか、だね。
  ランサー: とりあえずセイヴァーを詰めておけばいいって言うなら詰めておこう。あいつ清浄な乙女だし。
  GM  : 漬けもの石じゃないんですから(笑)
  ランサー: この結界って瘴気も中和できない?(笑)
  雪緒  : 「その瘴気って、今のところ原因不明だから根本的な部分はさておいて、          ひとまず押さえ込んでおくにはどうしたらいいか、どれくらいの力がいるかってわかりますか?」
  GM  : 禍狐『人の子よ。汝(なれ)は津波を手で押さえることができようか?』
  ランサー: がんばればなんとか?
  GM  : 禍狐『吾という、元々瘴気を喰らうものが霊穴――            ――噴き出し口に存在するが故に、今は吾に注ぎ込まれているにすぎん。            瘴気の元がなんであれ、霊脈は元々この地を流れていたもの。            瘴気を止めるとは即ち、この大地その物をを動かすようなものだ』
  雪緒  : 「それって…本来ならここだけじゃなくて霊地全体に噴き出てた?」         やっぱり洞仙を呼ばないと…(黙れ
  GM  : 禍狐『然り。如何に汚染されようと霊脈は循環するもの。されど今や霊脈は乱れ、瘴気は吾の元に集結しつつある』
  ランサー: まあ霊地ここしかないしな。
  GM  : 例えるなら、ホースの口を塞いだら水が出口を求めて暴れ回り、一番出やすい所から勢いよく噴き出すような感じです。
  雪緒  : 「そうするとやっぱり、元を何とかしないと駄目かぁ…」
  ランサー: 九重を説得していよう。
  雪緒  : そういえばGMPLレベルで話しちゃったけど瘴気が出たのは60年前から、っていうのは知ってていいよね。
  GM  : まぁ、PCにしても予想は出来るでしょう<60年前
  ランサー: 「どうする九重。とりあえず狐倒して瘴気のことは後で考えるか?          できればそうしないでくれると助かるけどな」
  雪緒  : この話の流れだと、狐を倒しちゃったら瘴気が一気に霊地を満たしちゃう気がするんだけど
  GM  : 九重「ちょ、ちょっと待ってください。色々ありすぎて何が何だか……」         亜弓「んー、ていうか、とりあえず、コレをどうこうする前に瘴気の元とやらをどうにかしないと不味いんじゃないか?」
  ランサー: 「あたしもそう思う。それで瘴気の元っていうのは多分、時聖杯だな」
  雪緒  : 「瘴気が出始めたのって60年くらい前じゃないかなーって気はするんですけど、          少しずつ今に至るまでに少しずつ増え始めたんでしょうか?それとも今と同じくらいのが急に?」
  GM  : 禍狐『正確な時までは覚えていない。            吾は普段は眠りについているようなもの故に。だが、大凡その頃に大量の瘴気が溢れだした』
  雪緒  : 『あとそういえば普通に今倒しちゃうと霊気が全部聖杯に回っちゃって危ないんじゃなかったっけ?          今の今まですっかり頭から抜け落ちてたけど』
  ランサー: 『倒さないともっと危ないってことになったんじゃなかったっけか』
  雪緒  : 『別にあの野郎はそこら辺に言及してなかったよ』         「そう、でしたか…」
  GM  : 60年前の御三家サイド:狐に与えている霊脈から少しずつ聖杯に霊気を奪うよ! 儀式に必要なだけ奪うよ!         60年前の禍狐サイド:最近、霊脈の勢いが減ったと思ったら届く霊気も急激に汚染されてきた、どういうことなの。
  ランサー: なんで大聖杯から瘴気が出てるんだろうな。
  GM  : 現代の御三家サイド:必要な霊気が溜まったから聖杯戦争するよ! ちょっと霊気を取り過ぎて溢れ気味でヤバいよ!         現代の禍狐サイド:もう長いこと瘴気を吸い過ぎてヤバいわー、もうそろそろ正気もヤバいわー。
  雪緒  : あれ、取りすぎだったんだっけ。
  GM  : 御三家の、というか尾砥の家の認識としてはそうですね。
  雪緒  : その話どこで出てましたっけ
  GM  : 正確な見解は出て居ませんが、大聖杯がいろいろ溢れそう、というのは雪緒さんも見て居ますね。
  ランサー: 初めて時聖杯を見たときにそんな話をしてなかったか? ハジメが死にかけていたあたりで
  GM  : なにせ、今回が第一回目の聖杯戦争なので、大聖杯のあの飽和状態が正常なのかも分からないのです。
  ランサー: へー。
  雪緒  : まあそこまで溢れてる、という雰囲気はあのときはなかった気がした。         「あ……それまで貴女と盟約してた一族の乙女が祈りを捧げに来てたはずですけど、          瘴気が出始めてからそのあたりの約束事や役目ってどうなったんです?」
  GM  : 禍狐『先代の乙女は役目を放棄して逃げたと聞く。先々代の頃は瘴気は溢れていなかった』         ちなみに、先代=九重の母親です。
  雪緒  : デスよねー
  ランサー: え、逃げたんだ
  雪緒  : そうだよー。役目自体は同じだったと考えていいのかな?
  GM  : この辺りの詳しい話も雄山に聞いたら分かったのですが、         この乙女という奴はおよそ数年から100年周期で花嫁となっていたのです。         まぁ、早くて数年なのは昔の人が早死にする人が多かったというのもありますが。
  ランサー: じゃあそろそろ聞くことも聞いたし教会に殴り込む?
  雪緒  : っていうかそこを教会に追及しても今は全く無意味じゃん?
  ランサー: 次の行動は、教会に瘴気のことを追求しにいくんじゃないの?
  雪緒  : いっぺん戻ってイベントじゃないのか(笑)
  ランサー: イベント……夢?
  雪緒  : あなたは前回見せてもらった幕間を忘れたんですか(笑)
  ランサー: ああ、そっちか。対応を考えるのに必死ですっかり忘れてた。         ってメタじゃねーか!>次の行動はイベント
  雪緒  : えーっとあれだ。狐から見てやってることは同じだったってことでいいのね?<花嫁
  GM  : そうですね、狐サイドとしてみれば花嫁は契約通りでした。         ……入ってくる時は悲壮感たっぷりだったような気もしますが、直ぐに慣れますし(笑)
  ランサー: でも死ぬまでここにいるんだろ?
  GM  : それが役目ですから。
  ランサー: ・・・・・・・・・・・・話を進めるか。         聞かなきゃいけないことはこんなところか。
  GM  : そうですね、おおよそ話も済んだところで、雪緒さんの行動です……ラウンド2の(笑)
  雪緒  : そうか…戦闘ラウンド解除されてなかったんだ(笑)
  GM  : まぁ、もはや戦闘の空気では無いのは確かですけどね。
  雪緒  : とりあえずセイヴァーにはおとなしく帰ってもらう?
  ランサー: 帰ってもらおう。これ以上小細工されても嫌だし。
  GM  : どうやって帰って貰うんですか、セイヴァーは「あくうつべしうつべし!」とセコンドのように煽っていますが。
  雪緒  : ウエストバッグから1個80円とか100円のお高めの焼き菓子を出してせっちゃんに渡すよ。
  GM  : 1個100円のお菓子が高いかどうかはさておいて(笑)
  雪緒  : 「これあげるから、おとなしく帰ってくれないかな?」
  GM  : セイヴァー「わーい」
  雪緒  : 「っていうかまたごはん抜き生活?」         また、というかまだ、か。
  GM  : セイヴァー「ますたーはおかねをくれないんだよ。でもたまにおかしをくれるからすきー」
  ランサー: 「そうだぞ。お稲荷さんもあげるから国に帰りな」
  GM  : 亜弓「っ、稲荷寿司!」(ぴくん)
  雪緒  : さっき食べたでしょ!?
  GM  : セイヴァー「みつぎものはありがたくちょうだいしておくんだよ。               でも、そのきつねはじゃあくだからたいじしないとだめなんだよ」
  ランサー: 「じゃあお菓子と稲荷寿司返せ!」
  GM  : セイヴァー「むー! これはもうもらったものなんだからわたしのものなんだよー!」
  雪緒  : よっぽどマスターからお菓子を貰えるのが「たまに」なんだなぁ…         「邪悪なものが邪悪でなくなる方法があるのに、どうしても倒さないといけないの?」
  ランサー: 「どうしてもか?」
  GM  : セイヴァー「むー、ぜんのこころからあくをぶんりすることができるっていうの?」
  雪緒  : 「…何となく話の前提が違う気がするなぁ」
  GM  : セイヴァー「あくをぶんりしてはじめてせかいはかんぺきになれるんだよ。               じゃあくじゃなくなるってそういうことじゃないの?」
  雪緒  : 「そんなこと言ったら邪悪じゃない人なんて存在しないと思うけど」         たとえば雪緒なんてどうしようもなく我儘で自分勝手だけど善属性だぞ。
  ランサー: だいたいこの狐って悪なのか?
  GM  : 属性という意味なら秩序/悪です、自分の為に契約を順守していますので。
  雪緒  : 天狐に昇華しても悪属性のままなん?
  ランサー: それはコユキがよく知ってるだろ。
  GM  : 性質の問題ですからね、秩序の守護者として生活していくうちに善っぽく変化していくのでしょう。
  雪緒  : まああのししょーが悪属性とは到底思えないね。そうだったらびっくりすぎる。
  GM  : 将来は「自分は見守るだけの存在」といい現世不干渉の姿勢を取りつつ、         お人好しな神様として子育てをしたりするあうあう娘にジョブチェンジします。
  雪緒  : 雪緒が受信した記憶ではあうあう娘属性は一切なかったけどね(笑)
  GM  : そりゃあ、保護者として情けない姿を見せる訳にはいきませんからね(笑)
  ランサー: つまりセイヴァーはピッコロと神様が分離したみたいなことを言いたいんだろ?         でもピッコロだって悟飯を拾って善人になったじゃん。以上証明終了。
  GM  : まぁ、ゾロアスター教的に、悪神を駆逐して善玉が勝利することで世界が完全になるって感じですから。         現在は善と悪が戦ってる時代らしいですよ。
  ランサー: あたしの時代の、金の時代、銀の時代、青銅の時代、鉄の時代みたいなものか。
  GM  : 創造の時代、混合の時代、分離の時代と別れます、ちなみに分離が未来で悪を切り離すんですけどね。         さておき、セイヴァーはとりあえず御菓子も貰ったことで何やら考え中のようではありますが、         基本姿勢は「悪駆逐すべし」で変わらないようです。というか御菓子で変えられても困る。
  雪緒  : まあ、システマチックな言い方すれば、アヴェスター・ロックの発動条件の片方から         外れるようになる方法と可能性はある、と。
  GM  : 属性が変更して場に「悪」が居なくなればロックは解除されます、もしくは「善」が居なくなれば。
  ランサー: 今すぐ狐の性格を変えるのは無理だぞ! 二重人格じゃあるまいし。
  GM  : まぁ、そもそもアヴェスター・ロックは対軍結界なので、移動すれば逃げられるんですけどね。
  ランサー: じゃあセイヴァーを移動させようぜ!
  GM  : 担いで持って行くつもりですか(笑)
  雪緒  : よく考えたら「狐のいるところが瘴気の集まるところ」なんだから頑張って狐を移動させてもいいのか(笑)
  ランサー: それ瘴気が……
  GM  : 霊地の上なら狐の方へ引き寄せられますけど、この霊地から出てしまうと行き場を失った瘴気が地上を汚染し始めますよ。
  雪緒  : ここは霊地がやたらと広いから少し離れてもらってセイヴァーぽつんになれば解除される
  GM  : せ、セイヴァーだって移動しますよ……足遅いから引き離されますけど(笑)
  雪緒  : FPバーストがあってもステータスからくる移動力自体はどうにもならないもんね(笑)
  GM  : FPバーストが保証してくれるのは達成値だけです(笑)         というか、狐にしても態々移動する理由もないわけで。
  ランサー: それならセイヴァーを殴って退去させたほうが早いよ!
  GM  : で、どうしますか、いっそセイヴァー放置していっても良いような気もしますが。
  ランサー: 放置して狐を倒したりしない?
  雪緒  : するだろうなぁ。いやでも微妙なところか。         「まあ、私が話してるのはそんなどうでもいいくらい超未来的なことじゃなくて、          現在の善悪論的な話なんだけど。いやそこまで深い話じゃないけどさ」
  GM  : セイヴァー「わけがわからないよ。               わたしはかんがえるのとかにがてなんだよ。きめるのはますたーのしごと」
  雪緒  : 丸投げかよ!
  GM  : 後の指導者として善性な存在として創られた人造神となるべき存在の台詞である。
  雪緒  : 「そこで丸投げするのってちょっとどうかと思ったよ」
  ランサー: 「もう面倒くさいしとりあえず殴って追い払おうか?」
  GM  : セイヴァー「ともかく、たおしてもらわないとこまるんだよ!」
  雪緒  : 「どうして困るの?」
  GM  : セイヴァー「あくをたおさないとぜんのじだいがこないんだよ!」
  雪緒  : 「それは、倒す以外の方法は許さないわけね」
  GM  : セイヴァー「たおすいがいのほうほうであくをぶんりできるの?」
  雪緒  : 「そんなの知らないわよ。でも絶対に出来ないって言いきれるの?」
  ランサー: 「おい会話ループしてんぞ。そんなに言うならなんで自分でやらないんだ? セイヴァー」
  GM  : セイヴァー「だって、わたしはみちびくものだから。じぶんじゃたたかえないんだよ」
  雪緒  : 導くものが丸投げ…
  GM  : 悪を倒せ、倒した先に完全な世界がある、と洗脳された指導者ですので、それしか知らないのです。         なにより、それが正しいという信者の祈りが母体なので、下手に改心(?)すると消滅しかねない諸刃の剣。
  ランサー: まあ英霊ってそういう側面もあるよ>セイヴァー         概念そのものが英霊になったとかいうのまでいるしな。
  GM  : むしろ概念英霊はそれが顕著ですよね。
  ランサー: 「じゃあ帰るか。帰って教会にお宅訪問しようぜー」         てっしゅー! 自分で戦えないならほうっておいてもいいや。
  雪緒  : ああ、骨ナイフのナイフはちゃんと回収しておこうか。懇切丁寧に破壊する。
  ランサー: べきべき。針の頭でくだいておこう。
  GM  : ああ、貴重な礼装が(笑)
  雪緒  : ある種の邪悪の根源じゃねぇか(笑)
  GM  : 血を吸わせないと効果を発揮しない呪いの品が(笑)
  雪緒  : そんなものは滅ぼすに限る(笑)
  GM  : まぁ、ナイフの破壊はそれでいいとして、結局どう行動しますか?
  ランサー: 帰ればいいんじゃね?
  雪緒  : あ、そうだ。FPバーストって2つ目の宝具から出てきてるんだろうけど、         それっぽいものは外側からは見えなかったってことでいいのかな。
  GM  : ああ、そういえば二つ目の宝具のデータを貼ってませんでしたっけ。
  雪緒  : 見せてもらえるのか、後でセイバーさんに訊いてみないとなーって思ってたのに(笑)
  ランサー: 真名抜いたからアリなのかな。聖典かな? 火かもしれない。 『この世全ての善(アフラ・マズダー)』 宝具ランク:A 種類区分:その他 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:5  プラス効果:  『FPバースト』 マイナス効果:  『喪失時死亡』  『単独使用』  『使用制限・攻撃』(攻撃判定に使用できない)  『使用制限・悪』(場に属性・悪が存在しなければ使用できない)  『BS時不可』  『神属性扱い』(神殺しなどの効果と相性劣勢を得る) 設定:  スプンタ=マンユの肉体そのものの宝具。信者達の祈りからなる存在格。  名前の由来はゾロアスター教の最高神にして善神の筆頭。スプンタ=マンユの同一存在。  決して壊れない善の象徴としてあらゆる障害を退けるが、逆説的に悪が存在しなければ必要とされれない。  一種の象徴であり滲み出る神秘が壁となるが、あくまで人造神の為に存在を削らなければならない。  信者からの祈り、存在格(FP)が無くなった時、この宝具は消滅する。   GM  : こんな感じです。
  雪緒  : …なんかもう1個宝具がありそうだな(追加効果の数を数えながら)
  GM  : 雪緒さんは心配性でおじゃる。
  ランサー: なんかすっごい手抜きなような。
  GM  : そりゃそうですよ。         前にも言いましたが、セイヴァー=スプンタ・マンユは某アベンジャーと同じく、所詮は人間でしかないんです。         信者の祈りが象徴化したような存在なので、祈りを切り売りする程度のことしかできないんです。         はっきり言ってしまえば、ステータス通りの雑魚なんですよ、宝具(信仰)が特殊なだけで。
  ランサー: わかったー。
  GM  : さて、それではセイヴァーを放置して帰るにしても、どこへ帰るんですか?         というか、今後どうするか、方針を決めましょう。
  雪緒  : まあ、たとえ仮に倒すとしても、今倒すと普通にまずいからな。あ、そうだ。
  GM  : はい?
  雪緒  : 尾砥ちゃんの手番が空いてるなら、セイバーさんに狐退治についての進捗報告をざっくりしたほうがいいんじゃないの?
  GM  : ああ、依頼を持って行った手前もありますしね。
  雪緒  : セイバーさんの判断でうりゃーってやっちゃう状況に陥るかもしれないから、最低限そこは避けておきたい。
  GM  : まぁ、次の時間軸の行動になりますね、幾らなんでもこの深夜は動けません。         ここで帰るなら九重も深夜時間は行動終了です。
  雪緒  : 魔術行使でメッセンジャー送るのを想定してたんだけどそこまでの時間はないのかな。
  GM  : 曲がりなりにも戦闘してましたからね……まぁ、システム的には可能、なのか?         まぁ、式神を飛ばすくらいはできますかね、結果がどうなるか分かるのは結局翌日になりますが。
  雪緒  : こういうことは暫定的でも早いうちにやってもらった方がいい。
  GM  : 分かりました、では九重はセイバーに魔術行使を使って連絡を行っておきます。
  雪緒  : ありがとう。
  GM  : 後は、というか今後の方針はどうしますか?
  ランサー: 寝るのはいつにする?
  雪緒  : 寝るのは昼でいいんじゃないかな。今後にもよるけど。
  GM  : 九重は夜寝ましたからピンピンしてますけど(笑)
  雪緒  : とにかくこれなら報告のためにも倉庫に戻るのが普通でしょ。
  GM  : では、一端仕切り直しということで倉庫へ戻る、で構いませんか?         ランサーは聖堂教会へ殴り込みとか言っていましたが(笑)
  ランサー: 教会に行こうぜ!
  雪緒  : むしろ瘴気の件に関してはご当主に詰め寄ったほうがいい案件じゃないのかと思うんだけど。
  ランサー: 情報が足りないから煮詰まってるんだから、まず情報を得てから落ち着けばいいんじゃないか?         賭けてもいいけど雄山は何も知らない。
  雪緒  : 聖杯はずっと尾砥が管理してたんじゃないの?
  GM  : まぁ、その雄山にしても60年前は産まれていたかも定かじゃありませんけどね。
  ランサー: でも瘴気と狐の関係を全く知らなかったんだぜ
  雪緒  : あと今気づいたが日中は監督さんは教会にいない可能性が。
  ランサー: 朝行こう。
  雪緒  : じゃあランちゃんだけで行っておいで。
  ランサー: ちくしょう!
  GM  : はいはい(笑)
  雪緒  : だ、だって待機組に正確に報告できるのって多分私だよ?(笑)
  GM  : まぁ、とりあえず朝の時間軸は倉庫でいいですか?
  雪緒  : 私はそれで。
  GM  : で、ランサーは単独で教会行くんですか……なにしに?(笑)
  ランサー: じゃあ、あたしも倉庫で・・・
  GM  : まぁ、前回の幕間を見た上で雪緒さんを単独で倉庫に帰すのもどうかと思いますけどね(笑)
  ランサー: まーそーだけどさー。タイミリミットがあるかもだから。
  GM  : では、9日の朝の時間軸は倉庫ということで。
  雪緒  : 余裕があったら朝か昼に監督さんにメッセンジャーを送るしかないな。
  ランサー: 明日中に決着付けないと狐を滅ぼさないといけないって可能性もあるんだろ?
  雪緒  : 監督さんにメッセンジャー送ってアポを取っとくなら昼に会えるかもね
  GM  : まぁ、アポ取っておけば流石に居るでしょうね。         禍狐『人の子よ。もう用が無いのならば去るがよい。吾は疲れた』         セイヴァー「あくをまえにしてせいぎはひいちゃいけないんだよ!」
  雪緒  : 「自分じゃ倒せないのにどうするつもりなのよ…」
  GM  : セイヴァー「だからゆきおにたいじしてっていってるんだよ!」
  ランサー: 「てっしゅー」
  GM  : 手をバタバタと振りまわして遺憾の意を表明していますが、セイヴァーから攻撃してくるようなことはありません。
  ランサー: 「あ、稲荷寿司欲しいならやろうか?」         って大狐に。
  GM  : 禍狐はため息を吐くような仕草を見せると、興味がないといわんばかりに身体を伏せて眠りの態勢に入りました。
  雪緒  : 「はい。では…また、いずれ」         と禍狐さんに一礼して。
  GM  : 亜弓「あ、それ余ったんならオレが食べる!」         九重「あーーーちゃああああっ! ウチが食べさせてないみたいやから卑しいこと言うなぁっ!」
  雪緒  : 別腹ですね、わかります。
  GM  : では、禍狐もセイヴァーも何もしてこないため、石段を登り、結界の外へと脱出できました。
  雪緒  : イベントになると相変わらずgdgdで申し訳なく。
  ランサー: gdgdだった。
  GM  : 複雑なシナリオにしたのですから思考するのは仕方ありません。
  ランサー: それにしても倒す気満々で乗り込んでこれかよー。めんどいよー。         8日目をまるきり無駄にしちゃったじゃないか。狐編終わらねえ。
  GM  : 倒してもシナリオは進みましたけどね、まぁルート分岐はしました。         まぁ、予定通り9日目からイベントが加速しますんで、そういう意味ではgdgdしている暇は無いかも知れませんよ。
  ランサー: そうなんだ?
  雪緒  : いや、ゲーム内時間じゃなくてリアル時間的にすごくgdgdだなぁって。
  GM  : そればっかりは仕方ありません、こっちで無理に進行させて後で「聞いておけばよかった」とかが発生すると困りますし。
  雪緒  : 昨日、情報の整理でずっとgdgdしてたし(笑)
  GM  : それは知りません(笑)
  雪緒  : 昨日整理してなかったらもっとgdgdだったんだよなぁ…(笑)
  ランサー: そして大聖杯を破壊するという結論に達した。あたしが。
  GM  : まぁ、その辺は「Fateあるある」ですよね、結局最後は爆発オチという。
  雪緒  : そうなの!?(笑)