第一次霞足聖杯戦争7日目 昼〜夜パート1

  GM  : そうこう話していると、食堂へ巨大な折り鶴のようなものが飛んでくるのが分かりました。         どうやってドアを潜ったんでしょう……まぁ、ともかく、九重の式神のようです。
  雪緒  : 窓開けてたからじゃない?(笑)
  GM  : なるほど、では窓から侵入したんでしょう(笑)
  ランサー: 「まず九重たちと合流するんだろ?」
  雪緒  : 「うん…あ、来た?」
  GM  : 英二「うおっ、なんや、アレ!?」
  GM  : 飛んできた折り鶴は雪緒さんの前で自然とほどけると、手紙のような状態に変化しました。
  雪緒  : 受領印…はいらないよね。読み読み。
  ランサー: 手に取ろう。
  GM  : 九重『田中さんへ、御心配をおかけしてえらいすみません。            さしあたり手に入れた情報を早急にお送りすることで御礼の代わりと致します。            これはアサシンが手に入れた情報。およびウチが見た宝具の詳細になります。            また、少しだけ分かったアーチャーの状態です』         というわけで、幕間を流します。
        ● 幕間『キャスターの切り札』
  雪緒  : うん、キャスターは殺そうね(ユノ風に)
  ランサー: そうだね。最後のあいつはアサシンなの?
  雪緒  : ダンボールだし。
  ランサー: 少しは役に立つんだな。
  GM  : というわけで、お待たせしました、キャスターの宝具公開です。         まずは詳細が不明だったノエルの『ガラテアU』から。 『完全なる乙女(ガラテアU)』 宝具ランク:A 種類区分:射撃魔術武器 発動区分:継続 対象区分:対軍 消費MP:8 ダイスボーナス:5 攻撃力:10 追加効果プラス:  『スキル相当:カリスマ』  『威光の力』  『汎用魔具』 追加効果マイナス:  『使用制限:結界』(ピグマリオン・シンドロームの中でしか顕現できない)  『同期:結界』(顕現中に結界が破壊されると此方も消滅する)  『喪失時死亡』 設定:  白銀のドレスのような光沢をもった衣装状の魔術武器。  一見すると装備品だが実はドレスは肉体そのものから生じている。  その実体は【核】を中心とした小型の魔力炉心を肉体に埋め込んだもの。  理想の乙女を美しく彩るための衣装を本人から生じさせた拘りの一品。  完成したガラテア像が裸であった為、彼女が恥ずかしがっていると判断したピグマリオンが、  改めて服を削りだしたという逸話を含めて、身体を削って作り出された理想の乙女の最高の衣服。  結界宝具《ピグマリオン・シンドローム》とは対存在であり、その性質上、結界内でしか存在できない。  ピグマリオン・シンドロームの特性、通常武器宝具化を利用した宝具。  つまりは肉体その物を結界の効果でドレスに変換している為、発動中に宝具化が解けると肉体が崩壊し死亡する。
                   _                  イ////`ヽ、                  //////////',                Y/////ハ////}                 ∨/ / ハ V/ソ                  V/ /::::', .Vン            /`ヽ、   Y /゙゙ `', V    ,_          /V {//ハ_ソ {::::~:::ン y_ /// ハ\         ///ハ {/////I {  ∨}   } .{////  //ム        {/////ハ }////ハ、      } {///  ////ハ        {//////Y///////≧=-=≦''////  ///////        ヽ////////V/  `ヽ、イ  Y/ //////イ         イ////{ ̄ 乂   }ii{    } ゞ//////(         ハ/////ゝ  ヽ -=≦ ≧=-イ  }//////ム         }/////ハ    }       {   V//////{         リ////.ソ    ハ/{  !  }/ハ   V///ハ         //////    ///イ ゞニ= }}/ハ   V///ハ       ///////   /////ハ  }||{ ソ//ハ    }////ハ       //////リ   //////ハ ゞ' /////ハ  |/////ハ      ////////i  /////////ゝ-≦/////ハ |//////ム     ////////リ  }//////////Y////////ム `///////リ     /////////i  .i///////////////////// }//////ハ    /////////リ   V///////////////////  |///////ハ
  GM  : そして、尾砥神社を狙撃した砲撃宝具。 『偽・神牛より迸る雷霆(アダバラーン・ケラウノス)』 宝具ランク:A++ 種類区分:射撃魔術武器 発動区分:単発 対象区分:対城 消費MP:15/25/35 ダイスボーナス:20an5/30an5/40an5 攻撃力:10/20/30 プラス効果:  『スキル相当:投擲・雷』  『狙撃可』(エリアを跨いだ遠距離狙撃が可能)  『奪可・人』(この宝具の攻撃により致死傷を受けた者を陣地に引き込む)  『必中』  『必殺』  『宝具プラス』×2 マイナス効果:  『使用制限:霊地数1(投擲・雷)』  『使用制限:霊地数2(狙撃可)』  『使用制限:霊地数3(奪可・人)』  『使用制限:霊地数4(必中)』  『使用制限:霊地数5(必殺)』  『特定条件不可:陣地』(この宝具は陣地に設置することでしか使用できない)  『移動不可』(この宝具は一度設置すると移動できない) 設定:  ギリシャ神話の主神ゼウスの雷(ケラウノス)を擬似再現した砲撃宝具。  本体はギリシャの名工ダイダロスが作り出した神牛の着ぐるみ。大体こいつの所為。  元はミノスの王妃パシパエの依頼により製作された神牛と交わる為の変化宝具。  その神牛に変化という性質を利用しゼウスの化身、白き雷蹄神牛へと魔改造した。  雷を纏い大陸の端までを一瞬で踏破したという逸話から長距離砲撃が可能であり。  またエウロパを誘拐した伝承から対象を陣地へ引き込む効果を持つ。
           ,-、 、             \ヽiヽ             ヽi ゝi、     ______/◎-,,/◎、,,'◎,              ヽ-i ヽ     /-= ヽ  /  / /  / '  /                i l   __/  /─i'◎/ /◎‐-/◎ i,,''◎、           ヽ、   .i / ヽ/ i  i __/i._/ / / ./ / / /ii)           .ヽヽ-‐ゝ ヽ-'ii /  i _,,i,,◎ヽ〈 / ◎/ ,,◎ /,,◎i)        _   /ヽ、 \  /    i ─iニニi ヽ / / / // ∠       .ヽヽ /  〉 __i  ,,─‐、   i _ii ◎_i_/__/∠//二()        ヽニ/ ./ / / / ゝ‐ゝ  i  iニニi    ∠ヽ∞∞ヽヽ-,、         /  / ./ .i i  .i ヽ ゝ i`'''─i◎i i  ̄i iニニニニニニニi i´         ゝ、__/ /  i i  i  i  i   i\/i i i i i ◎◎◎◎ii i___        / / /   / \ i  i  .i `''''<─/´´´´ヽ-、ヽ    ヽ'  `ヽ        〈 / i .i─フ, ,-、i   i  i \   i   i-‐、__/ ii-‐‐-‐‐j-‐゙ヽ ヽ       / \ ヽi ̄''ブ゙ ゙-〈   i  i ヽ \  ヽ  \  ´ i\ヽ  .i  .ヽ ヽ       i 7   i─/ ヽゝ / ゙ i二二i  ヽ \ `'‐、 \ / \ヽヽ  ヽ,,   \ヽ,       i / i ̄ フ / //ヽ\ i  /ヽ ヽ\i   i  `i\ヽヽ  ヽゝ二ニj    .ヽi       ゝ /  / / i  ヽi──iフ \-ヽi二二i i ヽ  i田ヽi__   .\ \       i.  i  i .i  ヽ  i   i iヽ-、 i◎◎◎iヽ ゝ‐ i田 i  \ / ゝ、__i      __i i  i /   i  i   i ヽ-i'''''ヽ──''ヽ ヽ''''''ヽ´\`く'\/ / /      i i i  i .i   .i  j   i i二iニニi    ヽ__  ヽ ヽ  `''-゙‐`''''''´      ヽjj i二/ /    ヽ .i  .i.i  i- 、 \     ヽ ヽ ヽ      i iヽ-、-ヽ   ,-i i  .i i-, `'ゝ-''      j-‐ヽ-ヽ       \  i__ /   i i i─‐i i           ヽ  / \ヽ、         `´ `´   ヽ / ̄.\i           ヽ/_  .i_i               〈i .j__/ヽ .i               ̄´                \/`ヽ,j
  GM  : そして、最後、キャスター・ピグマリオンの最初の宝具。 『処女受胎(ガブリエッラ・メタモルフォス)』 宝具ランク:A 種類区分:その他 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:6 追加効果プラス:  『憑依可』(この宝具を使用するとサーヴァントが憑依状態になる)   +憑依者はサーヴァントとスキル・装備・MPを共有して使用可能となる   +憑依者はサーヴァントの特性を一部得る(睡眠不要など)、ただし霊体化は出来ない   −HPは憑依者のものを基準とし共有する(憑依者が死亡した場合はサーヴァントも死亡する)   −一度に行動できるのはサーヴァントか憑依者のどちらかのみ(ステータスは憑依者のものを使用) 追加効果マイナス:  『準備・陣地』(この宝具を起動する場所は陣地でなくてはならない)  『肉体消失』(この宝具を使用したサーヴァントは宝具が本体となり肉体を失う)  『装備外HP0』(この宝具を使用中サーヴァントのHPは0となる)  『喪失時死亡』(この宝具が喪失した場合、サーヴァントはもちろん憑依者も死亡する) 設定:  霊的存在であるサーヴァントのエーテル体を捨て対象に憑依する。  精神病の一種としての信仰を得たピグマリオンの特性があってこその宝具。  憑依には使用者側の同意が必要だが仮初めながら現世に肉体を得ることができる。  そのため、万が一、大聖杯からの供給が途切れた場合も座に帰ることなく現世に留まれる。  また、使用者が女性の場合は胎児として「生まれ直す」ことで変則的な受肉すら可能とする。  ただし、その場合は英霊の分体から「個」の存在に生まれ変わる為、信仰などによる補正はなくなる。  ノエル(誕生)を【核】とし受胎告知を見立てているが、元は彫像であったガラテアが受胎したことを模している。
                  _.. -一¬ー 、                  /           \             r‐-- ',    ,ィ -- 、     `ヽ              ヽ  {    /  __   '.     |             , -' r |   |  f o i  |    .'             `7  ミ`ニ >i 、 `''´ /    /            r‐'  ヽ彡<{  ` ''' ´  r‐ '            ` |     <_ゝ-_ 、__,  _j   l              〉      ノ´_,.`Z, `´   ||             'ー 、  ⌒ー'´ _ノ^'⌒フ   i !               〉    ィ´__/´二フ  / |              '‐^ 、   '´  ノ__... ‐ ´ _j                <_,へ_   ´   _ r┘                   し 冖J´ゝ' `´
  GM  : 以上です。
  ランサー: 気持ち悪いな!
  雪緒  : まったくだよ。
  GM  : ギリシャの芸術的宝具を考えると大抵ダイダロスに返る罠、なんだアイツは。
  雪緒  : (笑)         そのうち「お前じゃなかったらどうしようかと」って言われそうだね。
  ランサー: いや最後が一番キメエよ(笑)
  GM  : はっはっは、私も作っててここまで生々しい設定になるとは思わなんだ。         しかも分かりますか、娘と呼びつつ自分を産ませるつもりなんですよ、この男(笑)
  雪緒  : これはひどい。
  ランサー: 死ねばいいのに。
  雪緒  : キャスター死亡シーンのBGMをパペパプーにしてやりたい。
  GM  : そして、コレを踏まえて最後に走り書きがあります。
  ランサー: なんて?
  GM  : 文体が違うのでアサシンによるメモのようですね。 『悪戯な妖精の御手(ディナ・シー・タッチ)』 宝具ランク:A++ 種類区分:白兵武器 発動区分:単発 対象区分:対人 消費MP:10/15/20 ダイスボーナス:10an5/15an5/20an5 攻撃力:10 プラス効果:  『奪可』   (条件1.隠密状態である。    条件2.攻撃判定で対象の防御判定を上回る。    条件3.一戦闘で一度しか試みることができない)  『達成値マイナス・技量的』  『女殺し』(対象が女性である時、攻撃ダイスプラス・対象の防御達成値マイナス)  『宝具プラス』 マイナス効果:  『ダメージ無し』(この攻撃によるダメージは発生しない。※ 競り合いの為に攻撃力は存在する)  『効果半減:男』(対象の性別が男性である時、ダイス判定値が半減する)  『使用制限:ランク以下』(A++以下の宝具にしか使用できない)  『魔属性扱い』(魔性・怪物といった属性に対する攻撃に相性劣勢を得る) 設定:  生気を吸い取る妖精の御業と、神速の衣服脱がし術が合わさって産まれた伝説の強奪技。  一瞬の隙を突いて相手の懐に入り込み目的の物を強奪しつつ、何食わぬ顔で元の位置に戻る。  この早業により気づかぬ内に下着を脱がされているご婦人が多数いたとかいないとか。  妖精に大切なものを奪われるという伝承が元となった脅威の必殺技。  なお、タム・リンが奪うのは女性の貞操なので別の意味である。   雪緒  : アサシンも殺そうよ(ユノ風に)
  ランサー: そうだな、殺そうか。
  GM  : なにゆえ(笑)         とりあえず、こんな情報と、自分は既に令呪を全部使ったということ、         夜にアーチャー奪還作戦を行う予定であること、現在地、などがかき記されていました。         ので、これらの情報から今後の予定を立てて進行しましょう。
  ランサー: おー。
  雪緒  : とりあえず先に合流だよね。
  ランサー: うん。現在地ってどこ? そこに向かおう。
  GM  : 南部地区の倉庫街ですね、まぁ駐屯地を覗ける位置と言う奴です。
  雪緒  : じゃあ、簡単なお礼と今から合流に向かいますってお返事書いて送り返すね。         メッセンジャーうーさーが。         メッセンジャーうーさー『オーケイギャルのところに迅速に届けようではないか』
  ランサー: がうがうがー
  GM  : うさ……埴輪?
  ランサー: というわけで出発しよう。
  雪緒  : お弁当と飲み物抱えて。
  GM  : はい。では、これより時間軸は夜に変更になりますが、魔術行使とかは大丈夫ですか?
  雪緒  : お昼は寝てたし…ランちゃんは何かあるかな?         あ、         (ころころ……) [1,3] = 4         危なーい。丁度HP全快(笑)
  ランサー: 全快してるから大丈夫。あ、そうだ。         「雪緒。あとこれも渡しておく」         紫の布に包んだブツを渡す。
  雪緒  : 「うん?」         受け取る。
  ランサー: 「昨日のうちに作ったんだ。多分、今のあたしに作れる最高傑作だと思う」
  GM  : けいおん!ですか。
  ランサー: 「今の雪緒じゃ扱えないかもしれないけれど……きっと、そのうち使えるようになると思う。          そうしたら……きっとあたしは……」
  雪緒  : 「……うん。なんていうか…めちゃくちゃ重いね。必ず使えるようにするよ。ありがとう、ね」
  ランサー: 「うん。雪緒のこと、信じてるからな」
  雪緒  : これは道中で収納用のフラッグケースを買おう。そうしよう(笑)         (こういうやつ http://shop.marines.co.jp/item.asp?id=012733)
  ランサー: ついでにペルセポネも雪緒に渡しておく。
  GM  : 今何個礼装を持ってるんでしょう、本家道具使いのキャスター陣営より多いとか言わないですよね(笑)
  雪緒  : ペルセポネは私が使うには一つ欠点があってねぇ。
  ランサー: うん?
  雪緒  : 維持と起動で最初の1ラウンドがMP凄く少ない状態からスタートするから、そこを凌ぐのがすっごいきつい(笑)
  ランサー: ペルセポネは常時だから…(笑)
  雪緒  : そこに天秤聖衣の起動で8点持って行かれるんだよ(笑)
  ランサー: それより『胸に針を刺して使う』んだから、それも気をつけてね。
  雪緒  : …ああうん、使うのやめようかな…(笑)
  ランサー: 痛いけどすぐ治るから!(笑)         さておき。出発!

7日目 夜 南部地区/倉庫街


  GM  : 倉庫街は港の一角にある所謂コンテナ倉庫が立ち並ぶ荷物集積場を兼ねた場所です。         普通に屋根付きの倉庫もありますが、多くはコンテナブロックが積み重なっているので、雑多な印象がありますね。         特徴としては複雑に積み上げられたコンテナのお陰で初見では迷路のような構造なのと、         海に面しているため自衛隊駐屯地や港が覗ける点でしょう。         の、内一つの倉庫に九重達は隠れていると連絡がありました。
  ランサー: じゃあこそこそ行こう。         「おーい、ここのえー、いるかー」(小声)
  GM  : 雄山「小声で声を掛けて来たのは誰だッ!」         ガバッ、と倉庫のドアが中から開かれます。
  ランサー: 「あたしだー」
  GM  : 雄山「お前だったのか」
  雪緒  : 「こんばんは」
  GM  : 雄山「うむ。遅くまで御苦労。しばしまて、今警報を解除する」         というわけで、雄山に促されて倉庫に入ると、中に九重と実体化したアサシンが居ました。         ちょっと薄汚れてはいますが、怪我らしい怪我は無いようですね。
  雪緒  : 着替えは持ってこなかった(どうせこれ以上汚れるし)
  GM  : 九重「田中さん、兄ちゃん、ランサー。よう来てくれました」
  ランサー: 「無事で何よりだぜ。心配したんだからな」
  雪緒  : 「こんばんは。無事でよかったよ」
  GM  : 英二「まったくや。せめて連絡くらい欲しかったで……ついでにアサシンも」
  雪緒  : またついでって(笑)
  GM  : アサシン「やれやれ、妹に着いていて欲しいとマスターが言ったのだろう? 私は、その指示に従ったまでのことさ」         九重「あ、そら連絡しましたよね。すみません、携帯、あん襲撃で壊れてもうて」
  雪緒  : 「…よく考えればそうだよね。そういえばご飯とか水分とか大丈夫?」
  GM  : 雄山「フンッ! このワシを誰だと思っている! 身を隠す前に手持ちの金で食材を揃えておいたわ!」
  雪緒  : 誰が作るんだろうな…(笑)
  ランサー: 食材だけ?(笑)
  GM  : 大丈夫、ちゃんと義娘の手料理(中学生家庭科レベル)を堪能しました。
  雪緒  : (笑)
  ランサー: 「それにしてもキャスターのやろう、よくもやりやがったな。ぶっ殺してやる」
  GM  : 九重「勿論、ウチかてキャスターを許す気はありません。アーチャーも早く助けな!」
  ランサー: 「そうそうそれなんだけどさ。          あたしたちが令呪を一画渡せば、今すぐアーチャーを助けられるんじゃね?」
  GM  : 九重「それは……ッ! けど、そないな迷惑はかけられません」
  雪緒  : 「迷惑とかそういう問題じゃないでしょ、既に。          まあ、今すぐにするか、奇襲に合わせるか…は後で考えよっか」         確定事項で話を進める
  GM  : 英二「九重、アーチャーを助ける為に戦力を分散する方がよっぽど迷惑になるんよ。            それやったら、貸しだとでも思て受けとっとき。その方が納得しやすいやろ?」
  ランサー: 「金で返してくれてもいいんだぜ。へへっ」         具体的には財産点4点。
  雪緒  : ぺち。
  ランサー: たたかれたー!
  GM  : 九重は社会Eです、そんな九重から財産点を貪ろうだなんて(笑)         九重「……分かりました。このお礼は、アーチャーともども必ずします」
  ランサー: 「じゃ、善は急げだ。どっちの令呪を渡す?」
  GM  : 英二「当然、俺や。俺の方が数が多いし、なにより使い道が思いつかへん」
  雪緒  : 「……はじめちゃんのでいいんじゃない?そっちのが多いし」(若干目をそらしながら)
  ランサー: まあ、あたしたちも思いつかないけどな!
  GM  : 泣けるぜ(笑)
  ランサー: 「じゃあそれで」
  GM  : アサシン「一応、私の攻撃をブーストするという手もあるのだがね。まぁ、レディの為だ、我慢しよう」         というわけで、英二から九重に令呪が一画譲渡されました。
  雪緒  : ああ、普通だとこうなんだな、と思いながら眺める(笑)
  GM  : ええ、普通はこう握手で譲渡するもんです(笑)         九重「……田中さんらは元からキャスターを襲撃する予定やったんですよね? どういう作戦やったんですか?」
  ランサー: 「えーっと。アサシンたちにアーチャーを助けてもらって、その間に乗り込む的な」
  GM  : アサシン「アーチャーを令呪で呼び出す以上、その作戦はいきなり破綻したな」
  雪緒  : 「あんなの隠し持ってるとは思わなかったけどね…」
  GM  : 九重「ほなら、それも踏まえて、改めて作戦を考えましょう」
  雪緒  : 「ただ、ランちゃんが作ったあの…ゲシュペンストじゃなくって…まあいいや、          あれがないと囮だろうがなんだろうが正面から挑むのは厳しいんだよね」
  GM  : トールギスですか。
  雪緒  : 雪緒はトールギス知らないから(笑)
  GM  : なのになぜゲシュペンストは知っているんですか(笑)
  雪緒  : 父親が隠し持ってた無限のフロンティアに出てきたから…(笑)
  ランサー: えへ(笑)         「とりあえず普通に殴りこんじゃいけないのか?」
  雪緒  : 「…ノエルさんが全力出したらここにいるほぼ全員が消し炭になるよ?」
  GM  : 英二「人質になるかもしれんアーチャーは事前に令呪で取り戻せるとして、不意打ちは喰らいたないなぁ。            なんとかして、情報にあった宝具を幾つか使えなくしたいところや。幸い、弱点も何個か分かってるしな」
  ランサー: けらうのすか。
  GM  : では、対キャスター戦の詳しい作戦を考えるというところで一端切りましょうか。