第一次霞足聖杯戦争6日目 夜パート4
GM : 状況の確認は大丈夫ですね、遂に分離行動が始まりました。 まぁ、第二次で散々分離行動したのは私なんで何も言いませんが(笑)
雪緒 : こんなの分離行動のうちにも入らないですよ。
ランサー: 第二次のリプレイ読み返してたけど、ほんと別行動しまくりだったよな。戦略的に別行動してた。
GM : まぁ、アーチャーとはそういう運用が基本ですからね。
6日目 夜 西部地区/美術館
GM : 現在、中庭にてロボvs魔法少女という東映アニメフェアみたいな戦いが巻き起こっている美術館内部。
ランサー: ていやー! 次の攻撃でかかとを破壊してジエンドだぜ!
GM : 実在する人や物を描かないことで知られるワイズ・ゲルテナの作品群。 不思議で抽象的な世界が立ち並ぶ、この一種異界めいた雰囲気の夜の美術館で、 陣地構築を進めるノエル・ネージュを探す雪緒さん側からスタートします。
雪緒 : あ、歌が流れてきたスピーカーってちゃんと館内設備でしたよね。
GM : 中庭から館内に戻った雪緒さんと英二ですが、今も館内スピーカーから彼女の歌声がか細く響いています。 この歌が陣地を形成するための術式であろうことは想像に難くありません。 ええ、別枠で設置したわけではなく、元々美術館に備わっていたものです。
雪緒 : じゃあスタッフルームの方かな?
GM : あるいは、それこそ魔術的な技法で何処からともなくジャックしている可能性だってありますよ。
雪緒 : まあ、美術品のど真ん中か精一杯離れたところかの二択ですね
GM : 英二「田中、放送機器のある所へ行くんか? それやったら、俺は前にこの美術館でバイトしたったさかい、場所わかるで?」 一応、選択肢として放送室。
ランサー: 手掛かりは何かないのか?
GM : さしあたり、以前の市民ホールにしても、謡っていた舞台はきちんと場の中央というわけではありませんでした。 あるいは、術者にとって思い入れがあれば何処でもいいのかもしれません。
雪緒 : 「まあ、キャスターの方向性を考えたら放送室か、そうでないなら展示室のど真ん中か、それから一番離れたところか…」
GM : 英二「広さは必要なんやろか? それやったら、展示スペースの問題で二つ三つ場所が絞れるんやけど」
雪緒 : 「そうなんだ。どんなとこ?」 《迎え撃ち》で構えてるんだからある程度広いところを確保するだろうし。
ランサー: 電源落としちゃえ!
GM : 英二「入って直ぐの第一展示室が、一番広いスペースやな、二階の吹き抜けになってるさかい高さもある。 ええと、作品としては『深海の世』が飾られてる場所やな。ゲルテナの代表作で薄気味悪い魚の絵や」
雪緒 : 「ふむふむ」
GM : 英二「もう一つは二階の第二展示室、こっちは小さい絵とかが沢山飾られてるスペースで横に広い。 それこそ多種多様の作品が飾ってあるな、『無個性』『忘れられた肖像』『赤い服の女』ほか、いろいろや。 後、放送室も二階にある。ただ場所は第二展示室の反対側やから距離があるで?」
雪緒 : 「そっか…放送室って線は少し弱くなったかなぁ」
ランサー: 電源落とそうぜー、スピーカーきっちゃおうぜー
雪緒 : ブレーカーどこにあるのよ(笑)
ランサー: ハジメが知ってるんじゃね?
GM : あるいは、力技で探索魔術による達成値勝負でノエルに勝つという方法もありますが(笑)
雪緒 : 無茶言わないで(笑) 「戦いやすい第二展示室か、逃げやすい第一展示室?」
GM : 英二「俺やと考え付くんはそれくらいや。むしろ、他の小部屋とかで出来るならどこでもできるやろ」 例えばトイレの中とかなー!(笑) 今自分で考えてなんですがトイレの中で陣地作成する魔術師の姿があまりにも便所飯で(笑)
雪緒 : (ほろり ここから一番近いのってどこ?
GM : えーと、中庭から入った当たりですよね、でしたら第一展示室です。そこだけ一階ですから。
雪緒 : まあ第一展示室回って第二展示室、って行くとちょっと遠回りになりますよね。
GM : 具体的にはランサーが戦うラウンドがもう一ラウンド増え、陣地完成までカウントが減ります。 一箇所回るのに1ラウンドと思ってください。正直それでもラウンド数とは合わないのですが、 別にガープスとかと違って1ラウンド10秒とかと決まったわけでもないので(笑)
雪緒 : うーん…
ランサー: 雪緒、直感だ!
雪緒 : ないよ!?
ランサー: じゃあリアル直感。
雪緒 : うわぁー。一番あてにならない。
GM : 戦略や心眼でもヒントは得られますよ(笑)
雪緒 : それもないよ(笑)
GM : 残念ながら英二も心眼には目覚めていません(笑)
雪緒 : なくていいわ(笑)
GM : バンダナに目が!?
ランサー: 手掛かりがないなら悩まず行ってみたら?
雪緒 : まったく私に考えさせるとろくなことにならないのになぁ。
GM : くけけけけ。
雪緒 : PL力の問題でね(笑)
GM : 大丈夫、私がGMをするとPC有利になるようダイス神が贔屓をする傾向にありますから。
雪緒 : 今ダイスではどうにもならない局面じゃないですかー!(笑)
ランサー: 候補が。第一展示室、第二展示室のどっちかなんだろ? で、絵がヒントになってると。ゲルテナって言うのはフリーゲームのキャラみたいだな。 いやそもそもこの美術館自体がそのゲームの、なのか。 ※ ワイズ・ゲルテナ:フリーゲームソフト「Ib」の登場人物(?)。というか諸悪の根源? 両親と共に美術展に訪れた少女・イヴが巻き込まれる、恐ろしくも不思議な体験を描くホラーアドベンチャー。 その美術展で展覧されているのが、今は亡き孤高の芸術家・ワイズ・ゲルテナの創りだした作品群。 なお、フェイト・アナザーテイルの本編とは一切関係がありません。ただのネタです。もしくはステマ。 一部に壮絶なネタバレがありますので未プレイの方は登場した作品名などを検索しないでください。 雪緒 : まあいいや。それなら第二展示室に行こう。 いや、単に中庭から一番近い第一展示室はないだろうなーって思っただけなんだけど。
GM : はい、では第二展示室で構いませんね?
雪緒 : うん。
6日目 夜 西部地区/美術館・第二展示室
GM : 首から上の無い彫像、ジャグリングをするピエロの絵、目の大きな猫の絵。 館内を彩るそうした彫刻・絵画の内の一枚、その前にその少女は立っていました。
ランサー: 薄気味悪いなあ。
GM : 灯りの消えた館内はうす暗く、詳細はハッキリとしませんが、誰か人の描いたと思われる絵画。 タイトルは『忘れられた肖像』――その前で、ノエル・ネージュは雪緒さんを待っているかのように立っていました。
雪緒 : 「あれ、いたのっ!?」
GM : 英二「うぉい!? 探してたんにその反応はどないや!?」
雪緒 : 「いやまあ今までのことを考えるとねー…」(目をそらしながら)
GM : ノエル「――、―――、――♪」 ノエル[――待っていた] 歌声と、重なって聞こえる声。 不思議なことに、言葉が話される間も歌声は途切れることなく謡われています。
雪緒 : まあキャラシを見れば以下略。 「えっと、…お待たせ?」(ぽてぽてと近づく)
GM : ノエル[――貴方は来るような気がしていた] 視線はハッキリと雪緒さんに向いています、というか英二はアウト・オブ・眼中。
ランサー: ルートがないんだな。
GM : そういう問題ではありません。
雪緒 : 「ふぅん……」
GM : ノエル[――伝えておかなければならないことがある]
雪緒 : 「え、な、何?」
GM : ノエル[――大切な人の事を。私が思い出せない人の事を。 あの人は、御山に居る。尾砥の祀神と共に眠っている]
雪緒 : また何か因果が増えた!?
GM : じっ、と雪緒さんの目を見つめます。
雪緒 : 「そ、そこまではわかったんだ…でも、なんで私に?」
GM : ノエル[――私が、ノエル・ネージュだから。 私が、ユキだから]
雪緒 : 名前のない記憶。
GM : 記憶のない少女。
雪緒 : 「え、それじゃよくわかんないんだけど…うーん…… 初めて会った時、ノエルさんが私のことを”わかった”ことと関係あるの?」
GM : 感情を感じさせない、否、感情を映し出さない瞳を一心に雪緒さんと合わせたまま、ノエルは頷きます。 ノエル[――私h『戯れは其処までにするのだ、我が娘よ』 かぶさるように、打ち消すように、同じ喉から別人の声が響きます。
ランサー: こいつめ!
GM : キャスター「少し目を放せば直ぐにこれだ。言ったであろう、あ奴らにはお前を救う事はできない。 私だ。私だけがお前を救える。理解できる。愛してやれるのだ、我が娘よ」 ノエル[―― 分かってる。全部、分かってるよ、キャスター]
雪緒 : 「どうしてそこまで言い切れるのよ…」
GM : ノエル[――私が。最初から私がやれば済むことだから。 私が助ける。師匠を。お養父さんを。皆、死ななくていいように。 それが、私じゃなくっても。私が居なくなるんだとしても]
雪緒 : 「………名前のない記憶。記憶のない名前」
GM : ノエル[――例え、私が産まれてこない未来でも。それでもいい]
ランサー: あ、キャスターの目的聞いてみたら?
雪緒 : すっかり忘れてた(笑) 「うぅん…キャスターは、”この願い”を聖杯を得てでもかなえてあげたいの? それとも他に聖杯への願いとかあるの?」 とド直球に訊いてみる。
GM : キャスター「知れたこと、我が願いは最高の嫁と娘と共に誰にも邪魔されない理想郷にて、 永遠に芸術活動を邁進することよ!」
雪緒 : 「嫁いたんだ」
GM : 英二「美人の嫁さんと理想郷でキャッキャウフフの生活…………なんて羨ましい!?」
雪緒 : 黙って殴り倒す。
GM : 英二「へぶあっ!?」 キャスター「居なければ創ればよいだけのこと、我が真理は理想すらも現実とするのだ!」
ランサー: その嫁二次元じゃん。
GM : 二次嫁を現実の物にしてしかも子供まで創った超リア充ですよ、コイツは(笑)
雪緒 : リア充って言っていいのかな…(笑)
GM : 少なくとも全国三千万のオタク達にとってみれば理想を体現した現人神の一種かと(笑)
ランサー: じゃあノエルはキャスターが0から作ったのか?
雪緒 : それも訊いてみよう。 「娘って…ノエルさん、だよね。うぅん、ノエルさんに召喚された…でいいんだよね?それとも違ったりするの?」
GM : ノエル[――違う、私は] キャスター「ある意味ではそうとも言える。結果的には違うとも言える。 しかし、我が娘の素体となったのは私を召喚したマスターであることは間違いない。 座においてさして不自由していなかった私と合致し、召喚せしめた願望だ。 結果的に幸せな家庭を創れるのだから、マスターも本望であろう」
ランサー: どっちなんだよ(笑)
雪緒 : 「素体?」
GM : キャスター「生まれ変わったのだ。我が娘は。 煩雑な浮世とはかけ離れた我が娘として。余分な物は切り捨てたまでのこと」
雪緒 : えーっと。要するに召喚したあとキャスターが記憶を消したってこと?
ランサー: そういうことだな。だからノエルのはほかに頼る相手がいないと。
GM : 召喚したあと肉体改造により「我が娘」にワープ進化した訳です、副作用として記憶喪失。 ノエルにとっては記憶を奪った張本人かもしれませんが、同時に「父」でもあるというわけです。
ランサー: なるほどなあキャスター滅ぼそうか。
雪緒 : うん、あいつは殺そうね(ユノ風に
GM : なぜかキャスターへのヘイトが溜まっていく(笑)
雪緒 : なぜかも何もないでしょう(笑)
GM : しかし、最初に力を求めたのは素体となったノエル(元)だということを忘れて貰っては困ります。 こうなるとは思っていなくても、結果的に今のノエルはサーヴァントに匹敵する力を得たのも事実です。
雪緒 : うぅん、そこはあんまり関係ないとこかなぁ。
ランサー: でも目的自体を喪失したんじゃあな。本末転倒だろ。
雪緒 : 今のノエルさんとの関係性がなんかこう、ね。まあキャスターから訊けるのはこんなとこかな。 「ね、ノエルさん」
GM : ノエル[――]
雪緒 : 「私はノエルさんじゃないから、あなたの考えてることも願いも、想像はできてもわかったりはできない。 だけど、あなたの言葉は聞けるしもっと聞きたい。 私とのつながりとかけ離れた、あなたのことをもっと知ってみたいよ。 ま、今すぐにはちょっと無理かもだけど…近いうちに、ね」 ぽてぽてと更に近づく。
GM : ノエル[―― 止まって]
雪緒 : ぴた。
GM : 歌はもう終盤、もう後僅かで完成という位置まで来ています。
雪緒 : おおっと。止めないといけないかぁ。
GM : ノエル[――言葉だけじゃ、何も変わらない。変えられない]
雪緒 : 「そう、かな。じゃあなんで私に伝えたの?」
GM : ノエル[―― 私が。私が守る。守るんだ。 私には、もう、それしかない]
雪緒 : さて、あんまりやりたくないがやっぱり実力行使するしかないよね。
GM : ノエルから魔力の高まりが噴出します。 同時に、薄絹のような羽衣を思わせる法衣が身体を覆いました。
雪緒 : えっと止めるならどうすればよござんしょGM。これから戦闘?
GM : そうですね、普通に考えて戦闘で勝てば陣地構築は止まります。
ランサー: 物理で殴る。
雪緒 : 厳しいなぁ。
GM : 他に魔術的に妨害するという方法も考えなくはないですが、その場合にもノエルからの攻撃はきます。
雪緒 : 何にしても戦闘処理になるのね?
GM : そうですね、状況を説明すると場には《ピグマリオン・シンドローム》の結界が張られています。 まぁ、前回の下水処理施設の時とほぼ同じ条件ですね、敢えて言えばトループが居ないくらい。
雪緒 : 了解です。
ランサー: うい。
雪緒 : まあそろそろランちゃん側にカメラが移るころかな。
ランサー: 勝った、第三部完!
GM : では、ランサー側のラウンド3とこっちのラウンド1を同期させることにします。 時間的におかしいというのは置いておきましょう(笑)
雪緒 : (笑)
VS ノエル&キャスター&タロス
ラウンド3
配置: タロス:ランサー ノエル:雪緒+英二 GM : こんな感じですね。では、改めてIVを、タロスが14でノエルが7です。
ランサー: 16−
雪緒 : 5…(消え入りそうな声で)
ランサー: このターンで決着をつけてやるぜ。攻撃専念。
GM : あ、ノエルと英二が一緒ですね……まぁ、だからどうしたという気はしますが(笑)
雪緒 : (笑)
GM : 雪緒さんから英二に指示はありませんか? ほら、ノエルの後ろに回って乳を揉め、もとい羽交い絞めにしろ、とか。
雪緒 : それは死にに行けってことじゃないですか(笑) えーっとぶっちゃけあと何ラウンド猶予があるんでしょうか。
ランサー: 気分?
GM : ちょっと待って下さいね、えーとランサー戦が2ラウンド、問答がアレで。 ……今が3ラウンド目ですので、5ラウンド目の終わりに完成します、実質3ラウンドですね。
雪緒 : らじゃーです。
GM : ランサーですが、タロスを撃破した場合、1ラウンド駆けて援護に来れます。 つまりこのラウンドに倒せば4ラウンド目に移動、5ラウンド目から援護に入れます。
ランサー: あたしの行動からでいい?
雪緒 : ま、まず冒頭宣言を(笑)
GM : ノエルは先ほど演出で『ガラテアU』を展開しました。英二は特になし。 雪緒さんはどうします?
雪緒 : 対軍装備をひっぱり出しましたか。じゃあこっちも天秤聖衣を展開するね。
GM : 金と銀の乙女が再度ぶつかり合うわけですね。
雪緒 : うーん…やっぱここは防御優先かな。
GM : はい、では戦闘を開始しましょう、ランサーからです。
ランサー: 敵の毒が解除されてない今がチャンスだ!
雪緒 : 行動阻害ひゃっはー。
ランサー: 10an5+8an4 高速思考で回復。 (ころころ……) [4,6,2,5,2,2,4,5,2,5]+[1,4,4,1,3,1,1,2] = 17 かかとを狙って全力突撃。 「こいつでおわりだああ!」 28an5+10an5+5an5-3 MP5消費 (ころころ……) [1,6,4,3,6,(中略),4,1,3,3,5]-3 = 33 たぶんまあまあいいほうだろうと信じて確定。
GM : そうか、通常攻撃だからタロス・ビームじゃ迎撃できないんですね(笑)
雪緒 : 10an4じゃないの? えーっと1減るかな。
ランサー: あ、靴の分忘れてた。10an5は攻撃優先分な。
雪緒 : そもそも入ってなかったんだ(笑)
ランサー: 10an4 (ころころ……) [3,1,3,3,3,6,5,1,4,4] = 8 41だ! ああ。もう相手の反撃が来ることは考えない。つまりこの一撃で倒す!
GM : 12an4+25an5-5 回避ー。 (ころころ……) [6,3,2,4,6,(中略),2,5,5,4,3]-5 = 23 8か……少しでも足掻く! ラック! 4an4+5an5+23 (ころころ……) [5,2,1,5]+[1,1,6,1,5]+23 = 29 29、だから差分12!
ランサー: 攻撃力25! 弱点突いたから、乗騎の防御力はまるまる無視だぜ!
GM : 合計して37点、乗騎以外の防護点9点引いて28点ダメージ、まだギリで残っています。 あ、5点毒ダメージが来るんでしたっけ、やだー。
ランサー: うん。毒ダメージがいく。さらにかかとに追撃だ―! 33an5+8an4+2an2-3 追撃! (ころころ……) [2,3,3,2,6,(中略),2,1,1]+[2,2]-3 = 32 32でさらにかかと狙いで追撃! 「これでとどめだああああ!」
GM : まぁ、それでも焼け石に水か……えーと、とりあえず通常回避。 12an4+25an5-5 (ころころ……) [2,2,5,3,1,(中略),3,3,4,2,5]-5 = 25 く、ラックはもう無いんですよ! 25確定!
ランサー: かかとに糸を引っ掛けて思い切り引っ張る。7差。攻撃力は25。 さらに毒で追加ダメージ。スキル有効でも倒れただろ!
GM : 32ですか、で防御が9だから23、に毒ダメージ5……くあっ、毒がなければギリギリ生き残れたかもしれないのに!
雪緒 : 毒すごいね。
GM : 毒がこんなに厭らしいものだとは思いませんでした、特に追撃毒。 ※ タロスのHPが93、モイライのダメージが3+37、今の攻撃が28+23なので合計91。 それぞれ毒ダメージが5点ずつ来なければ耐えられた……と思ったら最初の3点の際に行動阻害を足し忘れた為、 実際には次のダメージが42点だったので、結局撃破されていたことに変わりはなかった。合掌。 ランサー: 蝶のように舞い、蜂のように刺すぜ!
GM : パイロットA「き、機関損傷! このままでは!」 パイロットB「隊長、速やかに脱出を!」 リーダー「もう、間に合わんよ――」 踵部分の釘を抜かれた瞬間、エネルギーが奔流となって噴出します。
ランサー: 「うおう! やっと釘が抜けたか!」
GM : まるでそれは噴水のようでいて、どこか生命の最後のキラメキを思わせました。
雪緒 : 後処理大変だねー……
GM : と同時に、エネルギー制御を失ったタロスは内部爆発を繰り返し、がっくりと膝を付くように崩れ堕ちます。 ――最後の一撃は、せつない。
ランサー: 「おっと、雪緒に怒られるからな、てめえは倒れるな!」 糸を四方八方からくりだして膝をついた状態で中庭に固定する。
GM : 糸万能説(笑)
雪緒 : 万能すぎる(笑)
GM : そして、美術館に新たなオブジェが(笑)
ランサー: 新しい芸術品の一丁上がりだな。ともあれあたしの行動は終わりだな。
GM : では、ランサーサイドはそれで終了として、今度は雪緒さん側に戦況を移します。
GM : 続いて、IV7のノエルと英二! 魔術的支援ってマスター間でもできましたっけ?
雪緒 : サーヴァント→マスターの支援がキャスターのみの例外処理ってなってるし無理のような気がするけど…
GM : じゃあ、英二にやることはありませんね! 精一杯応援するよ!(笑)
雪緒 : とりあえず行動遅らせておいて(笑) (そういうことをしたければ固有スキルを取るしかないんじゃないかな!)
GM : 未来視がありますが、制御するにはレベルが足りません。 そもそも、魔眼による援護は魔眼持ちには意味がないし(笑) 英二「ほな、俺は応援するっちゅうことで……フレー、フレー、た・な・か!」
雪緒 : 「あ、あはは…」
GM : では、転じてノエル。元より英二は眼中にないので、雪緒さん狙いで対軍二回攻撃です。
雪緒 : こーい!
GM : ノエル[――、――] 高音独特のひきつりからくる耳鳴りと共に、螺旋を描いた旋律が音波となって雪緒さんを狙います。 45an5 (ころころ……) [4,6,4,1,5,(中略),6,2,4,3,3] = 32 13も失敗してますよ……でもノエルは幸運Eなので振り直しません。
雪緒 : えっと…いいや、防御優先は全部突っ込んでおこう。 10an5+5an5+5an5+5an5+3an3+5an5+20an5+10an5 (ころころ……) [5,6,5,1,2,(中略),4,5,6,4,3] = 52
ランサー: 必要ねえ!(笑)
GM : 物凄い勢いで吹き飛ばしましたね。
雪緒 : そういえば防御側は2回振るんでしたっけ。
GM : 確かそうだった筈。
雪緒 : 10an5+5an5+5an5+5an5+3an3+5an5+20an5+10an5 もいっちょ (ころころ……) [6,4,1,2,6,(中略),1,4,4,1,3] = 58
GM : なんという鉄壁な防御(笑) 旋律を螺旋のように渦巻いての強襲、しかしその暴風のような衝撃をなんなくいなします。
雪緒 : 「(これはまだ凌げる、だけど油断はできない…)」 じりじりと様子を伺いながら
ランサー: これ一回見せると次は絶対にチャージしてくるんだよな。
GM : 吹き散らされる美術品と舞い上がる英二、しかしダメージはありません。
雪緒 : 「えぇっ、あ、ごめんなさいっ!?」 さすがに悪いことしたなぁ(笑)
GM : 英二「き、気にすんなや、そげなとこに居た俺が悪いねん。後、美術品はしゃあないやろ」
雪緒 : 「まあそうだけど…」 そういえば、二重詠唱の片方を陣地化にあててるのかな。
GM : よく分かりましたね、そう、片方を陣地作成にあて、残りで戦闘をしています。 キャスター「忌々しい糸紡ぎめの下品な鎧か……我が娘よ、手加減は不要だ、力の差を思い知らせよ」
ランサー: てめえ下品とかいうな。こんなに奇麗じゃん!
雪緒 : ……(あえてノーコメントの構え)
GM : などと供述しており。
雪緒 : っと、忘れてた。ガラテアUのデータって開示してくれてもいいんじゃないでしょうか。
GM : あー……マスクドデータがあるので、この戦闘が終わったら開示します、それじゃあ遅いという気もしますが(笑)
雪緒 : ああ、つまりノエルさんの所有装備ってことですね。了解です。
GM : ええと、残っているのは待機していた英二ですが、雪緒さんはHPMP減っていたりしますか?
雪緒 : 今残りMP8なんですが、というより私の行動はまだですけど(笑)
GM : ああ、そういえばそうですね、ではそれも踏まえて英二をどうするかも決めてください(笑) 何も無ければ回復魔術をかけます。いっそ、邪魔になるから離脱させるという手もありますが(笑)
雪緒 : その方がかえって不安なんだけど(笑)
ランサー: いや別にいいと思うけど(笑)
雪緒 : うーん……あ、そうだ。 陣地化を魔術的に妨害するとしたら、普通に魔術判定ですよね。 その場合の魔術のカテゴリって何です?
GM : 攻撃による破壊でないなら、便利ではないかと。
雪緒 : その中で細分化して指定しなくても大丈夫ですよね。
GM : ええと、具体的に言うと?
雪緒 : ……装填魔具。
GM : まぁ、大丈夫でしょう、うん。
雪緒 : 特に細分化指定しないで便利魔術、だけでいいんですね。
GM : そうでないと便利魔術が細かくなりすぎますからね。
雪緒 : おっけいありがとうGM。では瞬間魔眼で自分のMP回復。 8an4+4an4+5an5+3an3 (ころころ……) [6,1,5,1,3,6,4,1]+[5,1,2,1]+[1,5,3,3,2]+[5,5,3] = 14 7点回復、と。で…あんまり見せたくなかったけど仕方ないよね。 装填魔具のスロット4に便利魔術を詰める。
GM : そこら辺の演出もどうぞ。
ランサー: こそこそ。
GM : YOUの出番は5ラウンド目だ(笑)
ランサー: え、このラウンドに終わったんだから次のラウンドに飛んでこれるんじゃね?(笑)
GM : 最初に言ったでしょう、4ラウンド目は移動だと(笑)
雪緒 : 「天清浄 地清浄 内外清浄 六根清浄と祓給ふ…」 詠唱とともに神威が場を廻るでもなく、両の手で構えた守り刀にゆっくりと集まる。 10an5+4an4 (ころころ……) [5,2,1,2,3,2,3,1,4,3]+[2,1,6,4] = 13 「分の悪い賭けはあまり好きじゃないんだけどね…」 便利魔術、13で装填。
GM : では、その影に隠れつつ英二がふんぬー、と雪緒さんに回復魔術を掛けます。 9an3 (ころころ……) [3,6,2,6,4,4,3,1,2] = 5 MP消費で5点回復しました。
雪緒 : そういえばこれって内訳どうなってるのん?
GM : 魔力Cの魔術Cですが。
雪緒 : ああいや、専科百般のらないんだなーと思って。
GM : あー、乗りますね、そういえば。 抗う者とかも乗せようと思えば乗るわけですが、まぁ英二ですし。
雪緒 : まあ今回はいいや 「あ、ありがとう。これで何とかなるかな?」 守り刀を構え直して。具体的には結界MPやHPを削らなくて済む(笑)
GM : 英二「おおー、少しでも役に立ってるんなら恩の字や」 では、ラウンド4へ移行します。