第一次霞足聖杯戦争6日目 昼パート
雪緒 : ……はっしまった。ランちゃん成長したから維持MPが増える(笑)
ランサー: は(笑)
雪緒 : とりあえず天秤聖衣に財産P1点入れて道具作成分の維持を0にしよう(笑) これで1点入れても財産Pまだ4点ある。ケリュケイオン作ってもらったらすっからかんになるが(笑)
ランサー: とりあえず結界のダイスボーナスを一個減らしてつじつまを合わせた。
雪緒 : マスター負担大をつけてもいいんだよ?(笑)
ランサー: いやだよ、ただでさえ負担が大きいのに(笑)
6日目 昼 北部地区/尾砥神社
GM : さて、それでは早速ですが、目覚めた人たちに会う前に幕間を流そうと思います。
ランサー: うん。
● 幕間『ああ、良い気分とは言えない』
雪緒 : だからその妖精は…(笑)
ランサー: また妖星か(笑)
GM : 何か問題が(笑)
ランサー: ッていうかほんとマジ聞いたこともないな。
GM : 所詮はランク7ということです。
ランサー: ランク7ばかにすんなあ!
雪緒 : と、ランク7を脱出したばかりの人が供述しており以下略
ランサー: アサシンは脱出できるの?
GM : アサシンですから。
雪緒 : 返事になってるのそれ?
GM : ジャイアントキリングを達成した機織り職人と違って、彼は今の姿が全盛期です(笑)
ランサー: そりゃあいつよりは有名だけどさ・・・(笑)
GM : まぁ、そんなアサシンの悲哀を見たところで、昼の時間に入りましょうか。
ランサー: おー。
雪緒 : はーい。
GM : 目覚めた英二や九重らと話し合うという方向で良かったでしょうか。
ランサー: あたしも雪緒に泣きついたから、ちょっと気恥ずかしいな。
雪緒 : はいな。
ランサー: じゃあ居間でも借りるか。
雪緒 : あ、そうだ。ランちゃんのランクが上がってサーヴァントの維持MP増えたから、
ランサー: うん。8になった。
雪緒 : 財産ポイント1点使って、天秤聖衣の道具作成分の維持MPを1から0に減らすね。 これで1点欠けちゃってるけどトントンになる。
GM : なんて奴だ!
雪緒 : そこでなんで「なんて奴だ!」になるの?(笑)
GM : よく考えてください、奴は戦場の英雄でも怪物退治の勇者でもない、機織り職人なんですよ(笑)
雪緒 : そもそもからしてランサーとして呼ばれたのがなぜかってとこにぶち当たるから気にしなくていいんじゃないかな。
ランサー: ほら鋭くてとがったものを使うから…(笑) 「えっと……じゃあそろそろ行こうか、雪緒」(てれてれ)
雪緒 : 「うん」
GM : 亜弓「仲が良いのはいいことだな、うん。さておき、マスター達が起きたぞ」 いつの間にか蒸しタオルを持ってきた亜弓の先導で奥の部屋へ案内されます。
雪緒 : 「もう会っても大丈夫かな?」
GM : 亜弓「それは問題ないと思う。マスターもだけど、兄貴の方も会いたがってたからな」
ランサー: 「じゃあ行こうぜ」
雪緒 : 「うん」(いそいそ)
ランサー: 雪緒の手を引いていく。
GM : 亜弓「時に、蒸しタオルで目元をマッサージすると良い事があるぞ」 といってランサーにタオルを渡します。
ランサー: 「あっ……!」 恥ずかしいな……ごしごし顔を拭う。
雪緒 : 微笑ましく眺めてよう。
ランサー: 「……言うんじゃないぞ」 と、アーチャーにタオルを返す。
GM : 亜弓「なんのことだー? オレには何のことだか分からないなー」
雪緒 : 「(語るに落ちてるなぁ)」 と思ったけど一応言わないでおく(笑)
ランサー: 「と、とにかく早く行こうぜ。あいつら待ってるんだろ」
GM : はい、そうして案内されたのは先ほどまで居た客間よりやや広く、 学習机やタンスなど日用品もある生活観溢れる個人部屋のような場所。 壁には伝生学園中等部の制服が掛けられていたりしますので、誰の部屋かは言うまでもありません。
雪緒 : 中等部の制服かどうかは実はわからないけど、見たことはあるよね。
GM : まぁ、基本的なデザインは高校のものと一緒でしょう。 そして、その部屋には雪緒さんと同じような巫女服に身を包んだ九重と、 なにやらアルバムのようなものを見ている英二の姿がありました。
ランサー: 「邪魔するぜー」
雪緒 : 「失礼しまーす」
GM : 九重「ん、いらっしゃい。こんにちは、やね」 英二「んー……」(生返事)
ランサー: 「ハジメ! よくなったか!」
GM : 英二「んー……?」 返事こそ返しますが、うんうん唸りながら、アルバムから顔を上げません。
雪緒 : どうしたんだろう?まあいいや。勧められるなら座ろう。
GM : 九重が勧めてくれます、ランサーの分の座布団もありますよ。
ランサー: うん。あぐらをかく。
雪緒 : じゃあぴしっと正座。特に畏まってる風でもなく、ね。
ランサー: 「九重も大丈夫か? 相当無理してたみたいだけど」
GM : 九重「ん、ああ、ランサーやね? 会うのはともかく、話すのは初めてやったかな」
ランサー: 「あ、そういえばそうだったな。よろしく、九重」
GM : 九重「あらたまって言うのもなんやけど、尾砥九重、いいます。よろしゅうに」
ランサー: 「ランサーだ。雪緒のサーヴァントをしている」
GM : 九重「うん。今回の件、ウチのことはともかく、田中さんにも大変迷惑をかけてもうて、なんと言ったらいいか」
雪緒 : 「お久しぶり、尾砥ちゃん。こないだはありがとう。あと、このたびは大変ご迷惑をおかけしました」
GM : 今、お互いにふかぶかと頭を下げ合う姿が幻視されました(笑)
雪緒 : 多分その通りなんじゃないかなぁ。
ランサー: 「なんかお互い同じこと言ってるな」
GM : 九重「いや、そもそも怪我したんはウチの兄ちゃんやし。 ウチだけやったら解呪は無理やってん、世話に成ったのはウチの方や」
雪緒 : 「……それが、ねー…(何やら気まずそうに) イレギュラーがいなければただの怪我で終わってたし。 いや怪我で済んだのが驚きなんだけどそれは置いといて。 イレギュラー陣営が私を動かすために仕向けたことっぽいから、 それでお礼言われると、結構困るんだよね」
GM : 九重「イレギュラー陣営……存在は知っとったんですけど、上手いこと暗躍された感じですね…… それはともかく、関係あらしまへんよ。どういう原因があったとしても、ウチは助けてもらたと思うとります。 田中さんの方も思う所はあるんでしょう。やから、これでこの話しは仕舞い。 お互い助かったってことで、締めにしときましょう」
雪緒 : 「まあ、うん。お互い様ってことだね?」 こういうとこはそっくりだなぁ、って思いながら。
ランサー: 「じゃお互い頑張って協力したってことで」
GM : 亜弓「だなー」(←何もしていない)
雪緒 : (笑) ああ、でも私を大聖杯に連れてくっていう地味に重要な役目があったよ?(笑)
GM : 道案内が主な仕事です(笑)
ランサー: 「っていうか雪緒。ハジメにはそういうのいいのか?」
雪緒 : 「だって聞いてなさそうだし」
GM : 九重「ああ、ちょい戻しますね。兄ちゃん、兄ちゃん! ええ加減、戻ってきぃ!」 英二「んー……んん?」
ランサー: 「おいおいどこに行ってたんだよ。忘却の椅子にでも座ってたのか?」
GM : ぐらぐらと肩を揺さぶられると、考え事をしていた英二は、ハッ、と顔を上げます。 英二「お、おお、ランサーに田な……巫女服!? 露出はむしろ減っているのに魅力は上がると言う東洋の神秘オリエンタルシャーマンすたいる!?」
雪緒 : 「…うん、平常運転…だと思ったけどそうじゃないね?」 私に対してそんなこと言うなんておかしいよ!
ランサー: 「てい」(音速でこぴん)
GM : 英二「うぼあっ!?」
雪緒 : 「あと露出度は全く変わってないはずだけど」
GM : 英二「いや、実のところチラッと見える項とかにそこはかとないエロスがやな……って、なに言わせんねん!?」
雪緒 : 「…やっぱまだおかしいね、うん」 あ、そうだ。ウエストバッグと畳んだコートは脇に置いてる。
ランサー: 「とりあえず報告すると、ライダーとバーサーカーは倒したぜ!」
GM : 英二「あ、ああ……せやんな。ん、それはアサシンから聞いたで、おめっとさん」 口で祝辞を述べつつも、どこか釈然としない様子です。
ランサー: 「もっと褒めてくれてもいいんじゃね?」(ぶー)
雪緒 : 「まあ…ライダーはこっちを完全に舐めきってたから何とかなったようなものなんだけどね」 思い出して若干微妙な気分になる。というかもう思い出したくなかった!(笑)
GM : この感情、まさしく愛だ! と叫んだだけじゃないですか(笑)
雪緒 : それナレーションでしょ(笑)
ランサー: 「じゃあ、あいつの話しようぜ、あいつの、マフラー! あいつの宝具のせいですげえ苦労したんだしさ」
GM : 英二「フマキラー? 誰や?」
雪緒 : 「ああ、マフラーってイレギュラーのマスターの通称ね」 と、尾砥ちゃんに説明。
GM : 九重「あー、そういう名前なんですか? 日本人に見えたんやけど……」
雪緒 : 「通称っていうか名前知らないのと向こうが適当に言い出したからなんだけど。 あとイレギュラーのクラスってセイヴァー…セイバーじゃなくてセイヴァーらしいんだけど、 ややこしいからイレギュラーで通すね」
ランサー: 「あいつがなんかあたしたちにちょっかい掛けまくりでうざいんだよ。 それになんか聖杯のことを知ってそうなんだよな。だからあたしたちはあいつのことを調べたい!」
GM : 九重「聖杯ですか。ウチも御三家やから、他よりは知ってるつもりですけど」
ランサー: 「じゃあとりあえず教えてくれね?」
雪緒 : 「あいつが私に寄越してきた、私に関する情報と現状が妙に食い違ってるし」
GM : 九重「まぁ、その話をする前の大前提として…… もう、どうせ口の軽いのが喋ってるんじゃないかとは思いますが、ウチは聖杯を必要としとりません」 亜弓「ゴソゴソ……お、煎餅発見!」(←口が軽いの)
雪緒 : 何を調べてるの亜弓さん。
GM : 大丈夫、漁ってるのは九重の机です。
ランサー: 「ああ、アーチャーから聞いたぜ」
雪緒 : 「あのとき回線開きっぱなしじゃなかったんだ」
ランサー: 「キツネの怪物を倒したいんだってな」
GM : 九重「そこまで話しましたか。ウチが疲れて寝てなければ途中で止めたんですけどね」
雪緒 : 「…そもそも往来で堂々と話してたことあったよね?」ぼそ、と
GM : 九重「い、一般人には認識阻害が掛かっとったんですよ、多分……」(目線を逸らす)
雪緒 : あれがなかったら話しかけてなかったし…(笑)
ランサー: 「大変そうならあたしたちも手伝おうか?」
GM : 九重「いえ、もし田中さん等が聖杯戦争をまともに続けるつもりなら、手伝わん方がええです」
雪緒 : 「うーん。もう既にそこかしこがまともじゃない気がするけど、まあいいや。 尾砥ちゃんたちやセイバーさんだけで何とかなりそうなの?」
ランサー: 「そうだな。あたしが見た限りじゃ、セイバーはかなり強そうだったな」 まあ、あたしほどじゃないという確固たる自信のほどはあるけどな。うそです。
GM : この機織り職人はどこまで行くつもりでしょう(笑)
雪緒 : (笑)
ランサー: ランサーだから!
GM : 九重「まぁ、そればかりはセイバーと話しあってみないことには。 ただ、ウチの禍狐も信仰の産物ですから、退治の逸話持ちなら充分勝ち目はあると思うんです」 つまり、禍狐は怪物という信仰を得て形を得ているので、怪物退治の英雄とは相性劣勢なわけですね。
ランサー: 「それにセイバー自身も相当格の高そうな英霊だぜ」
雪緒 : ただし本来は、「セイバー側にその気があれば5日目中にアーチャー陣営に連絡する」 のが基本的な段取りのはずだったので、若干望み薄かな?と思ってる。
ランサー: どうせセイバーも暇してるんだから別にいいんじゃね?
雪緒 : マスターの意向にもよるからねぇ。
GM : セイバーのマスター、一体何者なんだ。
雪緒 : 聖堂教会の人ってことまでは推測できるんだけどねー。でなきゃ修理費のことまで気にしないもん(笑) ※下水処理施設侵入時のこと
ランサー: そうだなー。っていうか監督役の予定を知っているとかな。 ※明日討伐令が出されるとかなんとか
雪緒 : そういえばそうだったね。
GM : 九重「どちらにせよ、この聖杯戦争中でないと奴は倒せへんので、駄目でも立ち向かうつもりなんですけど……」
雪緒 : 「そのときは声かけてね?何かしらはできると思うから」
ランサー: 「そうそう。ダメそうだったら遠慮なく声かけてくれよな」
GM : 九重「うーん、先に説明しとった方がええんやろか……あのですね」
雪緒 : 「うん?」
GM : 九重「まず、先の聖杯の話しに戻るんですけど。 御三家の一角、尾砥の家では聖杯戦争に必要な土地を用意するのが役目なんです。 それは、地下の大聖杯を基盤に、サーヴァント召喚や維持に必要な魔力を、 霊地である土地から汲み上げるっちゅうシステムなんですね」
雪緒 : 「うんうん」
ランサー: 「うんうん」
GM : 九重「――で、汲み上げてる魔力っちゅうんが禍狐が普段貪ってる土地のエネルギーその物なんですわ」
ランサー: 「うん?」
雪緒 : 「聖杯が横取りしてるからその分減ってるってこと?」
GM : 九重「そういう事ですね。せやから、この聖杯戦争中なら、禍狐は全力が出せない。 つまりは、この時期ならば比較的容易に倒しきることも出来ると見てるわけです」
ランサー: 「飢えて暴れ出す前に頼むぜ!」
雪緒 : 「なるほどね」
GM : 九重「で、ここで問題に成ってくるのは……禍狐を倒しきった後、聖杯に何らかの影響がでるかも、ってことなんです」
ランサー: 「そうなのか?」
雪緒 : 「龍脈が強くなるからかな」
GM : 九重「大聖杯を見たんなら分かると思うんですけど、今の時点でエネルギーは飽和状態なんですわ。 せやから、セイバー陣営と交渉が出来るなら、まずセイバー陣営が勝ち残るところまで戦争を進め、 その後に禍狐を討伐する、ちゅう流れで話を持っていこうかと」
ランサー: 「ええー。つまり報酬先払い?」
GM : 九重「せやないと報酬未払いってことになるかもしれへんでしょ。それは不公平や。 こう、霊脈を安定させるとか、禍狐を倒しても影響でなくするとか出来れば話は変わるんですけど」
ランサー: 「とりあえず倒してみてから考えればいいんじゃね」
GM : 九重「倒した時点で聖杯から魔力が溢れても困ります。下手したら核爆弾が爆発したみたいな被害が出てまう」 原作でいう黒い太陽って感じですね。溢れるのは泥ではなく霊脈の魔力奔流ですが。
雪緒 : わからないけどやばいことはわかった。
ランサー: 「よくわからないけどわかった。そういうのに詳しいのは誰なんだろう? えっと、御三家でいうと」
雪緒 : 「一人は死んだね。いや死んだってのは少しおかしいけど」
ランサー: アフロ、監督役、九重家。
GM : 亜弓「ザミュエル。御三家で残りって言ったら監督役のあの子供大人くらいだろー」 九重「ウチの御当主は、正直飾りやからなぁ……」
ランサー: 「そういう悲しいこと言ってやるなよ」 『雪緒雪緒』
雪緒 : 『なぁに?』
ランサー: 『どうしよう?』
雪緒 : 『何を?』
ランサー: 『このままだとセイバー+アーチャーと戦うことになるかもしれないけど』
雪緒 : 『あとイレギュラーもね』
ランサー: 『とりあえず細かいことはキャスター倒してから考える?』
雪緒 : 『……うーん…』
GM : ちなみに英二は難しい話が終わるまで空気を読んで黙っちょります。
雪緒 : (笑) 「……そういえばさ。ここの聖杯戦争って1回目だったよね?」
GM : 九重「なんです、藪から棒に。 ええと、システムをパクッ……コホン、ガメて来たのが60年前で、構築もその頃。 実際にサーヴァントを召喚する魔力が溜まるまでに60年やから……ええ、今回が一回目の筈です」 指折り数える少女巫女。
雪緒 : 「そっか……」(少し考え込む)
GM : 九重「まぁ、ある意味では今回が何回目〜、っていう制限には無いんですけどね」
ランサー: 「うん? なんだそれ?」
雪緒 : 「うん?」
GM : 九重「やって、一から構築した訳やないんですもん。 言うなれば冬木式三回目の聖杯戦争システムを利用した一回目、って言うたら四回目みたいなもんでしょ?」
ランサー: 「ああなるほどなるほど。その場所では一回目だけど第三次月詠聖杯戦争って感じで」
雪緒 : 「なるほど……でも、えーっと…」
GM : 九重「まぁ、霞足聖杯戦争としては第一次です。それは間違いないですね」
雪緒 : 「(ラン兄さんは確かに”第四次霞足聖杯戦争が”って言ってたし…)」
ランサー: 「どうだ? 雪緒」
雪緒 : 「んー……貰った情報と拾った情報を考えると微妙に食い違ってるのかなーって思ってて。 貰ったじゃない勝手に寄越された、だった」
GM : 受信すると言ったのは雪緒さんじゃないですかー(笑)
雪緒 : あれに選択の余地はない(笑)
GM : うちNHK見てないから、って拒否すれば(笑)
ランサー: 「まあその話はまた今度にした方がよさそうだな」
雪緒 : 「ううん、そろそろ私自身も整理しないといけないから少し話したほうがいい気がしたんだけど」
ランサー: 「そうか……」
雪緒 : 「ランちゃんにも話してなかったことだしね」
ランサー: 「わかった。頼む」
GM : 九重「ほなら……えっと、どうしましょう。なんや込み入った話をする前に。 さっき言った理由で同盟とか難しいんですけど、不戦協定でも結んどくべきですか?」
雪緒 : 「うん、そうだね。キャスターは早めにどうにかしないといけないし、 イレギュラーは今回どころかそれ以前のことにも大きくかかわってるみたいだし。 マフラー…イレギュラーのマスターのことが若干関わってくるから、 一応尾砥ちゃんたちにも話してはおきたいんだよね」
GM : その話しは今度、じゃないんですか?(笑)
雪緒 : いや、一応第三者にも聞いてもらいたいことだから(笑)
GM : なるほど。
ランサー: 今でしょ!
雪緒 : まあ不戦協定は結んだってことで。
GM : では拝聴しましょう、傍から聞くとどれだけ電波が電波なのかという話を(笑)
雪緒 : では。 「話す方も現状では訳が分からないんだけどまあ、適度にスルーしたりツッコんだりしながら聞いてね」
ランサー: 「うん」
GM : 九重「どうぞ」 英二「……」(ぼー) 亜弓「……」(パリパリ)
雪緒 : 「えーっと…まず前提として、私は…(指折り数え)8月より前のことはさっぱり覚えてません」
GM : 九重「ええ、それについては初めて会った時に聞きました」
雪緒 : 「今んとこ、”知ってること”はほとんどわかってて”覚えてること”がほとんどわかってない、って感じで。」
ランサー: 「聖杯戦争はじまるちょっと前ぐらいか」
雪緒 : 「ランちゃん呼んだ日からだね」
ランサー: 「あれから何か思い出したか?」
雪緒 : 「で…それより前のことについては、思い出したっていうよりは、 ”誰か”の記憶をちょいちょいぶん投げられてるようなものだね。 そのぶん投げてきてるのが多分、マフラーなんだよね。いちいち解説してるし」
ランサー: 「誰かの記憶? それって雪緒が自分の記憶を思い出してるんじゃないのか?」
雪緒 : 「私の記憶なんだろうけど、私自身がそう認識できてないから。 ……えーっと、とりあえず仮に…(守り刀データベースが無意味に妨害中)… その誰か、にコユキって名前を付けておこうか」
ランサー: 「こゆき」
雪緒 : 雪緒の名前の元ネタから引っ張ってきました(笑) 「で、そのコユキの記憶の中では、数年前に聖杯戦争が起きてるんだよね」
ランサー: 「ええっと。雪緒が記憶を失う前に聖杯戦争を経験したってことか?」
GM : 九重「他の土地の聖杯戦争に巻き込まれたっちゅうことでは?」
雪緒 : 「そうそう。それで、ちょっと言いづらいんだけど……コユキは、”尾砥の末裔”に会ったことがある。」
ランサー: 「九重のことか?」
GM : 九重「末裔て……あの、一応、ウチの一族、まだ一杯いるんですけど」
雪緒 : 「確か、えーっと…最後の一人って言ってたような」
GM : 九重「なんて不吉な……や、逆に考えれば禍狐の呪縛は途切れたっちゅうことか……いや、でも……んん?」
ランサー: 「待て待て。それって未来の話だろ? 過去じゃないじゃん」
雪緒 : 「まあ、未来か、よく似た全く別のところか、そんなところじゃないかな」
ランサー: 「でもそれって雪緒の過去じゃなくて違う情報だよな」
GM : 九重「んー、まったくあり得ない話しってわけでもないんと思うんですよ。特にこの聖杯戦争なら」
雪緒 : 「大聖杯の仕掛けが仕掛けだから?」
GM : 九重「ええ、聖杯には第二魔法の術理が用いられてるそうですから」
雪緒 : 「時聖杯、っていうんだってね。コユキの記憶とは別件で聞いたことなんだけど。」
GM : 九重「聖杯の基礎部分は始祖ザミュエルの魔術回路、そして彼の起源は【観測】、 即ち他次元世界の観測をすることで、未来に良く似た別の世界の情報を観測することも可能…… ……らしいです」
雪緒 : 極めて近く、限りなく遠い世界。
ランサー: 「でも雪緒と聖杯に何の関係があるんだ?」
雪緒 : 「……その別件っていうのがね。記憶ぶん投げと同じ、寝てる間のことなんだけど。 ……コユキの記憶にある、数年前の聖杯戦争のサーヴァント。その人に一度会ったことがあって… まあその場所が、どうも聖杯のすぐ側だったらしいんだけど」
ランサー: 「うん」
雪緒 : 「ついコユキのふりをしちゃって、ちょいちょい長すぎる話をスルーしながら聞いたところによると、」
GM : 長すぎる話をディスられた!?(笑)
雪緒 : 長すぎるからに決まってるでしょう(笑) 「サーヴァント……ああもう面倒だなぁ、ラン兄さんによれば、それが第三次聖杯戦争だったみたいなのね。 それと、確か…その時のキャスターのマスターが、かなりマフラーっぽかったみたい」
ランサー: 「つまりどういうことなんだ?」
雪緒 : 「コユキとマフラーと骨アフロは”第三次聖杯戦争の起きた世界”に属しているか大きく関わってる可能性が高いね」
ランサー: 「つまり……未来? 仮に次の戦争が60年後に起きるとしたら120年後?」
雪緒 : 「その辺が無難な線だよね」
GM : 九重「120年……それだけあると末裔とか最後の一人っちゅうのも分かるような」
雪緒 : 「えーっとあと言わないといけないことあったかな…」
ランサー: 「じゃあ雪緒とマフラーは未来から来たってことになるのか?」 禁則事項です。
雪緒 : 「今の手持ちの材料で考えるならそうかもしれないね?」
GM : 九重「あるいは、未来と思えるほど状況が変わってもうた並行世界から、っちゅうことですね」
ランサー: 「まあ確証はないよな。なんにも」
雪緒 : 「あ、今さらものすごくどうでもいいことだけど、コユキの記憶から引っ張ってきたキーワードに 骨アフロが反応してたので骨アフロもどっかから来たかそこからの記憶を引っ張ってきたっぽいです」 もう死んだから本当にどうでもいい(笑)
GM : 尋問とか情報収集とかそういうのをすっ飛ばして言うだけ言わせて浄化しましたからね(笑)
ランサー: まあ……雪緒の話は終わりか?
雪緒 : あと何かあったかな…
ランサー: 「今の話、九重はどう思う?」
GM : 九重「良くできたSFですね。って言えたらウチも幸せなんですけどね」
ランサー: 「真面目に考えてくれよな」
GM : 九重「真面目に言うてますよ。つまり、フマキラーは未来情報を元に行動してるってことですよね?」
ランサー: 「あ、そっか。雪緒みたいに記憶喪失じゃないんだな。 今の聖杯戦争のことも、どういう結末になったかも知ってる可能性があるんだな。 気をつけないとなー」
雪緒 : 「うん。……そうそう、マフラーは、 『目的は人類救済だけど手が足りないから私にいろいろ動いてもらってる』 みたいなこと言ってた。まあ、今回のことはライダー陣営を潰してもらうためだったんじゃないのかな」
GM : 英二「んん? なんや、話しのほとんどを聞き流してたけど、 それってアレやな、逆行主人公による最低系蹂躙SSみたいやな」
雪緒 : 「なにそれ」
GM : 英二「いや、字のまんまや。未来から逆行してきた主人公が、 最低理論(主に自己中理論)でもって本来の歴史を蹂躙するっちゅう作品形態」
雪緒 : 「ふぅん……その場合、タイムパラドクスってどうなるのかな」
ランサー: 「じゃ、話を戻そうぜ。そんなわけでマフラーには気をつけた方がいいと思う」 じゃあ他の話をするか。
GM : 大分ざっくりとした上に具体性の無い結論が(笑)
ランサー: だってアーチャー忙しそうだから。それくらいにとどめておくしかないかなあって。 「あたしたちはしばらくキャスターの相手をするけど。ハジメはどうする?」
GM : 英二「…………お、俺ぇっ!? 俺に意見聞いたんか!?」
雪緒 : 「うん」
ランサー: 「うん」
GM : 英二「ど、どうするっちゅうても。け、結局足手まといになってもうたし、アレや、その……」
雪緒 : 「こと戦闘になったらそうかもしれないけど。私、はじめちゃんのことけっこう頼りにしてたんだよ?」
ランサー: 「ほら、ここってハジメの家なんだろ? じゃあここにいるのか、寮に戻るのか、どっちかなあって思って」
GM : 英二「あー……うん、そうらしいんやけど。その記憶がサッパリ思い出せんのや。アルバムも見せて貰たんやけどなぁ」
雪緒 : 殴れば思い出すかな。
GM : 壊れたテレビじゃないんですから。
雪緒 : まあ、私よりは思い出す確率は高いと思うよ。
GM : 英二「あー……せやな、乗りかかった船を途中でおっぽりだす訳にもいかんし……寮に戻るわ」
ランサー: 「いいのか?」
GM : 英二「記憶消した張本人と顔合わせんのも気不味いしな。まぁ、元々寮暮らしやし、おんなじことや」 九重「しっかりしいよ、兄ちゃん。なんか合ったらウチに言ってや……ただ、田中さんに手ぇ出したらあかんよ」
雪緒 : 「いや、それはないでしょ」
GM : 九重「あかん! 田中さんは美人さんやから、あんま無防備にしてたら兄ちゃんもコロっと行ってまうに違いあらへん!」
雪緒 : 「またまたご冗談を」(AA略)
GM : 英二「お、おう。兄ちゃんを信用しとけ。大丈夫や、多分、きっと、そこはかとなく……」
ランサー: 「うーん……」 考えてみれば久しぶりに会ったのに一晩も会話してないんだよな。
GM : 九重「ほなら、ウチらは予定通りセイバー陣営と接触を試みます。こっちからも積極的に探す感じで」
雪緒 : 「セイバーさんのマスターって聖堂教会の人っぽいからそっちから当たるといいかもね? どんな人かは全然知らないけど」
ランサー: 「そうだねー」
GM : 九重「おおきに。なら、とりあえず監督役を締めあげて聞いてみますわ」
雪緒 : 「物理はやめようよ物理は」
GM : それでは、とりあえずアーチャー陣営とは不戦協定、今後はキャスター陣営を狙うという方針でよろしいですか?
ランサー: そだな。
雪緒 : アサシン陣営とアーチャー陣営はどうなってまする?<不戦協定
GM : 特に言い含めては居ませんが、とりあえず九重側からアサシンをどうこうする気はなさそうです。
雪緒 : まあ事実上の不戦協定って考えればいいね?
GM : そうですね。では、そろそろこの会談も打ち切って、夜行動へと移りたいと思います。 今の内に魔術行使などありましたら、どうぞ。
雪緒 : さて。ランちゃんはモイライの手入れだよね。
ランサー: そだな。夜に備えて手入れしておく。
雪緒 : 私は…やっぱキャスターの真名看破かな?
ランサー: がんばろう!
雪緒 : えーっと、ランクはわからないけど8として…宝具を1個見てて、キーワード「芸術家」も手に入れてる、と。 GM、ノエルさんのガラテアUって芸術審美の対象になります?
ランサー: なるなる。
GM : 超なります。
ランサー: Bらんくな。
雪緒 : じゃあ10an5+3an3+4an4だね。ステータス隠匿がなければ突破できそう。 そうだランちゃん、今のHPMPってどれくらい消耗してる?
ランサー: ええと、MP−11だな。
雪緒 : HPは大丈夫? 前回消耗してたはずだけど。
ランサー: うん大丈夫。基本的には毎ターン回復できるから。
雪緒 : そうなの?
ランサー: 高速思考でね?
雪緒 : そっか。じゃあとりあえず自己封印解除して瞬間魔眼。自分のMP回復。 8an4+4an4+3an5+3an3 (ころころ……) [5,2,2,2,5,4,1,1]+[4,1,2,3]+[6,4,6]+[4,4,6] = 11 えーっと……ランちゃんにMP3点渡すね。 それからキャスターの真名看破チャレンジ。 10an5+3an3+4an4 (ころころ……) [6,1,2,6,2,3,2,5,6,4]+[3,6,3]+[6,2,1,4] = 12 12で通し。どうかな?
GM : ちょっと待ってくださいね。 目標値は{15−(ランクレベル/2)}が基準値、そこに宝具を見たなどの修正ですよね。
雪緒 : うい。ステータス隠匿などがなければ目標値9くらいになるはず。
ランサー: だらだらだらだらだら
雪緒 : そういえば陣地効果とか考えなかったけどまあいいや(笑)
GM : −4で11の宝具−1、芸術家−1で9、+2の+2で13かな。 うん、切り上げ、ですよね、うん、大丈夫。
雪緒 : 何か修正があるっぽい。
ランサー: スキル修正……そんなものあったのかよ。
GM : ステータス隠匿はしてませんがスキル修正が入りますので、ギリギリ抜けませんでした。
雪緒 : 仕方ない、次は本気出そう。 あ、夜は一度寮戻って作戦会議からスタートでいいのかな。
GM : 寮に戻るんですか、了解しました。