第一次霞足聖杯戦争5日目 深夜パート3

  GM  : ラウンド3の冒頭宣言ですね、状況は万全ですか、私は万全じゃありません。
  ランサー: なんだその宣言(笑)
  GM  : なお、この2ラウンド三味線を弾いていたようでライダーのダイスが増えました(笑)      ※ 雪緒PLの指摘により、ライダーのダイス数計算をミスしていたことが判明。結果、少し強くなりました。   ランサー: 攻撃専念ー
  雪緒  : 防御優先。
  GM  : はい、こちらの冒頭宣言は前ターンと同じ、善弥が攻撃、ライダーが防御専念です。         というわけで、善弥の手番です。
  ランサー: なにしてくるんだ?
  GM  : 正直なところ、ラック削りだけならチャージする必要は無いんですよね。
  ランサー: まあな。殴れば自動的にラックは削れる。
  GM  : 当たれば一撃で屠れるくらいの威力はありますし。         とはいえ、それは小賢しいな、なんというか美学を感じない。
  雪緒  : 若干何をしたかったんだって言いたくなるしね。
  GM  : 善弥「勝つためだけにチマチマやるなんざ俺の性に合わねえ!            殺る時は全力だ、それでこそ極上ってもんだろうが!」         というわけで、善弥は再びチャージ! ランサーの手番です。
  雪緒  : い、いやダイス振ってください?
  GM  : 31an5+8an4         (ころころ……) [2,5,5,3,4,(中略),3,6,4,2,4] = 33         33か、血反吐コースですね。
  ランサー: 死ぬんじゃね?(笑)
  GM  : 大丈夫、自己封印の分の結界MPが残ってます……一撃で全部けし飛びますが(笑)
  雪緒  : ギリギリ死なない程度だね。
  ランサー: ま、いいや。あたしはとりあえず雪緒を高速思考で回復。         15an5+8an4         (ころころ……) [6,4,4,6,2,3,2,4,4,6,6,1,6,1,1]+[5,2,3,3,2,4,6,2] = 16         8てんー
  雪緒  : 自前が満タン。結界分まだ欠けてるけど4点ランちゃんに渡すよ。
  GM  : 攻防補助に優れるサーヴァントは高速思考が映えますね。
  ランサー: そんでもって5点消費して対軍攻撃を叩きつける!         まえあたしなんDふったっけか…
  雪緒  : 忘れないでよ(笑)
  GM  : 53+5じゃなかったでしたっけ?
  ランサー: 雪緒からの支援は魔眼の+5D?
  GM  : 内訳までは知らんがな(笑)
  ランサー: あ、思い出した。攻撃専念が抜けたから少なく感じたんだ。58だな!         58an5 てええええい!         (ころころ……) [5,6,1,5,4,(中略),2,2,1,5,6] = 44         出目悪っ!
  雪緒  : ごめんラックは切れないっ!
  GM  : ラックで振り直すかね、私は構いませんよ(笑)
  ランサー: 確定で。
  GM  : データを見直したところダイス数が増えたライダーによる防御、防御専念は見切りで−5される、と。
  雪緒  : ちゃんとメモっておかないとミスりますね。
  GM  : 63an5-5         (ころころ……) [2,4,1,4,2,(中略),6,4,4,2,1]-5 = 47         63an5-5         (ころころ……) [5,5,2,3,1,(中略),1,2,3,4,5]-5 = 52         両方とも防ぎました。
  ランサー: めっちゃ増えてね!? いや単純に出目差か…エラッタのせいで!
  GM  : エラったに気づいたのは雪緒さんです(笑)
  雪緒  : 思わぬところから余波が出ちゃったけどまあ仕方ない。
  ランサー: 「くっ、通らねえっ!」
  GM  : ライダー「ふぅ……どうしても、無駄なことを続けるのですか」         ともあれ、20点消費なのは変わりません、ジリジリ減って行きますね。
  雪緒  : 「気にしない、その調子でガンガン攻めていって!」
  GM  : まぁ、ラックを全消費する前に気づきたかったのが本音ですが、お陰で余裕がまったくない(笑)
  雪緒  : 『……確か、使いたくない宝具、あったよね?』
  ランサー: 『ああ……けど、あれは……』
  雪緒  : 『前言ってたよね、自分のほんとの姿が見られるの、怖いって』
  ランサー: 『……うん』
  雪緒  : あ、ちまちま茶番進めるので普通に進行していってください(笑)
  ランサー: 次はライダー。
  GM  : では、念話で会話をする傍ら、ライダーが対軍回復で自分と善弥を回復します。         53an5         (ころころ……) [2,3,5,1,1,(中略),2,3,5,4,2] = 45         23回復ですね、ライダーは10消費で13ですが。
  ランサー: 『ごめん、雪緒。この期に及んで、あたしは……』
  雪緒  : 『……令呪は切らないよ』
  ランサー: 『でも!』
  雪緒  : えっと、次私かな。
  GM  : そうですね。
  雪緒  : 防御魔術を長期詠唱。         10an5+5an5+5an5+3an3+5an5+5an5+20an5         (ころころ……) [3,3,2,4,6,(中略),4,5,1,4,4] = 42         えーっと……32取っておこう。         『ね、ランちゃん。覚えてる?最初に、その話をしたときのこと』
  ランサー: 『ああ……覚えてる』         たしか市民ホールに行った後だったかな。
  雪緒  : それは2回目だよ。1回目は、2日目にホテル向かってる時のこと。
  ランサー: ああ、あのときか。         『もしもあたしの力が足りないときになったら、宝具で命令してくれって……』
  雪緒  : 『うん。それでね? …私はランちゃんの正体を知らない。ランちゃんがどんな姿になるか知らない。          でも…確たる礎のない私に、”この先何があっても私のことが好きだ”って言ってくれたでしょう?』
  GM  : では、4ラウンド目に入ります、冒頭宣言、こちらは変わりなしです。
  雪緒  : こちらも変わらず防御優先。
  ランサー: 攻撃専念。
  GM  : はい、では善弥が金眼を光らせて絶対攻撃! 『切裂』を発動!         33積みで17点消費、宝具の20点と合わせて37点放出、ひゃっはー!
  雪緒  : こいやぁー!
  ランサー: 死ぬんじゃね?(笑)
  雪緒  : まだ死なないと思う(笑)
  GM  : 41an5+8an4+33-5         (ころころ……) [5,4,5,2,3,(中略),3,4,5,1,4]+33-5 = 70         出目悪っ!?         ラックはもう無いのでそのまま徹し、間に挟まれるものは空間すら切り裂いて雪緒さんを襲います。
  雪緒  : わ、忘れてた。ラックで打消し!
  GM  : はい、では切り裂きの効果が切れます。         後に残るのは達成値70程度のタダのナイフ一閃! サーヴァントもビックリだ!
  雪緒  : どこがただのナイフだー!?         えーっと…ちょっと不安だから運命に抗うものは入れておこう。今回は刃殺しも忘れない。         10an5+5an5+5an5+3an5+5an5+5an5+20an5+10an5-5+32+5an5+5an5         (ころころ……) [6,3,5,1,3,(中略),3,6,1,1,1] = 90
  GM  : ううん、もうちょっとなんですけどねぇ。
  ランサー: 出目差だな。
  雪緒  : 何がもうちょっとなんですか。
  GM  : いえいえ、こっちの話しです。
  ランサー: あ、令呪ブーストか?
  GM  : (目を逸らす)         ともあれ、剣撃は魔力の壁に阻まれ、逸らされ、再度虚空を切り裂くに留まります。
  雪緒  : 「しっつこい…よっ!」
  GM  : 善弥「いいぜ、いいぜ、もっと俺を楽しませ――ごふっ」         にぃ、と楽しげに吊りあげられた口元から、突然に溢れだす黒く濁った血溜。
  雪緒  : 「……っ、な、何…?」         思わず後じさりそうになりながら
  GM  : ランサーによる攻撃は全てライダーがシャットアウトしているため、それは外傷によるモノではありません。         限界を越えた肉体行使、英霊でもない生身の人間が、人としてあり得ない動きを続けたために起きるバックドラフト。         無茶な動きをし続けた反動が、肉体を内側から喰い破ろうとしているのです。
  ランサー: 「こいつ……当たり前だ! 人間がこんな動きをするなんて、無理に決まってる!」         ただし女子高生は除く。
  雪緒  : 女子高生じゃ仕方ない。
  ランサー: つまり殺人鬼は女子高生じゃないってことだな。
  雪緒  : なるほど。
  GM  : 善弥「こふっ、ふ、くく、あァ――なるほど、これが【死】に片足突っ込む感覚か。なるほど、確かに感じるものがあるぜ」         ぐい、と口元を乱暴にぬぐい、それでも殺人鬼は笑います。
  雪緒  : 「(私がバーサーカーの攻撃を防いだ時と同じ…ううん、それ以上だ…)」         身震いするけど、軽く首を振って構え直す。
  GM  : 善弥「くくく、やっぱり最高だ! もっと、もっと魅せてくれ! 愛してやるぜ雪緒! 情熱的になァッ!!」         既にその目に理性はなく、狂おしい程に渇望したものを前にした獣のような情熱が、         はっきりと雪緒さんだけを映し出しています。
  雪緒  : 「うぅっ……し、知らないわよお断りよ!」         こんな愛いらないわぁぁぁぁっ!(笑)
  ランサー: 「うるせえこの変態野郎! そんなに死にたいなら一人で首でもくくってろ!」
  GM  : ライダー「それでは意味がないのですわ。そう、意味がないのです。マスターの求める物は、意味のある死。              首をくくって死ぬのは当たり前のこと。求めるのは、求めて叶わない絶対的な死。意味のある死。              ああ、マスターはランサーのマスター様に死を見出したのですわね。その愛を御祝福致しますわ。お幸せに」
  雪緒  : 「ああうん、祝福もいらないから……」         あぁ……確かにマフラーの言うとおりだね。不幸になるって言われたけど本当にそうなったわ(笑)
  GM  : (『流石の僕も苦笑い』)
  ランサー: マイナスか(笑)
  雪緒  : 苦笑いされた(笑)
  GM  : というわけで、もはや善弥の眼には雪緒さんしか見えていません、この気持ち、まさしく愛です!
  ランサー: 「わりいが……お前に死をくれてやるのはあたしだよ」
  GM  : はい、次はランサーの手番ですね。
  雪緒  : あ、ランちゃん。私、このラウンド支援飛ばすけどどうする?遅らせる?
  ランサー: そうだな。遅らせよう。おくらせー。
  GM  : むむむ、そうするとライダーの手番ですか。
  雪緒  : 『……ちょっと壮絶に嫌な何かが挟まったけど…』
  GM  : 奥歯に挟まった肉片の如く、取れそうで取れない絶妙な位置関係ですね。
  ランサー: 『うん、さっきのは忘れよう』
  雪緒  : 若干現実逃避(笑)         『ランちゃんが私に言ってくれたこと、そのままお返しするよ。私も、何があってもランちゃんのこと、信じてる』
  ランサー: 『なにがあっても……』
  雪緒  : 『確たる礎がなくても、何も知らなくても。……先に言ったのはランちゃんなんだからね、嫌とは言わせないよ?』
  ランサー: 『……ああ、そうだったな』
  雪緒  : 『私ができるのは、後押しだけ。信じることだけ』
  ランサー: 『……ありがとう、雪緒』
  雪緒  : ライダーさんも私の後に遅らせても構いませんのよ?
  GM  : こちらとしては遅らせても早くにしても、回復させないとじり貧なのですよね。         というわけで、ライダーは回復魔術を掛けます。         53an5         (ころころ……) [1,4,6,5,5,(中略),3,6,1,6,2] = 42         21、11回復。では、続いて雪緒さんの手番です。
  雪緒  : はい。まずは瞬間魔眼で自分のMPを回復。         8an4+4an4+3an3+5an5         (ころころ……) [2,1,5,6,1,4,3,3]+[5,6,1,5]+[6,6,1]+[1,1,5,3,4] = 13         7点回復、と。         10an5+4an4 そして支援をランちゃんに飛ばす。         (ころころ……) [4,5,2,1,1,4,3,2,4,6]+[5,1,4,5] = 11         よし、11点そのまま入れてくれよう。相性修正+2入れて合計13ね。
  ランサー: 13!
  GM  : むむむ、これは厳しくなってきましたね。
  ランサー: 雪緒の言葉……確かに受け取ったぜ。         雪緒の言葉……雪緒の思い……確かに受け取ったぜ。
  雪緒  : 「……ランちゃん、”お願いする”よ、全力出して!」         令呪のある胸元に、手を添えながら。
  ランサー: 「ああ……お願いされた!」         あたしの行動か。
  雪緒  : うん。
  GM  : はい。
  ランサー: 宝具を使用する。         まず自己嫌悪判定。目標値4.雪緒のロールパンから4点使用。
  GM  : ロールパン言うなし(笑)
  雪緒  : 説明がないとわからないよね(笑)
  ランサー: 2an1+4         (ころころ……) [6,6]+4 = 4
  雪緒  : 出目がひどい(笑)
  ランサー: DXだったらファンブルだった、ともあれ成功!(笑)
  雪緒  : ロールを交えて悪癖判定に支援を使う…結構グレーゾーンなので1回きりの大技よ!
  GM  : 一度ふっきれたら次回からは悪癖判定なくなりますしね(笑)
  雪緒  : 「……」(じっと、ランちゃんを見守るように、見つめる)
  ランサー: 針を水平に構えて、宣言する。         「『自己封印(ブレーカー)』――『毒蜘蛛(アラクネー)』 解除!」
  雪緒  : 真名解放したー!
  ランサー: めきめきめき!         足の皮膚がはがれ、先端から四つに分かれる!         そして剛毛におおわれ、下半身が巨大化していく。         黄色と黒の縞を持つ、巨大な蜘蛛に。腰から上は人間のまま。         あ。雪緒5点消費。
  雪緒  : マスター負担大か!(笑)
  ランサー: 「これがあたしの本当の姿だ……行くぞっ!」
  雪緒  : ほんの数秒だけ、目を伏せ。         「……うん!」         目を開くと同時に、応える。
  ランサー: ばん!と跳ね飛び、樹木にさかさまにぶら下がる。八本の足で鋼糸をつむいで、叩きつける!
  GM  : ライダー「あらあら、随分と面白い格好になりましたのね。それで、如何すするおつもりですの?」
  雪緒  : 「(そうだ、アラクネー……喉まで出かかっててずっともどかしかったけど、ようやくはっきりした)」
  GM  : あとは真名看破を残すのみというアストルフォ状態。
  雪緒  : 「(驚いたし、確かに少し、怖い…でも…大丈夫、信じられる…!)」         再び、ランちゃんを見据える。
  ランサー: 「別に正体を現したって―――あたしは特殊な能力がつくわけじゃないさ。          ただ単純に強くなる以外にはっ!」         と言いつつ基本値あまり変わんないけどな…
  GM  : おい(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: まあ結界で+5.先制攻撃で+3.閉所適応で+5.+13an5される。
  雪緒  : いや大きいよ!?
  ランサー: だから基本53が66に!
  GM  : ランク7の癖に!(笑)
  ランサー: HP10点消費して+10Dして……やることはさっきまでと同じ!対軍攻撃!         63an5+10an5         (ころころ……) [5,1,2,4,2,(中略),2,2,4,4,5] = 58         確定で。ざざざざざん!
  GM  : 63an5-5         (ころころ……) [4,1,4,6,3,(中略),3,5,1,5,1]-5 = 48         63an5-5         (ころころ……) [1,1,4,1,2,(中略),2,3,5,1,3]-5 = 48         む、これは不味い。
  ランサー: 周囲と立体的に飛び回って、十層の蜘蛛の巣を形成、押しつぶす。
  GM  : 流石に二発は喰らえませんね、仕方ありません。
  ランサー: ダメージ軽減なら二発ともに有効だよ。たぶんきっと。
  GM  : ちょっと待って下さいね、計算します。         ……うん、死にますね、というわけで此処はこう切る。
  ランサー: ふんふん?
  GM  : ライダー「――く、バロン! 逝きなさい!」         『聖なる森の王(バナスパティ・ラージャ)』をブロークンファンタズム、片方を問答無用で回避します。
  ランサー: ええー(笑)
  雪緒  : 我々の前に姿を現すことなく消えてしまった。
  GM  : 夜の間は力を持たない聖獣が、魔蟲の糸線を阻むように立ち塞がり、そのまま細切れに消し飛ばされます。         とはいえ、その隙をついて、死の糸線の環からかろうじて脱出するライダー。というわけで、一発回避です。
  ランサー: 最初の命令が死ねってひどくね?(笑)
  GM  : 昼の間に戦闘があればバロンも文字通り日の目を見る機会もあったものを。
  ランサー: 昼の間に攻めて来いよなあ!(笑)
  雪緒  : いやまあ来なくてよかったけど(笑)
  ランサー: っていうか最初から令呪でバロンも呼べばよかったのに……共食いでも始めるのかな。         (3ターン目から呼ぶのかな、と予想してた)
  雪緒  : 2発目は?
  GM  : 2発目はもう食らうしかないですね。
  ランサー: 2回攻撃でさえなければな。今のあたしの攻撃力は31な。
  GM  : 差分10で攻撃力31ですか、それでは令呪を切ってダメージを20点カットします。
  雪緒  : ライダーは紙防御だった気がするからね。
  GM  : 21点ダメージ、防御力は2ですから19点喰らいますね。
  ランサー: ざくう! そして毒が入った。
  GM  : ライダー「ああぅ!」
  雪緒  : 毒と行動阻害だっけ?
  ランサー: 行動阻害と継続ダメージだ。
  雪緒  : あ、でも令呪でダメージ軽減したらBSカットするんだっけ
  ランサー: あ、そうだった。BSはカットだな。
  雪緒  : 『押し始めた…でも、油断しちゃ駄目だよね』
  GM  : ライダー「く、まさか……この私が令呪を切ることになるとは思いませんでしたわ」
  ランサー: っていうか殺人鬼が令呪命令しろや!(笑)
  雪緒  : ライダーが令呪使ったようにしか聞こえない(笑)
  GM  : バシュン、と手首から消えるライダーの令呪。
  ランサー: 本当にきってる!(笑)
  雪緒  : あ、そっちに移したんだ。…できたの?
  GM  : 演出です演出(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: 「お前が使うのかよ! だが、まだだぜ!」
  GM  : ライダー「マスターは戦闘中は理性的な判断ができませんから、私が一画預かっていて正解でしたわ」
  ランサー: 2回目が突き刺さったなら…・…ついげきだー!
  雪緒  : ごーごー!
  ランサー: 58an5+2an2         (ころころ……) [4,5,6,4,4,(中略),1,5,6]+[5,6] = 46         さすがに低下したな…
  雪緒  : MPダメージと思えばよろし。
  ランサー: ああ。この攻撃だけで30点消費?(笑)
  GM  : 63an5-5         (ころころ……) [2,5,3,6,3,(中略),1,6,5,2,4]-5 = 42         うそだー!(笑)
  雪緒  : あっるぇー?
  GM  : なんですかこの出目!?(笑)
  ランサー: ひどい(笑)
  雪緒  : これが、GMクオリティ。
  GM  : ちょ、ちょっと待って、本気でライダーが死ぬ!(笑)
  ランサー: 4差だから。35。2点引いて33点貫通。みたいな。
  GM  : 20点引けばまだ生きていますね、もはや成り振り構っていられない!
  ランサー: あ、そうだ。高速思考で回復していい? あたしもちょいキツイ。
  雪緒  : そだね。
  GM  : ライダー「そんなっ! ――ッ、マスター!」
  ランサー: 「とった!」         伏兵トラップがライダーを襲う!
  GM  : 善弥「やかましい! 俺の邪魔をするな!」
  ランサー: えええ、見捨てられて死ぬの?(笑)
  雪緒  : いろんな意味ですごい状況に陥ってる気がする。
  GM  : いいえ、善弥はちゃんと令呪を切りますよ。邪魔をするな、と(笑)
  雪緒  : なるほど(笑)
  GM  : そして、この場合ならダメージマイナスより達成値プラスで完全回避にした方が良い事に気づきました。
  ランサー: +10すればいいからね!
  雪緒  : どっちにしても令呪2枚切らせた!
  GM  : というわけで、怒声に乗せられた令呪が壁を形成し、ライダーを襲う糸檻を弾き飛ばします。
  ランサー: 「ちっ!」
  GM  : ライダー「この私が……ありえない……」
  ランサー: じゃあ密かに高速思考で回復して終わり。         15an5+10an5+5an5         (ころころ……) [2,4,4,2,4,(中略),3,3,2,1,2] = 26         13点回復。
  雪緒  : ダイス凄い増えた。
  ランサー: 魔力上がったのと結界分。         今のあたしのステータスは筋力C 耐久C 敏捷A++ 魔力A 幸運D- 宝具B
  GM  : ランク7の癖に!(笑)
  雪緒  : すげー!
  GM  : 機織り職人のく癖になんでそんなに強いのか(笑)
  雪緒  : いやちょっと待て。幸運D−だと……!?
  ランサー: そこ驚くところ?(笑)
  雪緒  : ランちゃんがランサーじゃなくなった!
  GM  : ランサーは死んだ!
  雪緒  : い、いやとにかく。
  ランサー: っていうかここまで圧倒してるのは礼装で加算されてるからだけどな。         ……素のあたしだとバーサーカーにも勝てないだろうし。
  雪緒  : ようやく次のターンだね!
  ランサー: そもそも今のあたしは機織職人じゃねえんだよ!
  GM  : さておき、ラウンド5に入りましょう。おそらく、ラストターン!
  GM  : 冒頭宣言、何かありますか?
  雪緒  : 防御優先。
  ランサー: 「人間の身体を捨てるってのは、おぞましいけど便利なもんだよ。          ――――どんなところでも自由に動ける。機動性が違う。反射神経が違う。頑丈さが違う」         攻撃専念。
  雪緒  : ランちゃん、イニシアチブいくつになった?
  GM  : あ”
  ランサー: 「そして何より速さが違う――――終わりだ、ライダー!」         IVは27.
  GM  : ぎゃあああっ! 切り札を切る前に封殺されたあああっ!?
  ランサー: 高速思考で回復してから対軍攻撃!
  雪緒  : あ、私にちょっと分けてくれると助かる。
  ランサー: 切り札あるのか……待とうか?(笑)
  GM  : そんな気遣いは要らんわ!(笑)
  雪緒  : (笑)
  GM  : まあ、常時舐めプ状態だったライダーですから仕方ないといえば仕方ない末路でしょう。
  ランサー: 15an5+10an5+5an5 雪緒回復         (ころころ……) [3,6,5,4,1,2,5,6,6,5,3,5,6,4,5]+[4,2,5,6,1,2,4,2,1,5]+[6,4,4,4,5] = 24         12点。
  雪緒  : うん。じゃあ6点渡すね。はんぶんこ。
  ランサー: わーい。じゃあさっきと同じく10点消費して。         全体対軍攻撃! ヘイズネットフルバースト!         63an5+10an5         (ころころ……) [6,1,3,5,3,(中略),1,1,4,1,3] = 62
  ランサー: 昆虫の反射速度と機動性で、林の中に斬巣結界を形成して引き絞る。
  GM  : 63an5-5         (ころころ……) [6,5,5,2,3,(中略),1,2,2,3,1]-5 = 47         63an5-5         (ころころ……) [1,1,3,4,1,(中略),4,6,3,6,6]-5 = 41
  ランサー: あ、昆虫じゃないか。
  雪緒  : 節足類だっけ?
  ランサー: でも虫って実際、人間より反射の幅が多いんだぜ。身体の各所に脳があって勝手に判断するから。
  雪緒  : へぇー
  GM  : ライダー「そんな、この、この私が! この私がぁ――ッ!!」
  ランサー: 一応聞くけどライダーのマスターは無事なのか?
  GM  : ここからです。         ライダー「ま、マスター! 最後の令呪で退避を――!」         善弥「……言った筈だぜ、ライダー。            俺 の 邪 魔 を す る な」
  雪緒  : 「(こいつ、完全に……!)」
  GM  : 令呪の命令でマスターの邪魔をしないよう『禍つ森の魔女(チャロン・アラン)』をブロークン、片方を完全回避します。
  ランサー: げえ!
  GM  : ただし、この宝具は『喪失時死亡』なので、徐々に薄れて行くライダー。         そこに襲いかかるランサーの一撃! 跡形も無くライダーを消し飛ばします!
  ランサー: こいつっ……自分のサーヴァントを使い捨てにしやがった! 17分割!
  GM  : というわけで、41の方を完全回避、47の方は差分が15、攻撃力31でしたっけ?
  ランサー: うん。っていうか令呪効果とライダーの犠牲で防げた、でいいよ。(でないとライダーが無駄死にだし)
  GM  : まぁ、差分ギリギリで生きているんですけどね、その方が場面的にアレなのでライダーの献身に敬礼。
  ランサー: へー(笑)
  雪緒  : 結局は報われない人だったな。報われても困るが。
  GM  : ギリギリだと宝具が使えなかったしな! まだ最後っ屁は残っていますよ!
  ランサー: え、ライダーが?
  GM  : いえ、善弥です。
  ランサー: ああ行動的には殺人鬼な。でも脱落宣言ぐらいしてやろうぜ(笑)
  GM  : 報われない戦いを永劫に続ける、救われることのない魔女。         手にした機会を活かすことなく、誰に省みられることもなく。
  ランサー: 「……あばよ、ライダー。お前のことは最後まで理解できなかったけど……          あたしもそうなるかもしれなかった。それだけは覚えておくぜ」
  GM  : 彼女は、再び永遠の牢獄へと戻されました。

   ――ライダー・魔女ランダ 脱落


  GM  : 最後に残ったのは、人として必要な全てを切り裂いてしまった殺人鬼。         求めるもの全てが手に入ってしまう運命の中、求めてやまない【死】を雪緒さんに見出して。
  雪緒  : 「……そう。最期まで、お相手しないといけないよう、ね」
  GM  : 善弥「……さぁ、殺ろうぜ、雪緒。ラストワンだ」
  雪緒  : 「いいわ…来なさい」
  GM  : もはやチャージをする余力もなく、ただナイフを片手に無造作に一閃。
  ランサー: 「雪緒……!」
  GM  : 41an5+8an4-5         (ころころ……) [4,1,2,3,3,(中略),6,5,3,6,3]-5 = 35         HP20消費で『切裂』発動! 防御不能! 【死】が雪緒さんに迫る!         身体中の穴という穴から血を間欠泉のように噴出しながら、それでも殺人鬼は笑う!
  雪緒  : ランちゃん、ラック頂戴!
  ランサー: ああ。どうぞ! 1点増えたしな>ラック
  雪緒  : これで打消し!
  GM  : 全てを切り裂いてきた一撃は、結局雪緒さんを切り裂くことなく、         残るは熟練の殺人術から繰り出される達成値35です。
  雪緒  : えーっと……防御優先取り消し!         「(あなたの心は、願いは、思いはわからない。わかりたくない。だけど……この最後の一撃は……!)」         えーっと。そうだね。魔眼+と魔力放出を乗せる。         10an5+5an5+5an5+3an3+5an5+5an5+20an5+5an5+5an5+2         (ころころ……) [1,3,6,5,1,(中略),2,5,3,2,2]+2 = 55
  雪緒  : そして…カウンター!
  ランサー: カウンター!
  GM  : 彼の女子高生は言っていました、カウンターは殺す時、と。
  雪緒  : あ、ランちゃんと約束したので命はとりません。         斬撃を受けた障壁は、瞬時に手元に集まる。         合わせるように守り刀そのものを柄に見立て両手で構えた先、刃のように光が伸びる。         それは大剣、と呼ぶに相応しかった。         動きは全て光が教えてくれる。迷いもなく、雪緒は振りぬいた。         「返しの理――”揺らぎの天秤の正義(ジャスティスソード)”!!」
  ランサー: え!?
  雪緒  : ポニテ+天秤のせいでこうなりました(笑)
  ランサー: ああうん……いいんじゃないかな。
  雪緒  : 大丈夫、峰打ちだから。あ、固定値は6なので差分20なら26?
  GM  : そうなりますね。
  ランサー: あ、生き残る?
  雪緒  : いやさすがに倒れるんじゃないかな。殺さないけど。
  GM  : 武術の分、防御力はありますが、それでも8点ですから、18点ダメージ。         ……―――HP−10、敗北が決定しました。
  GM  : どうっ、と倒れこむ百人斬りの殺人鬼・桐崎善弥。
  雪緒  : 「……ランちゃん」
  ランサー: 「ああ」
  雪緒  : 「約束、だったからね。……お願い」
  ランサー: とりあえず自己封印を起動して、ぬぎぬぎ。素足で雪緒の横に飛び降りる。         「あたしは雪緒のサーヴァント、ランサー。今からお前を殺す……いい残すことはあるか」         殺人鬼に針を突き付ける。
  GM  : 善弥「か、は、くはは……おい、おい、この期に及んで、【死】(雪緒)を取り上げようってのかよ。            お前の手じゃ、殺し、ちゃくれねえのか、なぁ、雪緒?」         もはや生きているのが不思議な状態でありながら、口元の笑みは変わらず応える殺人鬼。         その目は、やはりランサーを見ずに雪緒さんだけを見つめています。
  雪緒  : 「……」(ほんの少しだけ、悲しげに見つめる)
  ランサー: それを言われるとな……         こいつを殺すのはハジメを助けるためで……そいつはあたしの事情でもあるけれど…         それとこれとは話が別だ!
  雪緒  : 「ごめん、なさい。私はあなたの【死】にはなれない」
  ランサー: (あたしからこいつにかける言葉はないし、意味がないだろうな)         針を善弥の心臓に、突き刺す! ざく!
  雪緒  : 「でも…見届けるよ」
  GM  : 善弥「あァ――……手を、伸ばして、届かなかった、か。くく……まぁ、見届けてくれるってんなら……」                        ……こういうのも、悪くねえだろ。

   ―――桐崎 善弥 死亡


  ランサー: 針を抜いて、血を拭う。
  雪緒  : 「……」(少しの間、立ち尽くす)
  ランサー: 「雪緒。あたしはこいつを移動させてくる。先に神社に行っててくれ」
  雪緒  : 「……うん」         どちらかというとメールで確認じゃないかな。かな。
  ランサー: 埋める……わけにはいかないし。まあ街のどこかに置いてくれば、通報されるよな>死体
  雪緒  : 教会に任せておけばいいんじゃね?
  ランサー: そっか……じゃあ教会に届けてくる。         一応こいつはあたしが殺したんだ。少しは面倒をみるよ。
  GM  : マスターの死体を届けてくれるなんて、アフターサービス万全ですね。
  ランサー: 一応、じゃないな。善弥の目を手で閉じる。
  GM  : その死に様は、苦笑しているような、満足しているような、そんな様子でした。
  雪緒  : さよなら、本当に散々な目に遭ったけどこう言うしかないよね……安らかに。
  ランサー: 「雪緒はハジメが回復したかどうか確認しておいてくれ。直接の方がいいだろ?」
  雪緒  : 「うん。一応、事前にメール送るけどね」
  GM  : では、そうした事後処理の流れを済ませつつ、神社に移動する、という形で締めましょう。
  ランサー: シーンカット?
  GM  : はい、シーンカットです。次は6日目の朝、尾砥神社からとなります。
  雪緒  : まあ本当は双方ある程度回復した状態で会いたかったけどね。
  GM  : いえ、他に移動する先があるならいいですよ? 神社に行く、みたいなことを言っていたので。
  ランサー: ないない。
  GM  : では、6日目朝は尾砥神社からということで。
  雪緒  : すごく二度手間になるけどまあいいか。
  GM  : では、このシーンをカットします。