第一次霞足聖杯戦争5日目 夜〜深夜パート1
ランサー: 行動予定は宣言したっけ?
GM : 買い物に行くとか言っていましたが、東西どっちに行くとは聞いていなかったような。
ランサー: じゃあ東で。
GM : 5日目の夜ですね、では行動方針……の前に、幕間を入れます。 まぁ、一種のフラグという奴ですね。
● 幕間『とある殺人鬼の憂鬱』
雪緒 : なるほどなるほど。
ランサー: なるほどなるほどー
雪緒 : しかし絶妙なところで吹くようなAA入れてくるな(笑)
GM : どこかおかしい物がありましたでしょうか(笑)
雪緒 : おかしくないからおかしいんじゃない(笑)
ランサー: なんでトバルカインがいるんだ?(笑)
GM : トバルカインとは明言していませんよ(笑) たまたま出会った悪の魔術師があのAAだっただけの話です。
雪緒 : 嫌な一致だ。
ランサー: とりあえず今回は関係ないんだな。
GM : ええ、トバルカインが出現するようなことはありません。
雪緒 : 出てきたら困るよ。
GM : さて、彼の殺人鬼の背景が分かったところで、5日目夜の行動方針をお聞きしましょうか。
雪緒 : 東区にお買い物、でよかったよね?
ランサー: うん。とりあえず東区に行こうか。んでもって買い物をして英気を養う。
雪緒 : ランちゃんの道具作成には必要だもんね。
GM : はい、では東部地区のどこに向かいますか?
雪緒 : 商店街だね。閉めるの早いお店でもすぐ行けばまだ間に合うはず。
ランサー: 商店街。
GM : まぁ、東部地区には商店街くらいしか買い物の出来る場所はありませんけどね。
ランサー: じゃあシーンに入るか?
5日目 夜 東部地区/商店街
GM : では、夜、日が暮れ始めた商店街、気の早い店は既にシャッターを下ろし、 八百屋など夜まで営業する店は今も客引きをしています。
ランサー: 「おっとと。まだやってるかな」
雪緒 : 「どうだろう。今日は何買うの?」
GM : どの店もそうですが地域密着といえば聞こえはいいですが、 大手ショッピングモールなどに比べると品揃えという点ではやや劣ります。 それでも生き残っているのは、ここが住宅街のすぐ傍にあるという立地条件の良さゆえでしょうね。
雪緒 : すぐ近くにある、ってのは大きいね。
ランサー: 「そうだな。上質な絹糸が欲しいな」
雪緒 : 「絹糸かぁ(…今度は何作るんだろう)。手芸店に置いてあるかな?」
GM : 手芸用品店とか反物屋とかですかね、幸い店はまだ開いているようでした。
ランサー: 「うん。行ってみようぜ。量は二玉ぐらいかな」
雪緒 : 絹糸ってそんな大きい単位で売ってない気もするんだけどね(笑)
GM : 買い占めるんでしょう、わかります。
雪緒 : 500gは必要だろうし、絹糸なら買占めレベルだと思うよ(笑)
GM : 手造りの装飾品が並ぶファンシーな手芸店を覗く少女二人。 何事もなければ仲のいい高校生の友人同士という感じですね。
ランサー: じゃあいろんなものに目移りしながら 「電動ミシン……」
雪緒 : 「…そういえばランちゃんはミシン見るの初めてだっけ」 私自身も初めてだけど…(笑)
ランサー: 「便利だけど温かみが足りない気がするんだよな」
GM : それは偏見だ! 今の電動ミシンには縫い目がバラバラになる、 手造りっぽい表現機能とかが付いていたりするんです(笑)
雪緒 : 本末転倒じゃね?(笑)
ランサー: そういう問題じゃねえんだよ!(笑)
雪緒 : 「ふぅん……まあ良し悪しだよね。手早くできるのが一番重要なこともあるし」
ランサー: 「まあそうだな。この時代じゃみんな上等な服着てるしな」
雪緒 : 「っていうか冷静に考えるとだよ。ランちゃんの作ってくれたこの服、 ミシン並、下手するとそれ以上の速さのような気がするよ?」
ランサー: 「そりゃあたしの腕前って奴だよ。 織物に関してなら、たとえ神様にだって……ああまあ、そんな感じだ」
雪緒 : いくらサーヴァントといえど常識を超えた速さだよね?(笑)
ランサー: いやサーヴァントになる前からこうだから。
GM : これだから神話世代の人間は(笑)
雪緒 : (笑)
ランサー: 人間が戦闘機に張り合えるまでになる世界の住人なんだぜ?(笑)
GM : あの頃は魔法使いが一杯いたから(笑)
雪緒 : 「(うぅん…ランちゃんの正体、もう少しでわかりそうなんだけどなぁ…)」 守り刀さんは真名看破判定をするまでどうでもいい情報しか流してくれない(笑)
ランサー: てな感じで絹糸を買い込んだ。
雪緒 : 諭吉さんが飛んだ。
ランサー: ごめんよ。
雪緒 : まあ、ちゃんとお金出さないと…道具作成分のMP負担がひどくなるからね(笑)
GM : その表現だとポイントを使わない道具作成は材料を何処から調達しているんだということに(笑)
ランサー: 斧拾ったとか?(笑)
雪緒 : 考察し始めるときりがないからやめよう(笑)
ランサー: いや答えはあるよ。ほらあたし、自前で糸出せるから…(笑) てなわけで。 「ついでだから、他に何か買ってこうぜ」
雪緒 : 「あ、うん。そうだね、食糧補充しよう?」
GM : 食糧(笑)
雪緒 : 今なら…時間的に見切り品が……!
GM : ポケットの中にお菓子を詰め込み、英霊装備の中に冷凍食品を詰め込む聖杯戦争(笑) どんなサバイバルですか(笑)
雪緒 : 食事は大事だよ?
ランサー: 半額コーナーにゴーだ!
雪緒 : 物が物なので買いすぎないように気をつけよう(笑)
GM : いらはいいらはいー、今なら牛肉が安いよー。
ランサー: 豚肉と合挽きでいいよ。
雪緒 : そうだね。
GM : 牛肉(ギリシャ産)
雪緒 : なんでだよ(笑)
GM : バーサーカー脱落記念?(笑)
雪緒 : ひどい、あまりがんばれなかった上にこんな扱いまでされて…(笑)
GM : まー、肉も野菜も安くて新鮮なものを熱いバトルの末に手にする事ができました。
ランサー: やったー。スーパーの袋に入れる。がさがさ。
雪緒 : 「これでもうしばらくは持つね」
ランサー: 「そうだな。ハジメが戻ってきたらごちそう作ってやろうぜ」
雪緒 : 「……うん、そうだね!」
GM : さて、そうこう話していると。
雪緒 : 誰もいないところで食料はがっちがちに便利魔術で凍らせてランちゃんに収納してもらう。
ランサー: 思ったんだけどさ。
雪緒 : うん?
ランサー: 一度寮に戻るなら別に凍らせる必要も収納する必要もなくね?
雪緒 : 戻らないよ。色々ある夜間に拠点に戻るのはあんまり…
ランサー: ああそういうことか。了解。
雪緒 : バレバレだけど一応、ね。
ランサー: じゃあライダーのマスターのことを話しておこう。 「雪緒。ハジメを助ける条件のことだけど」
雪緒 : 「うん?」
ランサー: 「ライダーのマスターを殺さないといけないのなら、あたしが殺す……からな」
雪緒 : 「もともと私がどうにかできるとは思ってないけど…どうして?」 真面目な話カウンターでも厳しい。
ランサー: 「アフロの場合は、あいつは死徒とかいう化け物だった。 けどライダーのマスターはどれだけ歪んでようと人間だ。雪緒に人殺しはさせられない。 だから、必要な時はあたしがとどめを刺すからな」
雪緒 : 「……うん。ごめんね、変に気を遣わせて」
ランサー: 「いや、こっちも変な話してごめんな……遅れてもあれだし、そろそろ戻るか」
雪緒 : 「そうだね、急ごう」
GM : アフロを殺すのを普通に見逃したのは、アレが人外判定だったからなんですね(笑)
雪緒 : あとどうでもいいけど、こういう話って表でするときは念話の方がいいと思った(笑)
GM : 認識阻害でもしていたんじゃありませんか(笑)
ランサー: そういえばそうだった(笑)
GM : さて、それじゃあ流されてしまいましたが、そうして二人が話していると。 河川敷、というか霞足大橋の方で大規模な魔術が使われた反応がありました。 どうやら、どの陣営かは判りませんが東部地区の霊地を陣地に書き換えた陣営が要るようです。 いったいなにものなんだー。
雪緒 : わーぼうよみー
ランサー: へー、たいへんだなー
GM : 君達は危機感が足りない!(笑)
雪緒 : 危機感以前にどこがやったかバレバレなんだけど(笑)
GM : まぁ、とりあえずそれだけです。深夜の時間帯に移行して構いませんか?
ランサー: うん。
雪緒 : はいな。
GM : はい、それでは深夜の時間帯に移りますが、その前に幕間を流します。
● 幕間『死を撒く者、ライダー陣営出陣』
雪緒 : 今日は幕間多いね。
GM : それだけ大詰めということです。
ランサー: ライダー陣営の?
雪緒 : こっちもね。
ランサー: これはライダー陣営死ぬな。
雪緒 : 死ななかったらこっちが死ぬんですけど?(笑)
GM : 何のために善弥の過去を描写したと思っているんですか、これを逃すと機を逸するからです(笑)
ランサー: ああいい方を変えよう。今夜中に決着がつくな、と(笑)
雪緒 : まあつかないとこっちも困るからね?(笑)
ランサー: 大丈夫大丈夫。切り札もあるからきっと勝てるよ。
GM : 果たして、こちらに切り札がないといつから錯覚していた?
雪緒 : 切り札がないとこなんて基本ないでしょう(笑)
GM : さておき、深夜の時間帯ですが、どの位置でどのように行動しますか? あと、事前にやっておくことなど。
ランサー: できるだけ回復しておこう。
雪緒 : 私は…装填したほうがいいかな?
ランサー: セイヴァーの真名あてでもいいんじゃね?
雪緒 : いやその。防御の装填って1発分しかないんだけど?
GM : 真名当ては今必要かっていうとアレですけどね、ちなみにHPMPは大丈夫ですか?
雪緒 : ランちゃんは何点欠けてたっけ?
ランサー: MPは−8、雪緒は?
雪緒 : MP4点、結界MPが2点欠けてる。 事前に封印解除と守り刀の継続切替をするからさらに5点減る。
ランサー: それは仕方ない。 とりあえずあたしが雪緒を回復して余ったらあたしに回してもらおう。
雪緒 : あ、準備は北区の森林地帯で待ち受けながらでいいよね?
ランサー: うん。OKだ。
GM : ちぃ、ランサーに森に配置されましたか。
雪緒 : で、私は装填で大丈夫かな。
ランサー: うん。じゃあ回復するな。 15an5+8an4 (ころころ……) [2,1,3,5,2,2,6,2,5,5,6,1,2,4,3]+[6,1,1,6,5,5,4,4] = 17 9点回復!
雪緒 : あ……まあいいか。
ランサー: 作っておいたスープを水筒で雪緒にあげる。余ったらあたしに回してくれ。
雪緒 : じゃあ3点余るからランちゃんに渡す。これでいったんMPも結界MPも満タン。 で、自己封印解除、守り刀を継続に切替。防御魔術を装填魔具にセットするよ。 10an5+5an5 (ころころ……) [6,4,4,3,5,4,2,1,4,6]+[5,5,5,6,5] = 12 防御12がスロット1にセットされました。準備はこれで以上だね。
ランサー: うん。それじゃ糸を張って待ちうけるか。
5日目 深夜 北部地区/森林地帯
GM : 広大な森林地帯、本領発揮とばかりに糸を張り巡らせ警戒網を敷くランサー。
ランサー: 森の中で片膝をついて警戒をする。
GM : 星が瞬き月が輝く夜の森を、それがどうした、と言わんばかりに直進する一対の影。 一直線に尾砥神社を目指す二人組の男女は、糸による妨害をまったく気にせず最短距離で侵攻しています。
ランサー: 「……来たぜ、雪緒」
雪緒 : 「…うん」 開いてる手で、ぎゅっとコートの裾を握る。
ランサー: なにか勇気づけることを言わないと…… 「ハジメの仇をとってやろうぜ」
雪緒 : 「まだ死んでないから!?」 より正確に言うとセイヴァーのせいだし(笑)
GM : そんな漫才をしている二人の前に、現われます。 善弥「おぉ? なんだ、キツネの嬢ちゃんが出てくると思ったら。お前が来たのか、雪緒」 ライダー「あらあら、ランサー様も御一緒なのですわね。こんばんは」
雪緒 : 「こんばんは…正直、会いたくなかったけどね」
ランサー: 「昨日の絡み……アサシンのマスターはあたしたちの友達なんでな」
雪緒 : そういう余計なことは言わなくてよろしい(笑)
GM : 善弥「はん、なるほど今日は退く気がねえってことだな。ちょうどいいぜ、屈服させ甲斐があるってもんだ」 ライダー「残念ですけれど、私たちも退くわけには参りませんのよ。せっかくとても良い物を見つけたのですから」
雪緒 : 「ふぅん……お互い退く気がないんだ、じゃあちょうどいいね?」
ランサー: 「いいもの?」
GM : ライダー「感じませんの? ランサー様ならばお分かりになるかと思いましたのに。あの御山の地下にあるモノですわ」
雪緒 : 「……(私らごときでどうにかなるものじゃないんだけどね)」
ランサー: 「いやいやいや。あれは手を出したら駄目だろ」 少し話した方がいいかな。
GM : ライダー「それが何かなどという事は些細な問題ですわ。アレがあれば私の願いが叶う。それで充分というものです」
ランサー: 「あいつは大聖杯……聖杯戦争の根幹だぞ。下手に手を出したら何もかもがめちゃくちゃになるって」
雪緒 : 『…それ言ったらだめなんじゃないの?』
ランサー: 『いや。普通はサーヴァントは聖杯に賭ける願いがあるもんだからな。 全部御破算になったらあいつらも困るさ』
雪緒 : 『どうだろうね?』
GM : ライダー「まぁ! アレが聖杯でしたのね。 それでしたら、最終的に私が手にするものですわ。先に使わせて貰っても構ないでしょう」
ランサー: 「んなわけねーだろ!」
GM : ライダー「うふふ。聖杯戦争などどうでもよろしいではありませんか。 アレだけの量の怨霊死霊を全て解き放てば、きっと私の願いは叶いますわ」
雪緒 : 「(怨霊…?聖杯ってそういうので出来てる…ってこと?)」
ランサー: 「みんな死ぬわ、どんな願いだ!」
GM : ライダー「ですから、みんな死んでください、という願いですわ。 何のためにアレだけの霊魂を集めているのかは存じません。 ですが、それが私の願いに利用可能なのですから、それで充分ですわ」
ランサー: 「ひでえ話だな……何もかも憎む気持ちはわからないでもないけどよ。我慢しろよ、それくらいはさあ!」
GM : 善弥「言っても無駄だぜ。ライダーは人って種族そのものを消しちまうつもりなんだ。 恨みもあるだろう、憎しみもあるだろう。だが、そもそもライダーは飽いちまったのさ。繰り返すだけの生に」
雪緒 : 「っ……そこまでの願い、とはね。そんなの叶えさせる気はないけど…… もとよりそれ以前の問題、何が願いだろうとお互いにここで退かないことに変わりはない」
GM : 善弥「まぁ、そうだろうな。そもそも、その願いが叶えば皆死ぬんだ、そりゃ賛成されないだろうぜ」
雪緒 : だからお前らの願いは関係ねぇって言ってるんだ(笑)
ランサー: お前がしねえ!(笑) 「ライダーのマスター。お前はそれでいいのかよ? お前も死ぬんだぞ?」
GM : 善弥「俺の願いはその先にある。俺はな、【死】の先を見たいんだ。 まぁ、本来なら生死の掛かる闘争の果てに見出したかったが、 人類全ての死だ。きっと、俺の求める物も見れる筈だぜ。 その上で【死】の先が見れないってんなら。まぁ、なんだ…… 立ち塞がる【死】すら切り裂いて見せればいいだけのこった。 何も変わらねえよ。俺は俺らしく切り裂いて殺すだけだ」 赤いナイフを抜き出して、桐崎善弥は運命とさえ殺し合う。
雪緒 : 「……そう」 まあ、そんなことだろうと思ったけど。
ランサー: 「お前の方がよっぽど化物だぜ……」
GM : 善弥「さぁ、結局最後にものを言うのはコイツってことだ。そろそろ始めようぜ」
雪緒 : 「そう、ね……これで終わりにしよう?」 こっちから語ることなんてないし、あとはもう(物理)しかない。
ランサー: 説得(物理)?(笑)
GM : IVはランサーが16、雪緒さんが5でしたね。
ランサー: うん。
GM : こちらは善弥が17、ライダーが11ですので、善弥、ランサー、ライダー、雪緒、という順番になります。 配置は ランサー+雪緒:善弥/ライダー で構いませんか?
雪緒 : はいな。
GM : では、問答も尽きたところで、戦闘処理に入りましょう。