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第一次霞足聖杯戦争4日目 深夜パート2

4日目 深夜 北部地区/通り道


  GM  : 夜目にうす暗い通りであろうと、明らかに普通では無い形跡が残されています。         実を言うと、前回のゾンビ&バーサーカー戦でも大回帰(ムーンクレータ)の痕とか、         そこらに霧散していたゾンビの死体とか、形跡はたっぷり残っていたのですが。         聖堂教会が一晩でやってくれましたのでそれらは漏洩することはありませんでした。
  ランサー: 大変だな。
  雪緒  : ということは…ついさっき?
  GM  : その為、この道も整備され戦闘痕も修繕された筈でしたが、そこかしこに残る巨大な獣の足跡、そして抉れた地面。         ここで何者かが戦ったのは確かでしょう、誰が戦ったかまでは不明ですが。
  ランサー: 消去法で分かるじゃねーか!(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: ライダーの獣だろ。あ、でもあれ昼間だけだよな、使えるの。いやまあ一緒か。
  GM  : 足跡くらい残りますよ、あれだけの巨体ですから。
  雪緒  : 「これ…何が、あったの…?」         注意深く辺りを見まわしながら
  ランサー: 「この痕跡……ライダーと誰かが戦ったのかもな。状況的に考えると、ハジメか?」
  GM  : 何らかの形跡を調べたければ魔力か幸運、ランクレベル判定に知覚系のスキルでどうぞ。
  ランサー: 知覚系スキル……なにもない!         8an4         (ころころ……) [1,2,2,6,2,6,2,3] = 6         出目はいい。
  雪緒  : んー…魔力を使うなら探索魔術って知覚系で使えるんじゃなかったっけ?         それとも受動的なもののみなのかな。
  GM  : 一応可能ですよ、まぁそのお陰で他の知覚系が要らない子になりつつあるんで、修正が必要な気もしますが。
  雪緒  : ……その場合汎用魔具は?(笑)
  ランサー: あざとい(笑)
  雪緒  : まあ、ランちゃんは魔術分足したら?
  GM  : まぁ、構いませんけれど、魔力的な探索と物理的な探索では結果が違うかもしれないことは知っていてください(笑)
  雪緒  : 物理的な探索は無理だから言ってるんだろぉー(笑)
  GM  : そういうキャラなんだから仕方ないでしょう(笑)
  ランサー: じゃあ魔術分を足そう(笑)         10an5         (ころころ……) [3,2,3,5,6,1,3,3,1,1] = 9         15! これで雪緒は消耗しなくていいだろう。
  雪緒  : んー。それなら私はランク判定にしておこう。何も足せないけど。         ……運命に抗うもの、足していい?(笑)
  GM  : はい、構いませんよ。
  雪緒  : わーい。前回使い損ねたからなー(笑)         8an4+5an5         (ころころ……) [1,6,2,4,3,2,6,5]+[3,4,5,3,5] = 10
  GM  : おお。思いのほか成功しましたね。
  雪緒  : がんばりました。
  GM  : では、まずランサーですが、この場には三騎のサーヴァントの魔力反応がありました。         三つ巴になったのか詳細は判りませんが、少なくともその内の一騎はアサシンのようです。         かなり大規模な魔力反応が残っているので、どの陣営かが令呪を切った可能性も見てとれます。
  ランサー: どの陣営……アサシンだろ!         「三陣営……やっぱりアサシンはここで戦ってたみたいだな」
  GM  : そして、雪緒さんですが。         ふと、まるで吸い寄せられるように視線を転じた先に、         ――どこかで見た事のあるような赤い布きれが地面に落ちているのを見つけました。         具体的には、AAの都合で英二が普段使いしている三角巾、いわゆるバンダナのように見えます。
  雪緒  : 三角巾って言うと全然違うもののように聞こえる(笑)         「……」(ふらふらと近寄る)
  GM  : ろくな明かりの無い路上で、その布は闇に溶け込むように地に伏せていました。
  ランサー: 「どうした? 雪緒」
  雪緒  : 「……これ」         バンダナを拾い上げる。そういえば、血の跡とかどうなのかな。
  GM  : 拾い上げた瞬間、ぐしゅり、という重く湿った感触が返ります。
  ランサー: 「こいつは……」
  GM  : 雪緒さんは気づきます。         今まで、暗がりに落ちていたからそう見えていたと思った黒ずみが、実は全て黒い染みであることに。         そして、その染みの半ば辺りに、バンダナを左右に両断しかねないほど鋭い切れ込みが走っていることに。
  雪緒  : 「……何が…何があったの…?」         ぎゅっ、っとバンダナを握りしめる。
  ランサー: 手にとって職人として状態を確認しよう。         「ちょっと貸してくれ」
  雪緒  : 「う、うん……」         素直に手を離す。
  ランサー: 職人として検視する。
  GM  : ランサーの職人的な視点から見るに、切り口は非常に鋭利。         とても切れ味の良い刃物でスパッと切り裂かれていることが判ります。         形状と傷の形を見るに、切り裂かれた時の衝撃で地面に落ちたのでしょう。         当然ですが黒ずみもその時にできたものだと分かります。
  ランサー: ハジメのバンダナで間違いないのか?
  GM  : そうですね、ランサーは今日の昼、そのデザインのバンダナを英二がしているのを見ています。
  ランサー: 刃物の切り口に見覚えはあるか?
  GM  : 貴方達は一度でもいいですから彼の攻撃で怪我をしましたか?(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: えへ(笑)
  雪緒  : いやまあ私は食らったらおしまいだからね(笑)
  GM  : そういう意味では見覚えはありませんが、刃渡りが短い刃物だろうという程度の推察は出来て構いません。
  ランサー: 「ハジメの……バンダナだな。たぶん顔に傷を負って切れたんだろ」
  雪緒  : 「…うん……」
  ランサー: 「この切れ方なら傷は浅いから大丈夫だよ。そもそもちゃんと切れてないしな。          たぶんアサシンが引っ張ってったんじゃないか?」
  雪緒  : いや、血の量考えろ(笑)
  GM  : べったり血が付いています(笑)         まぁ、頭部の出血は派手に見えますからね、と希望的観測を言ってみるテスト。
  ランサー: これは……返り血だ!(笑)
  GM  : 切れ込みはどうなった(笑)
  ランサー: ハジメが殺人鬼に大ダメージを食らわせたんだろ?(笑)
  雪緒  : なんでよ(笑)
  GM  : 無茶を言わんでください(笑)
  雪緒  : 「いくら頭の方だからってこの血の量はおかしいよ。それに、周りにも結構……」
  ランサー: 「ハジメの血とは限らない。それに回復魔術を使えれば、これくらいなら十分持ち直せるさ」
  雪緒  : 「……ねぇ、ランちゃん」
  ランサー: 「ん……」
  雪緒  : 「無理しなくて、いいよ? そりゃあもちろん、私だって無事だって信じたい…ううん、信じてるけど…          けど……」         消え入りそうな声になるけど、首を振って。
  ランサー: 「しっかりしろよ、雪緒! まだ何も決まっちゃいないんだ!」         空元気を飛ばす。
  雪緒  : 「……そう…そう、だね」
  ランサー: 「あたしたちのすることは、まずハジメを確認することだ。そうだろ?」
  雪緒  : 「うん……でもね。あまりに楽観的すぎると、逆にもっと不安になるよ…          ……ごめん、そんなこと言ってる場合じゃ、なかったね」         もう一回、軽く首を振って。
  ランサー: 「ウジウジ考え込むより、まず行動しようぜ」
  雪緒  : さて。改めて血の跡を確認しよう。
  GM  : はい、とりあえずバンダナが落ちていた地点、その周辺の地面に多量の血痕が残っていました。         まぁ、大部分は土に呑まれていましたが、その分だけ色が変わっていて分かったと言う感じですね。
  雪緒  : そこだけ?
  GM  : 目に見て判るほどの血痕はその位置だけです、そこから点々と血痕が伸びる、というようなこともありません。         回復魔術で出血が止まったのか、あるいは令呪で転移したのか。
  ランサー: あたしは探索魔術でハジメを探すぜ。
  雪緒  : 手番消費でないイベント行動でいいなら支援入れよう。
  ランサー: 気持ちはもらっておく!
  雪緒  : 気持だけで済むならダイスはいらないんだよぉ!(笑)
  GM  : 気合で済ませられるのは勇者だけです(笑)
  ランサー: この森に張り巡らせた糸を繋いで、ハジメの声を探す。
  雪緒  : お前気絶とかしてたらどうすんだよ(笑)
  ランサー: 寝息で!(笑)
  雪緒  : お前なぁ(笑)
  GM  : それで判別できるほど英二の寝息を聞いてたらドン引きですよ(笑)
  ランサー: それもそうだな(笑)         じゃ、まあ魔術的に反応を探るってことで。判定するか?
  GM  : 糸による探査は音を基調としている設定ですからね、英二に関する音を拾ったという感じで処理しましょう。
  雪緒  : 支援は入れられる?
  GM  : では、判定どうぞ、支援も入れるのならどうぞ。
  雪緒  : じゃあ支援入れるー         10an5+4an4         (ころころ……) [5,3,6,4,6,1,5,6,6,1]+[1,6,5,5] = 7         これはひどい。7点そのまま渡そう。
  ランサー: ほい。
  雪緒  : 相性修正はどれくらい変動してるかさっぱりわからないから初期値のままなんだろうか(笑)
  GM  : 誰ですかそんな面倒臭いシステムにしたのは(笑)
  ランサー: 15an5+8an4+7 えい         (ころころ……) [6,2,6,6,2,1,2,3,2,6,6,4,3,2,6]+[6,4,4,6,5,5,1,2]+7 = 20         20! 出目ひでえなあ!(笑)
  GM  : 6an3+15an5+4an4         (ころころ……) [6,2,6,5,5,1]+[2,1,2,2,3,6,2,3,1,6,4,5,3,1,5]+[5,4,5,4] = 17         10an5+5an5+5an5+4an4         (ころころ……) [2,1,2,3,5,1,4,3,2,5]+[4,3,5,2,2]+[4,2,1,6,6]+[2,2,5,3] = 21         ふむふむ。
  雪緒  : ところで一応相性修正入れるなら+2のはず。<支援
  GM  : それを入れるか入れないかで渡す情報が変わるんですが(笑)
  ランサー: じゃあ入れる。
  GM  : チッ、ではランサーが糸による情報収集を行った結果。         北部地区の伝生学園・学生寮と尾砥神社の結界内、二か所に英二らしき反応が有る事が判りました。
  ランサー: へ?
  雪緒  : 反応の仕方は違う?
  ランサー: え、なんだそれ。英二が英/二になったの?
  雪緒  : おい(笑)
  GM  : そうですね、学生寮の方は一人で何かを待っているような様子です。         尾砥神社の方は結界に阻まれて詳細は分かりませんが、酷く消耗しているようです。         ああ、そうでした……学生寮の英二は赤いバンダナをしています。
  ランサー: つまり片方はマフラーの用意した偽物ってことか?
  雪緒  : その可能性はあるね。
  ランサー: その可能性しかねえ!(笑)
  雪緒  : そうだなー。アサシンさんも探してみようか。
  GM  : 霊体化している場合、探索魔術で探すのは難しいのでは(笑)
  雪緒  : そうかー…
  ランサー: 結果報告する。         「学生寮と神社に反応があった。ただどっちかは偽者みたいだな」
  雪緒  : 「そうなの?」
  ランサー: 「神社の方はかなり弱ってるみたいだから、そっちが本物だと思う。          ……つまりアーチャーに保護されてるってことだ」
  GM  : ちなみに相性補正分がプラスされなかった場合、神社情報は判りませんでした。
  雪緒  : 「うん。ちょっと亜弓さんにメール打ってみようか」         一応現場から少し離れながら
  ランサー: 「でもさっき通じなかったんじゃね?」
  雪緒  : 「あれからけっこう時間経ってるし、もしかしたら交戦中だったのかも」
  ランサー: なるほど。
  雪緒  : まあとにかく打とう。ものすごくストレートに訊いたほうがいいよね。
  ランサー: ハジメいる?でいいんじゃね。
  雪緒  : まあもう少しビミョーに遠まわしかつ丁寧にだね(笑)
  ランサー: そんな感じで。ぴぽぱ。ってメールって返信いつ来るんだよ!
  GM  : 2an2+4an2         (ころころ……) [3,4]+[6,3,6,5] = 0
  ランサー: もうだめだあ(笑)
  雪緒  : ラック、ラック切れお前ら!(笑)
  GM  : えー(笑)
  ランサー: これハジメの幸運+運命に抗うものだよな。
  GM  : まあ、深夜ですしね、宵越しのラックは持たない。         2an2+4an2         (ころころ……) [5,1]+[3,3,2,4] = 2         チッ、成功してしまった。
  雪緒  : 舌打ちすんなし(笑)
  GM  : というわけで、亜弓からメールに返信がありました。         返事が遅れたことを詫びる言葉と、セイバーとの交渉を感謝、         そして最後にアサシン陣営を保護している、という情報です。         ただ、最後の情報だけちょっと微妙な書き方がされていましたが。
  雪緒  : そっか。じゃあ返信しよう。         『わかりました、ありがとうございます。すぐにそちらに伺ってもよろしいでしょうか?』         なんかビジネスメールみたいになった(笑)
  GM  : From:亜弓『出来れば訪問は明日にして欲しい。ところで、なんで雪緒がマスターの兄貴を知ってるんだ?』
  ランサー: あん?
  雪緒  : お返事『ちょっと待ってどういうことなの私が知りたいわ』         まあ何か引っかかるところはあったんだけどね…
  ランサー: とりあえず一番大事なことはわかったからいいとしようぜ。ハジメは無事そうだ。
  雪緒  : うん
  ランサー: そんで偽物が寮にいるなら、あたしたちはそっち行こうぜ。でないと寮を使えない。
  雪緒  : 神社は朝行きたかったからなー…
  ランサー: 相手が偽物だって気付かない振りしてやろうぜ(笑)
  雪緒  : うぇぇ、私はやだなー(笑)
  GM  : というわけで、尾砥九重の設定更新。 【設定】  霞足市の土地の管理人たるセカンド・オーナーであり、また霊山・尾砥山を守護する混血の一族。  その当主の娘であり、生まれながらに持った異能により「古き獣の花嫁」となることが確定している女子中学生。  ちなみに、九重というのは花嫁と確定した際に付けられた世襲の名で、本名は別にある。  生まれる前に母親が駆け落ちして逃げた経歴があり、実は当主とは血が繋がっていない。  上記の理由から幼い頃は一時期京都の市井で生活していたことがあり、その為古い因習などを嫌っている。  連れ戻された際に半分だけ血の繋がった兄(当主の息子)と離れ離れになっている。  また、母も無理やり家に戻された挙句、望まぬ当主との婚姻が心労になって命を落としている。  それらの要因から尾砥の家その物を嫌っており、根源たる禍狐を滅ぼしたいと考えている。  ヘビーな過去から微妙の立ち位置の現在までの経験から、年齢の割りにドライな性格をしている。  ただし、関西人らしく本質的にツッコミ体質なのは言うまでもない。   雪緒  : 最後の一文(笑)
  ランサー: 本当なのかよ……まあいいや。とりあえず今は忘れよう。
  GM  : では、学生寮へ戻るということでよろしいですか?
  雪緒  : ああそうだ。明日にしてくれって言ってたけど朝でもいいのかな。
  ランサー: 朝は寝る時間じゃね?
  雪緒  : 寝てる場合じゃねー!
  ランサー: いやまあいいけど(笑)
  GM  : 亜弓からの返信だと『あんまりお構い出来ない上に、敵陣地で居心地悪くていいなら』とのこと。
  ランサー: じゃあ学生寮行くか。
  雪緒  : まあ朝寝るかどうかは置いといて寮に戻ろう。
  GM  : はい。

4日目 深夜 北部地区/伝生学園・学生寮


  GM  : では、二人が学生寮に戻ってくると、受付に所在なさ気に立っていた英二(?)が、満面の笑みで出迎えます。
  ランサー: 態度はとりあえず最初からバレバレだからセイなんとか見せろってことでいいのか?
  雪緒  : いや、たぶん違うな。
「ただいまー」
  ランサー: 「……ぶじだったかー」
  GM  : 6an3+5an5+4an4+4an4         (ころころ……) [3,4,4,1,3,2]+[4,1,4,1,5]+[6,4,1,3]+[3,6,1,6] = 14         エイジ「おお、お帰り、待ってたんやで」(達成値14分の演技力)
  雪緒  : 何で見破るの?(笑)
  GM  : 先ほどと同じく、魔力、幸運、ランクレベル判定のいずれか、及び知覚関係のスキルで判定ですね。         相当するスキルは千里眼、直感、心眼、気配察知、話術、など。
  ランサー: できるかあ!(笑)
  GM  : なので、亜弓の探索妨害がもう少し高かった場合、意外とバレずにヤバい事に成ったかもしれないのですが(笑)
  雪緒  : 魔力なら何とかなる。魔力で判定する場合魔術はいいのかな。
  GM  : 魔術は足していいですけど、汎用魔具は足せませんよ。
  雪緒  : わかった。運命に抗うものを足す。
  ランサー: 大体既にばれてるのに意味があるのか?(笑)
  GM  : それだけ迫真の演技ってことです(笑)
  雪緒  : あと魔力を使った判定なら魔力放出もいけるな。
  ランサー: 凝か(笑)
  GM  : 目に魔力を溜めて(笑)
  雪緒  : ルール的に何の問題もないから仕方ない。
  GM  : まぁ、間違ってはいませんね。別に、判定失敗したからって洗脳とかされるわけでなく、         本物にしか見えないだけですから、そこまで根性入れる必要はありませんよ?(笑)
  雪緒  : 私は負けず嫌いらしい(笑)
  GM  : 知ってた(笑)
  雪緒  : 10an5+4an4+5an5+2         (ころころ……) [3,6,1,6,2,1,2,4,3,4]+[2,5,4,3]+[6,1,5,4,2]+2 = 17
  GM  : ランサーはどうします?
  ランサー: いやどうしますって、最初からわかってるんじゃねえか(笑)
  GM  : まぁ、そうですね、とりあえず迫真の演技でしたが、雪緒さんやランサーは最初から知っていたこともあり。         どこか演技じみた超そっくりなモノマネ芸人のネタを見ているような気分になりました。
  雪緒  : 「ごめんね、時間かかっちゃって。そっちはどうだった?          (駄目…笑っちゃ駄目よ雪緒…堪えるのよ……!)」
  GM  : エイジ「ああ、バッチリ仕事をこなしてきたで! この戦争、俺達の勝利やな!」(歯キラン)
  ランサー: おい(笑)
  雪緒  : なんだか腹筋が鍛えられそうだよ(笑)
  ランサー: 「あふろはどうしたんだー?」
  GM  : エイジ「アフロ……あ、ああ、リュグナー・フォン・ミュンヒハウゼン男爵か。             彼は勇敢な戦士として最後まで誇りを持って戦い、そして散って言ったんですぞー」
  ランサー: おまえかよ(笑)
  雪緒  : ダイスがダイスなのでそうだと思った(笑)
  GM  : エイジ「げふんげふん、それはともかく、疲れてるだろうと思って夜食を用意したんや。             軽くつまめるもんやから一緒にどうや?」         といって、各種サンドイッチをバスケットに入れたものを取り出します。
  雪緒  : 『まあ、食べない方がいいよね』
  ランサー: 『もう刺していいか?』
  雪緒  : 『まあ気持ちはわかりすぎる』         「ご、ごめん…ちょっと限界だから、気持ちだけもらっとくね」         疲れた表情に見えるが実は笑いを堪えている(笑)
  GM  : エイジ「さ、さよか。ほなら、疲れを取るマッサージとかどうかな!             俺、こう見えても整体(人体構造)とか得意やねんで!」         手をワキワキと動かす様は、演技とは思えないほど英二ソックリでした。
  ランサー: 「ところであさしんはどうしたんだー?」
  GM  : エイジ「あ、アサシン? ああ、アレには偵察を命じといたわ。そこら辺を調査しとるやろ」
  ランサー: 「そっかー」
  GM  : エイジ「せやせや、なは、なはは、なはははは!」
  雪緒  : 『やっぱ滅ぼそうか?』
  ランサー: 『滅ぼそうぜ』         とりあえず死なない程度に殴るってことでいいな。
  雪緒  : 死なない程度に滅ぼす。
  GM  : 危険な意見の一致を(笑)
  雪緒  : もういろんな意味で限界きてるからね、私(笑)
  GM  : 男爵にしてみれば完全に八つ当たりのような(笑)
  雪緒  : 弱点・姦計を持っている私をだまくらかそうとした時点で完全アウトです(笑)
  GM  : 弱点ならいいじゃないですか(笑)
  雪緒  : そういうことした奴への反応下がるんだぞ(笑)         あ、そういえばその分の修正忘れてた。入れても勝ってたけど。
  ランサー: 修正入れてねえ(笑)         「ところでハジメ」
  GM  : エイジ「ああ、なんや?」
  ランサー: 「おもむろに死ねえ!」         というわけで針でいきなり刺す。あ、毒は抜いておく。
  雪緒  : 「うん、令呪使わないで許可するね」
  ランサー: 23an5         (ころころ……) [6,3,3,6,5,4,1,6,2,4,4,6,3,5,5,5,1,6,1,3,1,2,1] = 18         おたがいひでえな(笑)
  GM  : 6an3         (ころころ……) [3,2,1,3,2,5] = 5         耐久オンリー! なんということでしょう。         匠の手によって作られたこの変身セットは、なんと使用中は攻撃防御の魔術が使えないのです。
  ランサー: そんなもん作ってたのかよ…(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: 攻撃力17、てなわけで30点ダメージ。
  GM  : マイナス突破しましたので、殺すつもりなら死にます。
  雪緒  : 死徒が死ぬってのも変な表現だけど。
  GM  : 灰は灰に。
  雪緒  : まあ殺しはしません。まだ。
  ランサー: 殺すつもりはない。まだ。
  GM  : では、針で刺した個所から、まるで風船が割れるようにパンと身体が弾け、そこから見慣れた骨の姿が現われました。
  ランサー: というわけで死徒だから遠慮なく串刺しにして、壁に貼り付けだあ! ずだん。
  雪緒  : 修繕費のことを考えてーっ!?
  ランサー: このアフロから取る!
  GM  : 男爵「がふっ! があっ! な、なぜ、吾輩の礼装は完璧、演技もオスカー賞ものだった筈です、ぞ……」
  雪緒  : 「そんなことはどうでもいいのよ」         今重要なのはそこじゃない。
  GM  : 霧が濃くなるんですね。
  雪緒  : とりあえず武装解除しておこうか。変な礼装もってたら困るし。
  GM  : 本型魔術武器、靴型飛行乗騎、などなど。
  雪緒  : あとで吟味した上で処分しましょう(処分前提)
  GM  : ああ、あとランサーが持ちかえった両刃斧も本来は男爵の伝承保菌宝具です(笑)
  雪緒  : (笑)
  GM  : 怪力ないから男爵は使えないけどな!(笑)
  ランサー: 燃やそうか(笑)
  雪緒  : とりあえず人払いかけて周辺もしっかり注意しつつ尋問タイムだね。
  GM  : HP0なんですが気絶していいッスかねぇ?(笑)
  雪緒  : ごめんね、気絶なんて楽なことさせてあげられないよ……
  ランサー: 「悪いけど最初っからばれてたんだよ。マフラーの奴が教えてくれたんでな」         ッていったけど、まあ間違っちゃいない、はず。
  GM  : 男爵「な、なんですと!? あ、あの小僧、吾輩に最後のチャンスなどと言っておきながら……!」
  雪緒  : 「っていうかなんであいつと知り合いなの?」
  ランサー: 「お前馬鹿じゃねえの? 令呪とサーヴァント奪われておきながらそれかよ」
  GM  : 男爵「あの小僧めが……男爵に取り立てて頂いた御恩を仇で返しおってからに、許せんですぞー!」
  雪緒  : 「ふぅん、その男爵って、あなたとは違うんだ」
  GM  : 男爵「おぉっと、お口チャック」(右から左)         男爵は骸骨の口を一文字に閉じて、これ以上は何も喋らないと意思表示しました。
  雪緒  : そっか…
  ランサー: 「じゃあもう燃やすか? 雪緒」
  雪緒  : 「……」         少し、考え込んで。         「……人から成る小聖杯…」         ぼそ、と。ほとんど無意識に。
  GM  : 男爵「……」         言葉を返す事はしませんが、男爵は口の端でニタリと笑います。         ああ、お前がそれを口にするか、と。
  雪緒  : 反応あったかー。         「………時聖杯」
  GM  : ふむ、それらの単語を口にすると、男爵はよしよし、とでも言うかのように頷いて見せます。
  雪緒  : 「言いたいことがあるならはっきり言えばいいと思うんだけど」
  ランサー: 「敬語でな」
  GM  : 男爵「ようやく本分に立ちかえる気になったのですな。いやいや、実に喜ばしい」
  雪緒  : 「さあ、ね? 決めるのは”私”じゃないし」
  GM  : 男爵「人の意志が決定するのですぞ。滅びを回避するのは、あくまで人の意志でなければならない」
  雪緒  : 「だから”私”じゃないんだってば」
  ランサー: 「滅びの回避だ? よくわからないけど魔術師の目的って奴か」
  雪緒  : 「うぅん、違う…と思う」         そういえば…男爵がシリアスモードだ!(笑)
  GM  : 男爵「滅びゆく世界の救済を。全ての人の意志を束ね、アラヤに捉われぬ正しき人の守護者を生み出すのです」
  ランサー: (何言ってんだこいつ……)
  雪緒  : 「(アラヤ…なんだろう?)」         あっはっはー。ライダーさんにぜひ聞かせてあげたいわー。
  GM  : 人類の滅亡を願うランダと人類種の存続を願う男爵とでは相容れないのは判り切っているでしょうに。
  雪緒  : うん。なんかテンションおかしくなってるな(笑)
  ランサー: とりあえずもう滅ぼしていいのか?(笑)
  GM  : ともあれ、そんな感じで男爵はブツブツと訳の分からないことを呟く感じになってしまいます。         言葉を掛けても返事は返ってきません。
  雪緒  : まあ野に放しても、もう後がないことはわかりきってるしなぁ…         『…さすがにもう聞き出せることはないかな』
  ランサー: 「……あばよ」
  雪緒  : 『あ……私が、やる』
  ランサー: 『いや、あたしは雪緒の槍だ。これはあたしの仕事だよ』
  雪緒  : 『うぅん、これだけは……私がやらないと、いけないから。聖杯戦争じゃない、私自身のことだから』
  ランサー: 『雪緒……』         2an1         (ころころ……) [4,4] = 0         言いたいことはあるけど、言わないでおく。
  雪緒  : 『……ごめんね、こればかりは徹させてもらうから』
  GM  : 虫ピンで止められた虫のような姿の男爵、骨と皮とアフロだけの姿になってまで生き続けてきた死徒。         彼が何を目的とし、何を成さんとしたのか、それが知れる日は遠くない。         それが正しいのか、間違っているかの成否はともかく、その結果を男爵自身が見る事は――ない。
  雪緒  : 「(過去か未来か、どこなのかすらわからない。           それでも……私の中に、私の過去はある。必ず……必ず、見つけてみせる…)」         守り刀を両の手で構え、まっすぐに男爵を見つめ。不思議と、その表情は穏やかに見える。         誰も気づくことはないだろう。それが、今抱えるすべての感情がない交ぜになり、どんな感情にもならなかっただけだと。         「……あなたも、夢を見るといいよ。          大丈夫だよ。夢は、目を覚ませば…必ず終わるから」
  GM  : 男爵「吾輩の、男爵の計算にミスは……ヘルメスの起動に必要な贄を……五分前……―――
  雪緒  : 男爵の姿全体が、光に包まれる。次第に強さを増すそれは、直視できないほどまでの輝きとなり。         長く永く、それでもほんのわずかな時間とともに光が収まると。そこにはもう、何も残されていなかった。

   ――リュグナー・フォン・ミュンヒハウゼン男爵 死亡。


  ランサー: 「……外道には外道のいく奈落があるもんさ」
  雪緒  : 「…ね、ランちゃん。          私は、とんでもなく負けず嫌いで我儘で自分勝手で欲張りだから……覚悟しといてね?」         地獄の底まで付き合ってもらおう。
  ランサー: 「そんなこと、とっくにわかってるって」
  雪緒  : 「あ、あはは…やっぱり?」
  ランサー: へへっと笑う。
  雪緒  : 「……うん。改めて、よろしくね」         守り刀を収めて、右手を出す。
  ランサー: んじゃ、雪緒の手を握る。
  雪緒  : ランサーが握った手は、温かいような冷たいような…そんな曖昧さがあった。