第一次霞足聖杯戦争4日目 夜パート4

  ランサー: そういえば
  GM  : ん?
  ランサー: 仕切り直しって人数分移動できるんだよね。
  GM  : まぁ、そうですね、成功度人数だけ移動できる筈です。
  ランサー: それだと雪緒と銀を対決させることもできるなあって。
  GM  : わざわざ場を整えようというのですか(笑)
  雪緒  : いきなりそれやんの?(笑)
  ランサー: じゃあやめとこう(笑)
  雪緒  : まあやるにしてもトループをある程度減らしてからじゃない。
  ランサー: どうせ2ターン目には逃げ出すよ。
  雪緒  : なんでいつもそうなるんだ(笑)

4日目 夜 南部地区/下水処理施設


  ランサー: さっそく戦闘だね!
  GM  : はい、状況をざっと振り返ると。    配置: 人質/ランサー+雪緒:兵士A(トループ)              セイバー:兵士B(トループ)/ノエル    IV:ランサー、セイバー、兵士A・B、ノエル、雪緒   冒頭宣言    ・雪緒:防御専念、礼装『黄金聖衣』、魔眼(見切り、ダイスボーナス)⇒ランサー    ・ノエル:宝具『完全なる乙女』    ・ランサー:特になし    ・セイバー:特になし    ・兵士A・B:特になし   GM  : こんな感じですね。
  ランサー: 今回はセイバーのお手並み拝見といこうぜ。あたしの行動から?
  GM  : そうですね、一番早いのはランサーになります。
  ランサー: じゃあ例によって高速思考から強化を自分に。針を振り回して糸を張り巡らせる。         「長々会話に付き合ってやったのはこのためさ!」
  GM  : 糸、万能説(笑)
  ランサー: で、仕切り直しで生徒をこの戦場から退避させる。         演出的には、分厚いネットのカーテンをぶら下げる感じで。
  GM  : 仕切り直しによる「達成値数の味方を任意の場所に移動させられる」という効果ですね。
  ランサー: 4an4         (ころころ……) [6,5,4,3] = 2         2成功だから充分だな。分厚い障壁で生徒達を覆う!         「ケブラー繊維編みのネットだ。お前らの銃弾じゃ突破できないぜ!」
  GM  : まぁ、1グループ扱いですからね、実際は百人が包まれる壮大なエフェクトなんでしょうが。
  ランサー: いや単純に、この部屋を仕切れればいいんじゃね? そこまで天井高くないだろうし。
  雪緒  : こ、ここタンクじゃなかったっけ。
  GM  : ようは布の壁で敷居を作って隔離したという感じでしょうか。
  ランサー: うん。しゃーっ。
  GM  : まぁ、今回は認めましょう、事前に1グループ扱いと宣言してしまいましたし、システム上は問題ない(笑)
  ランサー: 行動終わり。1グループじゃなかったらセイバーで防ぎきれないしな(笑)
  雪緒  : 「(今までツッコまなかったけどこんだけの糸どこから出てるんだろう…)」
  GM  : セイバー「お、これで後ろは気にしなくてオッケーってわけね。距離を詰められるならこっちのものよ!」         ちなみに、今まではセイバーの攻撃範囲外から射撃武器によって攻撃されていました。         人質の生徒を「庇う」ためにはエンゲージを離れられない為、一方的に攻撃を喰らっていたわけです。
  雪緒  : なるほど。両用武器とか遠隔攻撃可とかそういう仕様はなかったんだね。
  ランサー: セイバーだしな。
  雪緒  : 遠隔攻撃可能なセイバーがどこかで稼働中だった気がしますけど(笑)
  GM  : 一足飛びに飛び出したセイバーに、二手に分かれた兵士たちの一団が立ちふさがる。         エンゲージが別れました、最初の宣言通りの並びに成った感じですね。         セイバー「宝具が解放できないと素の攻撃力しか出ないけど、雑兵ならそれで充分!」         躍動する動きに合わせて黒い波動が残像のように放出されます。
  ランサー: そうすると継続型宝具かな。
  GM  : 魔力放出の演出! そして、エンゲージした兵士のトループに向かって片手剣を薙ぎ払います。         23an5+8an4+10         (ころころ……) [1,3,5,1,1,3,1,6,6,6,2,1,4,1,5,1,2,3,4,1,3,5,1]+[1,4,3,5,4,3,2,5]+10 = 36         常識的な出目ですね。
  雪緒  : 常識とは一体。
  ランサー: (魔力放出がなければ)今のあたしと同じくらいかなあ?(笑)
  GM  : 兵士たちの防御行動! 結界とカリスマの効果が地味に効いている!         12an4+15an5         (ころころ……) [3,5,6,6,1,6,3,4,4,6,2,2]+[3,6,4,5,1,3,5,6,2,2,3,5,5,6,3] = 19         が、駄目!
  ランサー: だめ!
  雪緒  : 結界とカリスマだけで15ダイスとか。
  GM  : 差分は17、攻撃力24で41、防御力を13引いて27点ダメージ!
  ランサー: カリスマ……誰のだ?(笑)
  GM  : ノリで出した宝具のです(笑)
  雪緒  : (笑)
  GM  : つまり、本当は5低かった(笑)         距離を詰め、軍団を思う様に薙ぎ払う姿は正しく英雄の動きといえます。         要するに、芸術家とか魔獣とか妖怪とか魔女とかでなく、ただしく戦士の動き。
  雪緒  : さらっとGMみずから何かに触れるんじゃありません(笑)
  ランサー: うるせえよ!(笑)
  GM  : そして、その鋭い一撃は――防御に使用した兵士たちの装備を細切れに引き裂いて行きます。
  雪緒  : ふえぇ。防御無視?
  GM  : 相手の装備を容赦なく切り裂くその切れ味、まさしく「斬割」の効果です。
  雪緒  : きゃー!?
  ランサー: うへえ。予備作っとく?(笑)
  雪緒  : いやいやいや(笑)
  GM  : セイバー「ううん、銃とか無駄に硬いなぁ。ま、アタシに斬れないものはないんだけどさ」         兵士たちの三分の一を薙ぎ払いながら、セイバーはまだまだ本気を出していないようです。         というわけで、続いて二手に分かれたトループ兵士Aと兵士Bの手番。
  ランサー: おう。この成功度なら庇ってくれなくてもいいぜ。
  GM  : そういえば、エンゲージが別れた場合って対軍攻撃ってどうなるんでしたっけ?
  ランサー: エンゲージ範囲だけ。DX風にいうと対軍が範囲エンゲージ。対界が範囲シーン。
  GM  : なるほど、分かりやすいですね。         なら、兵士Aはランサーと雪緒さんを、兵士Bはセイバーを二回攻撃と行きます。
  雪緒  : …やっぱそういう細かい裁定もちゃんとまとめようよ(笑)
  GM  : エンゲージ分け戦闘なんて滅多に起きませんけどね(笑)
  ランサー: フィーリングで!(笑)
  GM  : というわけで、64式自動小銃による射撃攻撃! ファイアー!         16an4+15an5 兵士A         (ころころ……) [1,3,3,2,3,5,2,2,4,4,5,3,1,4,6,6]+[2,4,1,2,5,5,5,5,5,6,4,3,4,1,5] = 26         16an4+15an5 兵士B         (ころころ……) [1,5,4,5,3,2,2,1,5,6,1,5,5,6,6,3]+[3,2,3,3,3,3,6,6,6,6,6,6,5,5,1] = 17         ぎゃー!(笑)
  雪緒  : 6の塊が見えるね。
  GM  : ちなみに、雪緒さん達を狙った方がAですので高い方です。
  雪緒  : 同じだけ振ってるのに差が9ってのもすごいよ。
  ランサー: どんだけだよ(笑)
  GM  : いや、流石にラックで振り直そう、Bはラック!         8an4+6an5+17         (ころころ……) [2,5,4,3,3,5,4,3]+[4,6,2,6,2,4]+17 = 27         よし、ほぼ同じくらいになった。
  ランサー: じゃあ受けるぜ。雪緒の魔眼があるから楽勝だぜ!         31an5+5an5         (ころころ……) [2,1,6,5,2,(中略),4,3,5,4,5] = 29
  雪緒  : 10an5+5an5+5an5+5an5+3an3+5an5+20an5         (ころころ……) [3,1,3,2,5,(中略),6,4,4,6,5] = 44
  ランサー: 出目よかった。
  GM  : 物凄い余裕で避けられた!(笑)
  雪緒  : 対城防具なくても避けてる。
  ランサー: 銃弾を針と帯ではじき返す! きんきんきん。
  GM  : 良く考えるとすごい光景だ(笑)
  雪緒  : 「さ、さすがに銃弾は初めてだよ…?」         広範囲フィールドを形成して何とか弾く
  GM  : で、セイバーの方が27が二回でしたね。         23an5+8an4         (ころころ……) [5,3,3,3,4,6,4,2,3,3,6,2,6,5,3,1,4,1,6,5,1,2,6]+[1,4,5,6,5,3,6,4] = 22         23an5+8an4         (ころころ……) [3,1,2,4,3,5,6,2,5,2,3,3,3,3,1,5,4,1,4,5,4,4,4]+[2,1,4,3,1,4,3,4] = 30         一発当たった!(笑)
  雪緒  : また8差も(笑)
  ランサー: ラックするか?(笑)
  GM  : えーと、差分は5で兵士の攻撃力が6、11ですか……じゃあ、カーンですね(笑)         セイバーは戦いながら攻撃を避け、時には鎧の厚い部分で弾くことで無傷のまま戦場を駆け抜けていきました。
  雪緒  : カタイヨ
  GM  : 貴方がそれを言いますか(笑)
  雪緒  : (黙って目をそらす)
  ランサー: 確か耐久Cだよな。それで11点カーンってことは……防御宝具?         いやでもただの皮鎧だしな……
  GM  : ランサーの見る限り、セイバーは剣、皮鎧とは別に、光沢のある腕輪と不思議な模様の帯を装備しています。
  ランサー: 腕輪に帯……結界に防具かな? 覚えておこう。
  GM  : さて、それでは真打ち登場と行きますか。ノエルの手番です。
  ランサー: はーい。セイバーがんばれー(他人事)
  GM  : 流石に対界は持ってないんですよね、対軍ならあったのに(笑)
  ランサー: せいばー死んじゃうのか?(笑)
  雪緒  : 対界使ったら普通大惨事でしょうが(笑)
  ランサー: そもそも礼装に対界はねえ!
  GM  : ノエル「――人質が居なくなった。兵士たちじゃ、彼女たちを抑えきれない」
  ランサー: 「へへん、どうだ」
  雪緒  : 「(…どう、出るかな)」
  GM  : キャスター「むぅ、生意気な糸紡ぎめが……
  雪緒  : 「(小声)ひきこもりが何か言ってるよ、ランちゃん」
  ランサー: 「(小声)まあ糸紡ぎなのは事実だから別にいいけどさ……          兵士も厄介だけどあたしたちを倒せる状況じゃないみたいだし。切り札でも切ってみたらどうだい?」
  GM  : キャスターを煽るのはやめてくれませんかねぇー?(笑)
  雪緒  : 小声で言ってあげてるじゃん(笑)
  ランサー: 「(小声)それより雪緒。今のうちに魔術を充填しておきな。セイバーが相手をしてくれるんだしさ」
  雪緒  : 「(小声)うぅん。手の内見せることになるからあんまやりたくないと言えばないんだけどね」
  GM  : キャスター「ちぃ、千載一遇のチャンスを……止むを得ん、我が娘よ、引き上げるぞ。               ただし! そこの糸紡ぎめに目に物を見せてからだ!
  ランサー: 「私怨じゃねえか!」         いやまあいいけど(笑)
  GM  : ノエル「――わかった」         と、射線をセイバーから別エンゲージのランサーへと向けます。
  ランサー: げっ!(笑)         「ちっ……雪緒、下がってな」
  雪緒  : 「う、うん」
  ランサー: 針を構える。
  GM  : ノエル「――、――」         音、と呼ぶには高音過ぎるノイズのような響きが喉を割って溢れ、混ざり、二重螺旋を形作り……弾ける。         45an5         (ころころ……) [3,5,4,6,2,(中略),1,4,5,1,6] = 38         む、思ったより低く抑えられましたね。         とはいえ、ノエルは幸運Eなので振り直しはしません、確定。
  ランサー: 防ぐ!         31an5+5an5         (ころころ……) [5,1,4,5,6,3,5,6,3,5,1,5,4,5,6,5,6,5,2,6,4,1,4,6,1,5,6,2,4,3,6]+[4,6,5,4,1] = 27         げ(笑)
  雪緒  : …庇おうか?
  ランサー: あ、魔術攻撃なら対魔力が有効!         4an4         (ころころ……) [3,5,5,6] = 1
  雪緒  : これはひどい。
  ランサー: ダ、ダイジョブダイジョブ、10差かな。
  GM  : 差分10、攻撃力は9ですから19点です。
  ランサー: 防御力12点。対魔力で4点ダメージ削減されるから3点ダメージ! 確定でいい。
  雪緒  : カタイヨ
  ランサー: 魔術攻撃で助かった。
  GM  : では、音の奔流を浴びたランサーは、本能的に悟った事があります。
  ランサー: なんだ? 音痴?(笑)
  雪緒  : おい(笑)
  GM  : この通常の魔術師からは考えられない巨大な魔術攻撃、         これは別に単発宝具でもなんでもない――【通常攻撃】だということが。
  ランサー: なにい! あ、対軍攻撃?
  GM  : ああ、そういえばランサー単体を狙ったんだから二回攻撃にすべきですか。         まあ、演出的な一撃ということでそれはいいでしょう、本来なら対軍攻撃だと思ってください。
  雪緒  : 一応常時とかそういうのでガンガン上乗せされてる可能性はあるんですね。
  ランサー: っていうか継続でのってんじゃないのかな…         ともあれ対魔力と針で防いだけど、肌のいろんな所が切れて出血する。
  GM  : キャスター「冷や汗を掻いたか? 度肝を抜かれたか? 結構、それでこそ溜飲が下がるというものだ
  雪緒  : 「(小声)…え、うん、ごめん。ちょっと小物臭いって思った」
  ランサー: 「ちっ……こいつ、雪緒と同等の攻撃力かっ」
  雪緒  : 「それ比較対象違うから!?」         私のは攻撃力じゃない!(笑)
  GM  : 最近の女子高生は怖いわぁ(笑)
  ランサー: いやいや『雪緒(の防御力)と同等の攻撃力か』って意味な(笑)
  雪緒  : 言葉足りなさすぎだよそれは(笑)
  ランサー: 「たしかに―――キャスターはともかく、そのマスターと宝具は大したもんだな」
  GM  : わざわざ、キャスターに「別にうちのマスターも同じくらいすげえし!」と強調するように(笑)
  雪緒  : 若干居たたまれない(笑)
  ランサー: いやあたしは率直な意見を言っただけであってそんな意図はなかった……よ?(笑)
  GM  : キャスター「貴様、その台詞がまったく素のまま自分に返ってくると承知の発言か
  ランサー: 「てめえほどじゃねえよ、姿すら見せねえくせに!」
  雪緒  : 「ランちゃんはこそこそしたりしないよ?」
  ランサー: でも結界はってるってことはこのシーンにはいるはずなんだけどな。
  GM  : ノエル「――私が戦えばいい」
  ランサー: 「つまりキャスターは戦闘能力がないサーヴァントってことだろ?」
  雪緒  : あったらそれはそれで困らないかな(笑)
  GM  : ノエル「――全部、全部私が倒して、聖杯を手に入れる。キャスターはその為の道具を作る。             ――何も間違ってない。役割分担がはっきりしているだけ」
  ランサー: ノエルって今何個ぐらい礼装装備してんだろう?
  GM  : 幾つ持ってるとはいいませんが、今展開しているのは2個ですよ。
  ランサー: まだ素だな。
  GM  : では、このラウンドの最後、雪緒さんの手番です。
  ランサー: あ、そうだ。雪緒話したいことがあったんだろ?
  雪緒  : うん。いざとなるとどうやって切り出すか悩むけどね(笑)         「まあ、それはね。方法論がどうとかはまあ、この際置いとく」         追求しだすと面倒くさいことこの上ないぐだぐだシーンになるからね。
  ランサー: とりあえず行動するか。
  雪緒  : 「ノエルさんに話したい…っていうか言いたいことがあったの思い出したよ」
  GM  : 顔見せ戦闘をしたら直ぐに立ち去るというその認識(幻想)をいつかぶち殺せたらいいなぁ(笑)
  雪緒  : なんでいつも2ターン目で去ると決めつけるのかよくわからない(笑)
  ランサー: えへ。っていうかさっき、帰るって言ってたじゃねえか(笑)>キャスター
  雪緒  : 手番使うからじゃないの?(笑)
  GM  : ラウンドの頭にならんと離脱判定ができないでしょうが(笑)
  雪緒  : 「ノエルさんは一つのこと以外何にも覚えてないって言ってたけど、          多分違うんじゃないか…そうとは言い切れないんじゃないかな、って」
  GM  : ノエル「――」
  雪緒  : 「昨日さ。クッキー食べて、それを美味しいって思ったでしょ? その価値観は過去からできてるんじゃないかな」
  GM  : ノエル「――」
  雪緒  : 「え、えーっと何が言いたいかっていうと。          もしかしたらそういうところにも、何か糸口があるかもしれない。          あくまで可能性で、何も得られないかもしれない。だけど……          それは誰にもわからない。誰にも決められない。決めつけられない。          自分で感じて考えて、判断するしかないんだよね」         えーっと、ウエストバッグからお菓子を3つ出そう。         ノエルさんが過去にも食べてそうなもの(マドレーヌ)。         明らかに食べたことがなさそうなもの(おせんべい)。         その中間(和風パイ)。
  ランサー: 食うかい?
  雪緒  : 今食べなくていいけど(笑)
  GM  : ノエル「――」
  雪緒  : 「はい、後で食べて。私としては、それで思うところがあればいいな、ってだけ」
  GM  : ノエル「――貴方は、どうしてそんなに余裕があるの」
  雪緒  : 「余裕?そんなの全然ないよ。そう見えるだけ」
  GM  : ノエル「――私には考えられない。他人を気遣うこと。意図を慮ること。そんなことを考える余裕なんてない。             ――貴方も私と同じ。今の「自分」しかない筈なのに、どうしてそんなに笑っていられるの」
  雪緒  : 「それはね、少し違うかな。          確かに、今の私はほんの少しだけしか自分がないよ?一人じゃ多分、何もできなかった」
  ランサー: 「雪緒……」
  雪緒  : 「たとえ周りに何があるのか見てようが見てなかろうが、私もノエルさんも、一人じゃないもの」         たとえ周囲が手足だろうが空気だろうがキャスターだろうが何だろうが、ノエルさん一人で何ができるのか。
  GM  : さりげなく雪緒さんの中の認識でキャスターがその他大勢と同じ扱いで纏められている(笑)
  ランサー: 実際そんなもんだろ?(笑)
  雪緒  : 存在感の大きさは別としてだからね?(笑)         っていうか本当に余裕がない。今すぐキャスターを引きずり出して殴りたい(殴らせたい)くらい余裕がない(笑)
  ランサー: おい(笑)
  GM  : 雪緒さんが荒ぶっていらっしゃる(笑)
  ランサー: とりあえず今は我慢してくれ、雪緒!ステイステイ。
  GM  : ノエルは、まるで始めて人と出会った動物が「なんぞ、この生き物は」と思考停止するように動きを止め、         けれどもその言葉に感じ入るでもなく、また反発するでもなく無表情のまま雪緒さんを見つめていました。         ちなみにエンゲージ上の距離の問題でお菓子は受け取れません、間にトループが壁になっています。
  雪緒  : ちぇー(笑)
  GM  : 投げれば別だが、受け取り失敗すると煎餅とか哀れなことになるが(笑)
  雪緒  : わ、割れたくらいで食べられなくなるおせんべいなんてないよ!(笑)
  ランサー: ここ下水処理施設だから(笑)
  GM  : 私が言いたいのは、その瞬間に訪れるであろう気まずい沈黙についてです(笑)
  雪緒  : (笑)
  GM  : さておき、雪緒さんは実行動はどうします、何もしないで待機というならラウンドを終了しますが。
  雪緒  : やっぱりノエルさんを真ん中に引きずり出してもらっておけばよかった(笑)
  GM  : 仕切り直しで動かせるのは味方だけです(笑)         つまり、雪緒さんをノエルの前まで引きずり出す、なら可能だったかもしれない。
  ランサー: それはやめておこうって話になったんだよな(笑)
  雪緒  : えーっとじゃあ、普通に魔眼でMP回復する。         10an5+5an5+5an5+3an3         (ころころ……) [2,1,6,4,2,2,4,1,1,4]+[2,3,4,4,3]+[6,6,1,6,6]+[2,2,2] = 18         9点回復。ほぼ開始前に戻った。
  GM  : はい、では全員行動終了ということで、2ラウンド目に入ります。
  GM  : 冒頭宣言、何かありますか、ちなみにノエルは礼装を使用して離脱を宣言します。
  雪緒  : 「(まあ、ノエルさんには変だと思われても仕方ないか)」
  GM  : むしろ、記憶喪失者としてはノエルの対応の方が一般的なのかもしれません。         なりふり構わず、そして取り戻す手段が明確に示されているのなら、なにを犠牲にしても。
  雪緒  : 逆に雪緒は聖杯待ってたら詰みそうな予感があるからな。
  ランサー: 他のことは大したことじゃない、重要じゃないって言いたいんだな。
  GM  : ミストさんは涅槃へ帰れ(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: 「(小声)雪緒」
  雪緒  : 「(小声)何?」
  ランサー: 「(小声)キャスターを確認したいならここで仕掛けるけど……どうする?」
  雪緒  : うわすっごい悩む(笑)         一応どうやって確認するかだけは訊いておこう。
  ランサー: 作戦としては……あたし一人なら余裕で追いつけるから、あたしだけで追いかける。         で。この宝具があると霊体化できないんだろ?         つまりキャスターも霊体化しないで基地に移動しないといけない。ノエルと一緒に移動するはずだぜ。         (たぶんおそらく)
  雪緒  : 敵のみじゃないのかな。その辺はどうなんだろう。
  ランサー: いや。少なくとも宝具を使うには実体化してないと。
  GM  : 少なくとも霊体化しながら結界は張れませんからね。
  雪緒  : 結界宝具をどっちが起動してるか。
  ランサー: だから移動させてそれをあたし一人で追いかける……ってことだな。どうする?
  雪緒  : 本当に悩むなぁ。下手すると本気出したノエルさんに吹き飛ばされる可能性が。
  ランサー: それくらいは平気だって。
  GM  : 如何いたしますか?
  ランサー: どうする雪緒?
  雪緒  : そういえば。この念話霊体化不可の状態で完全遮蔽ができた場合、MP供給やラックの融通ってできるの?         マスターとサーヴァント間での完全遮蔽ね。
  GM  : そっちは禁止していないので可能です。         というかMPの供給が出来ない場合、状況によっては閉じ込めるだけでサーヴァントが枯渇する(笑)
  ランサー: バーサーカーか(笑)
  雪緒  : よし行こう。ただし絶対に深追いはしない。
  ランサー: わかった。任せな!
  雪緒  : 「(小声)わかった。でも深追い厳禁だからね?」         いのちだいじに。
  ランサー: 「(小声)ああ、それはいいけど……別に倒してしまってもいいんだよな」
  GM  : フラグ乙(笑)
  雪緒  : 「(小声)多分無理」
  ランサー: じゃあ逃走判定するか。
  GM  : はい、ラウンド2の冒頭、ノエルは礼装を取り出し即起動することで逃走判定を行います。
  雪緒  : エクスペディシャス・リトリート!?
  GM  : フワッ、と背中側のドレスが解け、それが薄青白く発光する翼へと変化します。
  ランサー: 逃走用礼装? いや単純に乗騎かな。
  GM  : では、離脱判定を行いますが、まずトループによる置き去り離脱を試みます。         ので判定するまでもなくセイバー側のエンゲージからは問題なく離脱できます。         ランサーが後を追う場合、同じように雪緒さんを置き去りにしてトループに押しつけて離脱してくるわけですね(笑)
  ランサー: そうだよ!(笑)         だから純粋にあたしとノエルの勝負だな。
  GM  : マスターを置き去りにするとか、何て奴でしょう(笑)
  雪緒  : これで2回目。
  ランサー: うるさいな(笑)
  GM  : では、ランサーとノエルさんで一騎打ちです、敏捷で離脱判定を行いましょう。
  ランサー: 魔術師が槍兵に勝てると思ってんのかあ?
  GM  : 貴方こそ何のために礼装を起動させたと思っているのですか。
  雪緒  : 毎度フラグ立てるの好きだね(笑)
  ランサー: そっちからどうぞ。
  雪緒  : はっ。ランちゃんが追って行くならお菓子託しておけばよかった(笑)
  ランサー: 渡せ早く、今!(笑)
  雪緒  : じゃあ渡した(笑)
  GM  : まぁ、待ちなさい、離脱判定って肉体基準のダイスボーナスの付くスキルは足せるんでしたっけ?
  ランサー: たせるよ。
  GM  : ああ、じゃあこっちも足せますね。
  雪緒  : 確かローカルルールに記載されてたはず。
  ランサー: まあとりあえず肉体的な行動だって思えばいいよ。
  GM  : はい、今ルールを見直してきました。         では、ノエルはその翼の赴くまま、天高く飛翔します。         8an4+5an5+5an5+5an5+5an5         (ころころ……) [6,3,4,6,5,4,5,6]+[2,2,2,4,1]+[6,1,1,5,1]+[4,2,2,5,3]+[2,4,5,5,6] = 21         思ったより低かった、ラックの切りどきでしょうか。
  ランサー: それはこっちの判定を見てからでもいいんじゃね。
  GM  : まぁ、そうですね。
  ランサー: にしても高いな……雪緒の期待にこたえるため5点消費しよう。         10an5+10an5+5an5         (ころころ……) [1,2,3,4,4,5,2,5,6,4]+[5,3,4,1,2,1,1,1,3,5]+[2,6,3,1,2] = 23
  雪緒  : あれ、こないだもうちょっとダイスなかったっけ。
  ランサー: あれは逃走判定だったし森だったから…(笑)
  雪緒  : あ、そっか。
  ランサー: 2an2 あ、追撃が使えそう。         (ころころ……) [2,6] = 1         24!
  GM  : 5an4+2an5 ラック         (ころころ……) [1,1,1,3,4]+[5,5] = 7         全成功しましたね、28です。
  ランサー: たけえんだよ! こっち最大で27じゃん……(笑)
  GM  : 戦闘では使用できないんで移動とか離脱にしか使えないんですけどね(笑)
  ランサー: くそう!
  GM  : 何とかトループを振り切ってノエルを追うランサー。         しかし、その目の前で、ノエルはランサーに一瞥もくれることなく、翼を広げて天へと舞い上がろうとしています。
  ランサー: くっ!
  GM  : なにか言うことが有ればどうぞ。
  ランサー: 雪緒、令呪を……って、これはあたしの力不足だ!
  雪緒  : 台無しにすべくお菓子を投げておくとか(笑)
  ランサー: 「ち、っくしょう……!」         悔しがるしかない。一応施設の外までは追いかける。         「また……足を引っ張っちまった」
  GM  : ノエル「――羽撃いて、【偽・太陽に挑む勇者の翼(イカロス・フテロ)】」         光輝を纏い、ノエルは一瞬で上昇、そのまま夜の闇へと消えていきました。         というわけで、追跡失敗です。
  ランサー: 「……」
  GM  : タンクの方の戦闘は、そもそも結界が消えると攻撃が効かなくなりますし、消化試合として省略します。
  ランサー: 全略!
  GM  : というわけで、戦闘終了です、お疲れ様でした。
  ランサー: とぼとぼ戻ってくる。         「すまねえ……見失った」
  雪緒  : 「うん……準備よすぎだったね」
  GM  : 死屍累々と倒れ伏す兵士たちの中で、ふんぞり返るセイバーの図。
  雪緒  : 兵士どうするんだろう。教会経由でそのままお返しするしかないか。
  ランサー: そうだな。他の生徒と一緒に預ければいいと思うぞ。とりあえず今は無理にでも気を張ろう。         「で…・・・セイバー。あとはあんたに任せればいいのか?」
  GM  : セイバー「んー? ああ、そうね。聖堂教会への連絡はしておくから、兵士も生徒も任せて貰っていいよ」
  雪緒  : 「そっか。じゃあお願いします」
  GM  : セイバー「それにしても、やったじゃない」
  雪緒  : 「何が?」
  GM  : セイバー「ざっと見た感じだけど、被害者はほぼゼロだと思うわ。本当なら全滅してる筈の人が。              この結果を出したのは貴方達なんだから、誇っていいと思うわよ」
  雪緒  : まさかの幸運判定全失敗。
  GM  : たまに残酷描写をしようとしたらこれですよ。         書きためておいたグロ描写はどこで使い回せばいいと(笑)
  雪緒  : 知りません(笑)
  ランサー: 「ああ、そいつは……よかったよ」
  雪緒  : 「うん…そう、ですね。          (とりあえず、バーサーカー戦で無傷だったことに全く触れられなくてよかった……)」
  ランサー: 「まあ、今回は忠告と手助け、ありがとよ」
  GM  : セイバー「いいえ、こっちとしても手の出しようが無かったから、手伝ってもらって助かったわ。              まぁ、いざとなったらアタシ一人で来るつもりではあったけど、そうするとマスターとの仲がこじれそうでね」
  雪緒  : 「ふぅん……?」
  GM  : セイバー「戦争だもの、さっきのキャスターじゃないけど、消耗した所を狙われる可能性は元から高かったからね」
  雪緒  : 「そういえばわざわざ私たちご指名だったよね」
  ランサー: 「セイバー一人じゃ意味がないとかもいってたな」
  GM  : セイバー「ああ、そっちは単純な消去法。他に協力を頼めそうな陣営が居なかっただけの話よ」
  雪緒  : 「……えーっと…ちょっと切ないね?」
  GM  : セイバー「ライダー陣営は話すだけ無駄。キャスター陣営は見ての通り。アサシン陣営は実力不足」
  ランサー: 「アーチャーは?」
  GM  : セイバー「尾砥のお嬢さんのところは、いろいろ別件で大変そうだからね。              そりゃあ、事情を説明すれば何とかなったかもしれないけど」
  雪緒  : 「あ、そうだ。その尾砥ちゃんたちのことだけど」
  GM  : セイバー「ああ、神殺しが必要だって件でしょう?」
  雪緒  : 「マスターさんに確認して、もしよかったらそのあとの段取りってどうします?」
  GM  : セイバー「うーん、アタシは別に構わないんだけど、ぶっちゃけ宝具って切り札だから隠したがるわけじゃない?」
  雪緒  : 「まあ、そうですよね」
  GM  : セイバー「マスターが反対しても、正論なだけに仕方ないとも思うのよね」
  ランサー: 「そのあたりはアーチャー陣営と交渉してくれればいい話で、雪緒は気にしなくていいと思うぜ」
  雪緒  : 「うん。”いたら交渉したい”って話だったし」
  GM  : セイバー「じゃあ、アタシはランサー陣営の紹介ってことで尾砥のお嬢さんに連絡を取ればいいわけ?」
  雪緒  : 「そうですね。話は伝えますから、おっけーだったら明日中に連絡してもらえればいいかな」         駄目だったらそもそも連絡しない、と。
  ランサー: 「そんじゃ、あたしたちはそろそろ帰ろうぜ」
  GM  : セイバー「じゃあ、アタシはここで現場の確保をしてるわ。今日はありがとうね」
  雪緒  : 「いえ、こちらこそありがとうございました」
  GM  : セイバー「次会う時は敵同士かな? じゃあ、お互い悔いのない戦いをしましょう」
  雪緒  : そういえば、結局施設は若干の被害が出たな…(笑)
  ランサー: しかたねえよ(笑)
  雪緒  : まあ悪いのはキャスターです。         「はい……それじゃ、またいずれ」
  GM  : では、セイバーは残り、雪緒さん達はその場を後にします。         夜の時間が終了しました、深夜の時間帯になります。
  雪緒  : さって、メールメール。ずっと地下で電波届かなかったもんね。
  GM  : ちなみに、深夜はどこを目指して移動しますか?
  ランサー: まあアサシン達と合流を目指すか?
  雪緒  : そうだね。あと亜弓さんにメール。
  GM  : 文面はどうしますか?
  雪緒  : えーっとだいたい、          「尾砥ちゃんたちが捜してた条件のサーヴァントと接触しました。           交渉できるかどうかは確認しないといけないそうなのですが、できるなら明日中に連絡が行くと思います」         みたいな感じかな。
  GM  : はい、では。         いつもなら、もう出待ちしてるのかという位の早さで返事が返ってくるのですが、今回は返信はありませんでした。
  ランサー: あれ?
  雪緒  : どうしたんだろう。何かあったのかな?
  GM  : そういえば、英二達と合流するという話でしたが、何処へ向かうんですか?
  ランサー: メールしようぜ!
  雪緒  : そだね。またぴこぴこ打とう。         『こちらは何とか無事に済んだよ。合流したいけど、今どうかな?』
  GM  : はい、では。         やはり、返信が返ることはありませんでした。
  ランサー: あるえー?
  雪緒  : 「……はじめちゃんも返事来ないな。どうしたんだろ?」
  ランサー: 「どうかしたのかな」
  雪緒  : 「何もなければいいんだけど…探してみる?」
  ランサー: まあ幕間見てればライダーに襲われたってわかるけどな。
  雪緒  : ね。
  ランサー: 「そうだな。とりあえず北区に行くか?」
  雪緒  : 魔術使って当たりつけてみたほうがいいのかな
  ランサー: まあ深夜行動じゃね?
  GM  : 流石に二度も戦闘を行いましたので夜に魔術行使を行うのは難しいですね。         では、とりあえず北区を目指すと言う形でよろしいでしょうか?
  雪緒  : 「うん。確か移動経路がアレだから…西区経由しながら行こっか」
  ランサー: 「そうだな。アフロがそっちに行ったかもしれないしな」
  雪緒  : 西区経由で北区に行きますね。
  GM  : はい、ではどうあっても例の通り道は通ることになりますね、了解です。