第一次霞足聖杯戦争4日目 夜パート1
雪緒 : 読み返すとラン兄さんに対面した時の最初のセリフが「一行でOK」だった(笑)
ランサー: 始める前にデータを処理しておこう。 さっきの話を元にして礼装に手を加えていい? って話なんだけど。
雪緒 : ああ、昨日話してたあれか。
GM : ほうほう?
ランサー: まあ、ピカーッと目からライトを。
GM : メタい(笑) というか、質問なんですが、何の礼装ですか?
ランサー: 木馬です。
GM : アサシン別行動なのに?(笑)
ランサー: ああ、それに関しては……今回はランサーが使おうかと、専用はつけてない!(笑)
GM : なんてことだ(笑)
ランサー: だってHP200点ぐらいありそうだから。ああ。幕間的に困るなら別にいいよ?(笑)
GM : いや、それは問題ないんですけどね(笑)
ランサー: シーン的にはどうする? 道具作成だけ処理してから夜に入る?
GM : そうですね、では先に道具作成とお披露目だけ進めましょう。
ランサー: 今日バーサーカーが死ぬ。
GM : 死ぬのは他の陣営の誰かかもしれない。 確定した未来などありえません、運命なんて撃ち砕け、バーサーカー!(笑)
雪緒 : (笑)
GM : というわけで、ランサーの道具作成処理から入りましょう、それで昼の時間は終わりです。 ああ、あと雪緒さんの魔術判定処理も出来るかな?
ランサー: いや昼は真名看破したからできない。
GM : なるほど、ではランサーの処理が終了したら夜行動になりますね。
ランサー: てなわけでいく。今回は6成功必要な大業物になったから、8点消費して12個振る。 12an4 (ころころ……) [1,6,4,1,2,4,5,1,6,5,2,5] = 7 まあまあOK!
雪緒 : ちょっと危なかったね。
ランサー: 8an4+10an5 (ころころ……) [4,6,3,5,6,1,5,6]+[6,3,3,6,1,3,3,4,2,1] = 11 んで回復魔術な。6点回復!
雪緒 : さらっと最初の方の出目がひどい。
ランサー: 全快しないとは…
雪緒 : 最近ダイスさん荒ぶってるね。
GM : こうして出来上がったのがトールギスである。
ランサー: 完成! あ、そうだ。ハジメをカツアゲ……いやまあ引き渡す時でいいか。
雪緒 : だからその表現はやめて差し上げろ(笑) 『トロイの木馬』(必要道具作成達成値:6) 種別:白兵装甲乗騎 形態:継続 対象:対城 ランクA+ ダイスボーナス10an5/20an5 (敵陣地で+発動) 追加効果 スキル相当:変化 内部収納(内部にある程度のユニットを収納できる。攻撃対象にならない) 達成値マイナス/感覚的 光源 陣地効果打ち消し/ダイスプラス ユニット扱い 固定値増無 使用回数制限:6回 MP消費8+6 攻撃力2 防御力3 大業物。極太の糸で編み込まれた全高3mほどの糸馬。 トロイアを滅ぼした木馬をモチーフにしている。ゴムボールのような反発力を利用して駆動する。 内部に乗り込んで操作する一種の戦闘車両で、糸の柔軟性を生かして人型形態をとることもできる。 糸の色を変化させて周囲に溶け込む機能を保有しており、静音機能もばっちり。 内部に外観以上の広さがあり、操縦者とは別に数人を格納して移動することができる。 内部に格納された人員は攻撃の対象にならないが、戦闘行動をとることもできない。 両目から増幅した光源を発し、対象を補足すると同時に感覚的なペナルティを与える。ただし奇襲時には使用できない。 ステルス歩行型歩兵戦闘車両。ただし運用にはある程度の広さが必要。 ユニットとしてHPを持ち、装備者へのダメージは木馬から差し引かれる。 0になるとこの礼装は破壊される。防護点3,HP50。回復魔術で回復可能。 末端から魔力を収奪する機能を持ち、敵対する陣地では機動力が増加する。陣地殺しの礼装。 また、この礼装が存在する戦場では陣地効果によるダイスプラスが打ち消される。 柔軟な分耐久力に問題があり、6回使用すると使用不能になる。いつも使われるのはうざいし。 通常性能:戦闘判定+13an5-5 感覚的達成値-5 隠密判定+15an5-5 攻撃力2 防御力3 HP50 常時MP消費5 継続MP消費8(騎乗スキルがあれば判定のペナルティが軽減される 敵陣地性能:戦闘判定+23an5-5 感覚的達成値-5 隠密判定25an5-5 攻撃力2 防御力3 HP50 常時MP消費5 継続MP消費8(騎乗スキルがあれば判定のペナルティが軽減される, ― .、 // , -、.ヽ __ ../ { ./彡=マム ,, ─、 /ミァ 'ィ エミエュ`ニャ〉== 、 ヾ マ彡三フ ヽ,,<彡三ム ム `- | `<>-<::::イァ-=.ヲ ̄三i ,, - '' " -'─'' " マ三}\ マ > }ェェェュ、lミ.ト_ノl .ミ .三ミ){ }‐- 、 }三三 .'-ャ.{ .`ァ─'三>' レ三ヒァ" ̄ .ム_,, - ''" .ヽ ./`寺ミチ .マl, .{三三|}' `}}二二イ.ァ `i >'',,ィム Y ノ `マ マム マ三ミ`─}、__/l ェェェ ' i マ三lム / \ /.>、--ミノ i i i マ三三、__>''" } ,, -''ヽ /./ ,.タ巛、./ , .l l ,-''" .i-、 マア"/ヽ !、 , 、 /" ヽ ./ミ,ァフ`寺彡-マミ、ヽ\- 〈-ァ、ェ彡ム .,,<彡' ヽ \ }ミ< >} /ミチ/' У ィ=/` }-レマ三}' .}、,,≦三三三}.、\ .}_./{彡、 ,, - ''"マ / ./ミチ/ / ̄',,アェェェェ'イ三三l三三>三ミ>i.{ {ム ヽ" ム /ミチムヘ、 / ./}マ 、ミチ三三三チチ三三チ/ .l ` マ三、 ,, .ィミ、 ゝミ.' ャ、へ.ァ ./ムl{` -イャ .ァ <,!-<二マ三ア三} i ヽマ/三三三} /三}-<ファァ、 ./ ./"\ マ ` l .l ム__ゝイ三チ i `寺ア--、- 、 ./三/ミ/ ムミ、. ,イツ ` マ l ヽ、 ,,ィ ア三チ `' ヽ .ヽ{ミノミ/`} /三/ミ/ .{レマチ i } Tェェェ{__/ {{'' ヘ \ ,,ィ彡\.{ミ} }, ィェャ {三/ミ/ , ャ'/、 / `ア`''" .マャ ヽ \彡三三ミ.マム マミリ ./ミ/マ/ ,,ィツ/<>'ヘ、 / / マ `マ''ニシヽャ寺ミイミミ /ミ/ .{ マ./ /三三三__,イツヘ ` < _ィ'' / }ヽ `-' ../ミ/ マ、マ三三三三'' .人 , レ、三チ / / ` ヽ ./ミ/ \.\マ三彡ヘi' イ iミ} \ , ィ''" ̄ ャ/ ヽ /ミ/ {`-'─''" } ノ .l/ ` <__/ヽ マ 、_ ./ミ/ /ヽ ` -=ャッへ,,ィム \ ヽ- '' マ-、 } .ミ/ // .\、__ィ彡ヲ \ }、 | 三}. /ム、 .,、 .ノ / ̄ \ > l {三三三チア ̄ {` _} `─''" .マ ,, ィ彡三} `"マ/ マミ} \ }ミ} マェイミl} .`─‐' <<AA元:機動戦士ガンダムW トールギス>>ランサー: 以上!
GM : 嫌がらせとしか思えない性能ですよね(笑)
ランサー: 正直、あたしが使うものじゃないからごてごてで負担が重い。
雪緒 : ひどい。
ランサー: でもその分高性能だぜ!
雪緒 : …道具作成による通常維持で6点だもんね。
ランサー: 道具作成による通常維持は、財産点で軽減できるから アサシンに引き渡す時に、ハジメが財産点を費やしてもいい。
GM : 製作費を払えということですね(笑)
ランサー: これをカツアゲという。
雪緒 : 言わない言わない(笑)
GM : まぁ、正直HP回復薬も使いませんから財産点は余ってますし、いいんですけどね(笑)
ランサー: 大きさ的には乗用車……ワゴンぐらいな。 最後の仕上げは、あたしの針を戦闘に使う大きさで縫い合わせた!
雪緒 : もはや何をやってるのか見てもわからないね。
GM : というか、そんな巨大なものを寮内で作ってどうやって外に出すんですか(笑)
ランサー: それについては英霊は装備を収納できるから大丈夫という結論に達した。
GM : 便利ですね(笑)
雪緒 : 素晴らしいね。
ランサー: あ、でもメタ的に聞きたいんだけど。ラビリンスの中って、その大きさのものって使えそうなのか? 使えそうにないならアサシンにすぐ引き渡すけど。
雪緒 : 行かないとわからないんじゃないかな?
ランサー: だからメタ的にだな…それが分かれば一つ手間が省ける(笑)
GM : ええっと、そういう微妙な言い回しをされるとこっちもメタ的に返すんですが、 バーサーカーがあの大きさで動き回って大丈夫なくらいの広さがあります(笑)
雪緒 : (笑)
ランサー: それはメタじゃなくね?(笑)
GM : 仕方あるまい、前屈で戦えというのか!(笑)
雪緒 : 匍匐前進とか。
ランサー: そういえばさあ。ミノタウロスを調べてて知ったんだけど。
GM : はい?
雪緒 : うん?
ランサー: 迷路と迷宮は違うらしいな。
GM : そんなものは虚栄ココナッツです。
ランサー: 迷路はわかれ道と行き止まりがあるもの。迷宮は、分かれ道がないもの、だってさ。
雪緒 : へぇーランサー: ラビリンス。
GM : アドリアネの糸がなくても手を着いて歩けば出口まで着きそうな気がしますね。
ランサー: 糸いらねえ!(笑)
雪緒 : 方向感覚がわからなくなるのかもね。
ランサー: いやいや前と後ろが分かればいいから、回転床でもあるのか(笑)
雪緒 : まっすぐな道で目隠ししてくるくる回したらわかんないよ。
ランサー: まあ雑談はこれくらいにして、シーンに入ろうか。
GM : で、結局そのトロージャン・ホースは持って行くんですか?
ランサー: どっちがいい? 戦闘バランスなしで計算してたならなしでいいけど。
GM : GMに聞かれてもこまりますが、舐めプして全滅されても困ります(笑)
雪緒 : メタ的な話をするなら、手の内を明かしていいのかと悩むけど。
ランサー: セイバーもいるんだし大丈夫だろー(笑)
雪緒 : それが舐めプっていうんじゃないの?(笑)
ランサー: じゃあ持っていく!
雪緒 : 交通標語でも言ってるんだよ、「まだ行ける は もう危ない」って。 それがそのまま某ゲームでの共通認識になるくらいなんだから(笑)
ランサー: 迷宮と言いつつ迷路な奴か(笑)
雪緒 : うん(笑)
ランサー: じゃあトロイの木馬を格納して行く。
雪緒 : んー。MP大丈夫?
GM : では、その辺りの話しが必要ならロールプレイしてください、いらないなら夜に直行です。 ちなみに、セイバーは既に居ません、あとは現地集合です。
ランサー: そのあたりの打ち合わせは『既にした』ってことで。MPは大丈夫だ。まだ。
GM : それで良ければ、【夜】の時間軸に移動します。南部地区、下水処理施設の前でいいですか?
ランサー: うん。そこで雪緒がアフロ探索するんだよな。
雪緒 : なんで北区にいるときに先にやらないんだって思うけど(笑)
ランサー: シーンを食うからだよ!(笑)
雪緒 : (笑)
4日目 夜 南部地区/下水処理施設
GM : 南部地区の下水処理施設は、この霞足市の下水が集まる地でもあります。 幾つかの消化タンクと蒸留装置によって水を綺麗にし、汚泥を濃縮して処理できる形にする。 その後は水は海に、濃縮土は各地処理場へと配送される形になっており、敷地はそれなりに広いです。 そして、下水の終着点であるため、ここの地下から下水道が街中に何本も伸びています。 その内の幾つかは貯水池などを経由し、複雑に絡み合う迷路のような地下迷宮になっていますね。
ランサー: 「でっかいなー」
雪緒 : 「ここまで大がかりだなんて思わなかったよ」 ま、入る前に予定通り探索魔術だね。
ランサー: 雪緒が消耗したらあたしがすぐに回復するな。
GM : そうですね、ではセイバーが来る前に処理してしまうといいでしょう。
ランサー: 水筒を持って待機してる。
雪緒 : まず自己封印解除。それから守り刀も継続起動。 瞬間魔眼で自己回復、そのあと探索魔術ね。 8an4+4an4+3an3+5an5 (ころころ……) [4,6,4,2,3,2,1,1]+[4,2,5,1]+[1,2,5]+[2,4,1,3,1] = 17 2点のために無駄に回復しすぎ。7点くらい余るからランちゃんに渡しちゃおう。
ランサー: 2点でいいよー。
雪緒 : 瞬間魔眼がメイン行動の後でもできればねー。
ランサー: まあ、あたしが回復してやるから。
雪緒 : で、探索魔術。魔力+解放、魔力放出も1点入れるよ。
GM : 大盤振る舞いですね。
ランサー: 探索対象はアフロ。探索場所は北区?それとも全体を探索できる?
GM : 抵抗しますから、全体で出来ていいですよ。
ランサー: やったー。今日がアフロの納め時だな。
雪緒 : わーい。じゃあ鏡の下に今日の供物、ひとくちすあまをセットする。 10an5+4an4+3an3+5an5+10an5+2 (ころころ……) [5,6,2,4,4,(中略),6,1,4,5,2]+2 = 25 25で。
GM : 抵、抗?(笑) 6an3+15an5 (ころころ……) [4,5,2,5,2,5]+[6,5,4,1,3,1,3,6,6,6,2,2,3,2,2] = 13 みよ、半分も抵抗したぞ! 北部地区から西部地区に移動中です。
ランサー: 何点消費したー?
雪緒 : 11点、残り15。あとあとの手番のこともあるから無理に今回復しなくてもいいよ。
ランサー: そう? わかった。じゃあ温存しておこう。
雪緒 : もしかしたら夜行動の最後に回復したほうがいい可能性もあるしね。
GM : では、その旨を英二にメールする感じでよろしいでしょうか?
雪緒 : 先に訊くけどどこにいるの?
GM : 今ちょうどゾンビ軍団が全滅した道辺りですね。
雪緒 : ああ、移動中ね。西区かぁ。そっちに移動する前に何とかしてもらったほうがいいね。
ランサー: また例の場所で戦うんだな。
雪緒 : じゃあぴこぴこメール打とう。 『骨アフロは西区に移動してるみたい。おとつい遭遇したあたりを通過中』
GM : From:英二 『了解。居場所さえ分かればこっちのもんや。今日が奴の命日になるで、捕まえるだけやけど』
ランサー: 別に倒してしまってもいいんだぜ? 「何かわかったか? 雪緒」
雪緒 : 「西区の方に移動してるみたい。何か別の用件があるのかな?」
ランサー: 「また魂食いとかしようとしてるんじゃないのか?」
GM : さて、ではそうしていると屋根の上からセイバーが登場します。 セイバー「や、遅れてごめーん」
雪緒 : 「ううん、私たちもさっき来たとこだし」
ランサー: 「別にいいさ。飲むかい?」 水筒を出す。
GM : セイバー「お、ありがとー」
ランサー: じゃあオニオンスープを回し飲みするか。
雪緒 : ……うん、まあ、いいけどね。私は自前の麦茶飲んでよう。
ランサー: えー、雪緒も飲もうぜ?
GM : なぜスープ(笑)
ランサー: 夜だからあったかい方がいいだろ? 的発想。
雪緒 : ある種のサーヴァント的発想じゃないかな、それ。
ランサー: 「ほい。雪緒もどうぞ」
GM : 夏の夜、下水処理施設の前でオニオンスープを飲む女子高生の図。
ランサー: 「それでさ」
雪緒 : 「う、うん……」(ちびちび飲む)
ランサー: 「どうするんだ? 一緒に行くか、別々に入るか」 一応将来的には敵同士だから。確認しておく。
GM : セイバー「ん、とりあえず目標を決めてからの方がいいんじゃない?」
ランサー: 「今夜中にバーサーカーを倒す、ってことだろ?」
雪緒 : 「うーん、生徒の確保を目標にする、ってこともあるね」
GM : セイバー「バーサーカーを撃退するだけなら一緒に行動した方が効率がいいよね。 ただ、誘拐された生徒の救出を優先するなら、二手に分かれてもいいんじゃない?」
雪緒 : 「その場合の連絡手段は?」
GM : セイバー「ああ、地下だと携帯も使えないしね」
ランサー: 「連絡手段……こういうときは糸電話って相場が決まってるんだ」
雪緒 : 定期的に探索魔術でメッセージを送る?
ランサー: 探索魔術ならあたしの糸電話でもいい。
雪緒 : アリアドネの糸電話。
GM : ラビリンスもビックリだ。
ランサー: 「でも百人以上の人間だぜ? あたしたち3人で動かせるのか?」
GM : セイバー「どの辺りに生徒達がいるかにもよるんだよね。移動手段に関しては」
ランサー: 「どこか広い所にかたまってるにしてもな」 まあ木馬を使えば十人ぐらいずつは運び出せるかもしれないけど…
GM : セイバー「単純な話、マンホールとか出口が近くにあるようなら暗示をかけて自分で出て行って貰ってもいいし」
雪緒 : 「じゃあ、救出優先なら、脱出経路の確保も作戦内容に入るってことかな」
ランサー: 「そうだな……もしも救出優先なら、片方が足止めしておいた方がいいんだろうな」
GM : セイバー「速攻でバーサーカーを倒して、あとの処理を聖堂教会に丸投げするって手もあるけど。 ただ、聖杯戦争には『陣地とは爆破するもの』とかいう標語があるらしいから、ちょっと心配ね」
ランサー: 「標語かそれ」
雪緒 : 「うん」 何の疑問も持たずに。
ランサー: 「この陣地ってバーサーカーの宝具なら、やつを倒せば消えるんじゃね?」
GM : セイバー「逆に、主と共に運命を共にする可能性も……って、ここら辺は考えても仕方ないけど」
雪緒 : バーサーカーに会えば宝具の内容はわかるのかな。
GM : セイバー「だから、とりあえず選択肢としては二つね」
ランサー: 「どっちにする? 雪緒」
雪緒 : 「んー……」(考え込む)
GM : 1.一緒に行動する(バーサーカーを倒すルート) 2.二手に分かれる(救出をセイバーに任せるルート)
ランサー: まあそうなる。どうする、あいふるー。
雪緒 : うーん。バーサーカーに遭遇した場合、逃げたら追ってくるよねぇ。
ランサー: まあそうだな。
雪緒 : 完全に撒くのも大変そうだし。
ランサー: うん。
雪緒 : 結局バーサーカーと生徒の位置関係にもよってくるからなぁ。
ランサー: わかんないな。っていうか遭遇して逃げることは簡単だけど、問題の解決にならない。
GM : 3.臨機応変(その時に考える)
ランサー: 高度な柔軟性を以って臨機応変!
雪緒 : 結界宝具の内容はバーサーカーに会えばわかるんだっけ?
GM : 宝具を使うと判るんでしたっけ?
ランサー: そう。宝具を使うとわかる。
雪緒 : たとえば対界結界だったら、入ればわかるのかな。
ランサー: そのあたりは臨機応変です。 こっちに適応される結界の効果なら、まあ入れば分かるんじゃね。 でも隠された効果まではわからないかもね。
雪緒 : そっかぁ…。
GM : まぁ、真名は割れてるんで基本データは全バレですけどね。
ランサー: 雪緒は何を心配してるんだ?
雪緒 : 対界結界で施設全体が何らかの影響を受けてたらまたいろいろ変わるかもなぁ、と思って。
ランサー: ラビリンスだろ? まあ逸話から判断すると、脱出不能かな。 あとは中には行ったら分断されるとか、まあ、そんな程度じゃね。
雪緒 : とりあえず中に入って少し進んでから考えてみてもいいかな? 影響範囲がどれくらいかわかんないし。
ランサー: 何もなかったらどうするんだ?
雪緒 : そうしたら一応二手に分かれて救出優先でいいかな。 ただ、脱出ゲームみたいになってきたら合流を考えてもいいかもしれない。
GM : では、ある程度までセイバーも一緒に行くでいいですか?
ランサー: うい。
雪緒 : はいな。
4日目 夜 南部地区/下水処理施設・敷地内
GM : 基本的に下水処理施設に休みはない筈なんですが、どういうわけか中は静かです。 あるいは人払い等の効果で職員がおらず、作業が停止しているのかもしれません。 セイバー「多分だけど、生徒達が居ると思われる場所として、 『濃縮土なんかを保管する倉庫』『地下貯水池』『空の大型タンク』の三つが考えられるわ。 バーサーカーもその何処かに居るか……さもなきゃ地下を徘徊してるか、かな?」
ランサー: 「いろいろあるんだな」
GM : 正門は鍵が掛かっており、勝手口も閉ざされていますが、どうしますか? セイバー「とりあえず、地下への入り口は中から行くのが一番だと思うけど」
ランサー: 「じゃ、開けるぜ」
雪緒 : こわさないでね!
ランサー: 針を呼び出して……え、壊すけど?(笑)
雪緒 : なら私が便利魔術使うわ(笑)
ランサー: 別にいいだろ、これからこの中すごい壊れるんだし…
雪緒 : それもそうか……とは限らないからね!?
ランサー: いい加減決めた方がいいな。鍵開けって何技能になるの?>GM
GM : 鍵開けに必要と思う技能で(笑)
ランサー: じゃあステータスかランクで指定してくれ。
雪緒 : 相変わらずこの辺はアバウトだよね(笑)
GM : 器用さなんてどうステータスに表せばいいんでしょうかね、幸運かランクでお願いします。
雪緒 : ……
ランサー: どっちもダメじゃん!(笑)
雪緒 : だから私が便利魔術使うって言ってんじゃん(笑)
ランサー: じゃあ、あたしが槍で攻撃しそうになったところで留められた。
雪緒 : 「……い、一応穏便に、ね?」
GM : セイバー「壊してもいいけど、聖堂教会が弁償してるってことをちょっとでも思い出してよね」
雪緒 : 「ああ、そこから予算でるんだ」
GM : そうですよ、隠蔽も仕事の内ですから、倒壊したホテルぇ...(笑)
雪緒 : それは私関係ないもん…(笑)<倒壊ホテル
ランサー: 「どうせこれから派手にぶっ壊れるんじゃねえかなあ」
GM : セイバー「否定はしないけどね」
ランサー: じゃあ雪緒に任せる。
雪緒 : 「まあ、こういうのは心がけみたいなものだから」 普通に魔術判定でいいのかな?
GM : そうですね、便利魔術でしょうし、通常通りの処理でどうぞ。 魔術的な妨害はありませんから、全失敗でもなきゃ開きますよ。
雪緒 : 多分これは電子ロックなので猫のぬいぐるみみたいな子にまたお願いしましょう。 10an5+4an4+3an3+5an5 (ころころ……) [2,2,3,2,2,1,2,6,4,3]+[5,1,3,3]+[1,1,1]+[5,4,1,3,2] = 20
ランサー: あいた。
雪緒 : 供物のにぼし、そんなに気に入ったのかな……
GM : 鍵開けにそこまで気合を入れられても(笑)
雪緒 : 今普通に振ったらこうなるんだから仕方ないじゃん(笑)
ランサー: じゃ、入るか。
GM : はい、では内部に入ったところで、幕間を挿入します。
● 幕間『そして、賽は投げられた』
ランサー: さよならアサシン。
雪緒 : はじめちゃん、令呪切ってでも逃げてー!
GM : 果たして今夜墜ちるのはどの陣営か(笑)
ランサー: 木馬持ってきちゃったのが裏目に出たか…
雪緒 : 持っててもあんまり変わんない気がするなぁ。あ、でも逃げやすくなるね。
GM : まぁ、英二の命運はともかく、全部見れました?
ランサー: 見れた見れた。何が起こるんだ?
GM : では、敷地内に入った瞬間、周囲の風景が一変します。 今まで近代的なコンクリートの壁だったものが瞬時に土壁を思わせる年代物の壁に描き代わり、消えます。 正確には、光が一切なくなり、周囲の状況を把握できなくなります。
ランサー: うおう!
GM : 真の闇、まったく光源がなく、目を開いていても何も見ることができません。
雪緒 : 一応ライトもってきたけど、点くかな?
ランサー: 「ゆきおー、どこだー」
雪緒 : 「いるよー?」
ランサー: 「こっちかー?」(かちかち)
GM : カチ、カチ、音はすれども光は点きません。 声は近くから聞こえます、どうやら配置事態は変わっていないようですね。
雪緒 : 「つかないなぁ…ううん、点いてるけどここじゃ効かないみたい。セイバーさんはいるー?」
GM : …………返事はありません。
ランサー: 「ちょっと待ってな」 糸を伸ばして周囲を把握する! しゅばばば。
GM : はい、では糸を伸ばすと思わぬところで壁に当たります。 どうやら、立ち位置自体は変わらずとも、周囲の構造は大分変化したようです。
ランサー: とりえず30mほど糸を伸ばす。
GM : そして、セイバーが立っていた位置に向かった糸は、無慈悲な壁に阻まれて彼女を見つけることができませんでした。
ランサー: 壁の中にいる!?
GM : おおよそ30mほど、長い通路の一角らしく、左右に道が伸びています。
ランサー: 分かれ道はないのかな…
GM : イメージすると、こう。 ―――――壁――――― 雪 ラ ―――――壁――――― セ ランサー: まあそんなこったろうと。
雪緒 : えーっと。今度は便利魔術で灯りつけてみる。
GM : 便利魔術で付けた明かりは光源になります、しかし非常に弱い光で先を見通すことはできません。 具体的に言うと、暗闇による視界不良で−5の肉体的修正が入ります。
ランサー: 「展開! 『トロイの木馬』!」
雪緒 : とりあえず少しでもまわりが見えるなら…おおっと。
GM : ガションガション、ウィーン!
ランサー: 前に木馬を出して目を光らせる。ぴかー!
GM : カッ! 何故か感覚的なペナルティを与えるライトが放たれ、雪緒さんを襲います(笑)
ランサー: いや雪緒を襲ってどうする。逆だ逆!(笑)
―――――壁――――― 雪 ラ 馬< ―――――壁――――― セ
ランサー: こんな感じで。
GM : そりゃあ、真の闇だった状態でいきなり強い光を浴びせられたら、ムスカになりますよ(笑)
雪緒 : 「わ、まぶし…っ」(腕で目を覆う)
ランサー: じゃあ感覚的ペナルティでいいんだな(笑) 「あ、わるい。まあ、これで少しはマシになったけど…」
雪緒 : 「っていうか全然違うね」 ライトはカチカチやってたんで消えたのを確認して仕舞おう(笑)
ランサー: 「うん。雪緒がバーサーカーの正体を当ててくれたから組み込んでみたんだ」
GM : まぁ、光源を作るとわざわざ名言されている礼装ですので、ある程度の視界は確保できますが。 それでも、周囲は闇と言っていい状態です、ライトが向いていない方向は伸ばした手の先も見えないでしょう。
ランサー: 右の壁を叩いてみる。どんどん。
GM : 土の塊を叩いたような鈍い音が鳴ります。
ランサー: セイバーはいってるかな?
雪緒 : 入ってるっていうかなんというか(笑)
GM : なんというか、コンコン、ではなく、ボスボス、という感じのくぐもった音。 かなり分厚い壁なのだろうことは想像に難くありません。
雪緒 : じゃあ返事はなさそうだね。
GM : 少なくとも、聞こえるような返事はありませんでした、アチラで叩いていたとしても分からないでしょう。
ランサー: 「こりゃ異界だな。ここであってここでない場所……」
雪緒 : あ、そうだ。便利魔術で灯りを出してる間は同じスキル内の別系統の魔術は使えないんですよね。
ランサー: それは飛行だ!
雪緒 : そこら辺の区切りが全く分からないから。 データ的に効果がある場合は飛行と同じようになる、ってことになるのかな。
ランサー: 「とりあえず雪緒、分かったことを言っていいか?」
雪緒 : 「なぁに?」
ランサー: 「たぶんこれ、バーサーカーを倒さないと脱出できない」
雪緒 : 「……ですよねー」
ランサー: 「生徒みつけてもこれじゃあな……とにかくバーサーカー探して倒すこと優先しようぜ」
GM : では、ここらで宝具の情報を開示しましょう。 真名が割れてますし、実際に宝具を使われたことでバーサーカーの情報が更新されます。 『人牛迷宮(ラビュリントス・クレータ)』 宝具ランク:A+ 種類区分:結界 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:3 ダイスボーナス:3an5 結界MP:20 プラス効果: 『自己封印:無辜の怪物』 『特性切り替え』(発動区分:継続 対象区分:対界 消費MP:+10 ダイスボーナス:+5an5) 『達成値マイナス:肉体的』(暗闇状態をつくりだしレベル分マイナスを与える) 『シーン作成』(実際の閉鎖空間を光のない迷宮に作り変える・脱出不能) マイナス効果: 『喪失時死亡』 『使用時真名判明』 『使用制限:日中』(朝、昼の時間帯は使用できない) 『使用制限:屋外』(開けた場所では使用できない) 『狂化時要令呪』(発動に令呪を使用する) 『特定条件ロック:7人の生贄』(使用の際には7人以上空間内に存在する必要がある) 『周辺被害大:解除時』(迷宮に飲まれた空間は崩壊する) 設定: 言わずと知れた代名詞的宝具、名工ダイダロスの作成した迷宮。 普段は内側に向けて展開されており、その魔性を抑えているが、 一度発動すれば現実を生めて迷宮を現出させる擬似的な固有結界と化す。 闇に閉ざされた迷宮は常に薄暗く、生贄の視界を閉ざす効果を持つ。 また、特定の方法以外では脱出は不可能であり、まず逃れられない。 存在その物の象徴であるため、迷宮の崩壊は主の死亡を意味する。 ランサー: お、ロック条件7人なんだ。
雪緒 : 施設崩壊が確定なの?
ランサー: やっぱり鍵を気遣っても無駄だった!
GM : この場合の解除時というのは通常通り展開した迷宮を元に戻す時、現実は崩れさるということです。
雪緒 : 宝具展開したままバーサーカーが倒れたら?
GM : バーサーカーの消滅と同時に宝具も消滅します。
雪緒 : その場合も崩壊?
GM : いいえ、その場合は効果も消滅ということになります。
ランサー: 大体わかった。
雪緒 : つまりこの時間帯のうちに倒せということですね。
ランサー: バーサーカーの居場所を魔術で探せるか?
雪緒 : まあ、後方の視界を少しでも確保するために、便利魔術で後ろに灯りつけるね。
GM : この結界に居場所を不特定にするという効果はありません。
ランサー: じゃあ故事にあやかって糸の探索魔術を飛ばすな。針を操って…・・・ 8an4+10an5 しゅばばー (ころころ……) [5,1,4,5,5,4,5,2]+[4,4,2,6,2,1,4,6,4,2] = 12 まあまあ。バーサーカー単体の場合どう抵抗するんだろ? まあ魔力かな……
GM : バーサーカーを庇った誰かが居れば魔術でバーサーカーごと隠蔽となるんでしょうが(笑)
ランサー: つまり抵抗のしようがないんだな(笑)
GM : 魔力D−に何をしろと(笑)
雪緒 : (笑)
ランサー: どっちにいやがる!
GM : では、糸に導かれるまま、謎の馬型ロボットと雪緒さんは迷宮を進みます。
ランサー: 謎じゃねえ(笑)
GM : 謎ですよ、存在が(笑)
ランサー: トーロイス。