第一次霞足聖杯戦争4日目 昼パート

4日目 昼 北部地区/伝生学園・学生寮


  GM  : それでは、朝の時間帯ゆっくり(?)休んだ雪緒さんはHPMP回復してください。
  雪緒  : はーい         目覚まし時計の音で目を覚ます。この時ばかりは、何があってもいつもと同じなんだ、と思う。
  ランサー: あたしはロビーで作業中な。
  GM  : アサシンは何だかんだでランサーを手伝っています、主にパシリで。
  雪緒  : 「……どうしたものかなぁ」         もうそろそろ話していいのかそうでないのか、とかほんのちょっと考えて。
  ランサー: そうだね。これからセイバーの話もあるし。
  雪緒  : 「ま、もう少し目先のことを考えよ」         雪緒はちょっとだけ考えるのをやめた。         さーてちょっと演出面でも本筋とどうでもいいことしたりするのでさくっと水浴びして朝ごはん作ろう。
  GM  : セイバーは「そろそろかな」と呟けば来ますので、その前に話しあっておくことなど有ればどうぞ。         今日の行動方針なども一緒にすり合わせておくといいでしょう。
  ランサー: やっておくことはバーサーカーの真名看破だな。
  雪緒  : あと昨日の情報交換。話してると徐々にぐんにょりしてくる(笑)
  ランサー: どこからやる?         まあ食事からでいいか。しょくじのじゅんび。
  GM  : パンでも焼いたらいいと思うよ(笑)
  雪緒  : 今日の朝ごはんは時間優先にしたので鶏そぼろ丼とお味噌汁です。         鶏そぼろは多めに作ってタッパーに詰めて保存です。
  GM  : 時間優先の割にしっかり味噌汁まで作られている(笑)
  雪緒  : 味噌汁くらいいいでしょう!?(笑)
  ランサー: すぐだからな(笑)         それじゃあたしはベーコンサラダでも作るよ。てきぱき。
  GM  : じゃあ、英二はお皿を並べますね(笑)         英二「俺、この戦争終わったら死ぬんちゃうかな(栄養失調的な意味で)」
  雪緒  : 「な、なんでよ突然」
  ランサー: 「何言ってんだか」
  GM  : 英二「こんな贅沢な食生活に身体が慣れてもうたら、パンの耳生活に戻れへん!」
  ランサー: 「へへっ、ありがとよ」
  雪緒  : 「……何でそんな食生活なのよ」
  GM  : 英二「いろいろなぁ、ゲームも買うし漫画も買うし。男同士の付き合いにも金が掛かるねんで」
  雪緒  : 「ふーん…(私はどうしてたのかなぁ…」
  ランサー: 「とりあえず食いながら話しようぜ。昨日は市民ホールに行ったんだけどさー」         ってな感じで、キャスターのこととライダーのことを話す、かんじ。
  雪緒  : ライダー陣営の話をしてると徐々にぐんにょりしてくる(笑)
  ランサー: 軽くにしよう。特に殺人鬼のことは触れない(笑)
  雪緒  : ありがとう(笑)
  GM  : アサシン「我々は昨日、森林地帯で死体置き場らしき場所を発見した。死に損ない本体は居なかったがね」         英二「多分、森林地帯にゾンビ軍団を隠してたんやろな。で、数が揃ったら行動開始、と」
  雪緒  : 「なるほどね…一時的な拠点だったのかな」
  GM  : アサシン「ああ、陣地のようなものはなく、あくまで保管場所という感じだったな」
  ランサー: 「空っぽだったんだな」
  GM  : 英二「蛻の殻や。こうなってくるともう残ってるのは御山の上か、教会でも行かんとありえへんで?」
  雪緒  : 「最悪、気合入れて探知しないと駄目かもね」
  GM  : 英二「幸いというか、あの日以来「死体の無い殺人事件」は成りを潜めてんで。白昼に通り魔は出たそうやけど」
  ランサー: 「そうだな……セイバーの話次第だけど、バーサーカー退治と同時に探した方がいいかもな。          で、帰ってきたらセイバーがいたと」
  GM  : 英二「せや、扉の前で所在なさ気にしてたんで、お茶に誘ったらサーヴァントやった」
  ランサー: 「馬鹿だな」
  雪緒  : 黙って頷く。
  GM  : アサシン「なかなか刺激的な出会いと言えよう。敵対的でなく助かったとも言う」
  雪緒  : 「まあなんにせよ、緊急ってほど緊急ってわけでもなかったよね」
  GM  : 英二「なんぞ話がある言うてたけど、田中達が来たら一緒に話すの一点張りでなぁ」
  ランサー: 「ところでセイバーの話はバーサーカー退治になるんだろうけど。          あいつの正体、この中で分かってないやつはいるか?」
  GM  : アサシン「ふ、まさか」         英二「そりゃあ、なぁ」
  ランサー: 「まあ一目瞭然だよな」
  雪緒  : 「うん」
  ランサー: という感じで雪緒に振る。
  雪緒  : 「っていうか更にだだ漏れだったしね?」         ああ、世界樹2でうっかり接触して即死級攻撃を食らった思い出が…(黙れ
  ランサー: 「まあなあ。あいつの正体は――――」
  GM  : 真名看破は社会、魔力、ランクのどれか+魔術や知識系スキルで判定します(笑)
  ランサー: 魔術は除外らしいぜ!
  GM  : な、なんだってー!?
  ランサー: おいらも意外だった。
  GM  : またエラったか(笑)
  雪緒  : えーっと…無窮の英知は乗せられる?
  GM  : 知識系ということで良いんじゃないでしょうか。         目標値は{15−(ランクレベル/2)}が基準値、そこに宝具を見たなどの修正……でいいんですよね?
  雪緒  : 特徴容姿とかも修正に入るんだったっけ。
  GM  : 入りますね。ちなみに特徴的容姿はBです。
  ランサー: ええと、あいつのランクが9だから、15−4−4−1=6が目標値だ!
  雪緒  : じゃあ念のため、と守り刀を両の手で捧げるように持つ。
  ランサー: 6なら素でいけるんじゃねえ?(笑)
  GM  : まぁ、まず行けると思いますが(笑)
  雪緒  : そう言ってると大変なことになるのはさっき証明したじゃん!?
  ランサー: えへ(笑)
  雪緒  : 今は関係ないけど、サーヴァントがそういうスキル持ってるとその分足していいんだっけ?
  ランサー: うん。
  雪緒  : ライダー看破するときは必要かも。
  ランサー: あたしの場合は『芸術審美』っていうスキルを持ってる。         でもバーサーカーは芸術関係ないだろうから適応外だな。         あたしの芸術審美の存在意義があ!(笑)
  雪緒  : ライダー看破には通用しないしねそのスキル(笑)
  ランサー: いやライダーなら適応できるんじゃないかな。祭りもあるし。
  雪緒  : ライダーそのものには関係ないだろぉー(笑)         データ的に考えたら高速思考のるんじゃない?
  ランサー: それは乗らないんじゃないかな。
  雪緒  : 知力に関する判定にもダイスプラスあるんだよね。まあいいや。とにかく振ろう。         10an5+3an3         (ころころ……) [4,3,2,4,1,4,3,3,2,4]+[4,6,6] = 10
  GM  : 成功ですね。
  雪緒  : 無窮の英知が役に立ってない(笑)
  GM  : では、ズラッと流します。 【クラス】バーサーカー 【原典】ギリシャ神話 【マスター】リュグナー・フォン・ミュンヒハウゼン男爵 【真名】アステリオス 【性別】男性 【身長・体重】196cm・112kg 【属性】混沌・狂 【外見】  分厚い筋肉が鎧のように盛り上がった巌のような大男。  クラス特性として正気を失っている為、目にハイライトがない。  真の姿は全身獣毛で覆われ頭部が牛の姿をした怪物。 【ランクレベル】9「王族」「怪物」「悪名」 【ステータス】筋力EX 耐久A 敏捷D− 魔力D− 幸運D 宝具E  HP:106 MP:34 IV:8 基礎攻撃力:7 基礎防御力:5 【クラス別スキル】 狂化:C  筋力、耐久、敏捷、魔力+1Lv、元々のレベルがEXの場合、ダイスが+2個される  1回の戦闘あるいは一日が終了した時にMPをこのスキルの「レベルと+の個数」点消費  生まれながらに狂っていたとされる人牛の王子、狂化はむしろ通常状態といえる 【スキル】 無辜の怪物:A(自己封印)  『地形適応・暗闇』『異形:爪牙・鱗甲毛皮』  理性を失い暴れる息子を、父王は暗い迷宮へと追いやった 怪力:A  筋力基準の判定にダイスプラスボーナスを与え、基礎攻撃力がランク分加算する  巌の如き筋肉から繰り出される一撃は岩を砕き人体を引き裂く 野生:A  「器用さ」が関係しない身体を使用した戦闘判定にダイス判定プラス  生まれながらの獣性が肉体の動かし方を自然と知らせる 蛮勇:A  「勇猛」スキルに相当する効果を得るが、知力に関する対抗判定で達成値にスキルレベル点マイナス  恐れを知らない攻撃衝動、止まる事のない暴力性は傍目には勇敢なように錯覚される 神性:C  攻撃力を1Lvあたり+1、宝具に追加効果プラス  海神ポセイドンの眷属である神牛(ポセイドン自身という説もある)の血を引いている 王の加護:D  宝具に追加効果プラス  幽閉し定期的な生贄を必要としたがその身は王の庇護の下にあった 特徴容姿:B  あまりに目立つ姿の為、スキルレベル点分自分に対して行われる真名看破判定の達成値に+してしまう  その人体牛頭の魔獣の姿はあまりといえばあまりな程有名で、その分、本名は知名度が低い 行動阻害/光:B  ランク分の行動阻害を受ける。その状況を脱するまで解除できない。真名看破で判明する  暗い迷宮の奥深くで生活していたため、強い光の下では動きが鈍ってしまう 渇愛:D  愛されたい、嫌われたくないと思うあまり、自分の意志を押し殺したり、無茶なスタンドプレイに走ったりしてしまう  生まれながらの魔獣は親の愛を直接に知らず、また知らないがゆえにそれを感じることもできない 直情:D  思った事を直で口に出してしまう、場合によっては口より先に手が出る、更に感情が激発しやすい  もとより理性がなく、感情のまま本能のまま行動してしまう 食人衝動:E  一日の終了時に判定。悪癖抵抗判定に失敗すると「魂食らい」ルールで食人を行ってしまう  かつて迷宮を死の口と言わしめた大喰らいの魔獣、定期的な生贄を必要としている 【装備・アイテム】 『人牛迷宮(ラビュリントス・クレータ)』 ? 『原初の両刃斧(ラブリュス)』 宝具ランク:A 種類区分:両用武器 発動区分:単発 対象区分:対城 消費MP:15 ダイスボーナス:20an5 攻撃力:5 プラス効果:  『スキル相応:投擲・手斧』『勇者の力』『狂化使用可』 マイナス効果:  『使用制限:手加減』『使用制限:指示』(使用するよう指示されないと解放できない)  『特定条件ロック:怪力』(「怪力」スキル持ちにしか使用できない) 設定:  ミュンヒハウゼン家に代々伝わる謎の大斧、ただし大きさが規格外なだけで投擲斧らしい。  一説によればギリシャの名工ダイダロスが最初に作った両刃斧だとも言われている。  その威力は絶大だが、重すぎて「怪力」の持ち主にしか扱えない置物と化していた。  かつて初代男爵が月まで放り投げ、そこから帰還したという逸話(?)を持つ。  それにちなんだ必殺技名は『大回帰(ムーン・クレータ)』 『嘘偽りしかない仮面(ドッキリ・テクスチャー)』 礼装ランク:A 種類区分:対魔防具 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:5 防御力:8 プラス効果:  『スキル相応:変化』『HP+最大値』×2 マイナス効果:  『使用制限:霊体化』 設定:  身体の表面に纏わりつくように張り付く不定形な液体金属。  防具として以外にも使用者の姿を別の存在に映し換える効果を持つ。  ただし、英霊が使用する場合、霊体化すると効果が切れてしまう。  異形の身である男爵が日中に活動する際に使用した礼装。 【誕生日:/血液型:/イメージカラー:/特技:/好きなもの:/嫌いなもの:/聖杯戦争への参加理由:】  誕生日:不明  血液型:不明  イメージカラー:錆色  特技:???  好きなもの:肉  嫌いなもの:光  聖杯戦争への参加理由:■■■■■■■ 【設定】  言わずと知れたミノス王の息子、でも本名よりミノタウロスの名の方が有名。  父王が海神ポセイドンの怒りを買ったため、妃パシパエは白牛に恋をしてしまう。  ギリシャで最もお騒がせな名工ダイダロスが牛変装セットなんぞを作ったせいで、見事懐妊。  そうして産まれた子・アステリオスは牛の頭部を持った魔獣として生を受けた。  生まれながらに怪物としての生を余儀なくされた悲運の王子といえる。  魔獣であるアステリオスは凶暴で人を襲った為、例によってダイダロスが作った迷宮に幽閉。  以後、王の命により生贄が捧げられることになり、迷宮のミノタウロス伝説を形作ることとなる。  そこあったのは王子としての生ではなく、怪物として英雄に討ち取られる末路でしかなかった。         
  GM  : 以上です。
  ランサー: というわけでミノタウロスだな。
  GM  : 本名で呼んで上げて下さい、呼びにくいけど(笑)
  雪緒  : アステリオスさんはちゃんとその名前で世界樹2に登場しましたよ(笑)
  ランサー: なんで量産されてるんだ(笑)
  GM  : とりあえず、誰が悪いかといえば余計な道具を作ったダイダロスが悪かったとしか(笑)
  ランサー: さておき。この念能力はなんだ?
  GM  : 男爵が持ってた礼装です、というかこれ最初の人間形態の時の格好ですよ。         分かりやすくいうと、着ぐるみみたいなものですね。
  ランサー: へー。じゃあ今は装備してない?
  GM  : 防具にもなるんで、鎧を来た牛男が見られると思います(笑)
  雪緒  : (笑)
  ランサー: こいつめ! とりあえず弱点としては光かー。
  雪緒  : 普通に灯りは持っていかないと駄目なんだね。
  ランサー: いまのあたしたちってそんな強烈な光源はもってたっけ?
  GM  : マグネシウム焚いて手製閃光弾でも作りますか(笑)
  雪緒  : 便利魔術で作り出せると思うけど、その間探索魔術使えないのがネックね。
  ランサー: タケノコは光りますか?(笑)
  GM  : 君たちは何と戦っているのかね(笑)
  ランサー: ま、あとで準備しようか。         じゃあ満場一致であいつの正体がミノタウロスと分かった!
  GM  : まぁ、他に考えようがありませんからね……はっ、蚩尤(しゆう)とか!
  ランサー: ごずめずとか?
  GM  : 意外と候補はあったわけですね、男爵自爆か。         さておき、ロールプレイを進めましょう。
  ランサー: 「そろそろセイバーが来るかな……」
  雪緒  : あ、ちょっと待って
  ランサー: 待つ! いまのなし。
  GM  : セイバー待機中(笑)
  雪緒  : この隙に亜弓さんにメール送っておこう。
  GM  : 同盟している訳でもないのに情報が回されていく(笑)
  雪緒  : 積極的に流さないとまずい情報じゃない(笑)         あとメールの文面も考えてきた。
  ランサー: ふんふん。 亜弓さんへ:件名「昨日、あのあと」   『ライダー陣営に会いました。何なのアレ。    怨霊使った防御魔術がやたらかったいし。マスターはチャージ攻撃してくるし(超危険!)。    ランちゃんのおかげでかろうじて逃げられたので無事でしたが、何故か付け狙われそうで最悪。    時間がないので真名はまだ見破ってませんが、どうもライダーは東南アジア系の英霊?みたいです。    獣さんとセットと考えるとある意味正英霊らしいのがなんともはや。既に分かってたらごめんね。    あと、キャスター陣営がどんどん霊地を陣地化しています。既に陣地化してる尾砥山まで来るとは    思いませんが、気をつけてください。』   雪緒  : こんな感じ。
  GM  : はーい。         明らかに真名を見破った風の特定がされていますが、何を以てして東南アジアと見切った(笑)
  雪緒  : 獣さんの顔。
  GM  : 納得です。
  ランサー: 実際、初めて見たときあたしもアジア系かなって思った。
  GM  : まぁ、特徴的な顔ですからね。
  ランサー: 色づかいが西洋じゃねーんだよな。
  雪緒  : っていうか、魔力で看破することを考えると、名前だけ当ててもダメで         真名を用いて魔術的加護を破る云々みたいな感じじゃないかな?         だから、守り刀さんというデータベースにアクセスしてだいたいわかった、みたいな感じ。
  ランサー: かもしれない。まあ進めるか。         「そろそろセイバーが来るかな……」
  GM  : セイバー「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん」         いつの間にか(出待ちしていた)セイバーが食堂の入口に寄り掛かって立っています。
  雪緒  : 壁際のいぶし銀……!         「準備いいね?」         麦茶出そう。
  GM  : セイバー「そりゃあ、皆がお昼を食べてる時には既に来てたから、あ、あんがと」         うけとって、ぐいっ!         セイバー「ぷはぁ! 美味しい!」
  雪緒  : 「なら、声かけてくれてもよかったのに」
  ランサー: 「なんだって? あたしの警戒網を突破したのかよ?」         ききずてならねえ!
  GM  : セイバー「団欒を邪魔しちゃ悪いじゃない? タイミングを見計らってたっていうのもあるけど」
  雪緒  : 「…ま、まあいいけどね」
  GM  : セイバー「それじゃあ、早速話を始めたいんだけど。いいかな?」
  ランサー: 「ちぇ……そうだな。話を聞こうか」         席をずらす。
  雪緒  : 「うん、どうぞ」
  GM  : じゃあ、適当に席に着くと、むん、と腕を組んで。         セイバー「明日から、バーサーカー陣営に対して討伐令が発動する予定になってるの。              罪状は秘匿を無視した大量殺戮、かな」
  ランサー: 「なんだって?」
  雪緒  : 割かしのんきな話だね。
  GM  : セイバー「ここで問題になるのはぁ、その罪状の大量殺戮って」
  ランサー: 「大量殺戮って……いつの話なんだよ?」
  GM  : セイバー「……まだ起こってないんだよねぇ」
  雪緒  : 「は?」
  ランサー: 「えっ」
  GM  : セイバー「だからぁ、生きてるの。誘拐された君んとこの生徒、およそ数百人、全員」
  雪緒  : 「あー…えっと、つまり、未来予測的な話?」
  GM  : セイバー「それが、今日が終わると同時に全部死体になる予定、ってわけ」
  ランサー: 「それはな、陰謀っていうんだ。誰のたくらみなんだよ?」
  GM  : セイバー「ソースは明かせないなぁ。ただ確実な情報だよ。少なくとも、アタシは動く」
  ランサー: 「って一人しかいねえ。マフラーだろ!」         生徒の確保とバーサーカーの制御。
  GM  : セイバー「まぁ、今バーサーカーの令呪持ってるの彼だもんねぇ」
  雪緒  : 「ふうん、知ってるんだ?」
  GM  : セイバー「蛇の道は蛇ってね。              そんな訳だから、誘拐されてる生徒は他人事じゃないっしょ? だから誘いに来たの」
  ランサー: 「まあそうだな。ありがとな、セイバー。この話、受けるってことでいいか? 雪緒」
  雪緒  : 「えっと…そうすると、バーサーカーの本来のマスターは完全に蚊帳の外ってこと?」
  ランサー: アフロ!
  GM  : セイバー「本来のマスター……ああ、あのホネホネ。まぁ、このまま手を拱いてるんなら、蚊帳の外だと思うよ」
  雪緒  : 「動き出す可能性はないわけじゃない、と」
  GM  : セイバー「引きこもってても事態は好転しないからね。騒ぎに乗じて、くらいは考えてるかも。              アタシはやらないけどさぁ、積極的に状況をかきまわそうとする防寒具がいるじゃない?」
  雪緒  : 「あー…まあ、ね」
  GM  : セイバー「だから、心に留めておく程度はしておいた方が良いけど、気にし過ぎてもね」
  雪緒  : 「そう、だね」         『ね、受けるのは当然だけど条件出してもいいかな?』
  ランサー: 『ああ。セイバーが神殺しかどうかって話か?』
  雪緒  : 『うん。他に知ってるかどうかとか』
  ランサー: 「アサシンとハジメはどうしたい?」
  GM  : 英二「お、おう。ちゃんと聞いてたで、セイバーの胸元なんて覗いてへんよ。ホントやで?」
  雪緒  : ゴッ、という効果音が響く。
  GM  : アサシン「私としては願っても無い。              死に損ないを討伐するのに、バーサーカーは邪魔でしかないからな。              これを機に元鞘に戻る要素をうち消しておけば、私たちは心置きなく              死に損ない討伐だけに集中できるというものだ」         英二「うごご……ま、まぁ、殺された恨みとかもあるんで、けじめは付けときたいんよ。次点は殺人鬼な」
  雪緒  : 「……そういえば。一応サーヴァントを失ったマスターって保護される、でいいんだっけ?」
  GM  : セイバー「正確には、申し出れば教会で保護する、ね。              仮にも死徒が教会に保護を求めるとか笑い話でしかないけど」
  雪緒  : 「まあね」
  ランサー: 「じゃあさ。あたしらがバーサーカーやっつけるから、その間にアサシン達はアフロをやっつけてくれね?」
  GM  : 英二「あー、つまり、二面作戦っちゅうことかいな?」
  雪緒  : 「そういうこと。出てくるの待つより本気で探知してからの方がいいけどね」
  ランサー: 「そこは雪緒が調べてから出発かな」
  GM  : アサシン「悪くはないな。こちらで確実に押さえれば暗躍のしようもないだろうし。              暗躍するつもりで巣穴から出てくるならば発見も容易かろう」         英二「出て来たところを俺らで……もとい、アサシンが叩くわけやな、で俺が応援、と」
  ランサー: 「そんな感じだな」
  GM  : セイバー「それはそれで構わないけど。              そっちの二人は、対バーサーカー戦に居ても足手まといになりそうだしね」
  雪緒  : 「いや私もちょっと危ないけどね?」
  ランサー: じゃあフルアーマー雪緒になるか?(笑)
  雪緒  : FA権は行使しません(笑)
  ランサー: 「じゃあ話を進めようか。そのバーサーカーはどこにいるんだ?」
  GM  : セイバー「南部地区の下水処理施設、というより下水道を迷宮化してるみたいね。              多分、宝具じゃないかな。真名が真名だし」
  雪緒  : 「やっぱそこでよかったんだ」         ノエルさんのことを思い出しながら。
  ランサー: 「嘘じゃないみたいだな」
  雪緒  : 嘘っていうか不確定だっただけでしょう(笑)
  ランサー: 「ところでさあ」
  GM  : セイバー「んー、なにー?」(首かしげ)
  ランサー: 「明日になったら大量虐殺って話だけど、実際いまから行かなきゃ間に合わないのかな。          そもそもなんでそんなことわかるんだってのは……まあいいけどよ」
  雪緒  : マイナススキルのことじゃないかな。
  ランサー: ひとくい?
  雪緒  : うん。1日の終わりに悪癖判定、だし。
  ランサー: じゃあ昨日はどうしてたんだ?
  GM  : セイバー「多分、深夜までに行動を起こしておいた方がいい。              少なくとも、夜になって直ぐ犠牲が出るってことはないと思うけど。朝になったらもうアウトだと思う。              日をまたぐまでは大丈夫だって言ってたけど。早いに越した事はないんじゃないかな?」
  雪緒  : 「うん、夜になったら行くよね?」
  ランサー: 「じゃあ夜になったら現地集合で」
  GM  : 英二「ほなら、俺らは表で骨アフロがやってくるまで待機してたらええんか?」         アサシン「山中に探しに行くよりは、来るとみなして待ち伏せていた方が見つけやすいが」
  ランサー: 雪緒に任せる。
  雪緒  : 「んー…まだこのあたりにいるなら、魔術で捜してみてから、ってのもアリだと思うけど」         夜に探索魔術使ってから現地突入になるのかな、この場合。
  ランサー: そうだな。メールで連絡してもいいし。         南区に行って、アフロ探知して、メールしてから突入とか。
  GM  : その情報によって英二達が行動するという感じですね。         分かりました、ではその方向で進めましょう。         英二「あ、せや。例のアフロに聞きたいことがあるんやったか? 捕らえる方がええんやろか?」
  雪緒  : 「私としてはその方がいいけど…無理にとは言わないよ」
  GM  : アサシン「レディの頼みだ。奮起しよう」         では、そんなところで他に何かありますか? なければシーンをカットしますが。
  雪緒  : あ、ひとつある
  ランサー: あるよあるある! 話が終わったら道具作成に戻る。
  GM  : このランサー、キャスターよりも精力的に道具作成しておる(笑)         で、雪緒さんは?
  雪緒  : 「ああ…セイバーさん。一時同盟受ける条件がわりみたいなものがあるんだけど」
  GM  : セイバー「なにー? 余程無茶じゃなきゃ聞いちゃうけど?」
  ランサー: 「ああ、あのことか」
  雪緒  : 「えっと…神殺しか怪物殺しのあるサーヴァントに心当たりあったら、          捜してる人がいるからその人に会わせてあげられないかな、って」
  GM  : セイバー「ああ、それアタシ」(ケロッ)
  雪緒  : 「あっさり白状したーっ!?」
  ランサー: 「お前かよ!」         まあ半分予想してたけどな、な、な!
  GM  : セイバー「隠しても仕方ないしさー。こう見えても神様ぶっちしてるんだぜー、だぜー」
  ランサー: 「まあ、確認取れただけで義理は果たしたよな」
  雪緒  : 「ま、まあ、交渉したいらしいから、この件片付いたら、よければその人に会ってもらえないかな?」
  GM  : セイバー「ふーん。アタシを探してるのって、やっぱ尾砥の次の花嫁の子?」
  雪緒  : 「うん…って知ってたんだ」
  ランサー: 「なんでも知ってそうだな」
  GM  : セイバー「なんでもは知らないよ。知ってることだけ。              っていうか、分かりやす過ぎるでしょ。尾砥の子が何考えてるかなんて」
  雪緒  : 「深くは知らないから何とも。でも、そんな感じのことは大声で話してたけど、ね…」(目をそらしながら)
  ランサー: なんだろう?
  雪緒  : 「まあ、そういう話があるってことで。私も仲介以上のことはできないし」
  GM  : セイバー「まぁ、マスターの意向もあるから確とは言えないけど。              それで良ければ、まぁアタシは会ってもいいかな。マスターが駄目って言ったら無理だけどさ」
  ランサー: 「サンキューな」
  GM  : セイバー「なぁに、そいつぁ言わないお約束だろう、おとっつぁん」
  雪緒  : 「おとっつぁん誰」
  GM  : とりあえず、そんな感じでいいですか?
  雪緒  : はいな。
  GM  : では、道具作成の処理は次回の頭にやりましょう。シーンカットとします。
  ランサー: うい。あ、一つ確認したんだけど
  GM  : はい?
  ランサー: バーサーカーの弱点の光って、どの程度で達成できるの? たき火ぐらいでいいの?
  GM  : 太陽光ならともかく懐中電灯程度では駄目ですね、ライトとしても普通に目が眩むくらいの光が必要です。
  雪緒  : 重量1kgくらいあるマグライト用意しないと駄目か。
  GM  : 例えば、ライトの前に人が立ってると逆光でシルエットにしか見えない、みたいな光ですね。
  ランサー: 魔術の光じゃなくてもいいのか?
  GM  : 太陽光でも駄目なのでその辺りは光量が重要と思ってください。
  雪緒  : どのみち、現地はほぼ真っ暗って考えた方がいいね。
  GM  : まぁ、仮にも地下迷宮が明るかったら困るでしょう(笑)