第一次霞足聖杯戦争2日目 深夜パート2
2日目 深夜 西部地区/ロイヤルホテル
GM : では英二達と別れて行動開始する所から再開しましょう。
雪緒 : あ、それなんだけど、やっぱ別れる前に探索魔術使う。
ランサー: その後別れて探索な。
GM : ほほう。ランサーの探索は妨害されたので、雪緒さんの探索魔術ですね。
ランサー: そうそう。雪緒の占い。
雪緒 : 占い…とは一応違うんだけどまあいいか。
GM : 電波です。
雪緒 : 電波いうなし(笑)
GM : 受信するんだから一緒でしょうに(笑)
雪緒 : 「…あ、ちょ、ちょっと待って」
GM : 英二「お、おう。なんや、藪から棒に」
ランサー: 「どうした?」 背中に糸で背負子を作っている。
雪緒 : 「一応私も少し調べておこうかな、って」 ウエストバッグから鏡を出しながら 「…ま、あんまり褒められた調べ方じゃないけどね」
GM : 神託(ピーピング・ゴッド)ですね。
ランサー: 「雪緒の魔術か……あの時もバーサーカーを探してたよな」 であった直後だ。
雪緒 : あの時探してたのはバーサーカーじゃないからね?(笑)
ランサー: は(笑)
雪緒 : 「ちょっと違ったけど…?」
GM : 探された超本人は目の前にいますがね。
ランサー: 「あれ? そうだっけ……ああ、ハジメを探してたんだ?」
雪緒 : 「まあいいや。ね、はじめちゃん。骨アフロがここに来てない可能性と、 きてるけど魂喰いをしてない可能性ってそれぞれどれくらいあると思う?」 だいたいそん時、バーサーカーがいるなんて知らなかったじゃんかよう(笑)
ランサー: えへ(笑) アフロ本体を探すと妨害されそうだから、アフロの犠牲者を探そうって作戦だな。
雪緒 : そ。
GM : 英二「いや、アフロが此処に居るっちゅうたんは田中やと思うんやけど。 ただ、その『魂喰い』をしていないっちゅう可能性は意外とあると思うで?」
ランサー: 「え、そうか? ……って、それはいいことだけど。でもなんでだ?」
雪緒 : 「居るっていうか行先のあてがここしかないかなーってことだったんだけど。…まあ、ありえるよね」
GM : 英二「あー、と、具体的に説明するのはアレなんやけど……もし、アフロが単独行動やったら、 そら、なりふり構わず魂喰いするのもありやと思う、ちょうど色々ダメージ負ってるしな」
ランサー: 「そうだな。死ぬほどボロボロのはずだぜ」
雪緒 : いちたりない!
GM : 英二「ただ、ここって誰かの仕込みなんやろ? で、それに乗って俺らが来た。 ってことは追われてるんが判ってる筈や。言い方は悪いけど、食事してる場合と違うんやないかな。 まぁ、ダメージがあるからこそ急いで回復する為に人を襲う、っちゅう可能性もないではないけど、 追手、この場合は俺らを待ち構えてるっちゅう可能性も高いと思うで?」 アサシン「あえて言えば、この場の主と、彼のスケルトンがどの程度協力関係にあるかだろう。 分かりやすく言えば、死に損ないが美味しい獲物に見えるのは、何も我らだけではないということだ」
雪緒 : 「…うん、うん、そうだね。ありがと」
ランサー: 「まあ、そう考えるとさっきよりは気が楽だよな」
雪緒 : 「なら可能性は一つ潰しておくに越したことはない、と」
ランサー: じゃあ、そんなわけで雪緒、やってみな!
雪緒 : 「じゃ、ごめん、ちょっと時間取らせてもらうね」
GM : はい、判定どうぞ。
雪緒 : 左の掌になぜかおせんべいを乗せ、その上に鏡を乗せる。右手で守り刀を取り水平に構える。 「謹而奉勧請 由縁なき磐境へ降臨鎮座仕給ひて 神祇の祓可寿可寿を平けく康らけく聞食て 願う所感応納受なし給へと 誠恐誠惶降烈来座 敬白大哉賢哉 乾元享利貞 如律令」
ランサー: 聖餅!?
雪緒 : なんですかそれ。
ランサー: いや気にしないでくれ。
GM : 降来要文。
雪緒 : さて、探索にあたっての条件ですが、まあ死体と魂喰いされた人…同じかもしれんけど。 13階は…まあ除外しなくていいや。下から調べていくし。下からって一応地下からかな。
GM : む。
雪緒 : あと何かの間違いがあってもいけないから、死後1日以内で(笑)
GM : なんの間違いですか(笑)。
ランサー: ホテルに死体が隠されてるのか?(笑)
雪緒 : あ、あとまあ駄目もとで死徒も入れる。引っかかったらラッキーくらいに考えよう。
GM : まぁ、実際に達成値をどうぞ。
雪緒 : 自己封印は解除してるから…特性切替で継続に切り替える。あとついでに瞬間魔眼で自分のMP回復させる。
ランサー: どうぞ。
雪緒 : スキル系統別だからOKだよね?
ランサー: いいよ。
GM : はい、どうぞ。
雪緒 : 8an4+4an4+5an5 かいふくー (ころころ……) [6,4,3,4,1,6,3,3]+[1,6,6,1]+[3,1,1,1,2] = 13
ランサー: 7点。
雪緒 : 7点回復。封印解除前のMP分まで戻った(笑) 10an5+4an4+5an5 (ころころ……) [1,3,6,4,1,2,2,1,4,4]+[5,1,5,4]+[1,2,4,6,4] = 15 なお、「あさめしパクパクにゃ〜」という声がどこからともなく聞こえます(笑) ついでにおせんべいもいつの間にか消えてる。
ランサー: 誰だ!?
GM : ケンサク!?
雪緒 : 探索魔術にピッタリじゃないか。
GM : 奴はあえて存在したとして電子精霊ですが(笑)
雪緒 : 私の定義では十分に神様である。
ランサー: とりあえずつっこまないでおこう…… ※ 賢作 SIMPLEシリーズ「THE 推理」に登場する猫型疑似人格インターフェイス……元野良(ウィルス)。 主人公である探偵の代わりにネット上の情報を集めたり、監視カメラにハッキングして証拠を集めたりする。 気まぐれだが探偵事務所に置いて事件解決に欠かせないスタッフ。決め台詞は「朝飯パクパクにゃ〜」ランサー: 15成功か……
雪緒 : まあラックも尽きてるし、15で確定ね。
ランサー: 後ろから鏡をのぞきこんでいよう。せのび。
GM : うーん、そうですね。まぁ、雪緒さんですからね。 では、不思議と妨害されることもなく、地下から上階まで神威が筒抜けたあと。
ランサー: ふんふん。
GM : 死体らしき反応はありませんでしたが、地下と思しき場所に死徒反応がありました。 鏡を通して映像を受信したところ、暗がりにうずくまるように座り込むスケルトンアフロの情景が浮かびあがります。
ランサー: え、地下? マジ? 大外れするところだったぞ! 雪緒すごいな〜。
GM : なぜか妨害されませんでしたからね。
ランサー: ひいきだ!(笑)
GM : ちなみに、ランサーの時はもう「待ってました」と言わんばかりに妨害されたわけですが。
ランサー: 絶対えこひいきだろそれ(笑)
GM : あーあー、きこえないー(笑)
雪緒 : 骨アフロの妨害もないというのは気になるけど。
GM : 浮かび上がった情景を見るに、男爵にその余裕はなさそうですが。 まさに瀕死と言わんばかりの様子です、HP1でも元気に走り去ったと言うのに。
雪緒 : HP1…(笑) 「……うーん?これ、もしかして地下?」
ランサー: 「マジ!? あっぶねえ、完全に空回りするところだったぜ。 予定変更。地下は狭いみたいだし、今から全員で突撃しようぜ!」
雪緒 : 「でもなんか、おかしいんだよね」
ランサー: 「あん?」
雪緒 : 「だって、ほら」 と映像を見せよう
ランサー: 「なんかアフロが小さくなってる?」
GM : ぜはー、ぜはー、と荒い息を吐く顔色の悪い(?)スケルトンアフロの図。
雪緒 : わかるの?(笑)
ランサー: お前絶対呼吸の必要ねえ!(笑) 「よくわからないけどやること変わらないだろ? ぶん殴ってから考えればいいんじゃね? まあ確かに変なのはあたしもわかるけどさ」
雪緒 : 「だいたい、魔術を妨害できるはずなのにそうしようとした気配もないんだよね」
GM : アサシン「ふむ、レディはそれが罠ではないか、と?」
雪緒 : 「その可能性もあるし、上にいるのに何かされたかされそうになったか、とか…」
ランサー: 「警戒して殴りに行く以外になんかやり方ってあるのか?」
雪緒 : まあ見に行く必要はある…よね。
GM : アサシン「バーサーカーの気配は今の所ない。 令呪で呼ばれればそれまでだが、今居ない以上、仕留めるチャンスでもある」 英二「それこそ、アサシンの本領を発揮する場面と違うか? こう、隠れていって、致命の一撃、みたいな」
ランサー: 「でも前、海辺ですごいことにならなかったか?」 どかーん、と手を広げる。
雪緒 : あぁ…
GM : アサシン「ふ、騎士は過去は振り返らないものさ」
ランサー: いやお前がいいならそれでいいけどさあ(笑)
GM : 英二「心配なんやったら、見張りだけしとこか? 今、犠牲者が出てるわけと違うみたいやし、別とこ上に用があるんやろ?」
ランサー: 「うーんそうだな。とりあえずアフロが魂食いしてたら急ごう……って話だったんだし。どうする? 雪緒」
雪緒 : これはこれで悩ましい状況だなぁ(笑)
GM : 下手に見つけてしまったが故に(笑)
雪緒 : まあ見つからないよりはいいっちゃいいんだけどね(笑)
ランサー: そうだな。ハジメ達に任せてあたしたちは上に行くのがいいんじゃないか? 奇襲するしないはハジメの判断で。
GM : 押すなよ、絶対押すなよ。
雪緒 : だからそういう振りはいいから(笑)
ランサー: 振りじゃないからな?(笑)
GM : では、どうしますか?
ランサー: 元々アフロ狩りはハジメの意向でもあるんだしさ。
雪緒 : うーん…そうだね。危なくなったら令呪切ってでも逃げてもらおう(またかよ)
ランサー: いやいや、さすがにバーサーカーよりは早いから(笑)
GM : 心配性ですねぇ、大丈夫、相手は死に損ない一人しかいないんです、楽勝楽勝(笑)
雪緒 : GMがそういうこと言うとすごく怪しいんだけど(笑)
ランサー: そうそういくらアサシンでもこれくらいは大丈夫さ。
GM : ああ、見張るのはいいが、別に倒してしまってもいいのだろう?(笑)
雪緒 : だからそう言うフラグを以下略(笑)
ランサー: やっちゃえ!
GM : と、冗談はさておき、とりあえず指示さえ出してくれれば独断専行するようなことはありませんよ。 流石に、初日に死に掛けた以上、英二は身の程を知っています。
雪緒 : 「んー……じゃあ、見張りお願いするね?」
ランサー: 「んじゃここは任せたぜ、アサシン、ハジメ」
GM : 英二「さよか。したら、もし動きがあったり、なにか異常があったら、 こっちで何か行動する前に非常ベルでも鳴らして知らせるわ」 アサシン「倒せるようなら倒すし、逃げるしかなければ遠慮なく逃走するがね。 まぁ、実際に行動するまでにレディ達に異常を知らせる必要はあるだろう」 では、英二たちは上向きではなく、地下への階段先で待機します。
ランサー: 「予定変わったな。雪緒、何ルートで行く? 階段、非常階段、エレベーター」
雪緒 : 「階段…かな」 非常階段は外から丸見えなのがやっぱ気になるんだよねぇ。
ランサー: 「おう。じゃあ行こうぜ、雪緒」 手を取る。
GM : 英二「気ーつけてな」
雪緒 : 「うん。ごめん、行ってくるね」
ランサー: 「そっちこそ気を付けろよー」
雪緒 : れっつごー13階。
ランサー: 手を繋いで階段を上る。たったった。
雪緒 : わーはやーい ←敏捷E
GM : 階段は電気が落ちてほぼ暗闇状態、唯一非常灯の灯りがぼんやりと足元を照らします。 ただ、例によって13階のフロアは電気が付いているようで、そこが目印になっていますね。
ランサー: とりあえず13階まで登るってことでいいか?
雪緒 : 何もなければね。
GM : 特別、罠のようなものはありませんでした。 気付かなかった可能性もありますが、だとしても即座に発動する類のものではなかったのでしょう。 何事も無く、いっそ不気味なほどアッサリと、13階のフロアまで登り切ることができました。
ランサー: 13階についたら手を放して警戒しよう。しゃきん。 「さて、こっからはヒュドラの巣だな……」
GM : マットの敷かれた床は靴音が立たず、乳白色の壁紙が落ちついた雰囲気を漂わせています。 特におかしな所はなく――あえて言えば一つの部屋のドアが大開きになっていることくらいでしょうか。
雪緒 : お待ちかねされてるぅー!
GM : 左右等間隔にに部屋が並ぶ廊下を想像してください、真ん中付近の一つが無造作に開かれている感じです。
ランサー: 「他の部屋も見てみるか?」
雪緒 : 「…さっさと行っちゃってもいいんじゃないかな、もう」
ランサー: 「わかった。じゃあ……行くか」 前に出る。
雪緒 : 「うん」 ついて行こう。…用があるのは私なんだけどまあいいか。
ランサー: 入るぜ。
GM : 部屋は、玄関口で靴を脱ぐタイプのようですね。 少し入って左右に風呂トイレ、そのまま進むとリビングというタイプの部屋のようで。 真中にテーブルが置かれた場所に、その青年は無造作に座っていました。 l イ州, ,州, 州l ,リ l}l}li}l }!|}州li| |{l}Zi州! l l}l l }州} YlZl}}Yl}liハ}li、.Zl}l }l, l}i}Z.l}! l} l}!l|!il|!.|l l li、l}i}l ,'i}リ'}リ.州リ 州l} 州. il |{.l州i l州l州l__.l}l!_Z州l l!l}i}|!l州l}! YZli}!. Yl}il}l}l-}Zl、}l_州!Z}! l!i l| .l{i!l|.l|!| l| |.l{!l}l}l{ . /リ'´lリ!州.i}!i州l 州.l| |l l}!l州}lz州´l}! Z `Zl}li,.}州l州州 Yィi{l'´ ̄Z州l}.Z州l》l}!州!.l|l!l|! l{!,l}!l|!.|.|l.l|.}}.l州! 〃 l州リ'.}州州,州!.l} }i!}l}l}l|Zl}州. '}! .l}! Z}Z州li}!.}iZ '´ヽ Yi. Y州! Zl}l}''}州l}l`メl}リ.州l.州.州l}!}W}l}! .i州l| .l|州}l|.州l}.}il,Z州li YZ! l} .l} Y!.Z州l} l}Y ヾ!、 .Y}! }!.Z l}州l!州リ 州l}l州|州l!.l}リ |l} l州}! l州l}l州l}l.l州Zl}lZ ヾ!Y __ ` ヽY州 ` ` ′.l! }リ .}!l州州!.,州l}!.州|州{ }リ l}! .l}i}!.l} .l州州リ.}州州l}iZ!Z `` ー- 、_ Zl}! _, -‐ ' ´  ̄ リ }!l州W,州lZY!|州lノ′.}| .l}l} .l!. Z州l} l州州州iZ -―ァ========z-、___ Y{ _,ィ-zァ==========z―.l州//州リ'}l| lY}l}i}i ,リ .l}l} .i! }州リl,リ'l州!.lZliZイliリ'´{:::l:::l:::::l:::l::}Z}l、 ヾ!、 ィilW''.{:::!:::{::::}:::l::リ:ヾ}lil》l州'イリi州、ハ.l 州{ヾ{!. ′ .Z. | l州 }\lW !.Zl}l}i!Z}i、.乂:::ゝ:':::乂 乂::::ゝ:':::乂 .イW,i}Wリl!.Z! l ノ从` ヽ ――やぁ、思ったより早かったネ? .}l! .ノ' Z.リ,\\ ヽZ}li}!`ヾ}i、. ` ̄.´ィ z、` ̄´_イW',lW./.l{' .Zノ.イ从ヾ! ', / Y,リ }l》、`.ーZY、 `ミ三彡'´_ i ゞ三三彡 ノリ' ./-l|-‐'l{イl|i{ ヽ. X .W}!へ、_Y,ヾ}、 | /イ.../ _, イ{ ZZ ノ' l}! l }:::::≧x ヾ!、 | 〃 . /≦リ::::::}l| }| |!|l::::::::::}ハ. ヽ、 .::|::.、 / ./}lW.:::::::::|l| ||、 ,ィ'/l| l |:::::::::::::::∧ ヽ|:/ / lW.:::::::::::|l| |l\ ,ィノ///| .l l:::::::::::::::|:::::. , 、 ,.::::::|:::::::::::::::::lリ リ'/,ハ ノ/,{////l ',';::::::::::::::|::::::丶 ゝ ..._____.... .::'’ / .::::::|:::::::::::::::;',' ,'l///,ト、 , イ///|////l V :::::::::::|:::::::ヽ:::..、 //.:::::::::::!::::::::::::// ,'i|///,|lハ、 .x<//////!/l|//li ∨::::::::::!:::::::::::'.;:: `:..、 イ /.::::::::::::;'::::::::::;.'/ ,ili{///,|///,\ x</////////八',l}'/,|l ∨:::::::li:::::::ト、:::',ヽ::::::::.... ィ ::://.:::::::::::::/.:::::: イ.′ ,州l///,l!/////, ///////////////,V/|li \::::}li;:::::. ヽ::. \:::::::::.... イ::::::/ ./.::;イ:::::::/.::::/.' ノi}lリ///,l////// ////////////////,V,Zi、 丶ヾ!::::::. ヽ| \:::::::::> - <::::::::/ ,'.::/ ,'.::::/.:/.:' /,州W/////////, /////////////,}ハ'/,∨Zi\ ` 、:::.. ヽ \::::::::::::::::::::::::/ .,'/ /.;ノイ/ .,.イ;州W//////////, 雪緒 : 「…そう?」
ランサー: いい加減名前をはっきりさせようぜ!(笑)
雪緒 : (笑)
ランサー: 「まず聞くぜ。なんて呼べばいい?」
GM : 青年「おいおい、名前を聞く時はまず名乗るもんだぜ、ランちゃん?」
雪緒 : やっぱりせっちゃんのマスターだったね。
ランサー: 「うるっせえな。はっきり答えないとお前はセーターだからな。あたしはランサーだ」
雪緒 : 「私も一応名乗っといたほうがいいのかな」
GM : セーター「ふむ? セーターって面白い名前だね。じゃあ、それで」
雪緒 : 「いやちゃんと名乗ってくれたほうがいいんだけど」
ランサー: 「おい!? セーターに謝れ!」 セーターは冬に服の中に入れるとありがたいんだぞお!
雪緒 : そういう問題か(笑)
GM : そう呼びかけたのはそっちのくせに(笑) マフラー「やれやれ、我がままだな。それじゃあマフラーでいいや」
ランサー: ………まあいいか。
雪緒 : 「名乗る気はないってことね…」
ランサー: 「じゃあそれでいいや」
雪緒 : 「い、いいんだ…?」
GM : マフラー「名乗っても仕方ないんだよね。それは君に関しても同じじゃないかい、田中雪緒君?」
雪緒 : 「え、なんで、そうなるの?」
GM : マフラー「ああ、君の名前は田中雪緒だろうとも。だが、それは本当に君の名前なのかな?」
ランサー: 「………」 とりあえず見守ってる。
GM : マフラー「記憶喪失の君が、たまたま「田中雪緒」と書かれた身分証を持っていただけ。 それだけで、その名前が自分の物だとどうして定義できるんだい?」
ランサー: 「雪緒っていい名前じゃないか!」 援護する。
GM : マフラー「ああ、良い名前だね。でも、本名はピエール三太夫っていう名前かもしれないじゃないか。 自分に似合わないからってピエールを否定するのかい? 慣れてくればそっちも良い名前だぜ?」
雪緒 : 「まあ言われてみればそう…かもね。今のところ、それをあてにするしかないわけだけど」
ランサー: 「じゃあお前は雪緒の本名を知ってるのかよ!」
GM : マフラー「うん? 田中雪緒だよ。当たり前じゃないか」
雪緒 : 「……」
GM : マフラー「さて。そろそろ場も温まったことだし、いろいろと話そうか」
雪緒 : 温まったのかなぁ…(笑)
ランサー: 「お前ふざけ……いやふざけてるんだな」
GM : マフラー「失礼だな、僕は真剣だよ。真剣にからかっただけさ。ゴメンね?」
雪緒 : 「うんまあだいたいわかった、多分」
GM : マフラー「おや。相互理解が深まったんだね、喜ばしいことだ。それじゃあ、質問コーナーに入ろうか」
ランサー: 『雪緒。こいつを殴りたくなったらすぐ言ってくれよな』
雪緒 : 『ま、まあその時になったら、ね』 今はまだその時ではない。
GM : マフラー「そうだな。僕は今、機嫌がいいから、一つだけおふざけ抜きで答えてあげる。何が聞きたい?」
雪緒 : 一つだけか…
GM : 今は、ですね。
雪緒 : 訊きたいことはいろいろあるけど何か一つと言われると悩むね。
GM : 是非ともGMの急所を一突きするような質問を期待します。
雪緒 : 無茶振りされたな。
ランサー: そうだなー。なんで記憶を失った、ってのは?
雪緒 : 追撃って何だよ、とか細かいところもツッコみたいところではあるが(笑) このあたり、プレイヤーと雪緒が持ってる情報に差異があるから若干困る
ランサー: 記憶を取り戻す方法、ってのは素性に関係ないしな。
GM : 一応言っておきますが、おふざけ抜きとは言いましたが、 全知全能ではないので知らない事は応えられませんよ?(笑)
雪緒 : そらそうだ(笑)
ランサー: そうだなー。マフラーの本名とか?
雪緒 : あ…そうだ。夢イベントで見た映像ってのは私の記憶の断片じゃなくて、 あくまで情報として得てるだけですよね。推定私の記憶、程度で。
GM : そうなりますね。
ランサー: そうだ神社だ、オヤシロ様の連絡先を聞こう!
雪緒 : 知らない可能性高いぞ、あとオヤシロ様いうなし(笑)
GM : あうあうあう(笑)
ランサー: 自分の親のことでも聞く? 夢の裏付けってことだけど。
雪緒 : あと気になることと言ったら、私とせっちゃんは面識があるんだけどいつどこで会ったのか、か
ランサー: それはまあ記憶を失う前…?
雪緒 : …何となく、消えてしまった時間軸のような気がするんだけど
ランサー: あ、そうだ。記憶を失う前の雪緒はなんで聖杯戦争に参加したの?とか。
雪緒 : それこそ知らないんじゃないのか理由という点なら(笑)
ランサー: でも記憶喪失前の知り合いなら知ってるかも。 まあこんなところじゃないか? 何を聞く? 雪緒。
雪緒 : えーっと ・マフラーの本名 ・ししょー(仮)への連絡先 ・夢イベントって誰の記憶? ・私はせっちゃんといつどこで会ったんですか ・記憶を失った原因って何? だいたいこんな感じ?
GM : 一つだというのに纏まりの無い質問群ですね(笑)
雪緒 : 選択肢を出しただけだよ!?
ランサー: 1,2,3,4,5.
GM : 現実は非常である。
ランサー: 1番はやめておこう。
雪緒 : あと割とダイレクトかつ極力したくない質問としては「私は何を知らないのが幸せと言えるのか」だな。
ランサー: それを聞いたら負けな気がする!
雪緒 : まあ正直訊くのが一番怖い質問だしね。
ランサー: 3にしとく?
雪緒 : 3か5だよねー…
ランサー: じゃあどうする? 雪緒
雪緒 : と言っても原因が分かったからってどうにかなるものでもないか。
ランサー: じゃあ3?
雪緒 : かなり無難だけど3かなぁ。
ランサー: 答え3、答え3、答え3!
GM : 現実は非常なのは分かりましたが、きちんと聞いてください(笑)
ランサー: 雪緒、ゴー!
雪緒 : 「んー…………じゃ、私が今日昨日って夢に見てた… あなたにちょいちょい安眠妨害されたときに見てた誰かの記憶っぽいものね。あれって誰の記憶なの?」
GM : マフラー「うん。あれは間違いなくタナカユキオの記憶だよ」
雪緒 : 「…私の?」 確認する。
GM : マフラー「安眠妨害は酷いな。ちゃんと朝起きたらMPは全快だっただろう?」
雪緒 : メタなこと言うなし(笑) 「それとこれとは話が別でしょ…」
GM : マフラー「記憶がないから不安になるのは判るけど、君は間違いなく田中雪緒だ。夢で見たことに嘘はないよ」
ランサー: その夢あたしは知らないから突っ込めねえ!
雪緒 : さすがに不確定情報満載な夢のことは言えないからね…
ランサー: でもまあ、これで雪緒の親は確定したわけだな?
雪緒 : 父親はキョン(AAが)
GM : キョン(故)。
ランサー: 育ての親がオヤシロ様。
雪緒 : だからオヤシロ様いうなし。 「…そう…そう、一応礼は言うわね」 不穏な記憶も混じってるなぁ
GM : マフラー「お礼を言われるような事を言ったかな? 聞いてるかもしれないけど、僕はそんな記憶は無い方がいいと思ってるんだぜ?」 飄々と肩をすくめながら。
ランサー: 「なんでだよ?」
GM : マフラー「思い出が美しいものだけとは限らないだろう? 英霊なんてしてるんだし、君にも覚えがあるんじゃないか、ランちゃん?」
雪緒 : 「…まあ、言いたいことはなんとなーくわかるけどね」
ランサー: 「ちっ……うるせえ!」
GM : マフラー「ふぅん。そうだな、とりあえず僕から言えることは、 "せっかく何のしがらみも無くなって自由なんだから、ランサー自害させてのんびり一般人になったら" ってくらいかな?」
雪緒 : もう別のしがらみありまくりなんだがな!(笑)
ランサー: 自害させられる!
GM : マフラー「どうせ聖杯に託す願いも覚えてないんだろう。 いいじゃない、真っ白な状態からの再スタート、新たな一ページを迎えれば」
雪緒 : 「と言ってもランサー自害せよはないわー」 いくら不憫枠でもないわー
GM : ランサーといえば自害でしょう(笑)
雪緒 : そうなんだ…(笑)(注:PLはFATE本編をほとんど知りません)
GM : マフラー「じゃあ、誰かに預けちゃってもいいじゃない。 関係者の中には参加したがってるのも居るかもしれないぜ?」
ランサー: 「そうだそうだー。あたしと雪緒は仲いいんだぞー」
GM : マフラー「おいおい、ランちゃん。仲がいいって言うならなおさら止めてやれよ。 いいのか、君の友人は願いが何かもわからず殺し合いに参加してるんだぜ?」
ランサー: 「それに関しては、とりあえず殺されても仕方ねえくそアフロが悪い」
GM : マフラー「ああ、男爵? そういえば死んでないね。なんだ、せっかく地下に押し込めておいたのに」
ランサー: 「ま、あたしだってそのことに関しては聞いたさ。でもあたしは雪緒に恩があるんだ」
雪緒 : えっ
ランサー: 「だから雪緒は守るし、か細くても願いはできる限り叶える……サーヴァントとしてな。 大体。『雪緒のため』なんて本人の意思を無視するなら、お前らと何も変わらねえじゃないか」 びしっ、と槍でマフラーを指す。
雪緒 : 「うーん…なんか、私の記憶が戻ると都合が悪いみたいな言い方のような感じもするけど。 私の記憶飛ばしたのあなたなの?」
GM : マフラー「その質問はYESでありNOでもあるね。まぁ、偶然とも言えるし、必然でもあったんじゃない?」
雪緒 : 「ど、どういうことよ」
ランサー: 「全部じゃねえか! あれはなんですかって聞いて宇宙っていってるようなもんだぞ」
雪緒 : 「あくまで結果的に、ってこと?」
GM : マフラー「んー、自らの命を代償とした奇跡を起こしたとして、 その結果失ったのが記憶だけなら、良かった方なんじゃない?」
雪緒 : 「…は?」
ランサー: 「それは本当なのかよ?」
GM : マフラー「うん。今考えた設定だけど、意外といい感じだと思わない?」
雪緒 : 「おい」
GM : おふざけ抜きは一つだけだと(笑)
雪緒 : デスよねー
ランサー: 『殴ろうか?』
雪緒 : 『一応やめとこうよ…一応』 でもある意味間違ったことは言ってないような気がしないでもないなぁ。
GM : マフラー「面倒だなー。それじゃあ、僕の名前を当ててごらんよ。 ちょっとでも掠ったら、また真面目に質問に答えてあげるぜ? こっちは期限は切らないでおくから、思い付いたら試すといい。絶賛挑戦者受付中だぜ」
ランサー: 「っていうかさ……雪緒をここに呼びだした用事ってのはこれで終わりなわけか?」
GM : マフラー「ん、ああ、進めてよかったのかい? いろいろ聞きたいだろうと思って戯れ8割で対応してたんだけど」
ランサー: 「じゃあ骨アフロどうしたんだ? あれ」 個人的にいま一番気になること。
GM : マフラー「おいおい、僕だって聖杯戦争の参加者だぜ? 瀕死のマスターがいたら横殴りするだろ? まぁ、男爵の方は僕と同盟関係にあると思ってたみたいだけど。それに付き合う謂れはないよネ。 少なくとも僕はリュグナー・フォン・ミュンヒハウゼンとそういう契約を交わした覚えはないね」
雪緒 : 「…ちょっと餌を撒いてみました、みたいな?」 それもどうかなーとは思うが
GM : マフラー「まぁ、舞台装置として利用したのは事実だけど。 とはいえ、ここに来る前に全滅するとは思ってなかったんだけどなー」
ランサー: 「けどバーサーカーがいたはずだぞ…」
GM : マフラー「ん? バーサーカー?」
ランサー: 「うん。あいつバーサーカーのマスターなんだろ?」
雪緒 : 「その気になればすぐに呼べるはずだしね」 まさか令呪が0ということもあるまい。
GM : ごそごぞ、と制服の内側に手をつっこみ。 マフラー「バーサーカーっていうのは……此れのことかな?」 にゅ、と取り出して見せたのは……肘の辺りから切断された白骨した腕。
雪緒 : 令呪とったんか。
ランサー: そういえば骨のどこに令呪が浮かぶんだろう…
GM : その手首辺りに、確かに魔力的な輝きが三画、残されていました。
ランサー: 骨の手首……軟骨?(笑)
雪緒 : 小さそうだな、令呪(笑)
GM : 肉片はないのに何故か繋がっている骨です。理科室の骨格標本を想像していただくと(笑)
雪緒 : 「……あー」
ランサー: 「あっ、骨アフロの腕だ!」
雪緒 : とはいえ、バーサーカーのマスターであることに変わりはないんだよね。現状では。
GM : マフラー「拾ったんだ。ホテルの前でうずくまってる歩く骨格標本から」
ランサー: 「それは奪ったんだろ」
GM : マフラー「何でも疑って見せるのはよくないぜ。ただ油断してた男爵から無断で拝借しただけさ」
雪緒 : 残念な人レベルで油断しすぎじゃないですかね。
ランサー: 「まあいいや。それはわかったよ」
雪緒 : 「で、それどうするの?」
ランサー: 「燃やせば?」
GM : マフラー「おいおい、そんな勿体ない事ができるわけないだろう。ちゃんと活用するさ」 言いながら、懐に骨を仕舞い直します。
ランサー: こいつ絶対、今バーサーカー呼ぶだろ! 『どーする雪緒? そろそろ殴るか?』
雪緒 : 『すっごく殴りたさそうだね。まあその気持ちはわかるけど』
GM : マフラー「さて、それじゃあ本題に入る前に最後の言葉を送ろう。 聖杯戦争を止めて、一般人に戻る気はあるかい?」
雪緒 : 「改めて訊かれるとは思ってなかったわね…」
ランサー: 「……」 雪緒の決断を待とう。
雪緒 : 「ま、片足どころか両足突っ込んで、やっぱやーめたはないでしょ」
ランサー: 「ま……あたしのことは気にしないでいいぜ」
雪緒 : というかだ。真面目な話ね、 殺人鬼に狙われてる状態で一般人になれるかぁー!(笑)
ランサー: そんな理由!?
GM : 今一般人に戻ると、もれなくナイフが降ってきます(笑)
ランサー: そんなに不安ならあたしが礼装編んでやるよ(笑)
雪緒 : 結局MPが尽きるまで倒れないだけだとおもうんだけど(笑) まあそれは理由の一つでしかないけど。
ランサー: うん。
雪緒 : 「だいたいね、降りたからってそのまま本当に自由になれるとは思ってないよ…さすがにね。 (あの夢が言われた通り本当に私の記憶だったら…悪い予感しかしないし)」
GM : マフラー「そうかい――そいつは、残念だ」
ランサー: 「それなら……雪緒はあたしが守るぜ。 サーヴァント、ランサー。ここに誓うよ」
雪緒 : 「…ありがと、ね」
ランサー: 神にも負けなかったこの腕に誓うぜ。
ランサー: じゃあマフラーを殴るか!
雪緒 : 戦闘面での腕じゃないけどな(笑)
ランサー: いいんだよあたし戦闘は専門外なんだから(笑)
雪緒 : あんだけダイス振ってよく言えるな(笑)
ランサー: ともあれ話を進めるか。じゃあマフラーを殴るか!
GM : マフラー「それじゃあ仕方ないネ。こっちはこっちの用を済ませるとするさ」
ランサー: 「もう殴るぞ、雪緒!」
雪緒 : 「ん…止めないよ」
ランサー: あれこいつを殴る理由って何だっけ……まあいいや殴ろう。むかつくし。
雪緒 : (笑)
GM : マフラー「おいおい、この場に呼び出した時点で勝敗は確定してるようなものなんだぜ。 わざわざ準備するのは大変だったけど」
ランサー: バーサーカーを呼ぶんだな?(笑)
雪緒 : いや…もしかしたら違うかもしらん。
GM : ふ、そいつは安易に考えすぎというものです>バーサーカーを呼ぶ
ランサー: じゃあ違うのか?
GM : すい、と腕を持ち上げると、その手には何やらスイッチのようなものが。 マフラー「まぁ、平たく言うと――――ケリィに倣うってところかな」
ランサー: 「誰だ!?」
雪緒 : やっぱ爆破かよ!
GM : 10an5+1an1 (ころころ……) [6,5,2,4,6,3,6,1,4,2]+[1] = 8 まぁ、ここは一種の強制イベントです。 カチリ、という音と共に押されたスイッチ。 直後、轟音と共にホテル全体が鳴動し、一瞬の後に崩壊が始まりました。
ランサー: 「うおおおお、なんだこれ!」 とりあえず雪緒に糸を伸ばす!
雪緒 : 「に、にげ、にげーっ!?」
GM : ……というところで、カットしましょう、次回、スゲェ……落ちながら戦ってるぜ、からスタートということで。
雪緒 : なんというところで切るんだ。
ランサー: そんなのは頼子だけでいい(笑)
GM : いや、ほら英二サイドも描写しないと不味いじゃないですか(笑) 実を言うと幕間まだ用意してないんですよ。
ランサー: GMの予想外の行動とったし。
雪緒 : そうでもないんでね。
GM : 端役少年の事件簿で地下を目指す予定が、一瞬で居場所を把握されてしまう罠。
雪緒 : あっるぇー、あさめしパクパクにゃ〜は偉大だった
ランサー: まあそうだよな。
GM : あと、そのお陰で仕込みが幾つか消えましたね、一直線に13階に進まれましたから。
ランサー: でも結局生徒は全員死亡か…
雪緒 : …実は確認してないんだけどね、生徒がいるって。
GM : 探査したのは死体ですからね、あと死徒。 被害がどうなったかは、翌日の端役ニュースで確認してください。
雪緒 : まあ、実のところ死体がある程度あると踏んでたんで演出が一つ吹っ飛んだけどね(笑)
ランサー: 骨アフロはこれで粉砕か…
雪緒 : 生き埋めじゃね?
GM : 英二とアサシンの心配もしたってください(笑)
雪緒 : あいつらは令呪ジャンプできるだろ(笑)