第三次月詠聖杯戦争十三日目 夜パート6

  GM  : あらすじどうぞ
  クレダ : 藤河さんとランサーに勝った。第三回完。
  セイバー: で、何か不穏なふいんき(なぜかry であるな。
  クレダ : 不穏っていうかなんていうかもう。ところで私は行動してもよろしいのでしょうか?
  GM  : 一応幕間のようなものをかいておいたよ。
  クレダ : 前回、途中で中断した直後からのスタートですよね。きっと。そうだといってよバーニィ

13日目 夜 港湾区/港


ランサーが、籐河の差し出した腕に、戦斧を振り下ろした! ……だが 戦斧が切り裂いたのは、籐河の服1枚だった。 「ランサー……」 「よけなくてよかったね、トーガ。  下手に動かしてたら、それこそ腕が落ちてたよ」 「けど、俺とお前の約束は……」 「約束は『悪くなったら腕と目をもらう』だよ。  私たちは確かに負けたけど、それだけ。  まだ悪くなるとは限らない」 「けど……お前はいなくなるんだぞ……俺のせいで」 「ただ戦うだけの勝負。楽しかったよ。  けど、私のことを思うなら……絶対に、ユイを泣かせないで」 「ああ……ああ」
  GM  : 以上です
  セイバー: 『これがツンデレであるか?』
  クレダ : 「違うと思う」
  GM  : ランサー「……さあ、お願い、セイバー」
  クレダ : やりにくい…非情にやりにくいですが、事情を察したことからくる怒りで爆発しそうなので、それでもこう言うのです。         「やって…セイバー」
  セイバー: うむ、まぁその前に、天目、周囲はどうなのであるか?
  クレダ : 10分くらいロールする時間はもらいたいとこですが…どうでしょう?
  セイバー: いや、アンジェやらバーサーカーやら、他不確定要素が居るかどうかであるが(笑)
  GM  : 周囲に敵影はない。あ、強いて言うならババアが歩いてくるけど。敵意はない。         先にランサーを片付けてくれていい。
  クレダ : じゃあ10分くらい遅れて合流していただけると!(ぉぃ
  GM  : いいよそれで。ロールは何するんですか?
  クレダ : えっと…セイバー先の方がいい? どうする?
  セイバー: いや、拙はランサーに引導渡すだけであるからな。         何か聞きたい事があるなら、今のうちにマスターが聞いておくである。
  クレダ : ランサーはやりたいことやりきった顔してそうですし、特に話したいことはないかも。         藤河さんとちょっと。
  GM  : じゃあ先にランサーを切る?
  セイバー: どうするであるか、マスター?>ランサーを切る
  クレダ : うん…じゃあ、もう言っちゃったことですし、それで。<切る
  GM  : じゃあどうぞ。
  セイバー: 『では、送るのである。残す言葉はあるであるか?』
  GM  : ランサー「もう全て残したよ」
  セイバー: 『解ったである。それでは、さらばである!』         首は狙わず、心臓を一突きにするのである。
  GM  : ざん!         霊核を貫かれランサーが消滅していきます。         その最後に一言も漏らさず、微笑みとともに彼女は消滅しました。
  セイバー: 『見事であった』

―――――ランサー、ペンテシレイア。脱落。


  セイバー: しかし、幸福に消えるとか本当にランサーなのであるか!(笑)
  GM  : 月詠フェイトのランサーは割と満足して行く気がする。      ※ 別世界線でオルタ化した挙句に巨悪の手先になったランサーを思い出してやって欲しい。 By 編集者   セイバー: 今のところ、全サーヴァントの中で唯一満足して逝ったサーヴァントであるな、ランサー。         ライダーは満足とはまたちょっと別ではなかろうか。
  クレダ : そうですね。同感です。
  セイバー: で、同時に拙の鎧が超ボロボロになるのである!         『おぉう。流石に反動がきっついであるなぁ』 (ぎしぎしがっしゃん)
  クレダ : また崖っぷちに逆戻りですか…。
  セイバー: 具体的に言うと防御点が1/3になった(30→10)であるからな(笑)
  GM  : 籐河「……あばよ、ランサー」
  クレダ : …そして、私はつかつかと藤河さんに歩み寄り、感傷に浸っている藤河さんの横に立って肩をぽんぽんと叩きます。
  GM  : 籐河「負けたよ……俺のことは好きにしてくれ、クレダ」
  クレダ : そう言って振り返った藤河さんの頬を、全力の平手でぶったたきます。
  GM  : 籐河「がふっ…・・」
  クレダ : 「………」         本気で火が燃えてるんじゃないか、というようなきつい目で睨みつける。         「腕とか目とか…どういうことなんですか? いえ、言わなくてもいいです。大体わかります」
  GM  : 籐河「返答の暇がねえ」
  セイバー: 『まぁ勝手に腕とか目とか担保にして金とかを借りたら、こうなる事は丸解りであるな!』
  クレダ : 「ほんっと何考えてるんですか!? ありえないです!          それで本当に腕と目を無くしたらどうするつもりだったんですか? ユイちゃんがどう思うか、考えました?」
  GM  : 籐河「本来は命を張らなきゃいけないところだったんだよ……少なくともランサーに。            あんなことをさせたんだからな……」
  クレダ : 「黙りなさい! 何を言おうと、あなたは自分の体を売ったんです」
  GM  : 籐河「せめて体を張るって言ってくれ……まあ反省してるよ」
  クレダ : 「反省すればいくら私達をつらい目にあわせてもいいんですか!? こんな人を慕ってたと思うと、がっかりです…!」         両手で襟首を握り締めます。
  GM  : 籐河「ぐえっ」
  セイバー: 『まぁ、マスターにとってはクリティカルなことであるのである、トーガ。          ユイがどんな身体にされたか、そしてマスターがどういう身体にされているか、知らぬわけではあるまい?』
  GM  : 籐河「だから俺だって、体を張らなきゃ……だろ」
  セイバー: 『違うであるな。二人にしてみれば、          まぁ少なくともマスターにしてみれば【自分から身体を捨てるなんてどういう了見!】である』
  クレダ : 「あなたはっ! 勝てばそれでいいんですか!?          後のことはどうだって! 都合のいい結果さえあれば、他のことはどうなってもいいんですね!!」
  GM  : 籐河「思ってねえよ!」
  クレダ : 「じゃあなんで!? 腕も目も無くしたユイちゃんになんて言うつもりだったんですか?」
  GM  : 籐河「俺のせいで悪くなったとき……他に払えるものなんてなかったんだよ」
  クレダ : 「私の目の前で、腕を切り落とされてたら…          “約束だったから。お前は悪くない”とでも言うつもりだったんですか?          私のことをなんだと思ってるんですか? あなたはっ、あなたは………!!」         襟を掴む両手に額を寄せて、呟きます。
  GM  : 籐河「別にそんなこといってねえだろ……めんどくせえな(小声)」
  クレダ : 「…お兄ちゃんのバカぁ!」
  GM  : 籐河「あー……悪かった悪かった」
  クレダ : 最低、サイッテーです。もう知りません。もう顔も見たくないです。
  GM  : 籐河がクレダの頭を撫でます。         籐河「悪かったな……もうこんなこと二度としねえよ」
  クレダ : その手をよろよろと払いのけます。         (謝ってほしいわけじゃない)
  GM  : 籐河「まいったな……なんて言えば離してくれるんだ」
  クレダ : 「…やっぱり、わかってないです。あなたが、コインみたいに賭けた体は。          尊いんです。命は…尊いんですよ。          尊いんです……」         手を、離します。
  セイバー: 『まぁ、なんであるな。          マスターは、望んでなった体でないであるからな。それが答えである』         だというのに、それを手放すのか。それは違うだろう、と。そういうことであろうな。
  GM  : 籐河「……俺はランサーを死なせた。サーヴァントとか関係なしに……            命が尊いなら、その責任は命以外にはないんじゃえか?」         とセイバーに言います。
  セイバー: 『流石に拙とランサーの命の価値観は違うから一概に言えないであるが、それは多分違うのである』
  クレダ : ううう。兄さんのそういう無責任なところが私を傷つけてるのに。やっぱり許せません。
  セイバー: 『ユイやマスターが居るトーガは、そもそも命を賭け金にしてはダメなのである。          拙や、ランサーはもう居ないか、今は居ないであるからな。前提が違うのであろうなぁ』
  クレダ : どうせ、“腕や目の一つくらいなくなっても生きてるしまあいいだろう”みたいな考えに違いないです。         …多少冷静になって考えてみれば、魔術があるからほぼ問題ないのかも知れませんが…
  セイバー: 『命や、自分の身体を賭け金にしていいのは、自分以外居ないものだけなのである。          居る者は、たとえ過程で失う事があろうとも、賭け金にしてはダメなのである』
  クレダ : しかし、片腕になって日常生活がどれほど不便になるか。         学校に戻って、その状態で周囲の目とどう向き合うのか。他人とどう接していくのか。         そしてなにより、ユイちゃんと、私が、聖杯戦争で傷ついた藤河さんを見て、毎回毎回、どんな気持ちにさせられるか、         考えてるとは思えません。
  セイバー: 『それが、居る者としての義務なのであろうと拙は思うであるぞ』
  クレダ : …たとえ、記憶が消えることになってるのだとしてもです。
  GM  : 籐河「けどお前らだって……戦うたびに命は賭けてるんだろ?」
  セイバー: 『え?何言ってるであるか?          拙は最初っから、【マスターをこの戦争の勝者にする】と言ってるである。          拙が消えたらそれはできない事であろう?まぁ、不測の事態とかはあるであるが!』         ユイが攫われた時とかであるな!>不測         『だから、この戦争中拙が命をかけた時なんてユイが攫われて、それを取り戻そうとした時くらいであるな。          まぁ、戦闘の過程によって命を失うかもしれないというのは否定しないであるが!          でもそれは命をかける事とは別の事なのである』
  クレダ : 「もう…いいです。行きましょう。アンジェが待ってます」
  GM  : そろそろババア来ていい?
  クレダ : どうせ本当に怪我したって“生意気な小娘に痛い目みせてやった”くらいにしか思わない。         そんな風に感じてきました。         で、離れようとしたところで法鈴さんが来る、と。
  GM  : 法鈴「……ふむ。やはりランサーは敗れたみたいじゃな」
  クレダ : 「何かご用でしょうか?」
  GM  : 籐河「ババア……今更何しにきやがった」         法鈴「敗北宣言じゃよ。わらわはまあ、賭けに負けたようじゃからな。            ふむ。セイバーのマスターよ。ランサーを脱落させたついでに、わらわも殺してくれんかの?」
  セイバー: 『ほう?何故であるか?』         というか、まぁ、マスター、どっか行く前に令呪貰っておくのである(笑)
  クレダ : 令呪は大事ですねー…
  GM  : 法鈴「さすがにもうわらわの生きているうちに、ここまでの儀式は起こせないじゃろ。            つまり根源に至れない。目的を果たせないなら、さっさと死んだほうが合理的と思わんかの?」
  クレダ : 「放置するかどうかは別にしても、自殺の手助けをさせる必要ないじゃないですか」
  GM  : 法鈴「かといって自ら死を選ぶのは嫌じゃな。命は大切にとさっきお主も言っておったではないか」
  クレダ : 「何も変わらないじゃないですか」         何一つ大切にしてないじゃない。自分がやらないだけで。
  GM  : 法鈴「あとの余生でできることと言ったら、せいぜい結衣に魔術師としての術理を叩き込むぐらいじゃ。            それで根源へ至るかどうかわからぬし、そもそもわらわの代で為すという目的は果たせぬし、            なんというかコストが悪いんじゃな」         籐河「てめえババア……これ以上結衣に手を出すならぶっ殺すぞ!」         法鈴「魔術は良くも悪くも赤座の生業じゃよ。そもそも無理強いではないんじゃ。            結衣も魔術師を継ぐつもりはあるんじゃからな」
  クレダ : 「マルチ商法の勧誘員も同じような物言いをしますけどね…」         “双方同意の下”っていうやつです。
  GM  : 法鈴「セルフギアススクロールで契約したとおり、わらわは結衣には害をなせん。            魔術師としての教育も、本人の同意なしでは不可能じゃよ。            ま。結衣に魔術は悪ではない、という教育を施してきたのはわらわ。というのは否定せんがな」
  セイバー: 『ふーむ。そういえばホーリン。ホーリンはなんで根源に至りたいのであるか?』
  GM  : 法鈴「一身上の都合じゃ。まあただの意地じゃな。わらわは血筋を期待されて嫁に来た。            しかし子供を産めなかった。魔術師が血筋を欲するのは根源に至るためじゃ。            ならば根源に至ったなら、わらわが後妻に来た意味もあるというものじゃよ」         籐河「………」         法鈴「だから、ただの一身上の都合で、意地じゃよ」         籐河「そんな話……初めて聞いたぜ」
  クレダ : (人に歴史あり、か)
  GM  : 法鈴「まあそれが普通じゃよ。両親の馴れ初めなんて、子供が聞くような話じゃないじゃろ」
  セイバー: まぁしかしその意地でいろんな人を巻き込んだのも事実である。
  GM  : 法鈴「そもそも事情がどうだからといって、やったことは何も変わらないんだからの」
  セイバー: 『そうであるな』         うむ、と頷いて。         『どうするであるか?マスター』
  GM  : 法鈴「まあ少なくとも、わらわは誰かの為に自分の何かを犠牲にするくらいなら、他人の何かを犠牲にするの」
  クレダ : 「ですから、その…それは、我々が自殺幇助をする理由にはまったくなっていないのですが。          というか…仮にあなたの言っていることがすべて正しいとしてですが、          私達を、悪人を消す処刑人だと思っておいでなのですか?          それと、です。百歩譲って、悪即斬がモットーの正義の味方だとしても…、その上で、あなたは。          自分が都合のいい人間として振舞っていれば、相手も自分に対し都合よく振舞ってくれると。          そう仰りたいのですか?          まあ、一言でまとめると、“自殺したいなら、他人に迷惑をかけず自分でやりなさい”ということなのですが」
  GM  : 法鈴「なんじゃ。息子の仇とか言って襲いかかってくるかと思ったんじゃがな」
  クレダ : 「面倒になりました。もう、何もかも面倒…」
  GM  : 法鈴「まあそうじゃな……わらわも死ぬのも面倒じゃ。            わらわも負けたがそっちも勝ったとは言えないみたいじゃな。やれやれじゃ」
  セイバー: 『うーむ。マスター、なんか気落ちしてるであるが、上げないといけないであるぞ?』
  クレダ : 「わかってますよ」
  GM  : では法鈴は肩を落としてさりますね
  クレダ : 「…分かり合えないって悲しいことです」         さて…と。アンジェはどこで仕掛けてくるでしょうね。
  GM  : その前に         ゴゴゴゴゴゴゴ         六騎の英霊を取り込んだことによって、小聖杯が凄まじい魔力を放ち始めます。
  セイバー: 『おおう。なんか凄い事に』
  GM  : 始動寸前という感じです。エンジンキーを回してる状態というか。         普通に考えて、発動式に(ちょっと足りないとはいえ)大量の魔力を充填している状態ですから。
  クレダ : 「目立ちますねー…暴走族か何かになった気分です」
  GM  : 籐河「なんかやばくねえか……」         そしてメールが来ます。         『ランサーを倒したみたいだね。お疲れ様。今夜中に決着をつけようか。戦場はそっちが選んでいいよ』
  クレダ : 「“おはようフェルプス君、なおこの小聖杯は自動的に爆発する”じゃなくてよかった」         赤座家の陣地内では対界宝具で周囲を破壊せずにすむんでしたっけ?
  GM  : そうですよ。正確にはそれを行うと大聖杯も破壊されて元も子もなくなる。
  クレダ : じゃあこうメールを返します。         「決戦の地はイタリアで」
  GM  : そしてアンジェはイタリアに旅立ったのだった。
  クレダ : 不戦勝。やったー。…え、本当にイタリア行っちゃうんですか?
  GM  : 行くわけがない。
  クレダ : ですよねー。まあ冗談はさておき、えーと…まあ今いる場所でいいですよね。         移動するのも面倒ですし、対界宝具がきかないと分かれば問題ないでしょう。
  GM  : ん? ああ、ごめんごめん。語弊があった。         対界宝具を使えないのは『赤風寺跡/大聖杯』です。         ここじゃあない。
  クレダ : なるほど。しょうがないなー…。赤風寺まで移動しましょう。
  GM  : その前にやっておくことがあるだろう。
  クレダ : アンジェへのメールならしませんよ。時間があればあるほど自分に有利だとわかっていますから。         藤河さんについては…どうすればいいんでしょうね。
  GM  : 籐河「クレダ」
  クレダ : 「…なんですか?」
  GM  : 籐河「バーサーカーと決着をつけるなら、俺も行くぜ。            ランサーを倒した以上……お前たちに勝ってもらわなきゃならないんだ」
  クレダ : 「そんなこといって、漁夫の利狙いでしょう?」
  GM  : 籐河「いやいや何言ってんだ」
  クレダ : 「もう駄目です。駄目。私の中の何かがかんっぜんに終わりました」
  GM  : 籐河「大丈夫……じゃなさそうだな。まあなんか……悪かったな」
  クレダ : 「…じゃあ、一言だけ。          私ね…、他人の言葉は信用しないんです。でも、行動は信じます。          謝るつもりがあるなら、行動で示してください… …ユイちゃんに」
  GM  : 籐河「結衣はそりゃあ守るが……俺はお前のことだって手助けしたいんだよ。            まあ、あんなことしておいて今更か……            だから行動で示したい……今度はお前の側に立たせてくれよ」
  クレダ : 「あなたがしたいのは、相手を助けることじゃなく、相手を助けてる“素敵な自分”になりたいから…           じゃ、ないと。証明できますか? ヒーローになりたいだけの人に、人は救えませんよ…          …まあ、昔の私自身のことなんですけどね」         昔って言うほど昔でもないですけど…ことばのあやです。
  GM  : 籐河「……だからって、お前とセイバーだけで勝てる相手なのか?」
  セイバー: 『なぁに、なんとかするである!』
  クレダ : 「まあ、なんとかなるでしょう…」
  セイバー: 『まぁ、というかそれ以前に、トーガが来ても拙はトーガを庇う事できないであるから、          危険が危ない!という事になるである』
  GM  : 籐河「じゃあ……せめてこれを持って行ってくれ」         クレダの手をとります。
  クレダ : 「…?」
  GM  : ぴかあああ、クレダの右手に2画の令呪がやどります。
  クレダ : 「…まだあったんですか。しかも2つも」
  GM  : 籐河「俺は負けたあとのことも考える性格なんでな」
  クレダ : 「防御に使わず、連続で攻撃に使っていれば勝ってたでしょうに」<ランサー対セイバー
  GM  : 籐河「ランサーは全力で戦ってくれた。たられば、はいまさらだぜ。            とにかく……これでなんとか、無事に勝ってくれ」
  クレダ : 「………」         何度か、難民支援やら、貧困救済活動に携わったけれど、どこでも同じような苦労をした。         性別や人種、文化の壁のせいで、目の前にある食料を食べてもらえず倒れた人がいたり。         余計な争いを生んでけが人が出たり。         (…思いだすなぁ。あの頃のこと)         “あなたが人に救いの手を差し伸べようと思うなら心せよ。あなたにできるのはただ手を差し伸べることのみである”         「…ありがとう。大切にします」         そう言って、藤河さんの手を握り返します。
  GM  : 籐河「命を捨てるなっていうのなら……お前だって自分を犠牲にするんじゃねえぞ」
  セイバー: 『なぁに。拙がいる限り、マスターには他動的な傷は一切つけないである!』         自傷(HP受け渡し)とかは防げないであるからな(笑)
  クレダ : 「いや、自分でだってやんないですから。変なこと言わないでください。          先週、なんかそんなような話してたのは、隣の学科だった子の話です」
  GM  : 籐河「あと大切にしなくていいからな。使い切ってくれれば」
  クレダ : 「じゃあ大切に使います」
  GM  : 籐河「………」
  クレダ : 「…その…なんで黙るんですか?」
  セイバー: 『いや、この戦争終わったら意味無いものになるであるから、じゃんじゃん使っていいのではないであるか?』
  GM  : 籐河「いや……離したら行っちまうと思ったら、な」
  クレダ : 「へんな言い方やめてくださいよ。明日結婚するわけでもないのに。          あとセイバー、それはあれですよ。なんていうか… ムード」
  GM  : この戦いが終わったら一緒にくらさないか、的なことでも言おうか?(笑)
  クレダ : イワシの頭も信心から、と言うし(違)、たとえ使い捨てでも、気持ちがこもってると素敵な気がする。         気持ちで効果が強くなる、と思えるほど夢見がちでもないけど。それでもいいじゃないですか。少しくらい。
  GM  : 籐河「なあ、この戦争が終わったら……この街に越してくる気はないか? 結衣も喜ぶだろうしよ……」
  クレダ : 「死亡フラグやめて。あと、戦争は終らないですよ。          聖杯戦争は、きっと、ずっと続きます。普通の戦争と同じように。          なので多分…私の戦いは終らないです」
  GM  : 籐河「それじゃ……また次の聖杯戦争に行くってことか?」
  クレダ : 「いえ。やっぱり、これまでと同じです。戦争以外の手段で、戦争と戦うんです。          宗教はかなり無理がありますから、主な相手は貧困ですね」
  GM  : 籐河「それじゃあまた……会えなくなるのか」
  クレダ : 「よろしければ、たまに伺います」         アフリカや中東に行くと、民族対立とかもあって、戦争の火種には事欠かない。         戦争をなくすなんてずいぶん途方も無い話です。         でも、誰かがやらなければ、状況は悪化するばかりだし。         聖杯に頼って、外からの力で変えるだけでは… きっと同じことをくりかえすだけだと思うから。         何かの薬物中毒矯正プログラムを受けて、一度立ち直ったはずの人間が、また中毒患者になってしまう時のように…         自分で手に入れたものこそが、自分の力になる。そう信じているから。         「でも、今は行かないと。…行きたいんです。自分が」
  GM  : 籐河「……そうだな」
  クレダ : 「私が今までのジンセイで得た何かが、そうしろと言うんです。          それが正しいかどうかはわからないけれど…今は、信じてみたい。          自分自身を。」         (まあ…その前に、アンジェをなんとかしないといけないわけですが)
  クレダ : 正直、アンジェがこの世界をやりなおすと言うなら… それは結局同じことの繰り返しになって。         死んだはずの子供達は一度助かるかもしれないが、結局私達は同じ結末を迎えるだろう、と思う。         あと、たぶん私は死んでるだろうし。
  GM  : 籐河「自分を信じるか……割と難しいことだな。            頑張って……最後まで自分を信じろよ」         手を離します。
  クレダ : 「はい。お元気で」
  セイバー: 『では、行ってくるのである!』
  クレダ : もし、アンジェが勝つなら… それでもいい。だが、アンジェが“ただ勝つ”のだけは防がなくてはならない。         あなたが“正しい”と思っていることは、もしかしたら、あなただけが“正しい”と思っていることかもしれない、         と…誰かが言わないと。         「行きましょう。幕を閉じに」
  GM  : ではシーン切りましょうか。
  クレダ : 私とアンジェリカの10年の放浪の幕を。
  GM  : シーン終了!   GM  : 最終決戦に先立ち、一回だけダメージを無効化するトーガバリアーを差し上げます。使いたかったら言ってください。
  クレダ : 肉の壁ですねわかります。
  GM  : 唐突に出てきてかばう人って距離制限とか無視してるよね。
  見学者 : ダメージ計算も無視することがある。
  クレダ : 確かにフィクションではあるんですけど、リアリティをガン無視するのはあまりよろしくないですよね。         いやまあ、かっこいいのは認めますが。
  セイバー: まぁ、しかしなんであるな。GM、なんだかんだで条件クリアであるぞ(笑)
  GM  : そうですね。とりあえず回復処理だけしておきましょうか。
  クレダ : あいー
  GM  : 令呪使ってHP全快でもいいですよ。
  クレダ : 戦闘中に手番を使わずにできることは戦闘中にやります。         えーと…クレダが、分割思考+で、魔力開放5。対象は天の目と私、それにセイバー。         17an5+1an1+10 HP         (ころころ……) [3,1,3,4,4,4,5,3,1,5,5,2,1,5,5,1,6]+[1]+10 = 27         よしよし。ごめん、書き忘れてたけど半減回復です。
  セイバー: 14点であるな。
  クレダ : でもって瞬間魔眼(天の目)をクレダのMPに。         12an4         (ころころ……) [6,4,2,3,4,5,6,6,5,4,4,3] = 7         さらにクレダ本体が再び同じ回復魔術。         17an5+1an1+10 HP         (ころころ……) [1,4,2,3,4,5,4,1,2,5,5,4,3,5,3,6,6]+[2]+10 = 25         ここでいったん、私の残りHPをすべてセイバーに譲渡します。つまり27点。
  セイバー: えーと、まず25の半減で13、そしてさらに27点、ということでいいであるか?
  クレダ : はい。大丈夫です。
  セイバー: HP58/58、バーブレッド39/80、MP11/41まで回復したである。
  クレダ : 天の目が、同じ内容の回復魔術(MP)を使って…         20an5+1an1+10         (ころころ……) [4,6,4,5,2,4,6,6,5,4,5,6,3,5,1,5,5,2,5,4]+[2]+10 = 26         私とセイバーのMPが13点ずつ回復。         最後…はMPですね。分割思考+で、半減回復。魔力開放5。対象は天の目と私、それにセイバー。         17an5+1an1+10         (ころころ……) [4,4,6,6,3,1,2,6,6,5,6,5,3,1,4,3,1]+[5]+10 = 22         こちら、あと21点余裕がありますけど、まだ送ったほうがいいですか?         最初から数えて、セイバーにはHP54、MP24がおくりこまれたはず。
  セイバー: んー、MPだけあと17点欲しいである。
  クレダ : じゃあセイバーにMPを17点譲渡します。         …あ、やべ。魔力開放は戦闘中だけだって制限忘れてた。ごめんなさい。         振りなおしますか…申し訳ないッッッ         20an5+1an1 MP 天の目         (ころころ……) [3,3,1,3,3,2,5,5,6,6,2,3,4,3,4,2,6,1,5,3]+[3] = 17         17an5+1an1 MP クレダ         (ころころ……) [3,5,5,2,2,5,4,1,3,4,3,1,1,5,1,1,3]+[5] = 17         17an5+1an1 HP クレダ         (ころころ……) [3,5,3,4,2,2,2,6,3,2,6,6,1,6,6,2,2]+[1] = 13         17an5+1an1 HP クレダ         (ころころ……) [5,5,1,5,4,5,6,6,1,5,4,2,3,6,2,5,4]+[5] = 14         通算、HPが14、MPが18回復ですね。そのままセイバーに譲渡するので、         結果、HP28、MP36回復となります。失礼しました。         瞬間魔眼の内容と結果は変わりなしなのでそのままで。
  セイバー: えーと。まず、HPが42、MPが54回復?
  クレダ : いえ、今日の卓が始まった時の状態から、HP28、MP36回復が正しいです。すいません。
  セイバー: MPの余剰分は素のHPとバーブレッドに回すのである。で、HP58/58、MP41/41、バーブレッド9/80。
  クレダ : …最後に自分に瞬間魔眼。MP回復。         12an4         (ころころ……) [1,4,5,2,1,4,1,5,6,2,1,4] = 9         HP:1/38、MP:0です。うう、またボロボロ。
  セイバー: で、拙は早速MP消費して鎧作るのである! 鎧が新品に!
  GM  : 以上ですかね。
  クレダ : はい。