第三次月詠聖杯戦争十二日目 深夜パート1

  GM  : あらすじどうぞ。
  セイバー: これからそいつを殴りに行こうか!である!
  クレダ : 今からそいつをー! 殴りに行こうかー!         ユイちゃんを藤河さんに預けて、私たちは殴りこみです。         ドラマ「振り向けばやつがいる」は伝説です。今見たら演技とかだめかもしれないけど         子供のときに見てなかったら、今病院で働いてなかったかもしんないし。まあ余談です。
  GM  : どんな話なの?
  クレダ : 振り向けばやつがいる ですか? 鬱シナリオです!(何         病院が舞台で、患者さんの気持ちを第一に考える医師と、治療効率第一、成績も第一な医師がライバルになって         色々と火花を散らしたり協力したりする話だったかなと。
  GM  : なるほど。ブラックジャックによろしくみたいなものなんだね。
  クレダ : ええ。医学的な考察はたぶんBJによろしく よりは劣ると思いますが。         …BJによろしく は赤裸々すぎるし演出がなんていうか…濃いから。
  GM  : そろそろ始めましょうか。
  クレダ : はい。

12日目 深夜 西区/赤風寺


  クレダ : 「到着、っと。ところで、セイバー」
  GM  : 籐河とランサー陣営はすでに離れていますね。
  クレダ : 「…叔父さんのことなんですけど」
  セイバー: 『うむ、なんであるか?』
  GM  : まだ距離が離れてることにしましょうか。丘の麓的な。
  クレダ : 「本当は、わかってたんです。叔父さんのこと、好きなんだけど、好きじゃなかった、ってこと。          なんていえばいいのかな。俳優とか、歌手とかの大ファンで、“キャーキャー”って言ってたりする娘いるじゃないですか。          手に入らない相手に舞い上がって…、相手を好きな自分が好きで。そうなるしかなくて」
  セイバー: 『つまり、憧れていたわけであるな』
  クレダ : 「うん。夢、見てたんです。きっと」         だから、叔父さんと何年もいても、次の一歩を踏み出せなかった。本当に、本当に好きではあったけど、         恋人になろうとか、付き合って何かしよう、したい、という発想ははかった。         「もしかしたら、ちゃんと考えていたら…そうはならなかったのかもしれない。          確率はものすごく低くても。別の道があったのかも、って思う」         (でも、それができなかったから… 理由はどうあれ、やっぱり叔父さんを死なせたのは私のせい)
  セイバー: 『人生という奴はいつだって、こんなはずじゃなかったの連続であろう?』
  クレダ : 「…ええ、そうですね。その通りです」
  セイバー: 『その中でたまたま、本当に時々上手くいくことがあって、それを支えに生きてくのである。          マスターが最初にクロウに捕まった時も【こんなはずじゃなかった】であるし、          住んでた街が無くなったのも【こんなはずじゃなかった】である』
  クレダ : 「選択肢に対し、誰もが最善の選択肢を選ぶ。          その結果が最善とならないのは、ひとえに、人の知覚が有限なゆえである…か」
  セイバー: 『この戦争中も何度も何度も【こんなはずじゃなかった】があった筈である。でも、マスター』
  クレダ : 「それ言い始めたら、私の人生全部こんなはずじゃなかった、ですよ。          まあ私自身に大半の原因があるのかもしれないですけど」
  セイバー: 『では、こう言うのである。マスター、その手にすくえたものは、滴(しずく)も残らなかったであるか?』
  クレダ : あなた。今まで、何度“こいつウザイな”と思った?         あなた。今まで、何度“こいつバカだな”と思った?         それはたぶん当たってる。だから私はこんなとこでこんなことをしてる。         「…そうでもないかな」
  セイバー: 『なら、それでいいのである。多分、皆、そうやって頑張って生きてるのである』
  クレダ : 私が聖堂教会で、テロリストの真似事をしなきゃならなかったのは… 結局、そこ以外、行くところがなかったからだ。         「そうですね」
  セイバー: 救えた、掬えた、それはマスター自身で判断することであるな!
  クレダ : 「自分が駄目とか、弱いとかは…逃げる理由にはならないですよね」
  セイバー: 『そうである。たった一人の手の器なら、すくえる量も少なくて、漏れ出る量は多いのである』
  クレダ : 「…じゃあ、行きましょうか。今度は、二人で」
  セイバー: 『そうであるな。マスターもちょっと大人になったであるからな!』
  クレダ : 「えっ、ちょっとですかぁ?」         じゃあ、そろそろアサシンとアダムに、メールを送りますよ。         (背景は異なるけど、クリームヒルトと私が感じた喪失感は、たぶん似てるんじゃないかな、と思う。だから)         メールの文面はこうです。
  GM  : はい。
  クレダ : 『私たちとあなた達が協力するという申し出でしたが、そのためには、ぜひ答えていただきたい問いがあります。          それは―――          So, have you found a reason to fight yet? Buddy.』(戦う理由は見つかった? ご同輩)         「はい送信ー」
  GM  : どっち向けなんだ。
  クレダ : Buddyの部分があるし、気持ちとしてはクリームヒルト向けですね。         ただ、アダムだって、そこまで私達と戦う理由があるわけじゃないんじゃないの、という思いはありますよ。
  GM  : まあね。         でもアサシンは聖杯にかける望みを持ってるし、そもそも襲ってくるのはそっちじゃないですか?
  クレダ : アサシンの望みが世界をほろぼす事でなければ、こちらから攻撃はしませんよ。         戦わなくてすむならそうするし、殺害しなくてすむならそうするつもりです。         このスタンスは最初から今まで変わってないです。         まあその辺は会ってから喋るつもりですけど…余裕があれば。
  GM  : そうするとこのメールの意図は何?
  クレダ : シャレです。エスコンZEROとひっかけた。
  GM  : エスコンゼロは知りません。
  クレダ : まあゲーム自体はこっちもやってないんですけどね…(笑)
  GM  : じゃあメールの返事。         アサシン『見つかるもなにも最初からありますが。それは勝ってからの話です。              協力するということでよろしいでしょうか』
  クレダ : 「…嘘つけ。自分が消えられれば後はどうでもいいくせに」         サーヴァントだから、そうでもしなきゃ自殺もできない…のではあるけれど。         逆に言えば、サーヴァントになって、なまじ世界を消せるチャンスがあったのが彼女の不幸だったのではないだろうか。         「じゃ、行きましょう、セイバー」
  セイバー: 『うむ!』
  GM  : 今のやりとりなんだったんだ。
  クレダ : それはほら、“彼氏死んだからって世の中相手に自爆テロするのはどうなの”っていう気持ちです。         人によっては「あんた失恋したことないでしょう」と表現するかもしれないけど。
  GM  : 彼氏が死んだというか彼氏が殺された上に仇まで自殺したというか。
  クレダ : 同情はするけど、理由があれば何をやってもいい、ってわけじゃないですよ。         「ところでこれって世界を守るためにたった二人で戦う、って言っていいんでしょうか」
  セイバー: 『どうなのであろうなぁ?まぁ、意地と意地のぶつかり合いとか意趣返しとかそこら辺がいいところなのではないか?』
  クレダ : 「…やっぱりそうですよねー。まあ世界とか背負っても面倒くさいだけですし、痴話喧嘩でいいです」
  GM  : さっきまであれだけ落ち込んでいたのにどうなんだ?(笑)
  クレダ : 今でもイライラしてないわけじゃないですよ。         クリームヒルトとアダムにそれをぶつけるのはただの八つ当たりだと思うからしませんけど。
  GM  : では、赤風寺の前まで歩いてきました。         結界に突入します。門には二体の仁王像が構えています。
  クレダ : 「ただし、成果は我々がキッチリ頂いていきます」
  GM  : 二人が門をくぐると、相対して寺の中からひと組の男女が出てきます。
  クレダ : 失うばかりで得る物も無い、この聖杯戦争で。         後から考えてみれば、「無駄」と言われるかもしれないこの日々…で、あっても。         上等です。無駄こそ私の本懐。
  GM  : マスター・アダム。そしてサーヴァント・アサシン。美男美女です。         アサシン「こんばんは。お二人共。              先程いたずらのようなメールが来たのですが、もしかして貴女がたでしょうか」
  セイバー: 『うむ。そうである』
  クレダ : 「ええ、私たちです。“つまんない目的だったら協力できない”という意思表示です。          あなたの戦う理由は、あなた以外にも価値があると論理的に説明できますか?」
  GM  : アサシン「つまらない? 聖杯なんてものを奪い合う目的なんて、くだらないに決まっているじゃないですか。              そもそも聖杯なんてものがくだらないものなんですから」
  クレダ : 「まあ非常にくだらないというのは同意します。こんな簡単につくれるものに、あっさり世界が壊せてしまうのですから。          まるで、“この地球、毎週滅びかけてるんじゃ…”と思いましたよ」
  GM  : アサシン「もしも世界とやらに価値があるのなら、そんなもので倒壊はしないでしょう」
  クレダ : 「価値と耐久性は別ですよ。壊れやすいからこそ価値あるものもあります」
  GM  : アサシン「どうでもいいんです、どうでも。私はこんな世界が大嫌いで、だから壊してみたい。それだけですから」
  クレダ : 「…今更だとは思いますけど。考え直してもらえませんか?          正直、その。あまり戦いたくないんですよね。アダムもそうです」
  GM  : アサシン「では後回しにしませんか。先にバーサーカーを一緒に倒しましょうよ」
  クレダ : 「彼女は少なくとも世界を滅ぼさないですもの。          ネイビアの命令が無くなった今、アダム。あなたは、何のために戦うというのです?」
  GM  : アダム「ふむ。以前言ったな。俺は俺の生まれた意味を知りたいと。             ネイビアは死に、俺の使命はなくなった。寿命も、あと数日といったところだろう」
  クレダ : 弾丸かミサイル並ですね。
  GM  : 平気な顔をしてますが、英霊が落ちるごとに寿命が削れてます。         アダム「だがまあ……確かに、そろそろ結論を出してもいいだろう。             今の俺に価値があるとしたら、それはアサシンのマスターであることだけだろう。             故に俺はイヴの望みを、マスターとして果たすことに尽力する。この返答で問題はないか」
  クレダ : 「やっぱりそう来ますかぁ…」
  GM  : アサシン「………」
  クレダ : 「皮肉ですねぇ」
  GM  : アサシン「自己弁護させてもらいますが、別に忘れ薬は飲ませていませんよ」
  クレダ : …まあ、一応信じておきます。         「この勝負に世界の命運がかかってるのに、掛けてるのは個人的な事情ばかりですか。          私達が正義の味方だったら、“全人類を守るため、あなた達の好きにはさせない”って言うとこですが」
  GM  : アダム「イヴの望みがそれならば、俺はそうしよう」
  セイバー: 『得てしてそんなものではないであるか?誰も彼も個人的事情で最終的に世界を回してるのである』
  クレダ : (そして、もし叔父さんだったら、苦笑しながら“柄じゃない”って言いつつ、でも守るために戦っちゃうんだろうけど)
  GM  : アサシン「逆に考えればいいんですよ。世界なんてその程度の、くだらないものなんだって。              ラグナロクが訪れたとしても、どうせ人は生き残るんでしょうね」
  クレダ : 「では、私もこう言いましょう。          クリームヒルト、アダム。あなた達は親近感のわく、いい隣人でした。          それでは死んでください。私のために」         世のため人のためを理由にはしない。すべては私の責任と罪において。         この選択をしよう。         これまでがそうであったように。
  GM  : アダム「イヴの願いを妨げるというのなら――――全力で相手をしよう。それが俺の存在意義だ」
  クレダ : (百歩譲ってくだらなくても、他人の物勝手にこわすなと…)
  GM  : 所有権は神様でしょうか。
  クレダ : 命は個々人のものでしょうに。         まあ、この辺り、彼女の考え方が現われてますよね。         シグルドに対して、非常に貞淑で良き妻ではありましたが…
  GM  : 陰謀大虐殺やらかした反英雄ですからね。
  クレダ : 唯一、彼の感情だけは無視して自分に眼を向けさせたわけですから。         その善悪を論じるつもりはないですが。         妻としては満点でも、人間としては落第点。         …まあ、満点な部分があるだけ良いかもしれないですけどね。他の人より。
  GM  : うるさいな(笑)         関係ない人間を大量に巻き込んで復讐したんだからその程度はわかっています。
  クレダ : と、言うようなことをこれまで思ってたけど言わなかったので、最後にまとめてみました。         別に謝って欲しいわけではありませんから… ただの儀式です。これも。
  GM  : では戦闘開始しますか?
  クレダ : そうしましょう。         「では、これでティーパーティーはおしまいですね。後片付けをするとしましょう。          “あるべきものは、あるべき場所へ”」
  GM  : アサシン「そうですね。短い間でしたが、貴女のことはそこそこ嫌いでしたよ」
  クレダ : 「やっぱり私達気が合いますね。同感です」
  GM  : アサシン「それは大変結構ですね」(にっこり)
  クレダ : 「Ashes to ashes, Dust to dust.ゴミはゴミ箱へ」
  GM  : アサシン「フレイアよ。貴女のもとにまあそこそこ生きの良さそうな戦士と祭祀を届けます」
  クレダ : 「うわぁすごく適当」         (っていうかクリームヒルトも私も同じ穴のムジナ、言ってみれば生ゴミ仲間なんですけどね…)
  セイバー: 『散々な口の悪さであるなぁ、女性陣は』         と、アダムに言うのである(笑)
  GM  : アダム「そうだな……だがまあ、俺も貴様のことは嫌いだった、セイバー。今はそうでもないがな」
  セイバー: 『お、そうなのであるか?ちょっと意外である!』
  GM  : アダム「思えば嫉妬だったのだろうな。だが、俺も俺の果たすべきことを見つけた。それがたまたま同じだった。             俺はイヴを守る。貴様はクレダを守る。それだけだろう」
  セイバー: 『おお。言われてみればそうであるな。が、まだびみょーに違うである』
  GM  : アダム「同じではないか……まあそうだな。同じであっては意味がないか」
  セイバー: 『うむ。拙の場合、マスターを成長させるのも役目の内であるからな!          多分、アダムではイヴを変える事はできんであろう?』         これはイヴ自身の問題であるがな。
  GM  : アダム「変わるのは俺だけでいい――――どのみち、俺個人の都合だ」
  クレダ : 生まれた立場が別ならいい友達… は無理かもしんないけど、ライバルにはなってたかもですね。         不良に“雌犬ども”とかまとめて呼ばれるたぐいの似たもの同士には。
  GM  : アダム「そろそろ始めるか。俺も時間がない体なのでな」
  セイバー: 『奇しくもそんな所まで似ているのであるなぁ。まぁ、始めるのは同意である』
  クレダ : でも、アダムとセイバーも案外似たもの同士だと思いますよ。         どこがって言われるとこまりますけど。
  セイバー: 初期意識・目的がはっきりあるか、ないかの違いであるな(笑)
  クレダ : …そうかも。(笑)
  GM  : それにどちらも守るものです。         アサシン「天の目よ」         アサシンが天目を呼び出します。         アサシン「あ、お借りしていますね」
  クレダ : 「借りたものは返しなさいよ」
  GM  : そして自分の懐から一本。天目から一本、剣を取り出してアダムに手渡します。         アサシン「どうぞ、アダム」         アダム「二刀流か……流儀をダウンロード。問題なし」         ひとつは太陽剣。もう一つは十字をかたどった豪奢なロングソード。天目から作った宝具です。
  クレダ : 「これが本当の、二刀を負う者は一刀をも獲ずですね」
  セイバー: まぁ、対策はしてきたであるが、どう転ぶであるかであるな。
  GM  : そっちもなんか使うんだっけ?
  クレダ : セイバーに宝具を渡しておわりです。
  GM  : あ、トループがいるなら宣言してください。
  クレダ : あ、トループのことすっかり忘れてた。まあつれてきたということでいいか。         ただし特に事前アクションはありません。戦闘が始まったら防具礼装を起動させるくらい。    配置: イヴ+天目/アダム:セイバー/クレダ+トループ   GM  : こんなかんじ?
  セイバー: で、あるな。
  GM  : こちらのIVはアダム17、イヴ7、天目が30だっけ。
  クレダ : 天の目は礼装起動させると32です。
  GM  : では32。そっちは?
  クレダ : 7です。
  GM  : トループは?
  クレダ : 25。まあ攻撃能力がないので待機しかしませんよ。
  GM  : では。天目、トループ、アダム、クレダ、イヴ、セイバーの順ですかね。
  クレダ : ベルナドット(ゴーレム)「俺は菊竹市なんて嫌いだ                      でもな、ホテルの職員は聖杯戦争とやらと何の関係もねえ                      戦争も マスターも サーヴァントも 何も関係がねえ                      アダムって奴も アサシンってのも バーサーカーも 俺達聖堂教会も 知ったこっちゃなかった                      でもあいつらは今、死体になって、死体を食ってる」
  GM  : 食ってねえよ(笑)
  クレダ : え、死霊騎士の材料って彼らじゃないんですか?
  GM  : 死霊戦士ですね。彼らは戦士の霊を引っ張ってきたんであって、民間人じゃないですよ。
  クレダ : てっきりこの場所で死霊騎士を倒した後、社会的な隠蔽が必要になったり、         家族を名乗る人たちから非難されるのかと思ってましたが。
  クレダ : ベルナドット(ゴーレム)「それが俺には我慢ならねえ                      セイバー、やっちまおうぜ。あいつら、やっちまおう」
  セイバー: 『なんかどっかで見たことある隊長であるな!』
  クレダ : 「日本のフィクション作品をモデルに構築したゴーレムなので」
  GM  : いわゆるエインエヤルってやつです。エインエヒャルだっけ。         大本的にはこの土地で大昔に死んだ武士の霊をもとにしてるから気にするな。
  クレダ : じゃあこうですね。         死霊戦士「で、あるか」
  GM  : ちなみに戦乙女に導かれてオーディンに仕えるというエインエヒャルですが         なぜかフレイアもエインエヒャルの半分を使役する権利を有しており、         アサシンが使用する魔術は『セイズ』という、北欧の女性しか使わない魔術です。         ルーンの対になる奴。遠坂大好きなガントなんかもセイズ魔術の一種。
  クレダ : 古代には、女性が政治を主導する民族もいたといいますし、その名残かもしれないですね。         セイズははじめて聞きましたね。勉強になります。
  GM  : 北欧魔術といえばルーンが有名ですからね。
  クレダ : そですねー。
  GM  : セイズは女神フレイアを大本とする、女性にしか使えない『汚れた』魔術です。         主に霊魂の使役や他人を呪うことを主目的としています。
  クレダ : (ひどい言われよう)
  GM  : でもオーディンはわざわざ女性になってセイズ魔術を学んでますがね。         オーディンは目玉えぐってルーン魔術を会得したり、魔術神としての性格が強いですね。         閑話休題。では戦闘開始しましょうか。
  GM  : 冒頭宣言をお願いします。
  クレダ : トループは防御専念。面制圧面制圧。         クレダは防具礼装を起動。さらに攻撃専念。
  GM  : セイバーは?
  セイバー: バーブレッドを起動である。
  クレダ : 殴ってダメージを与えられるとは思ってないですが…         少しでも隙を見せたら、喉笛食いちぎってやる、っていう意思表示。あるいは威圧。
  セイバー: MP5点消費であるなー。
  GM  : とりあえず天目は防御専念。イヴはアダムに渡した宝具を起動。         アサシン「『簒奪王剣・神の鞭(フラゲルム・デイ)』及び『偽・絶装天剣(デュランダルU)』起動」         剣の片方が鞭のようにしなり、もう片方が聖なる輝きを放ちます。         10点消費。以上でいいですか?
  セイバー: うむ。
  GM  : では戦闘開始です! 天目から。待機。次、クレダのトループ。
  クレダ : こっちのトループも待機ー。
  GM  : ではここからが本番ですね。アダムの行動です。         アダム「灯台での焼き直しだな……行くぞ!」         鞭剣をしならせ、渦のようにまとめ、そのまま竜巻のように蹂躙剣戟を放ってきます。         アダム「サイド、ワインダー!」         対軍全体攻撃です。
  セイバー: マスターをカバーである。
  クレダ : ありがとー…あ、トループAもBをカバーします。
  GM  : 30an5+5an5+5an5+5an5+10an5+10 15点消費         (ころころ……) [5,6,1,4,1,(中略),1,3,6,6,6]+10 = 55         55! 出目わる!         ずぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ、と薙ぎ払いが全体を襲います。
  セイバー: 吸収効果ついてるであるな?
  GM  : もちろんついてます。
  セイバー: なら、宝具効果で絶対防御である。
  GM  : じゃあトループの方防御どうぞ。って、その宝具起動した?         宣言はまだのようですね。いま起動しますか? 耳なし芳一
  クレダ : それ名前ちゃう(笑)
  GM  : ともあれあの防御宝具を起動するなら宣言してください。
  見学者 : (っていうか継続型の起動を忘れるな)(笑)
  セイバー: んーと、あれの起動って拙から?それともマスターから?
  クレダ : あ、やば… 防御宝具2種類あるから、名前も宣言しないと混乱の元でしたね。すみません。
  GM  : 基本的には装備者。セイバー。
  セイバー: では、MP使って起動である。         『【十戒の断片】、防ぐである!』         キィン、と鎧に書かれた文字が光るのである。
  GM  : アダム「……無効化されただと」         イヴ「不死の呪い? ですがセイバーにはそのような宝具はなかったはず……」
  クレダ : 継続型ってついつい忘れるんですよね… 怖い怖い         6an3+4an2+1an1+3an5 ゴーレーム         (ころころ……) [2,6,6,6,2,4]+[2,5,3,1]+[6]+[4,3,6] = 6         当然死亡します。
  GM  : ゴーレムはミンチになりました。
  クレダ : ゴーレムB「薬は打つより飲むのに限るぜ…アダムさんよ!」         ゴーレムA「権藤大尉ーーーー!」
  GM  : とりあえずゴーレムをミンチにした分で全回はしておく。
  クレダ : あ、HPを超えた分ってどうなるんでしたっけ。
  GM  : 吸収できません。
  クレダ : あと、何点ダメージなのか、攻撃力も足してお願いします。         いえ、カバーした場合、HPを超えるダメージはカバーされた方にもいかなかったかな、と。
  GM  : 攻撃力は33。達成値は55ですね。         しかもトループなので対軍攻撃が抜けた分が1.5倍される。
  クレダ : ではなすすべも無くゴーレム部隊A、B共に全滅しました。         ゴーレム「し、死にたくねぇ! 死にたくねぇよお!」         ゴーレム「母ちゃん、助けて! ギャアーーー!」
  GM  : なにしにきたんだよ!(笑)
  クレダ : なんですって… GM、イタリアなめてんですか…許せませんね…
  GM  : なんでそうなる(笑)
  クレダ : ヘタリア的な意味で。(笑)
  セイバー: いや、7人以下ならイタリア兵は…無理であるか(笑)
  GM  : イヴ「こほん……セイバーにそのような宝具はなかった。            そして天目もこちらで抑えている……どこから生えたんですか? その宝具」
  クレダ : 「あいにく、私の左目も天の目の一部なので…手足をもがれたら、首だけでも食いついてやります」
  GM  : イヴ「そういうことですか。私に対して不死の呪いとは……」         さておき、次の人の行動です。次はくれだですね。
  クレダ : 協調行動ですね。支援支援支援。
  GM  : MPと相談してどうぞ。
  クレダ : サポート行動・支援ですね。
  セイバー: 強化魔術欲しいであるな!
  クレダ : ではまず瞬間強化でセイバーを強化。さらに分割思考でサポート行動・支援。         10an5         (ころころ……×3) = 9 , 9 , 7         MPゼロ。瞬間魔眼で自分のMP回復。         12an4         (ころころ……) [5,5,3,2,5,3,1,3,3,5,5,3] = 7         4点。行動終わりです。バフは25点。
  セイバー: ふーむ。マスター、天目のHPは幾つであったか?
  クレダ : 52ですね。まずくなったら、渡した宝具をブロークンファンタズムで燃やしてください。
  GM  : では次、イヴ。まあこちらもアダムを支援しましょう。         17an5+5an5         (ころころ……) [3,3,1,1,1,3,3,5,3,2,2,1,4,1,4,4,6]+[4,2,1,3,1] = 21         出目が良かった。21消費して+21。では次、セイバーです。
  セイバー: ふーむ。此処は、天目を斬るである。
  GM  : 攻撃できるんですか?
  セイバー: ん、あぁ、無理であったな。1回切らないと。         継続のOn/Offは戦闘中可能であったか? ちょっと其処の所うろ覚えであるが。
  GM  : 可能ですが、オンするたびにMP消費しますよ。
  セイバー: まぁそこはしょうがないであるな。十戒の断片、オフ。天目に攻撃である!         筋力A、武術A、武錬A、強化5、魔力解放5点、武錬++使用、全てHPで代償支払い、20点消費!         バーブレッドが55/80になったであるな。
  GM  : うい。
  セイバー: 40an5+10 あっと、怪力Aも追加である。         『返してもらえないなら、1回壊してしまうである!』         (ころころ……) [2,4,3,5,4,(中略),1,2,4,3,2]+10 = 48
  GM  : 魔力放出して防御。         31an5+10+5an5+10an5 素+魔力放出+陣地+防御専念         (ころころ……) [6,2,6,4,1,(中略),3,4,4,1,1] = 44         出目わる! ラック使用。         12an5         (ころころ……) [6,5,1,5,5,4,6,4,2,6,3,1] = 9         53で回避。
  セイバー: うーむ。目が無いであるな。
  GM  : 敵に回すとどれだけ鬱陶しいかわかるだろう・・・(笑)
  セイバー: いや、それGMが言える事ではないのである(笑)         大抵天目が一発で落ちる威力で攻撃してくるくせに鬱陶しいとかどの口が言うのか(笑)
  GM  : このまえアンジェの全力射撃で殺しきれなかったのはショックだったな。         待機していた天目の行動。まず瞬間強化をアダムに使用。分割行動は・・・・・・面倒だからやめておこう。
  クレダ : いえ、分割行動できないですよ。Eしかないから。
  GM  : アサシンを回復。         25an5         (ころころ……) [5,4,5,4,4,(中略),3,3,5,6,2] = 21         21点回復。10点消費。
  クレダ : 消費はHPから? それともMPから?
  GM  : MPから。
  クレダ : MP、13しかないので足りないですよ。
  GM  : あ、たりなくなるか。じゃあHP削り、で。魔眼で瞬間回復。自分を。         12an4         (ころころ……) [4,2,6,6,1,6,1,2,5,4,3,1] = 8         4点回復。以上終了です。これでターン終了ですね。