第三次月詠聖杯戦争十二日目 昼パート1

  GM  : ところで作業はどこでするの?
  クレダ : とゆーか、作ってたデータはあのままでいいのでしょうか?         最終更新でトループがEレベルの装填魔具とかもってますけど。         よければ作成に入ります。
  GM  : いいですよ。
  クレダ : アイ・サー
  見学者 : 装填魔具って自分で装填しないと駄目なんじゃなかったっけ。
  クレダ : …うそん?         まあ、人質の拘束を解く手段として魔術を入れとこうかと思ってただけなので、使えないならないでいいんですが。
  GM  : それはそれとして、どこで作業するの?
  クレダ : えーと、原発の駐車場に車をとめて、その近くの人のこなさそうな場所で。森の中とか。
  GM  : 他の参加者には会わないの?
  クレダ : アンジェと藤河さんには、これから何をやるつもりか連絡はしておくと思います。         会うかは……むしろ、会ってもらえるかどうか、ですね。         作業の合間に、気晴らしと計画準備かねて、会って話そう というようなメールはしておきましょう。
  GM  : じゃあとりあえず籐河から連絡が来るよ。

12日目 昼 原発区/駐車場


  GM  : PRRRRR
  クレダ : 「もしもし」         肩と頬の間に電話をはさんだまま通話します。         両手は、フラスコとか薬瓶とかの間をいったりきたり。
  GM  : 籐河『もしもし』
  クレダ : エプロン着て作業しながら、少し上の空で返事しましょう。         「あ、藤河さん。おはようございます」
  GM  : 籐河『さっきも電話したんだが、確かに結衣は無許可で連れ出されたみたいだな』
  クレダ : 「なるほど。これは本当に向こうに拉致されたようですね」
  GM  : 籐河『ああ……とりあえず俺は結衣を探すつもりだが、そっちはどうする?』
  クレダ : 「ユイちゃんを助けだす準備をしますよ。          アサシン個人の目的を考えると、人質を開放するメリットってあまりなさそうですから。          実力でなんとかしませんと」
  GM  : 籐河『そうか……わかった。俺から何か手伝うことがあったら言ってくれ』
  クレダ : 「手伝う、というより…必然的に今夜はあなたが主役です、たぶん。私達が囮、あなたが白馬の王子役」
  GM  : 籐河『まあそうだな。っていうか、俺とランサーにどっちか倒せって言うならわかるけどよ』
  クレダ : 「わかるけど?」
  GM  : 籐河『まあ……倒せるかどうかは別の話だよな』
  クレダ : 「そもそも、向こうがサーヴァントとマスター、別れて行動する意味はもうあんまりないでしょうしね。          倒すことより救出に主眼をおくべきかと」         とすると、私達は囮というより足止めですか。
  GM  : じゃあ籐河殻の連絡は切れます。
  クレダ : ちょいまち。最後に一言だけ。言わせてー。
  GM  : どうぞ。
  クレダ : 「知ってのとおり、アサシンの最終目的は、この世界を消滅させることです。          もし向こうが紳士的に対応し、セイバーやバーサーカーと引き換えに、          ユイちゃんを返してくれたとしても、次の日には全部まとめてさようなら、となるかもしれません。          でも今なら、向こうが強力だからこそ、アンジェも協力せざるをえないはずです。          大丈夫。サーヴァント3騎が揃えば、一番大事な目的の一つくらい達成できますよ。          私とあなたの目的は同じです。信じてください」
  GM  : 『そうだな……ここはうまく役割分担して、結衣を助けようぜ』
  クレダ : 「微力ながら、全力を尽くします」         と言って、ようやく手を電話にあてて通話をきります。
  GM  : というわけで切れる。次、アンジェからメール。
  クレダ : 「お、きたきた。カルキの戦闘能力のデータ、アンジェと藤河さんに送っておこう」         送信送信。そしてメールチェック。
  GM  : アンジェリカ『ウェヒヒヒ。楽しいことになってきたね。それでどこで戦おうか?』
  クレダ : 「深夜にしてもらえません? いくつか準備をしてから当たりたいので」         あ、やば、普通に会話しちゃった。
  GM  : メールですね。
  クレダ : はい。         「こっちは直接、アダムとアサシンのいる場所に殴りこむつもりだから。          前のこともあるし、戦闘はこっちが前に立ってやるつもり。          もし手伝ってくれるなら、相手の居場所を探してくれれば。          後はこっちでなんとかするから、そっちに迷惑はかけないつもり」         とかメールしておきましょう。
  GM  : アンジェリカ『それなら調べてあげてもいいけどね。最後にはどうせ戦うんだよ?』
  クレダ : 「知ってるでしょうに。私、嫌いな食べ物は最後までのこすタイプなんです。          だって食べたくないもの」         もういい大人だから、どうしてもやらなきゃならないならやるけどー。         できるだけ、戦わなくてもすむような選択がないか探したいじゃないですか。         …と、言ってトマトを残すわたし。
  セイバー: 拙はそこら辺何でも好き嫌い言わずに食べるであるな(笑)
  クレダ : 嫌いなものは嫌いなんですー!
  セイバー: なんだかんだで戦うのは否定してないである、拙は。
  クレダ : それはまあ、私も戦い自体が悪いとはいいませんけどね。
  GM  : では次のメール。         イヴ『お話をしたいというメールが来ていましたが、今からでもその気はありますか?』
  クレダ : ん…。それは、ある、と答えましょう。         「ぜひアダムも呼んでください。お待ちしてます」         と返事をします。
  GM  : イヴ『それでは赤風寺でお待ちしておりますよ』
  クレダ : ネイビアのことで延々回り道をしたのも、すべてはこのときのため。         ところでセイバー。この状況… もしかして大聖杯って、赤風寺にあるんでしょうか。
  セイバー: 聞くべきなのはクロウにであるな(笑)
  GM  : イヴ『追伸。お話がしたいのでしたら昼のうちに来てください』
  クレダ : うぇーい。あーはいはい。じゃあ今から行きましょうか。
  セイバー: 宝具はどうするであるか?
  クレダ : 移動しながら作る…わけにもいかないか。         まあ、いいです。アダムとは、戦いが始まる前に話します。
  セイバー: ま、相手が『話をしたい』と言ってきた以上、乗らぬわけにもいかないであるからな。
  クレダ : うーん、そう? こちらとしては、優先順位が ユイの命>私の満足 なんですよ。
  GM  : いや話がしたいと言ってきたのはクレダのほう。筋としてはクレダから振った話ですよ。
  セイバー: いや、拙のロールプレイ上の信条として(笑)
  クレダ : じゃあセイバー、代わりにいってきてくれませんか?
  セイバー: まぁ、念話は通じるのであるが…(笑)
  クレダ : ただ一言、「命令者がいなくなった今、あなたはどうするのか」と聞いてくだされば、それでいいですから。         人形に留まるのか、人間として振舞うのか…せめて自分で決めていただきたいところ、ですからね。         そして再び魅了される→おわたー、となったらその時はその時で。
  セイバー: 拙とマスターの絆がMAXであるから、洗脳の可能性は無いのである(笑)
  GM  : 普通に倒されても知らんぞ(笑)
  セイバー: まぁ、拙が行けというなら行くであるぞ。念話中継はできるのであろう?
  クレダ : いえ、ぶっちゃけ私は、話ができなくてもいいんです。         これはアダム自身の問題ですから。話せるならぜひ話したいですけど。
  セイバー: イヴが話したいと思ってるのはマスターで、         マスターが話したい(というか聞きたい)と思ってるのはアダムなわけであるな(笑)
  GM  : 念話はできます。
  クレダ : 彼女の方に話すつもりあるのかなー…         まあ、ほら。「近くに隠れてる」とか言って、襲われないようごまかす方向で!
  セイバー: では、拙が赤風寺に向うのである。
  クレダ : ありがとう。お願いします。

12日目 昼 原発区/駐車場  昼/西区/赤風地


  GM  : じゃあ赤風寺ですね。丘の上にある桜に囲まれた寺です。入口には仁王像と結界。
  セイバー: 大聖杯っぽい雰囲気であるなー(笑)
  クレダ : そういえば日本には、桜を繁茂させるために、その下に人間を埋める風習があったそうですね。         (注:間違った日本知識)
  セイバー: ま、ちゃんと階段登っていくのである。着ぐるみで。
  GM  : 一応だけど、階段があるほどの高さじゃないですよ。っていうか境内に車で入れるし。
  セイバー: であるか。なら、参道であるな。         『中々遠いであるなー。おーい。たのもーであるー』         ぼっすんぼっすん。着ぐるみ姿で寺の門を潜るのである。
  クレダ : 自分でいっておいてなんですけど、本当に物怖じしないですよね…(苦笑)         堂々としてるなー。
  GM  : ではアダムが玄関から出てきます。
  クレダ : 浴衣姿で?
  GM  : 好きなのか?(笑)
  クレダ : そういうわけじゃなく、ファンシーになるかなーと。         夏をたのしんでなさそうな人トップ3に入りますよ。アダム。
  セイバー: ファンキーになるにはどの衣装であるか?(笑)
  クレダ : モヒカンルックでもしてなさい。(笑)
  GM  : というわけで革ジャンにジーンズですが。         アダム「セイバーのみか。マスターはどうした」
  セイバー: 『手が離せないであるからな!拙が代理兼中継役である!』
  GM  : アダム「そうか」
  セイバー: まぁ実際、拙が傍から離れたからマスター超無防備状態であるのよな。         ある意味、一緒に来るより危ないのである(笑)
  クレダ : そ、その時はその時!
  GM  : アダム「今のでイヴが興味をなくしたようだ。大した話ではないようだな」
  セイバー: 『いやー、拙はマスターがメール送った直後にあんなことしてくるイヴもイヴであると思うであるぞ?』
  クレダ : まあ、イブが興味を持ちそうな話っていうと、アンジェの身柄と交換でユイちゃんを… ってことでしょうし。
  GM  : アダム「いや別に。イヴにとっては、あの程度は通常の交渉というだけのことだろう。             それにタイミングで言うのなら、誘拐をした後にメールが来たことになる」
  セイバー: 『家族攫って脅迫するのって通常の交渉なのであるか?』
  GM  : アダム「そのようだな」
  セイバー: 『そうなのであるか!初めて知ったのである!』(めもめも)
  クレダ : まあ、“外交は負けたほうが悪い”っていう空気、ありますけどね…         人間としてどう思うかと外交は、やっぱり別ですよね。
  セイバー: 誘拐は普通に犯罪であるからな(笑)
  クレダ : ええ。
  GM  : まあ時代の差もあるけど、彼女の性格が単純に歪んでるんでしょう。         クレダも誘拐されて動揺や怒ってるようには見えないけどね。
  クレダ : まあ、あんなにあけっぴろげにユイちゃんに会いに行っておいて、護衛をのこすこともなかった時点で、         さらってくださいといってたようなものですからね。
  セイバー: それはPLとしてであろう?
  クレダ : まあ、ちょっとうかつだったなあ、とは思ってますよ。PLとして。
  セイバー: マスターとしてはまた別ではないのであるか?何も感じてなければ助けようとはしてないのである。         あと、GMもGMである。
  クレダ : PCとしては…怒るというより、戦うしかない、っていう気になった、といえばいいでしょうか。
  セイバー: マスターが初めてかもしれない『戦う』なんて言葉を参戦者に言ったのであるから、         動揺とかが無いと言ってはいけないであるな。
  クレダ : 理不尽なことをされれば、怒りますよ。私だって。
  セイバー: 過去とか思い出とかには言ってるかもしれないであるが、たしか参戦者には言ってないであるな。『戦う』は。
  クレダ : まあ…元々、自分から戦うつもりで聖杯戦争に参加したわけじゃないですから。         その意味では、誰とも戦うつもりはなかった、のかもしれないです。         クリームヒルトの立場から言うと、裏切るのも誘拐も、(倫理的じゃないことを除けば)合理的だと思いますよ。         だからそこまで腹は立たないです。         でも、人を浚うという無道を、ゆるすつもりは一切ありませんから。
  GM  : さておき話を進めよう。         アダム「さて確認をしておこう。今日のうちにバーサーカーを倒す気はあるか?」
  セイバー: 『ぶっちゃけ相性的に無理ではないか?拙の私見として。          あと、天目もイヴに取られて拙も傍から離したマスターに話す気が無いとは思って欲しくないであるな』
  クレダ : (そうだそうだー。バーサーカーを倒させるっていうなら、天の目かえせー)
  セイバー: 『うむ、マスターもバーサーカー倒させるつもりなら天目返せって言ってるであるな』
  GM  : アダム「俺の見立てではそうでもないがな。少なくとも爆発力でならそちらのほうが上だろう」
  セイバー: 『いや、そう乱発・連発できないであるからな?魔力消費とんでもないのである』
  クレダ : …まあ、今まで使わなかった分割思考+支援行動3連発、とかすれば、そりゃひどい達成値出るでしょうけどね。
  セイバー: ヴォーパルも一緒に使うとしたら、なんと一気に55点もMP使うのである!(笑)
  GM  : アダム「ではランサー陣営と共闘でもしたらどうだ」
  クレダ : ありえないですねぇ。…人質をとられてるから、言えないですけど…
  セイバー: 『正直な話として、ランサーが増えたとして、的が増えるだけではなかろうかと拙は思うのであるが。          バーサーカー、対界宝具持ちであるぞ?』
  クレダ : 令呪使えば、一発は防げますけど、完全に鉄砲玉扱いですよね。
  セイバー: たしか、アーチャー戦で使ってたはずで拙達それ見たであるな。
  クレダ : 見てますね。情報としても聞いてはいた…かな。
  GM  : アダム「もちろんこちらとしてはセイバーが脱落してもかまわない。赤座結衣は解放しよう」
  セイバー: 『本人前にして言う事であるか?まぁ、脱落する気は拙には無いであるがな!』(えっへん)
  クレダ : セイバー、ここでアレですよ。「貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ!」って…(Civネタ)         いや絶対言わないでください(笑)
  GM  : アダム「それとも結託して、力づくで赤座結衣を奪還するか?」
  クレダ : まあ、アサシンの願いが、世界の消滅である時点で、もう選択肢ないんですよね。         仮にこちらがバーサーカーを倒したところで、向こうはそのままセイバーとランサーを倒しにくるだけでしょうし。
  セイバー: 『うーん。拙としては最終手段にしたいであるな。          話し合いでどうもできなければ、無視してどっか行くか、殴り合うしかないのである。          話し合いでどうもできない事は悲しいことであるからな』
  GM  : アダム「不利となれば人は手段を選ばなくなるものらしいな」
  セイバー: 『そうなのであるか?』
  GM  : アダム「そのようだ」
  クレダ : …まあ否定はできませんね。ちょっとやりすぎたかなって気はしてます。         ただ、どう正当化しても、それは悪です。         今はよくても、同じことを続ければ、いずれ私は裁かれるでしょう。誰かにどこかで。
  セイバー: 言いたい事あるならカッコつけて言うのである(笑)
  GM  : 結局何しに来たんだ?(笑)
  クレダ : 反省文くらい静かに一人で書かせてくださいよ。他人に見せるなんて冗談じゃないです。(笑)
  セイバー: 『(ほらほらマスター、何か言いたい事話したい事あるのではないか?)』
  クレダ : (まあ、アダムにいいたい事は、実際、一つだけなんですけどね)
  セイバー: 『まぁ、拙は戦えてしまうであるからな。イヴが前に出てこないのは別にいいであるが、話し合いは可能であるか?』
  クレダ : (セイバー、彼に聞いてください。ネイビアはもう戻らない。あなたはどうしますか、と。          もしネイビアに“好きに生きろ”と言われたら、あなたはどうしますか)         最低限、アダムが死ぬまでは反省室にいてもらいますよ。ちょっと横暴かもしれないですけど。         …まあ、今まで散々人体実験してきたんですし、多少は人のために何かしてもらわないと。
  セイバー: つまり聖杯戦争終わるまでであるか(笑)
  クレダ : メタなこといっちゃうとそうですけど!(笑)
  セイバー: とりあえず。アダムからまず拙の質問に返答はあるであるか?         で、マスターはイヴと話したい事はあるであるか?
  GM  : おっとそっちか。
  クレダ : えーっと…じゃ、セイバー、次のうちどれがいいですか?         1.ふぁっきゅー!         2.吐いたつばのまんとけよ         3.地獄であおうぜ
  セイバー: とりあえずめっちゃ怒ってるってことであるな(笑)
  GM  : アダム「話し合いかどうかは知らないが、交渉なら受け付けているが。             仮に赤座結衣を開放しろというのなら、代わりに何を提供する?」
  クレダ : 少なくとも、ユイちゃんの身柄をどうこうする話は一切するつもりはないです。人の体をモノみたいに。
  GM  : 話し合いをする気はなさそうだな。
  セイバー: 『あー、うん、とりあえず、その件についてマスターはめっちゃ怒ってるである。うーむ、念話ががんがんするのである』
  クレダ : いえ、まあ、彼女を解放してくれる別の条件があるというのであればもちろん聞きますよ。
  セイバー: 『まぁタイミングなんであろうな。擦れ違いはしょうがないである。          で、えーと。提供であるか?(マスター、なんかあるであるか?)』
  クレダ : 「うるせーぶっころす」状態じゃないです。
  GM  : バーサーカーを倒すかセイバー自害しろ。が今の条件ですね。         アダム「まあ、ないだろうな」
  クレダ : (うーーーん)         …じゃ、交換条件。ネイビアかえす。←舌の根も乾かないうちに外道発言
  セイバー: 要らないのではないか?(笑)
  クレダ : アダムはわからないじゃないですか。要らないかどうか。
  GM  : じゃあ言ってみればあ。
  セイバー: 言うであるか?
  クレダ : アダムがどれだけネイビアのコントロールから抜けているか確かめることにもなりますし、         言うだけ言ってみてもいいんじゃないでしょうか。
  セイバー: ま、マスターがそういうなら言ってみるである。
  クレダ : 本気で交換するのはちょっとまずいですけどね。ネイビア死んだら私も死ぬかもしれないので。
  セイバー: 『うーん。天秤取れるかどうか知らんであるが、ネイビアなら熨しつけて返していいそうである』
  GM  : アダム「ネイビアをそちらで確保したままということか?」
  セイバー: ん、つまり生きてるかどうか聞いてるわけであるか?
  GM  : いや。保護の先を聞いてる。         監督役に保護してもらったのではなく、私的に拘束しているのかと。
  セイバー: あぁ、そういう事であるか。         『うーん?どうなんであろうか?半分半分?』
  GM  : アダム「そうか」
  セイバー: ギアスで繋がっているわけであるからな。監督役が全部か、って聞かれると首捻るしかないのである。
  GM  : アダム「その条件なら受けてもいい、と言っている」
  セイバー: 『え、自分で言うのもなんであるが、マジであるか?』
  GM  : アダム「そのようだな」
  クレダ : むしろ、「ネイビアをそちらで殺すなら」ユイちゃんを返す、とか言われるかと。
  セイバー: 『(らしいのであるが、マスター、どうするである?)』
  クレダ : (もしかしたら、ギアススクロールのことを知っているのかも…。          とりあえずOK出しておいていいんじゃないでしょうか。ただし交換は深夜以降で)
  セイバー: 『OKだそうである。ただ、交換は深夜以降にして欲しいとの事である』
  GM  : アダム「時間指定があるのはなぜだ?」
  セイバー: 『(そういえば何故である?)』
  クレダ : (そりゃ、監督役の保護うけてる相手を連れだすんですから、すぐには無理ですよ。          また、戦う準備ができるのも深夜です)
  セイバー: 『あぁ、そうであるな。手続きであるか』 (ぽむん)
  クレダ : (どちらにせよ時間が必要です)
  セイバー: 『何か手続きとか準備必要なのだそうである』
  クレダ : まあ本当にやるとなれば、こっそりつれだすことになるんでしょうけど。
  GM  : アダム「そちらで確保しているのなら、何故手続きが必要になる?」
  クレダ : (ネイビアがあなたたちのところに帰るのを二つ返事で受け入れるわけがないからですよ)
  セイバー: 『なんかネイビアがぜってー素直に帰ろうとしないとか言ってるであるな」
  クレダ : (ただ話を持ちだすだけでは、こちらの申し出は拒否され、彼は監督役に阻止を求めるでしょうから)
  GM  : アダム「……なるほど」
  クレダ : (彼が知っている、あなたたちの秘密を交渉条件に、引渡しの阻止を訴える…でしょうね)         ネイビアがアダムの秘密を知っている、って部分、強調しておいてね!(笑)
  セイバー: 『で、さっきも言ったとおり、半分半分である。ネイビアはマスターの虜囚というか、          なんかとっ捕まえた奴であるが、マスターお手伝いさんであるからな』
  クレダ : まあ実際は役に立たなかったけど。
  GM  : アダム「イヴはこう言っている。『ネイビアにあなたが考慮するはずがない。よって夜の引き渡しは可能なはずだ』と」
  クレダ : (ネイビアはそうでも監督役の言葉はそうじゃないんですよ、っていうかどんだけ言質とろうとするんですか)
  セイバー: 『いや、考慮する必要はあるであるぞ?ユイの身体治す医者みたいなものであるからな、ネイビア』
  GM  : アダム「それは本当か?」
  クレダ : まあ実際は、ネイビアを引き渡してしまうとユイちゃんがなおらないから、どっちもどっちではあるんですが。
  セイバー: 『うむ。なんか、ユイはネイビアの改造手術受けた子らしいのである。          あんまり生きられない体であるが、ネイビアはそれを治せるらしいのであるな』
  クレダ : (そのためにわざわざギアスまでしましたからねー)
  GM  : アダム「……そうか」
  セイバー: 『まーぶっちゃけマスターも改造手術受けてるのであるが!』
  GM  : アダム「仮に交渉がうまくいかなかった場合、             『深夜』の時点でバーサーカーを倒すことが不可能になるが、それはいいのか?」
  セイバー: 『んー。まぁ、その場合は仕方ないのである。          マスターとの約束破ってしまうであるが、拙を好きにするといいのである』
  クレダ : …ぐぬぬ。
  セイバー: 『ユイはマスターの家族であるからな。死なせるわけにはいかないのである』
  クレダ : またそうやって。…まあ、今はそんな場合じゃないですから、いいですけど。
  GM  : アダム「わかった。時間を飲む代わりに、場所と状況についてはこちらが指定するが、構わないな」
  セイバー: 『うむ、だが、1つお願いであるな』
  GM  : アダム「なんだ」
  セイバー: 『その時になったら別に拙を好きにしていいであるが、ユイの身体だけは治して欲しいのである。          マスターの約束を破ってしまうから、その埋め合わせしたいのである』
  GM  : アダム「あの少女の将来について、俺は約束することはできない」
  セイバー: 『普通に生きられる体にしてもらえば、あとは文句ないであるぞ?』
  GM  : アダム「俺はあの少女を治す能力をもたない。そしてイヴは、ネイビアを生かしておくつもりがない。             だから俺には保障をする権利がない」
  クレダ : 権利は与えられるものではない、勝ち取らなければ。って言ったのは誰でしたっけ。         与えられただけの権利は往々にして無力ですから。
  セイバー: 『ふーむ。んー。あぁ、そういえば。          聞いた事が無かったであるが、アダムは聖杯に願いはあるのであるか?』
  クレダ : ん。ようやく最初聞きたかった話題になった(笑)         でもまあ、この状況で世間話するのは変か…
  GM  : アダム「ふむ…………いや、ないな」
  セイバー: 『じゃあ、良かったらユイの身体を治すのも考えておいて欲しいのである。          ユイだけで勿体無いなら、世界中の子供であるな!』
  GM  : アダム「いや、俺に聖杯をどうこうする権利はない。この聖杯はイヴのものだ」
  セイバー: 『そうであるか?アダムも何かお願いしても別にいいと拙は思うであるが。          拙は権利どーこーより、元からお願いが無かったが、途中で【あ、こんなの叶ったらいいであるなー】と思ったであるし』
  GM  : アダム「そうか――――いや、やはりないな。             そもそも俺には、願いというものがわからん」
  セイバー: 『んー。単純に【こういうの欲しいなー】というものではないのであるか?』
  クレダ : 願いが無いとか、そんな寂しいこと言わないでくださいよ…。戦う気失せるじゃないですか。
  GM  : アダム「あるが。別にそれは俺の能力の範囲内で手に入るものだろう」
  セイバー: 『あー、なら別であるか?拙はナターシャとか、いろんな人と話して、          【子供達がもうちょっと優しく大人になれる世界】があったら素敵だなーと思ったのである。          拙だとそれはできんであるからなー』
  GM  : アダム「そうか」
  セイバー: 『おっと、話が逸れたであるな。まぁ、できるだけなんとかして欲しいである。無理だったらしょうがないであるが』
  GM  : アダム「引き渡しの条件だが。『深夜』『西区/荒野』             『ネイビアに同行するのはセイバーのみ』『別陣営が近くにいれば取引中断』となるが」
  セイバー: 『んー。正直隠密能力とか欠片も無い拙がアンジェとかにバレずに連れてくとか無理ゲーであると思うのであるが』
  クレダ : 天目がいないと、私達には捜索能力もありませんからね。         正直、別陣営のことは出たとこ勝負か、お願いくらいしかできない気が。
  GM  : アダム「こちらからの条件は以上だ。『夜』なら、条件を変更してもいいそうだが」
  セイバー: 『まぁトーガ達はお願いすれば大丈夫であろうが、          アンジェだとお願いしたら逆に漁夫の利とかで二人とも狙ってきそうであるしなー』
  クレダ : やるね!きっと!(笑)
  セイバー: 『具体的にどんな条件であるか?』
  GM  : アダム「そうだな……『バーサーカー陣営が近くにいても取引続行』程度か」
  セイバー: 『その場合戦闘で取引どうこう言ってられない状態ではないであるか?』
  GM  : アダム「ではこうしようか。『明白な裏切り行為以外で取引が破綻した場合は、深夜に再取り引きをおこなう』。             現物以外の取引に応じるつもりはない」
  セイバー: 『まー、正直天目返してくれれば隠れる事も可能なのであるが、返却不可であるか?』
  GM  : アダム「…………ふむ」
  セイバー: で、マスターはどうするつもりである?
  クレダ : 夜なら条件を変更していいっていうのは何ででしょうか?         こちらは、深夜でないと無理、と最初にお伝えした手前、夜に変更するのは         前に言ったことが嘘だと認めることになる可能性があるのですが。         その点がはっきりするなら、夜でいいと思います。         つまり、方針を、戦闘から人質交換にシフトするということですね。
  GM  : 『手続きが必要』なら、強硬手段をとれば可能と解釈できるだろう。
  セイバー: つまり強奪してこいという事であるか?
  GM  : こっちだって結衣を強奪してきたからな。
  セイバー: そのりくつはおかしい(笑)(のぶよ声)
  クレダ : (苦笑)まあ、筋が通っているとは言いがたい…かと。
  GM  : つまりイヴも『単なる時間稼ぎの可能性は考えてる』んですよ。
  クレダ : まあ実際そうですからね。
  GM  : でも深夜ではなく夜に移せるのなら、それは取引が現実味を増すことになるから、条件を緩める。         『強奪してくる』というリスクが、真実味を増すということ。
  セイバー: ま、拙はどっちでもいいであるぞ。
  クレダ : 二兎を追うものは一兎をも得ず、といいますし、どっちつかずは危険ですね。         目的は、ユイちゃんの命>ユイちゃんを生身にもどす でいいですよね?         なら、夜に人質交換する方向で行きませんか。でも、宝具はちゃんと作ります。
  セイバー: 拙はそれでもいいと思うである。まぁ、最悪聖杯があるっちゃあるであるからな(笑)
  クレダ : あー、まずい。アンジェのことを考えてなかった。やっぱり深夜にしましょう。
  セイバー: その心は?
  クレダ : アンジェの妨害を防ぐ手段が限られる以上、夜の人質交換が成功する見込みは低いと考えました。
  セイバー: まぁ夜に邪魔されて、深夜にも邪魔されて、って順番でポシャる可能性はあるであるな。
  クレダ : 対界攻撃をされると、守りきれません。
  セイバー: あー。
  クレダ : それくらいなら、深夜に実力行使をメインに準備したほうがいいかと。
  セイバー: いや、深夜でも結局対界攻撃される目はあるであろう?         その場合、アダムはユイを守ろうともしないであると思うであるぞ?
  クレダ : 夜なら守ってくれるでしょうか?
  セイバー: うむ、その場合はちゃんと取引であるからな。         まー、やった場合はネイビアのアダムに対する支配権がイヴに移るのであろうが。         でも元からアダムイヴの命令ほぼ絶対っぽいのであんま変わらんと言えば変わらんのである(笑)
  クレダ : デスヨネー。あ、あと、深夜にやる場合の話ですが、         交渉にかこつけてかんっぺきに「いきなり殴りこんで、人質だけ連れだす」ことしか考えてなかったので         その場合はアンジェが来る前に離脱する、のが主目的になるでしょうね。
  GM  : アダム「こちらとしても取引がうまくいくにこしたことはない。             この家には『サーヴァントの位置を示す礼装』があった。             故にバーサーカーの残留と居場所は把握できる」
  クレダ : …セイバー、ネタとられてますよ。
  GM  : こっちが先でしたよ(証明不能)
  セイバー: まー、ありがちっちゃありがちである(笑)
  クレダ : あるとすごく便利でしょうしね。
  セイバー: えーと、夜の場合も待ち合わせ場所は変わらないであるな?
  GM  : まあ変わらない。
  クレダ : まあ、やはりユイちゃんの命>ユイちゃんを生身にもどす でしょうし。交換する方向でやってみましょう。
  セイバー: 了解である。夜でいいであるか?
  クレダ : ええ。
  セイバー: 『解ったのである。では、夜になんとかしてみるのである』
  GM  : アダム「そうか……わかった。では夜に」
  セイバー: 『であるな。あ、そうそう、アダム、マスターが何か聞きたい事があると言ってるであるが』
  クレダ : (いえ…もういいです)
  セイバー: いや、聞いておくである。
  GM  : アダム「なんだ?」
  セイバー: 『上手くいっても、上手くいかなくても、多分ネイビアはアダムのこれからに関わらなくなるのであるが、          それからアダムはどうするのか、だそうである』
  GM  : アダム「ふむ……いや、別に」
  セイバー: 『別に?』
  GM  : アダム「試験調査という使命はなくなるが、俺はイヴのマスターだ。マスターとしてサーヴァントの望みを果たすまでだ」
  セイバー: 『なんかそれ普通逆であると拙思うのであるが、どうなんであろうか?』
  GM  : アダム「お前の中ではそうなのかもしれないな」
  セイバー: まーつまりアダムにとってネイビアは命令権持ってるってだけでどーでもいい存在であるわけであるな(笑)
  GM  : 常識的に考えて……あれをお父様と慕うのは無理があるだろう。
  セイバー: まぁ解るのである(笑)
  GM  : ともあれ会話は以上?
  セイバー: 『うーん?アダムってやっぱり本当にお願いが無いのであるか?』
  GM  : アダム「そう言っている」
  セイバー: 『なんか、話だけ聞いてるとイヴともっと一緒に居たいとか言いそうな雰囲気だったのである』
  GM  : アダム「今一緒にいるが」
  セイバー: 『聖杯戦争終わってもとか、そういう期間である』
  GM  : アダム「寿命が長いとそういう考え方をするのか」
  セイバー: 『いや、拙は多分勝っても負けても消えるであるぞ?』
  GM  : アダム「そうか。まあどちらにしろ、俺の命も聖杯戦争前後までだ」
  セイバー: 『聖杯で伸ばそうとか思わないのであるな』
  GM  : アダム「どちらにしろ……イヴとともにいることは、俺の能力の範疇であって、願いというものではない」
  セイバー: うむ、解らん(笑)
  GM  : セイバーに言われたらおしまいだ(笑)
  セイバー: いや、能力の範疇だから一緒に居るってなんであるか(笑)
  クレダ : …一緒にいる程度の能力?
  GM  : ああそういう……文脈違いですね。
  セイバー: あぁ、一緒に居るっていうことは能力の範疇で叶えられるから、願いじゃないって事であるか。
  GM  : そうですよ。
  セイバー: 『そういうものであるか?』
  GM  : アダム「俺にとってはそういうものだ」
  セイバー: 『ならそういうものと思っておくである!』         ぽむんと胸を叩くのである。
  GM  : アダム「いや。そういうように思うようになった、だな。理由はない」
  セイバー: 『では、また夜に会おうである。さらばである!』
  GM  : 退場?
  セイバー: うむ。