第三次月詠聖杯戦争十日目 深夜パート1

10日目 深夜 北区/駅前


  GM  : とりあえず合流から済ませましょうか。         前回誰も来ないと言っていましたが、籐河が来ることを忘れていました。         というわけで火災現場の近くにいると籐河がやってきます。         きょろきょろしている。
  クレダ : 「ここはアレですね。よう、首輪付き」         …このネタももう古いかな。
  GM  : 籐河「おお、クレダか。あいつからメールがあってきたんだけど、何があったんだ?            っていうか誰が犬だ!」
  クレダ : 「猫でもいいじゃないですか。まあ犬っぽいですけど」
  GM  : ランサー「これ、対城宝具かな……」
  クレダ : 「ところであいつって誰です?」         一応確認。
  GM  : 籐河「アンジェリカだよ」
  セイバー: 『どうやら、アンジェとアダムが戦ったようであるな、此処で。この時代の人には迷惑な話である』
  GM  : ランサー「ほんとだね……」
  クレダ : 「人のいないところでやればいいのに」
  GM  : 籐河「だよなあ。なんで街でやるんだ」         雑談はさておき籐河と合流しました。         籐河「それでアンジェリカはどうしたんだ?」
  クレダ : 「えーと…どうも連れて行かれたみたいですねぇ」(眼をこらすようなしぐさ)         と、天の目パワーに見せかけておいて、実際は興信所の人から連絡を受けただけ。         無駄なカモフラージュ。私は無駄なことが大好きなんです。         (どうもプールにいるみたいですねぇ)         一応セイバーとはコンセンサス作っておきます。
  GM  : そんなところでイヴからメールです。
  クレダ : はいはい、見ますよ。
  GM  : 『御仲間が心配でしたら今からこちらにいらしてください。夜明けよりまだ早く』
  セイバー: つまり、今来いって事であるな。
  クレダ : ああ、よかった。メールだけで脅迫とかいう、とても味気ないマネをされるかと思ってました。         もしそうだったら返事はノーの一言でしたよ。
  GM  : というわけで行動に入りましょうか
  クレダ : しょうがないですねー。のんびり移動しましょうか。夜明け直前に着くようにゆっくり歩いていきます。
  セイバー: いや、普通に向えば良かろうに(笑)>夜明け直前
  クレダ : せめてもの反抗心です。
  GM  : 籐河「どうしたんだ?」
  クレダ : 「うーん。どうにもこうにも?」
  GM  : 籐河「で、なんだっけ。あいつが連れていかれたんだったか」
  クレダ : 「どうも脅迫する気みたいですねー」
  GM  : 籐河「つーかこれアンジェリカがやったのか……?」         と押しつぶされたホテルを見て。
  クレダ : 「まあアダム&イブと、責任は半々じゃないでしょうか」
  セイバー: 『バーサーカーもアダムも両方広範囲攻撃を持っているであるから、どちらかというと両方と言った所であるかな?』
  クレダ : 「というわけで、私は用事ができましたので、あとは私に任せておいてください。おやすみなさい」
  GM  : 籐河「いや俺も放っておけねえって」
  クレダ : 「それ死亡フラグですよ」
  GM  : 籐河「アンジェリカのことはともかく……クレダのことは手伝うぜ」
  クレダ : 「ぐっ……いえいえいえ、何いってるんですか。          私はだまし討ちに行くんですよ。ここでアンジェが死んでくれたら簡単に勝てるじゃないですか。          勘違いしないでください」
  GM  : 籐河「えー……いやまあそれはいいけど」
  クレダ : 「そう、そうなんです」
  GM  : 籐河「何か手伝うことはないのか?」
  クレダ : 「…あ、それで思い出しました」         と、クロウに話された第一魔法の話をします。         「同じような話、聞いてます?」
  GM  : 籐河「いやさっぱり」
  クレダ : 「聞いた話ですと、どうも、聖杯で“願いを叶える”っていうのは、額面通りの意味ではないようです」
  セイバー: 『というか、マスターがアンジェ死んでくれたらなーとか言うのは信憑性が無いであるなー』
  クレダ : 「う、うるさい。筋は通ってるじゃないですか」<アンジェが死んだら楽に勝てる
  GM  : 籐河「じゃあ見捨てるのか? アンジェリカは」
  クレダ : 「場合によってはイエスです。そういう状態になって欲しくないとは思いますが」
  GM  : ランサー「今は?」
  クレダ : 「とりあえず脅迫文をすべて見てみないことにはなんとも」         まあ大体予想はできるでしょうけれど。         「まあとにかくです。あなたたちが隣にいると、          “今からみんなで殺し合いをしてもらいます”とか言われた時にこまりますから。          しばらく隠れていてもらえるとありがたいのですが」
  GM  : 籐河「バトルロワイヤルかよ」
  クレダ : 「よくわかりましたね」
  GM  : 籐河「隠れてるって……どうすりゃいいんだ?」
  クレダ : 「さあ?」         本音を言うと藤河さんたちがイブの探索魔術を逃れられるとも思えないし。
  GM  : どうするんだよ(笑)
  クレダ : 「家でごろごろしてたらどうです? それに、新学期が始まったらお迎えテストがあるんじゃないんですか?          準備はしなくていいんですか? 休める時に休んでおくべきですよ」
  GM  : 籐河「いや一応仲間だろ、俺達。テスト準備は戦争終わってからするから大丈夫だ」
  セイバー: 『仲間というか、家族というか?』         とランサーに。ちなみに、視線の先はマスターとトーガである。
  クレダ : 「…だったらなおのこと来てもらいたくないんですけど」
  GM  : ランサー「……本当にそれでいいの?」
  クレダ : 「とりあえず今は話に行くだけですし。まあ大丈夫かなー、と」
  GM  : 籐河「本当に大丈夫か?」
  クレダ : 「大丈夫じゃなかったら逃げますよ。逃げ足には自信ありますし」
  セイバー: 『何かあっても、マスターは拙が守るのであるから心配無いのである!』
  クレダ : 「セイバーもいますしね」
  セイバー: 今のところ、拙が死んだエンドはあってもマスターが死んだエンドは無いであるからな(笑)
  クレダ : うーん、でも、死亡エンドにはならなくてもバッドエンドにはなるかも。ぞっとしないですね。
  GM  : 籐河「うーん……わかった。じゃあ寺で待機してるな」         というわけで別れて行動ですね。
  クレダ : 藤河さんがいなくなってから、アンドレ叔父さんに電話します。         それで聞きます。「バーサーカー生きてるよね?」って。
  GM  : アンドレ『いきなりなんだよ』(眠そう)
  クレダ : 「夜おそくにごめんなさい」         ああ…最近、夜更かししてても全然眠くないから感覚がおかしくなっちった。         「どうもアンジェリカがアダムにつれてかれた…ということになってるみたいなんだけれど。          なーんかおかしいんですよね」
  GM  : アンドレ『あー……で、バーサーカー?』
  クレダ : 「そうそう」
  GM  : アンドレ『まだ消えてないみたいだな』
  クレダ : 「…なるほど。わかりました。とりあえずはそれで十分です、ありがとうございます」
  GM  : そういえば、今まさにホテルの跡始末をしていたところか。何故寝ていたんだこいつは。
  クレダ : またサボりですか。
  GM  : アンドレ『破壊はほどほどにしろよ』         きれます。
  クレダ : 「ううっ…私達をテロリストみたいに。おかしいのは他の人たちだけです」
  GM  : セイバーの対城宝具も本来これくらいの被害発生しますから。
  クレダ : 「あんなの、聖杯戦争じゃなく現代戦争やってればいいんですよ」
  GM  : というわけで行動です。
  クレダ : 日の出直前につくよーに歩いていきます。場所指定されなかったからしょうがないですよね!
  セイバー: いや、普通に向うのである(笑)
  クレダ : えー。
  セイバー: ぶっちゃけ、行動時間に関わるであろうぞ?
  クレダ : じゃあせめて変装しておこうかなー。変装への対抗って常に魔術で判定可なんでしょうか?
  GM  : できるんじゃないでしょうか。
  クレダ : ですよねー。あー、駄目っぽいなー。
  GM  : 移動でいいですか?
  クレダ : セイバー、セイバー。これ、船を直接襲ったほうがよくないですか?
  セイバー: ネイビアも死ぬのではないか、それ?(笑)
  クレダ : でも、どうせプールに行ったら魅了つきのアンジェかバーサーカーが襲ってきてどっちか死ぬ展開ですよ。         まあ、船に行っても、1ラウンドくらいしたら合流されるかもしれないですが。
  セイバー: まぁ、此処でできる事は少ないである。船ごと攻撃か、相手の罠に入るかのどっちかであるな。
  GM  : ネイビアはイヴの令呪一画持ってるからな。
  クレダ : うーん、すると、行った直後にすぐに攻撃されず、アンジェの身柄を交渉カードにする展開を期待できるかな。         …。GM、移動途中でボイスレコーダーを調達したいんですけど。
  GM  : いいですよ。
  クレダ : 集音性がよくて、数時間以上持続するやつ。
  GM  : でもお高いんでしょう?
  クレダ : いえいえ、いまなら9万8千ユーロ、なんと特性のブルートゥ−ス対応イヤホンもついてお得!         って何をやらせるんですか。         じゃあ通り道の電気屋で拝借していきましょう。代金はちゃんと置いていきます。
  GM  : 明らかに店開いてない時間ですからね。というわけで手に入れました。
  クレダ : うーん、気がすすまないなー。         「言われるがままされるがままってわけですか。これで晴れて首輪付ってわけですね」
  GM  : 次はどうしますか?
  クレダ : 「次は野外露出調教でもしますか? ファッキュー」
  GM  : 人類の天敵種はもういい。
  クレダ : 牛歩戦術をしたいところでしたが却下されたのでおとなしく港へ行きます。
  GM  : ネイビアの方?
  クレダ : 港に近づいたところで「来たー」ってメールします。で、返事待ち。         待ちながら、夕飯を作ります。今度はまともなものを。
  セイバー: 野外飯盒?(笑)
  GM  : ごめん行動を改めて宣言してください。
  クレダ : 港湾ブロックに入ったところでイブから来たメールに返信。内容は「来たー」
  GM  : イヴのいるだろう西区プールに行くんじゃなく、ネイビアのいる港湾区客船に行くんですか?
  クレダ : あれ、西区プールと港って別区画でしたっけ?
  GM  : プールは西区にあります。
  クレダ : ごめんごめん。じゃあ西区に入ったらメールして待機します。         「よし、チーズフォンデュ作りましょう。野外でも案外簡単に作れてしかも美味しいですよ」>セイバー
  セイバー: 『美味そうであるな!』
  クレダ : 「チーズには、ワインとかハーブを入れて味をととのえたら、さらに本格的になります。          最近携帯食料ばかりでしたし、たまには美味しいもの食べましょうよ」         コンビニに行けば素が売っていることもあるから、それでもいいですけれど。
  GM  : イヴからのメール『プールでお待ちしておりますよ』
  クレダ : 「今いいとこだからもうちょっとまって〜」と送って、適当に食事を済ませてから行きましょう。         さすがに使えるのはパンやカットした野菜などのすぐできるものだけでしょうけれど、         それでも美味しく食べられるのがチーズフォンデュのいいところ・。
  セイバー: ところで、この聖杯戦争ルール、食事で魔力回復とかは無いのであるな(笑)
  GM  : ルール的には財産点消費で回復とか。
  クレダ : 回復魔術使っておきます?
  セイバー: アダム相手だとバーブレッドのHPが心もとないであるな。
  クレダ : 財産点って1点でどれくらい回復できましたっけ。あと使用上限は?
  GM  : 2D。別に上限はない。最大値は自分の社会*2
  クレダ : 今が10日で、レンタカーに2点使ってますから、8点残ってるはずですね。
  GM  : 最大値以上には回復しませんからね。
  クレダ : あと、ゲーム開始時に、社会と等しい点数もってるんでしたっけ?<財産点
  GM  : 社会*2点持ってます。
  クレダ : すると現在18点ですか。
  GM  : 何度も言いますが最大値は社会*2です。クレダの素の社会っていくつ?
  クレダ : 素…5ですね。
  GM  : では10点でしょうか。最大値が10点でそれ以上は回復しません。
  クレダ : 回復って、何点分をHP、何点分をMPとふりわけてもいいでしょうか?         あとセイバー、回復させるのって確かMPでもよかったですよね?
  GM  : いいですよ。
  クレダ : 了解。まあ私のMPは今、ゼロなのでまったく問題は無いんですが。
  セイバー: ということで、判定とかどうぞである。
  クレダ : というわけでセイバーにHP13点を分けた後、財産点5点を使ってMP、5点を使ってHPを回復させます。
  GM  : うい。
  クレダ : 10d6 HP 分割思考〜         (ころころ……) [1,1,3,5,3,6,3,4,3,2] = 31         10d6 MP         (ころころ……) [6,1,4,2,2,6,4,4,4,3] = 36         HPが32、MPが34(最大値)。         「これがいわゆるお大尽というやつですね!」         セイバー、あとHP何点〜?
  セイバー: えーと。全回復であるな、バーブレッドは(笑)
  クレダ : え、なにそれ(笑)         じゃあついでに装填魔具に回復魔法を入れて起きましょうか。
  セイバー: ん、この回復はマスターのみにであるか? 31、36の67点分であるが。
  GM  : マスターのみだね。
  セイバー: では、バーブレッドが44/80であと36点であるな。
  クレダ : じゃあがんがん回復魔術を飛ばしましょう。達成値分、セイバーとクレダのHPを回復。分割思考+で。         7an5+10an5+1an1         (ころころ……) [1,3,5,5,2,4,2]+[3,2,2,5,3,3,4,5,4,1]+[3] = 17         次も同じ。         7an5+10an5+1an1         (ころころ……) [2,6,5,5,6,1,2]+[6,4,1,1,4,2,3,1,2,5]+[5] = 14
  セイバー: 75/80。充分であろう。
  クレダ : 私の回復が12+9、コストが9、7、6、5で…差し引き−6ですね。         天の目の瞬間魔眼で私のHPを回復させてと。         12an4 達成値半分         (ころころ……) [4,4,3,2,4,4,6,4,3,1,5,6] = 9         HP30/38、MP34/34         最後に天の目に装填魔具にHP回復魔術を入れてもらいましょうか。         20an5+1an1 達成値分         (ころころ……) [1,6,4,4,1,4,1,4,1,1,1,5,3,1,3,3,6,6,4,4]+[5] = 17         MP9消費…は大きいので、クレダからMP回復の瞬間魔眼。達成値の半分。         12an4         (ころころ……) [3,5,3,3,4,5,4,4,4,3,1,2] = 10         これでほんとに行動終了。あと1日くらい準備したかったですが、それは贅沢ですね。
  GM  : ではプールにゴーしましょうか。
  クレダ : はい。

10日目 深夜 西区/プール施設


  クレダ : ちなみに私は救命胴衣を着ていきます。
  GM  : なんで?(笑)
  クレダ : 理由? 泳げないからですよ! 悪かったですね!         そのせいでプールは子供の頃から大嫌いだったんです。プール滅すべし。
  GM  : えーと、ではプールの反対側にイヴが。プールの上に鎖に繋がれたアンジェリカがいます。
  クレダ : プールの水に手を入れると煙が… こ、これは硫酸プール!? なんて外道。
  GM  : ついでにプールの中にはトループが潜んでいマスが気にしないでください。
  クレダ : おおー。まあトループがいないとさすがに厳しいですよね。
  GM  : 逆に言うとアダムは見当たりません。         イヴ「お待ちしておりました」         アンジェは鎖に縛られて気を失ってプールの上に釣られています。         いや気を失ってるかどうかはわかりませんが。
  クレダ : 「もぐもぐもぐ、お待たせー」         ちゃんと喉を通るときに魔術で食物を分解してから飲み込むので、吐き気は起こしません。         「さすがにコンビニのパンだとチーズに負けますね…。よく醗酵したフランスパンならもっといいのに。          あ、食べます? まだいくらかありますよ」
  GM  : イヴ「このような場所でなければお菓子を一緒にできたのですが」
  セイバー: 『それで、どんな用であるか?』
  GM  : イヴ「そうですね。もう半分用事はすんでいるのですが……まずはこの方の身柄から処理しましょうか。            彼女は先程の戦闘でアダムが捕縛しました。あなた方の御仲間でよろしいですか?」
  クレダ : 「仲間っていえば仲間ですね。もっとも、私にとっての仲間は、          あなたが思っているような関係ではないと思いますけれど」
  GM  : イヴ「一時的な共同体ということでしょうか」
  クレダ : 「そう受け取ってくださって結構です」
  セイバー: 『仲間っていうより、あれである。友達であるな!          マスターは素直じゃないからそういう事恥ずかしがって言わないのである!』
  クレダ : 「たとえそうであっても、それをここで言わないで…」         眉間に手を当てて言う。
  セイバー: 拙は直情・豪快・短気であるので、喋る機会があるなら率直に言うのである(笑)
  クレダ : しくしくしく。(笑)
  GM  : イヴ「そうですか……それは思ったよりお高い札ですね」
  クレダ : 「高い? プライスレスと言って下さい」
  GM  : イヴ「あなた方からこの方のために出せるものは何がありますか?」
  クレダ : 「えー…お金、情報、あと…教会での地位とか? うわぁすごい小物っぽい」
  セイバー: 『むぅ。拙の所有してるのとなると、この着ぐるみくらいしか…』         と、物凄い渡したくなさそうに出すのである。
  クレダ : 「どうだ、私についてくれば金も地位も思いのままだぞ!          一度言って見たかったけど、こんな状況で言うことになるなんて」
  GM  : イヴ「はあ……この聖杯戦争中のことで結構です」
  クレダ : 「結構も何も、逆に選択肢狭まってるじゃないですか」
  セイバー: 『うーむ?あ、そうであるな、じゃあ、今ならアレができるのではないか?マスター』
  クレダ : 「アレっていうと?」
  セイバー: ほら、ネイビアHP0状態で殺さずにしておくっていうアレ(笑)
  クレダ : わ…わかってはいたけど、やっぱりソレ?         アダムをスルーしてそれをやるのはハードル高いなあ。どうしよう。
  セイバー: ぶっちゃけ、聖杯が駄目だった時ネイビアが生きてないとユイが助からない確率上がるであるから、         ネイビア生存は必要であるな。
  クレダ : まあ、アダムをなんとかできなければ、ネイビアに手すら届かないのが実情ですけどね。         ともあれ、ここで仕掛けるよりはいいか。
  GM  : 別に仕掛けてもいいんじゃね?(笑)
  クレダ : 本当にアンジェなんてどうでもいいと思ってるならそうしますよ。
  GM  : イヴ「ところで一つお聞きたいんですが」
  クレダ : 「はあ、なんでしょう」
  GM  : イヴ「この方、どうして死なないのか、知っていたら教えてくれませんか?」         アンジェを指して。
  クレダ : 「え、そうなの? アンジェがロリ体形なのってGMの趣味じゃなかったんですね」
  GM  : イヴ「いえ、正確に言うと―――既に死んでいるのですが」
  クレダ : 「あー…なるほど?」
  GM  : イヴ「ですがバーサーカーは脱落していないのが何故なのか」
  セイバー: 『んー。つまり、どういう事であるか?』
  クレダ : 「なら、こういうことでは? 彼女は最初から死んでいた」
  GM  : イヴ「そうですね。この方は最初から死んでいました。これでも魔術で損傷を回復したんですよ。            ですがアダム曰く、バーサーカーは倒していないとのことです」
  セイバー: まぁ、死徒化というか魔法少女化であるかな。
  クレダ : ですかね。
  セイバー: 下手すると第三魔法、魂の物質化に片足突っ込んでいるくらいでないか? ほら、ソウルジェム(笑)
  クレダ : かなりいいとこまでいってたかもしれないですね。
  GM  : イヴ「マスターだけが死んだというのなら別にいいのですが、            何故バーサーカーはそのまま襲ってこなかったのでしょう。            ですから私は、彼女が『心臓』だけを別の場所に隠していたのだと思っています。            まあ御存じなかったならいいでしょう……話を戻しましょうか。            簡明に取引をしましょう。この方を引き渡しますから、代わりにセイバーをいただけませんか」
  クレダ : 「えー? 引きわたすっていうか…死体なんでしょ? というかそもそもセイバーと?」
  GM  : イヴ「そうですね」
  セイバー: 『む?拙であるか?うーん。しかし、拙はマスターを守ると誓っているであるからなぁ』
  クレダ : 「ごめん、なんでセイバー? そんなことしたら、食費が倍かかりますよ。やめておいたほうが…」
  GM  : イヴ「なんでと言われても。単純にあなた方が私を殺しに来ているのと、ネイビア様に対処するためですが」
  セイバー: 『ふむ?あ、そうそう、一つ聞きたいのであるが、これは【イヴ個人の望みによる会見】であるか?』         さくっとネイビアも聞いてるかどうか、聞くのである。         『拙、あんまりあのネイビアという男は好きじゃないであるからな』
  GM  : イヴ「そうですよ。これは私個人の会見です」
  セイバー: あぁ、ならあれであるな、ネイビア殺すのは不味いので、HP0で行動不能にしておく事話すであるか(笑)
  GM  : イヴ「前にもお話ししたでしょうが……            ネイビア様はアダムに対して絶対命令権があるのと、私の令呪を所有していますから」
  クレダ : そうですね。
  セイバー: 『うむ。ぶっちゃけると、拙ら、ネイビアは殺したら不味い理由があるのである。          まぁ、逆に言えば生きてればいいのであるが』
  クレダ : 「なので、うまく昏倒させられたらいいなー、と思ってます」
  GM  : イヴ「私もぶっちゃけますが、最低でもあの方の令呪だけは浪費させたいのです。            だからまあ、適当に船に乗り込んだときに私とアダムがいなければ令呪を使うと思っています」
  クレダ : 「それこそ、アダムが外に出払っている時に船を攻撃すればいいんじゃ?」
  GM  : イヴ「ええそうですね」
  セイバー: 『ふむ、なら今からカチコミかけるであるか?          ある程度離れた所から、イヴに場所教えてもらって剣叩き込んでみるであるか?』         今、天目は居るであるよな。なら、千里眼譲渡が可能であるから、狙撃も可能である(笑)
  クレダ : スナイパーモード。
  GM  : イヴ「今すぐはやめてください。アダムが船の護衛についていますから」
  セイバー: 『あと、昏倒させるのは構わないであるが、殺したら駄目なのである。そこら辺は約束できるであるか?          まー、腕一本斬り飛ばすくらいなら傷口塞いでOKであろうが』
  GM  : イヴ「正直あの方が生きる意味はあるのでしょうか」
  クレダ : 「一応、教義として殺人はNGなんですけど…」
  セイバー: 『こちらの都合であるなー。昔、あの男が施術したらしき少女の健常化が目的である』
  GM  : イヴ「まあそこはわかっていますよ。どちらにしろセイバー、貴方ではネイビア様を殺せないでしょう」
  クレダ : 「…まあ、“連中は人間じゃないから”って言って異教徒殺してた時代もあるわけですが」
  セイバー: 『お?たしかに拙は怪物相手でないと力がガタ落ちであるが、そういう装備でもあるのであるか?』
  GM  : イヴ「別にネイビア様が強いわけではありませんよ。単に貴方の性格を考慮しただけです」
  クレダ : (よまれてる?)
  GM  : イヴ「ああそれから確認しておきたいのですが。あのライダーを倒したという宝具は使用制限はあるのですか?」
  セイバー: 『うむ。というか、もう使えないであろうな』
  クレダ : 「もしかしてアレに期待してますか?」
  GM  : イヴ「そうなんですか……残念です」
  セイバー: 『拙的にもアレは使えたとしても使いたくは無いのである。というか、使うと多分逆に不味いであるぞ?』
  クレダ : 「そのままバーサークしそうですもんね。関係者は全員死亡、とかになったら目も当てられません」
  GM  : イヴ「心に留めておきます。なかなか王手飛車取りはありませんね」
  セイバー: 次で単独行動A+++取るであるからな、自動回復20点と言わせてもらうのである(笑)
  クレダ : そうなったら私は国外へ逃げますからね。ん…? いえ…なんでもないです。
  GM  : イヴ「さて。これ以上話しても二度手間になるだけですね」
  セイバー: 『いや、警備についてない時間帯はいつであるか?』
  GM  : イヴ「だから二度手間になりますから……明日の朝でいいと思いますよ。私とアダムはホテルにでも泊ります」
  セイバー: 『解ったのである』
  クレダ : (しょうがないなぁ)
  GM  : イヴはポーションみたいな薬瓶を取り出します。
  クレダ : 「わかったでワン」
  GM  : イヴ「それでは契約をしましょうか」
  クレダ : 「契約書お願い」
  GM  : イヴ「ええ、これが契約書ですよ」         薬瓶を突き付けると、その表面に令呪が一画、浮かび上がります。
  クレダ : 「最近の技術はすごいですね。水に字を書けるなんて」
  GM  : イヴ「愛の記憶よ、消えされ―――――『忘却薬(ルールブレイカ―)』」         セイバーに作用!
  セイバー: む?問答無用であるか?
  GM  : いえもちろん抵抗判定があります。セイバーから何かが抜け、薬瓶に吸い込まれていきます。
  セイバー: 『うむ?』
  GM  : なおこれは姦計の一種です。魔力+対魔力+魔術で抵抗してください。         25an5         (ころころ……) [2,5,5,6,3,1,6,5,3,5,6,1,2,4,1,4,1,5,6,6,4,3,2,5,3] = 20
  セイバー: 魔力しか無いであるな(笑)
  GM  : 以外ですがセイバーには弱点姦計はなかったんだね。
  クレダ : えーと。カリスマは足せますね。あと、魔術ってどの魔術でしょう? 防御魔術?
  GM  : 魔術なら何でもいいです。
  セイバー: まぁそれでも15ダイスであるから、無理である。
  GM  : では判定不要のイベント扱いで行きましょう。         青白いのものが薬瓶に吸い込まれていくと同時に、セイバーの中から、記憶が消滅していきます。
  クレダ : おうっふ。
  セイバー: 『おおう!?』
  GM  : それは今日の記憶。クレダと過ごした時間。
  クレダ : くっそ。悔しいけど面白いことを。
  GM  : お互いに夢で交わした会話。あと数秒で、セイバーは召喚時の状態にリセットされます!
  セイバー: ん。其処はちょっと待つである。
  GM  : うむ。正直イベント的な効果なんで、割と柔軟に対処するつもりはあります。
  セイバー: 厳密に言えば、『夢でマスターと会話したのは拙ではない』のである。
  GM  : あ、そうか。じゃあセイバーでないものが残る可能性はあるな(笑)
  セイバー: つまり、最初っから夢の会話とか拙は知らないのである(笑)
  GM  : じゃあ夢はなしで(笑)
  セイバー: 『む、む、む…うむ?はて。拙は何故此処に居るのであったか?』
  GM  : もう効果完了でいいのか?(笑)
  クレダ : 「ちょっと、セイバー? どうしたんですか?」
  GM  : イヴ「サーヴァント、セイバーですね。            貴方は聖杯戦争のために、私に召喚されたサーヴァントです」
  セイバー: んん、そこであるが、魔力の繋がりも向こうであるか?
  GM  : セイバーの契約の繋がりは、プールの向こうにいる女性に繋がっています。         うむ。クレダからセイバーへの繋がりはぶっつり切れてる。
  セイバー: 『ふむ。たしかに拙はセイバーであるな。えーと。          魔力の繋がりは向こうであるから、マスターは向こうであるか!』
  クレダ : 「はぁ!? いや、あの人、普通にサーヴァントですよ?」
  GM  : イヴ「私自身もサーヴァントであるため変則的な召喚になってしまいましたが」
  クレダ : 「まあルール的には問題ない…の?」
  GM  : イヴ「今は聖杯戦争の中盤です。説明をしますから、ここから移動しましょうか」
  セイバー: 『マスターなのにサーヴァントであるか?ふむ、なんだか随分おかしな状況であるな!』
  GM  : イヴ「そうですね。私のことはイヴ……と読んでください。クラスはアサシンです」         まあ原作でもサーヴァントのくせにサーヴァント呼んでいたやつはいた。
  セイバー: 『ん?いや、マスターはマスターであろう?』
  GM  : イヴ「もちろんそれでもいいですが。好きなんです、その名前が」
  セイバー: 『ふぅむ。主義主張の問題であるか。なら、拙もマスターと呼ぶのは譲らないのである!』
  クレダ : 「あのー。無視しないで欲しいんですけど〜」         と、背景で手を振ってみます。
  GM  : イヴ「ああ、クレダさん。お友達はどうぞ、お返ししますよ」
  クレダ : 「…。くくっ…、なんだかものすごい敗北感が」
  GM  : イヴ「わかりました。それでは明日の朝、ある船を沈めてほしいのですが……もちろん人を殺す必要はありません」         とかいいながらイヴとセイバーはプールを出て行きます。         というわけでしばらくセイバーはNPC扱いになりますがご了承ください。
  セイバー: 『ふむ?そちらの人はクレダというのであるか?此処に居るのなら関係者であるであろうが』
  GM  : イヴ「彼女は聖堂教会の人間で、お友達を引き取りに来たんですよ」
  クレダ : 「引き取りっていうか脅迫してたんじゃないですかぁー!」」
  セイバー: 『成る程!そうであったか!というか、何であんな事をしてるのであるか?鎖で縛られてるのである』         と、アンジェを見るである。
  GM  : イヴ「正直ノリと勢いでした。今すぐといてあげましょう。            ……と思いましたが沈むとまずいですね。まあ適当にどうぞ」
  クレダ : 「あと、トループもちゃんと下げておいてくださいね」
  GM  : イヴ「はい……ああ、それから。貴女はリタイアした方がいいと思いますよ」         イヴが指を鳴らすとプールの中のトループは消え去ります。
  クレダ : 「つーか私泳げないんですけど! 知っててやってるでしょ!?」
  セイバー: 『ふむ、ならば、手伝うのである。どれどれ』 (ざっぽざっぽ。しゃきん。とすん)
  クレダ : 「あ…ありがとう、セイバー」
  GM  : ぐったり>アンジェ
  セイバー: 『うむ、どうという事もないのである!』         がっしょん、と胸を叩くのである。で、クレダに渡すのである。
  クレダ : ぐっ…。いつもと変わらないやり取りに胸をえぐられます。
  セイバー: 『まぁ、事情は詳しく解らないであるが、多分マスターも事情があるのであろう。          あんま嫌いにならないでくれると嬉しいのである!』
  クレダ : 「…私はいつだって、無理矢理やらせるのは嫌いです。たとえ理由がなんであれ…」
  GM  : イヴ「まあ色々ありましたが……申し訳ありませんが。            前の約束が全く履行されなかったので、信用できませんでした」
  クレダ : 「ごめん、正直そこは期待してなかった」<信用される
  セイバー: まぁ、そこはしょうがないであるな(笑)
  クレダ : ですよねー。
  GM  : というわけでイヴとセイバーは立ち去りますが、いいですか?
  クレダ : そうですね。じゃあすごすごと引き下がります。キャインキャイン。
  セイバー: まぁ、イベント有るとしても夢であるな…(笑)
  GM  : ではシーンカット……するとまずいですね。         まあシーンカットしますが、深夜のうちに行動したいことがあるでしょうから         時間は進めないでおきましょう。牛歩戦術取らなかったし。         ではアサシンの宝具を公開します。 『忘却薬(ルールブレイカー)』 種別:スキル 形態:単発 対象:対人 ランク A+ 相手が男性なら+発動 ダイスボーナス 10an5/20an5 追加効果  スキルアップ 魅了  洗脳/奪可  飲食が必要  特性切替2 MP消費5  大英雄シグルドの愛の記憶を消滅させた魔法の薬。  経口摂取のあと、真名解放によって作用し、犠牲者の魔力+魔術+対魔力と  アサシンの魔力+宝具によって対抗判定を行い、敗北すると効果を発揮する。  経口摂取した薬が効果を発揮するのは、一日以内。  人間に対しては、アサシンが使用時に設定した記憶を失うか、マスターとサーヴァントのような契約関係を構築できる。  サーヴァントに対しては元のマスターと繋がりを断ち、アサシンと主従関係を構築する。令呪一画が必要。  この時、前のマスターのことは忘却してしまい、召喚時に記憶が巻き戻る。  一人に対して一度しか効果がないが、適用している効果が切れれば再度使用は可能。  記憶を取り戻すには、この宝具を破壊するか、アサシンを打倒するか、ある程度の時間経過か、あるいは……   GM  : 彼女がアサシンである由縁の宝具。サーヴァントがサーヴァントを支配する、ルール破りの宝具です。         なんで原作キャスターはあんな宝具持ってたんだろう。
  セイバー: あぁ、菓子に混ざっていたであるな。
  GM  : そうですね。昼に食べたお菓子に入ってました。         あそこがネイビアの前でなければあそこで支配してたんだよ!(笑)
  クレダ : わたしナイスアクション。
  GM  : さておき。しかし、セイバーの記憶がリセットされたとなると、まず街巡りをされそうだな……
  セイバー: まぁ、知りたい、食べたいであるからな(笑)
  GM  : じゃあ船襲撃は昼にずれ込む? いや下手すると夜にずれ込む……(笑)
  セイバー: いや、船襲撃先にやってくれって言うなら先にやるであるが(笑)
  クレダ : じゃあその間、たった10日間の付き合いとはいえあっさりセイバーに捨てられた傷心の私は、         「もう聖杯戦争なんてやめようか…」と教会に引きこもる         こうしましょう。
  GM  : それはリタイア宣言ですかあ?(笑)
  クレダ : だがここでいつまでもくすぶってるような私じゃない!         筋が通らなきゃ教義次第でなんでもやってのける命知らず、         不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、私特攻司祭くれぽん。
  GM  : まあGMとして予告しておきましょう。このまま予定が進めば『昼』に船が沈みます。         いややっぱり夜かな……セイバーの意見がそのあたりは割と左右する可能性はある。
  セイバー: 正直に言うと、ネイビアが最低限生きてるなら別に船沈んでも構わんのであるよな…(笑)
  GM  : 寝る時間を考えると『夜』のほうがいいか。では『夜』に船が沈みます。         時間に余裕が出来たところで10日目終了しましょうか!         まあイヴだって、セイバーがいる限りネイビアを殺せないのはわかってる。         クレダは身の振り方を考えておいてくださいね。         とりあえずアンジェリカの死体はどうする?
  クレダ : あれ、本気で死んでるんですか?
  クレダ : っていうか動かない?<アンジェリカ
  GM  : 動かない。
  セイバー: あ、マスターである、という事は、今、拙のデータはイヴ知ってるという事であるな?
  GM  : マスターであることがすぐ理解につながるわけではないですから、         そのあたりは改めて会話をすることになるでしょう>データ
  セイバー: 解ったのである>データ
  クレダ : じゃあ、倒壊したホテルの付近に寄ってから教会へ戻ります。心臓をさがすため、ですね。
  セイバー: 元ネタであると、100m以内であったな。
  クレダ : アンジェリカを背負って夜道を歩く。ああ、なんで私、歩いてプールまで行ったんだろう。         「………重い」         元々体力はないし、拒食症のせいで筋肉もほとんどないから、力仕事はものすごく苦手だった。
  GM  : うーん……それならアンジェリカのシーンだけやっておこうか。