第三次月詠聖杯戦争九日目 深夜パート4
GM : アーチャー「も……モンスター――――!」 クロウ「あ、死んだ」 アーチャー「よくも我が友を――――許さん! 貴様ら、絶対に許さん! 地獄で彼女に詫び続けろおお!」
クレダ : 「…いつでもいい。同じ言葉を…あなたが殺した者にも言ってあげてください。 ただ、“すまなかった”と」
GM : カッとなって後で後悔するスイッチが入ってしまったので 黄金船の中央が開き、再び巨大な矢が姿を表します。 アーチャー「滅尽滅相―――『獄炎秘めし災厄の矢(アグネア)』!」 43an5+28 (ころころ……) [5,6,6,2,4,(中略),2,2,1,2,6]+28 = 64 どごおおおん!
セイバー: MP足りるのであるか?
GM : MPなんて重要なことじゃない。ごめんなさい嘘です。
セイバー: HPで支払ったとしても、足りるかどうかの話である(笑)
GM : とりあえず初撃より達成値は14ほど減ってます。問題はどう対応するかですね。
クレダ : あと、待機していた私の行動は。
セイバー: で、あるな。
GM : は! 確かにクレダは待機していたので行動できる。
クレダ : …セイバー、カウンターできますか? このラウンドで落とせないと藤河さんが落ちます。
セイバー: 最初からこうであったなら、先ほど鎧使わなかったのであるが(笑)
GM : 籐河「やべえええええ! 死ぬ!」 ランサー「くっ……せめて、マスターだけでも!」 アンジェ「…………」
セイバー: ヴォーパルは鎧着てないと使用不可能なのである。
GM : おいらも鎧脱いでまでいじめるとは予想外だったよ(笑)
セイバー: いや、其処はちゃんと苦しまないよう一撃目で聖杯に送る優しさであるぞ?(笑)
GM : そんな優しさは……そもそも2撃じゃないか(笑)
クレダ : GM、攻撃専念は防御判定ができなくなるんですよね?
GM : いやそんなことはないですよ。
セイバー: というか、戦場飛び越えてくるなら事前に言っておいて欲しかったであるな。結構ガチで。
GM : そうですね。ただ、狙撃が可能というのと、このシーン全体が対象になること、二重の意味で射程には入ってました。
クレダ : あっと。この場合、アーチャーは攻撃専念してませんね。私がおとすのはムリか。
GM : どう計算してもアンジェしか対応できないなんて…NPCが活躍するなんてのもあれだしそっちで頑張る?(笑)
クレダ : そもそもアンジェが助けるかどうかという問題がですね…
セイバー: いや、ぶっちゃけ1騎くらいはNPCが落としてもいいと思うであるが…(笑)
クレダ : 今のところ全騎こちらが落としてますからね。
GM : じゃあアンジェが対応するか……アンジェ的にもしたくないけど(笑) アンジェ「仕方ないね……クレダちゃん、バーサーカーを回復して。それから眼を閉じて、耳を塞いで」
クレダ : 「…アレですか」
GM : アンジェ「そう。対結界爆破宝具……ここには陣地はないけど、霊地だからまあまあ効果は望めるから」
クレダ : 「気を遣ってくれてありがとう」
GM : アンジェ「急いで! 対界宝具が来る」
クレダ : 分割思考から回復魔術を行使します。分割思考+、魔力開放5、達成値分HP。 15an5+10+1an1 バーサーカーと私。 (ころころ……) [5,6,1,4,6,3,3,1,2,5,6,3,1,6,1]+10+[4] = 21 バーサーカー21、私−5。あとどれくらい〜?
GM : ダメージっていうなら80点ほど食らってますが?(笑) まあさじ加減はクレダの一存でいいですよ。
クレダ : こっちもつらいのにー。まあ、助けてくれるんですし、礼をつくします。 15an5+10+1an1-5 同じ行動をあと2回。 (ころころ……×2) = 16 , 18 50点回復。HP−9、MP−15。 MP足りないので分割思考+を一部HPから支払い。
GM : たぶん大丈夫だろう。 アンジェ「令呪を以って命ずる……その忌々しき宝具を開帳せよ、バーサーカー!」 バーサーカー『ウ、オオオオオ!!!! 我こそは神の愛、我こそは神の罰。我こそは神の炎なり』 バーサーカーの炎の羽がさらに激しく燃え盛り バーサーカー自体が炎の柱、炎の剣になっていきます。
クレダ : (…覚えている)
GM : バーサーカー『煉獄よ、咎人を焼きたまえ――『神の炎(ウリエル)』!』 その炎の剣が地面に突き刺さり そして地面がたわみ―――――膨大な炎が間欠泉のように吹きだす! ごばああああああ! その炎はまさしく、クレダの街を焼き尽くした煉獄の炎です。
クレダ : (崩れる街を。燃え上がる人々を。 鼓膜を破るかという轟音を…空気の焼ける匂いを)
GM : 罪ある者の魂を焼く炎。
クレダ : 罪ですか。
GM : 単発対界宝具です。
クレダ : 「忘れてた…私」 罪、罪、罪。罪があったら殺してもいいのか。憎かったら殺していいのか。 悪かったらどうすればいいのか。 救いなんてあるのか。 「わからない…けど」
GM : 34an5+30an5+10+5an5 (ころころ……) [4,5,2,4,4,(中略),5,3,3,2,1] = 64 ラックをねじ込む。 12an5 (ころころ……) [1,6,6,4,1,6,6,5,3,3,3,1] = 8 出目悪いなおい(笑) 4an5 (ころころ……) [1,1,2,2] = 4 76成功。
クレダ : 「もう、忘れない…この気持ち」 ――忘れない。何もできずに殺される理不尽への怒りは。決して
GM : アーチャーの攻撃力32で、96 バーサーカーの攻撃力24で、100 4差でアーチャーにダメージ。 もちろんアーチャーは有罪防御無視が適応されるので素通し。 ぎりぎりまでつぎ込んでいたので、それで死亡……です。 アーチャー「う、うあああああああああああ!」 アーチャーが、浄罪の炎に焼かれて、ヴィマーナと共に墜落して行きます。 アーチャー「ああ……仇を取れなかった……ごめん、ごめん、モンスター……」
セイバー: 「マスター、大丈夫であるか?」 くいくい、と袖を引っ張るのである。
クレダ : 「……大丈夫。今がどういうときかくらい、わかってます」
GM : アーチャー「けれど……ありがとう……僕はまた、同じ過ちを繰り返すところだった…… 僕が殺した全てのひと―――――ごめんなさい、ごめんなさい、 ごめんなさい……僕はまだ、贖いが、足りない―――― やっぱり僕は、聖杯なんて、望むには、罪深過ぎた――――」 きらきらと、ヴィマーナと共にアーチャーが分解していきます。 そして、消滅。
―――――――アーチャー、アシュヴァッターマン。脱落。
GM : 戦闘終了です。同時に黒雨とBSも解除されます。 籐河「……ぷっはあ! あっぶねえ……死ぬかと思ったぜ」
クレダ : ところで、戦闘とは別に、深夜としての行動もできますよね。
GM : というと? まあ魔術行動ぐらいならいいですが。
クレダ : 回復したいだけです。
GM : いいんじゃないですかね。
クレダ : じゃあ、お疲れ様会をかねて分割思考から回復魔術をこの場にいる全員に。達成値の半分HP回復ー。 …分割思考+にしておきましょう。 15an5+1an1 (ころころ……) [5,4,3,6,2,3,5,2,4,6,6,6,6,2,3]+[4] = 10 つぎ、MP−。 15an5+1an1 内容同じ (ころころ……) [3,6,5,3,5,2,1,5,2,2,6,5,6,4,5]+[4] = 12 5点6点。最後はHPですね。内容同じ。 15an5+1an1 (ころころ……) [1,6,1,1,2,5,5,2,6,5,1,5,1,3,1]+[1] = 14
セイバー: HP12、MP6点回復であるな。
クレダ : 回復量は大したことないけれど、全体回復なことに意味がある…と信じる。
GM : 籐河「さんきゅー」 ランサー「……ありがとう」
クレダ : 最後に瞬間魔眼で自分のMPを達成値の半分。 12an4 (ころころ……) [2,2,5,1,2,3,5,1,4,6,5,3] = 8 まあHPは、黒い雨の継続ダメージ分が消えたぐらいですね。
クレダ : 「本当は戦闘中にやりたかったんですけれどね…余裕がありませんでした。すみません」
GM : なおバーサーカーは既に消えています。 アンジェ「ウェヒヒヒ。アレを見て大丈夫だった? クレダちゃん」
クレダ : 「最低の気分です」
GM : アンジェ「特に今まで忘れてたんじゃね」
クレダ : 「…自分が許せません」
GM : アンジェ「前にも言ったけど……忘れていたなら、それでいいと思うよ。 あんなものを覚えていても、新しい人生には何一つプラスなんてない。 リタイアしなよ、クレダちゃん。私もその方が助かるしね。ウェヒヒ」
クレダ : 「…あの時、死んだ人たちに対しての、答えだっていうんですか? “あなたたちは運が悪かった。産まれてきたのが間違いだった”って? それが答えだというんですか…アンジェリカ。この世界の魔術すべてを否定して」
GM : アンジェ「…………」
クレダ : 「私ね…ずっと、あなたがうらやましかったんですよ。 責任のある立場で、役目を果たしながら、尊敬を集め、きちんと実力もある… …でも、もしかしたら。そんな目が、あなたを追い詰めていたのかもしれません」
GM : アンジェ「……そんなこともあったね」
クレダ : 「ただの、普通の女の子として、喫茶店でジェラートを食べたり、 木陰で犬と遊んだりする幸せを望んでいたのだとしたら… …私、そのことに気付けなかった。ごめんなさい。 でも…だけど。 あの街での思い出には、悲劇しか残らなかったのだとしても。 その“全てが間違い”で、だから“無かったことにしてやり直そう”だなんていうのは… ………いやです。私」
GM : アンジェ「もう全部、”終わったこと”なんだよ。クレダちゃん。 終わったものを救おうとしてるんだから―――やり直す他にはない」
クレダ : 「終わっていたら、無かったことにしてもいいんですか? それは救いなんですか?」
GM : アンジェ「私は無理を通そうとしている。終わったものを救おうとしている」
クレダ : 「そんな…そんな酷いことが救いなんですか?」
GM : アンジェ「それならクレダちゃんは、あんな炎に焼かれる最後が、あの子たちの運命だったっていうの? そんな運命は認めない。 だから私は――――聖杯を得て、座に至る。彼女たちを、死ぬ前に救う守護者になる」
クレダ : (…マリーザ先輩。オリヴィア。ごめん。でも…) 「…あの街での悲劇をゆるすことはできません。でも、同じように。 聖杯を使って未来を捻じ曲げようとするあなたも、認められません」
GM : 過去じゃなくて未来?
クレダ : 未来、です。過去があって、未来があるんですから。
GM : アンジェ「未来? 私が許せないのは過去、だよ。あるいは今、かな……」
クレダ : 「あなたの思い通りの過去を作ることで、悲しむ人が生まれないと言い切れますか?」 私は正義の味方じゃない… みんなを守ることのできる、ただひとつの正義なんて持ってはいない。
GM : アンジェ「とりあえず私のお爺ちゃんあたりは悲しんでもどうでもいいけど。 たしかに、他に悲しむ人は生まれるかもしれないね…… けれど、それあの子たちが悲劇を受けるのは、どう考えたって間違ってる」
クレダ : 「酷いことをあえて言いますけれど…それはあなただけの気持ちです」 いや…気持ちじゃなくても。それは単に、“自分は正しい”という理由付けにすぎない。
GM : アンジェ「本当にひどいね……死人に口はないから?」
クレダ : 「死人だけじゃなく、誰も言わないからです。 この世界は間違ってる。このままじゃいけない、って」 でも、こういう思想の人が原理主義とか過激派に走るんですよね… このままじゃ駄目だとわかっているけど、どうすればいいかはわからない。…ひどい話です。
GM : アンジェ「私は言うし、私が言うよ――――こんなの間違っている」
クレダ : 「“誰かがなんとかしないと”…じゃ、きっと駄目なんです。 “みんなで、なんとかしないと”。何も変わらない。 世界はたくさんの人でできているから」
GM : アンジェ「あのことで生き残ったのは、私とクレダちゃんだけで。覚えていたのは、私だけだった」
クレダ : 「…はい」
GM : アンジェ「別に責めてるわけじゃないよ。新しい人生を歩むなら、忘れてしまえばいいことはきっとある」
クレダ : 「いえ。…助けてもらえなかったら、私はもう生きていなかったでしょう」 命の恩人に、何を言ってるんだろう。私。 責めて…否定して。 友達じゃなかったのか。
GM : アンジェ「生きていて―――あのとき、私、クレダちゃんにいったよね。 それだけだよ。生きていてほしい。それだけだよ……私が貴女に、そしてみんなに、望むことは」
クレダ : 「なら、私が望むのは。 生きてるっていいこと、だって。みんなが思えることです。 私達だけじゃなく…世界中の誰もが。 誰もが…一緒に生きられることです」 それがどれほど難しくても…。 「あなたに救われた命の…これが、私の答えです」
GM : アンジェ「それじゃあなんで、私の願いを否定するの?」
クレダ : 「あなたの願いのすべてを否定するわけじゃありません。ただ、荒っぽすぎるんです」
GM : アンジェ「あの子たちが、あんな死にかたをしたままで……いいっていうの?」
クレダ : 「そもそも、聖杯がまともに使えるかどうかもわからないのに…」
GM : アンジェ「それはわかってるよ。ダメだったら次を当たるまで。 私は今までそんなことばっかり繰り返してきたんだから…… そのせいで、色々悪評ばっかり買っちゃったけどね。ウェヒヒヒ」
クレダ : 博愛精神は難しいですね。誰か一人を優先したら、“博”愛じゃなくなってしまうんですから。 「はあ…。…無茶しすぎです。 首が絞まってくると暴走するところは相変わらずですね」
GM : アンジェ「さすがに何十年も研究する気にはなれなかったからね。それが一番手っ取り早かったんだよ」
クレダ : 「でも、なかなか上手くいかなかったんじゃないですか? それはね…、一人でなんでもしようとするからですよ」(まあ、人の事言えないけど…)
GM : アンジェ「私用だからね。一人でやるのは当たり前だよ。
もう一人の生き残りはきれいさっぱりそのことは忘れてたしね。ウェヒヒ」
クレダ : 「………(き、傷つきますね)……ごめんなさい。 じゃあ、お詫びの代わりに…これからは二人でやりませんか。 た、だ、し… 聖杯で無理矢理願いをかなえるのだけは駄目です」
GM : アンジェ「その話はまたにしようか。今日はもう疲れたし……まだ意見の相違があるみたいだしね」
クレダ : 「…そうですね」 でも…この点で同じ意見になることは、決して無い気がする。妥協はできても。 それでも、結論を先延ばしにしてくれるのは、アンジェの優しさなのだろう。 「アンジェリカ。…本当に、ありがとう」
GM : アンジェ「……貴女がそう言ってくれるなら、私は頑張れるよ。 お礼目当てでやってるわけじゃないけどね。ウェヒヒ」
クレダ : 「奇遇ですね。私もです」
GM : アンジェ「明日はまた深夜に集合でいいかな?」
クレダ : 「ええ…」
GM : アンジェ「それじゃ。集合場所はメールで送るね」
クレダ : …次は、アダムですか。
GM : アンジェ退場でいいですか?
クレダ : はい。 (……夜。夜が明ける…) 「長…かったなぁ。今度は………」
GM : 籐河「なんか色々あるみたいだな……」
クレダ : 「人生ですから。みんな、お互い様…ですよ」
GM : 籐河「まあ俺達も帰るか……よかったらうちに泊まるか? 寺だけど」
クレダ : 「…気持ちは嬉しいですけど、ちょっと、やらなきゃいけないことがありますから」
セイバー: 「おう?そんなのあったのであるか?」
クレダ : 「抜け駆け防止」
GM : 籐河「ああ……つーか深夜じゃなくて夜でいいんじゃね?」
クレダ : 「ええ、念のためですよ…念のため。 一応、アダムとイブとは、約束がありますし。 それに、相性の悪い私達だったら、単騎で戦いを挑んでも勝てないですからね」
GM : 籐河「まあほどほどにな…」
クレダ : 「まあ、鈴程度の役にしか立てないかもしれませんが…」
GM : ランサー「……そういえばなんか忘れてるような気がするんだけど、なんだっけ」
クレダ : クロウですね。もういいですあんなの。
GM : 放置(笑)
クレダ : いわゆるアレです、どうでもイイネ! ただし…これ以上妨害をするつもりなら、容赦しませんから。
GM : ランサー「まあ思い出せないならどうでもいいよね……帰ろうか」
クレダ : 「はい。今日は…ありがとうございました。お疲れ様」
GM : というわけで、シーンカット?
クレダ : セイバーが何か言うこと無いならカットで!
セイバー: ないであるな!
GM : 籐河「おう。お疲れ様……明日もまあ、妙な話だけど、頑張ろうぜ」
クレダ : 「はい。よろしくお願いします」