第三次月詠聖杯戦争八日目 朝パート2

8日目 朝 北区/病院


  セイバー: 鎧の防御点が最大35点になったのである!
  GM  : インフレの激しい世界ですね。
  セイバー: ただMPピンチなので、今は鎧30点なのであるが。
  GM  : ではおさらいどうぞ。
  クレダ : 自分以外全部滅亡! な宝具を持っていたライダーを倒し、ビリー君を南米のどこかへ隠遁させた私達。
  セイバー: 教会に行って父殿と会ったのである!報酬はお金なのである!         イブと話したである!これからランサーとお話である!
  クレダ : 今、常備点は10点でしょうか。車が2点ですから。
  GM  : 財産点ですよ!
  クレダ : すいません。その通りです。
  GM  : では
  クレダ : 病院へ向かっていたんでしたっけ。
  GM  : 北区の病院につきました。
  クレダ : 「………う。病院は、あまり好きではないのですが…」
  セイバー: 『しかし病院であるか?誰か入院しているのであるか?』         もっふもっふ。兎の着ぐるみ姿である。
  クレダ : ああ、いつもの姿に戻った。なんだか安心しますね。
  GM  : 入口のバス停で籐河が座っています。         籐河「よう」
  クレダ : 「おはようございます…昨日はどうもありがとうございました」
  GM  : ランサー「連れてきたよ、トーガ」
  セイバー: 『おはようである!』
  GM  : 籐河「わざわざすまんな」
  クレダ : 「いえ…」         ものすごく眠いので目をこすりながら答えます。あくびをごまかすのでせいいっぱい。
  GM  : 籐河「んじゃ、行くか」
  クレダ : 「え、どこへです?」
  セイバー: 『うむ、解ったのである!して、何処へであるか?』
  GM  : 立ち上がり病院の受付に行きます。
  クレダ : 「…??」         すたすたと病院の中へ入っていきます。         病院特有のにおい――消毒薬のにおいは、最近の病院では、あまりしない。
  GM  : 籐河「見舞いだよ」
  セイバー: 『おおう。お見舞いであるか。しかし拙らは何も持ってきてないであるぞ?』
  GM  : 籐河「いや、いらねえ。あとお前は来なくていいから、ランサーと待ってろ」
  セイバー: 『えーである』
  GM  : ランサー「庭にいようか」
  クレダ : 「いってらっしゃーい」         頭がまともに働いてないので、自分もまっていろということだと勘違いします。
  GM  : 籐河「いやあんたは来いよ」
  クレダ : 「ええ? な、なんでですか?」         と言われつつ引きずられていきます。
  セイバー: じゃあ、拙はこっそりついてこうとしてばれてランサーに引っ張られていくのである(笑)
  GM  : 籐河「取って食いやしねえからよ」
  クレダ : 「こんな朝に、人の多いところでそんなことされたら、逆にびっくりです」         ただし性的に食べる場合を除く。
  GM  : というわけで、病院の個室にやってきました。こんこん。         なかのひと「どうぞ〜」         籐河「邪魔するぜ」         中には、ベッドに半身を起した少女がいます。ふわふわショートヘアで中学生ぐらい。
  クレダ : いぶかしげに、入り口のドアのところから、その子のことを見ます。
  セイバー: ホーリンはロングヘアであったか?
  GM  : 少女「わーいお兄ちゃんだー……あれ? 知らない人?」
  クレダ : 「はじめまして、クレダと申します。シスターのようなものをしています」
  GM  : 少女「赤座結衣でーす。病人のようなことをしていまーす」         籐河「それは職業じゃねえ!」         少女「えへへ〜」
  クレダ : 藤河さんの流れるようなツッコミを見て、“ああ、この二人、親しいんだ”と悟ります。         白く、清潔な室内。窓からは、いっぱいの太陽が降り注ぐ。しかしクーラーが効いているせいか、思ったよりすごしやすい。
  GM  : 籐河「あー、クレダさん。こいつは俺の妹だ」
  セイバー: マスターにとっては義妹であるな!
  GM  : 籐河「血はつながってないけどな」         と付け加えます。
  クレダ : …ごめんセイバー、それどういう意味?(笑)
  GM  : 籐河の妹ってことはアンドレの娘ってことだからじゃね。
  セイバー: いや、トーガとマスターは義理のきょうだいであるから、ユイとも同じであろう(笑)
  クレダ : あ、あーー。そうでした。そのことを忘れかけてました。(笑)
  GM  : はいはい。
  クレダ : ビリー君や、ナターシャさんのことばかり考えていたせいですね。         (そういえば、ビリー君のことはちょっと甘やかしすぎたかなぁ…。          でも、誰か、優しくしてくれる人がいないとダメだよね。          この結衣さんにとっては、藤河さんがその“優しくしてくれる人”なんだろうか)
  GM  : 結衣「クレダさんは、お兄ちゃんとどんな関係なの〜?」         籐河「あー。説明が面倒くせえなあ」
  クレダ : 「シスター兼、学校のALTとして、新しく赴任する…かも、ということになってまして」         ALT=外国語指導助手
  GM  : 籐河「すげえいいわけだぜ…」
  クレダ : 「なら説明させないでくださいよ…」
  GM  : 籐河「いや。この人は結衣の身体を見てもらいに来たんだよ。な?」
  クレダ : 心の中では(な? じゃないから! っていうか先に言ってよ!)と思ってます。
  GM  : 結衣「そうなんだ〜?」         籐河「(ああ、一応結衣は魔術のことは知ってるからな。でも聖杯戦争のことは言わないでくれ)」(ひそひそ)
  クレダ : 「いえ、私、魔術系も含め、医学の知識はあまりないのですが…」         っていうか同じことを前にも言った気がする。         「(まあいいですけど…。それで私は何をすればいいんでしょうか)」
  GM  : 籐河「(すまんな。ここの医者はみんなさじを投げちまってよ。あんたの流儀で診断してくれないか?)」
  クレダ : (流儀)
  GM  : 結衣「お姉ちゃん司祭さんなんだね〜。ほいみ使えるの?」
  クレダ : 「ケアルもできますよ」
  GM  : 籐河「そうだぞー。ケアルラも使えるぞー」
  クレダ : 「いえ冗談ですから」(兄馬鹿…?)         …まあ、見るだけ見てみようとは思いますけれども。魔術判定すればよろしいのでしょうか?
  GM  : そうですね。
  クレダ : 15an5+1an1         (ころころ……) [3,2,3,2,3,2,1,6,4,3,6,4,5,6,2]+[3] = 12
  GM  : ふむ。ではまあ彼女が魔術的に改造されていることが分かります。
  クレダ : それ、見覚えあったりします? 具体的には、昨日の夜ネイビアから聞いたような。
  GM  : あるよ。クレダの流儀と同じです。いわゆる魔法少女。
  クレダ : 誰かの心臓とリンクしてたりするんですか?
  GM  : そういったことは特にないようです。ただ改造度はかなりのものですね。         明らかに寿命度外視系列。
  クレダ : エッセンスがかなり下がってるんですね。
  GM  : 下がってます。彼女の体が脆弱なのはそのせいでしょう。         以上の結果が分かりました。
  クレダ : (E〜Gの回路が全部並列から直列に置き換えられてる…。          あれじゃあ、造血器へのゆり戻しが無視できないでしょうに)
  GM  : どうしますか?
  クレダ : まあ…隠す理由もないですね。少し残酷かもしれないですが…         聞かれた事には、答えますよ。この子のいない場所でね。
  GM  : じゃあ廊下に出て会話ですね。
  クレダ : 「うーん、ちょっと検査の結果も見せてください。ごめんね、結衣さん。ちょっと失礼します」         とか言ってごまかして、退席します。
  GM  : 結衣「うん、ぼーっとしてるよー」         軽く結衣に断ってから二人が廊下に出ます。         籐河「どうだった? なにかわかったか?」
  クレダ : ところでGM。これ、重要な問題なんですが…
  GM  : はいなんでしょう。
  クレダ : この卓の魔法少女ってゾンビなんですか? それとも強化人間なんですか?
  GM  : 基本、強化人間です。
  クレダ : あと、強化したものを元にもどすことってできる?
  GM  : 無理。
  クレダ : なるほど。
  GM  : 無理って一言でいっちゃったね。わからないってところですね。
  クレダ : 「結論から言いますと、結衣さんはその…魔術的なレーシックを受けておられるようですね」         だいぶオブラートに包んだ…つもり。対人交渉能力に欠ける私には、これが精一杯。
  GM  : 「ババアから魔術の訓練を受けてるのはわかってる。やっぱりそれが原因なのか?」
  クレダ : 「内家と外家、といえば伝わるでしょうか」
  GM  : 「ああ、わかる。ただ、すまん。俺はあまり魔術に詳しくないんだ。結論だけ伝えてくれないか?」
  クレダ : …うー、言いにくいなぁ。
  セイバー: あ、GMGM、拙はランサーに庭に連れてかれてるわけなのであるが、シーンあるのであるか?
  GM  : ないよ?(笑)
  セイバー: 了解である、では、マスター達が居る病室覗こうと頑張ってるのである、木に登ったり(笑)
  GM  : やめろ(笑)
  クレダ : いえ、病室は出てるから!(笑)
  セイバー: 勿論、ユイが居る病室を覗こうと飛び跳ねたりよじ登ったりしてるのである(笑)
  GM  : せめて念話しろ(笑)
  クレダ : 「乱暴な物言いをするなら、改造を受け、今の状態――魔力と引き換えに、脆弱な体を得た、と思われます」
  GM  : 「それは……治せないのか?」
  クレダ : 「…すいません。私にはどうにも…」
  GM  : 「そう、か……わかった。ありがとうよ」
  クレダ : …まあ、それはそうだ。元に戻せるなら、とっくに自分でやっている。         「お力になれず、申し訳ありません」
  GM  : 「いや。いいんだ……ま、結衣に挨拶して戻るか」
  クレダ : 「私は遠慮させていただきますよ」         さすがに気を利かせます。
  GM  : 籐河「すまんなー、結衣。お兄ちゃんたちそろそろ失礼するわ」
  セイバー: あぁ、じゃあその頃丁度木にコアラみたいにはっついてる拙とユイが目を合わせてるわけであるな?(笑)
  GM  : 結衣「うんー……あれ?」
  クレダ : (なにやってんだーーーー!)
  GM  : 結衣「お兄ちゃん。お庭にパンダさんがいるよ〜」         籐河「おいおいそんなわけないだろ」
  クレダ : (うわーーー! 隠れて! セイバー隠れてー!)
  GM  : というわけで、庭で合流ってことでいい?
  セイバー: 良かろうである(笑)
  クレダ : なんにも良くないよ!(笑)         まあ、合流はわかりました。
  GM  : 庭。         籐河「待たせたな」
  クレダ : 田舎の病院だと、きっと敷地が広くて、庭にベンチとか遊歩道とかが敷設してあるんでしょうね。
  GM  : もちろんベンチもある。というわけでセイバーも発言できます。
  セイバー: 『おお。途中、木がミシミシ言い始めた時はどうすることかと思ったであるが、無事だったであるな!』
  クレダ : 「ええ、命拾いしましたよ。社会的にね…」
  GM  : ランサー「……お帰り。結衣はどうだった?」         籐河「ま、病状には変化なしだな」
  クレダ : (………私も、こういうところで診てもらえてたら、病院嫌いにならなかったのかな)         魔術的な――医学的にはどうにもならない、慢性的な吐き気をかかえ。         教会による、魔術への偏見と。秘密の隠蔽と。もろもろの理由から、         あまり満足に治療を受けられなかった過去が頭をよぎる。
  GM  : 籐河「さてどっちから話したもんかな……俺が聖杯にかける願いは、あいつの治療だ」
  クレダ : 「…そう、ですか」
  セイバー: 『うむ、納得であるな!』
  クレダ : 赤座結衣には、赤座結衣の人生がある。頭ではそれはわかっているのだけれど…         なぜか、落ち着かなかった。         “彼女は、幸せなんじゃないか――私よりも”         そう思ってしまうのは、私が駄目な人間だからなのか。
  GM  : ランサー「私も……その願いに全力を尽くすつもりだよ」
  クレダ : 「藤河さんにとって、彼女は大切な方なんですね」
  GM  : 籐河「ああ。そりゃあ……妹だからな」
  クレダ : 「……」
  セイバー: 『ふむ。つまり、マスターにとっても妹という事であるな。家族が増えたであるぞ、マスター!』
  GM  : 籐河「それに、あいつがあんな目に遭わなきゃいけない理由なんて、何一つとしてねえよ」
  クレダ : ――何かできることがあれば、遠慮なく言ってください。         そんな簡単な言葉も出てこなかった。私は心の狭い人間だ。
  GM  : 籐河「……頼みがあるんだ」
  クレダ : 「…なんでしょう?」
  GM  : 籐河「もしもあんたが聖杯を手に入れたのなら……何かのついででいい。            あいつの治療も……してやってくれないか」         籐河は深々と頭を下げます。
  クレダ : 「………やめて」
  GM  : ランサー「ダメかな?」
  クレダ : 「ずるい。そんなの、ずるい」         可哀そうな子のために、何かしてあげることは絶対的に正しくて…そうしない私は悪い人。         「卑怯ですよ…」
  GM  : ランサー「ただとは言わないよ……取引しようか」
  セイバー: 『ふむ。ちょっと待つである』         待ったをかけるのである。
  クレダ : 「…?」
  GM  : 籐河「なん……だ?」
  セイバー: 『マスターマスター、こっちである』         ぐいぐい引っ張ってちょっと離れるである。
  GM  : 念話で済ませろ(笑)
  セイバー: 断る!
  クレダ : じゃあ、引っ張っていかれます。
  GM  : いった。
  クレダ : むすっとした顔のまま。
  セイバー: では、二人から声の聞こえないところまで離れるのである。で。
  GM  : 一応最後まで話を聞いておいた方がいいと思うけどね。
  セイバー: 大丈夫、話が終わったら戻ってくるのである。
  GM  : まあどうぞ。
  セイバー: 『ふむ。マスター。拙にはマスターの考えてる事は全部は解らないし、          思っている事も解るとは言い難いのである』
  クレダ : 「なんですか。嫉妬深い駄目なマスターを罵るつもりですか?」
  セイバー: 『いや、別にいいのではないであるか?』         あっけらかんと。
  クレダ : 「む…」
  セイバー: 『だって、お姉さんが皆が妹を構うからやきもちを焼くなんて、実にありふれた事である!』
  クレダ : 「そんな単純な話じゃ…!」         と、言っては見るけれど。知らぬは本人ばかりなり。
  セイバー: 『いや、そういう事であろう?ユイはトーガの妹で父殿の娘で、それに身体的にも、マスターの妹である』
  クレダ : 「…そうですね」         そう。結衣と私は似ている。似ていない点があるとすれば、境遇くらいだ。
  セイバー: 『あ、アンジェリカの妹でもあるな!そう考えると!』
  クレダ : 「全然違います。私は小さい頃、紛争で…」         と、言いかけて、ふと気づく。         “私は、赤座結衣の何を知っているというのか”。         彼女が何を思い、何を感じ、何を背負い、今に至るのか。…何も知らなかった。
  セイバー: まぁ、あんな手術されてる時点でロクな人生歩んでないことは想像がつくであるな!
  クレダ : そう…です、ね。
  セイバー: 『あ、さっきも言ったであるが、やきもちは全然OKである。          むしろこれを契機にトーガに甘えてみてもいいのではないであるか?          何だかんだで接点が少ないのである!家族なのに!』
  クレダ : 「いやですよそんな…。先週、兄弟がいるって初めてわかったばっかりなのに」
  セイバー: 『だから、必要なのは切欠なのであろう?』
  クレダ : 藤河さんに甘えている自分を想像してみる。         “お兄ちゃーん、アイスバーおごって〜”…うわ、恥ずかしい。         昔々、故郷で家族といたころは、本当の兄に同じようなことをやっていた気もするが、         だからといって、藤河さんに同じことができるかというと、話は別だった。
  セイバー: 『先週知ったばかりだから、2週間前に解ったばかりだから、          そう言って先延ばしにしてくマスターが拙には見えるようである!』
  クレダ : 「うぐっ」
  セイバー: 『マスター、明日って今さ!である!』         うさぎの顔が心なしかドヤ顔である。表情変わらないけど(笑)
  GM  : うぜえ(笑)
  クレダ : 「言いたいことをずけずけと…」         こ、心に刺さる…
  セイバー: 『ふ、言葉は人に勇気を与えてくれるのである!あれ、素数であったか?』
  クレダ : 「…文句はたくさんありますけれど…とりあえず、わかりました。そろそろ戻りましょう」
  セイバー: 『うむ!』
  GM  : 戻った。
  セイバー: 『お待たせであるー』
  クレダ : 「すみません。お待たせしました」
  GM  : ランサー「話の続きを……していい?」
  クレダ : 「お願いします」
  GM  : 籐河「とりあえず……これは絶対に頼みたいんだが。            夜には人気のないところにいてくれないか」
  クレダ : 「…信用ないですね。元々そのつもりですよ」
  GM  : 籐河「いやそうじゃない……そういうレベルじゃないってことだ」
  セイバー: 『んー。あれであるか。バーバラ、拙らにターゲットを定めたであるか』
  GM  : ランサー「……対セイバー同盟が組まれたんだよ。メンバーは、キャスター、バーサーカー、ランサー、モンスター」
  セイバー: つまり、砲撃が来る!
  クレダ : 「想像より早かったですね」
  GM  : ランサー「攻撃開始は…夜。最初の一撃は……キャスターの対界宝具」         籐河「俺達とバーサーカーが前線に出る。モンスターとキャスターは後方支援だな。なんか礼装を作ってたぜ」
  クレダ : 対界宝具って、威力としては基本的にどれくらいなんでしょうか?         乱暴な意見ですけれど、原発に立てこもったら原発ごと消滅する?
  セイバー: 消滅であるな。
  GM  : まあモノによるけど……ライダーなら効果を知ってたんだけどね。
  クレダ : 安全に原発がなくなるならそれもいいかもしれない と一瞬思った。やらないですけれど。         「うーん、どうしましょうね。さすがに全員を一度に相手にすると、勝ち目が薄いですね」         まあ、それならそれで、“聖杯に結衣のことを願う”という約束を果たさなくていいので、気が楽といえば楽だが。
  セイバー: バーバラの対界宝具は、まぁ拠点に乗り込めば撃てないであろうが。
  GM  : 籐河「で、だ……話が戻るんだけどよ。            もしもあんたが結衣の治癒を願ってくれるなら……俺は全力であいつを食いとめる」
  セイバー: 旗を立てにきたであるぞ、トーガが(笑)
  クレダ : それも死亡フラグの方を。
  セイバー: 正直、聖杯でなくてもアンジェリカとネイビアが居るからなんとかなりそうといえばなりそうなのである。
  GM  : ランサー「まあ実際は……前線担当のバーサーカーを食いとめるべきじゃないかな」
  クレダ : 「そんな…。私が約束を守ると決まったわけでもないのに」
  GM  : 籐河「あんたが信じる者に誓ってくれればいいんだ……まあ、この場合は神様か?」
  セイバー: 『マスター、実は結構なシスターもどきであるから、神様は拘束力が無いのである!』
  クレダ : 「ひどい! …まあ事実ですけど」
  GM  : 籐河「それじゃ……親父か?」
  クレダ : 「叔父さん、いい加減だから、あまり約束とか守りそうにないんですよね…」
  セイバー: 『うーん、あとは友達とかであるかなー?』
  クレダ : 「っていうか、ですね…その、藤河さん」
  GM  : 籐河「ああ」
  クレダ : 「私、小さい頃はたくさん家族がいて、両親も、兄弟姉妹も、たくさんいたんですよ。          でも、色々あってみんな亡くなってしまって」
  GM  : 籐河「ん……そいつは、あれだ。残念だったな」
  クレダ : 「ですから、妹とか…兄とか、そういうの、すごく久しぶりなんです。なので…だから、ええと」
  GM  : 籐河「?」
  クレダ : 「………普通に、頼んでください。契約とか、食い止めるとか、いいですから。          その代わり―――…ごめんなさい。なんでもないです」
  GM  : 籐河「ええと……よくわからねえが。頼む……あいつを助けてくれないか」
  クレダ : “その代わり―――”言いかけた。         “その代わり、お兄さんって呼んでいいですか”って。         今だけ。今だけでいいから。         家族…叔父さんは優しかったけれど。         目の前の“家族”という暖かい何かに、私は、確かに憧れていた…のだと、思う。
  セイバー: 『(マスターも素直じゃないのである)』 (やれやれ)
  クレダ : 「…安心してください。他の誰でもない、藤河さんと、結衣ちゃんのため…ですから」
  GM  : ランサー「やっぱり……妹は至高だよね」
  セイバー: 『ランサー、それは何か拙らが思ってるのと違う気がするのである!』
  クレダ : ランサー…、目が濁ってないですか…?(汗)
  GM  : それはランサーの趣味嗜好なので気にしないでください。         なにしろ妹を助けるからっていう理由で召喚されたんだから。
  クレダ : 本当!?
  セイバー: 性転換枠でなければちょっとは絞れるであるが、やっぱり候補は多いのである(笑)
  GM  : 籐河「それで結局……どうなんだ?」
  セイバー: 『素直じゃないマスターもマスターであるが、トーガもトーガであるなー』
  クレダ : ううう。あえて言わせるなんて。ひどい。
  GM  : いやいや(笑)
  クレダ : 「やる、やりますよ。なんだか、後でアンジェとの仲がこじれそうな気がするけど…」         傷ついた顔でいいます。
  セイバー: 『まぁ任せるのである。トーガの妹は、【二人とも】拙がなんとかしてみせるのである!』
  クレダ : こう、思ったことを直接口にだすのって、ものすごく恥ずかしいこと、ありますよね。
  GM  : 籐河「そうか……恩に着る」
  クレダ : 「気にしないでください」
  セイバー: 拙にはツッコミ無しであるか?
  クレダ : 一応セイバーの足を踏んでおきます。額に(怒)マークを浮かべながら。         くっそ、鎧さえ着てなければ…
  セイバー: 『(マスターがもうちょっと素直だったら拙だって何も言わないのである!)』
  クレダ : (うるさい! 私だってなりたくてこんな性格になったんじゃないから!)
  GM  : ランサー「それじゃ打ち合わせをしようか……とりあえず予定はさっき言った通りだよ。              夜になったあなた達のところに対界宝具が飛んでくる。みさいるっていうらしいよ、あれ。              キャスターは島から動かない。私とバーサーカー使いがあなた達に襲い掛かる」
  セイバー: 『つまり、島に行けばキャスター達はミサイルを撃てないのであるな』
  クレダ : 「自分も被爆しますからねー」
  GM  : ランサー「……それじゃあ島で全員で殴り合おうか?」
  セイバー: 『乱戦であるな!』
  クレダ : 「そう、ですね…。賭けですけど…、ミサイルが当たったら、どうにもならない気がしますし」
  GM  : 籐河「乱戦か……せめてあいつの真名が分かればな」
  セイバー: まぁ、ただバーバラはテンパりやすいと言ってたから、         テンパって自分丸ごと核爆発とかやらないかどうかが心配である(笑)
  クレダ : 全滅エンド(笑)
  GM  : じゃあ、夜になったら島に突っ込むってことでいいですかあ?(笑)         そして3:2の戦いをすると。
  クレダ : っていうか他に選択肢ある…の?
  GM  : それを考えるのはあなたの仕事です。
  セイバー: まぁ拙は『突っ込むといいんじゃね!』という案を出したのである。
  クレダ : …仮に、どこかキャスターの対界攻撃を防げる拠点があるのだとしても         私はキャスターと決着をつけたい。ので、島に行く に1票をいれます。
  セイバー: 発案者であるから、賛成2票でブッコミ決定なのである!
  クレダ : はい。
  GM  : うい。         籐河「へたすりゃ今日中に決着がつくな」
  クレダ : 「きちんと準備しておかないといけませんね」
  GM  : ランサー「それじゃ。お互い生き残ろうか」
  クレダ : 「はい。よろしくお願いします」
  セイバー: 『うむ、よろしくなのである!』         流石にそれは無いかなーと思ってた、バーブレットに『スキル相当・単独行動』         つけるのも考慮せざるを得ない激戦になりそうなのである(笑)
  クレダ : 単独行動でた。
  セイバー: いや、つけないであるがな(笑)
  クレダ : あの回復力は鬼ですよね。         うーん、準備時間がほとんどないですね。厳しくなりそう。
  GM  : 寝るだけだよね。
  セイバー: とりあえず回復が欲しいであるなー。かなり切実に。
  クレダ : いえ、朝タイミングで行動してないです。
  GM  : では別れるってことでいいですか?
  クレダ : はい。急いで準備しないと。
  GM  : では判定をしてください。
  クレダ : セイバー、HPとMPって何点ずつ減ってますか?
  セイバー: 41/58、6/21(最大54−常時消費33)であるな。         17、15、合わせて32点消費してるのである。で。         さらにバーブレッド30/80、アリス35/85で、95点追加である。
  クレダ : それならなんとかなるかな。じゃあ行動します。         分割思考+で、回復魔術。達成値分MP回復。対軍対象で、セイバーと私に。         15an5+1an1         (ころころ……) [4,6,2,3,5,2,2,6,6,4,5,1,5,2,1]+[2] = 12         MP11点使って、二人のMPを12点ずつ回復。
  セイバー: 12点MP回復、18/21であるな。
  クレダ : あとはHPを回復させておいたほうがいい感じでしょうか。         MPを回復したら、バーブレッドとかアリスとかのHPも戻せるんでしたよね?
  GM  : うん。
  クレダ : 了解。じゃあ、のこり2回続けて同じ組み合わせをします。         15an5+1an1         (ころころ……) [2,4,2,6,1,3,1,4,2,6,5,6,2,5,6]+[4] = 11         15an5+1an1         (ころころ……) [6,3,6,3,5,3,2,3,5,3,4,5,4,2,5]+[6] = 13         最後に、瞬間魔眼でセイバーのHPを回復させます。達成値分HP。         12an4         (ころころ……) [5,1,3,5,5,6,6,3,1,5,5,1] = 5
  セイバー: MPはフル、残り21点をHPにまず17点回して、残り4点をバーブレッドに。最後の5点もバーブレッド。
  クレダ : これでこちらはMP7/34(MAX48)眠ればほぼ回復する計算ですね。
  セイバー: HP58/58、MP21/21(MAX54−33)、バーブレッド39/80、アリス35/80であるな。         充分戦闘は可能なほどである!
  GM  : うい。では以上?
  クレダ : はい。朝行動はこれでおしまいです。         あ、そうだ。フレーバーとして、叔父さんとアンジェにメールをしておきましょう。         叔父さんには、身の回りのことを色々気にする内容の。アンジェとは、相変わらず世間話を。
  GM  : では昼行動に入りましょう。
  クレダ : 「叔父さんへのメールは、ええと…“藤河さんと仲良くしてあげてくださいね。もし私に何かあったら”…          …やめよう」         と、色々文面をかんがえつつ、昼。寝ます。(笑)         キャンプ用品や食器、雨漏り防止用のブルーシート、軍手やらライトやらを全部片付けて、         いつでも荷物をすべて持っていなくなれるように荷造りをしてから、寝ます。
  GM  : では夢タイム。