第三次月詠聖杯戦争七日目 昼パート3

  クレダ : 前回…の引きが衝撃的すぎてどこから始まったかうろ覚えです(苦笑)
  GM  : あらすじどうぞ。
  クレダ : えー、ビリー君の行動を予測して、灯台で決戦を挑んだ私達。         天の目とムシュフシュが脱落する中、ついにセイバーが仮面を脱ぐ…
  セイバー: あ、それで思い出したであるが。         今の拙、マスターには見覚えがあって無い感じである。
  クレダ : ん… 夢の中で見たような感じ、ということですか? それともデジャ・ビュ?
  セイバー: いや。バーサーカー(ヴェネツィアver)とほぼ同じように感じるという事である。
  GM  : あと仮面は脱いでない。
  セイバー: あとアリス使って此処までブーストされるのは、         『サーヴァントとしてではなく本来の英霊・守護者としての力』を演出してると思って欲しいのである>GM
  クレダ : …ごめんなさい、原作のたとえだとイマイチぴんとこないです。
  GM  : 専門用語ですね。
  セイバー: つまり、街を壊滅させたアレと同じ様な存在と感じると思って欲しいのである。
  クレダ : なるほど。
  セイバー: 正しく今の拙はそういう存在であるからな。

7日目 昼 王子岬/灯台


  GM  : さて、2ターン目の頭に増援が来ます。岬の下のあたりに、コルベット艦が航行してくる。
  セイバー: 逃げた方が良いぞ(笑)
  GM  : 状況を考えれば彼女たちが来ない方が不自然だってわかるだろ(笑)         ただモンスターは来ると無意味に死にそうだから外した(笑)         あ、そうそう。それともう一人だな。灯台の上にひらりと少女がたちます。    配置      アンジェリカ:クレダ/セイバー:ビリー/ライダー+方舟:(ランサー+籐河+ナターシャ)コルベット艦   GM  : ランサーが岬の上に飛び乗ってきます。
  セイバー: 後方であるなら問題は無いであるな。
  クレダ : 「うーん、頑張って先手を取ったつもりなのに、もう追いつかれましたか。残念」
  セイバー: 喋れる余裕があるのであるか?(笑)
  クレダ : 半分半分でしょうか。<余裕
  GM  : ランサー「手助けに来たけど……なに?」
  セイバー: 『…………』 (がしゃん、と機械的に剣を構える)
  GM  : アンジェリカ「――――嫌な感じだね」
  クレダ : 「正直に言って、近寄らないほうがいいと思いますよ」
  GM  : アンジェリカ「私の大嫌いな、守護者の臭いがするよ」
  クレダ : 「守護者?」
  GM  : アンジェリカ「そう。人類を守るというお題目で、周囲を皆殺しにする霊長の駒」
  クレダ : 「大を守るために小を殺す…ですか」         人間の体内では、普通にやられていることのはずなのに、         実際に言葉にされると嫌悪感を感じるのはどうしてなのでしょうね。
  セイバー: 守護者とは、『人類にとって、不都合・不都合になりそうな存在を周囲丸ごと巻き込んで         消滅させる為に呼ばれた存在』である。無論、世界意思みたいなものに召喚されるので、         本来以上のとんでもない能力ブーストがかかるのである。
  GM  : ランサー「霊長守護の状態を取り戻す宝具……?」         アンジェリカ「離れた方がいいよ、クレダちゃん。今のそいつには、敵しかいない」
  クレダ : 「忠告してくれるのは嬉しいのですけれど…          引き金を引いた人間として、逃げだすのには抵抗があるのですよね」
  GM  : というわけで、第二ラウンド開始。
  セイバー: あとはまぁ、視界に入らなければ実は安全なのである(笑)
  GM  : モンスターが来ると優先順位的に本当に無意味に死ぬ(笑)
  セイバー: うむ。拙の視界はビリー・ライダー+箱舟・コルベット艦でいいわけであるな?
  GM  : うい。そういえばセイバーの方が早かったね。
  セイバー: 今、拙のIVは26である。
  GM  : ランクはビリーが3、ライダーが10、ランサーが9、籐河が2、ナターシャが4です。
  セイバー: うむ。では、ライダーを攻撃するのである。         剣解放、筋力A++、武術A+++、武錬A、怪力A、自己改造A、怪物殺しA。         コスト15+5点はアリスのHPから支払うのである。
  GM  : はい。
  セイバー: えーと…ガチ全力という事で、ついでに魔力解放も乗せてやるのである(笑)         95an5+10 アリスのHPから5点、達成値+10! 判定!         (ころころ……) [5,1,6,4,2,(中略),2,4,1,2,6]+10 = 81         達成値は振るわなかったであるなー。
  GM  : ライダー防御!
  セイバー: いや、必殺、必中、防御無視、防御不可である。判定自体不可能なのである。そのままでは。
  GM  : とりあえず防御無視だけラックを支払おう。幸運はAだから必中は問題ない。
  セイバー: 防御無視であると、ライダーは死なないであるぞ?(笑)
  GM  : 違った防御不能だ、防御無視は払って無効化はできなかった(笑)         32an5+10an5         (ころころ……) [3,3,5,2,4,(中略),2,3,2,6,6] = 36         5an5         (ころころ……) [6,3,5,2,4] = 4         追加入れて40。         32an5+10an5+5an5         (ころころ……) [6,3,2,4,4,(中略),4,4,3,3,5] = 40         同じく40
  セイバー: 差は41。固定値は40。そのままなら81+必殺分であるな。
  GM  : 6an3         (ころころ……) [6,3,6,3,3,1] = 4         失敗か…ビリーがライダーをカバーリングします。
  セイバー: 拙達が何の為にこうまでしたと思っているのであるか、GM?(笑)
  GM  : 破滅願望の判定に失敗したんだよー!(笑)
  クレダ : 成功する目があったようには思えませんが…。
  GM  : おいらもそう思った……
  セイバー: こーいうのは一気にやる気が殺がれるのであるが。         ちゃんと『途中で止める真似はできん』と説明したであるな?
  GM  : はい。じゃあライダーの方も破滅願望の判定をしましょうか。         8an4         (ころころ……) [5,3,2,2,6,5,2,3] = 5         目標値は7だったので失敗。ビリーのカバーリングを拒否。         (まあビリーには霊体に与えられた傷をそのまま返す切り札があるので、戦術的にはありっちゃあり)         81+30=111。半減して51点が2回。令呪二回使えば生き残らないでもないが、生き残っても仕方ないしな。
  セイバー: 令呪2回?どっかから奪ってきたのであるか?
  GM  : ビリーが元から持っているぶんです。
  セイバー: 令呪4つであったか、ビリー(笑)
  GM  : あれ。どっかで2画使ったっけ? 前日夜に逃げた分しか使ってないと思ったけど。
  セイバー: まず拙らから逃げるので1画、ランサーたちが使わせて2画である。
  GM  : ああ、ランサーたちのこと忘れてたわ、んじゃあどうあがいてもオーバーキルですね(笑)         結果確定。演出に入りましょう。         ビリー「『復讐は私のすることである、私自身が報復する』!」         ビリーがライダーとセイバーの間に割り込もうとします。
  セイバー: 『………』         機械的に、自動的に。何があろうと関係無く、その刃は振るわれる。
  GM  : 彼の望みは、大洪水による悪の一掃。あるいは、死。         なのでここでの死亡はある意味で本望なのでしょう。         ですがそのビリーを、方舟が回転して弾き飛ばす。         ビリー「な……!」         ライダー「悪いが、マスター。女神に弑される栄誉を、君に譲るわけにはいかないな」         そして抉る衝撃波と切り裂く衝撃波が同時に方舟に着弾。         堅牢極まる方舟を、ライダーごと抉り、斬り裂いていきます。         ライダー「ああ……これが、死か」
  セイバー: 1、2!1、2!その刃は、今、どのような存在であれ、その2撃で死を齎す。         その名は【錐穿ち首切る大剣・二刺確殺(ヴォーパル・ソード)】
  GM  : ライダー「女神よ――――私は貴女に殺されるに足る存在でしたか?」         そのまなざしはセイバーのことを全く見ていません。
  セイバー: 1、2!1、2!貫いてなおも貫く!
  クレダ : 「何度も言ったでしょうに…私達は神ではありません。          けれど私は…生きる価値は誰にでもあると信じています。己でそう望む限り」
  GM  : じゃあライダーの望みを果たしたことによるボーナスチャンス。何か一つ質問に答えましょう。
  クレダ : …ここで質問ですか? う、悩みますね。
  GM  : ライダー「ですが私も未熟なマスターも、そう信じることが出来なかった―――              そう望まない者にも、あなたは手を差し伸べようとした。              だから私のような人間にとって、あなたは女神なのですよ」         (まあビリーは助けてライダーは死ぬけど)
  セイバー: まぁ、質問というか何というか。マスターの聞きたい事を聞けばいいのではないか?
  GM  : 特になければだれかの真名とか?
  クレダ : 何でも一つ、答えてくれるんですよね。
  GM  : アトラハーシスの名にかけて。ただできればシンプルなもので。
  クレダ : では、ビリー君がしばらくの間、平穏無事に俗世から身を隠せる場所と手段を教えてください。
  GM  : 知らねえよ!(笑)
  クレダ : そこはほら! 「その後彼の姿を見た者はいない」って言うとか!
  GM  : まあもしも手段があるとしたら、彼の被虐霊媒体質を消し去ることじゃないですかね。
  クレダ : なんでも知ってるんじゃなかったんですか!
  GM  : なんでもは知らないよ。知ってることだけ。         ライダー「もしもマスターを真に守りたいのであれば、彼の体質を消し去ることです――――では」
  セイバー: ライダーが箱舟の何処に居るかも解らない筈なのに。         その刃は。正確に、極々正確に。彼の首だけを跳ね飛ばした。

―――――ライダー、ウトナピシュテム。脱落


  GM  : 方舟ごと消滅します。         籐河「なんだありゃ……」
  クレダ : 「レスト・イン・ピース」
  GM  : ナターシャ「ライダーは死んだようだが……更に恐ろしい敵がいたようだな」         籐河「そ、そうだな……ランサー、逃げるぞ!」
  セイバー: うむ、逃げるなら追わぬのである。
  クレダ : 「敵…ですか」         と、一人呟きます。
  GM  : 実際視界にいると攻撃してくるんじゃねえか(笑)         セイバーの殺気は今度はナターシャやランサーに向けられている。
  セイバー: まだアリス切れてないであるからな、効果(笑)
  GM  : ランサー「……わかった。ライダー討伐ありがとう、クレダ。次に会うときは敵同士だね」         ランサーが崖から飛び降ります。離脱。    配置      アンジェリカ:クレダ/セイバー:ビリー      IV:セイバー、クレダ、ビリー   セイバー: 順番的にはマスターの行動であるが、どうするであるか?
  GM  : セイバーの殺気はビリーに向けられています。
  セイバー: あ、あと自己改造の判定は今であるか?
  GM  : 今ですね。
  セイバー: ではアリスのHPを10点消費。耐久A+と自己改造Aで振るのである。
  GM  : ビリー「……ここまでですね」         ビリーは両手の銃を落とし、ロザリオに祈ります。
  クレダ : 真面目な話、セイバーは暴走してるんですか? というか、会話は不可能?
  GM  : 真面目な話暴走しています。
  セイバー: 何もなければ、次の拙の行動でアリスの効果は切るのである。
  クレダ : オンオフできるんですか。ふうー、ちょっと焦った。
  セイバー: 効果を切るのは任意で可能であるが、切らなかったら目の前から敵が居なくなるまで殺し続けるのである。
  クレダ : できないと本物の狂戦士ですよ。
  セイバー: ともあれ。アリスのHPを10点消費。耐久A+と自己改造Aで振るのである。         25an5         (ころころ……) [6,5,2,3,6,5,6,5,2,3,5,4,2,2,6,2,4,3,1,3,6,6,2,3,2] = 19         6an5+19 幸運!         (ころころ……) [4,2,1,4,2,2]+19 = 25
  GM  : ライダーから25FP取得しました。さておき処理を進めましょう。
  クレダ : アンジェリカの前でもあるし、ビリー君の前に立ちふさがります。できますよね?
  GM  : 可能です。
  クレダ : 「考えを改めます」
  GM  : ビリー「司祭!?」
  クレダ : 「理由はどうあれ、これは殺戮です、ね」         と、さらに大きくなったセイバーを見つめつつ。ここ7日間の記憶が頭をよぎって。         (なんていうか…現実感がないなぁ。でも…足を踏み出したのは私、か)
  GM  : じゃあビリーの行動は……クレダを撃つ?(笑)
  クレダ : 防御専念してる、ということでいいのですよね? どうぞ。
  GM  : 撃ってどうするんだよ(笑)
  クレダ : 性質の悪い冗談はやめてください。(苦笑)
  セイバー: そのまま呆然としてていいのである(笑)
  クレダ : 「ごめんなさい、セイバー。戻ってきて」
  GM  : じゃあビリーは、クレダを突き飛ばす!
  クレダ : みぎゃ
  GM  : さっきみたいな真似はごめんなので。
  クレダ : ああもう、本当にこの子は。
  GM  : 25an5         (ころころ……) [1,5,4,3,1,6,2,6,1,2,5,6,4,2,6,5,5,4,2,5,5,5,6,3,1] = 20         達成値ペナルティ−5         ビリー「司祭、危ない!」         白兵攻撃として扱います。防御判定をしてください。
  クレダ : 対抗判定は敏捷限定ですか? それとも魔力可?
  GM  : 防御魔術があれば魔力可能。
  クレダ : わかりました。では、魔力で衝撃を和らげます。
  セイバー: 達成値ペナが5であるから、気をつけるのであるぞー。
  クレダ : 防御専念してるので+10D。魔力で10。魔術で5。         勇者の力…は、このラウンドは宣言してないですけれど、防御でいいですよね?
  GM  : いいですよ。
  クレダ : では、合計30。それと、無窮の叡智の効果で、魔術判定のペナルティが1打ち消されます。         それじゃあ魔力開放ー。あ、あと、防御用の礼装もここで起動させておきます。
  GM  : はい。MP消費しておいてください。
  クレダ : 30an5+1an1+10-4         (ころころ……) [3,2,5,6,3,(中略),2,3,6,1]+[3]+10-4 = 30
  GM  : 防いだ!
  クレダ : 合計9消費。MP24/34
  GM  : 内輪もめが続く(笑)
  クレダ : 「まったくもう…君は本当に」(呆れた)
  GM  : アンジェリカ「なにしてるのかな……クレダちゃん、残ってるなら令呪を使うといいと思うよ」
  クレダ : 「ご配慮、痛み入ります」         冗談めかした口調で返します。
  GM  : ともあれターン終了。本筋を進めましょう。
  GM  : ターン頭でセイバーはコードアリスを解除、でいいですか?
  セイバー: んー、の、前に。
  GM  : その前に?
  セイバー: マスター、今の拙の前に立ったわけであるな。では、ちょっと演出・掛け合いを入れるのである。
  クレダ : わかりました。         来いよセイバー。武器なんか捨ててかかってこい!→撲殺         あーめん。
  GM  : おい(笑)
  セイバー: では、今のセイバーの前に立ったクレダは、         何故セイバーが『〜〜たい』、『〜〜と思う』と、行動を断定した言い方をしてこなかったか、解る。         目の前の存在は、真実、殺す事しかできない存在だ。         以前モンスターと闘った時に見せた力などほんの一端に過ぎない。夢で見た、遠くから見たセイバーとも違う。         間近から見て、その殺意を受けて、これは殺意の『塊』でしかないと、解る。解ってしまう。
  GM  : この状況だとまずクレダが死ぬ。
  セイバー: ただ、これは『背後に居る誰かを守る』為に、『目の前にあるものを殺し尽くす』、そういう『守護者』なのだ。         『背後に居る誰か』が怖がるものを、片っ端から殺していく、そういう存在なのだ。         セイバーの赤い眼光が。クレダを見た。         #行動どうぞなのである。
  GM  : 会話要請か。
  クレダ : 「……あなたは道具ですか?」         言い返します。         「ある人は言いました。“銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ”と。         あなたは、引き金を引かれる事しかできない存在ですか?」         毅然と言います。恐怖が無いわけじゃない。でも、後ろにいるビリー君を守るためでもない。
  GM  : ビリー「司祭! これは会話が通じるような相手じゃあない!」
  クレダ : 「“銃を撃つ人間は、撃たれることを受け入れねばならない”と言ったのは誰でしたっけね」
  GM  : ゼロです。
  クレダ : ただ、単に…今のセイバーの前に立つべきは。立ちふさがるべきなのは、自分しかいないから。
  セイバー: 赤い眼光が一際強く輝き。
  クレダ : “私は人を殺せと命じた”         この事実に、正面から向き合わなくて、何を語れると言うのか。
  セイバー: 剣が振り下ろされる――
  クレダ : 「あなたは塊ですか? セイバーですか? ――どちらなのですか!!」
  セイバー: ――セイバーの身体を支えるよう、地面に。           コードアリスが解除されました。   GM  : 戦闘終了!
  セイバー: 『――マスター、拙の後ろに居るよう言ったであろう?』         鎧がボロボロになりながら。セイバーがそう言った。         コードアリス3ターン、鎧の防御点は15点下がって、今10点である!
  GM  : その低下っていつまで続くの?
  セイバー: 直さない限りいつまでもである。
  GM  : 直すってMP消費か。
  クレダ : 「………ふうぅぅぅぅ………」         べたーっと地面に座り込みます。         「時には、命令に従わない子もいますよ。人間ですもの」
  GM  : ビリー「……元に戻った、のか……」
  クレダ : (さすがに死ぬかと思った…)
  セイバー: 『無茶をするのである。怖かったであろう?』
  クレダ : 「…ええ、かなり。10年ちょっとぶりに、本気で神に祈りたくなりましたよ…」
  GM  : アンジェリカ「ウェヒヒヒ。よかったね。あのままだとクレダちゃんを殺さないといけなかったよ」
  クレダ : 「そう簡単には死にませんよ。知ってるでしょう?」
  セイバー: あぁ、拙は殺せないからか、ダメージ的な意味で(笑)
  GM  : そういうことです。         アンジェリカ「そうだね。でも他に方法がなかったら、私はそうしたよ―――友達でもね」
  クレダ : 「あなたらしいわ」         そうやっておいて、後でこっそり泣くくせに。
  GM  : アンジェリカ「でも忠告しておこうか、クレダちゃん」
  クレダ : 「?」
  GM  : アンジェリカ「死にたくなかったら、はやくセイバーを自害させて、戦争を降りた方がいいよ?                っていうか、よくなった、かな」
  クレダ : 「今や私も秩序の敵…ということ、か」
  GM  : アンジェリカ「あのセイバーにはとても単騎じゃかなわない。それなら寄ってたかって潰すしかないからね。ウェヒヒ」
  クレダ : 出る杭は打たれる。と。
  セイバー: 『うーむ。そんなみだりに使えるものでもないのであるが』
  クレダ : 「“とりあえず邪魔な奴から潰そう!”は、定番の流れですからね…          他の個々人の間に、そういう共通認識がもたれやすいんです」
  GM  : アンジェリカ「そうだね。そしてきっと私もそうするから」
  クレダ : 「いや、あなたも十分危険人物じゃないですか…」         燭天使なんかつれて…
  セイバー: 『おそろいであるな!』
  クレダ : 「喜んでいいのか悪いのか」
  GM  : 悪いがバーサーカーを見ているのは今のところクレダだけなんでな(笑)
  クレダ : 「というかこの際、アンジェと私でチーム組んだほうがいい気がしてきた」
  セイバー: 実質的に、手の付けられないコンビになるであるな、かなりガチで(笑)
  クレダ : 私の能力は、味方が増えれば増えるほど強力になりますからね。わかってて単独行動してきたけど。
  GM  : アンジェリカ「もしもそれを望むのなら、一つだけ約束してほしいけどね」
  クレダ : 「何ですか?」
  GM  : アンジェリカ「最後の二騎になった時、セイバーを自害させるって。                私は聖杯を心の底から望んでいるから―――それができるの? クレダちゃん」
  クレダ : 「あなたは聖杯に何を望むつもりなんです?」         前も同じ質問をした気がするけれど。         そして…答えを聞かなくても、なんとなくわかっている気もするけれど。
  GM  : アンジェリカ「――――根源への到達だよ。ウェヒヒヒ」
  クレダ : 「アンジェ。あなた、嘘をつくとき、目が少し泳ぐ癖があるんですよ。気づいてました?」
  GM  : アンジェ「嘘はついてない……んだけどね」
  クレダ : 「でも、本当のことも言ってない…でしょう?」
  セイバー: つまり、根源についた後何をするのかであるな!
  クレダ : この世界から魔法と魔術をけす、とかでしょうか。
  GM  : アンジェ「ま、いいや。今すぐ答えなくてもいいし、私はそろそろ失礼するね」         アンジェは姿を消します。後には半壊した岬。
  セイバー: 『うーむ。これはなんとも酷い事になっているのである』 (岬を見て)
  クレダ : 「…う。ううう…」         はあ…と、ため息をついて。
  GM  : ルール的にはセイバーの一撃が達成値的にも対城的にも一番ひどい余波なんですがね。
  クレダ : 「お、叔父さんに怒られる…」
  GM  : しかも昼間!
  クレダ : 原発で戦うよりはいいと思うしかないですね…
  GM  : ビリー「……司祭」
  クレダ : 「…なんです?」
  GM  : ビリー「ここはアンドレ司教に任せて、僕達は離れるべきだと思います」
  クレダ : 「…同感」
  GM  : ビリー「それから……僕は脱落者として教会に行きます」
  クレダ : うーん、それなんですけれど、GM。
  GM  : なあに?
  クレダ : 脱落者が国外へ出てはいけない理由はないですよね?
  GM  : いやまあそれはないけど(笑)
  クレダ : 正直、アンドレ叔父さんのところにビリー君をおいておきたくないんだけれど。
  GM  : なんで身内を信用できないんですか?(笑)
  クレダ : というか、ここでビリー君は、公的には死んだことにしておくのが
  セイバー: このまま死んだ事にして逃がすのであるか?
  クレダ : そう、セイバーの言うとおり。         そういうことにしておいたほうが、いいように思うんですよ。
  GM  : それだとクレダが新しい身分を用意すると?
  クレダ : 社会で30D、交渉なら35Dふれるし、それくらいできてもいいかなーと。         まあ、新しい身分というか…痕跡を消す方でしょうね。         どうせ、当面は人里はなれた場所ですごすことになるでしょうし…
  GM  : 1シーン消費してすごい達成値が出れば可能ということにしましょうか。
  クレダ : (もちろん、ビリー君の意見は尊重するつもりですが)
  GM  : ビリーの意向は……死ぬこととかなんですがね。
  セイバー: 拙、凄いぼろぼろなのであるがなぁ…あ、ビリー、ビリー、回復して欲しいのである(笑)
  GM  : するわけねえだろ(笑)
  クレダ : まあ、そのことについてもうちょっとだけビリー君と話す機会も欲しいですし。         事後処理については後のシーンに回して、一度、身を隠しましょうか。
  セイバー: 令呪1画残してるんだしくれてもバチは当たらないのである!(笑)
  クレダ : (笑)
  GM  : この令呪はそのうち回収されますけどね。
  クレダ : 令呪なんてどーでもいいです。
  GM  : じゃあ、夜シーンにビリーを連れ回すってことでいい?
  クレダ : はい。そうですね。         まあ、装填魔具もあるし、応急処置はできるから心配しないでください。