第三次月詠聖杯戦争七日目 昼パート1

7日目 昼


監督役からのメール  月詠聖杯戦争7日目  現在脱落したサーヴァントはいません。  小聖杯はアダムが所持しています。  ライダー陣営に対して討伐令を発動します。本日中にライダー陣営を脱落させてください。  達成できた陣営+協力した陣営には報償を支払います。 ・ アンドレからのメール  教会に手をまわして今日の『深夜』になってライダー陣営が脱落していなかったら、  この地域に津波警報を発令するようにしておいた。  それからビリーについて調べてみたぜ。知りたかったら連絡を入れろ。 ・ 籐河からのメール  昨日の深夜に、モンスターと協力してライダー陣営を襲撃したぜ。  苦戦したが令呪一画を使わせた。  ちなみにライダーが潜んでいた場所は、港の沖合だった。   GM  : とりあえず昼に確認できるメールです。
  クレダ : 速攻でアンドレ叔父さんにメールします。それと、HPの回復をします。         (ころころ……) [3,2] = 5         また5ですか…(がくり)         「ぎぶみー情報」
  GM  : あ、ごめん。連絡ってのは電話のことです。テレフォン。通話。
  クレダ : おうふ。わかりました。         うーん、せっかくだし顔も見たいので、SKYPEみたいなのってできないでしょうか。
  GM  : 教会に行けば?(笑)
  クレダ : いや、さすがに非常時だし、時間がもったいないですから…(苦笑)
  GM  : チャット機能はオミットされてます。
  クレダ : ぐぬ……仕方ないです。電話だけします。
  GM  : そういえば携帯持ってたっけ?
  クレダ : 一応、一日目か前日譚でフレーバースマホを使ってましたけれど。
  GM  : では構いませんね。         PRRRRR         教会の固定電話。         アンドレ『もしもしこちら岬の教会』
  クレダ : 「もしもし、クレダです。叔父さんいます?」
  GM  : アンドレ『ようクレダ。調子はどうだ?』
  クレダ : 「悪くないです」         といって、色々と話しますよ。
  GM  : くだらない話ですね。
  クレダ : いえ、さすがに最初は、プチ宝具を作ってライダーだけを倒せないかと思ってる、という話をします。
  GM  : なるほど。
  クレダ : その後で、雑談をするかもしれないですけれど。それはまあフレーバーで。
  GM  : アンドレ『なるほどな……』
  クレダ : 「それで、メールの話ですが…何かわかったんですか?」
  GM  : アンドレ『ああ。まあやることが決まってるなら、聞かなくてもいい話ではあるんだけどな。              ま、わかってるだろうが。あいつはあまり恵まれた人生を送ってはこなかったらしいな』
  クレダ : 「ふむ」
  GM  : アンドレ『生まれは東欧……両親は不明で孤児院出身だな。              その孤児院が教会関係だったんだが、とりあえずそこで虐待を受けていたみたいだな』
  クレダ : 「なるほど。          “チャウシェスクの子供たち”の例もありますから、珍しいことではないですが…ちょっと胸が痛みますね」
  GM  : アンドレ『んで7歳の時にその体質から教会の有力者に引き取られて、神学校に通いながら悪魔祓いに駆り出される。              ところでよ。悪魔払いの助手ってのは。悪魔憑きの欲望を鎮めるために、性的虐待を受けることもあるみたいだな』         原作で言うところのカレンポジション。         アンドレ『んでまあ死にかかったり非処女になったりしながら、神学校で代行者としての修業を積む、と』
  クレダ : 「…それは、教会として、倫理的にどうかと思わないでもないですね」
  GM  : アンドレ『自己犠牲が尊ばれる社会だからな』
  クレダ : 「それは、犠牲を“体よく利用している”だけの人が圧倒的に多いからですよ」
  GM  : アンドレ『で。これは根も葉もないうわさなんだが、あいつ美形だろ?              教会上層部で稚児みたいに扱われてるとか。ま、噂だがな』
  クレダ : 「ヨーロッパ某国の上流階級では、男性同士の性交がたしなみとされる場合もあるそうですからね…          可能性としては無いとはいえませんか」
  GM  : アンドレ『まあ聖堂教会は結婚禁止だしな』
  クレダ : 「普通なら、結婚してから教会に入ればまあOKですけどね」
  GM  : アンドレ『んで。とりあえずあいつは未成年だし、親件は枢機卿様が持ってる。              聖杯戦争が終わった後に社会的に自由にしてやるのは難しいぜ』
  クレダ : うわぁ。枢機卿の顔が阿部さんに…嫌だなあ。         「なるほど」
  GM  : 阿部さん……まあ趣味を除けば人格者ではあるが(笑)
         ,. -‐-─-- 、 .      /             `ー、     〃                 i,        ,. -‐    r'   ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈    /     !  :l      ,リ|}    |. }   /   .や .   {.   |          ′    | }    l     レ-、{∠ニ'==ァ   、==ニゞ<    |    ら     !∩|.}. '"旬゙`   ./''旬 ` f^|    |    l(( ゙′` ̄'"   f::` ̄  |l.|   |     な .    ヽ.ヽ        {:.    lリ     | .    }.iーi       ^ r'    ,'    ノ    い      !| ヽ.   ー===-   /    ⌒ヽ .   /}   \    ー‐   ,イ       l    か  __/ ‖  .  ヽ、_!__/:::|\       ヽ  /i   |!  i      :;::;:::::::ト、 ヽー-    ` ー--  │ .|  i l     ノ ,'    :i  i  ノ   |- ⊥.」__     /_,. -‐ |  |   GM  : とりあえずバーガトリー枢機卿みたいな人だと思ってておいてください。
  クレダ : 人生に不満を持っていたり、不幸な体験をしたりしたせいで、宗教に頼ってしまう…ということは、少なくない。         ビリー君もその口だったということだろうか。
  GM  : アンドレ「まあそれだけだ。それがあいつの『動機』ってことじゃないのかね」
  クレダ : 何千年も前、社会も法律もあいまいだった時代に、宗教は、最後の秩序であり、人生の教科書であった。         時間が流れて…今は、罪を犯せば捕まるし、宗教の役目は薄れた、といえるかもしれない。         でも、まだ、生きるための教科書を必要とする人もいる。そういうことだろうか。         「なるほど、なるほど。ますますゆっくり話を聞いてみたくなりましたね。          ここで死ねば、その先を聞けるのは、よくて神の御前ですから」
  GM  : アンドレ神父からの話はこんなもんですね。
  クレダ : 上司の前で気兼ねない身の上話はしにくいでしょうし。         「やはり方針はこのままで行きましょう」         と、電話の内容をセイバーに伝えつつ言います。
  セイバー: 『解ったのである』
  GM  : じゃあ、後は下らない話?
  クレダ : そうですね。5、6分。         女同士でしたら30分以上話せるんですが…アンドレ叔父さんはそういうのダメそうですし。
  GM  : まあダメというか、テレビ見ながら聞きながすタイプですね。
  クレダ : 生返事だけかえすタイプですよ。きっと。
  GM  : そんな感じ。         では電話終了。昼行動を選択してください。
  クレダ : さて、では…ビリー君を探しましょう。         しかし、港の沖合いということはアレですか。船がいるんでしょうか?
  GM  : 既に移動したようですけどね。
  クレダ : では、まず、魔術で探しましょう、か。         …そういえばGM、宝具生成の判定っていつやればいいんです?
  GM  : 既に2行動は終了したね?
  クレダ : はい。昨日の夜と朝で。
  GM  : 朝にやるべきでしたね。今やってください。
  クレダ : わかりました。         5an5         (ころころ……) [4,6,3,6,3] = 3
  GM  : 3成功したので6常備点までの宝具を作れますね。
  クレダ : 常時消費するMPをへらすため、2常備点の宝具で済ませます。
  GM  : はい。
  クレダ : 宝具ランク:E 種類区分:魔術武器(近) 発動区分:常時         対象区分:単体 ダメージ修正:1 消費MP:1 ダイスボーナス:0         そしてプラス効果に、宝具プラス。         演出としては、指を切ってたらした血で、呪文を描く感じで。         刻印でちょっとだけ武器強化 的な。エンチャントウェポン。
  GM  : 剣に。
  クレダ : はい。         …あ、ごめん。勝手に剣を汚してしまいました。
  セイバー: 『うむ、気にしないでいいのである』
  クレダ : 「すみません。用がすんだら消します」         それと、洗って返さないと。血は残りやすいから。
  セイバー: 『別にいいであるぞ?元より、この剣は血に塗れてもいるであるし』
  クレダ : 「私の気持ちの問題もありますけれど…、そういう、ある意味投げやりな対応はよくないと思いますよ」
  GM  : とりあえず2常備点だから1点常に消費ですね。圧迫。
  クレダ : はい。
  GM  : さて。探索という話ですがどこのエリアを探索しますか?
  クレダ : …エリア指定しないとダメ?         序盤にあったみたいに魔術探索でぱーっとできないかなと思ってたんですが。
  GM  : エリア指定が必要です。         ただしいていうなら、他の人と分担したらいいんじゃないですかね。
  クレダ : んーーーー。         マスターカードの通信を逆探知するとか。無理?
  GM  : 君は無理。
  セイバー: ランサー達は昨日、何処で遭遇したのであるか?
  GM  : 海。         キャスターがソナーをぶっ放した。2回。         その結果にひっかかって、ランサーに出動要請がいった形。
  セイバー: ふむ。まぁ、イヴとアンジェリカに応援は頼めるであるか?
  クレダ : ライダーの箱舟は陸上でも使えるんですか?         一応見ているから、データは解るんです…よね?
  GM  : はい。使えますよ。         水中の方がかなり強いですけどね。
  クレダ : それはそれとして、イブとアンジェには応援お願いしまーす、とメールしましょう。のがすと後がないですから。
  GM  : うい。
  クレダ : さがせる区域は、ええと…王子岬、港湾区、海、北区、西区、原発区域の6つ?
  GM  : そうですね。
  クレダ : これを手分けして探せばいいんですね。         …私だったら原発区域に隠れますが。セイバーはどう思います?
  セイバー: いや。ビリーは他者を巻き込みたくないのであるから、原発は無いと思うのである。
  GM  : まあ深夜が終わればみんな巻き込むけどね。
  セイバー: 故にこそ、ギリギリまでそうせぬと思うのである。
  クレダ : なるほど。一理ありますね。         そうすると、人の多い北区もアウト。         一番人が少ない海が候補として上がりますが…。すると、キャスターに沖合いで見つかったのはそういう理由でしょうね。         以上の理由から、王子岬と西区が第一候補と。私は思うわけですが。         ところで、GM。魔術で探索した場合、対抗で判定するのはライダー? それともビリー君?
  GM  : ライダーですね。
  クレダ : 探索の目標になった場合、対抗する人物はマスターかサーヴァントか選べる、ということですか?
  GM  : そうですね。
  クレダ : いやほら、2日目の夜に酷い目にあった記憶が蘇って。何回判定すれば気がすむのかと。         それと、魔力以外で探索することはできますか?
  GM  : 可能ですね。         ちなみにアンドレ神父に助けを求めれば一発です。
  クレダ : どういうことです?
  GM  : 秘密ですが結果から言うとそうなる。
  セイバー: あぁ、監督役権限でマスターカードからの逆探知とかそんなところであるか?         まぁ、実はアーチャーマスター疑惑があるので確定情報は無いのであるが(笑)
  クレダ : それだと、1.理由がわからないと頼りようが無い 2.神父の立場上他のマスター総集合させる         …っと、2が正しいとすると、もしかして、もうビリー君の場所を知らないのは私達だけなのかな。
  GM  : まあメタ的な助言なので、利用するかどうかは自由にしてください。
  クレダ : 結論からいくと、自力でやれるうちは自力でやりたいので、まず自分で探したいと思います。         イヴとアンジェリカは協力してくれるんですか? あと、ランサー。
  GM  : ふむ。イヴとアンジェリカは協力してくれます。ランサーはどうかな。
  クレダ : …ああいや、「相談する時間がめんどいからアンドレ神父のトコいってくれ」というなら行きますよ。         かなりぶっちゃけちゃってますが。(苦笑
  GM  : いや別にそんなことはない(笑)         知略を尽くすというのなら止めませんよ。
  クレダ : じゃあ、とりあえず自分でなんとかしましょう。
  GM  : うい。行動を宣言してください。
  セイバー: さて、何処に行くであるか、マスター?
  GM  : まずメールからですね。
  クレダ : イヴとアンジェに西区と港湾を探してもらって、私達は王子岬を探したらどうかな、と思うんだけれど。         どうでしょう?>セイバー
  セイバー: 良いと思うのである!
  クレダ : あ、メールは「ビリー君が隠れている場所を手分けして探しましょう」と。シンプルに。
  GM  : うい。         アンジェリカからのメール『わかったよ。それじゃ私は西区を探すね』         アダムからのメール『了解した』
  クレダ : 「ありがとう。見つけたら連絡お願いね…っと、送信、送信…」←メールの文面を口に出しながら文章つくってた
  GM  : はい。アンジェリカとアダムからは了解をもらえました。
  クレダ : 「…それじゃ、行きましょうか」         遅い朝食を済ませて、立ち上がりましょう。
  セイバー: 『うむ。それでは行くのである!』
  クレダ : 「王子岬―――教会のある方へ」
  GM  : 教会に行く?(笑)
  クレダ : さすがに今は寄ったりしないですよ。時は金なり、です(苦笑)         というわけで探索ですが…天の目に敏捷で探してもらおうと思いますが、できます?
  GM  : いやそこまでいけばいいですよ。
  クレダ : ん。
  GM  : ビリーは灯台の上にいます。
  クレダ : 灯台の…上…? なんで…?(笑)
  GM  : まあ灯台の展望台……かな。
  クレダ : 「ビンゴ」

7日目 昼 王子岬/灯台


  セイバー: 『ビリー。昨日ぶりである』
  クレダ : 「探しましたよ」
  GM  : ビリー「司祭……よくここがわかりましたね」
  クレダ : するとこちらもナイトウィザードっぽく返さないといけないですね(何故)         「判断基準は、“遠い遠い外国の、どことも知れない僻地よりは、          教会が近い場所の方が、生死の境をまたぐにはいい”かな、と」         セイバーの意見が無かったらのこのこ原発区域に行ってただろうから、自慢はできないですけれどね。
  セイバー: 『ビリーは、絶対に最後の最後まで、他の人を巻き込まないようにすると思ったのである』
  クレダ : (ううんビリー君ったら優しい)
  GM  : ビリー「僕は……そんな人間ではありません。あと令呪一画を消費したら、原発の取水路にこもるつもりでしたよ」
  セイバー: 『拙がそう信じているだけだから、ビリーには何の強制力も無いのである!』
  クレダ : 「“自分のことは自分が一番良く知っている”、とはいうけれど。          誰もが、“自分のことなら何でも知っている”とは思いませんね」         むしろ、自分のことだって知らないことはたくさんあるはず。
  セイバー: 『だから、別に自分をそんなとか言うことでも無いのである。          ただ、拙にとって、ビリーとはそういう人間だと勝手に信じているだけなのである』
  GM  : ライダーが姿を表します。         ライダー「さて―――女神よ。深夜になったら迎えに参るつもりでしたが、2行動ほど速かったですな」
  クレダ : 「それが人の可能性でしょう」
  GM  : ライダー「どうします? ここでやり合いますか?」
  セイバー: 『うむ。ライダー、お前を倒す算段がついたのである。マスターと合作であるから、喜んでいいと思うのである!』
  クレダ : 「ちょっと痛かった。まあ…ことここに至った以上、戦いを避ける理由も無いわけで」
  GM  : ライダー「悪いが、セイバー。君に勝てないことはわかっている。よって私達は逃げさせてもらうよ」
  クレダ : GM、ライダーが逃げる前に行動がしたいのですけれど。
  GM  : なんでしょう? まあ構わないといえば構わないですよ。
  クレダ : GPS発信機をくっつけるか、持っているスマホをビリー君の懐に忍ばせるか、…魔術で同様のことをするか。         要は、位置情報を探りたいというか。
  GM  : なるほど。ところで今思いついたというか思い出したんだけど         ちょっと判定しておくべきことがあったんだ。
  クレダ : ん、なんでしょう。
  GM  : いや……ライダーには破滅願望があるからな(笑)
  セイバー: あー(笑)
  クレダ : おおう。
  GM  : Bで−3FPだから目標値7、と。ランク10だから8an4で7成功。ほぼ無理だ!(笑)
  セイバー: 『倒せる手段を持ってきた』から、試しておいていいとは思わせる事ができるのであるな(笑)
  GM  : そう。殺せると宣言しちゃったわけだから条件を満たした。
  クレダ : セイバー、ナイス。
  GM  : 8an4         (ころころ……) [5,1,2,5,5,4,1,4] = 5         だめか……ここでラックするのもなんだしな。         ライダー「だが、私を殺せると言ったかね? セイバー」
  クレダ : まさかの展開。
  GM  : ライダー「面白い、試してみたまえ。この神の呪いを覆せるのならね」         ビリー「ライダー……」
  セイバー: 『うむ。あまり、やりたくはない方法なのであるが。多分、いけると思うのである』
  クレダ : 「ゴメンね」
  GM  : ライダー「なに、どうということのほどでもない。              『義人のみ生き残る災害を、さもなくば死を』              それがあなたの望みなのでしょう? マスター」         ビリー「…………」         ライダー「私もそうなのですよ。死にたくてここまで来たようなものだ」         ビリー「ああ……そうだ。僕もいっそ死んでしまいたい」
  クレダ : 「…死んだら。死んだら…きっと、楽、なんでしょう…ね」         そして、人が最初の罪を犯す時、というのは、だいたい“もうこれくらいいいや”と思ったときなのだ。
  GM  : ビリー「――――ですが、自殺は大罪です。             戦いましょう、司祭……僕は望んでこの殺し合いに参加した」
  セイバー: 『ふーむ。拙には死んだ方が楽とか、死にたいとか、そういう気持ちは解らないのである』
  クレダ : 「私も、”解る”とは決していえない立場ではありますけれど……でも、想像はできちゃうんですよね」         そう言って、袖をまくって、腕の一部だけにかけられた変装の魔法を解くと、こう。
  GM  : こう?
  クレダ : 上腕部の皮膚が、ところどころ白くなっているわけです。
  セイバー: 『拙にはそもそも、ちゃんと【生きている】のが此処一週間であるからして。だけど、それでも言える事はあるのである。          マスターのご飯は美味しい!トーガやビリー、ナターシャ、他にも沢山優しくて良い奴に出会ったのである!』
  クレダ : 「そして、想像できるがゆえに…言わなくてはならない。          ノーです。殺し合いなんて冗談じゃない。自殺に付き合うのもお断りしたいところです」
  GM  : ビリー「殺し合いが嫌ならば、こんなことに参加しなければよかったんです」
  セイバー: 『拙には生きる事の辛さや悲しさは解らないのである。          でも、きっとこんなに楽しい事があるなら、辛さや悲しさが多くても、頑張れると思うのである。          故に』
  クレダ : 「なぜか?」
  セイバー: 『ビリー。ビリーには、これからも生きて欲しいのである』
  クレダ : 「生きているから、わかることがあるから。          “自分の人生がどうだったか”まともに口にできる歳になるまでは、生きてみるべきだと。そう知ったからです」
  GM  : ビリー「僕は……生きていたくなんてない! こんな身体なんて欲しくなかった!」
  クレダ : 何度…何度言ったことでしょうね。その台詞を。         「うん…うん。そうだね…わかる。いえ、わかりたいと思うよ」
  GM  : ビリー「主はどうして僕にこんなものを授けたんですか?」
  クレダ : 嘘、かもしれない。そのうち考えなおすかもしれない。         けれど、誰かがこう言ってあげないといけない。そう思うから。         「うん…私も、神さまの考えることはわからない…          神の子イエスですら、処刑される前、“神よ、なぜ私をお見捨てになられたのか”と言ったし。          世の中は解らない事だらけ。でも、私は信じてる」
  GM  : ビリー「……なにをですか?」
  クレダ : 「ビリー君。君は幸福になるべきだよ。そこにいちゃいけない」         社会的にも、精神的にも、できたら肉体的にも。         「君は前に進むべきだし、それができるはず」         人のことを思いやって、人の身になって考えられる、君なら。
  セイバー: そろそろ始めるであるか。
  クレダ : 「もうやめよう。一人で泣くのは」         喋りながら、礼装を広げます。         黒い呪文の文字でできた茨が、私の体から生えて、繁みを作りますよ。
  GM  : ライダー「『終焉の方舟(アトラ・ハーシス)』」         ライダーが声をかけると、岸の下から巨大な方舟が浮かび上がります。         ところで今、灯台の上? 下?
  セイバー: 拙らは下に居るのではないか?
  GM  : うい。方舟は、自分の下にある『海面』も一緒にひきつれて昇ってきています。         ビリー「友よ、僕に力を貸してくれ!」         方舟の入り口が開き、巨大な竜が姿を現す!
  セイバー: カモである(笑)
  GM  : ムシュフシュ『フシュルルルルル……いいだろう。この老いぼれでよければ、汝の乗騎となろうぞ』
  セイバー: 『ムシュフシュであるか』
  GM  : そしてビリーが竜の上に乗り、クラリックガンを構えます。すたん、じゃきん。         ムシュフシュ『セイバーとそのマスターか……故あってこうなったが、お互い恨みなかろうな』
  クレダ : 「ノープロブレム」
  セイバー: 『うむ。問題無いのである!』