第三次月詠聖杯戦争六日目 深夜パート2

6日目 深夜 王子岬/れもん


  GM  : 当たり前ですが一番近いのはクレダですね。         もちろん海の家は閉まっています。         ざざーん、ざざーん。
  クレダ : 最初に到着して、話し合いの準備をしてます。天の目には宝具を作ってもらう方向で。
  GM  : データのデザインはしておいてくださいね。
  クレダ : あ、もちろん、会談中は作業中の天の目を遠ざけておきます。
  GM  : どこに隠す?
  クレダ : 先に家に返しておくとかダメでしょうか。
  GM  : いえいいですよ。         では、ぶうううううん、という走行音と共に         海水浴場の上の堤防に白いバイクがやってきて止まります。
  クレダ : 深夜。月の淡い光の下、ビーチパラソルとパイプのテーブルを広げて、待ち受けます。
  GM  : バイクから降りたのは見目整った青年と少女。アダムとイヴです。         二人は堤防の階段を降りてきます。
  クレダ : 「ようこそ。どうぞお好きな席へ」
  セイバー: 「おー。良く来たのである」
  GM  : アダム「ああ。ライダーの件だったな」         イヴ「……どうも」(会釈)
  セイバー: ちなみに、顔は兎お面であるが、服は青い生地のエプロンドレスみたいなものである。
  GM  : それは、誰だ(笑)
  クレダ : 不思議の国のアリスの挿絵でしょうか。
  GM  : イヴ「あの……セイバーですか?」
  セイバー: 「うむ!拙である!」
  GM  : イヴ「一体何があったんでしょう?」
  クレダ : 「あの格好で鎧の中に入っていたとかなんとか」
  セイバー: 「うむ。ライダーを1回倒す為に鎧を使ったのである」
  GM  : アダム「そうか」         そんな益体もない会話をしてると、次は籐河とランサーがやってきます。         モーターボートで海から。         ぶおおおおお。ざぱーん。
  セイバー: 「お、トーガ達も来たであるな」
  GM  : モーターボートというかウォーターバイク? またがるタイプのボートですね。         ランサー「うん……さっきぶり」         籐河「よう。久しぶりだな……って本当にそれがセイバーなのかよ」
  セイバー: 「うむ、拙であるが、どうかしたであるか?」
  クレダ : 「話してみればわかります」
  GM  : 籐河「いや何がって……子供だったのか? お前」
  セイバー: 「ふーむ?拙は子供であるのであろうか?それは考えた事がなかったのである」
  クレダ : ややメタ的な意見ですけど、幕間で女の子が出ていた時点で、想定されてしかるべきだったというか。
  GM  : 籐河「いくつぐらいだ……小学校低学年ぐらいか?」
  セイバー: あぁ、見た目は5歳であるぞ。
  クレダ : 「“概念存在”ということでは?」
  セイバー: 「おぉ。なんだかそれが一番近いような気がするのである」 >概念
  GM  : 籐河とランサーはセイバーの正体はまだ知らないか。         では次の客。砂浜を歩いてやってきます。         モンスター「こんばんはでゲソ!」
  セイバー: 「おぉ!モンスターであるか!ようこそである!」
  GM  : クロウ「よーう。呼ばれてないけど来てみたぜ」
  クレダ : 「えーと、ミサイルはどこに入れてあったっけ…」
  GM  : モンスター「いきなり物騒じゃなイカ!?」
  クレダ : 「冗談です」
  GM  : モンスター「ここは私の縄張りなんだから、一言私に声をかけて欲しいじゃなイカ」         クロウ「つーかこいつ、ここで寝泊まりしてるから。さっきの話もばっちり聞いてたっつうか」
  セイバー: 「あぁ、そうなのであるか。なら話が早いのである」
  クレダ : まあ落ち着くところに落ち着いた感じですね。
  GM  : では最後にアンジェリカがやってきます。燐光と共に空からふわりと降ってくる。
  セイバー: 「おー。アンジェリカも良く来たのである」
  GM  : アンジェリカ「こんばんは―――ずいぶん大勢集まったみたいだね」
  クレダ : 「ボナセーラ」(こんばんは)
  GM  : アダム「ふむ。俺達と同じ距離から出た割には遅かったな」         籐河「赤座籐河だ。こいつはランサー」         クロウ「どうせ集まるのを出待ちしてたんじゃねえの?」         ランサー「はじめまして」         モンスター「思い出したでゲソ! この前狙撃を食らったじゃなイカ!」         籐河「あ、そうだ。キャスターとナターシャはライダーを探すから来ないとよ。話があればは俺達が聞いておくぜ」
  セイバー: 「ふーむ。まぁ、仕方ないであるな」
  クレダ : 「熱心なことで」
  GM  : クロウ「んじゃ、これで全員だな」         適当にみんな席に着きます。イヴはアダムの後ろに控えてますが。
  クレダ : 「始めましょうか」         きりーつ、れーい。
  GM  : モンスター「はいでゲソ!」
  クレダ : 「はいゲソ子ちゃん」         うっ、つい。心の声が漏れた。
  GM  : モンスター「これは結局何の集まりでゲソ?」
  クレダ : 「それはもちろん、ライダーの宝具による災厄を回避するための集まりです」
  GM  : クロウ「ウトナピシュテム……大洪水を再現する宝具とは、またはた迷惑な代物だな」
  クレダ : 「洪水はさすがにまずいですから。地理&倫理的、かつ社会的に」
  GM  : アンジェリカ「しかもマスターを殺さない限り不死身なんだって?                ひどい話だよね。これだからサーヴァントなんて(ピー)なんだよ」         クロウは気楽そうですが、アンジェリカは結構本気で嫌悪巻があるようですね。
  クレダ : うわぁスラングが。
  GM  : イタリア的スラング。
  クレダ : カボロとかですね<スラング
  セイバー: 「うむ。ライダーであるが、拙の剣でなんとかできるかもしれないのである」
  GM  : アダム「ふむ……」
  セイバー: 「そこら辺拙が何とかできそうなので、協力してくれないかのお願いなのである!ビリーは殺したくないであるし」
  GM  : イヴ「セイバー様の宝具で不死を無効化できるのですか?」
  クレダ : 「頑張ればなんとか」<無効化
  GM  : アダム「あれは『怪物殺し』の類だと思ったが」         クロウ「へえ、そうなのか?」
  クレダ : 「そこはそれ。女性には色々と秘密があるので」
  GM  : アンジェリカ「ふうん……」
  セイバー: 「正確に言えば、条件に合った『もの』を問答無用に殺す剣で、          どうにかする手段があるのである。あまり使いたい類ではないであるが」
  GM  : アンジェリカ「まあ、私は別に良いよ。ただ、タイムリミットは設けた方がいいと思うな。                明日の『夜』……までになんとかならなかったら、マスターを殺す。とかね」
  クレダ : 「令呪テレポートを使われると逃げ切られかねないですからね」
  セイバー: えーと、宝具生成に必要なのは、2ターンであったか?
  クレダ : そうですね。朝、寝るとして、ちょうど昼目覚めると同時にできあがります。
  セイバー: 今から作ったとしたら出来上がるのは昼、実質使えるのは2ターンであるか。
  クレダ : どのみち、朝か昼には寝ないと厳しいので、制限時間としてはそのくらいですね。
  GM  : クロウ「そいつの残り令呪数はわかるか?             もしやるなら、令呪を使いきらせてからとどめ刺さないと逃げ切られねえか?」
  クレダ : (わかってたけど、こいつ、殺すことしか考えてないな)
  セイバー: 「拙達から逃げるのに一画使用したのはたしかであるから、最大残り二画であるな」
  GM  : 籐河「令呪の消費か……それは俺達でやっておこうか?」
  セイバー: いや、どの道ライダーについても令呪は減らしておかないと逃げられるであるな。
  GM  : 籐河「つうか。どっちにしろキャスターが探した先に俺達が派遣されることになってんだけどな」         ランサー「猟犬役……だね。今もキャスターから知らせがあれば飛んでいかないと」         籐河「だからまあ殺さない程度に追い詰めて、令呪で逃げさせる……とかな」
  クレダ : 「キャスターは放っておいてもライダーに攻撃するでしょうし…その役を果たしていただけると助かります」         ゲームあるある。そして削りすぎて止めをさしてしまう。いらないキャラに経験点がたまる。南無ー。
  GM  : 殺しても死なないから(笑)         モンスター「はいでゲソ!」
  セイバー: 「どうぞである」
  GM  : モンスター「私から見れば、はっきり言ってそいつは死んでも仕方ないことをしようとしているでゲソ!               なんでそこまでして助けないといけないでゲソ? 海は人類のゴミ捨て場じゃないでゲソ!」
  セイバー: 「拙は助けたいからである!以上である!」
  クレダ : 「はあ…私の行動する動機なんて聞いても、何の得にもならないと思いますが。          お話ししたほうがよろしいですか?」
  GM  : クロウ「んー。いや俺は別に? 」         アダム「俺は聞きたいな。人の善悪の判断基準には興味がある」
  クレダ : 「簡潔に言うと、私はビリー君…つまりライダーのマスターを助けようとしているわけではありません」
  GM  : モンスター「どういうことでゲソ? 話がわからなくなったじゃなイカ!?」(ぐねぐね)
  クレダ : 「ではお聞きしますが、生き延びたほうが“助かっている”なんて、誰が決めたのでしょうか」
  GM  : モンスター「? だれだって死ぬのは嫌だし、生きるのは嬉しいんじゃなイカ?」
  クレダ : 「どうして?」
  GM  : モンスター「どうしてもなにもないでゲソ。だって今生きてるからじゃなイカ?」
  クレダ : 「では、あなたは、生きている間、常に幸福感を覚えている、と?」
  GM  : クロウ「まあ―――死ぬしかなくなる人間もいるわな。だから自殺が禁じられてるんだしなあ」
  クレダ : 「もちろん、“生きる意味などない”と言うつもりはありませんけれどね」         「失礼、話がそれました。…つまるところ、私はビリー君が、もう少し長生きして、          色々と悩む光景を見てみたい、というだけで。つまりセイバーと同じ動機なわけですが」         この続きは、自分の心の中でだけ言いますが。
  セイバー: 「うむ?拙の言ってる事って同じなのであろうか?」
  GM  : モンスター「もちろん、生きてるのは嬉しいに決まってるじゃなイカ?」
  クレダ : ――このまま死んで、神の元に召されるならそれも良し。         「私はただ、中途半端はよくない、と思っているだけですよ」
  GM  : クロウ「まあ、どうせ死にたがりだ。ライダーから解放した後、自殺するかもしれねえけどな。けっけっけ」
  クレダ : 無言で肩をすくめます。
  GM  : アダム「ふむ……」
  セイバー: 「それはいけないのである。ビリーには姫に教えてもらいたいことがあるであるからな!」
  GM  : アダム「よくわからないが。可能性を絶やしたくないということか?」
  クレダ : ぶっちゃけ、中途半端な生き方をせずに死んだら、         最後の審判の時によみがえらせてもらえるからいいんじゃない? とか思ってます。         悪い方に振り切れたなら、それはそれで酷い目にあっても納得ずくだろうし。
  GM  : アンジェリカ「……うん。クレダちゃんの言いたいことはわかったよ。                でも。どうして彼はそんなことをしようとしてるのかな?」
  セイバー: 「うーん。解らんであるが、ビリーは多分、誰よりも痛いのを知ってる優しい奴なのである。          今はきっと悩んで悩んで、心が弱くなってるだけだと思うのである」
  クレダ : 「そこにやってきた聖杯戦争。願いが叶うという悪魔のささやき。それでころっと…?」
  GM  : モンスター「よくわからないけど私のことでゲソか?」
  クレダ : 「ささやいたんですか?」
  セイバー: 「おお。そういえばモンスター、悪魔であったな!」
  GM  : モンスター「おぼえがないでゲソ!」
  クレダ : 「それは歳のせいですよ」(生暖かい目)
  GM  : モンスター「大体、なにもかも私達のせいにするのは迷惑にも程があるじゃなイカ?               悪いことをしたならそいつが悪いに決まってるじゃなイカ」
  クレダ : 「ええ、そうですね。他人を無差別に傷つけるのは悪だと思いますよ。          でも、悪と、罪、それに罰は、いずれも別のものです」
  セイバー: 「まぁとにかく。拙は、そんな優しいビリーには死んで欲しくないし、ビリーに姫といろいろと話をして欲しいのである!」
  GM  : クロウ「話は聞いたが。まあ俺達には協力する義理はなさそうだよな」
  セイバー: 「うむ。故に、拙は最初から『お願い』と言ったのである」
  クレダ : 「悪、あるいは罪をすべて罰することが善だとは思いませんね。          というか、そうでないと、私も絞首刑あたりにされそうですしね。あはは」
  GM  : アダム「罪を罰するのが善ではないのなら、罪をどうすべきなのだ?」         イヴ「………」
  クレダ : 「どうする、とは? 罪を…過去をどうにかする、と?」
  GM  : アンジェ「罪は、償うしかないんだよ」
  クレダ : 「…私の考えは少し違いますね。罪は、償うことすらできないんですよ。          できるのは、罪を重ねないことだけです。あるいは、善行を重ねるか。          だからこそ…すべての罪に、罰を与えたら、人は耐えられない。そう思いますね」         ゆえに主は仰いました。許せと。
  GM  : アダム「ふむ……わかった。俺が罪を犯す時は心にとめておこう」
  セイバー: 「拙は難しい事は良く解らんのである!話が難しい方向に逸れてるのである!」
  GM  : クロウ「宗教談義はそれくらいにしようぜ」         籐河「……あ、やべ。キャスターから連絡が入った。行かねえと」         ランサー「そうだね」         ぴかぴかと二人のしている腕輪が光っています。
  セイバー: 「む。見つかったであるか。くれぐれもよろしくお願いするのである」
  クレダ : 「幸運を」
  GM  : クロウ「ああ、俺達も一緒していいか?」         モンスター「海を汚すやつは懲らしめてやるでゲソ!」         籐河「え、いや。いいの……か?」
  セイバー: 「クロウとモンスターはどうするつもりであるか?」>ビリーの生死
  GM  : クロウ「とりあえず殺すつもりでやるわな。死ぬかどうかは相手次第」
  セイバー: 「むー。お願いであるが、強要はできないのである。でも、心に留めてくれると嬉しいのである」
  GM  : モンスター「セイバーの気持ちは分かったでゲソ。               でもそれはそれ、これはこれじゃなイカ? 私にも守りたいものがあるでゲソ」
  クレダ : 「守りたいもの、ですか」
  GM  : モンスター「別に人類の心配じゃなく、私は海の心配をしているでゲソ。大津波とか冗談じゃないでゲソ。               私の願いは『海を綺麗にする』ことでゲソから!」
  セイバー: 「うむ。解るのである。だけど、拙にはそれを変える事ができるほど、あげれるものが無いのである。          だから、お願いしかできないのである」         拙はお願いと頼んでいるだけであるから、強制力なんて欠片も無いのである。
  クレダ : 律法に、こういう文面もあるそうですけれどね。“常に収入の一部を寄付せよ”
  GM  : クロウ「まあ押し問答はそれくらいにして、行くか」
  セイバー: 「気をつけるのであるぞー」
  GM  : というわけで、ランサー陣営とモンスター陣営は退場です。         残るはアンジェリカとアサシン陣営。         イヴ「私達はどうしましょうか? ネイビア様からはライダーの抹殺を命令されていますが…」
  セイバー: 「あ、そうだ、アンジェリカとイヴには別のお願いがあったのである」
  クレダ : いそいそと紅茶セットを出して、魔法瓶からお湯を注ぎ始めます。         「慌てない慌てない、一休み一休み。それで、お願いって?         と、セイバーに聞きます。
  GM  : アンジェリカ「なにかな?」
  セイバー: 「うむ、拙、今いろいろ空っぽであるから、ちょっと回復魔術かけてくれないであるかなーと」
  クレダ : (そういえば天の目も出張中だった…)
  GM  : イヴ「ええと……すみません。私達もそれなりに消耗していますので」         アンジェリカ「さっきアダム君が襲いかかってきたからね。ウェヒヒヒ」         アダム「任務だ」
  セイバー: 「ならしょうがないのであるな!          という事でマスター、頑張って供給して欲しいのである。剣は鎧が無ければ使えんであるし」
  GM  : アダム「少し考えたのだが、いいか?」
  クレダ : 「はい?」
  GM  : アダム「悪いが、俺も俺の命を守るために。ライダー陣営には手加減はできん」
  クレダ : 「なるほど」
  セイバー: 「ギリギリまで待ってもらうことはできんであるか?」
  GM  : アダム「そうだな。タイムリミットまでは待とう」
  クレダ : まあそうですよねー。命の危険があるのに、赤の他人のために行動してくれる人って、そんな多くないですよね。         意見を聞いてくれるだけで貴重。         「明日の夜まで…ですか」
  GM  : アダム「そうだ」
  セイバー: 「それでもありがたいのである」
  クレダ : 「そうですね。極めて貴重です」
  GM  : アダム「俺は俺の都合を優先すると言っているだけだが」
  クレダ : 「人によっては話すら聞いてくれないですからね…」
  GM  : イヴ「……ただ、ネイビア様の意向によってはそうもいかないかもしれません。そのことはご了承ください」
  セイバー: 「うむ、解ったのである」
  GM  : アダム「こんなところか。紅茶は美味だった」
  クレダ : 「ご心配なく」         はっ!? い、いつの間に!
  GM  : 今話してる間に。
  クレダ : だ、代金はらえ!
  GM  : そっちの方がよほど飲んでるだろ(笑)
  クレダ : もちろん冗談ですとも。しくしく。
  セイバー: 「うむ、マスターの淹れる紅茶や作る料理は美味しいのである!」         だから太鼓判を押すのである(笑)
  クレダ : 断言しますが、私の心は窓際族の居場所よりも狭いですよ。
  GM  : そんなキャラ付けをしておいてそれか(笑)         というわけでアダム陣営も去っていきます。
  セイバー: 「それではまたであるぞー」 (手をふりふり)
  GM  : あとはアンジェか。         アンジェ「動けるのはいつからなのかな?」
  セイバー: 「うーむ、マスター、いつからであるか?」
  クレダ : 「そーですねー…。昼だと人目がありますし、戦闘行為は夜以降だと苦労が少ないとは思います」
  セイバー: 「つまりぶっつけ本番なのであるか」
  クレダ : 「が、探索などをする分には問題ないかと。          昼に仕掛けられるならやりたいところですが…すぐに追いつけるとも思えませんし」
  GM  : アンジェ「ライダーはセイバーには勝てなかったんだよね?」
  セイバー: 「うむ。まぁ、相性の差もあるであろうが」
  GM  : アンジェ「それじゃあ、もうビリー君は『街の人を皆殺しにして自分の願いを叶える』しかないんだね」
  セイバー: まぁ実際、防御無視できないライダー達にとって、拙は相性悪いであろうな(笑)
  クレダ : 「…あの、それどういう意味です?」
  GM  : アンジェ「だってそうでしょう?              明日中に他の参加者を倒しきれないなら、ビリー君の勝ち筋はそこにしかないんじゃないかな?」
  クレダ : 「なるほど…つまり考えようによっては私も原因の一部、と」
  GM  : アンジェ「その覚悟がないのなら、とっくに自分の頭を撃ちぬいてるだろうしね」
  クレダ : 「その発想はありませんでした」
  GM  : アンジェの発想は歴戦の戦闘者としてのものですね。
  セイバー: 「たとえそうであっても、ビリーはきっと最後の最後まで、どうにかしようとすると思うのである」
  GM  : アンジェ「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」
  セイバー: 「そうであるな。拙も確約はできないのである」
  GM  : アンジェ「それなら期待はしない方が、計算は狂わないと思うよ」
  セイバー: 「ふむ、そうであろうな。でも、拙はそう信じるのである。拙に出来る事はあんまり無いし、頭もあんまり良くないのである」
  クレダ : 「あまり先のことに期待はしない性格ではありますけれど…いい結果が出ればいいな、というくらいは思っていますよ」
  セイバー: 「だから、拙はそう信じるのである。それが、多分きっといろいろな始まりだと思うのである」
  GM  : アンジェ「もしもダメだったら、私がビリー君を……撃つよ」
  セイバー: 「む」 (腕を組むのである)
  GM  : アンジェ「その時はクレダちゃん、邪魔しないでね? ウェヒヒヒ」
  クレダ : 「やだ。はっ…つい本音が」
  セイバー: 「んー。まぁ、責任は拙達であるからな。          どうなるにしても、きっと、拙達が最後の最後まで始末をつけないといけない、そんな気がするのである」
  クレダ : まあ、本当にどうしようもなくなったら、その時は…しょうがないでしょうね。
  GM  : アンジェ「そっか。それじゃ私もそろそろ失礼するね?」
  クレダ : 「ええ。おやすみなさい」
  GM  : アンジェ「ああ、そうだクレダちゃん。ライダーの件が片付いたらどうする?」
  クレダ : 「えーと、まずは…パーティーをする」
  セイバー: 「おお!料理が豪勢なのであるな!?」
  クレダ : 「かくして世界は救われた。しかしいずれ第二、第三の災厄が起こらないとも限らない。          その日まで戦えクレダ! 世界が平和になるその日まで!」
  GM  : アンジェ「下手をするとライダーを仕留めた瞬間に宝具を撃ちこまれるよ?」
  クレダ : 「ああうん…横槍を入れられる可能性は考えた。考えただけだけど。          まだ何も思いつかない…のが正直な意見」
  セイバー: 「まー、それはあれであるな。もし成功したら、拙がなんとかできると思うのである。多分」
  GM  : アンジェ「もしかしたら『私が攻撃するかもしれない』けどね。ウェヒヒヒ」
  クレダ : 「誰が攻撃しても同じだよ。少なくとも、私にとってはね」
  GM  : アンジェ「そう」
  クレダ : もちろん、好き嫌いくらいはあるけれど。アンジェに攻撃されるのは嫌だなあ。痛そう。
  GM  : アンジェ「そうだね。好き嫌いは戦術には関係ないね」
  セイバー: 「うむ、マスターは拙が守るであるからな!」 >誰が攻撃しても同じ
  GM  : アンジェ「それじゃ。おやすみなさい、クレダちゃん」
  クレダ : 「ありがと」
  セイバー: 「おやすみであるー」
  GM  : ではアンジェも去ります。         ざざーん、ざざーん。
  クレダ : 「はあ…」         と、テーブルにつっぷします。         「長い夜だった………」
  GM  : 片付け終わったらシーン切ろうか。
  クレダ : 正直ビリー君が洪水の原因だとは思ってなかったので、ネイビア対策ばかり考えてたので、         この一日のプレッシャーはひどかった。
  セイバー: 回復魔術の判定だけでも!(笑)
  クレダ : はいはい。ええと、何が何点減ってましたっけ?
  GM  : HP10点じゃね?
  セイバー: HP16/26、MP10/48−3である!
  GM  : っていうか鎧が生えてない(笑)
  クレダ : 鎧ってどうやったら戻せるんですか? MP?
  GM  : MPですね。
  セイバー: 再度MP払えばOKなのである。
  GM  : 判定どうぞ。
  クレダ : ではやります。         分割思考から回復魔術。目標対軍で、私とセイバーのMPを回復。達成値半減で。         15an5+1an1 分割思考+         (ころころ……) [4,1,3,2,1,2,2,5,6,2,1,3,5,2,5]+[2] = 14
  GM  : 7点。
  クレダ : 次も同じ。         15an5+1an1 分割思考+         (ころころ……) [2,4,3,1,5,1,6,6,3,4,4,4,2,3,5]+[4] = 13         最後はただの分割思考で。         10an5+1an1         (ころころ……) [4,5,3,1,6,4,4,2,5,5]+[2] = 9
  セイバー: 7、7、5であるか?えーと、19点回復である。
  クレダ : 最後に、瞬間魔眼でセイバーのMPを回復させます。         12an4         (ころころ……) [4,3,5,2,1,5,4,1,2,1,1,2] = 10         あ、ごめん。達成値半減で。
  GM  : 5点。
  セイバー: 24点!
  クレダ : こっちはHP24/38、MP19/48(−13)
  セイバー: では、貰ったMPと元からあるMP使って、鎧を組みなおすのである!         「おお!魔力がもりもり来たのである!」
  クレダ : 「それでも天の目がいないとちょっと見劣りしますね」
  セイバー: 「うむ、これなら…」         と、ぎゅるるる、と光が少女の身体を包み。ぎゅおん、と膨張する。
  GM  : 復活早かったな(笑)
  セイバー: 光が解けた後には、いつも通りの山のような鎧の巨体が!
  クレダ : 「あ、でも、セイバーがようやく見慣れた姿に?」
  セイバー: 『うむ!鎧復活なのである!』         同時に、筋力耐久がE−からA+、敏捷がA++からEになったのである!(笑)
  クレダ : 「………ごめん、誰?」         超重装甲。(笑)
  セイバー: 『酷いのである!』
  クレダ : 「…あー、あーあーあー! いえ、その。兎姿ばかり見ていたから、一瞬そのね。          戦闘中は背中しか見えないし」
  セイバー: 『おお、そういえばそうであるな』
  クレダ : 「決して元の顔を忘れてたわけじゃないんですよ」
  セイバー: 『顔というより姿なのである!』
  クレダ : 「まあ、鎧ですからね」
  GM  : さて。セイバーにそれ以上聞くことはある?
  クレダ : いえ…たぶん、それは夢の中で言うことになるかと。
  GM  : じゃあシーン終わって夢イベントして今日は終わろうか!
  クレダ : はい。天の目は徹夜で宝具作成中。
  セイバー: 拙はまったりしてるのである。
  クレダ : 天の目がよなべーをして、てぶくーろ編んでくれた〜、というわけで宝具は手袋に決定。
  GM  : データは明日までに組んでおいてくださいね。
  セイバー: まぁ、警戒はしておくであるが(笑)
  クレダ : お願いします。