第三次月詠聖杯戦争五日目 昼パート2
5日目 昼 王子岬/海水浴場
クレダ : 「そういえば」
GM : ぶろろ。
セイバー: 『なんであるか?』 到着したら実体化である!再び兎ぐるみ!
クレダ : 「この前、日本の有名な漫画、読みましたよ。題名は確か…イニシャルD。 …ちょっと、ドリフトとかしてもいいかな?」
GM : やめろ(笑)
クレダ : 一瞬でレンタカーが廃車に…
セイバー: 『できるものならやってみるといいのである。借り物の車であるが』
クレダ : 「醒めちまったセイバーに… 熱いのは… 私のDRIVING…」
見学者 : (それはレーシングラグーンだろ!(笑))
クレダ : (笑)
GM : そんなわけで観光客でにぎわう海水浴場にやってきました。暑い!
クレダ : とりあえず、適当なところに車をとめましょう。
GM : ききっ。砂に侵食された駐車場があります。
セイバー: 『まぁ瞬間的な速さであるなら、拙に捕まりつつ、 拙が魔力放出で短距離ブーストしたらちょっとした絶叫系スリルが味わえるであるぞ?』
クレダ : 「…実は私達、車に乗らない方がいいんじゃ?」 レンタカーってGPSとかついてそうで嫌だし。
セイバー: 『移動手段があるのはいいことではないか?』
クレダ : 「まあ、歩かなくていいのは楽なんですけどね」 ドアを開けると、おかしいくらいの熱気が吹き込んでくる。
GM : 暑い!
クレダ : 「あっつぅ…」
GM : しかも厚着。
セイバー: 『氷枕でも頼んでみるであるか?ひゃっこいのである!』 ひえピタ仕込めばいいのにである(笑)
クレダ : いったいいくつ必要なんだろう。(笑)
セイバー: 額、両手首、両太ももで6箇所くらいであるか?(笑)
クレダ : 貼りかえるのもしんどそう。(笑) 「…帽子帽子、っと」 車の中から、白い幅広の帽子を出して被りますよ。服を脱いだりまくったりはしません。
GM : では移動ですね。実際目立つ。
5日目 昼 王子岬/海の家
GM : 注目を浴びながら砂浜の海の家にやってきました。 海の家はそれなりに繁盛しているようです。
クレダ : ただでさえ暑いのに、海の家に入ると、胸焼けしそうな油の匂いと熱気が出迎えてくれる。
GM : イカ娘…・・・じゃなかった。モンスターが回しています。 モンスター「いらっしゃいでゲソ!」
クレダ : 「こんにちは」 軽い吐き気を感じつつのれんをくぐります。 普通の人なら食欲をそそられるところだけれど、食べる気がない人にとってはツライ空気。
GM : モンスター「マスターなら奥の席にいるでゲソ。二名ごあんないでげそー」
クレダ : 「あ、ついでに水お願いします。ふーん、日本だと水は無料って本当だったんですね」(キョロキョロ)
セイバー: 『とりあえず焼きそばと餃子と炒飯とオムライスである』
クレダ : 「…朝食食べたのに、まだそんなに食べるんですか」
GM : 確かに日陰の席で、アロハシャツに水着のクロウ=メルヴェールがビールを煽ってますね。 クロウ「よう、こっちだこっち」
クレダ : 昼からビール。信じられない。
セイバー: 『昼間から酒なのである。駄目人間なのである』
クレダ : 「どうやら、さげすまれたいみたいですね」
GM : クロウ「夜は仕事なんだからいいだろ、昼間ぐらい。けけっ」
セイバー: 『おお、たしかに昼夜逆転なら酒を飲む時間帯も逆転なのである』 成る程、と手をぽむっと打つ。
GM : クロウ「まあとりあえず、席に座れよ」
クレダ : 「それで? 今日はどうしたんです。ありがたくも質問に答えてくれるとか?」 席を引いて、距離を離しつつ聞きます。
GM : クロウ「おいおいつっけんどんだな。とりあえず軽い情報交換でもしようじゃねえか」
クレダ : (ムッカ)
GM : クロウ「こんなところでやり合うほどお互い馬鹿でもないだろ?」 その態度は不遜ですね。
クレダ : (ムカムカ) こ、こいつきらいだー。ライダーとは別の意味で。
GM : いきなりか(笑)
クレダ : いえ、嫌いだからってすぐどうこうするわけじゃないですけど。
GM : クロウ「ん? どうかしたか?」
クレダ : まあいいです。 「情報交換ね。何を話す気があるんです?」
GM : クロウ「そっちが聞きたいことでいいぜ。こっちが聞きたいことはキャスターのことだな。 しばらく一緒にいたんだろ? 真名、宝具、マスター、作った礼装。 なんでもいいぜ。陣地の場所は知ってるからいい」
クレダ : 「なるほど。…じゃあ、さっそくですけど、10年前に、 あなたやカルロがイタリアでしていたことを全部吐いてもらいましょうか。 情報の有用性からいって、喋るのはあなたが先」
GM : クロウ「全部、ね……ま、いいか。先にいっておくと、俺やネイビアは協力していただけで、 主犯はカルロ=チェチーリアだぜ。これは責任逃れじゃなく、実際にな」
クレダ : 「続けて」
GM : クロウ「魔術師の目的なんてまあ、一つしかない。根源への到達だ。 俺はそいつの参考のためにカルロに協力した。まあ人材調達の分野でな。 結局その儀式は失敗し、街一つが消滅しやがったけどな」
クレダ : 「そうね」 機嫌の悪さを隠さない、冷たい声色でそう言います。 「カルロはどうやって根源に至ろうとしてたんですか?」
GM : クロウ「俺は専門外だから詳しくはないがね。 チェチーリア家の魔術はアストラル界の探索……まあ幽体離脱をメインにしている。 カルロはアストラル的に巨大な塔を築き、アストラル界の深奥…… つまり根源に到達しようともくろんだわけだ」
クレダ : よし、わかった。シャド○ランでやれ。
GM : 実際シャドウランめいている。
クレダ : 「でも、失敗したんでしょ」
GM : クロウ「まあな。バベルよろしく、塔は崩壊したわけだ。 俺はその時外していたから、崩壊した後のことしか知らないがね。 ちなみにその塔の建材は人間だ」
クレダ : 「人柱、ですか…」 人柱そのものは日本独自の言葉だが、人身御供という意味なら、世界中に風習が存在する。
GM : クロウ「ネイビアが改造しまくった……カルロは魔法に到達するための少女って言ってたが…… 人間結界が、一か所に集積することで。アストラル的な塔を建造しようとしたらしいな。 たしかにそれなら地理的要因は無視できるからな。うまいこと考えたもんだよ」
クレダ : 「……」
GM : 魔法少女を小規模の結界とみなし、それが百人以上集まるということは、百層以上の陣地が形成されること…
クレダ : 結界は互いに打ち消しあうんじゃ?
GM : そのあたりの理屈は不明ですが。.何かの魔術儀式で相乗効果を発揮していたのかもしれません。
クレダ : 口で言うと簡単そうに見えるけれど。 紙を何十回も折ると、月まで届く、みたいなことを言っているように聞こえますね。
GM : まあ結局失敗したわけですからね。
クレダ : 「それで? カルロはまだ同じことを続けてるんですか?」
GM : クロウ「いや。あいつとはそれからあってないな。死んだんじゃね? で。俺はあの事故で小聖杯を手に入れたんで。この聖杯戦争に転用した…… まあ話せることはこれくらいだな」
クレダ : 「…アダムが持ってるやつですか。 アダムのバック、っていうのはネイビアだったんですね」
GM : クロウ「ああ。あいつは聖杯になんて興味はないけどな。 自分の改造技術を試したいだけだよ。アダムもまあ、ただの実験体だ」
クレダ : 「あなたも、聖杯に興味があるようには見えないですけれど」
GM : クロウ「根源を目指すのは魔術師の義務だぜ?」 モンスター「料理と水とかき氷、お待たせしたでゲソ!」(どすどす)
クレダ : (アンジェが魔術師嫌いになった理由がわかるってもんですね)
セイバー: 『ちんぷんかんぷんであるが、そのカルロとかいう奴、どういう奴だったのであるか?』 (しゃりしゃり)
GM : クロウ「あいつも根源到達にしか興味ない、典型的な魔術師だったな。 使い魔通してばっかりで、俺も直接はあってねえけど」
クレダ : 「義務をはたす魔術師がいたなんて驚きですね」 と、小声でいっておきます。 「あの子犬ですか」
GM : クロウ「ああ、それだそれ。幽体離脱でよく犬に憑依してたな」
クレダ : あいつのせいで、私は日本で、金融会社のCMを見るたびに嫌な気分にさせられるんですが。どーしてくれよう。
GM : どーする、あいふるー
クレダ : シットォーー!
GM : クロウ「んじゃ今度はそっち。キャスターのことを教えてもらおうか」 モンスター「お前は暑そうだからかき氷をサービスしてやったでゲソ!」 とクレダに。
クレダ : 「あー、そう…ありがとう」
GM : モンスターは他の席に行きます。 んじゃ。クロウにキャスターのことを話す? それともまだ聞くことがある?
セイバー: 『マスターは食べれないから拙の口行きであーる』(しゃくしゃく)
クレダ : じゃあ、一つだけ聞いておきましょう。 「…“鳥”」
GM : クロウ「ん?」
クレダ : 「死者を飲み込む鷲は、まだ生きてますか?」>フレスベルグ
GM : クロウ「ああ。フレスベルグか。もちろんいるぜ。それがどうかしたか?」
クレダ : 「いえ。別に。ちょっと挨拶を、ね」
GM : クロウ「けけっ、怖い目をしてたぜ」
クレダ : 「…」 何も言わずに見返します。 ――“怖い目”ですめばいいけれどね―― そういう目で。
GM : クロウ「んじゃ今度はそっちだな」 クロウは相当つらの皮が厚いようですね。
クレダ : さて、こちらが持っている情報ですが。 「ナターシャがつれている子供」と、「核ミサイル」くらいですよね。デリケートな情報は。
GM : そうですね。
クレダ : 真名は抜いてないし。
セイバー: まぁ、トループの性能と、バーバラの支援能力は話していいのではないか?
クレダ : そうですね。そのあたりは話しましょう。子供たちのことは当然言わないとして…
セイバー: あと…あの船も作った礼装になるのであろうか?
GM : 礼装ですね。
セイバー: みっそー装備である!
クレダ : コルベットですか。
GM : 核は?
クレダ : 核のことを話した瞬間、キャスターの立場が終わる気がします。
GM : そりゃあそうだろ…(笑)
クレダ : ので、ここはとりあえず沈黙ですか…ね。 子供と核のこと以外は話しちゃいましょうか。そうしたら。
GM : うい。 クロウ「科学者ねえ……やっぱり素人だったわけだな」 まあ特に突っ込んではきません。 クロウ「んじゃ。そろそろ本題に入るか」
セイバー: 『つまり此処の代金全部奢ってくれる事であるか』
クレダ : 「マジで? ごちそーさま。じゃ!」
GM : クロウ「おいおいおいおい」
セイバー: あ、ちなみに餃子3人前、炒飯2人前、焼きそば3人前、 オムライス2人前、ラーメン1人前をもぐもぐしてたである(笑)
クレダ : 食いすぎでしょうそれ!(笑)
GM : ひたすら食ってたのか(笑)
セイバー: うむ、なので黙りっぱなしだったのである(笑)
クレダ : まあ、私の個人的な話ではあるんだけどさぁ…(笑)<クロウとの会話
GM : クロウ「本題ってのはな。キャスターを一緒に攻める話だよ」
クレダ : 「ふーん」 あっそ、勝手にすれば〜 な空気で答えます。
GM : クロウ「興味なさそうだが……ライダー陣営はそうでもないんじゃないのか?」
クレダ : 「いや、あっちは殺しても死ななさそうだし」
セイバー: 『というか、どの道拙ら暫くは無理であろう?』
クレダ : うんうん。 「そう、無理。イヤーザンネンダナー」 HAHAHA.
GM : クロウ「ああ、そういや休戦協定があるんだったか」
セイバー: 其処まで話したのであったか?
GM : クロウ「残念だなあ。それじゃライダー陣営の方に声かけるけど、いいよな?」 一応キャスター情報の中に入ってるとみなしたけど、違う? どっちにしろこの流れだと話すと思うけど。
セイバー: まー話してていいと思うであるが。
クレダ : まあ、協定があるという事実は変わらないですね。
GM : 話を進めよう。じゃあ別れる?
セイバー: まー他に特に話すこともないであるか?
クレダ : というか、ぶっちゃけ「好きにすればぁ」以外にいえることがない。(笑)
GM : そうだね(笑) モンスター「もう帰るでゲソか?」
クレダ : 「お邪魔しました」
GM : モンスター「また来るじゃなイカ!」 というわけで海の家れもんを後にするわけですね。 砂浜から車に戻る途中、ビリーとすれ違います。 ビリー「……クレダ司祭?」 暑苦しい……
クレダ : もう、見るからに機嫌悪そうな顔でやってきます。 「ああ、ビリー君。こんにちは」
セイバー: 『おぉ、ビリーであるか!こんにちはである!』
GM : ビリー「もしかして司祭も、モンスターのマスターに?」
クレダ : 「ええ、まあ。あのクロウとかいうの、サイテー野郎だから気をつけてくださいね」 前世があったら犬だったに違いない。いえ、犬好きですけどね。私は。狼か。
GM : カラスじゃね?(笑) ビリー「心得ておきます」 ライダー「――――おお、女神よ」
クレダ : 出てきた。 「かえれーーー!」
GM : ライダー「砂浜に残った貴女の足跡を保存して後世までに伝えるとします」
クレダ : 「やめろーーーーー!」(笑)
セイバー: 『素足でなく靴越しであるが、良いのであるか?』
GM : ライダー「是非裸足で!」
クレダ : 「うるせー!」(ぜいぜい)
GM : ビリー「ライダー、それくらいにしておけ……行くぞ」
クレダ : うう、シリアス時空がふっとんだ。
GM : というわけですれ違う。あとメールが来る。 アンジェリカ『私はたけのこ派かな。ウェヒヒヒ』
クレダ : (笑)
GM : というわけでシーンカット!
クレダ : はい。