第三次月詠聖杯戦争三日目 夜パート3

3日目 夜 西区/荒野


 月夜の晩。  国道からも200mほどもあるだだっ広い荒野で、4人の男女が向かい合っていた。  向かって東側に立つのは、美男美女の組み合わせ。アダム、そしてキャスター(イヴ)  向かって西側に立つのは、美少女と野獣の組み合わせ。赤座籐河とランサー。  会ってしまったのは偶然である。  アダムは昼間に宣言した通り、西区を巡回して参加者との戦闘を求め  籐河は、祖母に呼び出されて西区にある赤風寺に向かう途中だった。  会ってしまえば後は、アダム「ではやるか」ランサー「やろうか」で話は一瞬でまとまった。  この脳筋どもめ!と籐河が抗議してもどこ吹く風である。     配置・西区/荒野      籐河/ランサー:アダム/キャスター(イヴ)      IV:アダム、ランサー、籐河、キャスター(イヴ)  ランサーは斧と盾を構え、アダムはキャスターから剣を受け取る。  籐河はいい加減諦めて、Yシャツの腕をまくった。  二の腕にはびっしりと梵字が入れ墨で刻まれている。  これが赤座籐河にとって魔術の修業をした傷跡であり、礼装である。  籐河が腕を組んで念仏(のような呪文)を唱え始めると、  腕に刻まれた梵字が魔力によって地面に投影され、一瞬で魔術陣地を形成した。  理屈はサーチライトのようなものだが、別にちかちか光ったりはしない。  アダムはそれを見届けた後、半ば挑発めいた言葉をランサーに投げかけた。 「ここまでは前回も見た。ここから先を見せてもらおう、ランサー――――宝具を使え」 「へえ……よく言ったね」 「いきなり挑発に乗るんじゃねえよ! せめて俺の許可を求めるそぶりを見せろ!」 「同じことだ。こちらも本気を出す。そうなれば、そちらも本気を出さざるを得ないだろう。用はカードの交換だ」 「本気を出したあなたが……私の本気に匹敵するって言いたいんだね」 「その通りだ。構わないな、キャスター」 「はい、アダム。貴方に従います」 「あっちのサーヴァントは素直でいいなあ」 「殴るよ……トーガ。宝具を使うよ。ここまで挑発された以上、戦士の一族としての名誉が許さない」 「お前絶対戦いたいだけだろ!」 「――――北のボレアスよ」  ランサーが斧を振る。鋭い一撃が、大気を断ってつむじ風を起こす。 「南のノトスよ、東のエウロスよ、西のゼピュロスよ!」  ランサーが神をたたえる名を呼ぶと同時に斧を振る。つむじ風は幾重にも重なり、どんどんと大きくなっていく。 「我に風のごとく速き騎馬を与えたまえ。  さすれば我は縦横無尽に戦場を駆け抜ける――――『迅風駿騎(アネモイ)』!」  真名開放と共につむじ風がひときわ大きくなり、ランサーを飲み込む。  一瞬後、風は収束し――――そこには半透明の騎馬に跨ったランサーの姿があった。  馬を構成するのは高密度に圧縮された空気であり、風である。その自由さを示すように、一切の馬具がついていない。  ランサーは斧と盾で両手を塞ぎながら、足だけで騎馬を一回転させた。まさに人馬一体である。 「槍兵でありながら乗騎を持つ。それがお前の切り札か、ランサー」 「この子と私……二人で一つ。さあ……私達の最速(ランサー)を見せてあげるよ」  
    冒頭宣言      籐河:無色結界起動      ランサー:迅風駿騎起動      アダム:キャスターから武器を受け取る      イヴ:特になし      IV変更:ランサー、アダム、籐河、イヴ  ランサー行動 アダムに攻撃。   37an5+4an4+4an4(ころころ……) [5,1,2,1,1,(中略),4]+[5,3,1,3] = 40  宣言と同時。ランサーと騎馬が、文字通り風の速度で突進した。  実際、この『アネモイ』の宝具能力は『風と同じ速度で駆ける』というシンプルイズベストなものである。  しかも進行方向の空気密度を上げて音速自体を引き上げるというおまけ付き。  その時アダムを襲った斧の一撃は、ほとんど砲弾に匹敵した。  アダム防御。MP消費し武術++発動。   30an5+10an5 (ころころ……) [4,6,2,1,4,(中略),6,1,6,3,2] = 33   ラックで振りたし 7an5+33 7ANG5 = [4,2,3,2,3,5,6] = 39   1差命中。ダメージ1+24-8-10=7。 「むう!」  だが、凌いだ。  凄まじい火花が散り、ランサー+馬が斜め方向に弾き飛ばされる。  ランサーの一撃を凌いだのはアダムにインストールされた古今東西の武術。そのうちの一つ、受け流しの術技である。  彼は生まれながらにして超一流の戦士なのだ。  しかしそれでも防ぎきれず、胸元から盛大に血がしぶく。正確には血液というより駆動用体液だが、色は同じ真紅だ。  方向転換を余儀なくされたランサーが旋回して戻ってくる。アダムはそれを見据えて、静かに剣を降ろした。  アダム行動 待機 (なんだ? まあいい、俺は俺に出来ることをやるまでだ)  アダムの行動をいぶかしみながら、籐河は結界を強化してランサーを援護する。  ランサーも心得ているのか、その機動範囲は結界内部にとどまっている。  それにしても、ランサーの宝具を見たのは、籐河はこれが初めてだった。  英霊。  初日に目にしたセイバーとランサーの戦い。そしてライダーとの戦いなど、これに比べればまるで小競り合いだ。  最早完全に目で追える範囲を逸脱してしまっている。アダムが初撃を防いだのが今でも信じられない。  だがこのままいけば……勝てる。籐河は勝利を確信した(フラグ)。  籐河行動 ランサーに強化魔術 「宝具能力を確認。音速と同じ速度で機動可能な乗騎か……単純故に隙がないな」 「そうですね、アダム。これでネイビア様の命令は達成したと思いますが……どうしますか」 「応戦する。そうしなければ生き残れない可能性が100%だ。イヴ、『宝具の使用許可を求める』」 「開帳を許可します、アダム。『■■・■■■』」  イヴ行動 宝具切替。アダムにHPとMP譲渡。アダムに強化魔術。  イヴが何かしらの魔術を用いてアダムを援護した後、小さくつぶやく。  いきなりアダムの持つ武器の外観が変化した。  武骨な両手剣が―――――異形の剣に。  元の形状は、軽く沿った分厚い刀身を持つ、シミターのような長剣。  しかしアダムがそれを軽く一振りすると、間合いが十倍にも伸長した。  刀身がいくつものパーツに分割され、その一つ一つをワイヤーが繋ぐ構造―――――いわゆる蛇腹剣である。 「なっ!? なんじゃそりゃあ!」 「では行くぞ、ランサー。約束通り俺も本気を出す……はあああ!」 「!」  アダム行動 ランサーに攻撃 MP消費し武術++発動、魔力放出+10 対軍攻撃で2回ランサーを攻撃   30an5+10an5+10+5an5+5an5+5an5(ころころ……) [4,4,2,4,6,(中略),3,4,3,1,3] = 52  間合いが激増した結果、安全圏を旋回していたランサーがいきなり射程内に納められた。  アダムは背中から当たり前のように猛烈な魔力を噴射し、アネモネに比肩する速度で踏み込み、  自らにインストールされた武術から適切な術を選別し、ミックスして行使した。  剣鞭術・薙ぎ斬り払い返しとでもいうべきか。  一本のはずの剣が、まるで嵐のように何重もの厚みを持ってランサーに襲い掛かった。 「駆け抜けろ、『迅風駿騎(アネモイ)』」  ランサー防御。MP10消費    37an5+10an5+4an4+4an4+5an5+5an5 (ころころ……) [4,3,5,2,5,(中略),5,2,4,3,3] = 50   2差命中 2+23-9=14ダメージ。  ランサー防御。   37an5+10an5+4an4+4an4+5an5+5an5(ころころ……) [5,5,2,6,5,(中略),5,4,6,5,2] = 53   回避成功  ランサーから魔力を注がれた駿馬が、更に速度を増して剣嵐の中を駆け抜けた。  掠めた肩口から血が――――しぶかない。  それを確認したランサーは舌打ちし、マスターの元に舞い戻った。 「……逃げるよ、トーガ」 「おい大丈夫か、その傷!」 「この程度なら大丈夫。だけど問題は血を吸われたこと……あの剣、吸収効果がある」 「げっ、てことは、つまり……」 「そう……ここまでの消耗を全てチャラにされた。現状は私達が不利」 「わかった、逃げるぞ!」  籐河は腕から展開していた結界を消し、ランサーの馬に飛び乗った。  ちなみに彼の『無色結界』は、展開中は移動不能になるが、展開しなければ彼自身の身体能力を強化する効果がある。  つまり逃げるのなら格納状態の方が都合がいいのだ。  
 第二ターン  冒頭  ランサー陣営、逃走宣言  ランサー:30an5+5an5 = [4,5,3,2,3,2,1,5,4,3,1,2,1,5,6,2,6,4,5,3,6,4,1,1,1,2,6,6,1,6]+[2,5,6,5,6] = 27  籐河:9an4+10an5 = [5,1,1,2,4,4,4,1,6]+[3,4,2,5,3,3,2,1,3,1] = 17  平均(27+17)/2=22  アダム:20an5+5an5 20ANG5+5ANG5 = [3,5,6,4,3,3,4,5,2,4,6,1,6,6,1,6,1,2,3,5]+[2,5,2,1,2] = 20  イヴ:1an2+5an5 1ANG2+5ANG5 = [2]+[3,4,2,3,4] = 6  平均(20+6)/2=13 「アダム、いい勝負だったよ。また戦おうね!」 「誰が戦うかあああ!」  止める間もあればこそ。  ランサーと籐河は、文字通り風の速度であっという間に逃げ去った。  イヴを連れているアダムに追える速度ではない。いや、イヴを置いていっても追いつけるかどうか。  ランサー陣営勝利。逃走。戦闘終了。  
「なるほど。撤退速度ならこの戦争最速はランサー陣営だな」 「そうですね。私達には対応できません……決戦をするかどうかはあちらが決められるわけですね」 「消耗は大丈夫か、イヴ」 「はい。心配してくれたありがとうございます、アダム。今の一撃でほぼ回復しました」 「わかった。では船に戻るか。マスターから呼び出しだ」

  GM  : 読み終ったら感想どうぞ。
  クレダ : 痛みわけといったところですか・
  GM  : 情報を得られて勝者はクレダです。
  セイバー: いや、アダム側の宝具は?(笑)
  GM  : まだ謎です。推理してください。         一つ言えることは、あれはキャスター(イヴ)の宝具であったということです。
  セイバー: 譲渡であるか。
  クレダ : 使用許可もイヴに求めてましたしね。
  セイバー: まぁ、ランサーがこれまでの情報であるとギリシャ系であるな。
  クレダ : そうですね。斧とか盾とか言って騎乗ももってるから、         てっきりヴァイキングかと思ってましたが、どうも違うみたいです。
  GM  : さて、しばらくするとトラックが駐車場に入ってきます。原発の方から。         このトラックは初日に彼女がのっていたやつです。席にはナターシャが乗っています。         ナターシャ「待たせたな。この荷台だ」         ういいいん、と後部の荷台が開く。
  クレダ : 「ごめんくださーい…」         と、覗いてみますが。
  GM  : ええっと、そこには未来的なポッド……のようなベッドがずらりと並び         人種様々な子どもたちが横たわっています。たしかに20人ほどいる。         全員簡素な病院服を着ている。点滴の類はないです。
  クレダ : 「…もうすでに常識が崩壊気味なんですが。          これ、コールドスリープ? それともエナボックス?」
  セイバー: 『科学の進歩って凄いのである!』
  クレダ : 「たしかに魔法としか思えませんね…」         ポッドの中身を覗いてみますけど、どうなってます?
  GM  : 「これ自体は現代の技術で構築したものだ。ただの衝撃吸収架台だよ」         と、ナターシャ。
  クレダ : ぐはぁっ、は、恥ずかしい。
  GM  : 中はシーツが敷き詰められていますね。少年が一人穏やかな寝息を立てています。         別に水で満たされていたりはしない。
  クレダ : 「それで、どういった症状があるんです?」
  GM  : ナターシャ「意識不明、だ。何をどうしても目覚めない」
  クレダ : 「なるほど。食事と排泄は? それと、瞳孔運動」
  GM  : ナターシャ「ただし健康も損ねない。点滴も打たず、排泄もせず、筋肉の衰弱もない。               瞳孔反応は〜」         しばらく専門的なやり取りが続きます。
  クレダ : うーん。         「それは魔術っぽいですね…」
  GM  : ナターシャ「魔術ではこのような症状はあるのか?」
  クレダ : どうなんですか? GM。
  GM  : 知識判定……かな。
  セイバー: では、拙は子供達のほっぺをつんつくつんつく優しくつつくのである。
  クレダ : うわぁ!(笑)         ま…まあ、起きないなら大丈夫…か?
  GM  : 起きないですよ。
  セイバー: 『起きないのであるなぁ。ナターシャが心配しているのであるぞ。早く起きた方が良いのであるぞ』
  クレダ : 社会で判定すればいいですか?
  GM  : 社会で判定してみてください。         ああ。ただし分割思考の影響を受けてしまう(さっき分割したから)
  クレダ : MPが足りない。天の目に回復魔術を使ってもらいます。MPを、達成値の半減回復。         20an5+1an1 対象クレダ         (ころころ……) [5,3,4,6,4,2,3,6,1,2,1,6,3,3,3,1,1,3,4,4]+[2] = 17         9、回復して15。ギリギリですね。
  GM  : うい。
  クレダ : 社会++で、HP10、MP10消費 という風にしてもいいですか?
  GM  : いいですよ。
  クレダ : では、分割思考+、社会++。
  GM  : ただし有効な答えがあるとは限らない!
  クレダ : できることしかやらなかったら、いつか何もできなくなりますよ。         10an5+10an5         (ころころ……) [1,5,3,3,2,6,3,6,2,5]+[6,2,3,3,6,5,6,3,2,1] = 15         それでも達成値15。         2an5 あ、カリスマカリスマ。         (ころころ……) [5,3] = 2         計17。MPゼロ。HP28。
  GM  : うい。しかし出目わりい(笑)
  クレダ : 運が悪いのは放って置いて…
  GM  : さておき。クレダの魔術知識的に、思い当たるものは幾つかありますが         うーん。頑張ってはくれたけど達成値自体はそうでもないからな……         まずこれは魔術の気配が何も感じられません。         でも強いていうなら、彼らの意識はここにはない。         意識がどこかに旅立っている状態じゃあないかと思います。アストラルプロジェクション的な。
  セイバー: うむ、たとえが解らんのである(笑)
  GM  : 幽体離脱的な!
  セイバー: つまり、幽体離脱した霊魂を身体に戻せば良いのであるな?
  クレダ : ん、GMGM
  GM  : はい。
  クレダ : 達成値20超えたらボーナス情報ある?
  GM  : 20超えたら……いやないですね。すみません。
  クレダ : ん、まあいいです。         なんだかんだいっても、医療は専門外ですし、魔術もちゃんと習ったわけでは無いですしね。
  セイバー: そして、手段は魔術的なものではなく。
  GM  : ただ、幽体離脱は普通、霊体の尾が本体に繋がってるんですが         まあそんな感じです。
  セイバー: 尾が本体に繋がってるのが無いって事であるか?>まぁそんな感じ
  クレダ : 魂だけ抜いた、ってことでしょうか。
  GM  : 魔術的な知識ではそんな感じかと。         ただ肉体が腐敗しないのが謎。
  クレダ : オカルトなことはよくわからないですが、なんとなくわかりました。
  セイバー: つまり、魂はまだあるのである。         が、他のところに繋がれているわけであるな。         ただ、それは魔術的なものでなく、超自然的なものである。         これが解った情報で良いのであるか?
  クレダ : とりあえずわかったことをナターシャ女史に伝えて、         この子供たちの素性とか、どうしてこんな風になったかを聞きます。
  GM  : うん。         ナターシャ「そうか……」         答えを聞いて若干がっかりした模様。
  クレダ : (うーん、何もできないっていうのは歯がゆい…)
  セイバー: ん? と、いうか。マスター。
  クレダ : はい?
  セイバー: マスター、魔眼で『霊的なものが見える』は取ってなかったであるか?         目玉でも良いであるが。
  クレダ : おお(ぽん)
  セイバー: GM、そっちの視界ではどうなのであるか? マスターの魔眼、たしかAである。
  クレダ : じゃあ、見てみましょう。何かわかることはありますか?
  GM  : じゃあ、改めてよく見ると……っていうかこれ霊体なのか?(笑)
  セイバー: 幽体離脱なのであろう?
  GM  : ナターシャに何かが憑いてる。
  クレダ : はっ?
  GM  : 天使の輪っかを持った半透明の赤ん坊的なものが。
  セイバー: ふむ……拙のセンサーには反応するのであるか?
  GM  : しない。
  クレダ : は…?
  セイバー: それは、子供達とのリンクが見えるであるか?
  クレダ : ちなみに天使が赤ん坊の姿で描かれる様になったのは比較的最近で…(混乱中)
  GM  : ナターシャ「この子たちはある実験の犠牲者だ」
  セイバー: 『どんな実験だったのであるか?』
  クレダ : 「ダイモンと切り離されたとか?」
  GM  : ナターシャ「脳波のネットワークを同調させる……まあ詳しいことは省くが、超能力の実験だ。               その実験の結果、事故が……はっ。事故が起き、意識不明となった」
  クレダ : 「…大丈夫ですか? 顔色が悪いですよ」
  GM  : ナターシャ「その実験の責任者は私だからな」
  セイバー: 『つまり、ナターシャはこの子達を目覚めさせる為に此処に来たのであるな?』
  GM  : ナターシャ「ああ、そうだ。この子たちを目覚めさせることが、私が聖杯などというオカルトにすがる願いだ」
  クレダ : 「なるほど」
  セイバー: 『解ったのである。手伝うのである!』
  クレダ : 「早っ」
  セイバー: 『子供が居るのである。迷う事があるのであるか?』
  クレダ : 「まあ、協力できることがあれば、しますけど…」         正直、何ができるかいまいち思いつかないです。         協力して戦うことはできても、この子達をどうすればいいというのか。
  セイバー: 『とりあえずマスター!見えた事とか解った事は教えて欲しいのである!          拙はあんまり頭は良くないけど、マスターとナターシャは頭良さそうである!』
  GM  : ナターシャ「ではまずこのことは他言無用だ。特にキャスターにはな。               最初にキャスターにも診せたのだがな……               『ミュータントは抹殺する』などと発狂してこの子たちを殺そうとした。               令呪……だったか。それを使わなければ危なかったな」
  セイバー: 『むぅ。バーバラは物騒なのである!』
  GM  : ロシア人と名乗っても危ない。デンジャラスな位置にいる。
  クレダ : パラノイアの世界は歪みすぎですね。
  GM  : ナターシャ「今のキャスターはこの子たちを認識できない。               だが何かのきっかけで解除されるかもしれないし、効果がいつまで続くかわからないしな。               できればこの子たちはここに置いていきたいところだが……」         と第二原発の方を見ます。
  クレダ : 「逆に、この場所の方が危険かもしれないですよ」
  セイバー: 『うーむ?マスター、教会で保護した方が良いのであろうか?どうなのであろうか?』
  クレダ : (叔父さんに預けるんですか?)
  セイバー: 『うむ! トーガ達にも手伝ってもらうといいのかもしれないのである!トーガは優しいのである!』
  クレダ : (それはどうでしょう? ナターシャ女史にとっては赤の他人ですし、          叔父さんには、藤河さんとのしがらみや、ビリー君との関係もあります。          許可してくれるでしょうか?)
  セイバー: 『許可なんてもぎ取るものなのである!』
  クレダ : (それなら、許可できません)
  GM  : じゃあ保留ということで。
  クレダ : (第一、叔父さんに預けるのが最良とは、どうも思えないんですよね)
  セイバー: 『む?マスターはもっと良い案があるのであるか?ならそっちの方が良いのである』
  クレダ : 自分の急所、自分の弱点を、外に置くというのは、…まあ、本人に聞いてみるのがいいとは思うけれど。         そうそう気軽にできることじゃないと思う。
  セイバー: 『拙は、この子達が目覚めて、健やかに育つ事ができればオールオッケーである。          でも拙はあんまり賢くは無いのである。だから、拙には解らない事は他の人に頼るのである。          マスターは多分拙より頭がいいのである!』
  GM  : 君たちに話したのは、魔術というものに一縷の望みを抱いたからでもありますね。         ナターシャ「では診察感謝する。また明日」         彼女は荷台を閉じてまた原発に戻っていきますが、いいですか?
  クレダ : さすがに、何十人もの子供の身柄を、私一人じゃ右から左へ扱えないし、         いきなりナターシャさんにも持ち掛けにくいので、この場は見送りたい…         「後で、こちらも知人に聞いてみます」         あとセイバー、おだててもダメですよ。
  GM  : ぶろろろ。
  セイバー: 『むー。拙も沢山頑張るのである。ナターシャ、また明日なのである!』
  GM  : というわけでナターシャ退場。         特になければシーン切りますがいいですか?
  クレダ : はい。
  セイバー: いや、拙は豪快&直情なので、思った事は口に出すのである(笑)
  クレダ : というか正直、教会は危険だと思うんですよ。
  セイバー: うむ、そこら辺考えるのはマスターに任せるのである!
  クレダ : 丸投げ!
  セイバー: まぁ、背後霊は別であろうから、相談は受けるそうなのである(笑)
  クレダ : まあ、セッション終わった後とか、日を改めましょう<相談