第三次月詠聖杯戦争三日目 夜パート2

3日目 夜


  クレダ : 今後の展開について色々考えてきました。         やっぱり過去を清算する方向に進みたいですね。         クロウのことといい、チェチーリア家のことといい。
  GM  : まあまずはそっちなんだね。
  クレダ : そりゃ、偶然参加したと思っていた聖杯戦争に、         知人がたくさん混じっていたら陰謀を疑いたくもなります。
  GM  : それは仕様です(笑)
  クレダ : (笑)         あ、あと、セッションに先立ち、キャスターとの交渉条件を改めて掲示していただけないでしょうか。
  GM  : はい。    移動条件     1.移動先は大灯台か中天島とする。キャスターに任す場合は中天島。     2.移動後も第二原発には結界としての機能を残す(戦力は残さない)。       聖杯戦争参加者が原発で戦争行動を行った場合、       キャスター陣営も第二原発を使用する権利が発生するものとみなす。       そうでない限り、キャスター陣営は原発には立ち入らない。     3.移動は4日目夜から開始する。セイバー陣営は移動中及び5日目朝まで護衛すること。     4.セイバー陣営とキャスター陣営は3日間(6日目夜)までの非戦協定を結ぶ。       破られた場合はキャスター陣営は原発に戻る権利(略)     5.セイバー陣営が所有する他参加者の情報を提供する。先払い。       (キャスターがパラノイアモードの場合、条件3に令呪の使用が必要)   GM  : これが元の条件ですね。
  クレダ : ありがとうございます。
  セイバー: まぁ拙の背後霊はいろいろ言っていたであるが、拙自身は何も言わないのである(笑)
  クレダ : んー、考えた結果、私の考えとしては、移動条件は飲む方向でいいんですが、その代わり         5番を「こちらの知っている情報の一部を与える」に変更し、かつ         「移動が完了するまで、原発付近に、他のマスターが駐屯することを許可する」をつけられないでしょうか。         …まあ、露骨に言えば、後者は恫喝なんですけどね。
  セイバー: 結界はどうするであるか。
  クレダ : うーん…放置でもいいです。
  セイバー: 理由は?
  クレダ : 交渉の最初では粘るけど、最後は譲歩する形で。
  セイバー: ちなみに、マスターの狙いは何であるか?
  クレダ : まず、結界がどういうものかよくわかってなかったから。         データ的にどういうものかわかるなら、それを聞いてからでもいいかなと。これが一つ。         もう一つは、移動先の大灯台か中天島ですが…         どちらも、別のマスターが陣取っている可能性を考えてます。
  セイバー: それが何か問題でもあるであるか?
  GM  : 問題じゃないのか?(笑)
  クレダ : 原発が危なくなったら、キャスターはさっさと令呪を使って帰るだろうし。もう一つ、         仮に原発の結界を破壊したところで、第一原発あるいは第二原発に、また結界をつくられたら意味無いかなと。
  セイバー: マスター、マスター、それ、背後霊がどうにかするにはこうすればいいんじゃねぇのって言ったであろう(笑)
  クレダ : うん、それで         条件の「他のマスター&サーヴァントを原発の周囲に駐屯させてください」という条件をつけたというわけで。
  セイバー: マスター。それは心配無いのである。         そも、キャスターが原発に帰るというのなら、それは契約違反なのである。         契約違反したなら容赦なく全員でフルボッコが待っているのである。
  クレダ : んー。なるほど。と、いう話を先日してましたね。         正直に言うと熱があってうろ覚えです。ごめんなさい。もう治りましたが。
  セイバー: もう一度言ったほうが良いであるか?
  クレダ : いえ、大丈夫です。
  GM  : では夜行動に入りましょう。
  セイバー: もうちょい待てなのである(笑)
  クレダ : 「キャスターが原発に居残るつもりなら異端認定すればOK」とゆーことですよね。
  セイバー: うむ、で、次に拠点が既に作られている場合であるが。         キャスターは既に原発に帰る選択肢は無いのである。全員敵に回すのである。
  クレダ : そして仮に強行して戻ったところでフルボッコ、と。
  セイバー: つまり、どちらかに拠点を作り、それを拙達は手伝わなければならないのである、が。         もし拠点が既にあった場合、拙&キャスターのタッグで戦うという事である。         戦力比はトループとか含めてこっちが多いのである。
  クレダ : はい。私としては地の利から「大灯台の方がいいよ」と言いますが、         キャスターサイドの自由意志に任せるつもりです。ただ…ややメタ的な意見ですが         灯台に行くとアンジェさん、島に行くとイカ娘とやりあうことになりそうな気がする。         どうせ二人でやれるならアンジェさんと当たっておきたい。
  セイバー: で、こっちの戦力が多く、敵の拠点を拙達単体でやるより楽に潰す事に何か問題があるであるか?(笑)
  クレダ : ないですねえ。そろそろアンジェさんと面と向かって話したいところだったし。
  セイバー: つまり、移動させて原発の結界消させた時点で拙らの得である。
  GM  : では交渉の方針が決まったところでシーンに入りましょう。
  クレダ : はい。よろしくお願いします。
  セイバー: 宜しくお願いするのである!
  GM  : メールを受けた後、原発の駐車場までやってくるということでいいですか?
  セイバー: メールはキャスターからのメールであるか?
  GM  : いえ。前回の夜に受け取ったメールですね。         クロウ、ビリー、籐河、アンドレとやり取りしたやつです。
  セイバー: あぁ、思い出したのである。で、モンスター達が本当に原発に襲いに来るかどうかの見張りであったな。
  GM  : ぐたいてきには。クロウから『深夜に原発行こうぜ』とお誘いがあった。         その見張りに駐車場で待機、という方針でいいでしょうか。
  クレダ : 本音を言うと、他にも理由があって、一つはライダーに会いたくなかったから…。         もう一つは、クロウかアンジェさんが先走って原発につっこんだときのため。
  セイバー: うむ、マスター、キャスターに連絡は入れるであるか?
  GM  : マスターカードでメールを入れることは可能です。
  クレダ : まあ、かくす理由も無いですし、キャスター…もといアニーでしたか?         そちらには、「近くに駐屯するのでよろしく」と、挨拶をしておきましょう。
  セイバー: バーバラであるな!
  クレダ : Bでした。
  GM  : キャスターでいい(笑)
  クレダ : あ、あと、「あなたの情報はすでにマスターの間で噂になっていて、         いつ襲撃があってもおかしくない。注意するように」と付け加えておきます。

3日目 夜 原発地区/駐車場


  GM  : はい。返事が来る前に駐車場につきます。         がらんとした駐車場で、明かり一つもありません。
  クレダ : 疑心暗鬼をあおって交渉を有利に進めるのも外交術ですが…         パラノイア相手にやることになるとは、皮肉ですね。
  セイバー: マスター、無理にあくどい真似はしないでいいのであるぞ?(笑)
  クレダ : む、無理!? 無理ってゆーな!
  GM  : どんな風に待機しますか? あと天目の配置も。
  クレダ : …コホン
  セイバー: うむ、実体化して仁王立ちである。兎ぐるみで。
  クレダ : 普通に目立たなさそうな場所を探して、そこでキャンプします。
  GM  : キャンプ……火を焚いてるんですか?(笑)
  セイバー: いや、真夏であろう?季節(笑)
  クレダ : 最近のキャンプ用品には、火を使わなくても物を暖められるものもありますし。         まあ、目立たないようにこっそりしてます。
  GM  : 天目は?
  クレダ : 天の目はあいかわらず霊体化させて周囲の警戒中。
  GM  : はい。
  セイバー: んー。
  クレダ : ああ…あと、必要な身の回りの品は、家から持ち出してきます。
  セイバー: 実体化させててもいいのではないのであるか?
  クレダ : あー…そうですね。
  GM  : まあ人気は全くないですよ。
  クレダ : 人気も無いでしょうし。じゃあ、とりあえず実体化させておきます。
  GM  : では……
  GM  : ちなみに今日はいい天気で、夜空もよく見えます。星座も。
  クレダ : これで、湿気さえなければ最高なのに…。
  GM  : 蒸し暑いですね。
  クレダ : イタリアのからっとした空気が懐かしい…
  セイバー: 『目玉、目玉。暇だからしりとりでもするのである!』
  クレダ : 『しりとりの定義を入力せよ』 by目玉
  セイバー: 『一単語の名詞の頭と最後を繋げるよう、順番に言うのである。          先攻りんご、後攻ごりら、先攻らっぱ、というふうに。マスターもやるであるか?』
  クレダ : 「使っていいのは日本語だけですか? なら、外国語の練習にもなるし、やろうかな」
  セイバー: 『あ、ちなみに敗北条件は時間切れか、最後が【ん】の言葉を言ってしまうと負けなのである』
  クレダ : 「即興詩みたいで面白そう」
  セイバー: 『あと、同じ言葉を言っても負けであるが、同じ言葉でも違う意味ならセーフなのである!』
  クレダ : 食品パックを取り出して、紐を引く。すると、勝手に熱を出して食べ物が温まります。         いやー…携帯食料って便利ですね。まあ私は毎日まずい流動食なんですが。ギリギリ
  GM  : ではそんな茶番をしていると、原発の入り口の方から、白衣の人間がやってきます。
  クレダ : んが。
  セイバー: 『では拙からである。【りょうし】!』
  GM  : ナターシャ「やあ。久しぶりだね、シスター」
  クレダ : 「ドーブルイヴィェーチル(こんばんは)。入信希望の方ですか?」
  セイバー: 『うむ。【シスター】で次はあである、目玉』
  クレダ : 『あ…アイコンタクト』         「君ら邪魔しないで」
  セイバー: 実は、背後霊は狙ったである(笑)
  クレダ : 「あと、それ英語」
  セイバー: 『残念無念である』
  GM  : ナターシャ「私は無神論者でね」
  クレダ : 「そうですか、それは失礼しました」
  GM  : ナターシャ「いや、いい。君も参加者とは、やはり狭い町に集まってきているだけのことはあるな」
  セイバー: 『ところで、マスター。そちらのご婦人は誰であるか?』
  GM  : ナターシャ「ナターシャ=カミンスキー。科学者だ。               それにしてもこの国は夜になっても暑いな……脱ぎたい」
  クレダ : さすがに原発周囲は人も少ないし、人払いの結界もあるし、脱いでも影響は少ないのでしょうが         さすがに公序良俗に反しますね…
  クレダ : 「ええーと、聖杯戦争が始まった日に、村の入り口で迷っていて。          聖杯戦争のしおりを渡したんです」
  セイバー: 『ほう!サイエンティストであるか!拙はセイバーである!宜しくである!』         ぱたぱた腕をふるのである。
  クレダ : 「科学というより超科学じゃないですかねー…」
  GM  : ナターシャ「ま、オカルトに半分足を突っ込んでいることは認めるよ。それでも魔術は専門外だがね。               セイバー……しおりによると最も防御能力の高いクラスだったな」
  セイバー: 『うむ!鎧の堅さには自信があるのである!          それで、ナターシャはどうして此処に来たのであるか?一緒にお茶をするなら歓迎である!』
  GM  : ナターシャ「まずは業務通達から行おうか……キャスターは条件付きで陣地の移転に同意したよ」
  セイバー: 『お、そうなのであるか?うむ、聞かせて欲しいのである』
  GM  : ナターシャ「第一。移動先は大灯台か中天島であること。               第二。移動後もここの結界は残す。これは騙し討ち対策だ。               第三。移動は明日の夜から開始する。こちらは目に付く兵器があるのでね。               第四。セイバー陣営は移動および新しい陣地の設営を護衛する……まあ朝まででいいだろう。               第五。セイバー陣営とキャスター陣営は三日間の非戦協定を結ぶ。               第六。セイバー陣営は現在所有している他陣営の情報を提供する。               以上だ」
  セイバー: 『ふーむ。第二の条件であるが、拠点を移した後は消してくれるであるか?』
  クレダ : 「どうせ壊してもまた作れるんでしょう?」
  GM  : ナターシャ「そうだな……移転先に陣地を設営した後なら構わない」
  セイバー: 『うむ!なら拙は別に構わないのである!          ただ、拙達も協力する以上、原発から動くのやっぱ止めたは無しにして欲しいだけである』
  GM  : ナターシャ「再設営が可能なのは否定しないさ。しかしそれならリスクを冒して移転する意味もないだろう」
  クレダ : 「あと、こちらが持っている情報といっても、大して情報収集をしたわけでもないし、          親しい人物もいるし…全部教えられるわけじゃないですよ。その判断はこちらの裁量でいいですか?」
  GM  : ナターシャ「それは構わない」>裁量         おっと令呪の使用有無を決めよう。1−3で発狂状態。         (ころころ……) [2] = 2         ナターシャ「そしてこれが最後だが……これらの条件を順守することを、お互い令呪で誓うこと」         右手をかざします。そこには二画の令呪。
  セイバー: 『ふむ?別に、使い道が無いであろうから拙はあんまりどうとも思わないであるが、マスター、どうするであるか?』         と、令呪について聞くのである。
  クレダ : じゃあ、少し悩んで…「んー、いいですよ」といいます。物品一つで、いい関係が作れるなら安いものです。         あと、細かいことで申し訳ないですが、4番の非戦協定って、「互いが攻撃しあわない」ということでいいですよね。
  GM  : ナターシャ「そうだな。細かく詰めてもなんだし、それでいいだろう」
  セイバー: あ、ただ、監督役への働きかけは言っておいた方がいいのである。
  クレダ : ああ、そうそう。そうでした。         「そういえば、ついさっき、監督役からメールがあって…」         と、原発にいることで周囲から孤立しかけている話をしましょう。
  セイバー: 『まぁ、本来発電所に拠点作るのは駄目である。          多分、戻ってきたり誰かが新たに拠点作ったり戦場にすると大目玉食らうのである』
  GM  : ナターシャ「そうか。まあ私もどうかと思っていた」
  セイバー: 『新しい拠点作るのは拙も手伝うから其処は安心するのである!          拙は人間相手にはあまり強くないけど、守るのは得意である!』
  GM  : ナターシャ「移転については以上でいいかね」
  セイバー: 『拙はあーだこーだの難しい事はマスターに任せるのである!』
  クレダ : 「…(頭イタイ)と、とにかくそれでいきましょう」
  GM  : ナターシャ「そうか……ところでシスター、貴女は魔術に詳しいのかね」
  クレダ : 「え? え〜…」         そのことが教会にばれるとちょっとまずいので…         「まあ、基礎知識くらいはあります…よ?」
  セイバー: 『そこら辺拙も解らないであるな。でもマスターはあんまりシスターっぽくないのである!』
  クレダ : 「…セイバー、あなたまで…」         (…といっても、叔父さんが神父じゃなくアスリートだったら、          私もシスターじゃなくアスリートになってただろうからなー…)
  GM  : ナターシャ「そうか。なら……」         といったところでドンパチの気配。
  セイバー: 『うむ。まぁナターシャ、用が済んだら……と、言ってもいられないようである』
  GM  : 西区の方。荒野で魔力のぶつかり合いが起こっています。         めちゃくちゃ拓けてるから視線が通るかもしれないな。どうする?
  クレダ : 「西区というと…アダムとイブが回っているはずですね」
  セイバー: うむ、誰と誰が?
  GM  : つまりナターシャと会話を続けるか、そっちを見に行くかってことですが。         クレダとセイバーが。あと天の目。
  クレダ : 魔術で遠くから見て、放置…かな。         つまり、今のところここを動くつもりは無いです。アダム強いし。
  GM  : うい。では魔術判定だけどうぞ。
  セイバー: 『うーむ。さてはて…こっちまで来るのであるかどうか』         と、そっちの方を見るのである。
  クレダ : …いや、別にアダムが負けたって懐が痛むわけじゃないですけどね?         これ、行動として扱われますか?
  GM  : うん。
  クレダ : じゃあ分割思考とあわせて…
  GM  : 分割するなら宣言してくださいね。
  クレダ : 10an5+1an1         (ころころ……) [1,4,1,4,4,1,1,1,6,2]+[2] = 9         あ。ごめん、カリスマ分が増えるので足します。
  GM  : うい。
  クレダ : 2an5         (ころころ……) [4,3] = 2         合計11。
  セイバー: 遠見するだけなら、まぁ充分な達成値であるか?
  GM  : うい。じゃあ幕間の準備をしてますが、まあアダム陣営とランサー陣営が戦ってますね。
  セイバー: おお。二度目の戦闘であるな?
  GM  : ああ。またやってるよ(笑)         さておきナターシャの話を続けましょう。
  クレダ : 内容をセイバーとナターシャ女史に伝えつつ…
  GM  : ナターシャ「元気なことだな……」
  クレダ : 「飽きないですねー、あの組」
  GM  : さて         ナターシャ「シスター、貴女に診てもらいたい患者がいるのだが」
  クレダ : 「はい? か…患者?」
  セイバー: 『おお?人助けであるか?うちのマスターはそういうのは専門であるのではないか?』
  クレダ : 「ええと…、どちらかというと、専門はお見送りする方なんですが…どういう症状なのですか?」
  GM  : ナターシャ「……意識不明だな」
  セイバー: 『どんな人であるか?』
  GM  : ナターシャ「人種はばらばらだが、おおむね8−12歳。人数は20人ほどだ。症状は同様」
  セイバー: 『む!それは捨て置けないのである!』
  GM  : ナターシャ「診てもらえるなら連れてくるが……」
  クレダ : 「…それ、必要なのはコンピュータプログラマーでしょうか、それとも精神科医でしょうか」
  GM  : ナターシャ「人間だ」
  セイバー: 『マスターマスター、治癒魔術は得意であったであろう?診てあげて欲しいのである』
  クレダ : 「うー…わかりました。行きましょう」         (あんまり、治療系の魔術にはいい思い出ないけど…)
  セイバー: 『やっぱりマスターは優しいのである!いい子いい子してあげるのである!』         なでなでしようとするのである!
  クレダ : 「舐めてんですか? 今度こそ殴りますよ?」
  セイバー: 『反抗期なのである!』
  クレダ : 「ふっざけんな」
  GM  : ナターシャ「いや、私が連れてくる。キャスターに見つかると面倒だ」         と言って彼女は原発の方に戻っていきます。
  セイバー: 『む?ナターシャはバーバラと仲が良くないのであろうか?』
  GM  : その間に幕間を公開しておこう。その返答は後で。
  セイバー: あぁ、マスターに言った言葉である(笑)
  クレダ : (…あー、いや、バーバラはバーサークしたら何やるかわかんないからじゃないでしょーかねー…)