第三次月詠聖杯戦争一日目 夜パート3

1日目 夜 王子岬


  クレダ : さてと。
  セイバー: さて。マスター、どう動くのであるか?
  クレダ : …まずは…肉じゃがを作る?
  GM  : いやその前にイベントがあります。
  セイバー: ほう。襲撃であるか?
  GM  : その前に隠れ家は結局どこなの?
  クレダ : こちらで決めていいんですか?
  GM  : いいですよ。
  クレダ : 市街地って北区でしたよね?         北区の、町外れがいいと思うんですが。セイバーはどう思います?
  セイバー: んー。まぁ、何処でもいいのである。
  クレダ : (まあ正直、今の時点では、どこでもそんなに差はない気がします)
  GM  : そうだね。
  GM  : 教会から北区を目指して歩いていると、一本道を下から昇ってくる人間と鉢合わせする感じです。
  クレダ : じゃあ、とりあえずやってきた相手を観察しましょう。
  GM  : サーヴァントと人間です。
  クレダ : うえぇ(笑)
  セイバー: 『ほう。早速遭遇であるか』
  クレダ : 堂々とサーヴァント出して歩くなと。…いや、私もか。
  GM  : 大柄な男と小柄な少女の組み合わせです。男の服装はシャツにズボン、少女はジーパンにブラウス。
  セイバー: どっちがサーヴァントであるか?
  GM  : 少女。
  クレダ : (とりあえず挨拶しつつ“人間観察”しましょうか)
  GM  : 男「あー……」         そして相手も一目で見とてったんでしょう。つうか鎧だし。
  クレダ : 「こんばんは〜」
  セイバー: 『こんばんはである!』
  クレダ : 見るからに白人女性だけれども、日本語は流暢です。         そして、会話が始まる前に、やることをやってしまいましょう。魔眼スカウター!
  GM  : どうぞ。
  クレダ : えーと、先のことを考えるとデータを抜くほうがいいですね。
  GM  : 霊視の方ですね。
  クレダ : そうですね。対抗は魔力でしたっけ。ではマスターの方に霊視で。         5an5         (ころころ……) [3,4,3,1,2] = 5         やった。
  セイバー: 全成功であるな(笑)
  クレダ : 珍しい(感涙)
  GM  : マスターに霊視は意味あったか? これに対抗はない。
  クレダ : 一応ルールとしては、魔的、異能的な要素を観察する事が出来、って書いてありますが…
  GM  : わかりました。まあいいっちゃいいか…
  クレダ : どこまでを含むかは微妙なところですね。確かに。         まあ、あまり多様されるとアレだというなら、過去視の方に切り替えますよ?         許可をもらえるなら、サーヴァントの方に対象をかえるというのもいいです。
  GM  : じゃあサーヴァントの方で。
  クレダ : では対象をサーヴァントに変えましょう。         …でも、さすがに戦闘になったり、やむをえない状況になったらマスターにも使いますから、ご了承くださいね。         …そんな余裕があるかどうか微妙ですが。 【クラス】 ? 【原典】 ? 【マスター】 ? 【真名】 ? 【性別】 女性 【身長・体重】 155cm,45kg 【属性】 中立・善 【外見】  やや小柄で髪を後ろでまとめている。ペチャパイ。 ランク 9 筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運E 宝具? HP44 MP44 IV16 基礎攻撃力4 基礎防御力3 対魔力 B  魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。  大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 勇猛 A  威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。  また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 騎乗 A  幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。 カリスマ B+  軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。  カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。 能力障害 霊体化   GM  : こんな感じです。
  クレダ : あ、そういえば確認してなかったけれど、         この魔眼って、使われたことって相手に分かるんでしょうか? 抵抗無いみたいだけれど。
  GM  : わからないんじゃないですかね。外観変化とかなければ。
  クレダ : 了解。
  セイバー: む、クラスが不明?
  GM  : だって名乗る前にかましたしな。
  セイバー: いや、マスターはサーヴァントのクラスは見える筈である。
  GM  : そのあたりはハウスルールに書きました。クラスは雰囲気で察してください。
  セイバー: 『ふむ、これから教会に報告にでも行く所であるか?自分で直接出向くとは感心である』         まぁ、ライダーであろうな、スキルで見るならば(笑)
  クレダ : ビリー君もサーヴァントがライダーと言っていましたが、         あれは嘘か、もしくはキャスター&もう一体、ということ…でしょうか。
  GM  : ずいっと少女が前に出ます。
  セイバー: 拙とは属性同じであるから、相性は悪くないであるな(笑)>中立・善
  GM  : 男「変なところで会っちまったな……あんたは参加者か?」
  クレダ : 「え、ええまあ、一応」
  GM  : 男「そうか。昼も教会に行ったんだが留守でな」
  セイバー: 『まぁ心配せずともこんな人様に迷惑がかかる場所で戦う気は無いのである。それよりも食事が優先であるしな!』
  クレダ : 「私が作るからって言いたい放題言って…」
  GM  : 男「変な奴だな……俺は赤座籐河。赤座家の魔術師だ」
  セイバー: 『セイバーである。以後見知りおくが良いのである』
  GM  : 少女「……サーヴァント、ランサー」
  クレダ : 「これは申し送れました。私の名前はクレダ。神の端女です」
  GM  : 籐河「見たところシスターか?」
  クレダ : 「ええ、まあ」         宗派をしめすために、十字架を見せます。         安い金属で作られた、古ぼけた、十字架です。
  GM  : 籐河「もしかして監督役の仲間なのか?」
  セイバー: 『親子であるな!』(ずばっと)
  クレダ : 「勝手に個人情報ばらさないで!?          …ま、まあいいですけど…。どうしてそんなことを聞くんです?」
  GM  : 籐河「中立性どうなってんだ!? ま、まあいいや」
  セイバー: 『別に人に害為すマスターやサーヴァントが居たら優先的に狩ってくれと言われた程度である。まぁ問題あるまい』
  クレダ : PL的にはもーまんたいなんですが、PC的には言っておかないと。(笑)
  GM  : 籐河「いや、まあ探りみたいなもんだよ。あんたがどれだけ危険な人間かってことをな」
  クレダ : 「そう、それなんですよ! 監督役なら、もうちょっとこう、真面目に仕事してもらいたいと思うんですけどね〜。          あの人、昔っからダメダメで…」
  GM  : 籐河「そうなのか…」
  クレダ : 「もし奥さんがいたら、8割は“私がいないと駄目なんだから”って言いますね」
  GM  : 籐河「いやまあ監督役の話はいいんだが」
  クレダ : 「あ…すいません。つい」
  セイバー: 『マスターは父殿が大好きであるからな!』
  GM  : 籐河「つまりなんだ……あんたは『守る側』の人間ってことでいいのか?」
  セイバー: 『何を以って守ると言うのかは解らぬが、平和を乱すものは好かぬのである』
  クレダ : 「まあ、ことさらに秩序を乱すつもりはありませんが…」         (くっそー、全身鎧着ていなければ、腕をつねってやるのに)>セイバー
  GM  : ランサー「……歯切れ悪いね」
  クレダ : 「秩序の意味は、人によって違いますから」         日本ではあまりみられないが、多民族の国家であれば、少数派の弾圧が国から正義とされた時代もあるわけで。
  セイバー: 『価値観など鏡に映る水面である』
  GM  : 籐河「んじゃ俺から言うべきだったな。まあ俺は……この街を守りたいと思ってる」(ぽりぽり)
  クレダ : 「守る…ですか。それは、聖杯戦争の被害から、ということでしょうか?」
  GM  : 籐河「ああ。前に聖杯戦争のあった街はめちゃくちゃになったらしいからな」
  セイバー: 『おお。父殿と同じであるな。今時の魔術師にしては感心である』
  GM  : 籐河「魔術師なんぞ基本クズだ」
  クレダ : 「…」
  GM  : 籐河「俺はそういうやつらを止めたいと思ってこの戦争に参加した」
  クレダ : …GM、この男の子の顔って、誰かに似てたりしませんか?         具体的には、アンドレ叔父さんと。
  セイバー: 息子であるか?(笑)
  クレダ : 叔父さん、この町の出身、って言ってましたし。         魔術師の数が少ないことを考えると、ありえない話ではないかと。
  GM  : じゃあ何となく似てる気がする。髪質とか体格とか顔立ちとか声とか。
  クレダ : 「…もしかして」         スマホを取り出して、叔父さんの写真を藤河くんに見せてみます。         「この人の顔に見覚えがあるのでは?」
  GM  : 籐河「あん……? 親父じゃねえか!」
  クレダ : 「えええーーー! おっ…おとうさん!?」
  セイバー: 『おお!ではマスターとはキョウダイであったか!』
  GM  : 籐河「なんであんたがくそ親父の知り合いなんだよ!」
  クレダ : 「いえ、私は養子だから血は繋がってないですけど…。          イタリアで、災害にあって孤児になった私を拾ってくれたのがこの人なんです」
  GM  : 籐河「なんだと? んじゃあ、そいつが監督役なのか? くそ、昼間は居留守だったのかよ!」
  クレダ : (ああ、居留守使ってたのってこの子のせいか…)         ぜ、前途多難ですね…。
  GM  : 籐河「こうしちゃいられねえ。行くぞランサー!」         教会に向かっていこうとします。
  セイバー: 『あまり喧嘩腰では良くないであるな。親子は仲良くである』
  GM  : 籐河「十年間も行方不明で今更仲良くもなにもあるか!」
  セイバー: 『だからこそである。事情も聞けず、言えず、そのままであるのは悲しい事である』
  GM  : ランサー「……待って、トーガ。最初の用件を忘れてるよ。              とりあえず……戦おうか、セイバー」
  クレダ : 「あらら?」
  GM  : 籐河「あん?」         ランサー「お互いがどういう存在なのか……ここで計っておいた方がいいと思うよ。              殴り合えばだいたいそういうのは、わかるよ」
  セイバー: 『ふむ?此処でであるか?』
  GM  : ランサー「そうだね……もう少し広い所に行こうか」
  クレダ : 「好戦的ですね…」         と、ため息をつきます。
  GM  : 籐河「殴り合えばってお前な」
  セイバー: 『うむ。それならば良いのである。此処でやれば迷惑がかかるのである』
  GM  : 籐河「乗り気!?」
  クレダ : 「私はそうでもないんですけど…」
  セイバー: 『元々その為に呼ばれたのである。戦う事自体に否やは無いのである。          が、しかし、それとこの現世に生きる者に迷惑をかけるのは別問題なのである』
  クレダ : 「ランサーさん。一応お聞きしますが、“最後までやる”つもりですか?」
  GM  : ランサー「手合わせだよ」
  クレダ : 「その点については同じ意見です…が、ルールのない私闘は、手合わせとはいいませんよ」
  GM  : ランサー「それじゃ、あそこにしようか」         と、脇にあるがらんとした空き地を指します。
  セイバー: 『うむ。猫の額の上で踊る事かもしれぬが、まぁ良かろうなのである』(がっしょがっしょ)
  GM  : ランサー「それじゃ……お互い一合だけ交わそうか。でも、それで倒れたら……そこまで、だからね」
  クレダ : 「せっかくお父さんの情報を上げたんですし、ルールくらいはこちらに決めさせて欲しいなーっ」
  GM  : 籐河「それはありがたかったけどな……」
  セイバー: 『一合であるな。了承した』
  クレダ : 「って言おうとしたら、先に思ってたことを言われちゃいましたよ」
  GM  : マスターたちの文句を聞きながしながら、ランサーとセイバーは向かい合います。
  クレダ : 「じゃあ私たち、隠れてますね。二人ともがんばれー」
  GM  : そしてランサーは装備を召喚。         ぶおう!         軽装の鎧に半月盾、長柄の斧を手にした姿になります。
  セイバー: では、こちらは鎧はそのまま。虚空から驚くほど鋭く。驚くほど鋭利で。驚くほど巨大な剣を取り出す。
  GM  : ランサー「サーヴァント、ランサー……いざ尋常に」
  セイバー: 『セイバー。受けて立つのである』
  GM  : 勝負!

     夜・王子岬 vs ランサー


  セイバー: こちらのIVは6である!(笑)
  GM  : 冒頭とかは飛ばしましょう。先手はランサー16。
  クレダ : (笑)
  GM  : ランサー「ふうっ!」         一気に突っ込んで、長柄の戦斧を片手で叩きつけてくる!         速度も凄まじいですが腕力も並ではありません。         22an5+4an4         (ころころ……) [5,3,4,6,5,4,4,2,5,4,1,1,3,2,1,6,2,6,5,6,2,2]+[5,3,3,4] = 21         ごっ、がん!
  セイバー: あ、聞くが、筋力とか耐久の+効果は発揮してたりはしないであるな?
  GM  : はい。相手は怪物ではないですね。
  クレダ : 聖杯戦争のしおりをめくりつつ。         (一合、とは言っていたけれど…、ランサーは、攻撃力に特化したサーヴァントである可能性が高い。          好戦的なのは、それだけ力量に自信があるからなんでしょうね…)
  セイバー: 解ったのである。達成値ペナやダイスペナはあるであるか?
  GM  : ないです。
  セイバー: では、こちらは耐久A+無窮の武錬A+怪物殺しAで判定である。         さらに、魔力放出でMP3消費。達成値を6上昇である!         『ぬん!』         10an5+5an5+5an5+6         (ころころ……) [1,2,2,3,4,5,6,5,5,5]+[4,5,4,1,3]+[2,4,3,6,2]+6 = 24
  GM  : がきいん!
  クレダ : おおお。
  セイバー: 魔力を放出、一時的に加速して踏み込み、力が乗る前に戦斧を受け止める!
  GM  : 凄まじい火花と共に剣と斧がかみ合います。
  クレダ : 重量100kgは軽くあるだろう、鉄の塊が宙を舞う。
  セイバー: 『速さでは比べ物にならんであるな。流石ランサーである』
  GM  : ランサー「遅いけど……重いね。さすがセイバー」
  セイバー: 『人間相手は得手ではないが、返させてもらうのである!』         筋力A+無窮の武錬A+怪物殺し(武術)Aで攻撃判定!
  GM  : どうぞ。
  セイバー: 10an5+5an5+5an5 上の防御判定の怪物殺しも武術のものである!         (ころころ……) [3,5,1,5,5,2,2,5,5,4]+[5,1,3,6,5]+[5,2,1,6,1] = 18
  GM  : これなら防げるか……防御!
  セイバー: ごばっ!と、セイバーの身長と同じ長さの鋭剣が振るわれる。
  GM  : 22an5+4an4 受け流す!         (ころころ……) [5,1,6,4,4,2,1,3,4,6,1,3,6,5,4,5,6,5,3,3,1,5]+[6,2,4,5] = 20         出目差だな。
  セイバー: 魔力放出入れてたら勝ってたであるな(笑)
  GM  : セイバーの一撃を、力と、そして速度で受け流した!         がっきいん、と剣と斧が再び火花を散らします。
  セイバー: 『見事である。良く受けた』
  GM  : ランサー「そっちこそ……だね」
  セイバー: ちなみに、拙の固定攻撃力は20点と言うのである(笑)
  クレダ : うわぁ(笑)
  GM  : さすがにただじゃ済まない(笑)
  クレダ : 重戦車ですね。         (さすがにあの二人の斬りあいの間には入りたくないですね…)         威圧感が半端ない。
  セイバー: 『やはり人間相手は勝手が違うのである。まぁ、望んでそうなったことであるが』
  GM  : ランサー「そうだね。どこか不慣れだった……あなたの剣は、自分よりずっと大きなものを相手にするためのもの」
  セイバー: 『うむ!正直に言って怪物相手なら負けぬが人間相手はてんで慣れてないのである!』
  クレダ : 「自慢げに言わないでくださいよ。不安になるじゃないですか」
  GM  : ランサー「でも、悪い人間じゃあない……ね」
  セイバー: 『何、いい事ではないか。つまり、拙は人間を相手にした事が無いという事である』
  クレダ : 「……言われてみたら、そうですね」
  GM  : 籐河「しかしすげえな……            これがサーヴァントって奴か……呼んだ時は正直どうかと思ったが」         ランサー「だから私は言ったよ……これでトーガにもわかってもらえたね」
  クレダ : 「そうですね…」         戦闘自体を見たことは何度もあったけれど、武器での肉弾戦を見たのはたぶんこれがはじめて。         (これ…危ないなぁ)
  GM  : 籐河「これが街中で暴れまわったら……かなりやばいぞ」         ランサー「……でも、これでもまだ本気じゃないからね……お互いに」
  セイバー: 『まぁ心配しないでも街中で暴れまわる気は無いのである。少なくとも故意には』
  GM  : 籐河「ちなみにお互い本気でやったらどうなるんだ?」
  セイバー: 『うむ。今頃余波でマスター達はハンバーグのタネであるな!』
  クレダ : 「洒落にならないからやめてください」
  GM  : ランサー「もう100mは離れてもらわないと……困るね」
  セイバー: 『まぁ、本気を出したサーヴァントはほぼ自然災害と変わりが無いのである。          故に拙はあまり本気を出す気は無いが、考慮には入れて欲しいのである』
  クレダ : 「う…吐き気がしてきた」         吐き気止めの薬を出して飲みます。
  GM  : 籐河「おい、大丈夫か? えーと……シスター」
  クレダ : (…もしかして、他人の名前を覚えるのが苦手なのかな?)
  GM  : いや名前と名字どっちで呼べばいいのか(笑)
  クレダ : 「クレダです。大丈夫、生まれつき体が弱いだけなので…」         大丈夫です、苗字は名乗ってないので…というか覚えにくいだろうし。<苗字
  GM  : 序盤にセイバーとランサーの戦闘……お約束だな!
  クレダ : (笑)
  GM  : ランサーは装備を仕舞い、籐河の元に戻ります。
  セイバー: 拙も剣は仕舞うのである。
  クレダ : 「それはそうと、約束を守ってくださってありがとうございます、ランサーさん、セイバーさん」(にっこり)
  GM  : 籐河「まあ、いろいろ参考になったよ」
  クレダ : 「こちらこそ」
  セイバー: 『これでも騎士である。約定くらい守るのである。          まぁ、拙を乗せれる馬など居ないから、『騎』士と言っていいかは解らぬであるがな!』
  GM  : ランサー「戦士の名誉にかけて」
  クレダ : 「ああ、そうそう。監督役から、こんなものを貰っているのですが…藤河さんはお持ちですか?」         と、マスターカードを見せます。
  GM  : 籐河「貰ってねえ!」
  クレダ : 「デスヨネー」(直接渡したくないから私に預けたな…)
  GM  : 籐河「しおりに書いてあったよな。これがマスターカードって奴か?」
  クレダ : 「そうそう、それです」         効果についての説明は、しおりを読んでいるようなので省略するとして…
  GM  : 籐河「ええとくそ親、じゃない監督役に貰えばいいのか?」
  クレダ : 「あー、うん…実は、一枚余分に、空カードを貰ったんですよね…」(眼を逸らして)
  GM  : 籐河「それはもしかして……意地でも俺と顔は合わせないってことか?」
  セイバー: 『まぁ、父殿もトーガと顔を合わせ難い理由や思いはある筈である。          始めは【やんわゆっく】り、柔らかく当たるべきである。文通とか』
  クレダ : 「ま、まあともかく! というわけで、お近づきの印に、これ、お譲りします」         と、ここでちょっと悩んで…         「代わりといってはなんですが…アドレス交換しませんか?」
  GM  : 籐河「ああ。そうだな」         籐河が受け取ると、自動でアドレスが登録されます。
  セイバー: 『キョウダイのコミュニケーションであるな!状況が適切ではないかもしれんであるが』
  GM  : 今こんな感じ。      マスターカードのアドレス       監督役のアドレス       ビリーのアドレス       籐河のアドレス   クレダ : 「やた、初メル友げっと!」
  GM  : マスターカードの仕様として、近づくと自動的にアドレスが登録されるようです。
  クレダ : あ、そうでした(苦笑)
  GM  : 籐河「あんたいくつなんだ…」
  クレダ : 「し、失礼な。ちょっと子供の頃、色々あっただけですよ」         それに子供の頃からみんな携帯をもてるよーな国ばっかりじゃないんです、ええ。
  GM  : 籐河「……すまんが、あいつとは血が繋がってないとか言ってたよな…?」
  クレダ : 「ええ、言いましたけれど…それが、何か?」
  GM  : 籐河「いや。あいつをぶちのめす理由が一つ減っただけだ」
  クレダ : 「こ、怖い。この子怖いです」         切れやすい10代こわーい。
  セイバー: 『やはり男の子は父親に対して反抗的なのである。条理であるな』
  GM  : 籐河「おふくろに隠れて不倫までしていたってなら怒って当たり前だろう。            ま、そこに関しては無実だったみたいだが…」
  セイバー: 『先も言ったが、擦れ違ったままなのは悲しい事なのである。歩み寄る事も大事なのである』
  GM  : ランサー「結婚……不倫……むつかしいね」
  クレダ : 「その様子ですと、なぜ叔父さんが身をくらましたが、家の方にも言わなかったんですね?」
  GM  : 籐河「ああ、いきなりだったよ。俺がまだ12の時だ」
  クレダ : (何があったんだろう…)         …うっ、そんな風に隠し事をされていたとわかると…ちょっと不安になってきた。         今更だけれども。
  GM  : 籐河「……さてと。俺はあいつを殴りに行かなきゃいけないから、そろそろお暇するぜ」
  クレダ : (この場で空気よまずに“私が現地妻です、お帰り遊ばせ”とか言ったら殺されかねない…)
  セイバー: 『一つだけ、トーガに言っておかなければならない事があるのである』
  クレダ : 「あ、はい。お元気で。…と、すいません。最後に一つだけ」         おっと、お先にどうぞ。
  GM  : 籐河「なんだよ二人して」
  クレダ : 私のことは、あまり現状には関係ないことなので。
  セイバー: 『うむ。ではお先である。言えぬ理由がある事も、会えぬ理由がある事も、世の中では良くある事なのである。          許せとは言わないのである。しかし、理解を放棄してはいけないのである』
  クレダ : うんうん。
  セイバー: 『父殿とトーガは話ができるのである。言葉が通じるのである』
  GM  : 籐河「知るか! とりあえず殴ってからだ!」
  セイバー: 『まぁ其処から始まる話し合いがあるのは否定しないのである』
  クレダ : (…まあ、この歳の男の子だったら、拳で理解する方が早いかも…)         「や…やりすぎないようにね」
  セイバー: 『が、殴ったままで終わって欲しくはないのである』
  GM  : ランサー「そうだよ……家族が仲たがいしたまま別れるのは悲しいことだよ」
  クレダ : 「差し出がましい意見だとは思いますが…、どうあっても、血の繋がったお父さんは、世界で一人だけなんですし」         私にはもういないですからね。…という言葉は、重荷になりそうなので押し込めるけれども。
  GM  : 籐河「わかったわかった。じゃあとりあえず殴ってから事情を聴くさ。まあ事情次第じゃまた殴るけどな」
  セイバー: 『うむ。まぁそれも親子間のコミュニケーションである。          話も出来ず、言葉も通じず、殴るどころか、多くの相手と殺し合うしかなかった先達の言葉である』
  GM  : というわけで二人は教会に上っていきますが。いいですか?
  クレダ : まってまって、私の質問がまだ(笑)
  GM  : あ、クレダからまだあったか? てへ(笑)
  クレダ : っていっても、本当にどうでもいい内容なんですが…
  GM  : 母親のことか?(笑)
  クレダ : 「私、アルバニアで、一度、赤座法鈴さんという方と会ったことがあるのですが、お元気ですか?」         苗字が同じなら、聞いておこうかなと。
  GM  : 「そりゃウチのババアだ。そういやヨーロッパに旅行にいってきたとか言ってたな」
  セイバー: 召喚シーンで出ていたであるな(笑)
  クレダ : ひい、斜め読みしかしてないのがばれた         「それでは、もし再度お会いすることがありましたら、よろしくお伝えください。          引き止めてしまってスミマセンでした」
  GM  : 籐河「ああ……そういや、明日また会えないか?」
  クレダ : 「…え?」
  セイバー: 『ナンパであるか?』 >ランサーにぼそぼそ。
  クレダ : 「………ナンパですか? 考えること同じですかぁ!?」
  GM  : ランサー「……軽蔑」         籐河「ちげええよ!」
  セイバー: これは背後霊があえて読んだのである(笑)
  クレダ : ううっ…(涙)
  GM  : 籐河「とりあえず昼間学校が終わってから、情報交換も兼ねてまた話さないかってことだよ。            ここじゃ落ち着かないしな」
  クレダ : 「…そ、そうですか。そうですよねー。ちょっとだけビックリしました。          と言っても、私は、お話しするほど知識が豊富というわけではありませんけれど。それでもよろしければ」         と言いつつ脳内会話で(いいですよね、セイバー?)と言っておきます。
  セイバー: 『(別に構わんのである。戦闘をするわけでも無かろうしな……拙も紅茶飲みに実体化して良いであるか?)』
  GM  : やめろ(笑)
  クレダ : (…変装用の魔術使っておきますね…)
  セイバー: 『(やったのである!)』
  GM  : いやいやでかすぎるだろ、ぬいぐるみにでもするのか?(笑)
  クレダ : どう見えるんでしょう。コニシキ?(笑)
  セイバー: 大きいテディベア?(笑)
  クレダ : ぬいぐるみ、テーマパークにいるようなアレ?(笑)
  GM  : きぐるみだった(笑)
  クレダ : ま、まあ、警察を呼ばれないならなんでもいいです! このさい!
  GM  : じゃあ約束したってことで。         籐河「んじゃ、5時に北区の喫茶店でいいか?」         昼行動に北区に予約が入りました。
  クレダ : 藤河君には「わかりました〜」と言って、スマホに喫茶店の場所を登録しておきましょう。
  GM  : では今度こそ二人は教会の方に向かっていきます。
  クレダ : じゃあ、背中を見送りつつ…
  セイバー: 『頑張るのである〜』(手を振り振り)
  クレダ : 「…あ。真名看破とかやらなきゃいけないんだった…」
  GM  : ひらひらと籐河が手を振って行きます。         というわけでランサーチームと分かれた。
  セイバー: あ、ちなみに拙、今3MP消費しているのである(笑)
  クレダ : …。ええと…GM、今、行動ってしてもいい感じですか?
  GM  : 結構既に行動してますが…なんですか?
  クレダ : いや、そこの鯖が露骨にMP減ってるとか言うから!(笑)
  GM  : 回復か、いいですよ(笑)
  セイバー: 深夜で寝る時に供給してくれても良いのであるよ!(笑)
  クレダ : それくらいなら全体回復魔法で自分も同時に回復できるので、そうしたい…(笑)         行動おっけー?(キュピーン)じゃあ分割思考スイッチオン!
  GM  : 内容は?
  クレダ : 魔力集積、変装→セイバー、魔術・回復(対象全体)の3本で行きましょう。
  GM  : ここで着ぐるみにするのか?(笑)
  クレダ : いや、だってこれから街の近くを歩くんですよ? どう考えても今じゃなきゃまずいです!(笑)
  セイバー: まぁ、拙は着ぐるみ姿でも問題無いである(笑)
  GM  : それもそうだな(笑)
  クレダ : さすがに、どんな姿になるかは自分で決めてくださいね(笑)         まあ、ダイス振っていきますね。
  GM  : うい。
  クレダ : 5an5+10an5 魔力集積,         (ころころ……) [2,2,2,3,6]+[5,1,3,1,2,6,4,4,6,3] = 12         +分はHPから消費してます。         1an1 あ、一個ふりわすれた。         (ころころ……) [2] = 0         達成値12。
  GM  : うい。12点集積。
  クレダ : つまり6点の余剰MP蓄積。         あ、いえ、余剰分は半分になるんです、これ。続いて変装。         5an5+10an5+1an1 変装、+分はMPから消費         (ころころ……) [5,3,3,3,5]+[1,6,1,1,5,4,1,1,4,1]+[6] = 14
  セイバー: えーと。そうだなぁ。兎の着ぐるみで。
  クレダ : ひぃ、ヴ、ヴォーパルバニー
  GM  : 人違いだ(笑)
  セイバー: 拙、ジャバウォッキーの騎士だぞ、だって(笑)
  クレダ : よ、よかった。。。         あ、よく考えたらMP、寝たら回復するんじゃないですか。
  GM  : 寝たら回復しますよ!
  クレダ : うーん、そうか。それなら…三回目の行動の前に、トループ呼び出してもいいですか?         確か行動使わないんですよね?
  GM  : そうですね。
  クレダ : じゃあ、トループを呼び出して、基本、霊体化させておきます。
  GM  : 演出しようよ(笑)
  クレダ : こ、行動終わってからでいいですか? その間に考えておきます!(笑)
  GM  : そうだね(笑)         以上ですかね。
  セイバー: MP回復判定は?(笑)
  クレダ : じゃあ、最後に回復…は、寝たら十分、ということがわかったので。         うーん、装填魔具に回復魔法を入れるのって、戦闘中は無理ですか?
  GM  : 可能。
  クレダ : 了解。あと、他人を回復させながら、         (高速詠唱や分割思考なしで)同時に装填魔具にも魔法をこめるのってできます?         全体回復ができるなら、という意味で。
  GM  : それは別です。
  クレダ : あい。それじゃあ、緊急用に装填魔具にMP回復魔術を入れておきます。         セイバーの回復は深夜にやりましょう。
  セイバー: まぁ、3MPだからな(笑)
  クレダ : 5an5+10an5+1an1 装填、MP回復魔術、達成値分回復ver         (ころころ……) [2,5,1,4,3]+[4,4,4,1,2,6,1,5,2,6]+[1] = 14         まずまず。これでHP33/38、MP17/34
  GM  : ぴろりん。
  クレダ : さらにトループを呼び出します。
  GM  : あ、ところで。
  クレダ : はい。
  GM  : セイバーを呼びだしたことでクレダはサーヴァントを維持する必要があります。         これは結構な負担です。
  クレダ : ふ、WHAT?
  GM  : 9点、常にMPを使用しているものとなります。
  クレダ : ぎにゃ。
  GM  : まあみんなやってることだから。この9というのはセイバーのランクです。
  セイバー: ハウスルールであるか(笑)
  GM  : はい。ハウスルールです。そうです。         原作でも、サーヴァントの維持が負担でマスターは全力を出せないから反則しようってのはよくありましたね。
  クレダ : …えーと。トループ、常時発動型の宝具の特殊効果なんですけど…これもよびだすのor維持にMPいりますか?
  GM  : 常時発動型は、まあ常にMPを圧迫しているものとして扱ってください。
  クレダ : 了解。
  GM  : だからクレダの使用できる魔力は結構少なくない?
  クレダ : 最大25ですね。じゃあMP8/25(34)になって、トループ召喚。
  GM  : うい。演出!
  クレダ : これは、本格的にHPも加味して回さないといけないかも。
  セイバー: 拙より多い!(笑)
  クレダ : ま、魔法系で戦士よりMPが少ないとか駄目でしょ(笑)         じゃあ…まず、髪をおろして、わざと左目を隠します。
  セイバー: 『ん、どうしたマスター。急に格好良いポーズでも取りたくなったであるか?』
  クレダ : 「違います。そろそろ、レーダーを出しておかないと心配になってきて」         そして、呪文をとなえるんです。聖句ではなく。
  GM  : えろいむえっさいむ!
  クレダ : 我は求め訴えたり、ですか?(笑)
  セイバー: ちなみに。もう、変装は受けてるから、見た目はもふもふな可愛いうさぎの着ぐるみである!(笑)
  クレダ : うわぁシュール…(笑)
  GM  : 怖い(笑)
  クレダ : 夜で、しかも身長2mじゃなきゃな…(笑)
  セイバー: 耳含めて、3mくらいじゃないかな、今の全高!(笑)   クレダ 「“目覚めよ我が目、応えよ我が瞳。闇を見通せ、光を捉えよ”」         唱えると同時に、ぽこぽこと左目の部分に埋まっていた義眼が雲をはいていく。
  GM  : どうなる!?
  クレダ : いや…それは霊体化した球体だ。         球体は、1つが2つに、2つが4つに分裂して、雲の様に広がっていく。         霊体をとらえられない人間には、何がおこっているか、まったく理解できないだろう…         しかし、一瞬の間に、私の頭の上には、筋子のようになった球体の塊が浮かんでいた。         「occhio sinistro(左目)よ。―――行け」         命令と同時に、球体が分かれ、四方八方に散開する。
  セイバー: 『マスター。それを出しておかないと心配というマスターの感性が解らんのである』
  クレダ : 「あれ、全部、目なんですよ」         左目を再びかきあげる…と、そこには、義眼がうまってるわけです。         「左目に埋まってる宝具と同じ、ね」
  GM  : ヨグソトースの眷属みたいだな(笑)
  クレダ : sinistroは、イタリア語で、左の、不吉な、邪悪な、などの意味があるそうです。
  セイバー: 『つまりあれが出てるのがマスターのデフォであるか?奇妙である』
  クレダ : 「で、デフォ… いや、教会の人に見つかると危険なので、普段は出さないですが。          これがあれば、不意打ち防止になるかなー、と」
  GM  : そして霊体化させる、と。
  クレダ : でも能力的にはカリスマと、魔眼による戦闘ダイスボーナスがあるから、すぐに振れるダイスが10個増えるよ!
  セイバー: 『なぁに。拙はちょっとやそっとの攻撃では死なないのである。拙は』
  クレダ : 「…暗に私を責めてません?」
  セイバー: 『いや、むしろ備え有るなら存分に備えるべきであるな。拙はどうとでもなるが、マスターはそうはいかんのである』
  GM  : あとは隠れ家にゴーですか?
  クレダ : そうですね。ぱぱっと隠れ家に行きます。         寝る前に、初挑戦の料理を作らないといけないので。         (肉じゃがって、ポトフみたいなもの…だったっけ)
  GM  : というか思ったんだ。隠れ家っていわゆる空き家だよな?
  クレダ : そうでしょうねえ。
  GM  : まず第一に不法侵入とお掃除が必要なんじゃ。
  クレダ : …。そ…それは後でやります。すぐ出て行くことになるかもしれないし<掃除とか
  セイバー: 動き回ると拙は床を踏み抜くので、じっとしているのである(笑)
  クレダ : そうですね…、便利魔術で空中浮遊は、対価重いですもんね…(苦笑)<動かない         まあ、本音を言うと、水とか手洗いの準備の方が大変そうですけどね!
  GM  : わかったわかった(笑)         では薄汚れた空き家を仮の拠点としたところで夜行動終わりましょうか。
  クレダ : はい。