第三次月詠聖杯戦争一日目 朝パート2

  GM  : というわけで若干時間が飛んで、列車を降りたところから再スタートです。
  クレダ : はい。

    『菊竹駅』

  GM  : という駅で降ります。
  クレダ : ようやく吐き気が治った私は、朝食代わりのフルーツゼリーを口に運びつつ、列車のタラップを降ります。
  GM  : アンドレも荷物をかついで降りてきます。         とりあえず日本語の不自由度合いは自分で設定してください。
  クレダ : なにげに社会高いし、それなりに喋れる、くらいでお願いします。<日本語
  GM  : アンドレ「ふー、ついたついた。じゃあこっちの教会に行くか」
  クレダ : 「はい」
  GM  : 改札を抜けて、駅のロータリーに出ますと、そこはやや閑散とした日本の駅前です。
  クレダ : きょろきょろと左右を見渡します。         (うーん、どこの国も地方都市は変わらないなぁ。せいぜい、日本の方が、伝統家屋が少ないように見えるくらい)
  GM  : ちょっとイメージ画像を用意します。
  GM  : チョイ小さいけどこれで。         みーんみんみんみん。         夏の日差しが暑いです。
  クレダ : 今の季節は夏ですか?
  GM  : 7月中旬です。
  クレダ : あ、前に言ってましたね。すいません。         (案外暖かい…けど、空気が重いな。湿気がすごい)
  GM  : 確かに重いですね。

1日目 朝 菊竹駅


  GM  : 駅のロータリーには一台の大型トラックが止まっています。         ロータリーには一台のタクシー。観光案内所で一人が何かを聞いています。         アンドレ「なっつかしいなあ……つーかやっぱり日本の夏はこうだよな」
  クレダ : 「叔父さん、教会には何時で待ち合わせなんですか?」
  GM  : アンドレ「ああ、まあ今日中に行けばいいらしいぜ。えーと地図地図」(ごそごそ)
  クレダ : GM、ここに来る前に、自分用の菊竹市の地図を印刷して持ってきていたことにしてもいいですか?
  GM  : 印刷してもいいしスマートフォンでもいいですよ。
  クレダ : じゃあ、印刷してあるものでお願いします。         2部印刷しておいたうちの一つを叔父さんに渡します。
  GM  : では簡単に地理説明。
  クレダ : はい。
  GM  : とりあえずこの市は四つの地区に分かれています。         東海地方の湾に面した港湾都市。         外洋と内海を分ける崎を境に、西と北に分かれている。         主な産業は水産、観光、発電。         海岸から広い平地が広がっており、港湾部以外はだだっぴろく人口密度が低い。         全般的に、解放的な田舎町といった雰囲気。         鉄道が通っている北部の方がやや開発されているイメージ。         街の大部分が海に接しており、海水浴やサーフィンの名所。         湾の一角で原子力発電所が稼働しており、重要な産業となっている。         気候は全体的に温暖。真冬でも雪は降らないが、雨は多い。嵐には要注意。         よっつじゃなかった!         王子岬         港湾区         海         北区         西区         原発区域         まあ海は区域じゃないか…         で、教会は岬にあるようです。
  クレダ : (バカンスにはいいけど、観光にはむいてないかも…)         と、場違いなことを考えてます。
  GM  : 観光所だよ!(笑)
  クレダ : ごめん、見えない。(笑)
  GM  : ああ、バカンスと観光は違うか(笑)
  クレダ : バカンスじゃなく、静養と言ったほうがいいかもしれないですね。
  GM  : ま、とりあえずここで起こるイベントだけ起こしておこう。
  クレダ : はい。
  GM  : 教会の場所を確認していると、観光案内所でされる会話がなんと話に耳に入ります。
  クレダ : ん…?
  GM  : 「だから……セイハイ、センソウ、どこでやるのか、わからないのか?」
  クレダ : …。
  GM  : 職員「ええと……大変申し訳ありませんが、そのようなイベントは予定されていないのですが…」         「むう、そうなのか……さっきから聞いているのだが、誰も知らないそうだし、困ったな」
  クレダ : ええと…とりあえず、その人の顔と背格好を覚えます。         あと、変装をしてないかどうか見破れませんか?
  GM  : 日本人じゃなさそうですね。背はまあ欧米人的には平均。173cm         後ろを向いてるから顔は分かりませんが、ウェーブのかかったブルネットで、白衣を着用しています。
  クレダ : それと、反射的に、手に浮かんでいる令呪を隠します。…ええと、場所の移動もできるんですよね?
  GM  : 令呪じゃなくて聖痕です。そして聖痕状態では移動はできません。         あと右手にあざのようなものがあります。
  クレダ : ごめん、GM、確認なんですけど、令呪、聖痕、右手のあざは全部別物なんですか?
  GM  : 別物ですね。いや間違えた。あざ=聖痕と思ってください。         とりあえず手袋でもしてればいいんじゃないかな。
  クレダ : サーヴァントを呼びだすと聖痕が令呪になるとか?
  GM  : そうです。令呪はサーヴァントとの繋がりですからね。
  見学者 : 聖痕=令呪欲しくない? 欲しいっしょ? 予約しといたから。 by 大聖杯
  クレダ : 軽っ(笑)
  GM  : まあそういうことですね。聖痕=予約券です。         商品と引き換えに領収書を渡します。
  クレダ : …まあ、この場は演出便利魔術の幻影で隠しておきます。
  GM  : はい。         貴方には二つの選択肢があります。1.見なかったことにしてアンドレと教会に行く 2.声をかける。
  クレダ : 「叔父さん、あの人、聖杯戦争と仰ってますけど。お知り合いですか?」
  GM  : アンドレ「なんだって? いやあんな美人の知り合いはいねえけど」
  クレダ : 「…聖杯戦争の参加者って、本当にランダムなんですね」
  GM  : アンドレ「とりあえずあれだ。だいいちげんそく、神秘の隠匿だな。              いきなり仕事かよ……半日ぐらい海で泳ぎたかったぜ」
  クレダ : 「せめて荷物を置いてからにしてください」
  GM  : アンドレ「じゃあ、どっちが声をかけるかじゃんけんで決めようぜ」         拳を降り始めます。
  クレダ : ホテル…は今回、ないようだけれども。
  GM  : いえ一応あるある。駅前にホテルが。
  クレダ : ああ…なるほど?
  GM  : じゃんけんはどうやって処理するか…まあ1d3ふって高い方が勝ちとしよう。
  クレダ : 「叔父さん…それって、監督役の仕事じゃないですか。もう。勝負するくらいなら私がやりますよ」
  GM  : アンドレ「おっ、そうか。へへっ、わるいな」
  クレダ : ため息をついて、白衣の女性の方へ向き直ります。
  GM  : 観光案内所の職員とわけのわからないやり取りを続けています。
  クレダ : それで声を掛けようと思うのですけれど…具体的に神秘の隠匿と言われても、         何をすればいいのかイマイチぴんとこないんですが。         とりあえず聖杯戦争の名前はあまり出さないようにする、ということでいいのでしょうか。
  GM  : じゃああっちから声をかけてくる!         女性「ん? ああそこの君……聖杯戦争について知らないか?」         しろうとマスターが、一匹、現れた!
  クレダ : 「…失礼ですが、あなたはどういった素性の方か、お伺いしてもよろしいでしょうか?」
  GM  : 「……………ふむ……改めて聞かれると、意外と返答に困るな」         正面を見ると、東欧系の美女です。20代後半。
  クレダ : 「言葉にするのが手間であれば、無理に仰らなくても結構ですよ」
  GM  : 「いや。私はナターシャ・カミンスキー。無職だ。          この街には聖杯戦争というもののために来たが、こうして難儀しているところだ」
  クレダ : 「では、ナターシャさん。こちらのしおりを見た経験はおありですか?」         と言って、聖杯戦争のしおりを見せますが。         …ああ、イタリア語かな。よく考えたら。
  GM  : ナターシャ「おお、やはりこういうものがあるんだな。見せてもらってもいいかね?」         まあ何語でも問題ないですよ、たぶん。
  クレダ : 「いえいえ、どうぞ。お譲りします」
  GM  : ナターシャ「スパシーバ。ところで君も関係者なのかね?」
  クレダ : 「その代わり、と言ってはなんですが…その聖杯戦争という単語、          ひいてはそれに関する神秘について、このような往来で言及するのは避けていただきたいのですが」
  GM  : ナターシャ「ああ、書いてあるね。神秘は隠匿すべし……そういうものかね? 守秘義務のようなものか?」
  クレダ : 「聖杯戦争の継続に悪影響がある、ということでは?」
  GM  : ナターシャ「魔法陣……召喚……ふむ、オカルトだな」
  クレダ : 「申し送れました。私、クレダと申します」
  GM  : ナターシャ「ああ、それにしてもなんだな。この国は……暑いな」         ナターシャは白衣を降ろし、ブラウスを脱ぎます。ぶらじゃー!
  クレダ : 「ええ。あなたのお国は寒そうですものね。でも、服を脱ぐのは、この国でも犯罪ですよ」         さすがに…その、こまります。
  GM  : アンドレ「おおっ!?」(後方観測中)
  クレダ : (石なげてやろうか)<アンドレ神父に
  GM  : ナターシャ「とりあえず私も参加資格は有しているようだね」         自分の右腕のあざを示します。
  クレダ : 「…恐縮ですが、その。あなたのご家系には、目立てというルールでもおありなのですか?」
  GM  : ナターシャ「いや別に? 暑ければ脱ぐのは人としての常識だろう」         ざりざりと、アスファルトにチョークで図形を描き始めます。
  クレダ : 「そちらの国には、郷に入れば郷に従え、という言葉はないのですか?」         さすがに詰問調になりますよ。
  GM  : ナターシャ「日本の例えばなしかね?」
  クレダ : 「他のコミュニティに入る場合は、その地域のコミュニティのルールを尊重するべき、という考え方です」         (ロシアのコミュニティに入るには、特にルールが多いので注意が必要、          というのは知っていたけれど…逆パターンははじめてね)
  GM  : ナターシャ「ふむ……だが……やはりこの暑さは……耐え難い!」
  クレダ : この方…アラインメントが私の逆なのですね。…話の通じない人はやっかいです。
  GM  : いや、一応服をきてくれますよ。暑そうですがね。
  クレダ : 「せめて、見えないようにやってくださればいいのに」
  GM  : ナターシャ「ふう、暑い……」
  クレダ : どうします? と、アンドレに視線をやりますが。         神秘の隠匿のために、強硬手段に出るのは、参加者の役目じゃないでしょうし。
  GM  : アンドレ「ちっ……」         乳が見えなくなったのでロリコンのくせに残念そうです。
  クレダ : こ、こいつ…。(イラッ)
  GM  : アンドレ「(まあ過度の干渉はまずいが、しばらく様子を見るしかないんじゃねえか?)」
  クレダ : 「約束、守ってくださったんですね。ありがとうございます」
  GM  : アンドレ「(クレダ、監視つけとけ。できるか?)」         小声で作戦会議。
  クレダ : …監視ですか。それは、魔術・探索か便利でできますか?
  GM  : 探索ですね。
  クレダ : 了解しました。         「(はいはい。まったく、人遣いが荒いんですから)」
  GM  : ナターシャ「それでは私は少し涼しいところに行ってくる。スパシーバ、ミスクレダ」         のろのろとトラックの方に歩いていきます。
  クレダ : 「いずれまたお会いすることになるかもしれませんが、お元気で」
  GM  : という感じでイベントは終わります。
  クレダ : じゃあ、ある程度距離をおいてから、こっそり魔術を使いますよ。ええと、判定が必要ですか?
  GM  : 一応どうぞ。
  クレダ : 15an5+1an1         (ころころ……) [5,3,4,2,6,3,3,5,1,4,1,1,3,3,2]+[2] = 14         ああ、GM。あと、魔術を使うのと一緒に、魔眼を使って彼女の過去をのぞいちゃいたいと思います。         背中を向けた瞬間にやろうと思っていた!
  GM  : 背中向いたら視線あってなくね?(笑)
  クレダ : 視線があわないと使えないのは、そういうマイナス効果を取得した時だけのはずですが。
  GM  : そうだった。判定どうぞ。
  クレダ : 15an5+1an1         (ころころ……) [6,1,4,2,4,5,4,1,5,3,1,5,6,2,6]+[3] = 12         …ちょっと落ちましたが、まあこんなものですよね。
  GM  : 15an5         (ころころ……) [1,3,1,3,2,6,1,6,3,3,6,2,1,6,3] = 11         出目がひどいってレベルじゃあない。
  クレダ : ん。さすがに同業者ですね。
  GM  : じゃあぼんやりと見て取れたのが……まず彼女は魔術師じゃあない。
  クレダ : おっと?
  GM  : ていうか魔術に関しては素人同然です。
  セイバー: つまり、超能力者であるな?元ネタと同じく。
  GM  : 何故元ネタが分かった(笑)
  セイバー: 言わないでおく(笑)
              f⌒)              !                __             , ィー<: : : :  ̄ `: .           /: : : : : : :` : : : : : : : : \          , ':/: : : : : : : : : : : : :、 : : : : ヽ          ,イ: :' : : : |: : : : : :ト、: : : l : |: : : :ハ         Y: :l: ; : : !: : : ! : :!: ヽ ; |: :l :| : | :'.           |: :l: |: : :ハ: : :|: : |: ;イリ/ヽj: | : |: : ヽ          |: :l: :', ├ヘ: :ト、 ト'   _.. -ヽ : |_ : : : 、           ': : ',: :ヽ!  _` `   弋ノ  ∨) : : : : }        /ィ: : ヽ_ | 弋ノ         r' : : : ;イ          ´ ヽ: :{ ヽ           / : : : /: |            厂`ー{    , ―-  ィ: : : : /: : {            /: : : : : ` : . _    . '| : : 〈: : : ヽ          `ヽ、: : : : : ∨`ヽ ̄ _./ヽ、: : :ヽ: : : :〉             ヽノ: : :ノヽ__八_/ `ヽリ:_: :/              ,´〉: /     |。       `ハ            l 〈: .{       |。        / |            |  >'       |。      Y   !            <ヒント 脱ぎ女>
  クレダ : …元ネタというと、ロシア人の超常現象スキーな人ですか。もしかして。
  GM  : まあ彼女は研究者……であることがぼんやりと伝わりました。         というわけでナターシャは大型トラックを運転して、ぶろろーっと去っていきます。
  クレダ : あ、GM。
  GM  : なんでしょう。
  クレダ : その大型トラックの中身を透視で見てみたいんですけど、できます?
  GM  : 残念だが遅かった! 違うことに魔眼使ったしね。
  クレダ : なるほど。まあ、わかりました。
  GM  : アンドレ「やれやれ。いきなりだったが、俺達もそろそろ行くか」
  クレダ : 「そうですね」
  GM  : タクシーで岬の教会に。         ここでいったんシーンを切りましょう。         ここまでの感想をセイバーどうぞ。
  セイバー: 拙、出番まだ?(笑)
  GM  : まだまだ。
  クレダ : 私だけだと、自分の情報を極力隠そうとするから、会話がすすまないですね…。         まあ、あのナターシャ女史が、かさばるトループなり、兵器なり、         研究所なりを所持している可能性が示唆されただけでよしとしてください。