第三次月詠聖杯戦争 チュートリアル1日目 深夜パート

     配置:クレダ+ビリー:ネズミの群れ      IV:ビリー16、ネズミ14、クレダ11   GM  : 戦闘でしたね。
  クレダ : はい。
  GM  : 戦闘の手順を確認していきましょう。まず冒頭宣言を行います。         礼装の起動や、攻撃専念、防御専念。逃走判定はここで行います。         今回宣言するのは、継続礼装の起動でしょうか。
  クレダ : 防御専念と、継続礼装の起動、両方を宣言することはできますか?
  GM  : 可能です。いくらでもどうぞ。
  クレダ : わかりました。では防御専念をし、礼装の両用防具二つを起動します。         MPは4消費。残り21。
  GM  : ビリーは『クラリックガン』を起動します。
  クレダ : うわぁ。ビリー君の父親がクリスチャンベールだったなんて(笑)
  GM  : ガンカタは代行者の選択科目です。
  クレダ : それでいいのかちょっと疑問です…(苦笑)
  GM  : では戦闘を開始しましょう。ここからIV順に動いていきます。         まずビリーから。行動前に瞬間強化を行います。         ビリー「主よ我等を守りたまえ、救い給え、導きたまえ」         30an5 そして銃で攻撃します。         (ころころ……) [1,4,2,6,2,2,2,5,6,1,5,4,1,3,5,5,5,6,6,6,5,2,3,4,5,3,5,2,2,5] = 25         だんだんだん!
  クレダ : 強っ。
  GM  : 20an5+2an4 防御判定         (ころころ……) [4,2,4,4,4,5,6,1,2,5,6,5,3,1,5,2,4,3,3,2]+[4,6] = 19         6差命中。ビリーの攻撃力が10、ネズミの防御力が9、7点ダメージです。ちまちま。         行動終了。ネズミが何匹か倒れます。         次、悪霊。対軍攻撃を行います。         今回はビリーとクレダの両方を攻撃します。         20an5+2an4         (ころころ……) [3,1,6,1,2,5,4,2,5,2,5,5,2,1,3,2,2,1,5,1]+[2,5] = 20
  クレダ : ちなみに“かばう”の宣言はどの時点ですればいいんでしょうか?
  GM  : 防御判定の後です。この場合はビリーの防御判定の後ですね。
  クレダ : 了解。
  GM  : 30an5         (ころころ……) [3,6,4,5,2,6,4,4,3,5,2,6,5,4,3,1,5,3,1,6,2,2,3,3,2,2,2,1,5,1] = 26         あたるわけねえー!(笑)
  クレダ : うわぁビリー君ちょー頼りになる。
  GM  : なんでこんなに強いんだ……と思ったら聖杯戦争本編を想定したキャラだったから。
  クレダ : 私は魔力で防御判定します。…あ。         30an5+2an1         (ころころ……) [2,4,6,4,1,5,3,6,3,5,4,5,2,5,6,3,4,2,4,4,6,3,3,4,1,5,1,1,5,3]+[5,5] = 26         防御判定なのでダイスが倍、おいしいです。
  GM  : 同じじゃん(笑)         二人とも鼠の群れをさばききりました。
  クレダ : ビリー君に攻撃専念されたら、さっさと逃げますけどね。勝てないから。(笑)
  GM  : クレダの行動です。
  クレダ : そして、私の手番ですね。まず、瞬間強化を自分に。         そういえば、ビリー君はどれくらいHPが減っているのか、わかりますか?         確か、体質のせいで出血していたかと思うんですが。
  GM  : 戦闘開始時に2点食らって、4点ほど受けていますね。
  クレダ : 了解しました。じゃあ、次に、瞬間魔眼を使います。         霊体視認のプラス効果には、相手のHPやMPを知る能力もあったはずですよね?
  GM  : はい。頑張ればできますよ。
  クレダ : では、それに挑戦してみましょう。         魔力開放でMP5を消費して、アイテムも使います。         14an4+1an1+10+1d6         (ころころ……) [1,1,5,5,5,2,4,5,2,3,3,4,4,2]+[2]+10+[1] = 21         出目わっる。…あ、すいません。魔眼の効果そのものでもMPを消費するんでしたね。
  GM  : そこまでやる必要はあったのか?(笑)
  クレダ : さあ…相手の戦力分析は、積極的にやりたがるほうなので(笑)
  GM  : ええと         筋力D 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 社会C+         HP72 MP24 IV14 基礎攻撃力2 基礎防御力4   GM  : という感じですね。
  クレダ : わかりました。じゃあ、残りの行動で回復しましょう。         分割思考で3行動、内容は自分のMP回復を2回、ビリー君のHP回復を1回です。
  GM  : はい。
  クレダ : 15an5+1an1 自分MP         (ころころ……) [5,5,6,1,1,4,4,5,6,3,2,4,1,2,6]+[1] = 13         あ、やば。割るの忘れてた。
  GM  : 割ろう!
  クレダ : すいません。振りなおします。         5an5+1an1+5an5 自分MP         (ころころ……) [2,3,4,3,2]+[4]+[6,3,4,2,5] = 9         5an5+1an1+5an5 自分MP         (ころころ……) [2,5,6,3,5]+[4]+[5,1,6,5,1] = 8         5an5+1an1+5an5 ビリーくんHP         (ころころ……) [5,6,2,1,5]+[3]+[2,5,1,4,5] = 9         17点回復して、MPは33/34へ。行動終わりです。
  GM  : 回復魔術は、回復量の半分のMPを消費します。
  クレダ : おっと。そうでした。
  GM  : あるいは、達成値の半分の量を消費なしで回復します。
  クレダ : ビリー君は、達成値の半分の回復量で問題ないですね。         自分の場合は… 達成値の半分回復でお願いします。
  GM  : はい。
  クレダ : それとも振りなおしたほうがいいですか?
  GM  : いえいいですよ。
  クレダ : ありがとうございます。では、MPは25/34です。         そして行動終了。
  GM  : はい。ではターン終了です。
     第二ターン
  GM  : 第二ターン。
  クレダ : 冒頭宣言ですね。
  GM  : ビリーとネズミは特になし。
  クレダ : 私は、使い忘れた勇者の力で防御のダイスを増やします。以上です。
  GM  : あ、そうそう。ネズミは攻撃専念! らちあかないし。
  クレダ : ん。敵と、こちらと、冒頭宣言の順番は決まってないんですか?
  GM  : はい、決まっていません。全員の同意が取れたら次にいきます。
  クレダ : 具体的には、敵の宣言を聞いた後、こちらが宣言してもいい? あるいは、宣言を変更しても良い?
  GM  : いいですよ。
  クレダ : わかりました。では、私も防御専念を、追加で宣言します。
  GM  : はい。では第二ターン。
  クレダ : あ、やっば、ビリー君の敏捷コピーしておくの忘れてた。失敗失敗。
  GM  : 30an5 ビリーの攻撃。         (ころころ……) [5,2,5,5,3,6,6,5,4,5,5,2,6,3,4,2,2,6,1,2,6,5,4,4,1,3,3,5,3,3] = 25         だうんだうん。         10an5+2an4         (ころころ……) [6,4,3,5,3,1,2,1,1,3]+[3,2] = 11         14差。攻撃力と防御力の差分をいれて、15ダメージ。         30an5+2an4 ネズミの行動。         (ころころ……) [3,1,6,6,5,1,1,6,5,5,4,1,1,6,4,2,2,6,5,4,2,5,1,4,1,5,2,5,2,5]+[5,1] = 26         ばるばるばる!         30an5 ビリー防御         (ころころ……) [1,5,3,5,4,6,1,5,6,5,1,3,4,5,4,1,6,6,6,3,3,3,5,6,4,1,5,5,1,2] = 24         2差命中。
  クレダ : んー。魔力放出は、防御の時には使えないんでしょうか?
  GM  : 使えますよ。
  クレダ : わかりました。じゃあ、ここは私がビリー君を庇います。
  GM  : はい。では二回防御判定を行ってください。
  クレダ : 敏捷でかばおうと思いますが、ペナルティはいくつ受けるんでしたっけ?
  GM  : 魔術防御で構いませんよ。
  クレダ : あ、いや、さすがに魔術防御の方が高いですか。
  GM  : 敏捷と耐久の差分がペナルティになるようです。
  クレダ : 敏捷E、耐久Dだとすると、ペナルティは0.5の切り上げで1ですか?
  GM  : そうですね。
  クレダ : …さすがに敏捷だと守りきれないので、大人しく魔術防御します。         そして、両方の防御に魔力放出。5点ずつ。
  GM  : どうぞ。
  クレダ : 30an5+2an1+10-2         (ころころ……) [6,3,1,4,3,4,5,4,3,4,3,3,1,1,5,1,3,6,5,1,2,2,1,6,2,4,1,6,2,1]+[4,1]+10-2 = 35         30an5+2an1+10-2         (ころころ……) [3,1,1,1,5,1,2,2,2,4,5,6,1,3,5,2,5,5,3,5,1,4,4,3,6,6,1,2,4,5]+[2,5]+10-2 = 35
  GM  : 楽勝です。
  クレダ : なんとかなりそうですね。
  GM  : クレダがネズミをはじき散らします。         ビリー「ありがとうございます!」
  クレダ : 「支援なら任せてください」(いつもアンドレ叔父さんの手伝いばっかりしてるし…)
  GM  : そしてクレダの番。
  クレダ : はい。まず、礼装の魔術武器の能力を使って、ビリー君の敏捷をコピーします。
  GM  : イニシが上がりますね。
  クレダ : ビリー君、敏捷いくつでしたっけ?
  GM  : 今はAです。
  クレダ : ぶっは。IVが19になっちゃいました。
  GM  : あ、ダメージ増えてた!
  クレダ : おおう。
  GM  : ええと防護点が無視されて22+8+6=36、半分程削れていた。
  クレダ : とすると、次で私も攻撃に回れば落とせそうですね。
  GM  : 回るといいと思うよ。
  クレダ : はい。ともあれ、今は防御の段階。
  GM  : はい。
  クレダ : 瞬間魔眼で自分のMPを回復します。         14an4+1an1         (ころころ……) [1,4,5,2,6,6,3,5,6,6,2,2,2,6]+[3] = 7         あ、そうか。これも半分になるのか。
  GM  : 半分ですね。
  クレダ : っていうか出目がぼろぼろですねぇ(涙)         もちろん、全部達成値半分の効果でいきますよ。         分割行動で、3回とも回復ー。達成値半分の効果でし。
  GM  : はい。
  クレダ : 5an5+1an1+5an5         (ころころ……) [4,1,3,2,1]+[1]+[4,3,6,4,3] = 10         5an5+1an1+5an5         (ころころ……) [2,4,1,1,4]+[4]+[4,5,5,6,1] = 9         5an5+1an1+5an5         (ころころ……) [6,3,1,1,4]+[1]+[4,6,1,6,6] = 7
  GM  : どんだけ回復好きなんだ。
  クレダ : 14点回復するのかな。リジェネレーターとよんでください。         MPは最大まで回復。かかってこいよハリーハリーハリー。
     第三ターン
  GM  : では次のターンです。冒頭宣言。         ビリー攻撃専念、ネズミ攻撃専念。
  クレダ : 勇者の力を切り替え、白兵にダイスボーナスを入れます。
  GM  : はい。
  クレダ : …って魔術で白兵できないやん。
  GM  : できますよ。
  クレダ : あれ、できるんですか? し、知らなかった…
  GM  : ところでさっきからクレダの攻撃、防御のスタイルはどんなの?
  クレダ : そうですね。
  GM  : 演出的な。
  クレダ : えーと…
  GM  : 十字架から光の剣が出るとか?         ビリーはガンカタ的に二丁拳銃スタイルです。
  クレダ : 皮膚に刺青が浮き上がるのと同時に、周囲に力場が形成されて、私の姿がぼやけてみえるんですよ。
  GM  : ふんふん。
  クレダ : そこで、刺青が黒に近い光をだすので、力場にそれが反射して、茨の茂みのように見える、という感じかな。         なので、防御はもちろん茨ではじく。攻撃は、茨の針をとばす感じですね。         …攻撃するつもりはあまりないけれど。
  GM  : はい。では行動順ですね。クレダ、ビリー、ネズミの順です。
  クレダ : おっと、そして私が一番最初。じゃあ、魔力で攻撃します。えいや。
  GM  : 魔法少女っぽくどうぞ。
  クレダ : 「ティロ・フィナー」…ってなに言わせるんですか!
  GM  : イタリアで生まれ育ったから問題はないんじゃない?(笑)
  クレダ : そこに何の関係があるかまったくわかりませんけど!(笑)
  GM  : 判定どうぞ。
  クレダ : ああもう。とにかく、分割思考で3回攻撃。すべて魔力放出、MP消費5。
  GM  : はい。
  クレダ : あと、分割思考の+効果も載せます。         7an5+1an1+10an5+10         (ころころ……) [5,5,5,3,2,3,2]+[2]+[4,6,6,5,4,1,1,5,4,4]+10 = 25         7an5+1an1+10an5+10         (ころころ……) [1,1,6,1,2,4,1]+[2]+[4,4,4,1,1,1,2,5,6,6]+10 = 24         7an5+1an1+10an5+10         (ころころ……) [6,6,3,3,3,2,3]+[6]+[2,4,2,3,2,2,5,4,1,6]+10 = 24
  GM  : 10an5+2an4 防御         (ころころ……) [1,5,5,6,3,1,5,1,6,5]+[1,4] = 10         10an5+2an4 防御         (ころころ……) [4,5,2,2,2,2,2,2,6,1]+[6,6] = 9         10an5+2an4 防御         (ころころ……) [4,1,6,6,3,3,4,2,2,5]+[5,6] = 8         15、15、16差命中です。
  クレダ : ダメージ修正は1だけなので、打点は16、16、17ですね。         バッドステータスを与えることもできたんですが、今回は必要ないでしょう。
  GM  : 防御力9なので、7、7、8……おおっと洗礼詠唱には弱いので5点ずつダメージ増。
  クレダ : あれ。じゃあ、最後に、瞬間魔眼で自分のMPを回復します。魔力開放、5MP。達成値分回復!
  GM  : 12、12、13。合計37、あ、死んだ!
  クレダ : しなくてもよかった!(笑)         …どうしましょう。省略します?<判定とかその他
  GM  : 省略しましょう。
  クレダ : はい。
  GM  : では茨によって、ネズミは次々串刺しになり、ついに全滅します。
  クレダ : 魔力の茨で、地面を横なぎに払います。ほうきで床を掃くように。サッサッサ、と。         「…さすがにネズミでは、面の攻撃は避けられませんでしたね」
  GM  : 後に残るのは聖剣の刺さった塚ですが         その塚に、周囲の悪い気配が吸い込まれていきます。ぎゃああああ。
  クレダ : うわ。
  GM  : ビリー「……気配を感じません。霊はどうやらまた封印されたようですね」
  クレダ : 「この塚から悪霊があふれ出した、ということでしょうか?」
  GM  : ビリー「そうですね。この剣は本当に聖遺物なのかもしれません」
  クレダ : よく観察してみますけど、何かわかりそうですか?
  GM  : ただ、抜くとまた怨霊が溢れそうですが。
  クレダ : げっげっげ。げげげのげー。
  GM  : 塚には悪霊の名前と、それをここに封じる旨と、神への祈りが書かれていますね。
  クレダ : 「とりあえず、スカンデ神父の私物を回収するのと一緒に、          この剣についても調べてもらうよう、頼んでみましょうか…」
  GM  : 悪霊の名前はなんだろう。まあアルジャーノンとでもしておこう。
  クレダ : ニーナをどうした!<アルジャーノン
  GM  : ビリー「そうですね。あとはあの少年のケアでしょうか」
  クレダ : 「…ソニ君のことは、私に任せてください」         懺悔の内容を知っているのは、私だけですし。
  GM  : じゃあそこで階段の上の方から声がします。
  クレダ : あ、ごめん。その前に一つだけ。ビリー君に質問がしておきたいのですが。
  GM  : なあに? あと階段の上の方から声が聞こえるのはやめておこう。
  クレダ : 「本庁から返事が来るまでは、この村に留まって、          スカンデ神父の物品を管理しなければならないでしょうし。その間にね。          …ところで、あなたの目から見て、ソニ君はもう一度この村でやっていけると思いますか?」         いや、一応、見た目からすると、ソニ君が3人の男性を食い殺した         みたいなことになりかねないじゃないですか。これが原因で迫害とかされないかな、と。
  GM  : ビリー「悪魔が祓われたのなら、その子を偏見の目で見てはいけません。             あとはこの村の人々の信仰にかかっています」
  クレダ : 「ええ、理念としてはその通りですが…」
  GM  : ビリー「ただ、実際は難しいかもしれませんね」
  クレダ : 「…ですよね」         たとえ、頭で納得できたとしても、感情が拒否をする、ということもある。         被害者の遺族であればなおさらだろう。         (そこも触れたほうが良いか…)         と、思い悩む、と。すいません。イベント進めてください。
  GM  : はい。では上に上るとそこには新キャラが!
  クレダ : ばばーん!         「あ、あなたは…!?」         次回に続く!         …ああもう、ツッコミがいないとやりにくいですね(苦笑)
  GM  : ばばーん。         まあ少女のような影です。実際幻影ですが会話はできる。         あと部屋が荒らされてる。         『まさか取引相手がえせ神父なんぞやってて、しかも死んでるとは思わなかったのじゃ』
  クレダ : その影の顔に見覚えはあります?
  GM  : ない!         ビリー「誰ですか!」         『赤座法鈴。しがない魔術師で坊主じゃよ。女は尼さんというんじゃが、まあ気にするでない』
  クレダ : 「これはどうもご丁寧に。私は、神の端女。シスターのクレダと申します」
  GM  : ビリー「……僕は悪魔祓い師のビリー・マクスウェルです」         『わらわは別にお主らに敵対しに来たわけではないぞ。ただ別口でここの魔術師に用事があっただけじゃ』         宿に泊ってるよそ者というのが彼女でした。
  クレダ : 「こちらとしても、争いは避けたいと思っています。          わざわざご足労頂いた上に、このようなことになり、ご愁傷様です」
  GM  : 『おっと、代行者の割には話が通じるほうかの?」
  クレダ : 「神権の代行者などと、畏れ多い身分を名乗るつもりはありませんけれどね」
  GM  : 「では忠告しておくが不用意にこの建物から出ようとすると木っ端みじんに吹き飛ぶように          工房をいじっておいたから、解除してから出るんじゃな』         ビリー「なんだって……!」
  クレダ : 「一応、この建物には、村の方々も近づく可能性があるのですが。          あなたは、故人のスカンダ氏にどのような用事が?」(ずいぶんと好き勝手してくれますね…)
  GM  : 『あやつが持っていた触媒を買い取りに来たんじゃ。聖杯戦争に必要なのでな……          ……といってもわからんか。まあ魔術師同士の些細な商売じゃ、気にするでないぞ』
  クレダ : (来て早々爆弾しかけてくとか…。商売というより、強盗じゃないですか)
  GM  : 『せっかくなので代金払わないで済んだのでラッキーなのじゃ』
  クレダ : (肩をすくめて)「…対価は支払っておいたほうがいいと思いますよ」
  クレダ : 「AKAZA、という音から考えて、東洋の方、とお見受けしますが…          …“因果応報”という言葉があるのでしょう?」
  GM  : 『ほほう。西洋人にしては博識じゃな。          だが死人に文無しという言葉もある。限りある財産は生きてるものが有効活用してこそじゃよ』
  クレダ : 「死人とあなた以外にも、人間はいて、あなたを見て、評価をしているんですけどね」         これで私の頭の中には、赤座法鈴という名前と、死者に敬意を払わない         という性質等々の情報が書きこまれたわけです。
  GM  : ビリー(なんというか……典型的な魔術師ですね)         ぼそぼそ。         ビリー(どうしますか?)
  クレダ : (ええと…どうしますか、と言われても。最初から言ってたじゃないですか、戦うつもりはないって)
  GM  : ビリー「……まあそうですね。あっちはたまたま立ち寄っただけのようですし」         『にょほほほ、ではさらばじゃ教会よ』         すっと幻影は消えます。
  クレダ : 「仮に、ここであの人と戦ったとしても、得る物は少ないですし…          そもそも、私達の本来の目的とも無関係です。その上、相手の戦力も不明、          なおかつ私達は一度戦った後。しかも、退路もない。ちょっと、この状況で戦うのは怖すぎますね」
  GM  : ビリー「確かにそうですね…             少し考えが狭くなっていました。すみません」
  クレダ : 「…いえ、謝ることはありませんよ。見方によっては、私の方こそ、          “あれこれ理由をつけて、戦いから逃げている”のかもしれませんし。          …ただ、一つだけ覚えておくといいかもしれませんね。          人間はね。自分をだますのが、とっても得意なんですよ。          自分でも気付かないうちに、自分をだましているくらい…ね。          …さ、行きましょうか。早くトラップをなんとかしないと、村に迷惑がかかりますし」
  GM  : ビリー「できますか? そういうことにはあまりお役に立てそうになくて…」
  クレダ : 「特別な訓練を受けたわけではありませんが、やってみましょう」         と言います…が、具体的には何をすればいいんでしょうね。判定?
  GM  : いや大丈夫です。解除して脱出できますよ。         ちなみにトラップの解除なので探索魔術ですね。
  クレダ : はい。それなら、なんとかなりそうですね。
  GM  : それにしても、確かに坊主なのに死人に敬意を払わないのは感心しないね。         というわけで三ドルだけ机の上に置いてあった。いや3ユーロ?(笑)
  クレダ : 三途の川の渡し賃ですか。(苦笑)
  GM  : というわけでチュートリアルは終了!         EDに入りましょう。
  クレダ : はい。
  GM  : なんだっけ。
  クレダ : 好きにやっていいとおっしゃるなら、事件後の村の状況を聞きつつ、         ソニ君とちょっと会話をしたいなあと思いますが。
  GM  : じゃあ、クレダはしばらく村に留まって、資料の整理をすることになります。
  クレダ : 棚のほこりを払ったり、床のぞうきんがけをしたりしています。         (うっわぁ。汚なすぎる…魔術使いたい〜)
  GM  : その中でソニ君のトラウマの治療もしていくんでしょう。
  クレダ : じゃあ、ソニ君母が、ソニ君を虐待したりしないかどうか、魔眼使って調べたり、         あと「困ったときは境界を頼ってね。これ連絡先ですから」とか、色々アプローチしておきます。
  GM  : ビリーはすぐに戻ることになりますね。その別れのシーンだけやりましょう。         ビリー「短い間でしたが、御世話になりました、クレダ司祭」
  クレダ : 「こちらこそ。たくさん勉強をさせていただきました」
  GM  : ビリー「はい。悪魔憑きではありませんでしたが、無事に封印できたのも司祭のおかげです」
  クレダ : 「ありがとう。そういってもらえて嬉しいです」
  GM  : ビリー「僕も経験を積ませていただきました。貴女に神の祝福がありますように」
  クレダ : 「あなたにも。幸いあれ」         (この村に来るまでに、いくつかの村を通り過ぎて、戦闘の跡を目にしたけれど。          この国も、復興まではまだ時間がかかりそうですね…          …でも、それも、そう遠い日ではないのかな?)         と、ビリー君を見て、考えてます。
  GM  : それではビリーは会釈をして去っていきます。
  クレダ : 見送ります…         …さて、と。じゃあ、ソニ君のところに行きましょうか。
  GM  : ソニ君は神父を殺した罪と悪魔のショックでSAN値がかなり下がってますね。
  クレダ : スカンデ神父の扱いは、今のところどうなっているんですか? 村的には。
  GM  : そのあたりはクレダの処理次第ですが、ソニに悪魔が憑いて神父を殺したってことになってます、そのままだと。
  クレダ : …。         “神父が悪人だった”なんて言っても、きっと村の人は信じないでしょうね。         かつ、ソニ君は母子家庭。しかも、この国は治安が悪い。         村で生活するにも、どこかへ移住するにも、障害は大きいと考えるべきですか。
  GM  : あと神父は村では尊敬されてましたからね。一応。それが魔術師の演技だとしても。
  クレダ : とすると…やはり、「神父様は悪魔をソニ君から追い出したが、逆襲されて死んだ」         「ソニ君はショックで寝込んでいただけで、悪魔つきにはなっていなかった」         「その証拠に、ソニ君は村人でも簡単に捕らえられたし、水車小屋から逃げ出しもしなかった」         「悪魔は教会を根城に、村をうろついていた」というあたりでまとめておきましょうか。
  GM  : なるほど。まあある意味事実ですね。
  クレダ : 一言で言うと、「ソニ君は神父、村人2人を殺害してない」という方向に情報を誘導する、ということです。         ただ、これは、ソニ君の罪をごまかしてしまうことでもあるから…         …最後の会話は、慎重にやらないといけないでしょうね。
  GM  : 跡はソニ自身をどうするか
  クレダ : 私が連れて行くのは関与しすぎだと思いますので、お母さんにお任せしますよ。         もちろん、望むのであれば、話が分かりそうな教会の人や、移住先を探してあげたりはしますが。         この場で要求されるのでなければ、連絡先をお伝えするだけです。         もちろん、村の中から外へ、連絡することの難しさを説明して、         かつ、あまり抱えこまないよう気遣いをした上でね。
  GM  : とりあえずソニは母親いるし村から連れ出すのはどうかと……という感じですね。
  クレダ : でしょうね。
  GM  : 母親は手放す気はないですし、ソニ自身は自分の罪とどう向き合うか。         まあ話してみましょうか。ソニに会いに来ました。
  クレダ : 「こんばんは。この度はお別れを言いに来ました」         と、母親に一通りの挨拶をしますよ。
  GM  : 母「はい、はい。大変お世話になりました…」         みたいな感謝を。         ソニ「司祭様……」
  クレダ : あ、あと一応、ソニ君の精神ケアとかで色々お金使うだろうから、ちょっとだけ、金銭を渡しておきます。
  GM  : 現金はどうよ(笑)
  クレダ : 数日食べ飲みしたらなくなるくらいのわずかな額ですよ。
  GM  : ああはい。
  クレダ : 村の中でお金を稼ぐのは大変でしょうし。         貯金なんて、したくてもできないのに、この上病院に通うとかなったら、もう絶望的ですからね。         もちろん「なんかあったとき以外使うな」って言いますよ。         …ちょっと、汚れた行動の気はしますけど。         やっぱり、お金がないと生きられない命もありますので。
  GM  : まあ会話どうぞ。
  クレダ : じゃあ、ソニ君だけに聞こえるように、言いますよ。         「あなたが教えてくれたこと、秘密にするっていう約束、ちゃんと守りましたよ」
  GM  : ソニ「……はい……」
  クレダ : 神父が死んだのはソニ君のせいじゃない、ってことになってるわけですから、ね。         「でも、一緒に、あなただけに、私も懺悔しなければいけないわ。私も、嘘をついたの」
  GM  : ソニ「え・・・・・・」
  クレダ : 「スカンデ神父はね…本当は、悪い人だったんだ。          誰も信じないだろうから、言わなかったけれどね」         …伝わらない言葉に意味はない、というのが私の信条なので。
  GM  : ソニ「で、でも……わからないよ……それじゃあなんで、あくまが、ぼくを…」
  クレダ : 「これは、本当のことだよ。君を守ろうとして言っている嘘じゃない。信じてくれるよね?          彼はね…、悪いことをするために、君を生贄にしようとしたんだ。でも、失敗して、死んでしまった」
  GM  : ソニ「ぼく……あれから、みんなとあそんでもらえないんです……            それなら……しさいさまが、みんなに……」
  クレダ : ・・・いまさらだけど、司祭って、私のことですよね?
  GM  : うん。クレダ司祭。神父じゃないしね。
  クレダ : 「もちろん、みんなに、“君となかよくしてあげてね”って言うことはできるよ」
  GM  : ソニ「うん」
  クレダ : 「でも、みんなが、私の言うことに従うかどうかは、わからない。          お互いが、歩み寄らないと、“仲良く”はできないから」
  GM  : ソニ「……うん」
  クレダ : 「私ね、思うんだけど。スカンデ神父にはね…、天罰が下ったんだ、って思うんだ」
  GM  : ソニ「てんばつ…」
  クレダ : 「君も大きくなったら、わかると思うけど…世の中には、悪い人はたくさんいる。          でも、いくら悪くても、罰を受ける人は、少ない」
  GM  : ソニ「……どうして? かみさまはねむってるの?」
  クレダ : 「ううん。待ってるんだよ。          その人が、自分で自分の罪の大きさに気付く時をね。          私は見てきたんだ。どんなに悪い人も、みんな最後には、死んでしまう」
  GM  : 「………」
  クレダ : 「傲慢な人は、病院のベッドの上でも威張り散らすから、          誰も見舞いに行かないし、看護婦だって冷たくする。          世の中は不平等だっていうけど、死は平等だ。絶対的に。          そして、最後の審判の日を待つんだよ。          …まあ、事故とか病気で死んじゃう人もいるから、全部ではないけどね」
  GM  : ソニ「……わかった」
  クレダ : 「君は、望んでスカンデ神父を手に掛けたわけではないかもしれない。          でも、最初に会ったとき、君は、“誤ってスカンデ神父を傷つけてしまった”と、言っていたし、それは事実だと思う」
  GM  : ソニ「うん」
  クレダ : 「ソニ君が、自分の罪を、大きいと考えるか、小さいと考えるか、私には分からないけれど…          これだけは覚えておいて。あなたの罪の大きさは、神様が決めるの。人間にできるのは、          ただ、毎日、悔い改めながら生きることだけなんだ。…少なくとも、私はそう思ってる」         人は人を裁くべきではない。         なぜなら、人の認識も、基準も、万能ではないからだ。自分で自分を裁く時も、それは同じ。         社会制度を維持するために、仕方なく法律や裁判を行うのは除くとしても。         …私は、そう思う。
  GM  : ソニ「……わかった」
  クレダ : 「何か、こまったことがあったら、いつでも言ってね。          これから、君の人生には、ものすごくツライことが沢山あると思う。          助けてくれる人はいるかもしれないし、私もできるだけのことはするけど、きっと、頼りにはならない。          でも、くじけないでね――お願い」         …それらは、かつて、家族を失った自分に対する言葉でもあったんだと思う。
  GM  : ソニ「……うん、わかった。            お母さんもいるし……がんばるね」
  クレダ : (自分の罪を自分で裁くな、か。笑っちゃうね。          特級の罪人がこんなことを言うなんて、偽善もいいところだ。          でも…          ソニ君が、幸せになれたらいいなぁ)         その言葉に、偽りはなかった―――          たとえそれが、“他人を幸福にできれば、一緒に自分も幸福になれるのでは”という、歪んだ希望であったとしても。
  クレダ : ということで、カットお願いします。
  GM  : はい         これに手チュートリアルを終了します。お疲れさまでした。
  クレダ : お疲れ様でした。
  GM  : 思ったより長引いたね。まあ本編でなくてよかった。         ロールプレイと高速思考のせいですね。
  クレダ : 私は半分満足しかけていますけどね!
  GM  : はやいよ(笑)
  クレダ : ああこれでクレダで言いたいこと半分言ったー、みたいな。
  GM  : 本編で言ってください。
  クレダ : 大丈夫、セイバーとのやりとり、NPCとのやりとりが、思ってもなかった「言いたいこと」を作ってくれる!         それがTRPGのいいところ! 今日もまた「TRPGやっててよかったー」と思えました。         ありがとう、ありがとう!(感涙)
  GM  : だからはええよ(笑)
  クレダ : これで安らかに逝ける…がくり
  見学者 : ここからが地獄だっていうのにな!(笑)
  クレダ : 「これからがほんとうの地獄だ…」
  GM  : ここからが本当の地獄だ…
  見学者 : まさしくその通りだな!(笑)
  クレダ : な、なんだよう! 現実逃避くらいさせてくださいよ! ちくしょう!(笑)
  GM  : あ、一つだけいうとソニくんは本編には出てこないから安心してください。
  クレダ : あ、はい。わかりました。
  GM  : 出て欲しいのか?(笑)
  クレダ : いえ、別にいいんですよ?         「ソニ? ああ、あの村なら内戦で跡形もないわ。村人は全員…」とか言っても!         ちくしょー、なんて外道なGMでしょー!         …(自分で言っていてへこんだ)
  PL2 : しかし、意外と強いであるな、マスター(笑)
  GM  : 強いというか回復量がすごかったね。永久機関状態。
  クレダ : 知ってます? 魔力開放は、回復魔法にも乗るんですよ…
  PL2 : 分割思考で複数回魔術がエグいのである(笑)
  クレダ : …でもまあ、実際はダイス15個しかいかないので、集中砲火されたり、サーヴァントに攻撃されるとたぶん脆いです。         最後の一発で、MP30も使ったので、即MPきれましたし。         あくまでこまった時の切り札ですよ。あれ。