アーチャ: 総括をやるのか。
  GM  : そうだね!
  頼子  : 総括?
  アーチャ: 今回の聖杯戦争を振り返っての総括。
  頼子  : なるほど。珍しくこういうのに私が入るんだな。
  GM  : ま、アーチャーの話題をしながら総括ということで。         頼子、猫、アンナさんでいいか。
  アーチャ: トバルカインがリストラされた(笑)
  GM  : トバルカインがいてどうする(笑)
  頼子  : トバルカインは死んだ! もういない!         アーチャーの最後にして最高の仕事だった。
  GM  : というわけで最終最後、総括を開始しよう!
  頼子  : 分かった! ぱぱーらぱらぱらー   アーチャ: 素猫『―――やぁ』
  頼子  : 「やぁ」
  GM  : アンナ「これより第二次月詠聖杯戦争の総括を開始しますわ。司会は私、アンナ=エーベルハルト」
  頼子  : 「賑やかしの朝倉頼子だ」
  アーチャ: 素猫『そして、アーチャー代理の素猫がお送りするよ。ちなみに何で代理かっていうと。            基本的に、アーチャーは傍観者的な立ち位置で一歩下がって全体を斜めに見る、という感じだから。            こういうぶっちゃける場では相応しくないんだね。暴露とか苦手な性質だし』
  GM  : アンナ「まずは生還おめでとうございます」
  頼子  : 「ありがとう。其の点においては、私もあなたを祝福すべきですね。アンナさん」
  GM  : アンナ「最終的な生還者は、頼子さん、ユノさん、和布さん、レベッカさんですわね。             根源へ旅立ったのがアーチャー、ドラムコー、そしてマリさん」
  見学者 : (事実上の生還者と考えていいんでしょうか<根源組
  アーチャ: 素猫『まぁ、世界が崩壊するようなことが無くてよかったよね。            ある意味、聖杯による被害は最低限の戦争だったと言えるよ。            ……代わりに戦争中の諸々の被害が凄かったけど』
  頼子  : 「そして一応貴方も生還者」
  GM  : アンナ「まあ、私は途中参加しただけですから。戦闘に一度も参加しませんでしたし」
  頼子  : 「そも、監督役として舞い戻ってきた事自体予想外だった」
  GM  : アンナ「完全に死んだ者扱いされてましたわね…」
  アーチャ: 素猫『まぁ、その戻ってきてくれたお陰で、トバルカインが表舞台に出てきたわけだけどね』
  GM  : アンナ「まあ私は端役ですから、さておき。通例に従ってアーチャーのデータ公開から行きましょうか」
  アーチャ: 素猫『じゃあ、こっちからデータを流そうか』 【原典】史実 【クラス】アーチャー 【マスター】朝倉頼子 【真名】ジャン・シャステル(ジェヴォーダンの獣) 【性別】男 【身長・体重】188cm・79kg 【属性】秩序・悪 【ランクレベル】:「怪物退治」「大賊」「故ある反逆」「」「」「」 【ステータス】筋力E−(−15) 耐久D(−6) 敏捷A+(15) 魔力B(18) 幸運E 宝具B(6) ・HP:32/32(耐久ステータス×3+筋力ステータス+ランク)×2 ・MP:42/44(魔力ステータス×3+幸運ステータス+ランク)×2 ・IV:16(敏捷ステータス×3+幸運ステータス) ・基礎攻撃力:1 基礎防御力:2 【クラス別スキル】 対魔力:E 単独行動:E 【固有スキル】(83−47=36) 動物使役:A(10) 投擲・銃:A(5) 千里眼:A(10) 勇気:A(5) 神の加護:A(20) 信仰の加護:A(10) 洗礼詠唱(回復・強化・攻撃・探索・便利):A(15) 気配察知:C(6) 気配遮断:E(2) 善悪の探究者:A(−10) 文明嫌い:B(−8) 機械音痴:B(−8) 教義に忠実:C(−3) 自己嫌悪:C(−9) 狭量・贅沢:C(−9) 【宝具】 ▽獣(ベート)を撃ち抜いた銀の弾丸 『遠き地に鳴る福音(ゴスペル・トゥルース)』(消失) 宝具ランク:A++ 種類区分:射撃武器 発動区分:単発 対象区分:対城 消費MP:15/25/35 判定ダイス数:20/30/40(異端+5) 攻撃力:10(異端+5) 追加効果プラス:  『異端殺』(異端に対しダイス数+5、ダメージ+5、防御判定−5)  『必中』(防御判定は幸運、スキルは咄嗟の物のみ適応、幸運で打ち消し可) 追加効果マイナス:  『対城2体攻撃不可能』(単体への強攻撃は出来るが、2体への攻撃は使用できない)  『使用制限・異端殺:真名看破』(相手が異端であるか分からない間は『異端殺』の対象外)  『使用制限・必中:真名看破』(相手の正体が判らない間は『必中』の対象外)  『準備・1ターン』(弾丸に祈りを込めるのに1ターン準備が必要)  『追加枠譲渡』(他宝具ランクアップ) 追加効果プラスマイナス0:  『宝具プラス』×2 ▽獣(ベート)を操る黒幕であるということ 『破滅を咆ぶ魔獣(アン・ベート・ドゥ・ジェヴォーダン)』 宝具ランク:A 種類区分:防具 発動区分:継続 対象区分:対人 消費MP:5 判定ダイス数:0 防御力:10 追加効果プラス:  『トループ』(↓レベルアップでランク8のトループをランク4を2群に分割)  『レベルアップ・トループランク』×3  『制限解除』(HPが半分になると判定の最終達成値が半分になる)  『制限解除』(ステータスを最高と最低の差が+−2以内にしなければならない)  『制限解除』(スキルを取得する時ステータススキルの初期値以上に成長させる時FPを倍消費する) 追加効果マイナス:  『スキル相当/破滅願望・浄罪』  『スキル相当/弱点・信仰』(洗礼詠唱・攻撃に対する防御判定にスキルレベル点達成値マイナス)  『怪物属性扱い』(装備している間、洗礼詠唱・攻撃のダメージ対象となり相性劣位を受ける)  『単独使用』  『防具装備不可』(この装備を使用している間、他の防具区分の装備を取得装備できない)  『追加枠譲渡』(他宝具ランクアップ)  『追加枠譲渡』(他宝具ランクアップ) ▽血濡れの信仰は十字架に宿り 『朽ち果てぬ信仰(セブンス・ヘブン)』(消失) 宝具ランク:B 種類区分:魔術武器 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:2 判定ダイス数:0 攻撃力:2 追加効果プラス:  『ステータス隠し』(真名看破判定の達成値に宝具レベル点達成値マイナスを受ける)  『瞬間強化』(装備している間「強化」魔術の効果を行動を消費せずに使用する事が出来るようになる)  『勇者の力』 追加効果マイナス:  『固定値増無』(礼装・宝具の1.5倍、2倍の通常装備に対する固定値の上昇を無効化する)  『神属性扱い』(装備している間、神殺しの効果や相性劣位を受ける(相性優位は得られない))  『使用制限・攻撃』(攻撃魔術と組み合わせて使用できない) 『十字弓(クロスボウ)』 種類:射撃武器 形態:常時 対象:対人 ランク:C ダイスボーナス:0 消費MP:2 攻撃力:6 追加効果  瞬間強化  他武器装備不能  専用/テイマー  BS付与/行動阻害/肉体的 御門和布が作成した礼装。 ありあわせの素材で構成された、木製+金具の弩。取っ手を回して弓を引く。 本来は英霊の使用に耐えられるような強度ではないため、魔術で強化して使用することが前提となる。 ビニール製の矢筒と、御門家特性の蟲毒壷がセット。 矢は鉄棒でも木でもカーボンでもなんでもいいが、先端に魔術的な毒を塗ることで霊的攻撃力を持たせる発想。 塗布は少量ずつでかまわないので、聖杯戦争の範疇では実質的に弾数制限はない。 ただし毒自体の格は高くないため、たいした効果はない。 また、使用には両手が必要で、他の武器と組み合わせることはできない。 あと毒矢とかせこい。猟師が使っていいものではない。 【装備・アイテム】  動物使役・戦闘用獣(ベート)  動物使役・探索用獣(ベート) 【スキルコンボ】 【誕生日:/血液型:/イメージカラー:/特技:/好きなもの:/嫌いなもの:/聖杯戦争への参加理由:】  ・誕生日:不明  ・血液型:不明  ・イメージカラー:錆色  ・特技:狙撃、動物の調教  ・好きなもの:天下泰平  ・嫌いなもの:臨機応変  ・聖杯戦争への参加理由:絶対真理、救済はあり得るのか 【設定】 ・原典設定 ルイ十五世の時代、革命前の西暦1764年、南仏蘭西の中央山塊ジェヴォーダン地方。 農家の女と子供が、次々と「得体の知れない凶暴な獣(ベート)」に襲われる事件が続発し、 この地方の人々を恐怖に陥れた。 目撃者曰く、その獣(ベート)は、  ・狼よりはずっと大きく子牛ほどもある。  ・頭部は異常に大きく、吻はグレーハウンド犬のように細長く、口は大きく裂け、牙は長くて鋭い。  ・耳は直立して、肩から尾にかけて一本の太い縞がある。  ・尾は地に付いて余るほど長く、走る時はそれを上下左右に振って舵を取る。  ・足指には鋭い鉤爪がある。  ・歩いているさまは鈍重そうだが、走ると地響きを立て、かなりのスピードを出すことができる。 と、明らかに自然界では存在し得ない、まさに怪物であると言う。 正体不明の割にやたら詳しい描写の残ったその獣(ベート)の犠牲者は、およそ3年の間に100〜130人。 1766年7月、土地の貴族アプシェ侯爵の領民ジャン・シャステルが 銀の弾丸で討ち倒すその日まで暴威をふるい続けていた。 残された記述から『獣(ベート)にはどんな武器も通用しなかった』とある。 けれど『神様に祈りを捧げて教会で清められた弾丸を使用したら倒せた』ともある。 ――ジャン・シャステルがなぜ聖別された弾丸を所持していたのかは考えてはいけない。 ――潜伏していた獣(ベート)がなぜ無防備にジャンの前に現れたか考えてはいけない。 ――ジャンが正体不明の動物を複数匹飼育していた事との因果関係を考えてはいけない。 ・聖杯戦争追加設定 正体不明の獣を退治し、連続殺人事件を解決した猟師。 しかし、実際は獣を操り殺人を繰り返す真犯人だった。 ――という説から、実際に真犯人だった世界線より召喚された反英雄のアーチャー。 逸話的にアサシンの方が相応しそうだが、得物的な理由からアーチャーとなる。 史実のジャン・シャステルがどのような人物だったのかは不明だが、こちらでは連続殺人犯。 それも宗教的理由から異端者を殺害する『異端狩り』を生業とする、職業的殺人者である。 彼が『そこ』に至るまでどのような物語があったのか、残念ながら定かではない。 だが、それが正しいと教えられ、信仰のままに疑問も抱かず、ただ殺していた。 神罰の地上代行か、はたまた浄罪のためか、それすら本人の意思に昇らず、祈りながら引き金を引く。 今日も一人、翌日も一人、翌々日も一人、神の名の下に。 その歯車が狂ったのは、果たして誰を撃ち殺した時からか、本人すらも覚えていない。 しかし、それが機械のように、ただ命令のままに行動していたジャン・シャステルに意思を与えた。 ――彼らは、本当に殺すべき咎人だったのだろうか? それは職業的殺人者であり、また敬虔な信者であったジャン・シャステルにとっては抱いてはいけない疑問だった。 問いに正確な答えはなく、正確に答えれる者もなく、答えの無い問いかけに『神』は何も応えてはくれない。 ある筈の無い答えを求め、ジャン・シャステルは表舞台を去った。 基本はトループ(獣)を召喚して壁要員とし、後衛から銃を撃つという戦闘スタイル。 宝具は怪物退治の「銀の弾丸」と、「獣を操る黒幕」であるというトループ召喚の概念装備。 一撃必殺の攻撃力はないが、耐久性に優れる獣を使うことで粘り強い戦闘が可能となる。 【名前】獣(ベート) 【生別】混合 【身長・体重】347cm・770kg 【属性】混沌・悪 【ランクレベル】:8(4・4) 【ステータス】筋力:A(12) 耐久:A(12) 敏捷:D−(−9) 魔力:E−(−15) 幸運:D(−6) 宝具:D(−6) ・HP:136/136(耐久ステータス×3+筋力ステータス+ランク)×2×2+(宝具・最大HP)=(15+5+4)*2*2+40=136 ・MP:3/18(魔力ステータス×3+幸運ステータス+ランク)×2 ・IV:8(敏捷ステータス×3+幸運ステータス) ・基礎攻撃力:5 基礎防御力:5 【スキル】(52−30=22) 勇猛:A(10) 野生:A(20) カバーディフェンス:A(10) 単独行動:B(12) 弱点・神威:C(−6) 弱点・銀:C(−6) 敵愾心・異端:C(−6) 悪癖・嗜虐:C(−6) 豪快:C(−6) 【宝具】 『獣(ラ・ベート)』 宝具ランク:A 種類区分:防具 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:5 判定ダイス数:0 防御力:10 プラス効果:  『勇者の力』  『絶対防御』(Aランク以下の物理攻撃を無効化、口内(−3)が弱点)  『HP+最大値』(最大HP分だけ最大HPが増える) マイナス効果:  『MP消費大』×2  『無効化条件:真名判明』(真名が判明すると絶対防御が無効化される)  『防具装備不可』(この装備を使用している時、他に防具区分の装備を取得装備する事が出来ない) 【名前】獣の王 【生別】混合 【身長・体重】681cm・1420kg 【属性】混沌・悪 【ランクレベル】:8(−24) 【ステータス】筋力:B→A 耐久:B→A 敏捷:E→D(−18) 魔力:D→C(−12) 幸運:E→D(−18) 宝具:B ・HP:56/56(耐久ステータス×3+筋力ステータス+ランク)×2 ・MP:35/38(魔力ステータス×3+幸運ステータス+ランク)×2 ・IV:8(敏捷ステータス×3+幸運ステータス) ・基礎攻撃力:5 基礎防御力:5 【スキル】(122−30−20=72) 対魔力:B(+8)  対魔術攻撃の防御力が+スキルレベル。  魔力・魔術に関する受動的な対抗判定にダイス判定プラス。 単独行動:B(+12)  1日あたりスキルレベル÷2切り上げ回、単独で独自の追加行動が可能。  また、その時に他のマスターからこのスキルを気配遮断スキルとして隠密状態となりうる上に、  魔力・魔術で居場所を探そうとする情報収集判定に、スキルレベル÷2切り上げの達成値マイナスを与える。  加えて行動・戦闘問わずターン終了時MPがスキルレベル点回復、この回復はマスターを持たない状態の時、  H P・MPをスキルレベル×2点回復する効果に変わる。 野生:B→A(+16)(自己封印−20)  「器用さ」が関係しないとGMに認可された身体を使った判定、  ブレスや長い舌等生物や幻想種が有している事もありうるだろう設定のものを除く  射撃・両用武器を使用しない身体を使用した戦闘判定にダイス判定プラスを与える。 仕切り直し:B→E(+4)  戦闘離脱判定にダイス判定プラスを得る。  それに加え、行動を消費しスキル単独で判定をすることで、達成値数までの味方を任意の位置に移動させられる。 騎乗:A(+10)  乗騎を使用しての攻撃、防御、運動関係に相当する判定にダイス判定プラスを得る。 単体:EX(+18)  このトループは対軍攻撃によるダメージ増の効果を受け無くなる。  その代わり「より低いレベルのトループに分割する事が可能」というトループルールを失う。 狂化:B(+16)  スキルレベル+1個までステータスを順番に+1Lvランクアップする。  1回の戦闘あるいは一日が終了した時にMPをこのスキルの「レベルと+の個数」点消費する。 カリスマ:A(+10)  自分以外の自分に対する反応修正が+の味方が行うあらゆる判定にこのスキルをダイス判定プラス。 異形:B(+8)  「爪牙」=素手ダメージ+スキルレベル  「鱗甲毛皮」=スキルレベル点受けるダメージ減少を減少する 主人の加護:A(+10)  宝具に追加効果を1Lvあたり1個取得をプラス。 勇猛:A(+10)  精神的な影響による達成値−をスキルレベル点分打ち消し、  武器を装備していない状態、つまり素手によるダメージを+スキルレベルし、  白兵武器を装備しているものとして扱う。 弱点・神威:B(−12)  洗礼詠唱を始めとする聖なる属性の攻撃に対する判定にペナルティ。 弱点・銀:B(−12)  銀製の武器による攻撃の防御判定にペナルティ。また防護点無視ダメージ。 悪癖・嗜虐:C(−6)  相手をいたぶろうとしたり捕らえ苦しめてから殺そうとしたり、残虐な性質。 【宝具】 『獣(ラ・ベート)』 宝具ランク:A 種類区分:結界 発動区分:常時 対象区分:対人 消費MP:3 ダイスボーナス:3 結界MP:20 プラス効果:  『自己封印:野生』  『スキルアップ:野生』  『スキル相当:怪力』  『勇者の力』(勇猛、勇気、蛮勇にダイス判定プラス効果を賦与する) マイナス効果:  『防具装備不可』(この装備を使用している時、他に防具区分の装備を取得装備する事が出来ない)  『怪物扱い』(洗礼詠唱・攻撃のダメージ対象となり相性劣位を受ける)  『喪失時死亡』(この装備が何らかの理由で破壊された、失われた時、この装備の持ち主は死亡する)  『スキルダウン:仕切り直し』×3(解き放たれた獣性が逃走を拒否する) 設定:ジェヴォーダン地方に伝わる正体不明の怪物"獣"であるという伝承の具現。    正体は宗教的暗殺者ジャン・シャステルが殺しに用いた道具であり忠実な従僕。    普段はその本質を隠しているが一度解き放たれれば獰猛で狂気的な獣性を顕わにする。 『其の名は獣の王(ラ・パクト・デ・ルー)』 宝具ランク:A 種類区分:白兵装甲乗騎 発動区分:継続 対象区分:対人 消費MP:5 判定ダイス数:0 攻撃力:5 防御力:5 IV:0 プラス効果:  『HP吸収』(獲物を喰らうことで己が血肉に吸収する)  『MP吸収』(       同 上        )  『スキル相当:直感』(動物的な野生の勘)  『スキル相当:戦闘続行』(動物的な生存本能)  『スキル相当:魔力放出』(なんか凄いオーラ)  『狂化使用可』(狂化スキルの影響を受けている状態でも、本来使用できない単発区分宝具であるが使用できる)  『威光の力』(スキル・カリスマをこの宝具を使用した判定にダイス判定プラスとして足す事が出来るようになる)  『競勝強化』(単発競り合い判定で勝利した場合競り合い差分値でなく相手の防御判定との差分値でダメージを算出する)  『特性切替』(発動区分:継続→単発 対象区分:対人→対軍) マイナス効果:  『喪失時死亡』  『効果半減:神聖』(清らかなるもの神聖属性のものには効果半減)  『使用制限:手加減』(この宝具を組み合わせた攻撃は手加減できない)  『使用時真名判明』   【其の名は獣の王(ラ・パクト・デ・ルー)】   種類区分:白兵乗騎 発動区分:単発 対象区分:対軍   消費MP:10 判定ダイス数:5 攻撃力:5    プラス効果:     『HP吸収』(獲物を喰らうことで己が血肉に吸収する)     『MP吸収』(       同 上        )     『スキル相当:直感』(動物的な野生の勘)     『スキル相当:戦闘続行』(動物的な生存本能)     『スキル相当:魔力放出』(なんか凄いオーラ)     『狂化使用可』(狂化スキルの影響を受けている状態でも、本来使用できない単発区分宝具であるが使用できる)     『威光の力』(スキル・カリスマをこの宝具を使用した判定にダイス判定プラスとして足す事が出来るようになる)     『競勝強化』(単発競り合い判定で勝利した場合競り合い差分値でなく相手の防御判定との差分値でダメージを算出する)     『特性切替』(発動区分:単発→継続 対象区分:対軍→対人)    マイナス効果:     『喪失時死亡』     『効果半減:神聖』(清らかなるもの神聖属性のものには効果半減)     『使用制限:手加減』(この宝具を組み合わせた攻撃は手加減できない)     『使用時真名判明』 設定:本来、"獣"の正体は現実の動物であるが、度重なる被害と恐怖心から産まれた想像上の化け物の姿。    その恐ろしくも強大な化け物は思うままに暴虐の限りを尽くし、怯える獲物の血肉を喰らう。    夜の闇を恐れるのと同じく、逃れることの出来ない正体不明の怪物に対する一種の信仰。   アーチャ: 素猫『うん、長くてごめんね』
  GM  : アンナ「そういえばそんな設定もありましたわね…」
  頼子  : 「真名、初めて知ったぞ」
  GM  : アンナ「データ的な面はよくわかっていますしさておくとして、真名から取り扱いましょうか」
  頼子  : 「よろしくお願いします。戦争中は、アーチャー自身については一切触れられなかったな」
  GM  : アンナ「まあ実際知名度レベルでいうと第二次でダントツでしょうね。低いという意味ですが」
  アーチャ: 素猫『酷いや。本人はともかく、獣さんはそれなりに有名なんだよ。映画にもなったしね』
  頼子  : 「だが本人については全く聞かれないな」
  アーチャ: 素猫『そりゃあね。ちなみに映画はパロディだったから登場人物にも名前はないよ』
  GM  : ひどい(笑)
  頼子  : アーチャー、本当不遇だな(笑)
  アーチャ: 素猫『さておき、獣さんこと『ジェヴォーダンの獣』、            フランスのジェヴォーダン地方で猛威を振るった猟奇殺人事件の犯人だね』
  GM  : アンナ「18世紀の出来事ですわよ? 産業革命以後だというのにどんだけですのよ。             わかりやすくいうとJOJO第一部と同じ時代ですわ」
  頼子  : 「そう言われると全然不思議に思えなくなる」
  アーチャ: 素猫『正体不明、退治した筈なのに復活している、銃弾をものともしない、            などの脅威の謎生命体、割と近い昔に史実で登場するモンスターだね。            その正体は諸説あるけど、ここは「ある男が飼っていた謎生物」という世界だね。            ちなみに、その男、ジャン・シャステルっていうのがアーチャーの真名、            ありていに言うと、ジェヴォーダンの獣を討ち取った村英雄だね』
  GM  : アンナ「まあ村英雄ですわね……」
  頼子  : 「他のサーヴァントと比べると、格が2つ3つ落ちる感じだな」
  GM  : アンナ「まあランクでいうと8といったところですが、             頼子さんの才能か獣さんの知名度で9になってる感じですわね」
  頼子  : 「私の才能と言いたい所だが、獣さんのおかげだろう。ランク9なのは。本体を置いて大活躍だったからな」
  アーチャ: 素猫『神出鬼没だった獣が何故ジャンの元に無防備に現われたのか、            何故抵抗することなく射ち殺されたのか。それは、ジャンこそが獣を操る、            ジェヴォーダンの獣事件の黒幕だったからである、という伝説から現界したのが、今回のアーチャー。            ぶっちゃけ、職業が猟師だからアーチャーなだけで、アサシン適性の方が高かったと思うよ』
  GM  : アンナ「正直、ジャンさんにもいろいろサイドストーリーがあったはずなのですが……             まったくさっぱり進展しませんでしたわね」
  頼子  : 「本編では一切語られなかったし語らなかったし、私自身も興味を持たなかったからな!」
  GM  : ひどい(笑)
  アーチャ: 素猫『まぁ、正体不明の宗教的暗殺者という面だけ場に出たから、それで全てといえば全てだしね』
  GM  : アンナ「もう少し夢イベントがあってもよかったのでは?」
  頼子  : 「一度だけだったな。夢」
  アーチャ: 素猫『考えないでもなかったけど、マスターの頼子ちゃんは只でさえ考える事が多いのに、            興味のないサーヴァントの夢を無理やり見せるのもアレだなぁ、って』
  頼子  : 「その点では悪いことをしたと思っている」
  アーチャ: 素猫『きっと「アーチャーは○○だったのか」で、その話し自体が終わると思うんだ。賭けてもいい』
  GM  : アンナ「それはそれであんまりかと思いますが、まあ仕方ないですわね」
  頼子  : 「まぁ、多分、其の通りだから此れで終わろう。          逆に言えば、アーチャーも私に干渉しなかったということでもあるのだが」
  GM  : アンナ「愉悦部ですからね」
  アーチャ: 素猫『まぁね。ぶっちゃけ、傍観者的な位置から全体を見たかったというのもあるけど、            下手に干渉して、妙に同情されるようなことになっても問題だったし』
  頼子  : 「アーチャーに同情している暇があったとはとても思えないし、結局は此れで良かったのだろう」
  アーチャ: 素猫『誰かに影響されるのではなく、素のままの人が成長するところがみたい、            というのが基本原則だったね。まぁ、マリちゃんの背中はちょっと押したけど』
  頼子  : 「あれのおかげで私の余裕はごっそり削られたがな」
  GM  : アンナ「しばらく相当キレてましたわね」
  頼子  : 「仕方が無いだろうあれは……」
  GM  : アンナ「思えばあれを契機にユノさんが自害し、マリさんが意識を失い、オルタが目覚めたんですからね」
  アーチャ: 素猫『まぁ、例えアーチャーが干渉しなくても同じような流れにはなったと思うけどね。            少なくとも、昏睡とオルタが目覚める辺りは確定事項だと思うけど』
  見学者 : (結局こっちでも自作自演してたと?)
  アーチャ: 素猫『自作自演というか、獣さんの被害者がある宗教の一派のみで、別宗派の人間は            出会っても殺されなかったという点から、黒幕がいるんじゃ、という説が出たんだよね。            で、獣さんを討ち取ったジャン・シャステルは自宅に謎の生き物を飼っていたことで有名で、            しかも殺されない方の宗教所属なんだから、何の関係もないわけがない』
  頼子  : 「マッチポンプだな」
  アーチャ: 素猫『史実では村英雄でこそあるけど、獣を退治したという報償は貰えなかったんだよね。            この世界線でのアーチャーは、暗殺仕事に嫌気がさして獣さんを殺した、という設定になってるけど』
  GM  : アンナ「なので怪物殺しにもかかわらず怪物を使うのですわね」
  頼子  : 「アサシンとして呼ばれるかも疑問が残る能力だな」
  GM  : アンナ「やはりテイマー?」
  アーチャ: 素猫『結局のところ、獣さんあってのアーチャーだからね。テイマーと言われても仕方がないんだけど』
  頼子  : 「まぁ、アーチャーとしての能力は、1度しか見せられなかったからなぁ」
  GM  : アンナ「中盤まで割と使用していましたわよ。ビルを破壊したり」
  アーチャ: 素猫『ホテルを爆破した時がもっとも輝いていたよね』
  頼子  : 「サーヴァントに対してではないあたりが泣けるな」
  アーチャ: 素猫『いや、一応アサシンは撃破してるんだけどね。フルボッコの上に最後にいいとこを浚った感があるけど』
  GM  : アンナ「まあ、獣さんも含めてサーヴァントが二体いるようなものですから、実際有力ですわよ」
  アーチャ: 素猫『運用は、本編でも最後の方にやったように、獣さんを連れて歩いて、本体は遠くから狙撃、この流れだね』
  GM  : アンナ「ただそれ以上に頼子さんが強烈だっただけですから」
  頼子  : 「はっはっは」
  アーチャ: 素猫『マスターの方が強いとかどうかと思うんだ』
  頼子  : 「いや、結局殺害数はアーチャーの方が上だったからな?          獣さんと合わせて考えれば、やはりアーチャーの方が強かった、と思う」
  GM  : アンナ「だそうですわよ」
  アーチャ: 素猫『まぁ、前提条件から言えば、何の減少も無い状態だと開幕ゴスペルが最大火力で撃てたんだけどね』
  頼子  : 「問題は其のゴスペルが、其れ程活躍すること無く消え去った事だな」
  アーチャ: 素猫『全力全壊でぶっ放せばダイス90個くらいは振れるんだけどね』
  頼子  : 「実際、バーサーカーに其のレベルの一撃を与えていた」
  アーチャ: 素猫『惜しむらくは攻撃力が競り合いの基準だったことだね。            思えば、ホテル爆破やミラージュさんの結界突破で、            MPを大幅に消費したのがHP1地獄へと至る道だったと思うよ』
  GM  : アンナ「ミラージュさんにそこまでやる必要はありませんでしたしね…。             バーサーカーは魂食いを頻繁に行っていましたからね」
  頼子  : 「何というか、アーチャーは、此の聖杯戦争だったからアーチャーとして活躍出来なかったのではないか?」
  アーチャ: 素猫『卵が先か鶏が先かという問題だね。ある意味、この戦争だったからこそ今の場に終着したわけだし』
  GM  : アンナ「反英霊だらけの聖杯戦争ですしね…」
  頼子  : 「難しいな」
  アーチャ: 素猫『実際、他の英霊が皆セイバーみたいにキラキラしいのばかりだったら、            アーチャーは終戦まで戦う気力(モチベーション)が保ててたかどうか』
  頼子  : 「ま、最終的にアーチャーは満足して行ったわけだから、此の聖杯戦争の代表的な勝者の1人だ」
  GM  : アンナ「それではそろそろ本編の総括をしましょうか」
  頼子  : 「総括……トバルカインが悪い、で、もう、いいんじゃないか」
  GM  : アンナ「正直、一つの戦争に要素を詰め込み過ぎた感があるとGMも反省していますわ」
  アーチャ: 素猫『怒涛のようなイベントの連続だったからね』
  頼子  : 「お陰で私の精神はギリギリまで削られたぞ」
  GM  : アンナ「なので難易度が跳ね上がり使われなかった設定も出てしまったので、             第三次はもっとシンプルに行くそうです」
  頼子  : 「あれで使われなかった設定とかまだあったのか」
  GM  : アンナ「設定というか要素ですわね。アーチャーの設定などまさにそうでしょう」
  アーチャ: 素猫『シンプル=簡単ではないのが問題だと思うけど。            とりあえず、全体を見てGMにとって想定外だったこととかあるの?』
  頼子  : 「ああー、第一次と比べると、マスターとサーヴァントの物語は少なめだったか」
  GM  : アンナ「まあ、マリさんとユノさんと頼子さんの関係ですわね」
  アーチャ: 素猫『一番基本的なところが想定外だと申すか』
  頼子  : 「どの辺りが想定外だったんだ其れは」
  GM  : アンナ「割とユノさんが外道でマリさんが正論なので、             マリさんの方を持つかと思いましたが。実際は逆でしたから」
  アーチャ: 素猫『ああ、正義思考で正統派主人公だったらそうなっただろうね』(笑)
  頼子  : 「別段ユノの肩を持った訳ではなく、マリとユノを最優先に考えた結果だったんだがな」
  GM  : アンナ「なのでユノさんの暴走も比較的少なかったですわね」
  頼子  : 「あれで?」
  GM  : アンナ「本当に暴走していたら今頃アーチャーは生きていません」
  頼子  : 「アーチャー、私にもっと感謝してくれていいぞ!」
  アーチャ: 素猫『いやいやいやいや』
  GM  : アンナ「和布さんの扱いについては、まあ想定内ではありますわね。数少ない恋愛可能キャラですし」
  アーチャ: 素猫『数少ないというか、ほぼ唯一だった気がするよ』
  頼子  : 「和布は、まぁ、話を聞いてくれる人間自体少なかったからな!」
  GM  : アンナ「わたくしは当初、聖杯戦争が終わってから来る予定でしたが。             自体を中盤から収束するために急きょ前倒しになりました」
  頼子  : 「和布とアーチャー以外で最後まで大人しく話を聞いてくれる人間は一人も居なかったぞ!」
  GM  : アンナ「そうそう。ある意味最大の誤算は、弥夢さんに対する執着ですわね。             あそこまで非道を繰り返せば普通はスパッと決着をつけるものですが、             とことんまでそれを拒否していましたわね」
  頼子  : 「執着しているようでしていなかったようなよく分からない状態だった。          中の人的には何をやったらお姉ちゃんが救われるのか、全然見当もつかなかったそうな」
  アーチャ: 素猫『それだけ執着していながら、死んだ後はそれなりに割り切ってみせるあたりもよく判らなかったね』
  GM  : アンナ「実際そのあたりはGMもよくわかってなかったですわね」
  頼子  : 「今でも執着しているしお姉ちゃん以上に愛すべき人間は居ないと思っているが、          結局の所、お姉ちゃんは夢を叶えたわけだからな。夢を叶え終えた後で私がどうこうしてどうするんだ。          其れはお姉ちゃんにとって幸福なことか?          結局其の点について私は全く分からんが、其れ以上は考え無い事にした」
  アーチャ: 素猫『極端な話、頼子ちゃんは『どこか別の世界に行って二度と会う事はできないが、            そっちで幸せに暮らしている』となれば、よかったよかったと納得できるんだよね』
  GM  : アンナ「それはマリさんでは」
  頼子  : 「マリは二度と会えないわけではないしそもそもマリは其処に行くことを本当の意味で望んでいたわけではない」
  アーチャ: 素猫『まぁ、根源で幸せに暮らしているとも言い切れないわけだしね』
  GM  : アンナ「では幸福に果てることを肯定するなら、ユノさんを助けることもなかったのでは?」
  頼子  : 「其れは私自身のエゴだな。聖杯戦争が終わったあと、マリもユノもいなかったら、寂しすぎる。          だからマリとユノを助けるわけだ。基本私は自分基準の価値観で聖杯戦争を動いたよ。          自分の為にマリやユノを救おうとしたわけだ。違ったのはお姉ちゃんだけだ」
  アーチャ: 素猫『どこまでも姉は特別なんだね。これを依存といっていいものかどうか』
  GM  : アンナ「まあ家族ですからね…」
  頼子  : 「他に家族は居ない。ま、此れから出来るかもしれんが。          其れは、其の能力が在るかどうかも含めてどうでもいいことだな!」
  GM  : アンナ「それでは将来の話をしていきましょうか」
  頼子  : 「将来なんてあるのか」
  GM  : アンナ「まあさっきも少し話しましたが、マリさんを迎えに行くために根源を目指すのでは?」
  アーチャ: 素猫『まぁ、実際遠き道ではあるけどね。迎えに行くと言った以上は目指すんじゃないの?』
  頼子  : 「将来というか未来の話だな。根源を目指す。魔術師共と同じ目標なのは、業腹だが。          違う点が在るとすれば、私は必ず行けるが、魔術師共はそうではないということぐらいだな」
  GM  : アンナ「これはひどい」
  頼子  : 「私が行けないはずがないだろう?」
  アーチャ: 素猫『その自信はどこから出てくるのか、ああ『スキル:過信』からだね、わかってる』
  頼子  : 「前にも言ったが、何処からも来てはいない」
  GM  : アンナ「それで和布さんはそれを手伝っていくんですわね」
  頼子  : 「まぁー、和布も、一応、魔術師になりたい訳だから、          根源を目指す事を手伝うのは、吝かではないんじゃないか」
  GM  : アンナ「ユノさんはどうするんでしょうね。頼子さんに意地でもついていきそうですけれど」
  頼子  : 「ユノについては全然分からん」
  アーチャ: 素猫『今のユノちゃんは一般人だからねぇ』
  頼子  : 「私はユノを大切に思っているが、其れでもユノの考えている事を推察するのは難しい」
  GM  : アンナ「考えてることはものすごく単純だと思いますが…」
  頼子  : 「私が推察するのは難しいんだ」
  GM  : アンナ「まあ、頼子さんの手伝いをして世界を回っていったりするんでしょうか。             人造英雄ではなくなったとはいえ、普通に強いですしね」
  アーチャ: 素猫『覚悟完了してるしね』
  頼子  : 「其れが問題なんだがな」
  GM  : アンナ「というかマリさんと再会することに関してはユノさんも切望するでしょうしね」
  頼子  : 「つまり、全員根源に至る為に邁進するということだな」
  GM  : アンナ「なんという普通の魔術師エンド」
  頼子  : 「私が嫌いな物は1つだけだというのに何故皆其ればかり私につきつけるんだろうな?」
  アーチャ: 素猫『魔術師として優秀だからじゃないかな?』
  頼子  : 「魔術使いだと何度も言っているのにな。          根源に至るのも目標ではあれども目的ではなく手段だ。          だから私は魔術使いだ」
  GM  : アンナ「ではまだハッピーエンドではなく、私達の戦いはこれからだエンドなのですわね」
  頼子  : 「打ち切りみたいだがそういうことだな!」
  GM  : アンナ「では総括はこの辺りでよろしいでしょうか」
  頼子  : 「いいんじゃないか」
  アーチャ: 素猫『だねー』
  GM  : アンナ「それでは第二次月詠戦争、これにて終結です。             長らくありがとうございまして、そしてお疲れ様です」
  アーチャ: 素猫『おつかれさまー』
  頼子  : 「お疲れ様だ」