第二次月詠聖杯戦争10日目 夜パート1

  頼子  : とりあえず、夜になるのか。ユノと合流していいのか?
  GM  : 合流したいですか?
  頼子  : そりゃしたいに決まってるだろう(笑)         その為に寝ずに来たんだ。其れで合流出来ずにユノは死んでましただったら、唯の阿呆じゃないか。

10日目 夜 金剛山/麓  住宅街/命泉学園


  GM  : こんな感じか。
  頼子  : そも、ユノ自身、トバルカインの居場所を知ってるのか?
  GM  : 金剛山に上る麓でユノに追いつく。アナスタシアさんとやりあったところだ。         少なくともまっすぐ白姫女学院を目指してるようです。         もっというとアーチャーが初めて獣を披露した場所。
  アーチャ: レベッカがスルーできずに突っかかってきた所だな。
  頼子  : ちゃんと目的地に行ってるんだな。
  GM  : 月夜の荒野をユノが歩いていきます。
  頼子  : ふと、隣に歩もう。
  GM  : ユノ「頼子ちゃん?」
  頼子  : 「ユノ、トバルカインの居場所は分かってるのか?」
  GM  : ユノ「うん。白姫女学院だね。ライダーはそっちにいるから」
  頼子  : 「なんだ。私が伝えなくても良かったか」         と言いつつ、一緒に歩いていく。魔眼を発動させておく。銀色の眼がキラキラ光る。
  GM  : ユノ「それなら戻っていいよ、頼子ちゃん」
  頼子  : 「トバルカインを殺したいのは私もなんだよ。ユノ」         にっ、と笑う。
  GM  : ユノ「でも。ユノは一人でも大丈夫だよ」
  頼子  : 「なら二人でもいいだろう?」
  GM  : ユノ「……死ぬかもしれないよ」
  頼子  : 「私が? 其れはない。私は死なないよ」
  GM  : ユノ「わかった。頼子ちゃんはユノが守るね」
  頼子  : 「いや、ユノ、その点に関しては問題無い。          私を守るために、アーチャーから獣をふんだくってきたからな」         ちょっとだけ霊体化を解いて見せる。         「もう此れが終わったらこいつに用は無いんだから、使い潰せる」
  GM  : ユノ「そうだね」
  アーチャ: それはそれで酷い言いようだ(笑)
  GM  : テイマーに対する愛はないのか?(笑)
  頼子  : 「逆に言えば、ユノ、私はユノを守ったり庇ったりは出来ない。          其れが出来る程、トバルカイン、またはライダーが弱いと私は思ってない。          だからユノも、私の事を気にする前に、トバルカインを殺す事を優先してくれ」
  GM  : ユノ「わかった。トバルカインは絶対に殺すね」
  頼子  : 「どっちが殺す事になるかは、分からないけどな」
  GM  : とその時。         前方の山の中腹で噴火のような黒い爆発が巻き起こります。         ぼおおおおん。
  頼子  : オルタの方か。
  GM  : 山の中腹ってまあ白姫女学院のある位置なんだけど。
  アーチャ: ロンゴミvsアポカリ、まさに黙示録といった感じだな。
  GM  : では時間を戻して命泉学園の方をやろう。
  アーチャ: ふむ、ついに来たか。
  頼子  : トバルカインが直々にご登場とかなると困るな。アーチャー死ぬだろう其れ。
  GM  : 配置を確認しよう。アーチャーは何してる?
  頼子  : 和布を守れよ。
  GM  : じゃあ和布と屋上で星でも見てるか?(笑)
  アーチャ: と、その前に、一つだけいいか?
  頼子  : うん?
  アーチャ: 昼の時間、セイバーなにもして無いと思うんだが、回復魔術使ってもらっていいか?(笑)
  GM  : 自分回復するわ(笑)
  アーチャ: まぁ、そりゃそうか、だがそれもよし。         セイバーが盾として機能するなら、私は後衛として働くまでだ。         現状、私に任された仕事はマリとカズフサの警護、よって基本はマリを持ちつつカズフサを守る位置に、だな。
  GM  : 回復判定しておこう。 8an4+5an5         (ころころ……) [5,3,6,1,5,3,3,5]+[5,2,5,2,4] = 9         3an6+5an5         (ころころ……) [2,6,4]+[3,5,5,6,1] = 7
  アーチャ: カズフサが星を眺めて黄昏ているのなら、まぁそれを遠からず近からず見守るだけだ。
  GM  : じゃあ屋上で。
  アーチャ: 無論、周囲への警戒は怠らない、現状頼れるのはレベッカとセイバーの主従のみだ。
  GM  : 和布「ふう……」         ドラムコーは?(笑)
  アーチャ: 私はな、ドラムコーを心から信用はしていない。         何故なら、ちゃらんぽらんなようでいて、本心から聖杯を求めているのだけは認めているからだ。         英霊なんて古い生き方にしばられる存在だが、それを曲げれる強い意志を持っていると、そう認めているのだ。
  GM  : アーチャーとは違って友達がいるからな。
  頼子  : ああ、うん(笑)
  アーチャ: 断じて、私がぼっちという訳ではない(笑)
  GM  : じゃあドラムコーがアーチャーのところにやってくる。         ドラムコー「ねえねえ、アーチャー」
  アーチャ: 「どうした、ドラムコー。というか、今の今まで寝ていたのか?」
  GM  : ドラムコー「ちょっとね、悩んでたんだけど……」
  アーチャ: 「ふむ……懺悔か? どちらかというとセイバーの方が適任だとは思うが」
  GM  : ドラムコー「ねえ、アーチャー。君も英霊なら、聖杯への望みを持って召喚されたんだよね?」
  アーチャ: 「無論だ。私の願いは、おそらく聖杯級の奇跡を持ってしてしか叶えることはできない」
  GM  : ドラムコー「じゃあ、今は?」
  アーチャ: 「ふむ、少し語るか。私はな、ドラムコー……救えなかったんだ」
  GM  : ドラムコー「うん」
  アーチャ: 「何を、というと抽象的になるが、私は当時……宗教的暗殺者とでも言うべき仕事をしていてな。          救われない魂に死の救済を。命を奪うことで安らぎを与えると、そう信じていた」
  GM  : ドラムコー「なんかアサシンの英霊みたいだね」
  アーチャ: 「まぁな、おそらくそっちの適性もあったと思う。だが、私としては否定したい過去だ。          おそらくアサシンとして呼ばれていたら現界を拒否していただろうよ」
  GM  : ドラムコー「まあ今はテイマーだよね」
  アーチャ: 「アーチャーだ。……で、まぁ、殺して殺して、そうして救いを与えたつもりになっていて、ふと気付いたわけだ。          死は救い足りえない。少なくとも、私が殺してきた人々にとって、救いになってはいなかった、とな」
  GM  : ドラムコー「ふうん」
  アーチャ: 「殺すことしか知らなかった私には、殺してしまった人たちに贖う方法を想像もできなかった。          いっそ死にたかったが戒律により自死はできん。罪を明らかにすることも考えたが……その前に死んでしまってな」
  GM  : ドラムコー「少なくともアーチャーは、戦士や騎士みたいな、戦う過程には意味を持たない人だったんだね」
  アーチャ: 「ああ。私にとっては『殺す』という行為が救済だと信じていた。そう育てられた。そして、そうではないと知ってしまった。          だから、真の救済。どんなものか、私では想像すらできない唯一絶対の救済を叶えるために聖杯を求めたのだ」
  GM  : ドラムコー「そっかー。               ボクもね、親友たちを助けるためにこの聖杯戦争に参加したんだ」
  アーチャ: 「ふむ。まぁ、お前の真名を考えれば想像がつかなくもないが……」
  GM  : ドラムコー「けどそれは、ボクとボクの友達が誇りにした騎士道の中で叶えないといけないんだ。               そうでないと意味がない、意味をなくす」
  アーチャ: 「騎士道か……すまんな、ドラムコー。やはり、私は懺悔の相手に向いていない。          ただの殺人鬼である私では、お前の、お前たちの誇りを想像することしかできん」
  GM  : ドラムコー「あはは。まあお互い住んでる世界が違うよね」
  アーチャ: 「ああ。そして、この聖杯戦争での在り方も、お前と私では大分違った」
  GM  : ドラムコー「まあそうだよね。ボクにはどう頑張ってもアーチャーみたいに思いつめることはできないよ。疲れない?」
  アーチャ: 「私としては、逆によくあそこまで自由に振る舞えると言いたいが。性分だ。……そして、だからこそ見える物もある。          私は、この戦争に呼ばれてよかったと思っている。聖杯による真の救済を完全に諦めたわけではないが、          それ以外に小さな救済を幾つも見つけた。マスター、レベッカ、マリもだな。ユノやカズフサは屈折しているが、          その在り方は私の知らないものばかりだ。どれも救済とは程遠いが、それでも尊い」
  GM  : ドラムコー「そうだね。和布はまあ、あれとしても。マリのことは……ボクも助けたい」
  アーチャ: 「彼らを守り切ること。その決断と結末を見届けること。          それは救済とは違うものだが、確かな【救い】なのではないかと私は考えている。          ――その為ならば、私は聖杯に『真の救済』を願わずとも構わない、とな」
  GM  : では。そろそろイベントです。
  アーチャ: さぁ、どうなる?
  GM  : 遥か遠い金剛山の中腹で、黒い炎が爆発します。
  アーチャ: 「――始まったか」
  GM  : というわけで幕間!

10日目 夜 白姫女学院跡地


「やあ、どうかしたのかね、ライダー」 「奏者の『命令』だ。死ね、魔術師」  月の下。  白姫女学院跡に建設された陣地で、二人の魔人が相対していた。  片方は、悪魔のような黒騎士を従える、死徒にして現世の悪、トバルカイン。  片方は、炎のような舞踏服を纏い、青白いバイクに跨った太古の悪、ライダー。  なお、陣地はトバルカインが設営したものである。  数日前にこの地で爆死した女子高生数百人の遺骨を様々な楽器としてオーケストラ風に配置した簡易なもので、  怨念を糧として陰惨なBGMを演奏してくれる。 「やれやれ。ライダー、私は別に、君に聖杯を渡してもよかったのだが。  君が受肉することで到来する世界は、私の望むものと近い部分があるからね」 「余も貴様のような存在は、舞台装置として重宝しただろうがな。  ごくごく個人的には、貴様のような輩は、ローマ水道に詰まったヘドロよりも好かんのだ。  誇りに思え、余が愛さぬ存在はそうそうないぞ」 「残念だ。だが最高の褒め言葉だよ、ライダー」 「――――黙示の日、来たれり(アポカリプス・ナウ)」  儀式じみたやり取りが終わり  令呪命令に逆らっていたライダーが夜空を指した。  オルタがひときわ警戒した唸り声をあげ、呪いの剣を呼び出した。  配置  ライダー:オルタ/トバルカイン  IV:ライダー、オルタ、トバルカイン  冒頭宣言  トバルカイン:魔眼とカリスマでオルタを支援  オルタ:ブラックダヴィデ起動。  ライダー:詠唱開始 「怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し  ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る  たとえどれほどの戦慄が待ちうけようとも  審判者が来たり 厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える」  その場の全員を、凄まじい戦慄が貫いた。  恐ろしいことになる!  今すぐこの怪物を殺さないと、恐ろしいことになる!  実際。戦闘が開始してから、ライダーの行動順になるまでが、この宝具が発動する猶予であり唯一の隙である。  (まあIV18のライダーより先手を取れる相手はほとんどいないのだが)  暴君の指さす夜空に、炎の印が燃え広がった。 「天を見よ 新たなしるしが現れた  赤き大きな炎 海から這い上がるもの 七つの頭と十の角を持つもの  王冠をかぶり その頭には神を冒涜するさまざまな名がある」  そのしるしことは獣の印。  上空で炎が広がり、その内側が夜空よりも昏いどこかに落ちくぼむ。  その中から、巨大で禍々しい何かが、ゆっくりと下降してくる。  あまりにも冒涜的ななにか。  鱗があり、尾があり、足があり、角があり、無数の呪いが刻まれている。 「昔はいたが、今はおらず、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るもの  竜よ 獣よ 底なき深淵に千の鎖で繋がれるまで  四人の騎士を遣わし 偽の預言を与え 求めるものに刻印を記し 地上の人間を苦しめることを許す!」  炎のしるしが臨界を迎え、砕け散る。  同時、その巨大なものが、重力を思い出したかのように、降ってきた。  轟音、そして地響き。  十の爪を持つ四肢が地面にめり込む。単眼の竜頭を持つ首が頭をもたげる。  大きい。  既に粉砕した白姫女学院の校舎と比較しても遜色のない巨大さである。  これこそがライダーのライダーたる最終宝具。  暴君が跳躍し、頭の一つに飛び乗る。軍勢を指揮するように、隕鉄の剣を高く掲げた。 「我が破壊の愛を受け止めよ――――『黙示録の獣(ザ・ビースト)』!」 「「「「「「GRAAAAAAAAA!!!」」」」」」  七つの首が一斉に咆哮をあげた。  黙示の日、きたれり。  ライダー召喚終了。 「竜騎乗。それが君の切り札ということか、ライダー。  それも邪竜と悪霊の最上位。黙示録の獣とは。これは少し反則が過ぎるのではないのかね」 「悪いがこうなっては手加減は出来んぞ。  貴様の罪を数えるがいい、魔術師!」  どの程度反則かというと、トバルカインが見るライダーのステータスが   筋力A 耐久A++ 敏捷EX 魔力A 幸運A 宝具EX   HP304 MP64 IV23 基礎攻撃力5 基礎防御力5  となっている程度である。トバルカインですら呆れるのも無理はない。  ともあれ。邪竜の首の二つがその口から無造作にブレスを吐き出し、周囲を薙ぎ払った。   ライダー第一攻撃 対軍全体。MP14消費して達成値追加 18an5+35+14     18ANG5+35+14 = [3,1,6,3,3,(中略),1,3,1,2,3]+35+14 = 65   オルタ防御 魔力放出+魔眼+陣地+カリスマ 29an5+4an4+5an5+5an5+4an4+10     29ANG5+4ANG4+5ANG5+5ANG5+4ANG4+10 = [6,2,6,4,4,(中略),6,2,1,3,2]+10 = 51   差分値14。ダメージ14+33-25=22。   ブラックダヴィデの効果によりダメージ反射。ライダーは神性A++のため無効。   オルタ防御、トバルカインをカバー      29ANG5+4ANG4+5ANG5+5ANG5+4ANG4+10 = [4,2,5,5,1,(中略),5,5,4,5,4]+10 = 52   差分値13。ダメージ13+33-25=21。   ブラックダヴィデの効果によりダメージ反射。ライダーは神性A++のため無効。  吐き出されたものは獣を構成する瘴気を圧縮したものだが、高温高圧すぎて触れるもの全てが爆発的に燃え上がった。  瘴気の渦が百mも連続して立ち上る。昼間に見れば、山の中腹がいきなり噴火でもしたかのように見えただろう。  周囲の森林は一瞬で立ち枯れを通り越して炭となって砕け散り、遺骨の楽器群は瘴気に当てられ狂ったように鳴り響く。 「■■■■■■■■■―――!」  異なる呪いを噴出してオルタが真正面からブレスを受け止め、二つに割った。  それは凄まじいまでの出力と防御力のなせる技だが、  それでもオルタの肩口から血液(受肉しているため霊体ではない)が噴出した。  致命傷に近い程の深手である。それでもオルタは痛みを感じていないかのように咆哮する。  彼女は狂戦士ではないが、最早それに近い。盲目的に聖杯を求め、そのために全てを粉砕する一つの嵐である。  たとえその先に破滅しかないのだとしても。  だが、それを片手をあげてトバルカインが遮った。 「素晴らしい破壊だ。やはり間違いなく、この聖杯戦争最強は君だ。賛辞を送ろう。  よって、君が追いつく前に、私は聖杯戦争に勝利しなければいけない」  トバルカインが右手をかざす。その腕には監督役としての余剰令呪、二画。 「令呪を以って命じよう。跳べ、オルタ」 「OHHHHHHHHH!!!!」  トバルカインとオルタが、粒子に包まれて消える。令呪による強制転移!   ライダー直感 5an5 5ANG5 = [4,1,6,2,4] = 4  即座、ライダーの直感(皇帝権限)が、二人の転移した先を割り出す。  命泉学園。 「海は死人の血となり、星は地に落ちて砕け散る。余から逃げられると思ったか!」   ライダー第二攻撃 対軍全体。18an5+35 18ANG5+35 = [1,2,4,3,5,(中略),3,1,4,5,6]+35 = 51     ダメージ 51+33-50=34。結界MP20。破壊!  腹いせに獣が振った、ビルほどの太さがある二本の尻尾によって、トバルカインの構築した神殿は粉々に砕け散った。  軽くやったように見えるが対城宝具級の破壊なのであしからず。  獣が方向転換し、数十mの巨体が呪いを撒き散らし、木々を枯らしながら斜面を進行していく。  目指すは住宅地にある命泉学園。おそらくそこにたどり着く前に、怪獣映画のような惨状と共に数千人の犠牲者が出るだろう。  黙示の日、来たれり。
  頼子  : げえええええー!? ガチで呼ぶのかよ!
  アーチャ: 獣さんが獣様を見て萎縮している(笑)
  頼子  : ライダーさん怖すぎる。反射も効かないし。HPは潤沢だし。
  アーチャ: そして、オルタがこっちにきたか。
  頼子  : やばいな此れは。アーチャー、セイバー、レベッカ。この3人でオルタに勝つ、か。
  アーチャ: これは、やはりアレか……オルタと相討ちで死ぬ流れか。
  頼子  : 本当に、アーチャー、死ね! 状態だ。         アーチャーが死んだらユノも死ぬという。
  GM  : というわけで命泉学園の方から、シーン再開だ。         ドラムコーとアーチャーが爆発の方に気をとられた時         和布「うびゃあ!?」         と悲鳴。
  アーチャ: 「ッ、カズフサ!?」         慌てて振り返る、と同時に十字弓起動!
  GM  : 同時、アーチャーとドラムコーの前にオルタが立ちふさがる!         オルタ「RRRRRRRRAAAAA!」
  アーチャ: 「これは、あの時のサーヴァント! トバルカインか!」
  GM  : 正気をマントのように噴出し、血を出しています。         そして         和布を片手で吊り下げる、トバルカイン。
  頼子  : げえ。    配置:和布+トバルカイン/オルタ:アーチャー+ドラムコー   GM  : 配置はこんな感じか。         トバルカイン「言い忘れていたがね」
  アーチャ: なんて面倒臭いんだ。
  頼子  : セイバーはどこ行った状態。
  GM  : トバルカイン「当然、私は全てのマスターの配置を把握できる。監督役特権の名残のようなものだ」
  頼子  : なんだってー!?
  アーチャ: 「それは特権ではない、詐欺というものだ」         というか、何が当然かぁー!(笑)
  GM  : マスターカードの機能のことだな(笑)
  頼子  : いや、予期すべきだったが、そも、予期した所で多分ユノを追っただろう。私は。
  アーチャ: 自分で機能停止したくせに、自分だけ使うとかずっけえ!(笑)
  GM  : トバルカイン「ありがとう、中々の褒め言葉だ」>詐欺         ドラムコー「和布!」         和布「た、助けてくれ、殺さないで!」
  頼子  : 令呪を使おうか。         ユノに令呪を渡して、ライダーをてレポートさせるのが、一番良いだろう此れ。         其れで間に合わないなら、アーチャー自体を動かす。アーチャーは念話と念視が繋がっている。
  GM  : それ命泉学園自体がぶっとぶんじゃね?(笑)>ライダーテレポート
  頼子  : 和布が死ぬってか(笑)         じゃあ、アーチャーを動かす以外に方はないな!
  GM  : トバルカイン「さて。当然、私にはこれを生かす理由などない」
  アーチャ: 「そうか? カズフサ個人はともかく、その機能である白聖杯は貴様にとっても意味があると思うが?」
  GM  : トバルカイン「意味があるのは君か、あるいは君のマスターだろう?                しかし君の持っている小聖杯は、私も必要なものだ。ここはひとつ物々交換しないかね」
  アーチャ: 「マリ、小聖杯とカズフサを交換すると?」
  GM  : トバルカイン「等価とは言えないが、一応は聖杯同士だよ」         オルタ「セイハイヲ……ヨコセエエエエ…・…」
  頼子  : 私視点では、マリと和布は、1人1人で等価ではある。         でもまぁ、アーチャーも私も、何方も渡せないだろう。だから……令呪を使うしか無いだろう。         令呪を持って命ず、アーチャー、和布を確保しろ! ルール的にはこれどうなるんだ。         非数字効果の3番になるのか?
  アーチャ: 「確かにな。だが、その取引は成り立つのか?          そのまま両者を交換したとして、その直後に私達を殺せば再びカズフサは貴様の手の内だ」
  GM  : トバルカイン「これは聖杯戦争、元から勝者が全てを掴むものだ。君が勝てば、小聖杯は君のものだよ」         ドラムコー「(……アーチャー、マリを渡そう)」
  アーチャ: 「(……それは……いや、その点は、もはや仕方ないにしても。少しでも時間を稼ぐ)」         とは言うものの、なにか手はないものか。
  GM  : さて。事態が緊迫したところでシーンを移そうか。
  頼子  : 移された。