第二次月詠聖杯戦争10日目 昼パート2
10日目 昼 命泉学園/魔法陣室
GM : 100点使えたらどう割り振る?
アーチャ: えーと、とりあえずブルーリボンは直すべきだな、どっちが勝って帰ってくるにしても。 そうすると残り50点をどう分配するか……マスターのMPは寝て回復するとして、 セイバー辺りにつぎ込むべきか、獣さんを万全にすべく私で頂くべきか。 ドラムコーが瀕死どころの話ではないんだが、逆にドラムコーに渡すのもなぁ(笑) ちなみに、50点と私のHP25点を削るとゴスペルが復活するんじゃないかという気もするが、 今の状況でHP削ってまで私の宝具を復活させる意味はないな(笑)
GM : えー(笑)
アーチャ: これが「必殺」なら違ったのだろうが「必中」だからな、幸運を削る程度の役にしか立たん。 そして、万が一にも競り負けると確実に死ぬという恐怖と戦うことになるため、迂闊に弱連打もできん(笑) まぁ、保険としてとっておくか? 具体的にはマスターサイドでイベントがある気がしてならない。
頼子 : 和布のトコで襲撃があるとか? 私寝られないな(笑) まあ、襲撃があると思ったから、和布と同じ部屋で寝たんだが。 MPは今、本当に寝れるなら、全快になる。
アーチャ: それは確定でいいだろう、これでマスターは万全になるな。
頼子 : しかし……散術銃をもらったからな。10点消費だから、合計30点使ってしまう。 残り20点だぞ。いいのか此れで。
アーチャ: もう一ターン準備時間が欲しいな、術式を込める時間。
頼子 : セイバーとか大丈夫か。そもそも和布の身体を調査してないっていう不安もある。
アーチャ: ああ、白聖杯の調査か。
頼子 : 浄化の方法は分かったが、プロセスは理解してない。セイバーじゃ駄目なのかな(笑)
アーチャ: セイバーが聖人だからといって浄化機構を備えているわけではないからな(笑)
頼子 : というか、セイバーで良かったら、物凄い楽なんだけどな。セイバーに浄化機構付けられないものか。 そうすると、聖杯を使用するとしても、とりあえず和布は生き残れる。どんな結果になろうとも。
アーチャ: ようは、カズフサは最初からそういう調整をされたホムンクルスなんだろう。 そして、セイバーに限らず、我々英霊は所詮はエーテル体、魔力の塊みたいなものだ。 例え生前の肉体にそういう機能があったとしても、顕現した際に消失している可能性が高い。 例としては原作セイバーは竜の因子を持つ魔術炉心を備えていたので魔力放出し放題だったらしい。 が、召喚された時は機能停止していたから、マスターに恵まれないのもあって燃費が悪かった。
頼子 : なるほろ。受肉させたり何なりしなければならないから、結局は聖杯頼りなわけだ。 本当予備が無いのが辛い。予備を探しに行く方が望みがあるのだろうか。 予備を探しだすほうがいいのか? 陣地のMPっていつでも使えるんだよね?
GM : まあいつもで使える。日をまたげば70点回復する。
アーチャ: ドラムコーの話では、御門邸の地下は爆発の影響でめちゃくちゃらしいが。 私の探索魔術でも死体があることくらいしか判明しなかった、実際に足を運んだわけではないが。
頼子 : ライダーとトバルカインを倒したあとの話だな。倒したあと、時間があるのか分からないが。
アーチャ: もし、ライダーが『規格外の英霊なので魂三個分』とかいう我様みたいな事を言うと、 奴を倒した時点で聖杯が顕現する可能性すらある(笑)
頼子 : 命7つもってやがるぞあいつ(笑) いや、9つだったか? 魂9つ分とか言っても可怪しくない(笑)
アーチャ: 一人で充分じゃないか(笑)
頼子 : ライダー倒したら即聖杯顕現か。陣地のMPは、残しておくか。 今から何かが襲撃してきた場合、私が使ってもいいし、獣やセイバーが使ってもいいようにしておこう。
GM : とりあえず回復しないなら寝ている頼子のシーンをしよう。
頼子 : 陣地のMPを引き出すのに行動はいらないし。
アーチャ: まぁ、後で使い道ができるかもしれないし、急いで行動する際にも引き出してから動けばいいからな。
頼子 : そういうことだな。結界は回復させてもらった。15点貰った。
アーチャ: 50点でブルーリボンの修理だけしておこう、残りは保留だ。
頼子 : 残り35点ほどある。
―――家族はいない。 物心ついたときから、ユノの居場所は孤児院だった。 両親の顔は知らない。 ユノは生後間もなく、その孤児院の前に置き去りにされていたらしい。 捨て子。 それ自体は別によくあることで 少し変わったことといえば、その孤児院が 国家社会主義ドイツ労働者党、ドイツ先祖遺産古代知識の歴史と研究協会―― ―つまりナチス残党の魔術結社アーネンエルベが運営するものだったこと。 ユノも、ある程度の年齢になるまでは、それがおかしなことであるとは思わなかった。 ナチスを礼賛する歴史を学び、党歌を唄い、ドイツが故郷と教えられ、オカルトな授業を受け、 ユーノ=ゴットフリート/上友ユノという二重の名前を使っていたけれど。 ただそれだけだ。 教育をしてくれたアンナさんは、そういうものを心から信じていたみたいだけど ユノ達は、大人たちの前では殊勝に『ハイル』なんて言っていたけど、仲間内ではくすくす笑っていた。 仲間。 ユノと同じ孤児院で育った、同じぐらいの年齢の、同じような境遇の仲間たち。 合わせて、十人。言ってしまえば兄弟姉妹のようなものだ。 一緒に学び、一緒に遊び、秘密を共有し、未来を想像した。 両親の記憶はない。 けれど、ユノにとって 彼らと彼女たちがが、家族のようなものだった。 ―――――――――――― ある日。 ユノたちみんなが孤児院の庭で、サッカーをしてで遊んでいると 一人のおじさんが来て、みんなにプレゼントをくれた。 リボンで丁寧に放送された、カラフルな箱。 みんなわくわくしてそれを開く。 中に入っていたのは、ずっしりと重い、ナイフや、拳銃や、いろんな武器。 みんなにそれが行き渡ったところで、そのおじさんは優しげに言った。 『今日はみんなに、殺し合いをしてもらおうと思うんだ』 おじさんの目が、赤く光り ユノ達は、一度隠れてから、いっしょうけんめいに、殺し合いを開始した。 殺した 殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺した。 結果、生き残ったのはユノ一人だけだった。 ユノ達はみんな、同じように育てられた。教育に差はなかった。条件はみんな同じだった。 だから純粋に、仲間たちの中で、一番殺し合いの才能があるのはユノなんだと『証明』された。 『おめでとう。君は生き残った。 ご褒美に、君にはこれをあげよう』 おじさん――――その男から、ユノに一振りの剣が渡される。 その剣は、まるで水に沈むように、ユノの右腕の中に収まった。 『これから先、君は兵器として改造され、戦争で使い捨てられるだろう。 けれど嘆くことはない。 何故なら、それでも、ここで無意味に君が殺した友人たちよりは、よほどましだからだ。 おめでとう、ユーノ=ゴッドフリート。いずれ死ぬその時まで、日々を謳歌するといい。 君は世界に祝福されたよ』 ―――――――――――― アーネンエルベの運営する孤児院にトバルカインが立ち寄り、 そこで孤児たち10人を殺し合わせた件は、最終的に不問とされた。 もちろんその決定に納得しなかった者もいる。 当時27歳のアンナ=エーベルハルト大尉などその筆頭だった。 彼女は研修先の聖堂教会から飛ぶ勢いで戻ってきて、アーネンエルベの指導者である大佐に食ってかかった。 「何故ですの、大佐! 私達の子供があんなにも無残に殺されたんですわよ!」 「損害と補償が釣り合ったからだよ。 元々選定はしなければいけなかった。あそこまで過激でなくても、いずれ似たようなことは行われていただろう。 我々は人造英雄とするために、彼等を引き取り育てていたのだから。 結果、選定は終了し、そして人造英雄に必要な宝具も得られた。 そもそも、トバルカイン氏は第二次月詠聖杯戦争を開催するために必要不可欠な人材だ。 彼に対して優位に立てるカードを握れたのなら、損害と補償が釣り合っているといえるだろう」 「わたくしはもともと計画には反対でした! どうして人間を英霊と戦わせないといけないんですの!」 「ではどうして君は、セイバーを召喚しておきながら敗退したのかね、エーベルハルト大尉」 「それは……!」 「おそらく次の戦争でも、サーヴァントに匹敵するマスターはいるだろう。 兵器の質は戦争における大きなアドバンテージだ」 「何故、そうまでして聖杯戦争を続けなければいけないんですの!?」 「それはアーネンエルベの否定かね? もしそうなら、除隊を推奨するよ。エーベルハルト大尉」 結果として、アンナ=エーベルハルトはアーネンエルベから賛同者をひきつれて脱退し、 ネオアーネンエルベを創設することになる。 もちろんその際、ユーノを引き取ろうと――もしも大佐たちが邪魔をするなら力づくででも強奪しようと――したのだが ユノ本人の返答は、ナイン(拒否)だった。 「どうしてですの? ユーノさん。もしも大佐たちに言われているのなら、 こうぶっとばしてあげますから、本当のところを言ってごらんなさい」 「……ころしたいから」 「はい?」 「あのおとこを……ころしたい。ううん、ころさないといけない。だからユノは、ここにのこらないといけない」 それは願望ではなく義務だった。 トバルカインを殺す。 仇打ちなどと理由をつけるつもりはない。あの仲間たちはユノ自身が殺したのだから。あの時抵抗さえできていれば。 それでも、トバルカインは殺す。 そのためには人造英雄にならないといけないと、知っていたから、ユーノは自ら手術を受けた。 願望ではなく、義務。希望ではなく執着。 けれど他に残されたものは何もなかったから、彼女が友人を得るまでの数年間、それは最優先目標であり続けた。 身体のほとんどを人工物と礼装に換装し、寿命を大幅に削り、戦闘機をも叩き落とすだけのスペックを得て 友人たちによってその精神が救われてからも トバルカインに対する殺意は、彼女の芯の中にあり続けた。 ひどく歪んではいたが、それは生きる意味だった。
GM : とりあえず幕間。
頼子 : 凄い! 早い! 結局トバルカインのせいかよ!(笑)
アーチャ: 全部トバルカインの所為が空言では無くなってきたな(笑)
GM : シーンを開始しましょう。 和布が魔法陣を分析して、ユノと頼子が寝ているとユノがむくりと起きます。 ユノ「………」 和布「ん? なんだ起きたのか。すごいぞ、ここの陣地は他と繋がっていてすごい魔力が使い放題…」 ユノ「出ていけ」 和布「え?」 その後少しやり取りがあり、和布がすごすご出ていきます。
頼子 : また私は寝れないのか。
GM : 寝てていいんじゃない? ユノ「……頼子ちゃん……今までありがとう。マリちゃんのことをお願い。行ってくるね」 頼子の額にキスをします。
頼子 : 目を開く。 「寝てればいいのにな。って思っただろう」
GM : ユノ「ダメだよ、寝てないと」
頼子 : 「頭痛が酷くて寝られないんだ」
GM : ユノ「少し出かけてくるね」
頼子 : 「何処へ行くかと、何故行くのか言ってくれ」
GM : ユノ「トバルカインを殺す」
頼子 : 「ライダーが行ってるのにか? 其れとも、だからこそか? もしくは、他に理由があるのか?」 私は此処でユノを止める理由はあるが、止めない理由はない。何故ならユノの理由を知らないからだ。
GM : ユノ「ううん。確実に消したいだけ。人任せになんてできない」
頼子 : 「一緒に行く案は?」 今の処……HP以外は、陣地から引き出せばなんとかなる。一発だけなら、本気が撃てる。
GM : ユノ「ユノは、あいつのせいで仲間を殺した」
頼子 : 「……」
GM : ユノ「それはユノの事情で、頼子ちゃんは関係ない。そして頼子ちゃんには来てほしくない。だからもう行くね」
頼子 : 「事情が私と関係ないのは分かるが、私が来てほしくない理由は?」
GM : ユノ「ここから先は地獄だよ。頼子ちゃんには地獄に来てほしくない」
頼子 : 「まだまだ底は深いんだな。私はユノとなら一緒に地獄に行っても構わない。が、ユノは、嫌な訳だ」 こめかみをぐちぐち抉る。
GM : ユノ「ユノは、もうすぐ死ぬから」
頼子 : 「知ってる」
GM : ユノ「きっと今日中にも」
頼子 : 「知ってるから、強く止められないんだよ」
GM : ユノ「だから地獄に行くのは当たり前のことなんだよ」
頼子 : 「本当は、もっともっと、もっと前に、ユノの命を、繋ぐ方法を私が見つけるべきだった。 はぁ。ユノが地獄に行くなら私も同じ様な物だと思うんだがなぁ」 こめかみをぐちぐち。 「分からん。私には分からん。全然分からん。ユノが分からん訳じゃない。私が分からん」
GM : ユノ「頼子ちゃんは、あいつのことが好きなの?」
頼子 : 「どいつ?」
GM : ユノ「御門和布」
頼子 : 「恋愛感情的な意味なら」
GM : ユノ「そっか。じゃあ、仕方ないから。ユノの『勝利条件』に、あいつも追加しておkね」
頼子 : 「ユノは優しいな」 トバルカインか。トバルカイン。ユノが1人でトバルカイン。はぁー。
GM : ユノは立ち上がり、部屋を出ていきます。
頼子 : 無いな。無いだろう。無いわ。駄目だ。駄目だな。私は行かねばならん。
GM : 一人っていうかライダーに加勢する形か。
頼子 : ユノと一緒に居ようじゃないか。私は私の為に私だけの為に戦ってきたのだから、此れからもそうする。
GM : ユノ「……頼子ちゃんを悲しませたら、殺すから」 和布「いきなりなんだよ!?」 扉の外で軽くそんな会話。代わりに和布が入ってきます。 和布「まったく。最近僕を気軽に殺そうって奴らが多すぎるぞ。いつか思い知らせてやらないとな」
頼子 : 「ああ、和布か。私も少し出かけるぞ。陣地の魔力、借りてく」
GM : 和布「お前何言ってるんだ? 寝てろよ」
頼子 : 「寝てる暇が無くてなぁ。大丈夫だ。私が守る。言っただろう?」>殺そうって奴等
GM : 和布「じゃあどこにいくんだよ。言ってることが矛盾してるぞ」>守る
頼子 : 「お前を狙う奴は、もう1人ぐらいしか残ってないぞ。其れを潰してハッピーエンドだ」
GM : 和布「それってドラムコーのことか?」
頼子 : 「ドラムコー? そう言えばドラムコーもそうだったな!」
GM : 和布「一人じゃないだろ!」
頼子 : 「アーチャーとセイバーに何とかしてもらってくれ。もう奴等は聖杯なんぞ要らん状態だからな」
GM : 和布「別にいいけど早く戻って来いよ」
頼子 : 「ああ」 ユノに付いて行こう。私はユノと一緒にいたい。はぁ。和布に最後に言っておこう。 「和布」
GM : 和布「なんだ?」
頼子 : 「電話の時は理解できなかったらしいからもう一度だけ言っておくぞ。 和布、お前が好きだ。恋愛感情的な意味で」
GM : 和布「お、おい!」
頼子 : 「答えは聞いていない! じゃあな」
頼子 : ユノと一緒に行こう。アーチャー獣をかせえー! 陣地のMPは22点もらっていくぞ! セイバーお前の青リボンを寄越せ! 獣に乗せて持って来い!
GM : 持って行き過ぎだろ(笑)
アーチャ: 戦力のほとんどを持って行くつもりか、というかそれくらいなら連れていけばいいものを(笑)
頼子 : 和布が単独になったらドラムコーが大ハッスルするだろうが!(笑) アーチャーとセイバーとレベッカが居れば、とりあえずだいたいの自体に対処できる。
アーチャ: つまり、私、瀕死のセイバー、瀕死のレベッカ、三人でドラムコーを抑えろ、ということだな。
頼子 : なんかドラムコーにすら負けそうで嫌だな。其れ。
アーチャ: 流石に其れは無いと思うが。 ああ、でもブラックルナで吹き飛ばされる未来がみえなくもない(笑)
GM : ひでえ(笑)
頼子 : 青リボンと獣、借りても大丈夫か? 獣が難しいなら、残していってもいいぞ。ユノとライダーが居るから。
アーチャ: いや、だが正直そっちの方が戦力的な意味で必要だろう。 ユノ・ライダーにしても、トバルカイン倒したらライダー戦だぞ。
頼子 : トバルカイン、もしくはオルタが単独でそっちに来る可能性もあると思って。 オルタなら、アーチャーがナタクコア撃って二人で死ねばいいんだが。
アーチャ: おい(笑)
GM : ひどーい(笑)
アーチャ: オブラードに包め、言いたい事は分かるが(笑)
頼子 : 悪かった(笑) 最終手段だよ。ユノも死ぬからな。アーチャーが死ぬと。 あと昼行動何も無さそうなら散術銃で呪文突っ込んで更に陣地からMP10点引き出していく予定。
GM : 構いません。装備の受け渡しを進めようか。
頼子 : やるべきことは、2つ。散術銃で呪文を打ち込むか、トバルカインの居場所を探るか。
アーチャ: まぁ、トバルカインの居場所についてはライダーも探しているところだろうしな。
頼子 : とりあえず、装備をもらってから考えよう。
GM : アーチャー、レベッカ、セイバーが校庭で和解していると。頼子からアパームあるだけ持ってこいと命令が。
頼子 : だいたいあってる。
アーチャ: 決戦に備えて寝ていた筈のマスターからそんな指示だされて戸惑わないとでも?(笑)
GM : ライダーは皇帝権限で直感を取得して単独振りという荒業を。
頼子 : ライダー、お前、私と同じじゃないかやってることは(笑) そも、アーチャーも今は皇帝権限がある。
アーチャ: ああ、護符か。
頼子 : 和布のアレだ。その護符私が持って行こうか。小聖杯はアーチャー、お前が持て。 マリを連れて行く気はない。いや、もう渡していたな。護符要る? 要るな。 直感でお前がトバルカインの居場所を当てるほうがいいな。
GM : 頼子が自分でやれば?(笑)
アーチャ: マスターの底上げにもなる、渡した方がいいと思うが。
頼子 : 行動使いたくない。散術銃使いたい(笑)
アーチャ: なるほど、では私が精査した上で出がけにかっぱらって行くという感じでどうだ(笑)
頼子 : 其れで行こう。というか、無くて大丈夫なのか? 何かしら意味があって護符を得たんじゃないのか?
アーチャ: 私としては成らなかった小細工と、あとは回復魔術の足しになれば程度の思惑しかない。 だから持って行って構わんよ、ああカズフサに一言断った方が……とは思うが、今は気まずいか。 問題は、これでマスターが明日まで戻ってこなかった場合、カズフサがもだえ苦しんで死ぬということくらい。
頼子 : 私が戻って来なかったら和布に小聖杯ぶち込め。マリと和布が合体しても、死ぬよりはマシだ。
GM : 死にはしないから心配するな。機能停止するだけ(笑)
頼子 : エネルギー不足。なるほろ。じゃあ、アーチャーに声をかけよう。 『アーチャー、トバルカインの居場所と獣を貸せ。あとセイバーにブルーリボンを寄越せと言え。 あと陣地のMPすっからかんにするぞ』
アーチャ: 『いきなり何だ、マスター。休んでいたのではないのか』
頼子 : 『ユノがトバルカインを殺したいんだとさ。私も勿論殺したい』
アーチャ: 『ライダーを嗾けたのはユノだと思うのだが、どうして作戦をひっくり返すような事をするのか』
頼子 : 『人間だからだよ』 全然答えになってない。
アーチャ: 『感情の問題か。なるほど、そこに救いはあるのか……それで、我々も出陣の準備をすればいいのか?』
頼子 : 『アーチャー、お前達は和布を守れ。ドラムコーが要るからな。 お前やセイバーは聖杯を必要としないが、ドラムコーは必要とする』
アーチャ: 『いきなり同盟相手を疑えとは酷いマスターだ、まぁ当然だが』
頼子 : 『ドラムコーが動くならこのタイミングを置いて他にはないだろう』 まあ、昼じゃなくて、夜だとは思うけど、ユノと私が出かける今は、大チャンスだ。
アーチャ: 『そして、現状の疲労した私たちではトバルカイン戦では足手まといになる、か』
頼子 : 『そういうことだな』
GM : サーヴァントをなんだと思ってるんだ(笑)
頼子 : 最強のサーヴァントと戦うんだから、全然問題無いだろう? ライダーとユノと私だぞ(笑)
GM : セイバーとアーチャーとドラムコーはこの戦いについてこれないから置いていく。
アーチャ: 『もう一拍持たせてくれれば最大戦力で向かえたのだがな。セイバー達に説明する私の身にもなってくれ』
頼子 : 『私のサーヴァントがお前で本当に良かった』
アーチャ: 『いざとなれば従僕は使いつぶして構わん。かならず生きて帰ってくるように』
頼子 : 『其れを約束するのは難しすぎるな!』
アーチャ: 『だろうな……まぁ、マスター不在の間、私の命に代えてもカズフサを守ろう』
頼子 : 『だが負ける事は無いぞ。其れは約束しよう』
アーチャ: 『武運を祈ろう。神の加護があらんことを』
頼子 : 算術銃で、攻撃攻撃防御で仕込もう。此れで攻撃が2つ、防御が3つ。
アーチャ: さて、ではセイバー達を説得するか。
頼子 : で、陣地のMPは残り3点!(笑) あとアーチャーは直感でトバルカインの位置を調べるのを忘れないようにな。
GM : 説得……つまりどうやってブルーリボンを奪い取るかということか。
頼子 : 普通に譲って貰ってくれよ、奪ってもいいけどさ(笑)
アーチャ: 「――セイバー。マスターから連絡があった、例のブルーリボンは既に修復済みか?」
GM : セイバー「はい、おかげさまで。これで恥ずかしくない服装になれました」 セイバーの豪奢なスカートが復元します。
アーチャ: おい(笑)
頼子 : 凄い可哀想な事をしてしまうな。此れ。
アーチャ: スカートを寄越せと言うのか、私は(笑)
GM : 王女の腰帯ってスカートのことで何も問題はない。まあ純粋にセクハラだな。
頼子 : アーチャーには本当悪い事し続けてるなぁ。 愉悦部がァー! とか言ったり、スカート持って来いって言ったり。
アーチャ: 「…………そう言われると、非常に言い難くなるのだが。その宝具、今からマスターに担わせて貰えないか?」
GM : セイバー「えっ?」
アーチャ: 「トバルカインの討伐。ライダーを先に当て、その上で生き残った疲労した方を討つ、という基本原則だが。 これを変更することになったらしい。それも、作戦の精度を上げるためではなく」
GM : セイバー「……何故です?」
頼子 : 私に聞いてもいいが、正直、私が言葉に出来るかと言われたら、ちょっと悩ましいぞ。 敢えて言うなら、セイバーは聖人で、私は俗人だって事ぐらいだ。
GM : 意味わからん(笑)
頼子 : 自分の為にだけ動くってことだな。
アーチャ: 「私怨、と言い切ってしまえばそれまでだ。 全てはトバルカインの謀略に翻弄されたユノの、最期願い、と言ったところだろうな。 私が知っているのは、彼女がもう長くない、余命幾許もないほどに寿命を削っていることと、 親友であるマスター達とは別ベクトルでトバルカインに対して並々ならぬ思いを持っていることだけ。 作戦でそれが有用だと理性では分かっていても、ただ遠くで結果を待つことが出来ないのだろう。 そして、それを放っておけるうちのマスターではない」
GM : セイバー「ならば私も同行した方がいいのでは? これでもセイバーです。盾ぐらいにはなれると思いますが…」
頼子 : 和布守れ和布(笑)
アーチャ: 「それに関しては、マスターは直接は言わなかったが、おそらく理由は二つ。 一つは、言いたくはない、私自身が忸怩たる思いではあるが…… 今の疲労した我々の状態では足手まといになる可能性がある」
GM : セイバー「それは…」
アーチャ: 「死んで盾になれば、とは言うが。小聖杯であるマリの状態を考えると、我ら英霊はおいそれとは死ねない」
GM : 本末転倒(笑)
アーチャ: 「我らの守りのために割り振るリソースも足りなくなる。 そういう戦いになると考えているのだろう……全く、情けない限りだ。 もう一つは、白聖杯であるカズフサの守りの為。トバルカインを討伐するまでの間、 無防備になるカズフサを警護する者が必要だからだ。トバルカインの願いが何なのかは不明だが、 聖杯に託す願いがあるならばどんな手を使ってくるか分からない」
GM : セイバー「……魔力不足に関してはたしかに反論できませんね」
アーチャ: 「どちらも戦場に連れていけば同じように足手まといになる。 それならば、カズフサと、小聖杯であるマリを守る者を残す。感情的にも最善と言ったところか」
GM : セイバー「……わかりました。お渡ししましょう」
アーチャ: 「すまない。聖人たる君に苦渋の選択をさせた」
頼子 : アーチャーはやっぱり最高の英霊だ。
GM : 物陰に隠れて着替えタイム。
アーチャ: 私の本質が物理ではなく虚言だとは我が主であろうと見抜けまい(笑)
頼子 : なんだってー!?(笑)
アーチャ: テイマー(使う者)とはそういうものだ(笑)
頼子 : って、実際の伝説的にも口先だよな(笑)
GM : 自作自演?(笑)
頼子 : マッチポンプ(笑)
アーチャ: なんとでも言うがいい(笑)
GM : しばらくしてレベッカが折り畳んだスカートを渡してくれます。
アーチャ: ではこちらの準備ができたところで、トバルカインの居場所を探すか。
頼子 : 直感ー! 自分のラックを使えよ!
アーチャ: さて、シャルルマーニュの護符の加護により、皇帝特権:直感を得る。 直感と護符と、後は信仰の加護くらいか?
頼子 : 直感は単独で振るから、5an5だけ?
アーチャ: 他の補正は付かないのか。
GM : 単独だ。あとランクが下がる。
頼子 : ランクが下る?
アーチャ: ああ、帝権強化してないから。
頼子 : なるほろ。4an4か。 その点に関しては私のほうが上なんだな。でももう行動したから直感は使えん。
アーチャ: では、4an4を振って構わんか?
頼子 : 私は構わん! 3つ成功すればトバルカインの居場所を見つけられるだろうか。
アーチャ: ラックを使う準備をしておこう……寄りにも寄って最終戦闘(?)前にラックを使うことになろうとは(笑)
GM : どうぞ。
アーチャ: 4an4 (ころころ……) [5,5,2,1] = 2 2an4 ラック! (ころころ……) [4,3] = 2 よし、4成功だ。
頼子 : よくやった!
GM : 白姫女学院跡地です。
頼子 : あの場所に戻ったのか。そりゃそうか。霊地で陣地だ。 彼処が一番安全で、彼処が一番都合がいい。聖杯を浄化するのも彼処だ。 何をするにも、必ず彼処が関わる。
アーチャ: トバルカインは令呪が余っているのが怖いところだ。
頼子 : オルタが4回全回復する。ライダーとどっこいどっこいだな。自殺しに行くようなものだな(笑) 笑えるぜ。笑える。 さ、アーチャーから其れを聞き、そして、装備も貰ったら、 ユノと合流して、ユノを案内してやろう。トバルカインの元へ。 ライダーに聞いてるかもしれないけどな。 令呪は一応、私が1画持ったまま。
アーチャ: まぁ、ライダーはAで使えるからな、そう言う意味では私よりも精度が高かろう。 では、私たちはカズフサの守りに付く、マスター達はトバルカインを討伐する。
GM : 何か会話があるならかわしておいてくれ!
アーチャ: 「思うのだが、マスター」
頼子 : 「何だアーチャー」
アーチャ: 「いやなに。ことこの期に及んで、実際に肩を並べて戦う機会が少なかったな、と。 私は、君の善き従者(サーヴァント)であれたかね?」
頼子 : 「ははは、そうだな。 お前は最高の相棒(サーヴァント)だったとも。 私等が、この聖杯戦争最高のマスターとサーヴァントだと思っているぞ!」
アーチャ: この戦争の主従は大抵が凸凹だから、なんとも言えんなぁ(笑)
頼子 : うん、まぁ、ほら、セイバーとか要るやん?(笑) 「肩を並べずとも、お前は十二分に私を支えてくれた。 私もお前にとって素晴らしいマスターであったなら幸いだ」
アーチャ: 「ああ――そうだな。マスター、君は理想のマスターと言うには少し破天荒だった。 だが、私にとって最上のマスターであったことは疑いようもない。 ――君に、神の祝福のあらんことを」
頼子 : 「私は神に奉ずる人間ではないが、其の言葉は、素直に受け取っておこう。 では行ってくる。留守番頼んだぞ」 と言って、行こう。 散歩に行くかのような気軽さで、行くのだ。行くのだ。
アーチャ: では、私はそれを見送ろう。 向かうは戦場、敵は最上、だが素直に見送ろう。 不安に思う事など、なにもありはしないのだ。 と言う感じで、シーンカットか
頼子 : かな。シャルルマーニュの護符を貰った。
アーチャ: 私の、マスターは、最強なんだ!(強調線)
頼子 : ありがとうアーチャー(笑) 勝つさ。勝つとも。必ず勝つ。
GM : それでいいのか(笑)
アーチャ: いいさ、こういう主従もありだろう。
頼子 : 最初から普通の聖杯戦争じゃなかったのだから、普通の主従で在れる筈がない。 そして、其れでいいのだ。