第二次月詠聖杯戦争10日目 昼パート1

10日目 昼 命泉学園


  GM  : ちなみに学園に行く前に作戦はいうんだよね?
  アーチャ: そりゃあ、何の打ち合わせもしていなかったら特攻もさせられないからな。
  頼子  : まぁ、ユノには伝えなきゃなるまい。令呪を使うのはユノなんだから。         ユノがライダーに念話で伝える可能性は考慮してない。         其れをした時点でそもそも勝ち筋はないわけだし、ユノを信じたいからだ。
  GM  : なるほどな。じゃあ学園にぞろぞろやってきました。         和布「とりあえずライダーに交渉するんだな?」
  頼子  : 「私はライダーが嫌いなわけじゃないからな」         こめかみをぐりぐりしながら。
  アーチャ: 「マスター達が休むためには陣地に籠るのが一番だ。          その点においてはライダーがいきなり襲いかかって来なければ済む」
  GM  : セイバー「仮に襲い掛かってきたら、その時はその時です。          あのライダーは命に代えても討ち果たさなければいけません」
  頼子  : 「この状態で戦っても無駄死するだけだと思うがな」(ぐりぐり)
  アーチャ: 「そう。問題なのは、ライダーが「聖杯戦争もいよいよ終盤、決着と参ろうか」とか言い出してきた場合だな」
  GM  : ドラムコー「せめて全快してからそういうのは言って欲しいよね」
  アーチャ: 「今の状態では勝てん。全員が万全の状態ならなんとかならんでもないが、          少なくともこの状態では無駄死にするだけだ。撤退も含めて考えておかねばな」
  頼子  : 「その時は、まぁ、はぁ」         ユノを見る。
  GM  : ユノは頷きます。         ユノ「令呪を以って命ずる。ライダーよ、全力でトバルカインを殺せ!」         ぴかー。
  アーチャ: おいい!?(笑)
  頼子  : いや今じゃねえよ!(笑)
  GM  : いきなりです(笑)
  アーチャ: 「おいぃ!?」
  GM  : 和布「え?」
  頼子  : 「ユノ、ユノ、凄い。私等の話聞いてた?」
  GM  : ユノ「うん。ライダーをトバルカインにぶつけるんだよね?」
  アーチャ: 「さ、先に交渉すると目の前で話していながら、いきなり何をするのか、君はッ!?」
  頼子  : 「ライダーと交渉する理由は2つ。1つは先程も言った通り、          ライダーとの関係を良好に保つことで、令呪の効力を上げるため」
  アーチャ: 「そもそも、あの規格外のライダーのこと、令呪一画では抵抗されるやもしれんのだぞ!」
  頼子  : 「2つ。私が陣地効果のもとで、トバルカインの居場所を察知し、          其れをライダーに伝えることで、時間を短縮する」
  GM  : 校舎からものすごい勢いで、青いバイクに乗ったライダーが飛び出してきます。         ライダー「奏者ああああ!」   頼子  : 「まぁ、もう遅いけど」
  GM  : ものすごい重圧に耐えながらライダーが君たちの前に姿をあらわします。バイクに乗ってる。
  頼子  : ユノに令呪をもう一画渡す。
  GM  : ユノ「言った通りだよ」
  頼子  : 「ライダー、お前、ユノがどういう人間か、知ってたんじゃないのか」
  GM  : ライダー「余を犬のように扱うか!」
  頼子  : 「私よりも他者に対して無頓着だって」
  GM  : ライダー「それはそれ、これはこれだ。余は特別扱いでないと嫌だ!」
  頼子  : 「ユノに其れを求めるのは物凄い難しいが、特別扱いは今からでも一応出来なく無い」
  GM  : ライダー「いいだろう、やってやろうではないか……だが奏者よ、その前に一つ聞いておく」         令呪一画で効きそうです。
  アーチャ: ほう、まぁ普通は当然なんだが。
  GM  : ライダー「奏者よ。望みを言うがいい。余はそのために聖杯を得てやってもいいぞ」
  アーチャ: トバルカインを倒した後にユノごとラスボス化するフラグが(笑)
  GM  : ライダー「人間としてのあさましい欲望を吐き出すがいい。それが余の祝福するものよ」         ユノ「………」
  頼子  : ユノがなんて答えるか待ってる。         どんな答えでも、私の立ち位置は変わらないんだが。
  GM  : ユノ「ユノに願いがあるとしたら、それはもう叶ってるよ。だからライダー。お前は要らない。            約束通り、最後はユノが殺してあげるから。行ってくるといい」
  頼子  : ユノは分かんないな。
  GM  : ライダー「くっ……はっ。まったく余の奏者は……可愛さ余って憎さ百倍とはこのことよ」
  頼子  : 「悪いな。ライダー。私はどうすることも出来ん」
  GM  : ライダー「だが、まあいい。この仕打ちの礼はあとで帰すとしよう」         ぶおおおおん! と青いバイクをウイリーさせながら、ライダーがかっとんでいきます。
  頼子  : 「行ってこい。ライダー」
  アーチャ: 「…………怒涛のように去って行ったな」
  頼子  : 「はぁ……」         令呪は結局渡さず仕舞いだった。
  GM  : ユノ「さ、回復しよっか」
  アーチャ: 「もはや事は済んでしまった。こうあっては回復して万全の状態を整えるとしよう」
  頼子  : 「学校で、回復作業に入ろう」
  GM  : 和布「まあいいけど……あいつトバルカインの場所ってわかるのか?」
  頼子  : 「遅すぎる心配だ」
  アーチャ: 「さて。どこに居るのかもわからんが、探しまわっているのではないか?          まぁ、もしこちらに襲いかかってきたらユノ経由で念話で知らせればすっ飛んでくるだろう」
  頼子  : 陣地書き換えって行動要るの?
  GM  : 一応ね。
  頼子  : じゃあ、和布が陣地書き換えすれば、いいか。         とすると、この令呪、ユノに持たせておけば、ライダーを呼べるな。
  GM  : ドラムコー「よし、寝よう!」
  頼子  : ああ、うん、そうだな。寝るのが一番だな(笑)         とすると、アーチャーか、セイバーが陣地の書き換えをすべきか。
  GM  : セイバー「すみません。まずレベッカとお話をしてくれませんか?」
  頼子  : 「ん? ああ、そうか。レベッカか……          私の仕事じゃないな。アーチャーがいいよ」
  アーチャ: 「そういう問題か」(笑)
  頼子  : 「私は信用も信頼もされてないし、感情的にも嫌われている。そんな人間の言葉を誰が聞くんだ。          トバルカインレベルだぞ。今の私は」
  GM  : それは卑下し過ぎだ(笑)
  頼子  : でも実際問題、レベッカを後ろから撃ったのは事実だからな、命を助けるためだとしても(笑)
  アーチャ: フォローのしようもあったとは思うがな、まぁ命には代えられん。
  GM  : 和布「じゃあ僕は結界を見てるから、朝倉は寝たらどうだ?」
  頼子  : このセリフ、このセリフ、夢で何度も見た気がする。この展開の後和布が死ぬ!
  アーチャ: ありえそうで嫌だ(笑)
  GM  : 和布「あ、それからこれ渡しておく」         と散術銃を。性能は前と同じ、二回分。
  頼子  : や、やだ。和布が死にそう。
  アーチャ: 状況的に形見っぽくなってきたぞ(笑)
  GM  : 形見というならシャルルマーニュの護符を渡せ(笑)
  アーチャ: この状況でカズフサを害する存在……トバルカインが無ければ、そろそろ行動しそうなドラムコーか?
  頼子  : 「ああ、ありがとう」
  GM  : 和布「そういえば、なんか昨日の夜に電話で何言ってたんだ?」
  頼子  : 「大声で言ってたのに聞いていなかったのか?」         ユノの居る場で言いたくない。超言いたくない。
  アーチャ: ん、よく考えたら戦争終盤での告白も死亡フラグだな(笑)
  GM  : 和布「意味がわからなく手ポルナレフ状態になったぞ」
  頼子  : 「ストレートにそのまま受け取ればいい」
  GM  : 和布「どっちをだ!? まあそのことはあとでゆっくり聞くからな」
  頼子  : 「どっちって、帰結としては1つしか無いだろうに」
  GM  : 和布を売り渡す方か?(笑)
  頼子  : ちげえよ! なんでだよ!(笑)
  アーチャ: 返事は後で聞く、これも死亡フラグだ……ここまで重なると逆に死なない気がしてきたな(笑)
  GM  : ユノ「何の話だったの?」
  頼子  : ユノ、ユノって、どういう風に考えてるんだろう。         私はユノを親友として愛するが、ユノは、どうなんだろう。         分からんな。分からんわ。此れは分からんわ。
  GM  : まあわからんだろう。
  頼子  : 「和布が結界を見ていてくれるから、寝てもいいそうだ」         レベッカに話を聞くと行動使うんだよな。寝れなくなってしまう。やっぱりアーチャーだな。
  GM  : アーチャーは寝ないだろう。
  アーチャ: というか、元々寝ても回復せんしな。
  頼子  : アーチャーに任す。
  GM  : ユノ「ユノも寝るね」
  頼子  : 「おやすみ。ユノ」
  GM  : ドラムコー「ボクも寝ていい?」
  頼子  : 「お前は寝る必要ないだろう」
  アーチャ: この場合、カズフサの死亡フラグ的にはユノとドラムコーが最優先候補なわけだが。
  頼子  : 全てはアーチャーにかかっているぞ(笑)
  アーチャ: 特に、対して減っていないのに休もうとするユノが微妙に不安だ(笑)
  頼子  : 私が寝てる間に和布が死んだら、もう、私は、やばいぞ(笑)
  GM  : 何がやばいの?(笑)
  頼子  : 何しでかすか分からんぞ。
  アーチャ: 精神的にやばいんだろう。もう、聖杯に願いを託してしまうくらい。
  GM  : ところでマリは今だれが持ってるの?
  頼子  : 私が持ってる。
  GM  : わかった。
  アーチャ: 今それを確認するとか(笑)
  頼子  : 現状は私が持ってる。魔眼ぴかー。
  GM  : 寝るんだろ(笑)
  頼子  : まあ寝るんだが。
  アーチャ: あ、そうだ。
  頼子  : アーチャー、持ってる? 預かるか?
  アーチャ: では、分かれる前に少しやりたいことがある。
  頼子  : ほう。
  アーチャ: この場に全員が居ることが条件で行われる小細工だ。
  頼子  : ゆ、ゆえつ?
  アーチャ: 「そうだ。カズフサ、少し構わないか?」
  GM  : 和布「なんだ? 僕はこれから忙しいから手みじかにな」
  アーチャ: 「ああ、命が掛かっている物についてこう言うのは少々心苦しいが、例の護符をしばし貸して貰えないか?」
  頼子  : 「……」
  GM  : 和布「え、えー……いやそうだな。まあちょっとの間なら大丈夫だろ」
  アーチャ: 「まぁ、本当は朝の段階でも言うつもりだったのだが、          先のライダーが飛び出した件で時間的猶予が無くなったからな」
  GM  : 和布「いいか。絶対に壊したりするんじゃないぞ、幻想破壊とかやめろよな!」         むにゃむにゃと念じて、ぴかーと護符が胸元から出てきます。
  アーチャ: 「そんな心配をせんでも破壊したりはしない。する意味もないしな。          彼の護符は触媒としても非常に優れている。少しでも態勢を立て直せないかと思ってな」
  GM  : 和布「気持ち悪いな……ゲロ吐いたみたいな気分だ」         ドラムコー「あのさあ……それは偉大なシャルルマーニュの護符だよ?               それを手にしたものは皇帝になる運命にあるっていう。               本物の聖遺物。たぶんそのせいでボクが呼ばれたんだと思うけど。               本来は和布ごときがもっていていいものじゃないんだから自覚してよね」         和布「うるさいな、知ったことか!」
  アーチャ: 「そこまで貴重な物とは思わんだが、これが重要なのは百も承知だ。          だからこそ、そんなものに頼らねばならんほど、現状は切迫しているのだが。          まあいい。無いと動けないということはないのだろう、悪いが暫く借りるぞ」         というか、性能を見たら邪悪な存在は装備できないらしいんだが、秩序・悪の私は使えるのか?(笑)
  頼子  : お、お前、お前より私が持ったほうが強いじゃないか(笑)
  GM  : 大丈夫。ライダーとかバーサーカーとか、獣さんはアウトだけどな(笑)
  頼子  : ああ、うん、まぁ、存在的邪悪だな……とばるかいんは?(笑)
  GM  : アウトに決まってるだろ(笑)
  頼子  : ああ、使徒だった。邪悪だ!          良かった! アーチャーは邪悪じゃない!
  アーチャ: いやまあ、この場でいう小細工は単純にカズフサが護符を持っていないことに意義がある。         要するに、誰かが行動を起こすにしても、護符が無ければ白聖杯は使えないわけだからな。
  GM  : ん? 使えるよ、別に。         というかむしろ護符の代わりに聖杯を入れる形だから、護符があると邪魔。
  アーチャ: ん? 翁の話では護符で安定させるとか言っていなかったか?
  GM  : そう。護符の力で白聖杯を浄化していた。でも実際使う段になれば関係ねえ!
  アーチャ: うおい、小細工が!?(笑)
  頼子  : えええー、お前ー(笑)
  アーチャ: ううむ、護符が必要と勘違いしていた。
  GM  : まあ気にするな(笑)
  頼子  : つまり和布にマリを突っ込んでおけば、また安定するのか?
  GM  : 安定する。
  頼子  : そうすると、和布とマリは、どうなるんだ?
  GM  : わからんね。
  頼子  : いきなり和布の口からマリの声が聞こえるとか。
  GM  : 和布が女になるかも?(笑)
  頼子  : 其れは、困るなぁ、私自身は同性愛者じゃないんだよ(笑)
  アーチャ: 分けておけば敵対者は、マスターから小聖杯、私から護符を奪う。         と、二工程必要になるから牽制になるかと思ったんだがな。仕方ない。         単純な戦力アップというか、今は回復魔術の効能があがると思っておこう。
  GM  : では、アーチャーとレベッカの会話をするか。
  アーチャ: ああ。
  GM  : 頼子とユノは寝る? 地下の仮眠室で。
  頼子  : ああ、地下の仮眠室になるの? 近くで寝るよ。襲撃があった時のために。         トバルカインが来たら、流石に私なしでは無理だろう。MP足りてないから、微妙といえば微妙だが。         ユノが寝に行ったなら、和布に声だけかけておくか。あと、聖杯、アーチャー、持ってる?         今から寝るから、寝てる間に盗まれると、魔眼の効果は発動しないかもしれない。         気配察知、魔眼についてるから。
  アーチャ: 責任重大だが、まぁ寝ている間に奪われるよりはマシか。
  頼子  : 壊したらもう、アーチャー、お前、自害させてやるからな(笑)
  アーチャ: 気配察知はCで持ってるから大丈夫だ、多分(笑)
  頼子  : 不安だわ(笑)
  アーチャ: では、レベッカに会いに行くか、セイバーも一緒の方がいいか?
  GM  : セイバーは普通に同行です。
  アーチャ: だろうな、まぁ内緒話をする気もない、敢えて言えばカズフサが心配になるが。
  頼子  : 和布は? というか、和布、死んだら、相当やばいんだけどな。
  GM  : レベッカは既に起きていますね。配置決めておこうか?(笑)
  アーチャ: なんというか、不安で仕方ないな(笑)         信用できる筈の味方がほぼ獅子身中の虫って、なんだこの状況は(笑)         唯一、まったく心配のなさそうなセイバーが私に同行しているが、かといって立場的に同行しないのも変だ。 仮眠室:ユノ+頼子+ドラムコー 魔法陣室:和布 校庭:アーチャー、セイバー、レベッカ   GM  : こんな感じか。
  アーチャ: カズフサが一人でいる!?(笑)
  頼子  : 私は和布の居るとこで寝る。         駄目だ。絶対死ぬ。だから和布の近くで寝る。
  GM  : 魔法陣室は寝る施設じゃねえぞ(笑)
  頼子  : 何処で寝ても回復量は同じはずだ!(笑)
  アーチャ: 確かに、このままだとカズフサが死ぬ未来しか見えない(笑)
  頼子  : 朝倉家なんて野ざらしで布団もないぞ! ライダーが屋根ぶっ飛ばしてったせいで!(笑)
  アーチャ: 今回、オルタも屋敷をぶっ壊して登場したから、更に壊れたな。
  GM  : 邪魔(笑)
  頼子  : 和布1人だと死ぬだろうが! 夢と同じ展開になる!(笑) 仮眠室:ドラムコー 魔法陣室:和布+ユノ+頼子 校庭:アーチャー、セイバー、レベッカ   GM  : こんな感じか。
  アーチャ: ユノがついてきたぞ(笑)
  頼子  : あれ?(笑)
  アーチャ: まぁ、当然と言えば当然か。
  GM  : 和布を殺すためにな(笑)
  頼子  : 駄目じゃねえか!(笑)
  GM  : 違う。和布が頼子に不埒な真似をしたら殺すだけだ(笑)
  アーチャ: 本音がポロッと漏れたぞ(笑)
  頼子  : 和布を殺されたら頼子はどうすればいいんだよ。ユノに殺されたら本当に狂う。
  GM  : まあそんな未来はさておこう。
  アーチャ: くそ、聖杯戦争だけでも大変なのに、なぜこんな微妙な人間関係まで心配せねばならんのだ(笑)
  GM  : 恋愛ゲーだからか?(笑)
  アーチャ: ヤンデレとかしか居ないじゃないか(笑)
  GM  : さておきレベッカとアーチャーとセイバーの話にいこう。校庭で話です。
  アーチャ: なんで校庭なんだろうな。
  GM  : 別に意味はない。
  GM  : レベッカ「来たか……」
  アーチャ: 「ふむ、目が覚めていたのか。身体に異常はないか?」
  GM  : レベッカ「色々と迷惑をかけたようだな……記憶はあるから説明は不要だ」
  アーチャ: 「その点については礼は不要だ。私としても思う所があったから助けた。          渡りに船ともいうが、セイバーからの救援要請もあったしな」         まぁ、実際に助けたのはマスターだが。
  頼子  : お前の手柄にしとけ。アーチャー。私はレベッカに好かれる気はない。         お前が助けたいと言わなければ助けなかったんだからな。
  GM  : レベッカ「すまない、不覚だった。もしも次があれば遠慮なく殺してくれ」         セイバー「レベッカ。貴女を助けてくれたのは頼子ですよ」         レベッカ「………」
  アーチャ: 「マスターはマスターで屈折している。おそらく、素直に礼を言っても受け取るまいよ。          それに。おそらく、次の機会はないと思うがな。この戦争も直に終わる。そうなれば私は座に還る身の上だ」
  GM  : レベッカ「……これからどうするつもりだ?」
  アーチャ: 「作戦としては、ライダーとトバルカインを相討たせることになった。          まぁ、相打ちにでもならん限りどちらかが生き残るだろうが、それを叩く。          ただ、問題はマスターの目的である友人らの救済がな……どちらも、普通の方法では助かるまいよ。          それこそ、聖杯という願望器に祈るほどの奇跡が必要となる、と私は見ている」
  GM  : レベッカ「貴様等には大きな借りが出来てしまったな……手を貸そう」
  アーチャ: そう言ってくるとは思っていたが、果たして戦力としてはどうなんだろう、私(本体)よりは強いんだろうが(笑)
  GM  : 大事なのは気持ちだろ?(笑)         セイバー「ではこれで仲直りですね」
  アーチャ: 「ふむ……気持ちは嬉しいが、教会のものとして聖杯の完成に手を貸すのは大きな瑕になるのではないか?」
  GM  : レベッカ「あれは元より真の聖杯ではない。それはセイバーの話で確信も持てた……だが。              だが、やはりあれは破壊すべきものだろう。その考えに変わりはない。              ま……一時休戦だ」         ツンデレっぽく。
  頼子  : お前もツンデレか(笑)
  アーチャ: 「く。お互い、言い訳せねば行動もできんというのも大変だな」
  頼子  : 和布、割りとハーレムっぽい位置にいるのに、全然羨ましくないのは何故なんだろうな(笑)
  GM  : 単純にヒエラルキーが低いせいだろ?(笑)
  アーチャ: それはな、主な女性陣が頼子(性格破綻者)、ユノ(ヤンデレ)、レベッカ(狂信者)だからだ(笑)
  GM  : レベッカ「お前はどうなのだ、アーチャー。お前たちは聖杯を望むのか?」
  アーチャ: 「さて、私自身、今回の戦争ではいろいろなことを考えさせられた。          どことなく過去の私に似ていると感じさせられた君も救助できたし、思い残すこともない。          となれば、本人には言っていないが、今はマスターの決断と決着を見届けたいと、それだけを考えている。          もっとも、マスターの決断に聖杯が必要とあれば、それを手にするのはサーヴァントの役目だがね」
  GM  : レベッカ「勝手に私を助けて勝手に行くな!              師父といいお前といい……そんなものばかり押し付けられても、私は受け止めきれん」         セイバー「たしかに勝手かもしれませんが……私の願いも同じようなものです」
  アーチャ: 「仕方がない、歳をとるとどうしてもそうなってしまうものだ。人は受け継ぎ、繋いでいくものだからな」
  GM  : レベッカ「勝手なことばかり言って……」
  アーチャ: 「私のようになるな、とは簡単に言えるが。          それを受け入れる必要なない。ただ壊れた異端者が戯言を言ったと聞き流せばいい。          思う所があれば思いだして欲しい。師の生き様を。聖人の祈りを。異端者の戯言を。          ……君はまだ若い。ゆっくり消化すればいいさ」
  GM  : レベッカ「………ああ、わかった」         そんな心温まる会話があったところでシーンをカットしよう。
  アーチャ: 理想的な展開だが、思う所がないではない。         ……従者としての行動はカズフサ、先達として導くのはレベッカ。         マスター、頼子に対してはなにも残してやれなんだなぁ。
  頼子  : アーチャー、お前はそんなことを悩んでいたのか?(笑)         レベッカもセイバーもアーチャーも幸せそうだな。感動的だな。
  GM  : だが無意味だ。
  頼子  : 私の周りは未だ何も変わってないというのにな!
  アーチャ: 難しいのだよ、ただ『救済』を願いとすると。         救済を求める途中にあった救いを逃すわけにもいかんからな、殺すことはできても見殺しにはできない。
  頼子  : アーチャーがマスターの頼子を置いて、一人聖杯戦争終わっちゃってるあたりとか、うわヒデエって思ったりした。
  アーチャ: なにをいまさら(笑)
  頼子  : 座に帰るって話を聞くと、益々孤立感が深まる。
  アーチャ: もとより、PL的に聖杯に願いを叶えさせるわけにはいかんからな、途中で答えを得るつもりだった。
  頼子  : 私も聖杯頼らない予定だったのになぁ。
  アーチャ: 過程、頼子の成長を見て答えを得るつもりだったのに、そんな関係ではなくなってしまったので(笑)
  頼子  : 私は完成してたからな(笑)
  アーチャ: 既に完成しているマスターを持つと、幸せだが物足りない(笑)
  頼子  : 代わりに外部に其れを求めて解決したじゃないか!(笑)
  アーチャ: その分はカズフサやレベッカで補った、今は満足している(笑)
  頼子  : 私は何も解決してねえ(笑)