第二次月詠聖杯戦争9日目 深夜パート1
9日目 深夜 朝倉家
頼子 : で、キャスターは何処へ行けと言っていた? 先に言っておくと、私は言われた通り、2人だけで行くぞ。 あとユノとかにも言うべきか! 何処からスタートだ!
GM : 朝倉家で作戦会議だ! というかユノを説得だ。和布はまだ部屋にこもってる。
頼子 : 「ユノ、ユノ、ユノは此処にいろ。絶対だ。絶対だ」
GM : ユノ「じゃあキャスターを殺しに行こうか」
頼子 : 「そう言うと思ったから此処にいろ。トバルカインの思い通りじゃないか。 分かった。分かった。大体わかった。だからキャスターは倒せない」
GM : ユノ「わからないよ。せめてプールの近くで待機してるよ」
頼子 : 「ユノの言うとおりだ。冷静になって考えれば良かったんだよ。 トバルカインは普通の死徒で、普通の思考回路を持った、普通の参加者でしか無い。 其れだけだったんだよ」
アーチャ: 「マスター、念の為言うが、言われるまま動いてはそれこそキャスターの思い通りだぞ。 マスターはキャスターを倒せないかもしれんが、キャスターはマスターを倒せる、 いや積極的に倒しにくるのだから」
GM : セイバー「アーチャーはどうしますか? 実際のところ危険だと思いますが…」
頼子 : 「アーチャーはそもそも一緒に来ても無駄だ。遠距離にいなければ何の意味もない」
アーチャ: ひでえ(笑)
頼子 : 「ユノはプールの近くにいていい。止めても無駄だろう? キャスターだってユノを制御できるなんて思ってもいないだろう」
GM : ユノ「うん、わかった」
アーチャ: 「私はカズフサについていようと思う。どちらかというと、今まっさきに狙われそうなのは彼だからな」
頼子 : 「其れでいい。其れでいい。獣も要らん。セイバーと二人でいい。セイバーは霊体化してろ」
アーチャ: 「ついでに、暴走しがちなドラムコーの監視も含める。良い意味でも悪い意味でもな」
頼子 : 「ドラムコーか。ドラムコーか。糞」
GM : ドラムコー「呼んだ?」
頼子 : 「ユノ、プールの近くにいてくれ。何処にも行くなよ。頼むから」
GM : ユノ「うん。何かあったら突入して皆殺しだね」
頼子 : 「何も起きん」
GM : というわけで配置は決まった。
頼子 : アンナに電話しておくが、キャスターあんな連れてきたりしないよな。言ってたか?
アーチャ: 監督役を立ちあいにすると言っていた気がするが。
頼子 : じゃあいい。電話しない。いや、電話してもいいか。電話したらまずい理由はないよな。 キャスター側から見ると、なんだ? どう見える? あんなに電話する……意図は、確認? 駄目だ。思いつかない。
アーチャ: 四騎同盟と監督役との癒着? いや、どちらかというとキャスターの方がそれっぽく見えるしな(笑)
頼子 : アンナに電話する。
GM : はい。家電話ですね。 PRRRR
頼子 : 携帯じゃないんかい(笑)
GM : 頼子は携帯持っていたのか!?
頼子 : 携帯持ってていいって言われたから持ってるよ!(笑) 寧ろ固定電話なんて誰が維持してたんだ(笑)
アーチャ: いまどきの女子高生が携帯持ってないとか(笑)
GM : じゃあ携帯で。携帯こそ誰が金払ってるんだよ(笑)
頼子 : 此処空き家だぞ(笑)
GM : あと頼子は女子高生じゃない。
頼子 : プリペイドの何が悪い。
GM : アンナ『もしもし?』
頼子 : 「監督役のアンナさんですか? キャスターとの会合に立ち合いなさると聞いたのですが」
GM : アンナ『そうですわよ。どちらさまでしょう』 初対面! いや対面すらしていない。
アーチャ: 寝てたしな。
頼子 : 「頼子です。アーチャーのマスターの」
GM : アンナ『承りました。監督役のアンナ=エーベルハルトです』
頼子 : 「来るかどうか、もし来ないなら、連絡がつくようにしておいて頂けると有難いです。 聞きたいことが出来ると思いますので」
GM : アンナ『既に会合場所の市民プールに来ていますわ』
頼子 : 「了解しました。ありがとうございます。そちらに向かいます」 よし、切ろう。行こう。
GM : 切った。出発! ユノと頼子とセイバーが出発だね。
頼子 : うん。ユノも行くって伝えたかったが、ユノがいるから言えない。
9日目 深夜 住宅街/プール 丘/朝倉家
アーチャ: 残っているのは、カズフサ、ドラムコー、私……ライダーはどうした?
頼子 : 消えた。獣さんもアーチャーのとこだ。
GM : ユノ「今の誰?」
頼子 : 「新しい監督役。本当の監督役」
GM : ユノ「今更だね」
頼子 : 「お陰で分かった」
GM : ユノ「なにが?」
頼子 : 「トバルカインのことが」
GM : 何がっていうか、ユノ。知ってたわ。
頼子 : 知ってんのかよォォォォォォー!!!
GM : ユノ「そう。アンナさん、戻ってきてたんだ」
頼子 : 知ってんなら言えよォォォォォー!(笑) 「知合いか」
GM : 知り合いじゃない方がおかしいだろ(笑) ユノ「うん。昔にアーネンエルベにいた人」
頼子 : 「ますますもって有難い。信頼出来る」 がんがん行く。キャスターと戦う時点で負けだ。この戦争は。
GM : ではプール施設前に尽きます。
頼子 : 寧ろ此処まで何故分からなかったのか、もっと早くに気づくべきだった。気づけるのが私だけだったのに。
GM : ユノ「ここで待ってるね」
頼子 : 「そうしてくれ。気をつけてな」 中に入る。
アーチャ: 一応、そこもキャスターの陣地らしいので、爆発には気を付けてな(笑)
頼子 : 嫌だな(笑)
GM : 入ってすぐの受付にはアンナさんが待っています。 アンナ「こんばんは」
頼子 : 「初めまして。アンナさん」
GM : アンナ「初めまして。アンナ=エーベルハルトです」
頼子 : 「朝倉頼子です。ユノのお知り合いだそうで?」
GM : アンナ「ええ。娘……のようなものですわ」
頼子 : 「信頼出来そうでよかった」
GM : アンナ「ありがとうございます。このたびは大変でしたね」
頼子 : 「いえ、まだ其の言葉は早いです」
GM : アンナ「大佐はプールの方で待っています」 案内してくれます。
頼子 : 「ユノは外で待ってます。先に伝えておきますね」 フェアじゃないのは今は駄目だ。 私に出来るのは交渉じゃない。相手に考えさせることだけだ。 ついていく。
GM : 広大な温水プールで、入ってきた側の反対側に、何人かの人影があります。 というかライトがついてるな。
アーチャ: 自分の陣地だと思って演出過剰だな。
頼子 : 魔眼を発動させて見ておく。誰だ。誰と誰と誰が居るんだ。
GM : デブの大佐、ドイツ兵士風の兵士たち、そしてうつむいたレベッカ。
アーチャ: レベッカはそちらに居たか。
GM : 大佐「やあ、会談へようこそ。実りある内容になることを祈るよ。 なあに気楽にやろう。破談に終わっても即戦争になるだけだ」 アンナは二つの陣営の間側に歩いていきます。
頼子 : 「キャスターは居ないんですね。いや、キャスターも今、聞いてるならいいんです」
GM : ぼうっと、大佐の横に幻影が現れます。 キャスター『朕はここだ……セイバーを見せてもらおうか』
アーチャ: いつもの幻影か。
頼子 : 「セイバー。姿を見せてやってくれないか」
GM : セイバー「……私はここにいます」 出現。
頼子 : 「撃たないでくれよ。すぐ死んじゃうからな」 勿論庇う用意はしておくけど。
GM : セイバー「レベッカ、無事ですか!」
頼子 : 五体満足なの?
GM : 武装もしています。
頼子 : 明らかに操られて戦うフラグ(笑)
アーチャ: この状況での武装はむしろ不穏だ(笑)
頼子 : でも戦う気がない。私には。理由もない。戦わない理由ばかりがある。
GM : 大佐「彼女は現在ある種の催眠状態にある……緊箍児というらしい。キャスターの宝具だ」 さっそくネタばれしてくれる。
頼子 : 「よく分からないけど分かった」
GM : 頭に曲がった輪っかがはまっています。
アーチャ: 孫悟空もびっくりだな。
GM : まさにそれだ!
頼子 : 孫悟空じゃねえか(笑)
アーチャ: 念仏を唱えるとギリギリ縮むことで有名な奴だ(笑)
GM : でも頼子はそっち方向の魔術師じゃないんでな。
アーチャ: むしろ中華系宝貝ばかりに詳しい魔術師って謎すぎる。
GM : 仏教系ならインドでもいいんじゃね? キャスター『それではさっそく確かめさせてもらおうか……百人長!』 大佐「はっ。令呪を以って命令する」 大佐が、左手の手袋を取ってかざす。その手の甲には令呪!
頼子 : 「何を?」
GM : 大佐「セイバーよ。聖杯に関して真実を供述せよ!」 セイバー「うぐっ!」
頼子 : 令呪を使って其れを確かめるのか。なるほど。なるほど!
GM : これなら確実! セイバー「聖杯は……汚染されています! 吐き気を催すような邪悪に」 キャスター『むうう……』
頼子 : 「確認するほどのことでしたかね」(首をこきこき)
GM : セイバー「しかし御門家の長は、大聖杯を浄化する方法があるといいました。 それは御門和布を、聖杯の器として聖杯を起動することです」
頼子 : 「おお、こっちは確認するほどのことだ」 此処まで言うんだな。
GM : でもこれはまた聞き。まあ知ってることは一通りな。 セイバー「その結果、御門和布は死ぬ……と、御門の魔術師は言っていました」 キャスター『……わかった、もういい。 認めなければならないようだな。聖杯が汚染されていると』
頼子 : 「そうですね」
アーチャ: 再確認といったところだな、同時にアンナから聞いた話が全部かの確認もしたのだろう。
GM : ちなみに今のはレベッカから奪った例呪でした。
頼子 : また令呪がなくなった。 でもレベッカは無事だった。此れは素晴らしいことだな。
GM : お前のじゃねえ(笑)
頼子 : うるせー!(笑)
GM : アンナ「だから言いましたのに…」 キャスター『うるさいだまれ。 それに聖杯の汚染はセイバーが直接見聞きしたことだが、浄化についてはまだ確証はない』
頼子 : 「でも此れで貴方に話すべきだと確信できた」
GM : キャスター『なにをだ。アーチャーのマスターよ。 監督役の件か。それなら条件次第では構わんぞ』
アーチャ: お、キャスターが珍しく譲歩(?)しようとしている。
頼子 : 「貴方以外の誰もが本当の意味で聖杯を求めておらず、 また、求めていたとしても其れを手にするだけの力がない。 監督役、まぁ、アンナさんではない方の事なんですが」
GM : アンナ「紛らわしいですわね。トバルカインと言ってください」
頼子 : 「監督役襲撃に関しては、話をしてからにしましょう。 話す前に死にたくないですし、協力して頂けなくとも、私が死んだあとでも、 知っている人間を作るという意味で意義があるし、また、私の脳内を整理する事もできますから」
GM : キャスター『何の話だ?』
頼子 : 「トバルカインを襲撃したい理由です。 アンナさん、聞きたいことがあるんですけど。いいですか? まず、トバルカインは前回の聖杯戦争の参加者ですか?」
GM : アンナ「いいえ。ただトバルカインの徒弟は参加していましたわね。フィーネという少女です」
頼子 : 「なるほど」
GM : アンナ「従えていたのはバーサーカー。最後まで残っていたはずですわ」
頼子 : 「つまり、トバルカインは聖杯戦争がどのようなものか知っており、また、前回の結果も結末も知っていると。 次、前回の監督役はどのような方でしたか?」
GM : アンナ「聖堂教会から派遣された、ヴァレンタイン神父です。 ただ、彼はアサシンを召喚していたので、途中からは私が監督役を引き継ぎました。神父は死亡しました」
頼子 : 「前例も見ている。ありがとうございます」
GM : キャスター『一体何が言いたいのだ』
頼子 : 「さてと、キャスター、トバルカインを倒すべき理由は、単純明快です。彼は聖杯戦争参加者です。 普通に聖杯を求めてこの戦争に参加しており、また、サーヴァントも持っています。 トバルカインはこの戦争に勝つために監督役として赴任しました。その為に正式な監督役を除去し、 監督役に成り代わり、自身が有利なようにルールを作りました」
GM : キャスター『九騎目のイレギュラーというわけか』
頼子 : 「そうです。監督役がサーヴァントを所持し参加できる事は、既に前回の聖杯戦争で証明済みです」
GM : キャスター『その上自分の部下を三人も参加させていた。ふん、念の行ったことだな』
頼子 : 「そして、令呪を集めるため、マスターが死にやすいよう、マスターカードのルールも整備しました」
GM : キャスター『だがまあ、裏目に出たようだな。奴の部下は全滅し、奴自身も地底に閉じ込められた』
頼子 : 「いえ、この結果は予定通りであると考えられます」
GM : キャスター『なんだと?』
頼子 : 「理由は2つ。1つは、地下に閉じ込められた原因は、部下の行動であること。 もう1つは、最も危険な要素である、聖杯を破壊する勢力を排除出来たことです。 この戦争において一番危険なことは、自身が願望器を手にする前に、聖杯が破壊されることです。 そして其の勢力が存在することを、前回の聖杯戦争で知っています。 教会の勢力ですね」
GM : セイバー「私は今でも、あの聖杯は破壊すべきと思っています」
頼子 : 「其れに対向するために、トバルカインがしたことは2つ。1つは聖杯を自分のサーヴァントに埋め込むこと。 もう1つは、聖杯を私の親友、唯野マリを素材にして作り、私を聖杯戦争に参加させること」
GM : 大佐「ははは。まあ言ってはなんですが、聖杯をまともに求めている人間などほとんどいませんからな」
頼子 : 「マスターカードの通知によって、唯野マリが聖杯だと知ったなら、私は全力で其れを守りぬきますし、 其れに、部下も暫くはいる。実際セイバーが聖杯を破壊できそうになったタワーでは、 ランサーが邪魔に入って事無きを得ています。其れに、そのランサー、つまりトバルカインの部下にも、 唯野マリの近親者を入れておいた。自身の部下が実際には忠誠を誓っていなかったとしても、 聖杯、つまり唯野マリは守られる。そして、次に、唯野マリの心臓が、肉体から離された時です」
GM : キャスター『貴様が朕に依頼した件だな』
頼子 : 「実際には唯野マリの肉体はトバルカインのサーヴァントであり、 唯野マリの存在は心臓、つまり小聖杯に基づくものでした。 今貴方が持っている小聖杯こそが、唯野マリです。 しかし私は其れに気付いていませんでした。ランサーも死んでいます。 そうすると、トバルカインは唯野マリの肉体、つまり自身のサーヴァントを覚醒させ、 私にマスターカードで連絡した」
GM : 大佐「恐るべき悪趣味ですな」 アンナ「最低の屑ですわね」
頼子 : 「同時期、私もセイバー組も、トバルカインの居場所を掴んでいました。 なので、トバルカインが自身の居場所をばらすことは問題ありませんでしたし、 逆にそうなることも分かっていたので、サーヴァントを覚醒させたのでしょう。 マスターカードで呼び出した私に、トバルカインは唯野マリが、小聖杯自身であると伝えます。 此れでまず、私が小聖杯を守りに行くことが確定し、また、其の情報がセイバー組に漏れることで、 セイバー組の行動を、トバルカイン殲滅の方へと誘導します。 小聖杯を壊しに行く場合は、キャスターと私が障害となりますが。 大聖杯ならば、トバルカインただ1人ですからね。 其の上で、部下に自身を地底に閉じ込めさせた。 この時点でセイバー組がトバルカインの居る元へ行くには、令呪を使うしか無く、 また、脱出も同じく令呪が必要になります。戦力を削る事が出来、また、確実に倒すことができる」
GM : セイバー「……」 キャスター『その割にはセイバーはまだ生きているようだがな』
頼子 : 「実際、トバルカインはセイバー組、つまり教会の人間に対して絶対勝利出来るよう仕組んでありました。 白木の杭は彼には刺さりませんし、セイバーに対しては、彼のサーヴァントの宝具は、ロンゴミアントですからね。 セイバーは間違い無くわざと逃されました。現状のトバルカインにとって最も警戒すべき対象は、2つ。 強化されきったキャスターと、ライダーです。ライダーを警戒していたのは間違いないと思います。 ライダーのマスターが死に、其の侭ならばゆっくりと消えていくところを、予定外にもユノがマスターになった時。 其の次の朝、マスターカードにメールとチャット機能が追加されました。 同盟を組みやすくするための物です。 ライダーは、明らかにこの聖杯戦争最強の存在です」
GM : キャスター『ふん……』
頼子 : 「そして実際、キャスターは同盟を組もうとしましたからね」
GM : キャスター『つまり貴様はこう言いたいわけか。全てトバルカインとやらの計算のうちだと』
頼子 : 「まぁ、簡単に言えばそういうことです」
アーチャ: 監督役に裏があるのは当たり前みたいに思っていたが、逆に正統派の不正というのは想像の埒外だったな。
頼子 : 「勿論計算外の事も色々起きているとは思いますけどね。 其の度に軌道修正してきたのも、先ほど述べて来た通りです。 現状トバルカインの元には最低でも令呪が5つあると考えられます。 ミラージュの物、ランサーの物、お姉ちゃんのもの。 アンナさん、前回の聖杯戦争の令呪は持ち越せるのでしょうか?」
GM : アンナ「正直分かりませんが、基本的には皆さん使い切っていたと思いますわ。もちろん私もです」 キャスター『令呪か……ふん』
頼子 : 「正式な参加者ではないトバルカインは通常の令呪を持たないはずなので、 部下であるアナスタシアやランサー組の物を鑑みて、5つ程度ですかね」
GM : キャスター『まあそ奴が参加者であり、そして優位な立場にあるというのはわかった』
頼子 : 「どうも。キャスターから何かしら疑問があれば仰ってください」
GM : キャスター『だが、朕はまだその話を全て信用しているわけではない。特に浄化の話はな』
頼子 : 「信じる必要はありませんよ。知ってるだけで結構」
GM : キャスター『トバルカインを倒すために手を組みたいというのなら、条件がある』
頼子 : 「聞きます」
GM : キャスター『一つは、ライダーを先に始末すること。 そして御門海産物とやらを、ライダーを倒すまで朕に預けることだ』 一つと言いつつ二つだ!
頼子 : 「2つもあるんでこちらも条件を言ってみてもいいですか? 勿論理由も一緒に述べます」
GM : キャスター『言ってみろ』
頼子 : 「1つはレベッカを返して貰いたいのです」
GM : キャスター『もう一つは?』
頼子 : もう1つは、どうしよう。
アーチャ: おい(笑)
GM : 言ってみただけ?(笑)
頼子 : 普通に和布を殺さないで欲しかったが、其れより何より、もっと重要なことが合った。 聖杯だ。マリだ。
GM : 言ってみたら?(笑)
頼子 : まぁ、其れもそうだな(笑) 相手も1つと言いつつ2つだったし、3つでもいいだろう(笑)
アーチャ: というか、普通にカズフサの進退をこっちで決めていいもんか(笑)
GM : あれだな。チェコスロバキアの割譲をイギリスが決めるような(笑)
頼子 : 「マリを、つまり、小聖杯を調べさせて頂きたいと言う事と、和布の処遇を一応和布に聞くことです。 3つだった。流石に小聖杯を貸して頂くのは、難しいですよね?」
GM : キャスター『いや。御門海産物と交換ならば構わん』
頼子 : 「おや」 うわぁ。和布を守る。マリも手に入れる。 両方やらなくちゃいけないのが、頼子の辛いとこだな。
アーチャ: というか、カズフサの名前が海産物で固定になってる(笑)
GM : キャスター『どの道御門海産物が使えなければ、その小聖杯などガラクタ同然だからな』
頼子 : 「私も貴方も、調べなければ何も分からない、と言う事ですね」
GM : キャスター『ああ。浄化の話が本当か、海産物を調べさせてもらおう』
頼子 : 「死んだり殺されたり五体不満足にされると困るのですけども」 まぁ、死んだりしたら機能が消えるからしねえだろうが。
GM : キャスター『貴様等はその間にライダーを倒せ。そしてそれが成ったのなら、監督役の始末に手を貸そう』
頼子 : ライダーを倒すのはいいんだよな。 私はライダーと戦いたかった。ずーっとずーっと戦いたかった。 でもライダーって、私の推理によると、今の処、命を粗末にすること以外別に悪いことしてねえ。
GM : 要するに。監督役を倒した時点でキャスターが四騎同盟を相手取らないという展開に持っていきたいわけですね。
頼子 : 正しいな。
GM : 特にライダーが混じってると絶望的すぎるんで。これを聖杯戦争脳といいます。
頼子 : レベッカが手に入れば、ライダーを倒すのは問題なく可能だろうし、アーチャーの約束も守れる。
アーチャ: ライダー倒すのにメカランサーかハニワ兵でも借りたらどうだ?
頼子 : しかもマリまで戻ってくる。だが和布が死ぬ。また来た! 和布が大切な存在になり過ぎた。
GM : いやレベッカを渡すか、聖杯を渡すかはどっちかじゃね?(笑)
頼子 : え? どっちかってどういうことだ。
GM : 頼子が、聖杯と和布を交換する。あるいは和布とレベッカを交換する。 そしてライダーを倒したら、和布と聖杯を再交換し、ついでにレベッカも引き渡す的な。
頼子 : つまり、ライダーを倒す=トバルカイン討伐を協力する。
GM : いやキャスターは手を貸さない! 代わりに成功したらレベッカを渡す!
頼子 : 知ってるよ!(笑)
GM : つまりキャスターに2枚手札があるわけだ!
頼子 : ライダーを倒すのとトバルカイン討伐に協力するのが等価ってことだろ? で、和布を渡すのが、聖杯かレベッカってことだろ? これで2=2ってことだろ?
GM : いやそれは、別。 トバルカイン討伐は、条件がそろえば対等で受けていい。 和布=聖杯=レベッカ=ライダー排除。だ!
頼子 : 私がライダーもトバルカインも倒すんなら、和布1人で聖杯とレベッカOKなのか?(笑) まぁ無理だと思うけど此れは。3日ぐらい準備期間くれれば。なんとか。
GM : トバルカイン討伐はこの話の中には入ってねえよ(笑)
アーチャ: というか、それが出来ないから協力を頼んでいるわけで、要するに足元を見られているんだな(笑)
GM : 見まくりだ。ついでに相討ちで何騎か減ってくれって感じだ。
頼子 : 帰ったらあかんよなぁ。 この展開だと、戻ったら面倒臭い条件1個追加されるわ。 ドラムコーを自害させるのでどちらもくれませんかね(笑)
GM : 令呪ないだろ?(笑)
頼子 : 分かった! 今ならアーチャーもつける!(笑)
GM : セット商品か(笑)
頼子 : 冗談だけど、それは。 駄目だ。駄目だ。どうしよう。 聖杯か? 和布か? レベッカか? マリか?
GM : 大佐「御門和布氏の意志については、まあ電話しても結構だよ」
頼子 : 「ああ、うん。そうですね。そうしてみましょうかね」
GM : 念話でもいいけどな。
頼子 : 「多分和布の意志は誰も気にしないけど、私だけが気にする」 狂ってる。私が一番狂ってる。
GM : いやキャスター側にはそんなことわからないから。じゃあ電話する?(笑)
頼子 : 今一番要るのは、何だ?
アーチャ: カズフサの精神ケアじゃないか?(笑)
頼子 : マリだ。小聖杯だ。此れが一番要る。此れを調べないと何1つ始まらない。
GM : 交渉決裂、ぶっ殺す!ってここで襲いかかったら?(笑)
頼子 : そもそも分離できるのかどうかすら分からない。どういう状態なのか一切分からなかった。 今手に入れて調べるしか方法がない。レベッカは要らない。ブルーリボンは要らん。 無しで倒す。ライダーを無しで倒せばいい。ブルーリボンはそもそもライダーに使う気は一切なかった!
アーチャ: そうだったのか(笑)
頼子 : ライダーは汚染された英雄か? アヴェンジャーじゃないんだぞ! ん? アヴェンジャーレベルでやばい生命体だった。黙示録の獣だったわ。キャスターに聞こう。 キャスターは、宝具を知ってる。ライダーの宝具を。あの全体攻撃宝具を。
GM : 断る。 幕間を、まだ、書いていなかった。
頼子 : おいこら!(笑)
アーチャ: おい(笑)
頼子 : 此れが分からないと交渉すら出来ないというのに!(笑)
GM : それもキャスターの手札だから!
頼子 : 其れ知らなくて全滅したらオメエ2人相手にすんだぞ(笑) ああ、今こっち3人だからか? セイバーの現状を知ってるだろうに!(笑) もう見たんだから。
GM : まあな。でも聖杯を貸せば呪いは解けるんだろ? でもセイバーはどうせならここで消えろ! っていう感じはかなりあるだろう。
頼子 : 小聖杯で呪いを解く?
GM : 詳しくはPL2さんに聞け。
アーチャ: そこで振るな(笑) 呪いについて話した時に、セイバーが聖杯があれば、的な事を言っていた気がするが。
頼子 : 後でセイバーに聞く。キャスターの居るトコで聞いてややこしくしたくない。 「キャスター、キャスター、ライダーの宝具能力は、聖杯を汚染するものか?」
GM : キャスター『ちっ……そんなことはない。あれはまあ、純粋な殲滅能力だ。 推奨はまずマスターを殺すことだ』
頼子 : 「ライダーを倒して小聖杯も汚れてどうにもならなくなりましたーというのは無理ですし、 マスターを倒してもライダーは皇帝権限で暫く留まるので、 結局私達は生き残るためにライダーを倒すことになるでしょう」
GM : キャスター『その質問に答えてやってもいいが、その前に取引に応じるかどうか答えてもらおう』
頼子 : そうだよなー。いや、まぁ、 「其の前に電話を一本いいですか」 和布に電話だけかけよう。一応。
アーチャ: 身柄を引き渡していいか聞くのか(笑)
頼子 : 狂ってるけど、私はそうしないと駄目だ。 狂ってる。私が間違い無くこの聖杯戦争で一番狂ってる。
GM : アンナ「相談は必要ですわね。どうぞ」
頼子 : 「では失礼」