ぱらーぱぱらぱらー



  PL2 : 素猫『月詠教室、はっじまっるよー』
  GM  : アンナ「解説のアンナ=エーベルハルトと」         トバルカイン「GM代理のトバルカインでお送りしよう」
  PL2 : 素猫『とうとう7日目。戦闘にはじまり、戦闘に終わった一日だったね』
  GM  : アンナ「七日目をざっと振りかえると、朝から白姫女学院に乗り込み、夜にアサシンと決闘でしたね」         トバルカイン「極めて好戦的で結構だね」
  PL2 : 素猫『忘れちゃいけないのは、その過程で一度デッドエンドを迎えていることだよね』
  GM  : アンナ「マリさんについて腐ったかぼちゃよりもゲスな事実が発覚しましたわね。             人間そのものを聖杯にするとは……」
  PL2 : 素猫『まぁ、この監督役が腐りきっているのは分かっていたことだけどね。            あらためて、不可避の絶望ってやつを味わった気分だよ』
  GM  : トバルカイン「そもそもからして原作からして、聖杯は人間……いやホムンクルスか。                意志ある生物が納めているではないかね。私をその点で批難するのは角違いではないかね?」
  PL2 : 素猫『収めているのと、聖杯そのものなのは大分違うと思うけどね』
  GM  : アンナ「魔術師は基本クズですが、この方の場合明らかにわざと悪辣な方法でやってるので」
  PL2 : 素猫『聖杯抜き取り&心臓移植という希望をチラつかせておいて、            あえて現実が一番絶望だと突きつける。まさに外道』
  GM  : トバルカイン「その希望を勝手に見出したのは君たちではないかね」         アンナ「そういえば小聖杯は聖杯戦争の儀式後も残るんですの?」         トバルカイン「さて、どうだろう。原作では『穴』に飲まれて毎回消失しているようだね」
  PL2 : 素猫『まぁ、だから小聖杯は毎回作成してるんだろうけどね』
  GM  : トバルカイン「HFルートでもイリヤスフィールは生還不可能だったわけだしね。                しかしそれは前例であって、月詠市ではわからない。故にやってみるしかないね」
  PL2 : 素猫『そんな、ものは試しみたいに言われても』
  GM  : トバルカイン「聖杯に唯野マリの生還を願うのが最も早いのではないのかね?」         アンナ「いわゆる第三魔法の領域になるのでしょうか…」
  PL2 : 素猫『聖杯が正しく願いを叶える願望機だったらそれでも良かったんだけどね。            誰とは言わないけど、御三家の一人に絶対悪が関わっているから、イマイチどころかほぼ信用がおけなくて』
  GM  : トバルカイン「なにはともあれ、朝倉頼子君が聖杯戦争を戦う動機を得たのは結構なことだ」
  PL2 : 素猫『まぁ、今までは小聖杯さえどうにかすれば、戦争を放置して逃げ出しても良かったからね。            お姉さんに関しては、まぁ放置安定というか……ほら、きっと頼子ちゃんのことだから、            「お姉ちゃんは優勝間違いなしだから話をするのは戦争終わった後でOK!」とか言いそうだし』
  GM  : アンナ「ユノさんとマリさんのことがありますからね。詰み過ぎですわね。             まあ、マリさんのことはおいておくとして……これも触れておきましょう。             セイバーの正体はほぼ明らかになりましたわね」
  PL2 : 素猫『まぁ、情報が多く出過ぎたからね。聖人でしかも宝具まで使ったわけだし』
  GM  : アンナ「名言は避けますが、なぜ女性ですの?」         トバルカイン「パターンでいうと女装枠だね」         アンナ「女装なんてしてましたっけ?」         トバルカイン「してたではないか、スカートを。まあ少々強引なのは否めないがね」
  PL2 : 素猫『正装もありなんだけどね。というかアポクリファでは普通に男として出てるし、珍しいパターンだね』
  GM  : トバルカイン「多少ネタばれになるが、解説しようか。                彼女の伝承には、末路に二つの説がある。それを『二人いた』という形で解釈していると思えばいい」         アンナ「ああ、王になって治めたパターンと、殉教したパターンですか」
  PL2 : 素猫『なるほど。異なる伝承を真偽ではなく、両方とも真とした別人なわけなんだね』
  GM  : トバルカイン「正確には伝承が合流した、といった方がいいね。                出自も、軍人と魔法使いに育てられたというのではばらばらだ。                ちなみに彼女は殉教者側だ。なので王族ではない」
  PL2 : 素猫『ひょっとして聖人としての面が強くなっているのかな。マスターの影響もあるかもね』
  GM  : トバルカイン「しかし本人が使っていなくても、宝具は幻想を骨子に形成される。                なので彼女の宝具は大部分が借りものといえる。顕著な例が幻影戦馬だ。                あれはフランス的な素材であり、ドラムコーの伝承にも同様の名馬が登場する。                しかし彼女自身はフランスとは全く関係がない」         アンナ「ベイヤード、あるいはバヤールですわね」         トバルカイン「多少メタな話になるが、第一次でニコラウスのサーヴァントは聖人だと予想されていた                ので、第二次は聖人にしてみた」
  PL2 : 素猫『まぁ、実際はまさかのインドだった訳だけれど』
  GM  : トバルカイン「元々はエリック=プラチナの相棒として用意されたサーヴァントだ。                なので女性であり、そして救済者でもある」         アンナ「全登場人物の中で秩序善は彼女だけなのですよね…」         あ、マリも秩序善だったぜ!
  PL2 : 素猫『まぁ、それが割を食っているかというと、セイバーも結構な自由人だと判明したわけだけれど』
  GM  : トバルカイン「何しろ元が元だ。騎士道とは無縁であり、むしろ信仰のためなら主に逆らう類の人間ではないかね?                本当に秩序善なのかは疑問の余地があるね」
  PL2 : 素猫『それを言ったら色んな人が属性そのものの性格かっていうと違うから、難しいね』
  GM  : アンナ「セイバーの話題はこれくらいにして、アサシン……の話題はどうしましょうか。             追悼教室で詳しくやるという話もありますが。彼女たち自身よりも、周囲の流れを話題にしましょうか」         トバルカイン「HP1,HP1.HP2の件かね」
  PL2 : 素猫『もう目も当てられないね』
  GM  : アンナ「ミラージュさん風にいうと。アサシンは強敵でしたわね」
  PL2 : 素猫『でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない』
  GM  : トバルカイン「正直な話、レベッカ君とドラムコーだけでも倒せる相手ではあったね。                いやそれでは辛いか? まあ、ドラムコーが幾つか彼等に有効な宝具を持っているのは間違いない」         アンナ「まあ実際、理性の小瓶の援護は役に立っていましたわよ」
  PL2 : 素猫『どうしても笛とヘタレグリフに目が行くけど、ドラムコーも結構な宝具持ちだよね』
  GM  : アンナ「あからさまな宝具特化タイプですわね、ドラムコーは。その分本人が弱過ぎるというのが」         トバルカイン「そしてレベッカ君は、アサシンの見切りを無効化できる唯一の存在だ。                彼女を味方にできたのは大きかったね」
  PL2 : 素猫『その後の対応で酷い目に合わせたけどね』
  GM  : アンナ「なんでこうも上手くいかないのでしょう」
  PL2 : 素猫『せめて縛っておくのは止めた方がよかったかもしれないね。まぁ言っても詮無いことだけど』
  GM  : トバルカイン「いや。信頼を稼いだのはアーチャーで、信頼を亡くしたのは頼子君だからね。                頼子君を見捨てればまだ何とかなるのではないのかね?」         アンナ「でもそれって根本的な解決にならないですわよね?」
  PL2 : 素猫『まぁ、アーチャーにしても積極的に信頼を築いたというより、見捨てられなかった、が正しいからね。            単独行動が基本だから、まぁ実際に会う機会があればフォローするんだろうけど。            ストーリーの展開上、どの道、最後には戦う事になる予感がするよ』
  GM  : アンナ「ああ、それから……ユノさんのあれがありましたわね。級友を魂食いとか激しくどうかと思いますわ」         トバルカイン「必要だと判断し、合理的に行った。褒められるべきことではないかね?」
  PL2 : 素猫『他人ならいいのか、という問題もあるけどね。            ようはユノちゃんにとっては、他人レベルの関係性でしかないってことだけど』
  GM  : アンナ「というか、価値基準が極端すぎるんですわね。1か0しかないというか。             もちろん魂食い自体も認められませんけれどね」
  PL2 : 素猫『まぁ、実際問題として頼子ちゃんは正義の味方じゃないし、必要な犠牲と思えば魂喰いもしたと思うよ?            ただね、今それを行うというのは多分に"負け"だと思ってるんじゃないかな。必死になる姿恰好悪い、みたいな』
  GM  : トバルカイン「まだ余裕があるようだね」
  PL2 : 素猫『あの状況かつHPMPを見てなおそう言える純粋悪が怖い』
  GM  : アンナ「そもそもからして、人殺しが悪いことだとは思っていないのですわね、頼子さんも」
  PL2 : 素猫『よくも悪くも価値観が違う。一般人の感性を知ってはいるけど、本人は一般人ではありえないからね』
  GM  : アンナ「美学を行動指針としていると」         トバルカイン「一説によると。善と悪というのは、本人が手段を美徳とするかどうか、にかかっているらしいね。                なので英雄王は善であり、切継は悪であるという。                経過にも比重を置くか、結果を最優先にするかということだ」
  PL2 : 素猫『まぁ、その辺りのダークライト、カオスロー理論はFateに限らず色々と議論されてるけど、結論は出てないね』
  GM  : アンナ「しかしユノさんは完全な善意でやってるという…」
  PL2 : 素猫『難しいね』
  GM  : トバルカイン「なにはともあれ、アサシンは倒れ、聖杯戦争は進行した。有意義な一日だったね」         アンナ「ランサーに続いて二騎目ですわね。そういえば両方ともトバルカイン陣営?」
  PL2 : 素猫『まぁ、狙っていた訳ではないけど、穴熊キャスター以外は全員そこを敵視しているからね』
  GM  : トバルカイン「朝倉弥夢君も長くないだろうし、私の部下は遠からず全滅しそうだね」         アンナ「また不吉なことを…」
  PL2 : 素猫『むしろ、それもよし、とか思っていそうなのが癪だね』
  GM  : アンナ「ともあれこのあたりで7日目の総括は終了ですわね」         トバルカイン「お疲れ様だね」
  PL2 : 素猫『また見てねー』