第二次月詠聖杯戦争7日目 朝パート3

朝 山岳/白姫女学院 地下


  アーチャ: ふむ、ここで私も一手打っておく。
  GM  : なに?
  アーチャ: カズフサの守護に置いていた獣を、学院の傍に待機させる、もしもの時に介入できるようにな。
  GM  : わさわさ。
  アーチャ: 目に見える敵はあとはキャスターくらいだからな、これはもしもの時の一手だ。
  GM  : では頼子のシーンを進めていこう。         階段は広いですがうす暗く、しかし地下の方から赤黒い光が洩れてきて、足元は見えます。         頼子は地獄の底に続くような階段を下りていきます。
  頼子  : 「伏魔殿っていうんだろうな。いや、伏してないか」         歩いていく。罠がないかは一応警戒しておく。奇襲もな。
  GM  : 10分ぐらいいくと、大きなホールに出ます。狭苦しいですが調度は整っています。         戦闘は問題なくできそうな感じの場所。         まあ原作的にいうと黒セイバーとライダーが戦ったような。
  頼子  : 私には分からない話だな(笑)
  GM  : なお、校庭では戦闘が始まっています。が、白姫女学院校内では始まっていない。         ドラムコー「あ、戦わないから!」         アナスタシア「えっ?」         ドラムコー「だってボクの役目はアサシン陣営の足止めだもん。               戦っても戦わなくても役目を果たせるなら、楽な方を選ぶよ!」
  頼子  : さっすがドラムコー! そこに痺れないし憧れないッ!
  GM  : アナスタシア「え、ええー。じゃあ私の見せ場はどうなりますの?」         ドラムコー「さあ? あ、バーサーカーの方に行くならボクは地下に突撃するからね!」         アナスタシア「またこんな役回りですの!?」         みたいな会話があった。
  アーチャ: ドラムコーぇ、いや、アナスタシアぇ...と言うべきか(笑)
  頼子  : ど、ドラムコー、お前、足止めッツってるのに、バーサーカーの方に行くのは止めないんだな(笑)
  GM  : まあ頼子の方を助ける方を優先したんだよ。

朝 山岳/白姫女学院 地下ホール


  GM  : ホールの先にも道は続いていますが、ホールの真ん中でトバルカインが待っています。         椅子と紅茶と机を用意して。         トバルカイン「ようこそ、朝倉頼子。監督役として歓迎しよう。わざわざご足労だったね。                かけたまえ」         椅子を指します。
  頼子  : 「いえ、このままで大丈夫です」         敵対対象とお喋りする意味があるのか考えている。
  GM  : トバルカイン「では、紅茶はどうかね? 胃が焼けただれる濃度だが、慣れると病みつきになる」
  頼子  : 「私はそれを飲めるほど強くありませんから」
  GM  : トバルカインは残念そうに茶を床にこぼす。じゅうじゅう。         トバルカイン「――――残念だ」         ところでそろそろ襲い掛かる?
  頼子  : いや、はええな(笑)
  アーチャ: 早いわ(笑)         せめて情報を聞き出してからだろう。
  頼子  : 「9騎目のサーヴァントの話と、メールには書いてありましたが?」         話は聞くよ、答えは聞かないかもしれないが。
  GM  : トバルカイン「そう。そのことについて聞きたいと予想したのでね」
  頼子  : それはお互い様だ。
  GM  : トバルカイン「それとも興味はないかな?」
  頼子  : 「ないわけがないでしょう」         こめかみをぐちぐち抉りつつ、マリの気配を探る。
  GM  : トバルカイン「――――そんなにこれが気になるかね」         がしん、がしん。         奥から、悪魔のような黒い鎧とバイザーを身につけた何かが出てきます。
  頼子  : マリ、なのか?
  GM  : マリオルタ「UUUURRRRRRR……」
  頼子  : 「気になりますとも」         こめかみを抉る。
  GM  : トバルカイン「今は少しは落ち着いている。彼女に何か用でもあるのかな?」
  頼子  : 「この状態から解放してあげたいんですよ」         ぐちゅぐちゅとこめかみを弄る。
  GM  : トバルカイン「それは不可能だよ」
  頼子  : 「不可能? 何故です? そもそもマリはどういう存在なんですか?」
  GM  : トバルカイン「せっかく封印していたのに、わざわざそれを解いたのは君たちではないか。                こうしたかったのではないのかね?」
  頼子  : なんか、力を貯めているとか、そういう空気がないか、警戒する。
  GM  : 猛獣を檻に閉じ込めてるような感じはあるな。トバルカインは楽しそうです。
  頼子  : マリオルタが暴れないよう、鎧で封じている感覚かしら。
  GM  : トバルカイン「今は私がマスターとして押さえているが、ね」
  頼子  : 「何故お前がマスターなんだ? マリはどういう存在なんだ?          まだ全然答えて頂けてない」
  GM  : トバルカイン「別に監督役として違反を行ったわけではないよ」
  頼子  : お前はもう最初っから違反だらけだよ。でもその言葉は飲み込んでおく。
  GM  : トバルカイン「そもそも、彼女はこの第二次聖杯戦争で召喚された英霊では、無いのだからね」         第二次月詠戦争。         今トバルカインは重要なことを言ったような気がする。いや気のせいか。
  頼子  : 気のせいじゃないよ。         気のせいじゃない……。         「はぁー。はぁー? 第一次の、という意味か? え?」         第一次、この世界だと、え、どういうことだ?
  GM  : トバルカイン「そう。彼女は第一次聖杯戦争で召喚され、受肉したサーヴァントだ」
  頼子  : 「受肉? はぁ?」
  GM  : トバルカイン「そして20年、この地にとどまっていたのだよ。これで私の潔白は証明されたかな?」
  頼子  : 「私が馬鹿になった気がしてきた」
  GM  : アーチャーがアドバイスしてやれ!
  頼子  : 「マリは元からサーヴァントだってことか?」
  アーチャ: いや、マスターもなんとか自分で解を導き出そうとしているようだ。
  頼子  : 「お前がマスターなのはどういうことだ? そもそも、マリの記憶はどうなってるんだ?          それもお前が作ったものか? 蔵人は?」         ぐるんぐるん。
  GM  : トバルカイン「質問攻めだね」
  頼子  : 「分からないんだから当然だろう。私の中で答えを出せと?」
  GM  : トバルカイン「私が答えたとして、君は無条件で信じるのかね?」
  頼子  : 「信じる信じないは重要なことじゃないからな。          そもそも信じないなら、こうやって話をすること自体が無意味になる」
  GM  : トバルカイン「では一つ、推理をしてみるといい。全ての条件は既に並んでいるよ」
  頼子  : まじでー?
  アーチャ: ふーむ。
  頼子  : 20年前受肉した、というのは、まぁ、本当だとしよう。ん?
  GM  : トバルカイン「そうだね、ヒントだ。ドラムコーのパスはどうなっているかな?」         推理フェイズですね。
  頼子  : ドラムコーのパスは、消えてたな。
  GM  : ドラムコー本人はまだ繋がってるといってたよ。
  頼子  : あれえー?(笑)         ドラムコー「うーん。まだマリとパスが繋がってる感じがあるよ。でもはっきりしないんだよね、正直」   頼子  : ということは、マリはサブマスターとして機能する。
  アーチャ: そして、私の記憶が確かなら。サーヴァントはマスターになれない。
  頼子  : だからマリはサーヴァントじゃない。になる。じゃあトバルカインの今の状態は、なんだ?         GM  : 人間なら完全に死亡状態だが、組織の崩壊などは始まっていない。               そして魔力のパスが出ている。         頼子  : パスは何処に? ドラムコーか?         GM  : ただしそのパスはドラムコーには繋がっていない。   GM  : マリの死亡診断。
  頼子  : トバルカインはマスターってことになるな。
  GM  : さあ答えは出たか!
  頼子  : 記憶は? マリの記憶はなんなんだ? ずっとここにいたのなら、どういうことだ?         普通にトバルアインが与えた? いや、答え出るのかこれ。ちょっと待ってくれ。
  GM  : ドラムコーのパスはまだ繋がっている、それがヒントだ。
  アーチャ: ううん、マリはマリとして存在している、ということだ。
  GM  : だが、マリオルタとドラムコーは繋がっていない。
  アーチャ: マリとマリオルタは別人である……よもや、鎧が本体でマリは着てるだけとか言わんよな。
  頼子  : マリとマリオルタは別人? 記憶の問題を考えると、そうなるのか。ん?
  GM  : もう少しだ、頑張れ。
  頼子  : だから差し出したなのか? 此れは蔵人の記憶だから私は分からないが。
  GM  : またトバルカインヒントあげる?
  アーチャ: クロードの件を考えるに、マリ自身は人間であると仮定して考えるべきだろう。         そして、クロードは16歳だ、妹のマリは20年前の受肉では産まれてすらいない。
  頼子  : マリとマリオルタは存在としては別と考えていい。         とすると、トバルカインがマリオルタを手に入れて、マリを媒体に、んんー?         いや、20年前に受肉してるのに?
  アーチャ: 受肉したサーヴァントは肉体維持に魔力を必要としている場合がある、我様のように。         ちなみに、我様は人間牧場で孤児の魔力を吸収して生活していた。
  頼子  : つまり、マリに聖杯突っ込んで魔力供給力を高めて、マリオルタの移住先にした?
  GM  : ドラムコーのパスの問題はそれで解決する?
  頼子  : パスの問題が分からないな。いや、そもそもパス自体の構造を私は知らないけど。         マリとマリオルタは別の存在で、そして、今でも別個で存在している。今見た感じ、         マリの肉体はマリオルタっぽい感じになっている。マリオルタは20年前に受肉した。         ドラムコーが令呪を和布に移譲させた時、マリはマリだった。
  アーチャ: だから、マリとドラムコーの間にパスが繋がった。
  頼子  : 少なくともマリは今も生きていて、存在しているのは、ドラムコーのパスから間違いない。         とすると、マリオルタの存在が何処に規定されてるかが問題なんだ。         そしてマリから出てるパスがトバルカインになったのは、         聖杯を抜いたあとだったとすると、聖杯が封印のキーだったんだろう。
  アーチャ: というより、聖杯のEX封印がそうだった可能性が高い。ん?   頼子  : なんだ? あ。マリは聖杯自体ってことか?         ドラムコーの繋がりは、そもそも聖杯に返しただけってことか?         だから聖杯を抜いたらマリはマルオルタになる。         つまり封印自体がマリってことか? いや、いや、えー?
  GM  : トバルカイン「君の親友なら――――君自身が売り渡したではないか」
  頼子  : マジで?
  GM  : 正解です。
  頼子  : つまり、今、ここにあるマリの肉体は、唯の容れ物で、マリは聖杯のほうが本体ってことか?
  アーチャ: 今、見直したんだが、    聖杯について      第二次月詠聖杯戦争の聖杯は      白姫女学院一年生 唯野マリ。   アーチャ: と、しっかり書いてあったな。
  頼子  : そうだよな。すっげえ。答えバッチリ書いてあるわ。
  GM  : なんて親切な監督役なんだ!
  頼子  : 屑だぁー!!!(笑)         コイツ完全な屑だよ! この流れを待ってやがった!
  GM  : ありがとう、最高の褒め言葉だよ。
  アーチャ: あと、もう一ついいか?
  頼子  : どうぞ。アーチャー。
  アーチャ: これはメタ視点の予測なんで、編集の際は削除するかもだが。         聖杯を求めていて、オルタ化した、第一次の、聖杯に居るサーヴァント。         ……こいつ、第一次ランサーじゃないか?
  頼子  : つまり、この、マリオルタ、第一次でまぁまぁ幸せなエンドを迎えたランサークン?         ビジュアル的にバーサーカーイメージ会ったわ(笑)
  アーチャ: 間違えるなマスター、この世界線では幸せなエンドを迎えたとは限らんぞ(笑)
  GM  : このセッション内では、第一次は違う道筋をたどった設定です。
  頼子  : いや、アレが幸せかどうか、私には分からないけどな。
  アーチャ: 更に言えば、大筋はセッションと同じということは、ランサーは最後に聖杯内で黒化している筈だ。         そういうことならば、マリオルタの持っている剣が禍々しい説明も付く。
  頼子  : ああー。なるほど。こいつは、あの、かわいそうなランサーか。
  GM  : だから可哀想っていうんじゃねえ(笑)
  頼子  : 一番弱いサーヴァントが聖杯を手に入れるって、凄いよな。
  アーチャ: その可能性が高いんじゃないかと、あくまでメタ予想だし、わかったからどうだという話だが。
  頼子  : いや、真名看破できるやん?(笑)
  GM  : 幸運E-だった。
  アーチャ: ああ、そして今見直してきた(笑)
  頼子  : でも、このマリオルタ、肉体はマリのものだな。いや、どっちがどっちか分からないけど。
  GM  : というわけで推理パートを終了していいですか?
  アーチャ: 完全に、聖杯を求めねばならない流れだな。
  GM  : 頼子選手正解をどうぞ。
  頼子  : 「聖杯がマリってことか? 凄いな。凄いよ。この流れを予定してたのか?」         分からん。これがブラフなのかどうか分からん。他の説明をつけることができるかどうかも分からん。         こめかみをぐちぐち抉る。
  GM  : トバルカイン「そう。唯野マリは、聖杯だ」
  頼子  : 「マリを聖杯にしたってことだよな。お前が」
  アーチャ: 最初からそれは提示されていた辺り、もう頭痛がするレベルではないな。
  GM  : トバルカイン「正確には人間を使った礼装、ということになる。もちろん記憶もそちらに依存している」
  頼子  : うへええええええ。         うへええええええええ。         どうすりゃいいんだよ糞。
  GM  : トバルカイン「サイズの問題は気にしないでくれ。人間は、その気になれば手足がなくても生きていけるとも」
  頼子  : 「お前、凄いな」
  GM  : トバルカイン「さて――――疑問が解けたようで結構だ」
  頼子  : 「本当凄い」
  GM  : トバルカイン「ありがとう」
  頼子  : 「尊敬することは永久にないが、本当凄いよ」         ぶちぶちとこめかみを抉る。
  GM  : トバルカイン「ありがとう、最高の褒め言葉だ」(にこっ)
  頼子  : 「つまり、私は、お前と、そこのサーヴァントを殺して、マリを取り戻しに行けばいいわけだ。          そうだろう、そうだよな」
  GM  : トバルカイン「聖杯を求めるのはいいだろう―――しかし彼女、オルタには君は用はないだろう」
  頼子  : 「無い。勿論無い。お前にしか用はない」
  アーチャ: クロードは序盤に死んでよかったのかもしれん。         妹が狂気の産物になった事実を知らずに済んだ……済んだよな?(笑)
  頼子  : 違う。蔵人、差し出したって言ってた。述懐で。だから、知ってる。
  GM  : メタ的な補足になってしまうがクロードは知らなかった。
  頼子  : そうなの?
  GM  : さすがに知ってたら完全に裏切っていた。
  アーチャ: そうだろうな。
  頼子  : なるほろ。
  GM  : まあ、それも、愉悦、なんだが。
  頼子  : 裏切っても愉悦って、お前、凄いわ(笑)
  アーチャ: 流石だ、尊敬は出来んが感心はできる。
  頼子  : 伝説級の屑だ。
  GM  : 愉悦部ですから。
  頼子  : やっぱ年期の分違うわ。
  アーチャ: 行く所まで行くと悪ってのはああなるんだな。
  GM  : トバルカイン「私に何か、監督役として非があったかな?」
  アーチャ: 監督役が独自戦力を持ってはいけないという決まりはないし、         聖杯を作るのに人間を材料にしてはいけないという決まりもない。         人としてどうよ、とは思うが死徒に何を言っているんだという話だしな、ははっ、どこまでも最悪だ。
  頼子  : ビキビキ来るわ。そうか。トバルカインを殺すのは、私の意志だけなのか。         でも、なんだ。道場行くとしても、今、トバルカインを、殺すべき時では、ある。         でも、だな。私は、だな。
  GM  : 頼子は?
  頼子  : お姉ちゃんも心配なんだ。
  GM  : なるほど。
  頼子  : 頼子はお姉ちゃんが心配です。
  GM  : じゃあ……帰る? それともここでトバルカインを殺す?         選択肢だ!
  頼子  : まただ。お姉ちゃん、セイバーと戦って、勝てるのかな。         ドラムコーが戦わない以上、アーチャーは、セイバーを援護しているはずだ。
  アーチャ: こちらの援護があるんだ、バーサーカーはここで落とす。
  頼子  : とすると、お姉ちゃん大ピンチ。
  アーチャ: 獣は待機させている。
  頼子  : じゃあ、セイバーチームと交代してこよう。ばっかじゃねえのか!(笑)         ここに来た意味はあったが、それはPLにとってで、頼子にとっては意味が無い。
  アーチャ: もし、気絶で済んだ場合、セイバー陣営がトドメを刺そうとした場合、獣がカバーリングに入る予定だ。
  頼子  : 気絶で済む可能性は、まぁ、ある。アーチャーが狙撃でお姉ちゃんを倒せばいい。
  アーチャ: 私の一撃でHP0になった場合は気絶で済ます、それは最初からそのつもりだった。
  頼子  : アーチャーは、こういう時、優しいからな。此れは信頼じゃなくて、予想してたってこと。
  GM  : でもそのあとレベッカとニコラウスはとどめを刺すだろうな。
  アーチャ: だから獣を待機させていた、要するにトループによる離脱ルールだ。
  GM  : あ、獣か。まあうん、そうだね。
  頼子  : とどめを刺せば、バーサーカーは大幅弱体化は免れない、のか?         真名看破してる彼らは、バーサーカーが単独行動持ちって知ってるんだろうな。
  アーチャ: なんとしてもバーサーカーは落としたい、だがマスターのことを思えば姉は助けたい。         両方やらねばならんのがサーヴァントのつらいところだ。
  GM  : じゃあ、バーサーカー側の戦闘を開始する?         時間的にもトバルカインとはなしで時間食っただろうし。
  頼子  : つまり、これは、アーチャーを信頼するか、しないかが、この選択肢の本当の意味だな。
  GM  : 信頼できるのか?(笑)
  頼子  : この場合の信頼は、アーチャーの力を信頼するってことだよ(笑)
  GM  : 信頼できるのか?(笑)
  アーチャ: まったく同じ質問なのにGMの笑いが大きく感じるのはなぜだろう(笑)
  頼子  : アーチャーの行動方針を予測して、そう行動することは、分かる。         でも、それが出来るかどうかが、分からないわけだ。
  アーチャ: 実績がないからな、というかマスターにはアレな場面しか見せていない。
  頼子  : アーチャーは、正面切って戦うと私に負けるくらい弱いが、狙撃なら、         今聖杯戦争で倒せないサーヴァントはほぼいない程度には、強いはずだ。強い。そう信じてる!
  アーチャ: 銀弾は一発しかない、使いどころを誤らないようにしないとな。
  GM  : どう考えてもミラージュさんに二発も弾丸使ったのはやりすぎだったと思うんだ(笑)
  頼子  : そうだ。そうだ。お姉ちゃんだ。忘れてた。トバルカインを倒す理由を忘れるところだった。         今、私はトバルカインの甘言に騙されるところだった。こいつを殺さないとお姉ちゃんが解放されない。         だからトバルカインはここで殺さなければならない。だから、アーチャー、お前に任せるぞ。         私は、お姉ちゃんを助ける。お前も、お姉ちゃんを助けろ。
  GM  : 感動的だな!
  アーチャ: だが無意味ではない。
  頼子  : いや、まぁ、PLとしては、本当にここでラスボスを倒しきれるのかっていう、不安はあるがな(笑)         だが頼子にはその不安はない。倒せるか倒せないかではなく、         やるかやらないかしか選択肢としてはないからだ。
  アーチャ: 信頼には応えるよう努力しよう、それがサーヴァントというものだ。
  頼子  : アーチャー、任せた。頼んだぞ。で、どっち先にやる? 私?
  GM  : いやアーチャーだな。ずっと待たせてたしな。
  頼子  : まぁ、私死んだら、アーチャーの戦闘巻き戻るんだけどな?(笑)
  GM  : めんどくせえな!(笑)
  頼子  : では、アーチャー頑張ってもらおう!
  GM  : まあいい。