第二次月詠聖杯戦争6日目 朝パート

 「千人長よ。今一度確認するぞ」  「なんでしょうか、陛下」  「聖杯を得ようとする貴校の決意、確たるものであろうな」  「は――――第三帝国の復活は、アーネンエルベの悲願でありますな」  「その為になら部下を犠牲にすることも厭わぬか」  「それが指揮官の仕事ですよ、陛下。私の部下は命知らずしか揃っていません、何なりとご命令を」  「うむ。では――――ユーノを斬るぞ」  「ふむ。陛下、それは一体いかなる算段なのでしょうか」  「あやつの最近の独断専行は目に余る。色々あるが、特にライダーを勝手に従えたことは重大な裏切り行為であろう」  「うまく行ったのならそれでいいかと思いますが、思うところがあるわけですな」  「正直、ユーノだけならどうとでもなる、所詮人間だからな」  「問題はライダーだ。あの暴君はどこかの時点で必ず朕に牙を剥いてくる。これは姿を晒された恨みで言っているのではないぞ」  「陛下も暴君の類かと思いますが、しかし分析自体は同意ですな。あれがこちらの思惑通りに動くとはとても思えません」  「であるなら、まだ余裕があるうちにライダーを消さねばならん。聖杯は英霊を糧にして満ちるのだからな。   最後の最後、戦力を磨耗した状態で奴と一対一で立ち会うことになってはならん」  「それでゴットフリート少尉を切れというのですか。しかし陛下、懸念が二つあるのですが」  「言ってみよ」  「我々の単体前線能力はゴットフリート少尉に依存しています。   勿論、カングルフラッペや■■■はありますが、あれは一騎当千とはいきませんからな」  「わかっておる。守りはともかく、攻めには突出した戦力が必要だということだな」  「左様です。軍隊に行き渡るような宝具も早々はありませんしな。やはり強化するなら単体が望ましい」  「それについては講じてある。千人長よ。令呪を一画渡してもらおう」  「ふむ――――フェイクサーヴァントの召喚でしょうか」  (中略)  「しかしマスターはどうするのですか? 私が陛下の、少尉がライダーのメインマスターである以上、   これ以上のサーヴァントを抱えることはできませんが」  「そのうち使い手を見繕う必要はあるが、さしあたりはこの学園を寄代としておく」  「できるのですか? そのようなことが」  「何度も言わせるな。朕はキャスターのサーヴァントだぞ。まあ、この学園からは離れられなくなるだろうがな」  「は。敬服しました。申し訳ありません」  「良い、許す。もう一つの懸念とやら、言ってみろ」  「しかしそれでもライダーと本格的にやりあうとなれば、こちらの被害も甚大なものになるのでは、ということです」  「もちろん我々だけが正面に立つわけではない――――対ライダー同盟を立ち上げるのだ」  「なんと」  「戦争開始から五日。これまでライダーに苦渋を舐めさせられた陣営も多いだろう。   そうした陣営と一時的に歩調を合わせるのだ」  「同盟というほどのものでもないですな。共同作戦ですか」  (中略)  「ゴットフリート少尉は陛下の令呪を一画所有しておりますし。こちらで始末をつけるに越したことはないですな」  「む……嫌なことを思い出させるな」  「斥候として使用する以上はサブマスターにするのは必須と、主張したのは陛下ですが」  「あの時はそれが最善だったのだ。いくら朕でもこのような状況になるとは読めんぞ」  「ま、そうですな。令呪は使えない状態にしてありますが」  「そもそも腕の封印もいつの間にか解除していた。   ライダーがどうにかしてしまうとも限らん。こうなった以上、早めに処断が必要だ」  「しかし対ライダー同盟ですか。どれだけ参加が見込めるかが鍵ですな」  「なあに、聖杯を欲する以上は自分以外の全てのサーヴァントを倒す必要があるのだ。   あれだけの規格外ならば、集中攻撃は必須だ。それは全員わかっているだろう」  「というか、まじめに聖杯戦争をしようとしているのはもしかして陛下……いえ、やはりなんでもありません」  「今何を言おうとしたのだ千人長」
  GM  : まくあい! フラグがたった。
  頼子  : なんでこう、頼子は悪い方悪い方に転がる方にいるんだろうな。努力が足らんかしら。
  アーチャ: 世の中不条理だな。

6日目 朝 丘/朝倉家


  頼子  : キャスターのメールは何なんだろうな。
  アーチャ: 対ライダー同盟の件だろう。
  頼子  : いや、文面。
  アーチャ: 正直、ユノと敵対することはともかく、対ライダー同盟という考え自体は間違いではない。
  GM  : まあ詳細はメールを確認したらね。朝行動行こうか!         アーチャーは何する?
  アーチャ: 銀弾作成、絶対に必要になるからな。
  GM  : 朝倉家で祈ってるんだな。
  アーチャ: そういうことになるな。これでストック:1だ。
  GM  : 8an4+5an5 では……隠密判定!         (ころころ……) [2,3,4,2,6,4,5,3]+[1,6,2,2,6] = 9         アーチャーも対抗してください。
  頼子  : アーチャー、私、起きたくない。というか、起きると、死ぬ。
  アーチャ: 敏捷だっけ?
  GM  : ええと、ランク判定だな! あと気配察知とかが足される。
  頼子  : ランクか魔力だったと思うぜ!
  GM  : 魔力+探索魔術でもいい!
  アーチャ: 千里眼と信仰の加護はどうだろう。
  GM  : あ、足されそうだな。
  頼子  : 私は魔力+魔術+直感で判定するぜ。魔眼は寝てるから使えないだろう。
  GM  : 適当にどうぞ。
  頼子  : でも、気づいたら、私、起きなきゃいけないの?(笑)
  GM  : そもそも頼子は起きなきゃ判定できねえよ! 判定した瞬間に起きたとみなす。
  頼子  : 分かった。じゃあ起きない! アーチャーお前が見つけろ!
  アーチャ: ランク判定よりは魔力の方が微妙に高いんだよな、ではそっちで行くか。         4an4+5an5+5an5+5an5+3an5+3an3 魔力+魔術+探索動物+千里眼+信仰の加護+気配察知         (ころころ……) [4,4,3,6]+[4,3,6,2,2]+[6,3,6,3,2]+[2,4,4,6,6]+[6,3,3]+[2,3,5] = 17
  GM  : まけた!
  アーチャ: 余裕で発見した。
  GM  : じゃあ、マリがこっそり家を抜け出している。
  頼子  : アーチャー捕まえろぉー! 捕まえろよぉー!(笑)
  アーチャ: ほほう、それは私に愉悦しろということだな。
  GM  : 頼子。アーチャーに任せていいのか?(笑)
  頼子  : うわぁ、私、寝れねえのかよ
  アーチャ: では、忍び足しているところを、背後から声をかけるとしよう。
  GM  : とりあえず玄関で靴ひもを結んでいます。
  アーチャ: 「――散歩かね?」
  GM  : マリ「……アーチャー。ごめん。頼子には、代わりに謝っておいて」
  頼子  : アーチャーが見逃そうとしたら起きることとする。
  GM  : マリ「あたし、行くね」
  アーチャ: 「ふむ。そう言われて、ああ分かった、と行かせるわけにもいかんな。          どこに行こうというのかね?」
  頼子  : その台詞かよォォー!(笑)
  アーチャ: ムスカではない(笑)
  GM  : マリ「アーチャー。昨日言われたことの……答えを返すね」
  アーチャ: 「拝聴しよう」
  GM  : マリ「それでもあたしは……たとえ自分が狂っていたんだとしても……            あたしは正義を信じたい。ううん、信じる」
  アーチャ: 「誰にそれを否定されたとしても?」
  GM  : マリ「なんだかね、逆にすごく気持ちが楽になったんだ」
  アーチャ: ふむ、これは私の場合そのまま見送ってしまう流れになりそうな(笑)
  GM  : マリ「ああ、あたしは別に、あたしでなくてもいいんだ。            信じるものがあるのなら、それをするためになら、捨てたってかまわない。            逆だったんだね。あたしは、正義を信じるから、あたしなんだ。            それ以外の何を捨てたって、あたしはあたしのままなんだ」
  アーチャ: 「なるほど」
  GM  : マリ「そうでしょ? アーチャー」
  アーチャ: 「――ああ、そうだな。人は君を壊れたと称するかもしれないが。          私はそれを否定しない。君が君らしくあることを」         つまり、これはアレか……全乗せに一直線だな。
  GM  : マリ「あたしは、弥夢先輩を倒す。            でも今のあたしじゃ力が足りないから、ライダーさんに頼みに行く。            頼子とは一緒にいられないし、きっと頼子は止めるだろうから。            代わりに謝っておいて、アーチャー」
  アーチャ: 「そうだろうな。マスターなればきっと君を止めるだろう」
  頼子  : 起きるぞー! アーチャーお前止めないだろう!
  アーチャ: 「言っても無駄とは思うが、マスターへの義理で訪ねよう。共に闘う道は選べないのかね?」
  GM  : やる気ねえ(笑)
  頼子  : その質問へのマリの返答聞いたら起きる! 起きるの判定いるの? そういえば。
  アーチャ: だってなぁ、物凄く私好みというか、私だったらその道を進むとしか思えない行動なのでな。         是非とも応援したくなった(笑)
  頼子  : そうだろうな! だが私は其れを選ばん!
  GM  : マリ「そういう時が来たら嬉しいよ。            でも――――それはあたしの信じることに、一番重要なことじゃないから。            祈っていて、アーチャー。あたしも祈ってる」
  アーチャ: 「君の信じる先に、光があらんことを」         それが救済だと信じればこそ。このマリの決意も救済には違いない。   頼子  : じゃあマリの後ろからがばっと抱きつく。   GM  : いきなりどこから生えた(笑)
  アーチャ: 生えたとしか思えんタイミングだな(笑)
  頼子  : 気づいたらマリがいなかったから探して庭を徘徊したあと外から回ってきたんだ!
  GM  : まじゅつつかい よりこ が、一体、現れた!
  頼子  : 朝倉頼子は朝に弱い。
  アーチャ: つまり、出ようと玄関を開けたら目の前に居た、と言う状況か。
  頼子  : そうそう。
  GM  : マリ「頼子!?」
  頼子  : 「マリ〜なんで玄関にいるの?(寝ぼけ気味に)          ここは寝床じゃないよー」         マリに体重預ける感じで抱きつく。
  GM  : マリ「……ごめんね、頼子」         体術で受け流して転がす。ごろん。
  頼子  : 「およ」         と言いつつ、魔術で留まる。
  GM  : そのあと外に飛び出す!
  頼子  : 「『マリはどこに行くの?』」         と言って、血の縄を放つ。捕える気。
  GM  : いきなりかよ(笑)
  頼子  : いきなりでござる。         頼子はマリやユノ程ではないが、十二分に頭おかしい。いや、マリと同じくらいとしておく。
  アーチャ: まぁ、このまま行かせると、対ライダー同盟が結ばれた時にマリも討伐対象になるからな。
  GM  : マリを助けろ、アーチャー!
  アーチャ: 救いのために歩み始めたのだから、そこは自分で振り払ってもらおう。
  GM  : まあアーチャーはさておき。         マリの前に人影が飛び込んで縄を払う!
  頼子  : 「およ」
  GM  : ドラムコー「水臭いよ、マリ。家出するなら得意分野だから、一言いってよね!」         何故かこういうときだけ頼りになりそうなドラムコーです。
  アーチャ: このドラムコー、自重せん!
  GM  : 乗騎を既に呼んでいる!
  アーチャ: 至れり尽くせり。
  GM  : マリ「ドラムコー!?」
  頼子  : 頼子は壁に顔面を思い切り打ち付ける。どぐしゃ。
  アーチャ: その痛みで目が覚めるといい。
  頼子  : 「……あー」
  GM  : マリ「頼子……」
  頼子  : 血で顔を洗うようなことをして。         「起きた。起きた。今起きた」
  GM  : 位置関係    マリ/ドラムコー:頼子/アーチャー   GM  : 和布だけ置いてけぼり。
  頼子  : 「マリ、どこへ行くんだ? 吃驚するほど朝が早いんだな。私、寝た気がしないぞ」
  GM  : マリ「……ごめんね、頼子」
  頼子  : 「マリはきっと、昨日の事で、追い詰まって、力がいるから、ライダーのトコへ行こうって考えてるんだろう」
  アーチャ: まるで聞いていたかのようなマスターの推測(笑)
  GM  : マリ「あたし、弥夢先輩を倒す。だから、頼子とは一緒にいられない」
  頼子  : 「お姉ちゃんを倒すってのは百歩譲っていいとしよう。でもここからいなくなられるのは困る」
  GM  : マリ「頼子があたしを守ってくれようとするのはうれしいよ。でも、あたしはそんなことは望んでない」
  頼子  : 「それ、相当傷つく返答だな」
  GM  : マリ「ごめん」
  頼子  : 「まぁ、確かにマリを守ってたのは、私のエゴだからな。          私はマリが好きだし、親友だ。マリが死んだりいなくなったりすると、物凄く悲しいだろう。          だから守る。単純かつ明瞭な考えだ。でも、マリはそういう考え方じゃない」
  GM  : マリ「あたしのことは、できれば、忘れて」
  頼子  : 「助けを求める人々を助く。そのためには力がいる」
  GM  : マリ「うん」
  頼子  : 「そして私はそれを邪魔するだろう。だから私のもとにはいられない。そういうことだろう?          なんで邪魔するか分かるか?」
  GM  : マリ「あたしはやっぱり頼子のお姉さんを殺そうとしてるんだから」
  頼子  : 「そんな事はどうでもいいんだよ!」
  GM  : マリ「頼子……」
  頼子  : 「私は、マリが、マリじゃなくなるのが嫌だから、邪魔する。私は親友を失いたくない」
  GM  : マリ「あたしは、あたしだよ。            正義を捨てたら、あたしがあたしでなくなる。だからあたしは行かないといけないんだ」
  頼子  : 「逆だろうが。正義のためにマリを捨てたら、マリは、マリじゃないだろう」
  GM  : マリ「……ごめんね、やっぱりあたしは狂ってるんだと思う。だからわからないんだろうね。            でも友達でいてくれて、ありがとう」
  頼子  : 「自己完結するなよぅ……」         ゴリゴリと、こめかみを抉る。
  GM  : 心理的療養のために和布の睡眠シーンでも流す?(笑)
  アーチャ: そんな癒しは求めておらん(笑)
  頼子  : いやーまぁーほしいっちゃ欲しいんだけどさぁー(笑)   GM  : 和布「むにゃむにゃ……ははは、海鳴りの和布だって。悪い気分じゃないな……ぐー」   頼子  : 「マリがマリであることを捨てたら、どうやって正義を維持するっていうんだ。誰が正義を規定するんだ。          助けを求める誰かを助けたいってのは、マリが思ってるんだろう。正義がそう規定してるんじゃない」
  GM  : マリ「あたしは、どんなになっても正義を信じる。            兄貴が死んでも、おじさんに何を言われても、どんな姿になっても。            そう信じる限り、あたしは唯野マリだよ」
  アーチャ: トバルカインの言葉通り自身を異常とみなして、絶望し精神崩壊したか。         頼子の献身とも言える肯定の言葉で、頼子に依存する関係に進んだか。         アーチャーの異常でもいいじゃないそんなことより救済しようぜ啓蒙運動により、より壊れるか。         さぁ、どれがよかったんだろうか(笑)
  頼子  : なんでお前は愉悦ってんだよぉー!(笑)
  アーチャ: 私好みの展開だからだ!(笑)
  GM  : とりあえず行動方針を決めるか。アーチャーとドラムコーとマリが頼子の敵ってことでいいのか?(笑)
  頼子  : 私以外全部敵って狂ってるだろ(笑)         HPは回復してないどころか今から達成値ペナルティ−1だよ!
  GM  : マリも達成値マイナスだから互角だ。
  アーチャ: 私はマリよりの中立だぞ、ここを自力で突破できないようでは救済はありえない。
  GM  : まあ自力っていうか……ちょっと他力本願だけど、そろそろマリは逃げるね。
  頼子  : 「マリは負けようとしてるんだよ。今。          助けられなかった事実から、逃げようとしてるんだよ……思考しなきゃァ行けないのに。          後悔を捨てて、逃げ出す。糞、私だってそうしたい」         こめかみをぐちぐち抉る。
  GM  : マリ「兄貴は助けられなかった……だから、だけど。ううん、そんなの関係なかったんだよ」
  頼子  : 「関係ないってなんだ」
  GM  : マリ「そんなの、今、殺されようとしている人には関係ない。            いいわけならいつだってできる。でも、あたしは」
  頼子  : 「言い訳しないんじゃないだろ。考える事を放棄しただけだ。          今、殺されようとしている人に、責任押し付けてるだけだ。          お前を助けようとしなきゃいけないからお兄さんは助けられませんってか」
  GM  : マリ「だって頼子は、だから兄貴を助けてくれなかったんじゃないの!            兄貴はあたしが助けないといけなかったんだ」
  頼子  : 「そうだよ。助けられなかった。助けなかった。          だから一生後悔する。私はあの時、クロードの元へ行って、助けるべきだった。          そしたら助かったかもしれない。マリに兄貴の話を聞いていれば、やりようがあったかもしれない」
  アーチャ: その辺りの事情は実際に現場に居なかった私では判断のしようがないな。
  GM  : マリ「ううん。頼子には関係なかったんだよ。あたしが頼子に期待するのが間違いだったんだ」
  頼子  : 「マリが? 私に期待する?」
  GM  : マリ「そうだよ」
  頼子  : 「本当に言ってんのか?」
  GM  : マリ「あたしは頼子に期待してたんだ。あたしと同じ正義を持っているって」
  頼子  : 「持ってるだろうとも。少しはな」
  GM  : マリ「でも違った。あたしの正義は、あたしだけの狂気だった。あたしは馬鹿で、それに気付かなかった」
  頼子  : 「マリだけの正義だって? なんで勝手にマリの物にするんだ? 私のは?」
  GM  : マリ「頼子には頼子のがあるんだよ。            きっと友達思いの。それが間違ってるなんて言わない。あたしとは違うだけ」
  アーチャ: 実に楽しい成長をしたな、ふっきれたとでも言うのか。
  頼子  : 殺すぞアーチャー。お前なぁ。はぁ。まぁ、私のせいだから何も言わん。
  アーチャ: いや、だがマリの言う事は間違ってはいないと思うぞ、正直な話。
  頼子  : 間違ってるかどうかって話じゃねえからな。唯の個々人の生き方の話だからな。
  アーチャ: 行動こそ極端だが、地に足が付いて、その上で暴走している感じだな。         私としては、マリの行動は否定できん、同時にマスターがマリを止めたいというのも分かる。
  頼子  : 分かるんならなぁー、いや、いい。
  GM  : マリ「ありがとう。頼子の気持ちはすごく嬉しい。だから、勝手に行くね。頼子の意志を無視して。            ありがとう。ごめんね」
  頼子  : 「なんで私を助けてくれないんだ? マリは」
  アーチャ: 友情よりも信じるものを選択したマリ、組織よりも友情を選択したユノ、         果たしてマスターは何を選択しどう行動するのやら。
  頼子  : 私は私をずっと選択してきただろうが。
  アーチャ: 選択肢が多すぎるんだ、マスターは。
  GM  : いやその言い方は正しいな。         友達を守るのが頼子の信じるものなんだろう。         さておき、そろそろルール的な処理をするぞ!
  頼子  : ルール的な処理あんのかよ(笑)
  GM  : 逃走判定でいいだろ?(笑)
  頼子  : うわぁ、令呪切るんか。こんなとこで。
  GM  : いや問答無用でもいいけど。
  頼子  : 問答無用で逃げられるの? 却下に決まってんだろうそれは!(笑)         問答無用で捕まえられるんならいい。
  アーチャ: だが、無理に引き止めても監禁するくらいしか行動を束縛できなくないか?         事あるごとに逃げ出そうとすると思うが。そして、この件でドラムコーは明確に敵だ(笑)
  頼子  : そうだと思うがなぁ。だからって、ここで逃したら、もうマリは何処にもいなくなるんだよ。
  GM  : この世からか。
  アーチャ: 命令とあればマリを引きとめることはしよう、マリ自身の気持ちを無視することになるが。         それがマスターの救済だというのなら、私は躊躇無くそれを実行しよう。
  頼子  : 難しいこと言いやがって。
  GM  : じゃあ、問答無用で気絶させて、聖杯摘出手術に持ち込む?
  頼子  : マリを裏切るような方法だな。でも一番スマートっちゃスマートだな。
  GM  : まあそれでもいいんだが……GM的にも悩むな。
  頼子  : 今の頼子はギリギリの状態だからな。         手段を選ぶような、そんな状態じゃないのは、確かだ。勿論PLもギリギリだ!(笑)
  アーチャ: どっちの道へ進んでも愉悦っているのは私だけか(笑)
  GM  : アーチャー自害しろ(笑)
  頼子  : アーチャー自害しろ(笑)
  アーチャ: だがな、正直な話マリの気持ちもマスターの気持ちも分かるんだ、どちらかを贔屓はできん。
  頼子  : くそー、このアーチャー強いけど、最悪だ!(笑)         しかもバーサーカーには勝てないと来てる!
  アーチャ: 言うな(笑)
  GM  : とりあえずここで選択肢だな。           1.マリの意志を無視して聖杯を摘出する           2.マリを捕まえてから後のことは考える。   頼子  : マリを捕まえて話してから意志を無視して聖杯摘出が宜しいかと。
  GM  : もう話しただろ、散々(笑)
  頼子  : 君の聖杯を摘出していいかな? 答えは聞いてない!
  GM  : じゃあ、1なんだな?
  頼子  : うるせえよぉー!(笑)
  アーチャ: 落ちつけマスター(笑)
  頼子  : 落ち着ける状況かよぉー! はぁー、ふぅー。
  GM  : まあ落ち着ける状況ではないな、マリが、         マリ「今までありがとう、ドラムコー。令呪を以って命ずる、あたしをここから先に行かせて!」         と命令したら即離脱成功だし。
  頼子  : まず捕まえて、聖杯摘出をすると宣言したあと、気絶させる。聖杯摘出は絶対にする。         っていうか、聖杯手に入れられたら普通に兄貴復活すんのになぁって私は思うけど、         マリにとってはそれはもうどうでもいいことなんかしら。いや、そもそも頼子が聖杯の能力を疑ってるのが問題か。
  GM  : じゃあ、1か。
  頼子  : 糞ぅ、1だな。
  GM  : ならば普通に戦闘しようか! マリのHPを0にしたら勝ちだ!
  頼子  : ぐええー。本気で?
  GM  : マスターはHP0になっても気絶で済むルールがある。殺す気がなければ。
  アーチャ: 殺す気がなければ。
  頼子  : ところで結界MPって、日をまたいだら回復?
  GM  : 半分回復。だから回復してるぞ!
  頼子  : LUCは?
  GM  : してる。
  頼子  : ふぅー。いきなり死んだりはしない。         睡眠ペナルティは、無窮の叡智で減らせる?
  GM  : 減らせない。
  頼子  : そうかぁー。分かった。
  GM  : では戦闘開始!
位置関係 マリ/ドラムコー:頼子/アーチャー IV:ドラムコー、アーチャー、マリ、頼子   GM  : ターン頭。まずは離脱判定から行こうか!
  頼子  : 結局離脱すんのかよ!(笑)
  GM  : こっちの勝利条件は離脱成功だ(笑)         各陣営の平均を取る。         ドラムコー「騎士の名に賭けて、逃がすよ、マリ!」
  アーチャ: 「お前、その場のノリで行動しているだろう」>ドラムコー
  GM  : 6an3+10an5 ドラムコー         (ころころ……) [5,2,4,3,6,2]+[1,2,6,4,1,6,2,3,2,3] = 11         8an4+5an5 マリ         (ころころ……) [4,5,5,3,5,3,1,1]+[2,4,3,3,2] = 10
  頼子  : アーチャー、アーチャー、お前、ちゃんとやる? っていうか、相手次第?
  GM  : 平均は11だ! アーチャーがやる気を失ったらまずいな(笑)
  頼子  : 令呪使えっつーのか。本気で言ってんのか(笑)
  アーチャ: 10an5+5an5+3an5         (ころころ……) [6,6,4,1,2,1,5,6,3,2]+[3,4,6,6,2]+[1,2,3] = 13         13だな。
  頼子  : アーチャー、お前、やる気ねえだろ! 出目がやる気出してなさすぎる!(笑)
  GM  : 6多い(笑)
  アーチャ: ダイス数は最大なんだがな(笑)
  頼子  : えーと、何で妨害できるんだ?
  GM  : 頼子の場合は敏捷+便利魔術だな。
  頼子  : 便利魔術が組むなら無窮の叡智が組むな。
  GM  : 残念ながらな。
  頼子  : 結界MPを使って無窮の叡智を解除! これで10an5は確保できた。
  GM  : 微妙だな。
  頼子  : アーチャーが13だろ? 合計23になればいいんだよな。微妙すぎるだろ!(笑)
  GM  : ブーストすれば?(笑)
  頼子  : 結界MP全部吐こう。+をつける。
  GM  : 2ターン目はないな(笑)
  頼子  : 1an1+20an5         (ころころ……) [5]+[5,5,6,6,3,1,3,3,4,1,4,4,4,4,1,3,6,3,4,1] = 17         いや、2ターン目はある。HPを使えばいい。
  GM  : 結界で阻害した!         マリ「頼子ーっ!」
  頼子  : 「マリ、マリ、ごめん。ごめん。駄目だ。マリを行かせられない。私は、私は、マリを行かせられない」
  アーチャ: 押し通れ、突き抜ける、な関係だな。
  GM  : では冒頭宣言。
  頼子  : マリが遠くにいる。射撃じゃないと届かないな。
  GM  : ドラムコーは防御専念。マリもまあ防御専念でいいか。
  頼子  : 攻撃専念して、勇者の力を防御に入れておこう。ん?         射撃攻撃する時は、防御も勇者の力使えない?
  GM  : いや大丈夫。
  頼子  : そうか。じゃあ、攻撃専念しよう……どうにもならんなぁ。くそぅ。         「マリ、私は、力づくでも、マリを、止めるよ。ああ、糞」
  GM  : ドラムコーもまりも防御専念だから能動行動はしない。アーチャーだな!         アーチャーはどうする? 愉悦してる?(笑)
  アーチャ: その発言はどうなんだ(笑)
  頼子  : でもアーチャー愉悦ってんだろ?(笑)
  アーチャ: 失敬だな二人とも、暖かく見守っていると言いたまえ(笑)
  頼子  : 「最初の障害が私か? くそぅ」
  GM  : マリ「ごめん頼子、通してもらうから!」
  頼子  : 「通せないんだよ。マリ。私は、マリがいなくなったら、いなくなったら、耐え切れない」
  アーチャ: 「どちらもどちらなので私からは言うことはない。          だが、この状況に我々が介入するのは無粋ではないか、ドラムコー」         では、ドラムコーを牽制しよう。
  GM  : ドラムコー「えー。でもほら、ボクはマリの味方だからね!」         ドラムコーはすっきり意見を言う。
  アーチャ: 「では、マスターの敵ということだな。つまり、女性の敵か」
  GM  : ドラムコー「ううーん。ボクは女性には手をあげない主義だよ!」
  アーチャ: 「だが、止めねばマスターは押し通るだろう」
  GM  : ドラムコー「君が君のマスターをなんとかしてくれない? お互い納得ずくで別れたら?」
  アーチャ: 「まったくもって同意見だが、納得できないから争っているのだろう。二人は。          私としても、どちらの意見も否定できん。どちらの気持ちも分かるからな」
  GM  : ドラムコー「まあよくあることだよ。友人同士が決闘するなんてことは。でもそれでも友情は不滅さ!」
  アーチャ: 「そう思うのなら、なおさら介入は無粋であろうに。まあいい、私がお前を抑えればいいだけの話だ」
  GM  : じゃあ引き離す?
  アーチャ: そうだな、そうしよう。
  GM  : ルール的には白兵攻撃の達成値を比べ会う。
  アーチャ: 白兵攻撃だと千里眼が使えんが、まあいい。
  GM  : どうぞ。アーチャーからです。
  アーチャ: えーと、白兵攻撃だと射撃武器に使うスキルは使えなくなるんだったか。
  GM  : そうだね。具体的には投擲と千里眼か。
  アーチャ: 10減るくらいだな、よし行くぞ。         28an5 敏捷+動物使役+神の加護+信仰の加護+瞬間強化         (ころころ……) [2,4,6,1,4,3,2,2,3,5,5,6,6,3,3,1,2,4,4,5,1,5,6,1,4,6,4,1] = 23
  GM  : ドラムコーのダイスが……だから、ぎりぎりで条件を満たさなかったか。         6an3+6an5+10an5+2an4         (ころころ……) [1,3,5,4,2,5]+[5,6,1,2,3,1]+[5,2,6,4,5,2,5,1,2,5]+[5,6] = 17         3an3+1an5+1an5+1an5 ラック!         (ころころ……) [3,6,5]+[1]+[1]+[4] = 4         1an5         (ころころ……) [3] = 1         おっと。22! が限界か。
  アーチャ: そこまでするか(笑)
  GM  : なあにラックは余るほどあるんだ、和布の分もあるしな(笑)
  アーチャ: だからって、朝から使い切る阿呆が居るか。
  頼子  : それだけやっても足りないんだな(笑)
  GM  : 残念ながらアーチャーの攻撃が中途半端すぎてな(笑)
  頼子  : 和布とドラムコー、合わせるとものすごい量のラック在るだろ。
  アーチャ: 「悪いが、付き合ってもらうぞ!」         いいつつ、ドラムコーを弾き飛ばす。
  GM  : ドラムコー「うわあ!」         戦車ごと弾き飛ばされる!         ヒポグリフ「キュー!」
  アーチャ: ヘタレグリフもいたのか。
  GM  : 位置関係         マリ:頼子 ドラムコー:アーチャー         ドラムコー「ごめんマリ、あれ使って!」         マリ「うん、わかった!」
  頼子  : ええええええ。         「やめろ。やめろ」         と言いつつ令呪を使える位置まで下げる。
  GM  : いや令呪じゃない。マリが懐から小瓶を取り出し、はーっとします。
  頼子  : なんぞ。
  GM  : そしてパワーアップ! ドラムコーがマリに貸してた宝具です。
  頼子  : なんぞ!? 宝具? 真名看破しておけば良かった、と言いたいところだが、そんな暇は一切なかった。
  GM  : マリ「わあああああ! 来い、頼子!」
  頼子  : 「その強さだけで十分だろうが……」
  アーチャ: パワーアップした。
  GM  : 具体的には狂化した。
  頼子  : おおいいいー!(笑)
  GM  : 大丈夫だ。副作用はない!
  頼子  : ならいい!(笑)
  GM  : ちょっと理性が蒸発なさるだけです。
  頼子  : よくねえ!!!
  アーチャ: 副作用だ、それは(笑)
  GM  : 命削るとかそういう効果はないってことだ(笑)         アーチャーの中の人ならこれがどんな宝具かわかることだろう。
  アーチャ: 真名看破してくれ(笑)
  GM  : で、まあ防御専念だから攻撃はしないでおく。頼子だ!
  頼子  : これ、これ、一発でマリのHP吹き飛ばせるのか? 気絶攻撃と宣言する。
  GM  : うむ。
  頼子  : 魔力+魔術+魔眼+無窮の叡智+攻撃専念10ダイス。
  GM  : ついにマリを攻撃する日が来たか。
  頼子  : 35ダイス。ウワァァー嫌だぁー。         でもやる。気絶攻撃! シャドウラン的に言うとスリープ。
  GM  : そんな優しいもんじゃないだろ、HP0になるし(笑)
  頼子  : 35an5 日本語で書くと喪神破         (ころころ……) [2,3,6,6,5,2,1,4,4,1,6,3,1,6,4,6,3,3,3,6,2,1,2,5,3,2,5,4,2,5,6,2,1,3,6] = 27
  GM  : せいぜい寸打。
  頼子  : 「マリ、マリ、ごめんな。ごめんな」
  GM  : お優しい技を……お優しいといってるけど傍から見ると全く優しくない。         10an5+5an5+5an5+4an4+10an5 さばく!         (ころころ……) [4,2,1,2,6,3,1,1,5,5]+[4,1,1,5,2]+[4,2,2,5,1]+[4,3,4,4]+[1,1,6,4,1,3,6,2,4,3] = 31         やったー。
  頼子  : なんだとぉー! っていうかダイス数私より少ないのに!
  GM  : 30d+4an4なのに(笑)
  アーチャ: 躊躇した分、隙になったな。
  GM  : 気迫が違う!
  頼子  : その通りすぎる!         霧のようなものがゆったりと頸動脈を締めようとしたりした。
  GM  : そんなお優しい技は弾き飛ばせる!         マリ「それでもあたしは行く!」
  頼子  : 「ああ、うー、マリは凄いな」
     ラウンド2
  GM  : 次のターンだ! 頼子とマリの離脱判定勝負!
  アーチャ: サーヴァントは別枠だから、完全に一対一の勝負だ。
  頼子  : 「なんでなんだろうな。私の我侭だもんな。ああ、くそぅ」
  GM  : 10an5+5an5+4an4 こっちもダイスが増えてる。         (ころころ……) [2,1,3,4,1,5,3,4,5,1]+[4,6,5,2,4]+[2,4,5,3] = 17         ちえいい!
  頼子  : HP1点よこせえー!
  GM  : どうした?(笑)
  頼子  : +2つつけたらそのまま死ぬ!(笑)
  GM  : 一つにしたら逃げられるのか(笑)
  頼子  : 装填魔具の回復今使って即HP消費していいか! ダメだわ! マリを気絶させられんわ!
  GM  : 装填魔具の回復は今使っていい。攻撃を装填しておけばよかったな!
  頼子  : 装填魔具の回復で回復するのは5点から6点、6点回復すれば、何とかなるかもしれん。         なんでこんなとこで戦ってるんだ私は? マリを失いたくないからマリを攻撃するってどんな病気だよ。
  GM  : マリは攻撃してこないから、攻撃されない渋川先生みたいになってるな。
  頼子  : 15an5 装填魔具で回復。         (ころころ……) [5,4,1,3,1,4,4,2,3,4,1,1,2,6,5] = 14         7点回復。
  GM  : いい勝負だ。
  頼子  : HP10点消費して、++にする。これで20an5振れる。
  GM  : どうぞ。
  頼子  : 1an1+20an5 だから、魔術+++無窮の叡智! あ、一応敏捷も。         (ころころ……) [4]+[4,4,5,5,1,2,5,2,4,4,5,2,5,4,1,5,4,3,5,5] = 20
  GM  : 全成功!?
  頼子  : すっげ。
  GM  : また捕まった!
  頼子  : 目から血を流す。
  GM  : マリ「頼子!? 無茶だよっ!」
  頼子  : 「マリを失いたくない……マリ……」         流れた血がマリの足を地面に押さえつける。         「くそ、これじゃ私のほうが……ああ、くそぅ」
  GM  : いざとなったら令呪でアーチャーにマリを撃ってもらうんだな。
  頼子  : そうだな。そうなるだろうよ。
  GM  : というわけで防御専念!
  頼子  : 「でも、私は、その為に、ああ、エゴとエゴじゃぁ何の解決にもならない……」         攻撃専念。勇者の力も攻撃。もう白兵距離だから。
  GM  : マリ「あたしのことは忘れて、頼子!」         ではすっ飛ばして頼子の行動に行くか。
  頼子  : 「忘れたら、私は楽になれると、思ってるのか? はは、嫌だよ。忘れたら辛いだけだ」         HP5点払って魔術を+にする。ばっかじゃねえの私。
  GM  : 剣でも出したか。
  頼子  : 「マリ、ごめんな。言い訳できないや」         いや、流れる血の量が目に見えて増えるだけだ。
  GM  : マリ「あたしも言い訳しない、したくないからこうしてる!」
  頼子  : 45an5 気絶攻撃。 魔力+魔術++魔眼+勇者の力+無窮の叡智+攻撃専念10ダイス。         (ころころ……) [1,3,5,6,5,2,6,1,1,6,2,5,6,5,2,2,1,1,1,4,3,3,1,2,1,4,1,2,4,2,3,2,2,4,5,3,6,4,3,1,3,4,1,3,3] = 40
  GM  : ぐうっ!
  頼子  : 足を押さえつけてた血が、どんどん上に登って行って、マリを覆う。
  GM  : 全成功してもあれだが……最善は尽くす! 運命に抗うものも使えるな。
  頼子  : うへえ。
  GM  : 10an5+5an5+5an5+4an4+10an5+3an3         (ころころ……) [6,1,5,1,3,1,4,3,3,2]+[1,1,2,1,5]+[2,6,3,4,5]+[3,6,4,3]+[5,6,5,1,6,2,3,2,4,5]+[6,4,2] = 30         ラック!         1an5+1an5+1an4+2an5+2an3         (ころころ……) [3]+[3]+[4]+[5,4]+[2,5] = 6         36!
  頼子  : 差分値4か。攻撃力は14だ。
  GM  : これが限界だろう。あとは耐久力次第。
  頼子  : 昨日HPは回復してないが、どうだろうな。
  GM  : 防護点無視で14点?
  頼子  : そう。あ。魔力的達成値マイナスは、対魔力次第で入るな。
  GM  : う。対魔力Bだ。
  頼子  : じゃあ1点追加だ。
  GM  : 1増えるな。
  頼子  : 15点。
  GM  : 15点。HPは20点。5点残る!
  頼子  : まじか。凄いな。
  GM  : どうする? 令呪で達成値+10でもする?(笑)
  頼子  : ああ、そうか。それでいいのか。ばっかじゃねえの私。
  GM  : バカだな!
  頼子  : でもする。
  GM  : 次のターンの頭に回ったら確実に逃げられるだろうしな。
  頼子  : 「令呪よ、力を貸せ」         で、いいのかな?
  GM  : いいよ! 頼子の令呪が一角燃え付き、魔力の塊となる!         本来の使い方ではないが、一時的に魔術をブーストする!
  アーチャ: 全力か、実にマスターらしい。
  頼子  : 糞ぅ。
  GM  : マリ「う、あーっ!」         押し切られ、マリが倒れる!
  頼子  : ぎゅりぎゅり、と、血が多い、マリの意識を断つ。
  GM  : マリ「頼、子……ごめん、ね……」(ばたり)
  頼子  : 「私が謝るんだよ。マリ。こればっかりはな。私が悪い」         気絶させた! このまま寝ずに学園行きだな。マリを確保する。
  GM  : ドラムコー「……マリ。               あ、降参しまーす」         とアーチャーに手をあげる。
  アーチャ: 「やれやれ」
  頼子  : 血の涙がだらだらと流れる。         もしかしたら血ではないものも混じってるかもしれないけど、それを見せられるほど頼子は強くない。
  GM  : そして和布はまだ寝ていた。
  アーチャ: 相変わらず、要所で無傷な男だな、カズフサ。
  頼子  : 血の拘束は解かずに、息とかだけ普通にできるようにしておく。         回復とかしないと死ぬとか在るんかしら。
  GM  : 頼子が死にそうだ。アーチャーが締めの愉悦でもしてくれ。
  アーチャ: 「それがマスターの救済か。いや、至らずと分かっていてもそれしかしようがない。          分かっているのだ、どちらも正しく、そしてどちらも正しい」
  頼子  : 「アーチャー、お前は私の味方か? 私の命令をまだ聞くのか?」
  アーチャ: 「さてな。それしか仕方がない。そういう妥協よりは、我が身を捨てても、という暴走の方が好みではあるが。          それで終わらせるつもりは毛頭ないのだろう? ならば見せて貰うまでだ、マスターのこれからを」
  頼子  : 「性格悪いな」
  GM  : ドラムコー「ボクが言うのもなんだけど自害させられないように気をつけた方がいいと思うよ、アーチャー」
  アーチャ: 「言われてもな。これが私だ。そして、だからこそ、期待させてもらおう、マスター」
  頼子  : 「自害しろなんて言わん。そんなん使うぐらいなら、自分で殺す」
  アーチャ: 「いつか、マリともそれでよかったと言いあえる明日を迎えられることを祈っているよ」
  頼子  : 「お前の祈りは薄っぺらいよ……」         マリを見ながら、アーチャーの方は見ずに、言う。
  アーチャ: 「そうだな。だからこそ、私は自分の救済を求めたのだから……」
  GM  : 意外といい勝負だったな(笑)
  頼子  : ばっかじゃねえの!?
  アーチャ: なかなか混沌としてきたな、いやいつも通りか。
  頼子  : どういう状況だよぉー! うわぁーん! マリがぁー! うわーん!
  GM  : やったのはお前だ(笑)
  頼子  : やったのは私じゃねえ! トバルカインとアーチャーだ!
  アーチャ: いやあ、アーチャーが私の思惑を越えて愉悦部化しているな(笑)         だが、根底に救済があるのは間違いない、ハッピーエンドをひっくり返すようなことはないから安心してくれ。
  頼子  : どーこーがーだーよーぉー!
  GM  : まあ、なんだ。友達三人が崩壊するのは意外と速かったな。
  頼子  : もうやだぁーもうー。第一次を見ろよぉー。超平和じゃねえかよぉー。
  アーチャ: こっちは戦闘以外のところでドロドロしてるからな。
  頼子  : 戦闘も泥沼だわ! 3回も全勢力集まったぞ!(笑)
  アーチャ: 毎日のように全勢力が集まる聖杯戦争って珍しいな(笑)         だというのに、明確に聖杯を求めている陣営の少ないこと(笑)
  頼子  : そのせいで頼子は目から血をだくだく流さなきゃならん羽目になってんだよ!
  GM  : 第一次は……サーヴァントがわりと忠実、監督役がまとも、         マスターが大部分狂ってない、聖杯を求めてる奴が多い、だからな(笑)
  アーチャ: 第二次は、サーバントが自由、監督役が混沌、         マスターは異常者ばかりだからな、聖杯? なにそれ美味しいの?
  頼子  : 頭おかしいわ。
  GM  : そしてマスターが身内ばかり。
  アーチャ: ある意味、頼子の周囲限定でやっている感じだ、身内だらけの聖杯戦争。
  頼子  : トバルカインのせいです。         私、本当にお姉ちゃん助けられるんかいな。そもそもお姉ちゃん助けるってなんぞ。         まぁトバルカインぶち殺そう。お姉ちゃんがあんななったのは多分共感の魔眼のせいにちげえねえ。
  GM  : そうだな、トバルカインを殺せば全て解決するんじゃないか?(笑)
  頼子  : 本当かよぉー。
  アーチャ: 解決しないフラグだな。
  GM  : いやわからない。
  頼子  : 確かに全ての元凶なんだけどよぉー。
  GM  : 果たして今回の監督役は黒なのか白なのか……
  頼子  : 真っ黒だろうが!(笑)
  アーチャ: 監督役は黒だが、いまさら監督役を殺っても動き出した状況は止まらない、に一票。
  GM  : でも今回のことはトバルカインに全て責任を押し付けるのはおかしくないか?(笑)
  頼子  : いや、可怪しくねえよ、なんにも可怪しくねえよ(笑)         全部お前のせいだよ、1から10までお前のせいだよ!(笑)
  GM  : 人柄だな(笑)
  頼子  : たしかにそうだがそういう問題じゃねえ(笑)
  アーチャ: トバルカインはどの状況を求めていたのだろうな。         クロードが適当なところで死亡するところまでは想定内として、         それをマリに告げることでどの方向にマリが暴走することを望んだのやら。         力ない正義を嘆き力を求める、という方向だとするとまさに思うつぼだな。
  頼子  : とりあえず私に依存するってのは目論見通りじゃないだろうな。         とりあえず頼子が苦しむ方向ならなんでもいいんじゃないか?
  アーチャ: 依存は赦されざると思ったので積極的に背中を押してみた。
  GM  : おい(笑)
  頼子  : てめえのせいじゃねえかアーチャーーーーーーー!!!
  アーチャ: 頼子は過保護すぎる、マリを背負いこめるほど自身だって余裕があるわけでもあるまい。         全員一緒に潰れるくらいなら、マリも一人で立てるよう発破を掛けるほうが健全だろう。         やり方はともかく。
  GM  : 一応親切心ではあったのか、アーチャーも。
  アーチャ: なにを言っているんだ、私は完全に善意で動いているぞ、アライメントは悪だが(笑)         行きつく先が地獄であろうと、本人が納得しているならいいじゃないか。
  頼子  : うるせえよ私は全然納得してねえよ(笑)
  アーチャ: 勿論、それもまた事実だろう、頼子は頼子の思うままに行動するといい。         それで意見がぶつかり合うのは自然の成り行きだ。
  頼子  : アーチャー愉悦しすぎじゃねえー!?(笑)