第二次月詠聖杯戦争5日目 夜パート1

  GM  : そういえば4日目終了の時点で君の正体に気付いた陣営がどれだけいるか判定しておいたよ。
  アーチャ: ほーう。
  GM  : まあそこそこだった。
  アーチャ: そこそこでも気づくとは凄いな、一応ステータス隠匿持ちなんだが。
  GM  : 魔力+魔術で判定だからね。
  アーチャ: ああ、基準が高いのか。
  GM  : どっちもA以上いってると流石に成功も出てくる。         さておき、状況を整理しておこう。どうだっけ?
  アーチャ: 昼にキャスターの所に行って、ライダーが暴発した。
  GM  : まあよくあることです。あとユノとマリと頼子で言い争いだったな。
  アーチャ: まぁ、ライダーが死んでいないことから、首が付いてる、         ちゃんと切って持ってこい、と再度送りだされたわけだな。         あとは、マリのライダー先生殲滅教室、ユノのランサー殺害計画、         頼子のアサシンを探せ、の三本でお送りする予定だ。
  GM  : キャスター的には冗談じゃねえぞという感じですね。         そもそも何が問題かというと、キャスターには強化できる前衛が必要なのに、それがユノしかいないという。
  アーチャ: 大佐が戦えばいいじゃないか。
  GM  : デブに何を期待してるんだ(笑)
  アーチャ: 機敏な動き(笑)
  GM  : デブも指揮官ですよ。トループを強化できる宝具ってそうそうないんだよね。
  アーチャ: 前衛が居ないとか、組織としてどうなんだアーネンエルベ。
  GM  : だから、ユノが、いるんじゃ、無いか(笑)
  アーチャ: そのユノに裏切りフラグか、胸が熱くなる展開だな(笑)
  GM  : 繰り返すけどキャスター的には冗談じゃねえぞという感じです。         まあそもそも彼がまじめに戦争しようとしてるのがいけないんだけど。
  アーチャ: 霊地持ちで、前衛として人造英雄を準備し、キャスターによる強化を行い、さぁこれからだという時に(笑)
  GM  : しかも周囲を要塞化している。
  アーチャ: というか、今おかしな事を聞いたな、まじめに戦争しようとしているのがいけないとかなんとか(笑)
  GM  : だってだれも真面目に聖杯欲しがってないだろ…?(笑)         アーチャーもその手の類じゃないか。
  アーチャ: ドラムコーが欲しがっているじゃないか(笑)
  GM  : 奴は理性が蒸発しておられますので。
  アーチャ: 私は良いんだ、マスターが期待外れだった場合、アーチャーらしく裏切って聖杯を奪取するから。
  GM  : その気はあるのか。裏切ろうとして頼子に倒される?
  アーチャ: マスターの迷走が激しいからな、一応、友の救いを求めて行動している辺りは望み通りなんだが。         手を伸ばし過ぎて潰れそうな予感がヒシヒシと。
  GM  : 腕が二本しかないのに。
  アーチャ: 姉、マリ、ユノ、この時点で既に二本では余るというのにマリの兄まで助けるとなると身を乗り出す必要がある。
  GM  : というかアーチャーも愉悦趣味じゃないのか? 愉悦部(笑)
  アーチャ: 愉悦部はあがく様を見て愉悦するのが目的だろう。
  GM  : まさにその通りだろ?(笑)
  アーチャ: 私は、あがききって乗り越えるところが見たいんだ、ようは潰れてしまっては期待外れということになる。
  GM  : やってることは同じなんだな。         しかしそのせいか知らんが、アーチャーは作戦考えるとかしないな。
  アーチャ: 具体的な作戦は考えているじゃないか、大まかな方針はマスターが決めることだ。         ようは、戦略を練るのはマスターの仕事、戦術を考えるのは私の仕事だ。
  GM  : で、今回の戦略は?
  アーチャ: マスターとしては、ランサー組には二日間逃走していて欲しいのだろうな。         その為にセイバーと交渉するつもりらしいが、手札がトバルカインの居場所(?)だけというのは如何にも弱い。
  GM  : じゃあどうするんだ?
  アーチャ: 放出できそうな手札がアナスタシアの情報カードくらいだが、         マリの手術までにサーヴァントを倒す必要がある以上それも渡せない、困ったものだ。
  GM  : そういえばマリの心臓代替用の宝具って何か案はある? 中国系で。
  アーチャ: 霊珠。
  GM  : どれどれ。
  アーチャ: 太乙真人の最高傑作、ナタクの心臓だが(笑)
  GM  : おい。まあそれでいいや(笑)
  アーチャ: いいのか!?(笑)
  GM  : だって他の案が龍の心臓だぞ?(笑)         機械化しようが龍化しようが似たようなものじゃないか。
  アーチャ: この霊珠さえ無傷なら宝貝人間はどんなに傷ついても再生できるらしいんだが、大丈夫か(笑)
  GM  : それは特攻するのに都合がよさそうだね(笑)
  アーチャ: なんという、キ○ガイに刃物(笑)
  頼子  : アーチャーが私を愉悦対象としてみているということが分かった。
  GM  : そうだよ。
  頼子  : そしてふと思った。
  アーチャ: 失敬な、それは偽情報だ、敵の欺瞞情報に惑わされるな(笑)
  頼子  : アサシン倒すより、今からバーサーカーをセイバーと一緒に倒しに行くほうが、楽かもしれんと。
  GM  : 頼子的にはそれでいいのか?(笑)
  頼子  : いや、トバルカインを殺しに行くから、どうせバーサーカーが立ちふさがるだろうなぁと。
  アーチャ: ああ、なるほど、そっちの方向に対する交渉なら可能かもしれないな。         今ならランサーもアサシンも居ない、手薄だからと理由づけ出来る。
  頼子  : 今しかないんだよぶっちゃけ。
  アーチャ: 仮にバーサーカーが居なくても、敵の霊地を調査して、捕らわれている生徒を解放できるのも上手い。         うん、いいんじゃないか、その交渉なら成功の余地はあると思うぞ。
  アーチャ: ちなみに、その際にライダーを連れていくのは反対だ。         セイバー陣営とライダーはその場でバトルしかねんくらい相性が悪い。

5日目 住宅街/命泉学園


  GM  : さて、ユノ、マリ、ライダー、アーチャーが礼拝堂から追い出されてきたんですね。
  頼子  : そう。
  GM  : ユノ「それじゃあマリちゃんをよろしくね、頼子ちゃん」
  頼子  : 「待て。待て。ユノ。凄い大事な話がある」
  GM  : マリ「ねえねえ。心臓の話が先延ばしになったなら、あたしの修行をやろうよ!」
  頼子  : 「ええー」
  GM  : ユノ「大丈夫だよ。頼子ちゃんは心配しないで。ユノはちゃんと責任を果たすから」
  頼子  : 「いや、ユノ、ランサーより、今すぐトバルカインを倒しに行かないか?」
  GM  : ユノ「……トバルカインを?」
  頼子  : 「ランサーとアサシンが仲違いをしている今、トバルカイン組の陣営はバーサーカーだけだ。          今が一番いいタイミングだと思う。セイバー組とも協力できれば、更に楽そうだ」
  アーチャ: マスター、それ殺害対象がクロードから弥夢に変わるだけだぞ。         バーサーカーを殺害するイコール、マスターの殺害も込みだ。
  GM  : ユノ「……そうだね。でも場所はわかるの?」
  頼子  : 「場所は分かる。でも今は」         と言って、マリの方をチラッと見る。
  GM  : マリ「?」         ユノ「そうだね」
  頼子  : まあ、マリのいるトコで居場所言ったら面倒臭い事この上ないからなぁ。
  アーチャ: さっき聞いてたろ。
  頼子  : さっき?
  アーチャ: 御門家で聞いた時、そこ(白姫女学院)にゾディアおじさんが、と反応してただろうが。
  GM  : マリ「えっと、トバルカインって、ゾディアおじさんのこと……だよね?」
  頼子  : 「ん?」
  GM  : マリ「おじさんに会うなら、あたしも会いたいんだけど……いっていい?」
  頼子  : 「勿論駄目に決まってるだろう?」
  GM  : マリ「そんなー!」         ユノ「そうだね。それじゃ頼子ちゃん、どこかで集合しようか」
  頼子  : 「うん。そうしよう。マリはお留守番! というか、修行、ホントにするの?」
  GM  : マリ「したいよ!」         ユノ「ユノは大佐と一緒に作戦行動を取るから」         といって、ユノは去っていきます。
  頼子  : 待て、ユノ、待て、連絡手段くれ(笑)
  GM  : 携帯だ!
  頼子  : 携帯の番号知ってたっけ? じゃあ良かった。
  アーチャ: 携帯番号も知らないで親友名乗ってたのか(笑)
  GM  : ライダー「ふむ。虎狩りはしないのか?」
  頼子  : 「虎を狩るより怪物を狩ることにした」
  GM  : ライダー「まあいい。マリよ。強くなりたいというのなら余が鍛えてやろうぞ」
  頼子  : 「ライダーがぁー?」
  アーチャ: 「まぁ、そう悪い案でもないと思うぞ、マスター。実力は確かだ」
  頼子  : 「これ前にも言ったけど、なんて言うか、こう、超怪しい」
  GM  : マリ「あ、待って。バーサーカーって……弥夢先輩を倒すってこと?            それじゃああたしも連れてって!」
  頼子  : 「お姉ちゃんは第一目標じゃない。戦わずに済むなら戦う気はない」
  GM  : マリ「そうなんだ?」         マリはやりたいことが多すぎるな。
  頼子  : 「操られてるかもしれないからな。あと修行はどうした修行は」
  GM  : マリ「じゃあせめてあたしの修行が終わるまで待って! えーとたぶん明日ぐらいまで!」
  アーチャ: 「一日の修行でどこまで強くなるつもりだ」
  頼子  : 「っていうか、ライダー、修行って、どんな物なんだ。          私、マリが死んだり人間じゃ無くなったり寿命が10分の1になったりするのは、凄く困るぞ」
  GM  : ライダー「一両日でサーヴァントを打倒しうるとなると、全乗せしかないな」         マリ「全乗せ? よくわからないけど、じゃあそれで!」
  アーチャ: 「意味が判らん。全乗せとはなんだ?」         というか、まて、全乗せにはトバルカインが協力する、とかいうのが無かったか?(笑)
  GM  : リスクを積み重ねるほど修行の効果が上がる方式。    ・一晩死ぬ危険のある苦しみを味わう。(デフォルト)   ・人間を辞める。平穏な生活と離別する。   ・一週間前後で燃え尽きる。   ・聖杯戦争終盤でライダーと殺しあう。どちらかが死ぬまで。タイミングはライダーが決める。   ・大切な記憶を失う。マリがマリでなくなる。   ・トバルカインも協力する   GM  : などというメニューとなっております。
  アーチャ: 一番最後、どうやって実現するつもりだ(笑)
  頼子  : 「ライダー、ライダー、最後、何だ。お前、トバルカイン勢か?」
  GM  : ライダー「それはフレーバーだ、気にするな」
  アーチャ: 「気にするわ」
  頼子  : 「気にする。超気にする」
  GM  : まあルール的にいうと、ろくでもないことになるってことです。
  頼子  : 「もう最初の時点で私はやめろやめろって感じだが。          1週間前後で燃え尽きるってなんだ。死ぬってことか?」
  GM  : ライダー「もちろん死ぬ。いや死ぬというか消滅かもしれんが」         マリ「うーん、別に全乗せでも……あたしがあたしでなくなるのは嫌かな……」
  頼子  : 「ライダーと殺しあうとか、マリ、それ、聖杯戦争終わる前に死ぬってことだからな?」
  GM  : マリ「倒せばいいんでしょっ?」
  アーチャ: 「どこの世界に一日の修行で師越えが可能な弟子が居るんだ」
  頼子  : 「私ですらライダーとタイマンして勝てるとは、思えんぞ」
  GM  : マリ「じゃあ頼子よりも強くなるっ!」
  頼子  : 「アーチャーと私が組んで戦ったとしても、勝てるか分からん。          というか、ライダーは、今存在する聖杯戦争全勢力と戦っても勝つぞ」
  アーチャ: もう、マリは脳の病気なんじゃないかと心配になってくるな。
  GM  : とか馬鹿な会話をしていると。         マリ「えっ!?」         いきなりまりが驚きます。
  頼子  : 「マリ? 念話か?」
  GM  : マリ「う、うん」
  頼子  : 「ドラムコーがなんかしたのか?」
  GM  : マリ「あのね。ランサーが攻めてきたんだって」
  頼子  : 「はぁー?」
  アーチャ: またかー!
  GM  : 呂布だー!
  頼子  : 「ランサーが? ええー? うわぁ。盲点だわ」
  GM  : マリ「とにかく戻ろう!」
  頼子  : 「帰ろうか」
  GM  : たったった。
  頼子  : マリより先に帰ろう。
  GM  : いや君の方が足遅いわ。
  頼子  : いや、アーチャーの脚が速い。
  アーチャ: 私の方が速いぞ(笑)
  頼子  : 「マリが行ってどうするんだ」
  GM  : 「ドラムコーに呼ばれてるから!」         マリの答えは単純明快。
  頼子  : だからマリを捕まえてもらおう。
  アーチャ: 捕まえてどうする、というかいっそマスターを抱えて走るか。
  頼子  : そうしてそうして。
  GM  : マリ「あっ!」
  アーチャ: というわけで、マスターを抱えてマリに並走する。
  GM  : 並走された。たったったったー。じゃあ同時に行く感じだな。
  アーチャ: 「状況はどうなっている? そもそもドラムコーは何と言っているんだ?」
  頼子  : 「しかし、昼時にランサーが? 変な感じがする」
  GM  : いやもう夜になります。
  頼子  : もう夜なのか。
  GM  : シーン切ろうか!
  頼子  : 切るんか。切ったら次は夜?
  GM  : 昼は学園でいろいろあったからな。感じ的にはさっきまで夕方だった。
  アーチャ: 予定としてセイバー陣営との交渉があった気がするが、襲撃があるとは予想外だ。
  頼子  : 夜になる前に、マスターカードにメール返ってきてないか見る。
  GM  : セイバー『詳しく話を聞かせてください。こちらはランサーを倒す方向で動きをしています』
  頼子  : 『ランサーは御門家を襲撃。          ところでランサーとアサシンが仲違い中の今こそトバルカインを取る絶好のチャンスだと思う。          これからランサーの襲撃現状を把握するため戻るので、詳しい話はまた後で』         とメールしておく。アーチャーに運ばれながら。

5日目 夜 温泉街/御門家


  GM  : では日が暮れた直後の御門家付近。         御門家を、多数のパトカーが囲んで、ファンファンファンファン。
  アーチャ: うおお、秘匿秘匿!?
  GM  : 警官『あー、君は完全に包囲されている。おとなしくでてきなさーい』         みたいな状況です。
  アーチャ: やりたい放題だな、呂布。
  GM  : 御門家(包囲)パトカー+警官(遠巻き)野次馬         というような位置関係。君たちは野次馬のあたりまで来ている。
  頼子  : 「なんだこれ……えええ。アーチャー、どうなってるか教えてくれ」
  アーチャ: 「しばし待て」
  GM  : マリ「あのねっ。ランサーが警察を連れて攻めてきたんだって」
  アーチャ: は?
  頼子  : 「は?」
  アーチャ: そもそもサーヴァントの気配は?
  GM  : 御門家に感じる。
  頼子  : 待って待って。ランサーがどうして警察を連れてこれるんだ。
  GM  : 近くをこそこそしているのが一騎。
  頼子  : はぁ?
  アーチャ: 連れて、というかランサーを追ってきたんじゃないか?
  GM  : マリ「あ、ええと。ランサーが、警察から逃げながら御門家に突っ込んできた、というのが正しいのかな?」
  頼子  : とりあえず、人払いで遠ざけるか。
  アーチャ: 人払いというか、アレだな。         呂布の幻影か何かを街の方向に向かって走らせれば、そっちを追って行くだろう。
  頼子  : 「このランサー容赦せんせんせんせんせん。訳がわからない」
  GM  : 壊れた(笑)
  頼子  : 駄目。ランサーの行動を予測できない、なんでここに来たんだ?(笑)
  GM  : ドラムコー「……」
  頼子  : ねえ、ドラムコー、ここにいるの?(笑)
  アーチャ: こそこそしているのはドラムコーか。
  GM  : ドラムコー「……ええ、いつかこんなことになると思ってたんです。あの家の人、ちょっと頭おかしいですから」         インタビューに答えている。
  頼子  : 飛び蹴り。
  GM  : ドラムコー「きゃわー!」
  アーチャ: カメラマンに暗示を掛けて別の野次馬へ向かわせよう(笑)
  頼子  : 「お前はびっくりするほど自由な奴だな。和布どうした和布」
  GM  : ドラムコー「いやあっはっは」
  頼子  : 「まさか中か? ランサーも中か?」
  GM  : ドラムコー「えーと、まずランサーが警察をひきつれて突っ込んできた・・・・のは話したよね?」         マリ「うん」
  アーチャ: 「そこまではいい。問題はその後だ」
  頼子  : 「話した。今和布がどうなってるのか聞いてる」
  GM  : ドラムコー「それでボクはこれはまずいと思ってすぐ逃げようと思ったんだ。               この判断は間違ってないよね? もちろん和布も連れてだよ?」
  アーチャ: 「まぁ、自分の実力を把握していると言う意味では間違っていない」
  頼子  : 「間違ってない。正しい。正しいけど今の現状はどういうことだ」
  GM  : ドラムコー「でも和布は、御門家の人間がこの家を放って逃げ出すことはできないっていうんだ」
  頼子  : 「和布はなんて馬鹿なんだ。びっくりするほど馬鹿だ」
  アーチャ: まぁ、カズフサらしいともいえる。
  GM  : ドラムコー「だからボクは0.1秒ほどちゅうちょして、和布の意志を尊重することにしたんだ」
  頼子  : 「お前も相当の阿呆だ」
  アーチャ: まったく躊躇してないわけだな(笑)
  GM  : ドラムコー「ええー」         和布がバカなことを言い出した瞬間見捨てたとも言う(笑)
  頼子  : ランサーの幻影を作ってどっかに向かわせて、このやじうま共を遠ざける。判定いるか?
  GM  : ランサー「はっはっはー!」
  アーチャ: 本物が(笑)
  頼子  : ランサーお前本物はいなくていいんだよ!(笑)
  GM  : ランサー「酒と食いもの、そして馬と女を今すぐ持ってこい!」
  頼子  : じゃあもう普通に人払いかけるよ。全員どっか行け! 走ってどっか行け!(笑)
  GM  : ひとばらい!
  頼子  : まさか、まさか、ランサーを私が打つ羽目になるとは思いもしなかったよ!
  GM  : 野次馬はばらばらと散っていきます。パトカー連中はちょっと強固だぞ。
  頼子  : 「アーチャー、一応、なんて言うか、戦闘準備だな」         判定したほうがいいのか。どんくらい達成値いるんだ。あと一番気になることだが、
  GM  : 和布のことなら今から話すよ。         ドラムコー「で、和布だけどまだ中に取り残されてるよ。押し入れで震えてる」
  頼子  : 御門家の陣地からMPもらってもいいのか?
  GM  : いや、頼子が見たところ。既に御門家は敵陣地となってしまってますね。
  アーチャ: 敵の陣地で戦闘はしたくないんだがな。
  頼子  : 「無事なだけでも十分だ」
  アーチャ: 「カズフサらしいといえばカズフサらしいな」
  GM  : マリ「よくわからないけど、御門を助けよう!」
  頼子  : なんて言うか、なんで私の周りだけこんな厄介事が起きるんだ?(笑)
  アーチャ: ちょうど手頃な拠点だったからじゃないか?(笑)
  頼子  : この拠点を放棄するのは吝かじゃない。
  GM  : ふぁんふぁんふぁん。
  頼子  : パトカーも人払いだぁー! お前等もどっかいけー!
  GM  : 人払いしてもすぐ戻ってくる、ぞ?たぶん。
  頼子  : 戻ってくるのか。
  GM  : 事件が現在進行形で起きてるわけだから。
  頼子  : 結界みたいなのを張ったほうがいいのか? 正直、私の脳は百鬼夜翔だよ(笑)
  GM  : フェイトに詳しいPL2さん! 教えてくれ。
  アーチャ: まぁ、人払いは暗示に近い「そっちに行きたくない」系のものだからな。
  GM  : そもそもフェイトの人払いはそんなに便利じゃない。よく破れては目撃者を出すしな。
  頼子  : へえー。
  GM  : あらかじめ戦場に張っておく、というのが正しい。
  アーチャ: そっちに行く硬い理由があると抜けられやすい。
  GM  : ここはもうある意味戦場になってしまっているんで。まあ野次馬ぐらいは散らせるけど。         ライダー「しかしなかなか面白い奴だな、あのランサーは」
  頼子  : 「面白い奴だよ。当事者じゃなきゃな」
  GM  : ライダー「魔術の隠匿もなにもないが、元より討伐令の対象か。はっはっは」
  アーチャ: 今回のことがなくとも遠からず討伐対象になっただろうな(笑)
  GM  : マリ「まじゅつのいんとく? なにそれおいしいの?」         頼子たちが唖然としてるなら、どっちが先に来るかな……ダイスで決めよう。         (ころころ……) [5] = 5         ひゅううううううう
  頼子  : え。え。誰が来るの。
  アーチャ: 残念な方か。
  GM  : 寒風と共に、警察隊の前に一人の女性が進みでます。
  アーチャ: そりゃあ、これだけの騒ぎになればな。
  頼子  : 「うわぁ。うわぁ。なんでこうなるの」         こめかみをぐりぐり。
  GM  : 警官「おい君、ここは危ないから」         次の瞬間!
  頼子  : マリを抑えておく。
  GM  : がちんがちんがちん!         警官隊が氷の彫像になる!
  アーチャ: どいつもこいつも、法治国家で好き勝手しおってからに。
  GM  : マリ「うわっ!?」         アナスタシア「おほほほほ。昼は良くもやってくれましたわね」         更に氷の彫像となった警官をひとなですると、ぱりーん、とその警官の彫像が中身もなく砕けます。         これが彼女流の吸血行為という奴です。
  アーチャ: 雪女もびっくりだな。
  頼子  : 和布を探してこよう。
  アーチャ: 「どうする、マスター。この調子だとセイバー陣営も含めてどんどん集まってくるぞ」
  GM  : 勘が鋭いな。もう何秒もしないうちにセイバー陣営が突入してくる。
  アーチャ: 勘? 勘というか、もう予定調和だろう(笑)         ここまで派手にやった上に、マスターが確定情報を流しているしな。
  頼子  : 「うわぁー。うわーぁーーー。はぁーーー? あーたーまーがーいーたーいー」
  GM  : ドラムコー「よし、それじゃ。マリはボクに任せて!」
  頼子  : 「お前前もそれ言ってマリを大ピンチにしやがったよな」>ドラムコー
  GM  : ドラムコー「まあまあ、そんな昔のことは許してよ。えへっ」         マリ「えっ!? あたしとドラムコーがあの人と戦うんじゃないの!?」
  頼子  : 「いや、もう、こいつら全員勝手に戦わせておいて、わかめを助けて、帰ろう」         和布を助けに行く予定。
  アーチャ: 「その前に、一端身を隠すぞ。いい加減、ここは戦場になる」         急がないとセイバー陣営がくる(笑)
  頼子  : うん、とりあえず、姿を隠す。
  GM  : マリ「え、御門は!?」(こそこそ)         家に裏側に回った感じか。
  頼子  : 「ぐるっと回って裏口から入って和布を助けてくる」
  アーチャ: 「戦闘が始まれば御門家に侵入する隙もできるだろう。そっちに気を取られている間に救出しよう」
  GM  : 遠からず、御門家の前で何やら、灼眼化とか銃声とか、まあそんな感じの音が聞こえてきます。
  アーチャ: もう来たのか。
  頼子  : 私等がいなくなってからでよかった。         「ドラムコー、和布が入ってるタンスの位置、分かるよな」
  GM  : ドラムコー「わかるよー。頼子たちの部屋だよ」
  頼子  : 「私の部屋かよ」
  GM  : マリ「なんでそんなところにいるの?」
  頼子  : 「分かった。じゃあ和布連れて来る」
  アーチャ: まぁ、逆に言うとチャンスかもな、蔵人が居ない内にランサーが狙われるのは。
  GM  : ライダー「よし!」
  頼子  : 「よしってなんだ」
  GM  : ライダー「余は今日は高みの見物に徹しよう。感謝するがよいぞ!」         といって表の方に歩いていきます。
  アーチャ: 表の見物に行ったのか。         「非常に納得がいかないが、まぁ勝手な行動をされるよりはマシか」
  頼子  : 「あーありがとうありがとう。あー?」
  GM  : 実際、ライダーを連れていくのと何もしないのとどっちがいいのかというと激しく微妙だからな(笑)
  頼子  : 何をしても何をしなくても面倒だ!(笑)
  GM  : 敵でも味方でも厄介。
  アーチャ: 少なくとも、セイバー陣営と交渉するにあたってはライダーの存在はマイナスでしかない(笑)
  頼子  : よし、私は和布を連れてくるから、アーチャーはマリとドラムコーを見張っててほしいな!(笑)
  GM  : どんな役割分担だよ(笑)
  アーチャ: 「まて、マスター。今この場にアナスタシアが居る以上、アサシンも居る筈だぞ」
  頼子  : 「げっえー」
  アーチャ: 「また単独行動するつもりか」
  GM  : マリ「じゃあ、あたしが!」         マリはやる気です。
  頼子  : 「いや、正直、アサシンとドラムコーとマリ、どれも怖いよ」
  アーチャ: 「逆に、全員で行ったらいいのではないか? 逃げるにも楽だろう」
  頼子  : 「ああ、そうか。じゃ、全員で行くか。          いいか。隠密任務だからな。表の戦闘に加わったりするんじゃないぞ」
  GM  : ところで表の方は誰も見張らないわけ?
  アーチャ: まったく見ておかないのも問題だな、使い魔でも放っておくか。
  GM  : 探索魔術用の動物使役を使っておくという感じですね。
  アーチャ: ああ、それで表の様子を遠巻きに見ておく。
  GM  : では表ではセイバー陣営とアサシン陣営のバトルが始まっています。アサシンもいるようですね。
  アーチャ: ランサーはどうした(笑)
  頼子  : あれ、ランサーどうした。
  GM  : ランサーはいない。
  アーチャ: 一番問題な奴が野放しか。
  頼子  : 「ランサーがいない。急ごう」
  GM  : 家の中に引っ込んだようだ。
  頼子  : はぁー!? ばっかじゃねえのか!(笑)
  アーチャ: くそ、面倒臭い奴だな(笑)
  GM  : 何故驚く? あ、ライダーのことか?(笑)
  頼子  : ランサーのことだからいいんだよ、ライダーの事じゃねえから(笑)         ライダーは見てるんだろ。セイバーとアサシンの戦いを。
  GM  : うむ。ライダーは高みの見物をしている!
  頼子  : だから、私等は御門家に入って和布を確保しに行く。
  アーチャ: ち、ランサーめ、狙われている立場を知っているだけに敵同士が戦うのは歓迎していそうだな。
  GM  : ドラムコー「ねえねえ」
  頼子  : 「なんだ」(移動しつつ)
  GM  : ドラムコー「ボクは隠密行動苦手なんだけど」         というか頼子も苦手。
  頼子  : 「私も苦手だ」
  GM  : ドラムコー「つまりバレバレだってことだね!」
  頼子  : 何このパーティバカじゃないの(笑)
  アーチャ: 「アサシンが表に居るのが確認できた。代わりにランサーが家の中に戻ったようだが」
  頼子  : 「やめろやめろなんでランサーなんだよ。ああ、ランサー倒せばもう、まぁ、いいか」
  GM  : マリ「ええと、これから和布を助けてランサーを倒せばいいんだね?」
  頼子  : 「うん、もう、それでいいや」
  GM  : マリ「人の家を乗っ取るなんてひどい奴だ!」         というわけで御門家裏口から侵入?
  頼子  : うん。セイバーとアサシンは私等を見つけても攻撃してる場合じゃあるまい。
  アーチャ: 作戦を考えている間に突入が可決してしまった(笑)
  頼子  : アーチャー作戦会ったのか!
  GM  : アーチャー(笑)         まあさておき
  アーチャ: 「大きくわけて作戦は三つ。          一つは、このまま正面突破ででランサーを撃破する。          二つは、隠密行動の出来る私が単独でカズフサを救助する。          三つは、少数がランサーを足止めしている間に残りがカズフサを救助する」
  GM  : 作戦4.対城宝具で御門家を吹き飛ばす。         マリ「あたしも忍び足なら自信あるよ!」
  アーチャ: 「とりあえず、この御門家という拠点を取り戻すつもりならばランサーは倒すべきだろう。          拠点放棄するつもりならば、逆にランサーと闘う理由はない。とっととカズフサを救助して脱出しよう」
  頼子  : 「マリが和布を確保して、私とアーチャーとドラムコーでランサーを倒す?」
  GM  : ドラムコー「逆に考えたらいいんじゃないかな。(和布を)あげちゃってもいいって」
  頼子  : 「お前、本当、マスターないがしろだよな」
  アーチャ: 「正しい運用だな。今のところマリを狙う勢力もない……マスター、朝倉弥夢は今どこに?」
  頼子  : マスターカードを見る。
  GM  : 御門家表門。
  アーチャ: 居るじゃねえか!(笑)
  GM  : に近づいている。
  頼子  : 「ははは。ここに来てるわ」
  GM  : もうすぐ到着するレベル。
  アーチャ: 「最悪の展開だな。逆に言えば学院ががら空きということだが」
  GM  : 攻めてこれば出陣しなかったんだけどな(笑)         というわけでこのままだと、セイバー陣営が挟み撃ちになります。
  頼子  : バカじゃないのバカじゃないのバカじゃないの(笑)
  アーチャ: 「このままだと、アサシン陣営とバーサーカー陣営に挟まれセイバー陣営が堕ちるな」
  GM  : ドラムコー「えっ、マジ?」         マリ「わかった、じゃああたしとドラムコーが、助けに行くよ!」         ドラムコー「えっ?」         まりの、むぼうなていあん! 助けに行くというのはセイバーのことです。
  アーチャ: 「君は全陣営に狙われる身だということを忘れないように」
  頼子  : 「和布の居場所を探る人間がいるのか? いないな。          マリを確保しようとする敵はいるか? いるな」         こめかみをぐちぐちと抉りながら。
  アーチャ: しかし、カード確認してよかったな、気づかない内にセイバー陣営が堕ちるところだった。
  GM  : 使い魔を配置したから到着したら気付いたんだけどね。一手早かった。
  アーチャ: 到着前に気づけたのは僥倖だ。
  頼子  : 「なら、バーサーカーを倒すべきだな。          ランサーは遭遇したら倒す。和布は置いておく。どうせ全員撃退するんだ」
  GM  : マリ「先輩を……」
  頼子  : 「マリ、マリ、私はお姉ちゃんを倒すなんて一言も言ってないからな?          バーサーカーを倒すとは言ったが」         マリ、超、邪魔、だな(笑)
  GM  : ドラムコー「で、ボクたちどうしようか?」         ドラムコーの逃げようか?という提案。
  頼子  : 「ドラムコーはマリを守れ。逃げてもいいけど、正直、今、ランサーがフリーだからなぁ」
  GM  : マリ「じゃあ御門を助けに行くね」
  アーチャ: 「確かに、参戦して貰ったところで、対軍宝具で狙われる的が増えるというのは嬉しくない」
  頼子  : 「ドラムコー、マリを死地に送らないようにしてくれ。和布は、なんだ。私が助けるよ」         和布、また、足手まといか(笑)
  GM  : マリ「え、だって頼子は弥夢先輩と戦うんでしょ?」
  アーチャ: マリもな、というか普通は対軍宝具を防げるマスターが異常なんだ(笑)
  GM  : まあ正直、捕まるのがドラムコーという展開も考えてたが、それだとあっさり見捨てられそうなんでな。
  頼子  : ああ、ドラムコーなら、見捨ててた(笑)
  アーチャ: ああ、ドラムコー霊体化できないから逃げられないのか(笑)
  GM  : ああ。霊体化できないからな(笑)         さておき。マリとドラムコーを置いて、バーサーカーを迎撃に行くということでいい?
  アーチャ: ただ残すだけだと甚だ不安でしかないな。
  GM  : じゃあ発想を入れ替えて。アーチャーとドラムコーでバーサーカーを迎撃?(笑)         そしてマリと頼子で和布救出。
  アーチャ: それも手だ。
  GM  : マジですか?(笑)         まあ組み合わせを入れ替えるのは、ありっちゃありだな。
  アーチャ: 最初から獣を出す、前衛の庇う要員はこれでなんとかなろう。
  GM  : じゃあアーチャー一人でバーサーカーと戦えるんじゃね?
  アーチャ: できなくもないな、倒せるかどうかはともかく……ふむ、それも手か。
  頼子  : アーチャーがバーサーカーと戦う? やれるのか?
  GM  : まあ、足止めだけなら充分可能のはずだよ。
  頼子  : だが確かにどっちかがマリについてないと、マリは暴走する。じゃあ、その組分けで行く?
  GM  : アーチャーと、頼子マリドラムコー組?
  アーチャ: 私がバーサーカーの足止め、残りの組みがカズフサの救助、という形か。
  頼子  : 和布を見つけたら、マリにドラムコーを呼んでもらって、私がアーチャーと合流する。         アーチャー1人でバーサーカーか。
  アーチャ: 別に、倒してしまっても構わんのだろう?(笑)
  頼子  : やめろ、やめろ、お前がいないと私はアサシンを倒せん(笑)
  GM  : おいやめろ(笑)
  アーチャ: いや、状況的に言うべきかと(笑)
  GM  : しかし状況的には、怖いくらい同じだな、クラスあってる(笑)
  アーチャ: ともあれ、その流れで構わないか?
  GM  : ドラムコー「それじゃアーチャー一人で大丈夫? 足止めだけでいいからね?」         ドラムコーが振っとく。
  アーチャ: 「ああ。だがマスター。足止めするのはいいが――          ――別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」
  GM  : マリ「うわあ、かっこいい!」         ドラムコー「かっこいいんだけどなんでこんなに死臭がするんだろう」
  頼子  : 「おいやめろ馬鹿、倒さんでいいから生き残れ。私の方が倒す目があるわ」         と言いつつも、もうマリとドラムコーを連れて和布を救助しに行く。         「だが、任せたぞアーチャー」
  GM  : だっしゅ!
  アーチャ: 「任された、マスター」
  GM  : そしてアーチャーは霊体化して         この屋敷に近づいてくるバーサーカーと朝倉弥夢の前に立ちふさがるんだね。
  アーチャ: バーサーカー陣営の足止めに向かう。         下手に合流されるより、単独で戦った方がいい。
  GM  : どっちからやる?
  アーチャ: まぁ、私の方はなんとかなるだろう、とりあえずマスターサイドで良いんじゃないか?