第二次月詠聖杯戦争4日目 夜パート1

4日目 夜 温泉街/御門家  繁華街/廃工場


  アーチャ: というか、そっちの状況が動いてもミラージュさんの監視以外やることが無い件。
  GM  : 狙撃は待つ仕事だからな。作戦的に受動的になるのは仕方ない。
  アーチャ: ある意味、正しいアーチャーの運用法だ。         しかし、マリはもう少し自覚を持って欲しいものだな、自分が死亡フラグだという。
  GM  : マリは自分のサーヴァントを庇って飛び出すタイプのバカ。
  アーチャ: 某正義の味方だな、分かってる。
  GM  : 某正義の味方のサーヴァントはまだまともな方だったけど…
  アーチャ: セイバーは最優だった、一応。         その点、ドラムコーはすげえよな、最後までネタたっぷりだもん。
  GM  : 正義の味方と理性蒸発で化学反応を起こしたんだな。
  アーチャ: 正義の味方(アクセル全壊)+理性蒸発(ブレーキ? 最初から付いてないよ)=?
  GM  : 和布の偉大さがわかる。
  アーチャ: カズフサはいろんな意味で優秀な奴だった、惜しい奴を亡くした。
  GM  : 生きてるよ(笑)         しかし生身二人で殴り込みとは……2日目より状況悪化してるな。
  アーチャ: カズフサを数に含めるな。実質、マスターの単騎駆けじゃないか(笑)
  GM  : それはさておき、幕間!

4日目 12/16(金) 朝 温泉街/旅館


「ふう、いい湯ですねレベッカ。やはり風呂は命の洗濯です」 「はあ、そうでしょうか。私はシャワーで十分かと思うけど」  4日目の朝。レベッカとセイバーは逗留している旅館の露天風呂で、朝風呂に浸かっていた。  休養の時間である。ニコラウスも同じように入浴しているはずだった。  もちろんセイバーには入浴の必要性はない。汚れがつくこともなければ、休養で回復することもないからだ。  純然たる趣味である。  ちなみにレベッカは露天風呂にまで刀を持ちこんでいる。いつ襲われても問題ない態勢だった。  セイバーにいわせればいい雰囲気が台無しだが、レベッカは万事この調子で、風情を理解しないこと夥しかった。  さておき 「それでセイバー、今日からのことなんだけど」 「そうですね。ニコラウスとも話した通り、聖杯の少女を確保するのは後回しでもいいでしょう」 「本当にそれでいいのかしら。一時的とはいえ魔術師を信用するなんて」 「だから言っているではないですか。アーチャーのマスターは聖杯の個人的な友人だと」 「その友人を簡単に切り捨てられるのが魔術師という人種でしょうが」 「レベッカ……過去に何があったにしろ、貴女は魔術師というものを敵視し過ぎですね」 「説教臭いことを言わないでちょうだい、あんたは坊主か」 「いえいえいえ。貴女聖職者ですし、私もいちおう(自分で言うのもなんですが)聖人ですからね?」  サーヴァントという身でありながら、セイバーがニコラウスに対して一定の発言力を持っているのは  セイバー自身が宗派の聖人だからだろう。  これが違えば、徹底無視されているところだった(前例あり)  しかしシスター・レベッカにはどうもセイバーを敬う気があまり感じられなかった。  もっというなら、レベッカは代行者でありながら、私怨ありありで動いている気配がある。  そのあたりのこともニコラウスと話しておかないといけないな、とセイバーは思うのだった。 「まあいいわ。順番が変わるだけだから。トバルカインの部下を片付けてから、聖杯を確保ってことで」 「それでよろしいかと。しかしそれなら、アーチャー陣営とは協力できるのでは」 「魔術師なんて信用できるわけないでしょう、これは師父も同意見だと賭けてもいいわよ」 「……致し方ありませんね」 「んで、バーサーカー、アサシン、ランサーのどれかか。まあまずは死徒か死徒使いでしょうね」 「朝倉弥夢かアナスタシア・ニコラエナですか」 「あいつらが人をぶっ殺しまくってるのは間違いないわ。それを抜きにしたって死徒の時点で抹殺決定だけど」 「それもまた致し方ありませんね。人々を苦しめる悪を討つことには、私としても異論はありません」  聖職者三人組だが、それぞれ微妙にスタンスが違う。  ニコラウスはガチガチの代行者であり、宗派にその身をささげた存在である。よって死徒をまず第一に狩ろうとする。  対してレベッカは魔術師に最も敵愾心を燃やしている。  教義的にも魔術師は奇跡を盗むものなので、代行者として間違ってるわけではないのだが。  反面、セイバーは何よりもまず、人を守ること救うことに重点を置いていた。  そもそも職業戦闘者ではなく、言ってしまえば現代的ではない。 「マスターカードもありませんし、まずは居場所を探さなければいけませんね」 「そーね。ドラムコーのマスターはなんでかカード持ってなかったし。昼間に探索して、確定した方を夜に襲いましょうか」 「死徒というのはよく知りませんが、夜に攻めるより朝か昼に狙った方がいいのではないのでしょうか」 「そうしたいのは山々だけど、スケジュール的に仕方ないわね。魂食いを邪魔するだけでも意味はあるし」 「昼は私も探索しましょう。三手に別れることになりますがよいですか?」 「問題ないわ」  ニコラウス、レベッカ、そして当然セイバーも、サーヴァント級の戦闘能力を保持している。  単独陣営の戦力としては最高レベルであり、しかし教義がら、同盟を組みづらいという難点もある。  しかし三者とも、勝利を見据えているわけではない。  彼も彼女らも、言ってしまえば死ぬために戦っているのだ。  主の敵を、怨敵を最後の肉の一片まで滅ぼすために。一人でも多くに救いの道筋を指し示すために。  そういう意味ではセイバー組もまた、バトルジャンキーの陣営だともいえた。 「そろそろ上がりましょうか。あ、卓球でもしますか、レベッカ」 「剣の型稽古があるから師父とでもやって頂戴」
  アーチャ: どのチームも現世を満喫してるな……真面目に狙撃ポジションで待機している私が阿呆らしくなってきたぞ(笑)
  頼子  : なんでこいつら幸せそうに温泉浸かってんの? 殺すぞ?
  GM  : やつあたりだ(笑)
  頼子  : 私もゆっくり温泉つかったりしたい。
  アーチャ: ランサーもバイク強奪してるし、ライダーはPSPしてるし、ドラムコーはもう言わずもがな。         魂食いしてるバーサーカーが一番まともに戦争準備してるってのがやたら腹が立つな。
  頼子  : なんで私はずっと単騎で行動し続けてるんだ。
  アーチャ: アサシンは置いておこう、マスターがアレだし。
  頼子  : キャスターが1人何やってるかわからないレベルで準備してるさ。
  アーチャ: それで思い出したんだが、マスター。         マリの乱、ことドラムコー組の単騎突撃について、私に連絡は入れたのか?(笑)         何も知らぬままミラージュさんの監視を続けるのは流石にアレだぞ(笑)
  頼子  : ああ、連絡入れる。
  GM  : ミラージュさんの方もそろそろ動きがあるんですけどね。         じゃあアーチャーの方から行こうか!
  アーチャ: く、どうしていつも同時に動きがあるんだ。
  頼子  : もしライダーが去るならば、アーチャー、マスターを狙撃だ。         マリは私に任せろ。また単独行動とか本当したくないけど、チャンスは逃したくない。
  アーチャ: 分かっている、ことここに至ってはこのチャンスを逃すわけにはいかない。
  GM  : 雪の降る夜         雪の降り積もった屋上でひたすら監視している、アーチャーとユノ側です。         ユノは白いシートを被ってその上に雪が積もっている。寒い。軍服。
  アーチャ: 霊体化している私はともかく、ユノは屋上の内側に居た方がいいんじゃないか?
  GM  : 軍人はこの程度平気だから気にするな。的な感じ。
  アーチャ: 気にするわ、いざという時に寒さで動きが鈍ったでは泣くになけん。         「その点、この身はサーヴァント、幾らでも耐えられる。いいから人の身は自身を大事にしていろ」
  GM  : ユノ「ユノも問題ないよ。そういうものと戦うように作られたんだから」         さて、廃工場のミラージュさんの方ですが、そろそろ動きがあるようです。         具体的にはライダーが限界を迎えた。
  アーチャ: ようやくか、一日仕事だったな。
  GM  : ライダー「ええい、こんな退屈がうろうろしているところにいられるか。余は街に出るぞ!」         ミラージュ「お前は何を言っているんだ」
  アーチャ: おいライダー、それは死亡フラグだ、ミラージュさんの(笑)
  GM  : 自分のフラグを建てると見せかけつつ相手を建てる、高度な技(笑)
  アーチャ: 台詞は自分のフラグなのに結果は相手に立つ、なるほど勉強になるな(笑)
  GM  : ミラージュ「くそっ。こんなに俺とサーヴァントの間に意識の差があるとは思わなかった……!               いい加減にしないと令呪を使うぞ!」         ライダー「ほう、いいのか? ここを離れるなという命令でもするか?              しかし令呪は長期間の命令だと効果が薄いぞ。この先こんなことが何度あるかもわからん。              緊急で余を呼び戻す時のために取っておいた方がいいのではないか?」         ミラージュ「わかっていて言うのか! サーヴァントの分際で」         ライダー「ははは。まあ用があったら余を呼ぶがいい」         きらきらきら。ライダーが霊体化していきます。
  アーチャ: 我様を思わせる消え方だ。
  GM  : ミラージュ「くそっ。あいつ最後は絶対自害させてやる」         ライダーは離れたっぽいです。         ユノ「……離れたみたいだよ。少なくとも庇える範囲には霊体化したライダーはいない」         双眼鏡をのぞいたユノっち。
  頼子  : 即殺しろ。どれだけリソースを払っても構わん。令呪以外なら。
  GM  : と、そんなところで頼子から連絡がある!
  頼子  : 私の連絡か!(笑)
  GM  : そうだよ。
  アーチャ: ああ、もう、好事魔多しとはこのことか(笑)
  頼子  : 『そっちはどうだ』         と、念話。
  アーチャ: 『マスターか。丁度今、ライダーが離れたところだ、ミラージュ・マックスを狙撃するチャンスだな』
  GM  : その間にミラージュさんは礼装を起動させてもらおう。
  頼子  : 卑怯クセエ! ライダーがいなくなったから礼装を起動したんだな(笑)
  GM  : そう。ミラージュさんの礼装……夜霧結界!
  アーチャ: おい、霧が濃くなってきやがったぞ!?(笑)
  GM  : まさに霧が濃くなってくる。         周囲の雪から立ち上った霧が、廃工場を覆っていきます。
  頼子  : 『そうか。なら撃て。それと、狙撃が終わったら令呪で呼び出すかもしれない。マリが単独行動中だ。          だが、ライダーのマスターは、今、殺せ』
  アーチャ: 『それはまた……チッ、ミラージュ・マックスが結界を張った、少し手間取るかもしれん』
  頼子  : 『リソースはいくらでも使え。殺せればそれでいい』
  GM  : ユノ「多少の障害にはなるけど……アーチャーなら問題ないと思うよ」         Bランクの結界です。ええと、位置情報がよくわからなくなる。         具体的には、魔力的な達成値マイナスBがかかる!         まあそれだけです。狙撃は可能。奇襲をするなら改めて隠密判定をしようか。
  アーチャ: そうだな。
  GM  : ユノ「それじゃ、ユノは間合いまで近づいておくね。位置についたら使い魔を放すから」         18an5 ユノ隠密 ユノはシートから抜け出し、ビルから飛び降ります。         (ころころ……) [4,6,5,2,2,3,5,6,2,3,3,5,1,4,1,6,3,1] = 15
  アーチャ: 「さて、後は殺さないつもりで結界をぶち抜き、奴を倒すだけか」         10an5+5an5+1an1         (ころころ……) [3,6,6,6,4,2,6,1,6,2]+[5,4,2,1,3]+[2] = 10         また、今日も出目が悪いな。
  頼子  : LUC使えLUC。
  アーチャ: ここでか、まぁ確かに奇襲の方が威力は上がるしな。
  GM  : いいのか?(笑)
  頼子  : ああ、狙撃本編で使うのか?
  アーチャ: 正直、この後にライダーに攻撃される可能性を考えると取っておきたい(笑)
  頼子  : では取っておこう。
  GM  : あと白姫女学院に殴り込むんだしな(笑)
  アーチャ: 仕事が多いな、本当に。
  GM  : 15an4 ミラージュさん。探索魔術で抵抗!         (ころころ……) [6,5,5,1,2,3,6,1,6,2,2,1,2,4,4] = 10
  アーチャ: 同値、だと。
  GM  : おおっと、ばれる可能性が(笑)
  アーチャ: 流石にバレると困る、ここからラックは可能か?
  GM  : ここは大事だな。決着がつくまで降り直そう。お互い。
  アーチャ: なるほど、了解した。
  GM  : そっち側からどうぞ。
  アーチャ: 15an5+1an1         (ころころ……) [3,4,6,2,3,4,1,6,1,6,1,5,5,4,6]+[2] = 11
  GM  : ラックする?
  頼子  : アーチャー……。
  アーチャ: 1あがった、が出目は悪いな。         4an5+1an1 ラックだ、ここは確実に行く。         (ころころ……) [3,3,4,1]+[6] = 4         よし、15だ。
  GM  : 15an4         (ころころ……) [6,5,1,3,5,5,5,6,2,6,4,6,5,5,3] = 5         ぶはあ(笑)
  頼子  : これは、凄い(笑)
  アーチャ: おいぃ(笑)
  頼子  : ラックいらねえ(笑)
  GM  : すっげえでめ(笑)
  頼子  : やっぱこのダイスマクロ、GMに優しいよ(笑)
  GM  : いや奇襲効果が高まるから、10差! 奇襲狙撃に+10されます(笑)
  アーチャ: 振りか、振りなんだな、これは「気の所為か……」と呟く振りなんだな(笑)
  GM  : ミラージュ「ん? 今何か気配がしたような……いや、俺の勝手な想像で混乱させたくない」
  アーチャ: Bランクの結界破壊に必要な攻撃力は幾つだったか。
  GM  : 20点の防護点に16点のHPですね(半減済み)。         でも、結界ではなくミラージュさんを狙えばいいんじゃないかな。
  頼子  : ああ、コレは陣地の結界じゃないから、ミラージュさんを狙えるのか。
  アーチャ: ん、ああ、結界ってミラージュさんを覆っているわけじゃないのか。
  GM  : いや覆ってるけどね。         結界そのものを破壊するのと、結界の中のミラージュさんを狙撃するのは別のこと的な。
  アーチャ: そうだったのか。         結界をぶち抜いて、その上でミラージュさんを狙わなければいけない、とばかり。
  GM  : 前は魔術工房を破壊する義務があったからな(笑)
  アーチャ: 結界を無視してミラージュさんを狙っていいなら、一つ確認したいことがある。
  GM  : なに?
  アーチャ: 私の宝具は、相手の真名が判明していると『必中』なんだが、ミラージュ・マックスは真名だよな?(笑)
  GM  : 人間は、真名を、持たねえ!(笑)
  アーチャ: 偽名じゃなきゃ効果あっていいだろうが(笑)
  GM  : 悪いがマスター用キャラクターシートに真名という項目はない。
  アーチャ: ち、仕方ないな。         まぁ、無くても当たるとは思う、MPは最小限でいいな、それでもダイス53個振れるし。
  GM  : そこまでやれるなら結界そのものも破壊できるぞ(笑)
  頼子  : いや、令呪でダメージ軽減すると思うんだ。         令呪でダメージ軽減って出来るの? 奇襲の狙撃に対して。
  アーチャ: そもそも、奇襲にまったく気づいていないが、令呪が切れるのか?
  GM  : まあ達成値+10はできる。令呪はきれない!
  頼子  : 本気で殺せー! 一撃必中一撃必殺!
  アーチャ: じゃあ、問題ないな、先の探索判定を見る限り、この威力で充分な筈だ。
  GM  : ミラージュさんはただの魔術師だからな!
  アーチャ: ユノの合図が有り次第、聖銀弾で狙い撃つ。
  GM  : では、使い魔が放たれました。
  アーチャ: 「詠唱省略! 《遠き地に鳴る福音(ゴスペル・トゥルース)》!!!」
  GM  : おい(笑)
  頼子  : TV版スレイヤーズっぽい(笑)
  アーチャ: 53an5+10         (ころころ……) [6,4,6,4,6,(中略),2,6,2,4,2]+10 = 48         今日は出目が腐ってるな、本当に。
  頼子  : 凄い腐りよう。
  GM  : これはひどい。
  アーチャ: +10して48ってことは、38……15も失敗したのか。
  GM  : どごん!         演出どうぞ。
  アーチャ: 仰角やや斜め上に向かって打ち出された銀閃は、空中で複雑な軌道を取りつつ、         こちらに気づいていないミラージュ・マックスを強襲する。
  GM  : おっと。魔力的達成値−4だ!
  頼子  : 対魔力は?
  GM  : アーチャーの対魔力はEだから−3されて、45だな。
  アーチャ: 具体的には、斜め上からの打ち降ろしの右(チョッピング・ライト)!
  頼子  : パンチじゃねえか(笑)
  GM  : よくわからんなら適当言うな(笑)         15an4 防御判定         (ころころ……) [4,4,3,5,5,6,6,5,1,4,5,5,4,3,6] = 7         達成値7!
  頼子  : 奇襲と狙撃が合わさったら、達成値、4倍なん?
  GM  : いや2倍だけ。そもそも狙撃は2倍にならない。
  頼子  : いや、2倍になるって書いてあるけど、変わったんだっけ?
  GM  : 38*2=76、まあ2倍になるのは奇襲だけだ。
  頼子  : 分かったぜ!
  アーチャ: 結界の隙間をすり抜けるように不可思議な軌道をとった銀弾は、ミラージュさんのこめかみを掠めるように撃ち抜く。
  GM  : ついでだから結界も破壊してくれない?(笑)
  アーチャ: ち、仕方ない、では結界も撃ち抜いた。         といっても、余波だけで車田飛びする位の衝撃波が発生するが。
  GM  : ユノがミラージュさんにとどめを刺すシーンにモザイクが入るからな、このままだと(笑)         ミラージュ「がっ……!?」         血を撒き散らして、転倒。
  アーチャ: そもそも、既にモザイク並みのダメージを負っていると思うが(笑)
  GM  : まったくだ(笑)
  頼子  : でも死んでないんだろう? ユノの止めだ!(笑)
  アーチャ: 殺さないつもりで撃ったからな、曲りなりにも対城宝具を(笑)
  頼子  : アーチャーは私に隠し事してるのに、私はしてないんだよな。
  GM  : じゃあその代わりに、廃工場が震撼し、大揺れに揺れる。         その中を、ユノが飛び出していきます。
  アーチャ: 不快な霧が吹き飛んでいく。
  GM  : は、詠唱しないと。         ユノ「der einst auch dich aus Schmach und Not befreit!」         ユノがギプスから引き出した腕が         真っ黒に染まり、真っ赤なルーンがびっしりと浮かび上がります。         ユノ「啜れ、□□□ぶものよ!」         そして地に伏したミラージュさんの心臓を貫く!
  アーチャ: 創造、とか言うべきか?(笑)
  GM  : ミラージュ「っ! ぎゃああああああああ!」         4an2+8an5         (ころころ……) [4,3,2,6]+[3,5,1,2,2,5,5,5] = 9         まあ大丈夫。

ミラージュ・マックス、死亡!


  GM  : 思えば惜しい人を亡くした。
  アーチャ: 思えば可笑しい人を亡くした。
  GM  : ユノ「ふう――――」
  頼子  : よし……。
  GM  : ユノが引き抜いた右手には、令呪が一角宿っています。
  アーチャ: よし、条件は全てクリアした。
  頼子  : うむ。
  GM  : というあたりで頼子に視点を戻そうか! 暇そうだし。
  アーチャ: またか(笑)
  頼子  : 自転車でマリをおうおう。白姫学園に行こう。         和布は、家にいて欲しいが、和布はどうするつもりなんだ?         来る理由も意味もほぼ無い。
  GM  : いやいやいや、一人でいて誰か攻めてきたらどうするんだよ(笑)
  頼子  : せめてこねえよ和布程度(笑)
  アーチャ: そもそも、連れていくと言ったのはマスターだろうが。
  頼子  : そうだったっけ?
  GM  : というわけで頼子についていく。
  頼子  : まあ、ついてくるならついてくるがいい。私は自転車で白姫学園に行く。
  GM  : ドラムコーを令呪で呼びもどしていいの?
  アーチャ: 頼子が居ない時に何かあったらドラムコーを令呪で召喚する、するとマリが孤立する、とな。
  頼子  : ああ、そうだったそうだった、だからついていくんだった(笑)         さあ急いで来い!
  GM  : 転びました。雪!
  頼子  : 雪めがぁー!
  アーチャ: あぁ、雪の中、自転車はキツイな(笑)
  頼子  : あかん。じゃあ、空をとぼう。もう。直線距離で行けば一番早い。
  GM  : 和布は?(笑)
  頼子  : お前便利魔術使えるんだから、浮くだけ受け。私と手をつないでれば、引っ張っていけるだろう。
  GM  : そんな即物的な魔術を和布が使えるのか?(笑)
  頼子  : 使えないなら、まあ、和布も一緒に私が浮かせるしか無いな(笑)         和布、本当、お前、役に立たない時はとことんだな。
  アーチャ: そもそも、カズフサのスキルはどうなっているんだ。
  GM  : 掲示板を見るといい。
  頼子  : 実は奇門遁甲Aだ。本当に努力しまくってるんだよ。
  GM  : 強化、回復、探索、便利を取得している。
  アーチャ: 便利使えるじゃないか。縮地しろ、縮地。
  GM  : なにいってるんだ?(笑)         じゃあ風水的に自転車を滑らないようにしてやろう!
  アーチャ: 地味だ(笑)
  頼子  : 空翔べよ(笑)         空飛んだら早くつけるのか? そういえば。
  GM  : まあな! で、頼子は空を飛んでいくの?
  頼子  : じゃあ、和布掴んで、飛んでいこう。
  GM  : 演出!
  アーチャ: ヘルメス魔術の演出か。
  頼子  : 「兵は神速を尊ぶ、か。飛翔、『縦横無神』」         というと、和布と私が、ゆったりと重力の縛りから放たれ、少し浮く。         和布も一緒に浮いちゃっていいんだよな。
  アーチャ: マスターの魔術はどうして四文字熟語の捻りなんだろうな(笑)
  頼子  : 別にどんなんでもいいんだけど、まあ、中二だったし(笑)         「和布、しっかり掴んでろ」         と、手を出す。
  GM  : 和布「そ、空飛べるのか? それ魔術なのか?」         ちなみに和布は、自分では飛べない。
  頼子  : 「空をとぶんじゃ無い。一定方向にぶっ飛ばすんだ。だから、舌、噛まないようにな」
  GM  : 和布「わ、わかった。言っておくけど安全運転だからな」         ちょっとわくわくしながら頼子の腕を掴む。         和布「箒とか使わなくていいのか?」
  頼子  : と、頼子が言ったと同時に、真っ直ぐ斜め上に、いきなり最高速でぶっ飛ぶ。
  アーチャ: さながら、ペットボトルロケットの如く。
  GM  : ぶおおおおお!         和布「ぎゃああああ! 寒い、痛いいいい!!」         雪の降る夜中を、白姫女学院向けて一直線ですね。
  頼子  : 最初に爆発的なエネルギーで初速を稼ぎ、あとは慣性で飛んでいく。大砲とかに似ている。         『縦横無神』は、重力空気抵抗等の縛りを減らすだけの魔術なのだ。
  GM  : ぎゅおおおおん         景色が後方にかっ飛んでいきます。白姫女学院が見えてきました。
  アーチャ: おい、マスター、敵の陣地に一直線に飛んでいくんじゃない(笑)
  頼子  : ちょうど校門前あたりで、ブレーキを掛けて、止まる。バックブースター!
  GM  : と! そこで異常が起きる!         止まる前、山の上空で。びしっ!と頼子の体が凍っていく!
  アーチャ: 残念な人か!?
  頼子  : 「む、アナスタシアか」
  GM  : 耐久力+対魔力+魔術で抵抗してください。
  頼子  : 凍る前に停まるのは?
  GM  : いや効果は一瞬ですから。一瞬で凍ってしまう。
  頼子  : なるほろ。じゃあこいやー!
  GM  : ただし現在魔術は使えない。Aランクのバッドステータスだ!
  頼子  : 使えないのか!
  GM  : 飛行に使っちゃってるから。
  頼子  : なるほろ。
  GM  : 目標値は5。どうぞ。
  頼子  : 直感とかって入るん?
  GM  : 入らない。防御判定じゃなく抵抗ですからね。
  頼子  : 普通に成功できなかった。無窮の叡智は?
  GM  : 魔術を使っていないだろう!
  頼子  : その通りだな!
  GM  : では結果。         びしっ!と空中で和布と一緒に頼子は凍りつき、そのまま校門に激突!         具体的には敏捷が3ランク低下し、E未満になると行動不能になる。
  頼子  : ぎゃー!

GAME OVER


  GM  : 道場行きです。
  アーチャ: マスターぇ...(笑)
  頼子  : 2度めだよ(笑)         はっ。今気づいたけど、装填魔具は?
  GM  : いや防御魔術とかじゃなく抵抗なんで。飛行に装填魔術を使ってれば良かった。
  頼子  : 入れてないな!(笑)
  アーチャ: とりあえず、先に言わせてくれ。
  頼子  : どうぞ。
  アーチャ: 前回、ドラムコーに念話して拒否されて、直で白姫女学院に突入したが。         まず、マリの居場所を探査しようとは思わなかったのか(笑)
  GM  : アンナ「迂闊な行動としか言いようがないですわね」
  頼子  : 私、ほんとに最終的に和布に後ろから刺されて終わるんじゃなかろうか。うっかりLv的に。
  GM  : トバルカイン「魔術で飛行は可能だが、使用中は他の魔術を使用できなくなる。                使用上の注意をよく読むべきだったね」         アンナ「まあそれだけ焦っていたのでしょうけど」
  アーチャ: あとは、目の前で止まるのが既にアレだが、敵陣に一直線は流石にどうなんだ?
  頼子  : 今更な話だ! いや、そもそも行き先、私、いってなかったのが問題だった。
  GM  : 問題すぎる(笑)
  頼子  : 校門前って言ったの、GMだった。         先に何処に着地するかを言うべきだったな!(笑)
  GM  : 嘘をつくな(笑)
  頼子  : 嘘ついてないよ! ほんとだよ!         行き先言ってないのが問題なのは事実だよ!(笑)
  GM  : 校門前って言ったのはPL1さんじゃないかー!
  頼子  : うわぁー。またやってしまった。
  アーチャ: まぁ、白姫女学院の周辺に結界が張ってあったとみなすべきだな。         その場合、おそらく近くだったらどの位置でも撃墜されていると思うぞ。
  頼子  : その前があるだろうその前が!         うん、まあ、なんていうか、すいませんでした。
  GM  : トバルカイン「まあ、アナスタシア君が頼子君を狙っていたので、どこかの時点で迎撃されていたのだがね。                ちなみに彼女は石化の魔眼のようなものを備えている。タイミングが悪過ぎたね」
  アーチャ: ああ、そういえばアナスタシアがマスターの情報カードを持っているのだったか、そりゃ狙われるわ。
  GM  : そういうことです。
  頼子  : もう完全に忘れてた。
  GM  : って昼間に散々言ってたのに(笑)
  アーチャ: アサシンにピンポイントで狙われていると自覚してくれ、マスター(笑)
  GM  : アンナ「物忘れ激しすぎませんか?」
  頼子  : うるせえー! PL能力を過信してはアカンのですよ!
  アーチャ: 状況が状況だからマリを探すなとまでは言わんが、敵の本拠地に無策で突入だけはやめてくれ(笑)
  頼子  : それに関してはすいませんでした。まじで。
  GM  : アンナ「ともあれ、無謀に無謀を重ねてはいけません!」
  頼子  : ヴァルキリーにとりつかれた。
  アーチャ: 無謀と慢心の精霊か。
  頼子  : ジャヴェリン撃てないのに。
  GM  : というわけで道場終了。コンティニューしようか!
  頼子  : まぁー、探索魔術つ、かって意味あんのかしら。         いや、どれくらい遅れてるか次第か。
  アーチャ: ひょっとしたら、裏山とかで様子をうかがっているかもしれな……無理か。
  頼子  : 学園突入は決定事項じゃねえかなぁと思う。
  アーチャ: 正門から「たのもー!」している姿しか思い浮かばん。
  GM  : 潜入してるかもしれないよ(笑)
  頼子  : 和布の魔術を使う時が来たようだ。自転車が滑らないようにする呪文!(笑)
  アーチャ: なら、せめてこっちの手が空くまで周囲を警戒してくれ、ドラムコーはともかくマリは即殺されることはないだろう。
  頼子  : 即殺しない理由がなくて困ってたのに。心臓抜いて聖杯だけにしたほうが楽だから。
  アーチャ: メタだが、愉悦的に生きたまま目の前で抉るとかしそうな気もするが、まぁ置いておこう。         そもそも、そんなことを言ったらマリをずっと監視していなければならん。
  GM  : まあロールプレイに戻ろうか(笑)