月詠教室 三日目


     たたーたたたらたー、たたーたたらたたー   PL2 : 素猫『月詠教室、はっじまっるよー!』
  GM  : アンナ「というわけで解説のアンナ=エーベルハルトですわ」         トバルカイン「監督役のトバルカインだ、よろしく頼むよ」
  PL2 : 素猫『いやぁ、霧が濃くなってきた3日目だったね、お姉さん』
  GM  : アンナ「ああ私の愛した月詠市がこんなことに……タワーもホテルも、第一次では崩壊しなかったのですわよ!」
  PL2 : 素猫『警察署は吹き飛んだけどね』
  GM  : トバルカイン「聖杯戦争を開催しようというのだからこの程度は当然ではないかね」         アンナ「それにしたってPCの所業としてどうですの?」
  PL2 : 素猫『まぁ、場がそうなるように完成されていたからね、仕方ないよ。            もう、原作再現しろという神の声が聞こえたんだよ、きっと』
  GM  : トバルカイン「メタ的にいうと、ミラージュ・マックス自体がある種の様式美だったのでね」         アンナ「ミラージュさんですか。今回の協会代表ですわね。             前回はエリックさんでしたので、まあまともな魔術師といえるのですが」         トバルカイン「実際錬金術師としては一流の腕前をもっている。ただし、一流の域は決して出ないがね」
  PL2 : 素猫『というか残念ながら、型月世界だとまともな魔術師ほど性格悪いよね』
  GM  : アンナ「魔術師自体が極めて特殊な職業倫理を持っていますから、それは致し方ありません。             そういう意味でも『まとも』な方ではありますわね」         トバルカイン「残念だが、他の参加者が軒並みまともではなかったことが彼の運のつきだったね」
  PL2 : 素猫『筆頭がなにか言っているような……            まぁ、引き当てたサーヴァントの格と、とった戦術自体は間違いじゃなかったけどね』
  GM  : アンナ「そうですわね。彼の行動自体は決して間違いではないのですが……」         トバルカイン「間違いではないが正解ではない、ということだね。                そもそもサーヴァントというものを誤解していたのが彼の死因だろう」
  PL2 : 素猫『まだ死んでない、まだ死んでないよ』
  GM  : トバルカイン「あれは上等な礼装ではないのだよ」         アンナ「原作のロード的なすれ違いですか。             ディルムッドさんは忠義の方なので、まだあの程度で済んでいたのですね」
  PL2 : 素猫『まぁ、ミラージュさんの場合はライダーが自由過ぎるのもあるけどね。            というか、自由過ぎるサーヴァントと言えば、暴走一直線のランサーやドラムコーもどうかと思うよ』
  GM  : アンナ「第一次の時は、そう思うとみなさん忠実だったのですわねえ」         トバルカイン「良かれと思ってとはいえ、勝手に敵マスターと接触するセイバーも入るだろう」
  PL2 : 素猫『原作は正しい主人(マスター)と従僕(サーヴァント)の姿だったね。ランサーという例外もあるけど』
  GM  : トバルカイン「彼等は人間よりもはるかに格上の存在だ。                それを令呪ごときで制御できるとはおこがましいと思わないのかね。                特に今回、聖杯を望んでいる英霊はほとんどいないからね。                そもそも英霊が人間に従うのは、聖杯を得るためという要素が最も大きい。                それがなくなればこのありさまということだ」         アンナ「望んでいないのですか? 第一次は皆さん色々ガチでしたが。             特にランサーさんあたりは見ていて泣けてくるレベルでしたわ」
  PL2 : 素猫『まぁ、第一次のランサー組は裏主人公だったからね』
  GM  : トバルカイン「今回のライダーやランサーが本気で聖杯を望んでいるように見えるのかね?                と逆に質問を返すかたちになるが、そういうことだ。もちろん主の器不足も一因ではあるがね」
  PL2 : 素猫『逆に言うと、聖杯を望んでいると明言しているのはドラムコーくらいだよね。            まぁ、行動からそうは見えないけど』
  GM  : アンナ「そういえば、ドラムコーさんは3日目の時点では割と役に立っていたではないですか。             ステータスは低いですが、宝具が強力なライダータイプに近いのでしょうか」         トバルカイン「戦闘用スキルを一切持っていないからね、ドラムコーは」         アンナ「ええー……そんなサーヴァントが有り得るのですか?」         トバルカイン「故にイレギュラークラスとも言える。まあ、正規のクラスでいうならライダーが該当するね」
  PL2 : 素猫『伝承通りなら、あの槍とかライダー系の天敵な筈なんだけどね』
  GM  : トバルカイン「あの槍か……あの槍は、彼が効果を自覚できないという効果があるからね。                自分からは絶対に言い出さないよ」         アンナ「なんですのそれ? まあともかく、3日目の総括ですが……             やはりタワーとホテルの崩壊が大きなポイントではないでしょうか。             あと頼子さんはサーヴァントと離れて行動し過ぎですわね。             第一次ではみんな同行していましたわよ」         トバルカイン「アーチャーの運用方法としては正しいのではないのかね。                私としては、マスターカード導入でそうした状況が増えてくれて満足だが」
  PL2 : 素猫『やむにやまれぬ事情もあるけど、状況に流されてとも言えるね。            正直、気づいたら単独行動していることが多いように思えるよ』
  GM  : アンナ「あと何も考えずに突っ込み過ぎですわね。まあ、私はそういうの大好きですが。             せめて勝利条件を明確にしておけば、取るべき行動もわかってきますわよ。             さて聖杯戦争も序盤が終わり中盤戦。             前回は四日目で一気に脱落したので、ここがターニングポイントになりそうですわね」         トバルカイン「私も監督役としての務めを果たすとしよう。タワーとホテルの件もあるし、忙しくなってきたね」
  PL2 : 素猫『気を付けなきゃいけないのは、頼子ちゃん陣営が一番脱落しそうなポイントを押さえていることだよね』
  GM  : アンナ「トバルカイン大同盟の堅牢さが泣けてきますわね」         トバルカイン「頼子君たちが聖杯を奪ったために弱点がなくなったともいうよ」
  PL2 : 素猫『聖杯があれば他の陣営から狙われ続けただろうし、対抗同盟も組みやすかっただろうね』
  GM  : アンナ「それは率直にいうと監督役の罠だったのでは」
  PL2 : 素猫『まぁ、頼子ちゃんの目的を考えると今の状況でよかったとも言えるけどね』
  GM  : トバルカイン「そうだね。マリ君が五本指の一人としてアナスタシアポジションにいるよりは、                いいのではないのかね? それはいささか単調過ぎるとは思うがね」         アンナ「どうも悪意しか感じませんわ……いったい第二次聖杯戦争はどうなってしまうのでしょうか。             それでは御機嫌よう」
  PL2 : 素猫『また見てねー』
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