第二次月詠聖杯戦争3日目 夜パート1

3日目 夜 繁華街/商業施設


  GM  : まず頼子側からやろうか。ゲーセンの前でドラムコーと合流です。         ドラムコー「マリ、頼子! はいこれ。クレーンゲームで取ったぬいぐるみだよ」         いぬねこ。
  頼子  : 「お前、マスターほったらかして遊び歩くって、凄いな」
  GM  : ドラムコー「いや和布が偵察して来いっていうからさあ」
  頼子  : 電話、かけるか。ライダー組に。タワーの方行きながら。         アーチャー組は配置についた?
  GM  : 移動中。
  アーチャ: そっちが一段落してからでいいぞ(笑)
  GM  : ドラムコー「それで状況説明するけど、和布をさらったのはセイバー組みたいだね」
  頼子  : 「そりゃ、他の奴らは和布をわざわざ探す必要も、攫う必要も薄いからな」
  GM  : ドラムコー「和布が命惜しさにマリのことをばらしたから、こんなことになってるみたい」         マリ「あたし?」
  頼子  : 「いつも通りの自業自得だなぁ」
  GM  : マリ「まあ、あたしは気にしないよ! あたしに用があるなら直接来ればいいのに!」
  頼子  : 「まぁ、これは仕方がないことだ。          最初のセイバーとの接触の時点で、わかめと私が同盟していることはバレてただろう。          マスターカードの情報と合わせれば、残念だが、和布は結局さらわれてたというわけだ。」
  GM  : いや、そうでも、ないだろ(笑)         和布は白姫女学院戦にはいかなかったしな。
  頼子  : ああ、私もそう思う。でも弁護しておく。
  GM  : なるほど(笑)
  アーチャ: 居なかったからこそ狙われにくいと思っていたが、弱いところから狙ってきたか(笑)
  GM  : ドラムコー「まあ和布の自業自得だよね」(さらっと)
  頼子  : 「ドラムコーは清々しいほどマスター蔑ろだなぁ」
  GM  : ドラムコー「男は試練に耐えて強くなるもんだよ。               それでさっきタワーの方も見てきたんだけど」
  頼子  : 「へえ。どうだった?」
  GM  : ドラムコー「確かに和布がいたね。こう……展望台の上の鉄柱にくくりつけられてた」         マリ「すごく寒そう!」
  頼子  : 「和布、お前、ヒロインって面じゃないだろうに」
  アーチャ: たしかに、立ち位置はヒロインだな(笑)
  頼子  : 「敵は何人? いや、敵じゃないな。和布以外に何人いた?」
  GM  : ドラムコー「ちょっとわからなかったけど、もう人払いはされてたみたいだね。人気はなかったよ」
  頼子  : 「戦う気満々じゃないか。マリとドラムコーは遠くにいてもらったほうが安心だなぁ」
  GM  : マリ「よし、戦おう!」
  頼子  : 「だから戦いたくないんだよ。マリを殺させる訳にはいかないからな」
  GM  : マリ「だってあたしが呼び出されてるんでしょ? むしろ頼子が来なくてもいいよ!」
  頼子  : 「そして、マリが行って、和布が無事戻ってくるなんて、私には想定できない。          どっちも殺されてお終いだ」
  GM  : ドラムコー「一応申告しておくと。僕は空を飛べる宝具を呼び出せるよ、今ならね」
  頼子  : 「そんなんできるんだ」
  GM  : マリ「じゃあ、あたしが気を引いてるうちに!」
  頼子  : 「なんでマリは自分を犠牲にしようとするんだ。私は全員生き残る気なのに」
  GM  : マリ「だってこれはあたしの問題だから」
  頼子  : 「もう個人の問題じゃなくなったんだよ。マリ。          ま、ドラムコーが逃亡能力を持つなら、マリはドラムコーに任せる」
  GM  : マリ「頼子の方が足が遅いじゃん」
  頼子  : 「本気を出せばマリより早いからな」
  GM  : マリ「それにあたしが呼ばれてるんだから、あたしがいかないと隙もできないよ!」
  頼子  : 「戦う気がないんだ。だからそんな殺る気満々で要られても困る」
  GM  : ドラムコー「頼子にその気がなくても、相手はその気なんじゃないかなー」
  頼子  : 「正論だな。だからマリを連れて行きたくないんだ。だから、ドラムコーにマリを任す」
  GM  : マリ「じゃあどうやって御門を助けるの?」
  頼子  : 「行ってから考える」
  GM  : ドラムコー「行き当たりばったりだね!」         じゃあ3人で特に策もなくタワーを上っていく、と。
  頼子  : その前に電話しておくよ。ライダー組に。
  GM  : どうぞ。
  頼子  : ホテルの内線に直接かければいいよね。
  GM  : まあ、月詠ハイアットホテルにかけるんだな。
  頼子  : うん。
  アーチャ: 最上階のミラージュ・マックスへ繋いでください、アポは取ってあります、と言う奴だな。
  GM  : PRRRRR         どっちが出るかは完全ランダムということにしようか。奇数ミラージュさん。         (ころころ……) [5] = 5         ミラージュさんだった!
  頼子  : うわぁ。嫌なやつが出た。
  アーチャ: うざい方が出た(笑)
  GM  : ミラージュ『もしもし、誰だ』
  頼子  : 「朝倉頼子です。アーチャーのマスターの。          今朝はすみませんでしたね。ホント。寝ちゃってて」         ミラージュが電話に出たから、マスターカードはライダーが持ってんのかな。
  GM  : ミラージュ『全くだ。そんな態度では、俺も交渉をする気がなくなってしまうぞ』
  頼子  : 「いや、本当すみません。こちらとしても争い事は好きなわけじゃないんで。          で、同盟の話なんですけど」
  GM  : ミラージュ『ああ、返答を聞こうか』
  頼子  : 「キャスター以外なら私としても問題ないんですけどね」
  GM  : ミラージュ『まず倒すべきはキャスター。それが俺の持論だ』
  頼子  : 「キャスターは、今は私にとって必要なので。          アサシンランサーバーサーカーの3組同盟もいますしね」
  GM  : ミラージュ『つまりキャスターと組むということか?               いや俺の勝手な思い込みかもしれないな。はっきり言ってくれ』
  頼子  : 「いいえ。利用するって感じです。一時的停戦です。          もし聖杯戦争を勝つ気なら、キャスターを早めに潰さなければならないのは、確かですからね。          だから、キャスターの情報を得ておく必要があり、また、私としても個人的私用から利用したい。          だから今はキャスターとは戦いたくないし敵対もしたくない」
  GM  : ミラージュ『気のせいか、勝つ気がないと聞こえたような気がするな』
  頼子  : 「それは貴方の思い違いです」
  GM  : ミラージュ『おいおい。わかってるのか?』
  頼子  : 「何が?」
  GM  : ミラージュ『聖杯戦争は乱戦だ。               たとえ一対一で片方が打倒されそうになっても、まず横槍が入って膠着する』
  頼子  : 「つまり?」
  GM  : ミラージュ『つまり最初の一騎は、偶然ではなく必然で落ちるんだよ。同盟の趨勢が定まった結果としてな。               一言でいうと、君は負け側につこうとしているということだ』
  頼子  : 「キャスターが負け側ってことですか?」
  GM  : ミラージュ『キャスターを潰そうとするのは誰だって考える。つまり共通認識ということだ』
  頼子  : 「一時的停戦状態であり、私の目的を達したらキャスターを倒す予定だとしても、          その一時的停戦状態の間にキャスターは倒される、ということを言いたいんですかね」
  GM  : ミラージュ『一時停戦か。止まってるのが君らだけとは思わないことだな』
  頼子  : 「つまり?」
  GM  : ミラージュ『まったく、魔術師同士。ここまで意識の差があるとは思わなかったよ』
  頼子  : 狭量魔術師がぁ〜!(笑)         「私は魔術師じゃなくて魔術使いなんで。すみませんね」
  アーチャ: 血統主義のエリート魔術師と魔術師嫌いの魔術使いとか、相性最悪じゃないか?(笑)
  頼子  : そうなんだよなあ(笑)
  アーチャ: まぁ、そうやってマスターが電話口で相手を釘づけにしている間に、こっちは人払いを済ませるわけだが。
  GM  : まあ、アーチャー側に移ろう。
  GM  : たたたたっ。         ユノが夜の闇を駆けていきます。制服で。メガネをつけてる。
  アーチャ: 一応聞くが、ユノは魔術は使えるんだよな?
  GM  : まあ簡単な強化と探索魔術ぐらいはな。
  アーチャ: 人払いは無理か。         となると、やはり私が直接人払いをかけなければいかんわけだな……気配遮断(E)が火を噴くぜ(笑)
  GM  : とりあえず、アーチャーは霊体化してるんだよね。
  アーチャ: まぁ、していなければ接近もできん。
  GM  : ユノはハイアットホテルが見えてきたところで、ひょいと手すりを足場にしてするすると手近なビルに上ります。         そして屋上で双眼鏡を取り出し、ハイアットホテルを観察する。
  アーチャ: ふむ、打ち合わせもしていないし、私もそれに着いて行こう。
  GM  : ユノ「アーチャー、いる?」
  アーチャ: 「ああ、ここに居る」
  GM  : ユノ「ここから射線は通ってるよ。観測ならできるけど」
  アーチャ: 千里眼でユノの双眼鏡よりハッキリ見える。
  GM  : 最上階は、カーテン? が掛かっているのか、さっぱりなかの様子は分かりません。
  アーチャ: 本来ならば問題はないのだがな、相手の真名が知れている以上、私の宝具は必中だ。
  GM  : ユノ「人払いは必要なの?」
  アーチャ: 「射撃するだけなら今すぐでも可能だ。だが、それでは必要のない犠牲が多くなりすぎる。          この一手で全てが決するというのならともかく、敵の陣地を破壊するだけの為に一般人を犠牲には出来ん」
  GM  : ユノ「そう……不意打ちにはなりようがないんだね。間合いは?」
  アーチャ: 「必要とあれば隣の区画からでも狙える。          だが、人払いの後に直ぐ射撃する必要がある以上、そう離れることはできないだろう」
  GM  : ユノ「それじゃ、ビルの周りをまわって人払いをしてから、仕事をしようか」
  アーチャ: 「ああ。ことは迅速に行わねば。なにかの拍子にライダーが出てきた、では作戦が破綻する」         良く考えると、これキャスター組に情報をさらわれてるんだな(笑)
  GM  : その上このメガネは、あれだからな。
  アーチャ: そう、おしゃれメガネ。 『照妖鑑』 種別:スキル 形態:常時 対象:対人 ランクC ダイスボーナス:2 追加効果  スキル相当:気配察知  スキル相当:魔眼/真名看破、霊体化  ステータス隠匿を打ち消し  無効化条件/ランク11以上 設定 照魔鏡とも呼ばれる宝具で、魔物や妖怪の正体を明らかにする、または人間の持つ魔性の部分を映し出す鏡。 殷の紂王を堕落させた美女・妲己の正体をも見破ったとされる。 メガネ型をした宝具で、対象のスキルやステータスを看破できる。要するにスカウター。 ステータス隠匿効果を無効化するが、大大英雄以上の存在は計測できずに割れてしまう。   アーチャ: なんだこのスカウター(笑)
  頼子  : おいコレ見ていいんか私。
  GM  : まあいいんじゃないの。まあキャスターが作ってくれたものなんだろう。
  アーチャ: 宝貝を作ったとなると、ますます中華系の臭いがするキャスターだな。
  GM  : ユノ「手伝うことはある?」
  アーチャ: 「ライダーの、いや他のサーヴァントの横やりさえなければ問題はない。周囲の警戒だけ頼む」
  GM  : ユノ「わかった。もしもライダーがこっちに気付いたら、足止めしておいて」         そんな感じか。では、シーン切り変え!         あ、その前にライダーとミラージュさんの会話をちょっとしておこう。
  アーチャ: 一方その頃。
  GM  : ミラージュ「ライダー、メールとやらを出せ。朝倉頼子の位置情報を奴に知らせてやるのだ。               俺の誘いを断るというのがどういうことなのか教えてやる」         ライダー「まあいいがな」         以上。
  アーチャ: ふむ、既に情報を渡す相手との交渉が終わっていたと言う事か。
  頼子  : じゃあちょうどいいや。メールする。こっちから。ライダーさん携帯電話持ってたら番号教えて欲しいです。
  GM  : では、頼子たちに戻る。
  頼子  : しかし、ミストさん、お前は良いタイミングで位置情報を教えたな、来るのはアサシンかな(笑)
  GM  : キャラだてに必死な人が来ます。
  頼子  : わかんねえ(笑)
  GM  : というわけで、頼子たちの方だ!
  GM  : 無人のタワーに入ると、がらんとしたホール
  頼子  : マリはドラムコーに任せて、私が先行する。眼は銀色にしておこう。
  GM  : エレベーターと階段、どっちを使う?
  アーチャ: 飛行宝具で外から、という手もあるが(笑)
  頼子  : マリとドラムコーは空からでもいいんだな。でも宝具を無闇矢鱈に魅せるのは良くない。         だから外で待っててもらってもいいかもしれんが、いや、襲撃があるんだったっけ(笑)
  GM  : 先行って、どうやって登るの? エレベーター?
  頼子  : 階段で先に上がってくだけだよ。魔眼は発動中。
  GM  : 階段使うと、すごく疲れると思うけど、いい?(笑)
  頼子  : 疲れる! 嫌だなそれは(笑)
  GM  : ああ。MPを5点消費するぐらい疲れる(笑)         あとマリとドラムコーは普通についてくる。
  頼子  : まあ、エレベーターに罠を仕掛けたら、仕掛けたら、仕掛けるな。私なら。         いや、階段にもしかけるわそれなら。じゃあエレベーターでいいんだ。         魔眼で罠がないか一応見よう。
  GM  : ない、と思う。
  頼子  : じゃあいいや。エレベーターで行く。
  GM  : 3人一緒に。         ういいいいん。
  頼子  : エレベーターって、どういうのなんだ?
  GM  : ん?
  頼子  : とりあえず、天井の板を外して、上に乗っておこう。
  GM  : 20人くらい乗れそうな奴。
  頼子  : ついた途端にどゴォーってされたら困るし。
  GM  : ドラムコー「こういうのってさ、上のワイヤーを切られて一気に落下したりしそうだよね」
  アーチャ: 破壊工作(物理)、エレベーターのコード切断(笑)
  頼子  : 「だから上に出ておくんだよ」
  GM  : マリ「じゃああたしも上に出るね!」         よいしょ。無駄に手際よく出てくる。
  頼子  : どうせ全員出ておかないと意味ないしな。         ドラムコーの宝具があれば、ワイヤーを切られても問題ない。
  アーチャ: まぁ、もしもの時はマスターは飛べるし、ドラムコーの飛行宝具があるか。
  GM  : そもそも物理攻撃はきかないしな。         ドラムコー「エレベーターってそういう使い方するもんじゃないと思うよ」
  頼子  : 「アクション映画的には正しい」
  GM  : ともあれ、ぐんぐん上に登り、ちーん、となりました。         展望台についたよ。
  頼子  : じゃあ、私だけ降りる。         「マリとドラムコーは、まずここで待っててくれ。いきなり攻撃されたら困るし」         ということで、エレベーターの扉を開けておこう。         マリとドラムコーは、エレベーターの上にいてもらう。
  GM  : マリ「いや前衛はあたしだって!」
  頼子  : 「私が前衛だ」
  GM  : ドラムコー「いやボクがボクが」
  アーチャ: どうぞどうぞ(笑)
  頼子  : 天井の扉を閉めておこう。         で、エレベーターの開けるボタンおしっぱなしにしながら、外を覗く。
  GM  : ひゅうううう         ええっと、窓が一枚外されていて、その外の鉄柱に、和布がつるされています。         和布「むがー!むがむがー!」(す巻き状態)
  頼子  : 「和布、うるさかったんだろうなぁ」
  GM  : ドラムコー「寒いし痛いし早く助けろってさ」
  頼子  : 「自業自得だから頑張ってって伝えといて」
  アーチャ: 正直、カズフサにそこまでの非はないがな(笑)
  頼子  : いやー、正直、和布はよくここまで生きてこれたよ(笑)
  GM  : 和布は頑張ってるよ、生きるのを(笑)         かつかつ         じゃあ窓の前に二つの人影。         巨大な十字架を背負った老人と、日本刀を携えたシスター。
  アーチャ: ふむ、セイバーがいないな。
  頼子  : 霊体化してるんじゃないかね。和布の近くにいるだろうよ。私だったらそうする。
  アーチャ: まぁ、妥当か。
  GM  : レベッカ「来たか。姿を見せなさい」
  頼子  : 「見せてるよもう」         エレベーターの扉開けっ放しにしつつ。見えるトコに立つ。
  GM  : レベッカ「聖杯とその娘もよ!」         マリ「あ、どうも」(のこのこ)         見えるところに立つ。
  頼子  : 「マリはいい子ちゃんだなぁ。私、まだ死にたくないんだけど」
  GM  : ドラムコー「どうもー」         ニコラウス「……サーヴァント、ドラムコー。主人を救いだしに来たか」
  アーチャ: 笑止、こいつにそんな忠誠心などあるものか(笑)
  頼子  : 私が前に出ていよう。こめかみをぐりぐりする。
  GM  : マリ「御門を助けに来たよ! 邪魔するなら相手になる!」         と構える。
  頼子  : 「なんでマリはそんな剣呑なんだ。平和的解決をまず模索するべきだろう」
  GM  : レベッカ「上等!」
  頼子  : 「いやお前も乗るなよ」
  GM  : ノリノリです。
  アーチャ: 沸点低いな、シスターのくせに(笑)
  頼子  : 「はぁ……率直に言いますと、今戦うのは止したいです」
  GM  : ニコラウス「……では、聖杯の少女は置いていけ」
  頼子  : 「しかしマリを置いて行く事も、賛成できかねるんですよ。          もう少ししたら、聖杯だけお渡しすることができますけど、今は無理だ」
  GM  : ニコラウス「では、あの少年を返すわけにはいかんな」         レベッカ「つまり、こいつら戦いに来たってことですよ、師父」
  頼子  : 「なんでそんな剣呑なの……」         こめかみをぐりぐり。
  GM  : なんで剣呑って…職業柄だよ(笑)
  頼子  : 「身代金引渡しをもう少しあとに引き伸ばして欲しいってだけなんだけどな……」
  アーチャ: 利点がないからだ、マスター。
  頼子  : 利点はないよな。利点は。でも、セイバー的には、ないわけじゃないんだよな。サーヴァントって辛いな。
  GM  : サーヴァントは辛い。         ドラムコー「どうする? マリ」(ひそひそ)
  アーチャ: そもそも相手にとって後日になったら渡すというのは信用できない。         マスターが魔術師嫌いなのと一緒で、実質全て敵なのだから。
  GM  : ミラージュさんを信用できるのかというレベルだな(笑)
  アーチャ: それだったら、ここでドラムコーを自害させて始末しておけば、         弱い手札とはいえサーヴァントが一騎減って戦争が楽になる。
  GM  : というかここまできた以上は、聖杯も確保してしまえばいい(笑)
  アーチャ: 待つよりも確実は手だ、なにより待つことによって相手に対処の時間を与えることになる。
  アーチャ: 時間を与えたことで何らかの方法で人質を救助されてしまえば、ここまでお膳立てした意味がなくなるからな。
  GM  : 位置 和布/ニコラウス+レベッカ:頼子+マリ+ドラムコー   GM  : こんな感じか。
  アーチャ: 交渉というものは、相手にも利があって初めて成り立つ、こっちが困るんで待ってください、は通じない。
  GM  : というか、頼子が無策すぎただけです。
  アーチャ: そもそも、聖杯にしてもキャスターにいつか渡すと言う話なのに、         後でセイバーにも渡すとか、空手形もいいところだ(笑)
  GM  : 二枚舌(笑)
  頼子  : そもそも、交渉材料になりそうなものを一切持ってないからな。
  GM  : そんなアーチャーは、この状況でどうしたらいいと思う?
  アーチャ: まぁ、手としては騙し打ちになるが。         聖杯の少女、マリを置いて行く代わりにカズフサを回収する。
  GM  : んで?
  アーチャ: で、カズフサを確保したところで、マリに令呪でドラムコーを瞬間強化、飛行宝具で高跳び。         窓があいていることだし、マリに飛び降りてもらってもいいな、空中でダイレクトキャッチだ。         まぁ、マリが即座に殺されない、という前提での話だが。
  GM  : 頼子的にその案はどうなの?
  頼子  : マリを即座に殺すって、そもそも聖杯を破壊するってどうやるんだ?         普通に殴って壊れるものなのか?
  アーチャ: 心臓を対城宝具で刺し貫くとかじゃないか?
  GM  : 心臓をえぐり出した後対城宝具をぶっとばすとか?
  アーチャ: どちらにしても、マリは死ぬがな。
  GM  : まあシンプルにやるなら。令呪を以って命ずる!
  アーチャ: まぁ、現時点での厄札として、ミストさんが連絡した先の誰かしかがこっちに向かっていることだ。         十中八九、アサシン組とは思うが。
  頼子  : アサシン組は誰を殴るんだろうな。ああ、そうか。アサシン組は、三騎士を殴る必要があるんだ。         セイバーランサー、だれだっけ。
  アーチャ: アーチャーだ(笑)
  頼子  : ダメじゃねえか(笑)
  GM  : 何故忘れている(笑)
  頼子  : つまりアサシンが来たら私も狙われる対象なんだな。         マリを渡すと即座に殺すだろう。他の選択肢ってなんかあるっけ。
  GM  : 悩んでるうちにアーチャー組にいこうか。
  頼子  : はーい。
  アーチャ: 無策に過ぎるぞマスター(笑)
  頼子  : 策思いつかなかったんだもの!(笑)
  アーチャ: 行き当たりばったりで何でも解決すると思うな(笑)
  GM  : まあ、ドラムコー的に行き当たりばったりは日常茶飯事だから、止めなかったが(笑)
  GM  : 人払い完了。
  アーチャ: よし、では完了次第即座に離れるぞ、具体的にはライダーに見つかる前に。
  GM  : まあまて。ちょっとライダー組をやっておく。         ライダー「ミラージュ。この辺りに結界が張られた。人払いのようだな」         ミラージュ「ふん、さっそくか。くるならくるといい。               フロア一つを貸し切った完璧な工房だ。               結界24層、魔力炉3基、猟犬代わりの悪霊、魍魎数十体、               無数のトラップ、廊下の一部は異界化させている空間もある。               ライダー。お前は階下で迎撃しろ」         ライダー「ふむ。まあいいだろう」         以上!
  アーチャ: 原作再現乙(笑)
  GM  : このシーンは入れておかないとな(笑)         ユノ「準備できたよ」         と双眼鏡をのぞいて。
  アーチャ: では、と、その前に陣地化していない下層のビルを破壊するのに、どの程度の威力が必要だ?
  GM  : そうだね。まあHP30点防護点なしってところか。
  アーチャ: では、強化するまでもなく宝具の一撃で破壊できるな。
  GM  : うむ。では宝具開帳するがいい!
  アーチャ: 懐から、一発の弾丸を取り出す。         それは銀、複雑に刻まれた法儀礼済みの祝福された弾丸。         「わたしたちが罪の赦しを受けて心が清められるように。          キリストの贖いの血の効力を及ぼしてください。          もし、その者があなたとわたしの前で罪を告白し、悔い改めるならば。          その者をあなたは赦しなさい。悔い改めて、主の戒めを守る者は許されるであろう」
  GM  : ユノ「………」
  アーチャ: 「……だが、私は赦されない。その罪は私が赦さない」         聖句に混じる悔恨の言葉に、銀弾が鈍く輝き、黒い光を放つ。         狩猟銃に一発だけ入れる、祈りと悔恨の籠った、その弾丸。         「ああ、願わくば、この一撃が奪う命が救いたらん事を。救われない魂に救済を。          ……そんなものは、あり得ないと分かっていても。求めざるを得ない、其は絶対真理」         狙うは、人の居なくなった無人のホテル、その下層。
  GM  : 支柱だね。
  アーチャ: 天上高くに傲慢な異端を頂く、その高き塔を打ち砕く。
  GM  : いやハイアットホテルに、罪はないと思うが(笑)
  アーチャ: うむ、まぁミラージュさんに巣を張られたのが運のつきと思って(笑)
  GM  : まあどうぞ。
  アーチャ「響け、《遠き地に鳴る福音(ゴスペル・トゥルース)》!」         53an5 DOM!         (ころころ……) [5,5,1,1,5,(中略),1,1,3,6,1] = 45
  GM  : きゅごっ!         まあ演出どうぞ。結果、ビルは崩れる。
  アーチャ: 一直線に打ち出された銀弾は、空気抵抗、その他、様々な抵抗を討ち破り、         狙いをあたわずホテルの支柱に命中する。誤差のない一撃は、まさに必中。         そして、その威力もまた、宝具の名に恥じない凶悪なものだった。         小さな、小さな弾痕から広がる、巨大な亀裂。         始まりは小さく、劇的に大きく。         次の瞬間、支柱を中心に着弾点から半径数メートルが炸裂する。         それは神聖な光の本流、しかし間違いなく破壊の力。         瞬く間に床を、天井を埋め尽くした光は、ホテルを支える支柱部分を飲み込み――消失した。         というわけで、グッバイ、完璧な魔術工房。
  GM  : どっ、ごごおおおおおおんっ         月詠ハイアットホテル、完全倒壊。         長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
  アーチャ: 呪われてるんじゃないか、そのホテル(笑)