第二次月詠聖杯戦争3日目 昼パート3

  アーチャ: よし、マスター、大雑把に確認するぞ。
  GM  : 結局作戦の大枠はどうなるんだ?
  アーチャ: まず、ライダーと組んで対キャスター同盟は結ぶ気はないな?
  頼子  : 儀式を終えるまではない。
  アーチャ: であるなら、キャスターから依頼されたサーヴァントの首候補は、とりあえずライダーと仮定して作戦を立てる。
  頼子  : マジでライダーやるの? あれを?(笑)
  GM  : ミラージュさんを殺そうと息巻いていたのはどこに行った(笑)
  アーチャ: 状況次第ではガチの殴り合いでも勝ち目はあるが、まぁそこはマスター狙いでいこう。         要するに、マスターさえ殺っちまえば、ライダーを倒した事になるんだ、お得だろう。
  GM  : それでどうやって殺すんだ?
  頼子  : 基本狙撃案でいいんだよな。じゃあまずビルを人払いするべきなんだな。         その後、ビルごと陣地を破壊しよう。
  アーチャ: ああ、だからその辺りの細かい部分を詰めようと思ってな。
  頼子  : ビルが崩れたら陣地はどうなるんだ?
  アーチャ: ビルの下が崩れたら陣地も崩れると思う。
  頼子  : 陣地としての機能を失うのか?
  アーチャ: 最上階を陣地化したなら、最上階が無くなった時点で陣地ではなくなるな。
  GM  : うむ。陣地としての機能を失う。下手をすると死ぬ。
  頼子  : ライダーが居るんだ。死なんだろう。
  アーチャ: なので、作戦の第一案として、まずビルを人払いする、これでミストさんが外に出てくるようなら、そこを狙撃する。
  頼子  : 私はライダー好きなんだがなぁ。ライダーを倒したらセイバー組とでも同盟するかー。狸の皮だな。
  アーチャ: とはいえ、マスターの情報カードが他の組みに回るのも困る、どの道戦う羽目になっていただろう。
  頼子  : 私1人でサーヴァント全員を相手には出来ない。ライダーほど強くはない。
  GM  : それで出てこなかったら?
  アーチャ: で、第二案として、工房に籠っているようなら、私の第二の宝具でビルを破壊する。         これは陣地ではなくビルなのでそう難しくはないだろう。
  頼子  : 普通に撃てば壊れる。
  アーチャ: 陣地を狙撃すると工房の守りがあるから防がれる可能性が僅かながらある。         のでビル爆破で崩落に巻き込む方法をとるわけだ。
  GM  : 破壊工作があれば良かったが。
  頼子  : 持ってない。対城礼装も持ってないから、アーチャーの狙撃しか無い。
  アーチャ: まぁ、とはいってもライダーが着いているので崩落では死なない可能性もある。         そこで第三案、脱出したところを狙撃する。
  頼子  : 奇襲だから、一撃死も出来ないわけじゃないな。
  GM  : でもライダーがいると庇われる可能性が高いよ?
  アーチャ: そこだ、幾つか推論が立つが、実際、完璧な魔術工房が破壊された場合、ミストさんはどう行動すると思う?
  GM  : とりあえず逃げて拠点を構え直すんじゃないか?
  アーチャ: まぁ、その可能性が高いな、なのでソレを追う。
  GM  : いきなり逆襲に走るとかK先生じゃあるまいし。
  アーチャ: いきなり逆襲に走る可能性もなくもないが、とりあえず足場を固めるだろう。
  GM  : 追う、と。まあ追わなくても場所はわかるけど。
  アーチャ: まぁ、カードがあるからな。         で、陣地を作成し直すわけだが、その間、ずっとライダーが一緒にいると思うか?
  GM  : まあ……あまり一緒にいるとは思えないな(笑)
  アーチャ: ライダーが離れた所を狙撃する。         その時点では陣地の守りも鉄壁では無い筈だ、確実に狙撃できる。
  GM  : つまり監視し続けて狙撃の機会を待つわけか。
  アーチャ: こちらにドラムコーという同盟相手がいるからこそ出来る手だな、守りの手があるわけだから。
  頼子  : この場合、私は何処にいるべきか、だな。アーチャーからは離れておくべきだろう。
  アーチャ: できれば、アサシンを警戒してドラムコーと一緒に居て欲しいんだが。
  頼子  : ビルの近くで無いと人払いが出来ない。
  アーチャ: そうなんだよな(笑)
  頼子  : じゃあドラムコーと私のセットで、ビルの近くに行けばいいんだ。
  アーチャ: まぁ、私がビルの傍で人払いを掛けて、その後に狙撃してもいいんだが。
  頼子  : ああ、ビルを壊すだけならそれでいいんだな。
  GM  : まあな。
  アーチャ: ただ、私がビルまで近づくと気配を察知したライダーがこんにちわする可能性も微レ存。
  GM  : 逃げ切れない可能性も微レ存(笑)
  アーチャ: それに関してはマスターも一緒だがな(笑)
  頼子  : それは不味いな(笑)
  GM  : さておき。そろそろ会話に戻ろうか!
  アーチャ: 概ねは私の作戦で構わないか、マスター?
  頼子  : アーチャーが遠くからビル狙撃、私が近くで人払い。ドラムコーを援護につける。         で、いいよな。電話はどうしようか。
  アーチャ: ビルまで行って、人払いしつつ電話すればいいのではないか?
  頼子  : そうだな。そうしよう。電話してれば油断もする。
  GM  : ユノとマリが一緒にいます。         ユノ「それで誰を殺そうか」
  頼子  : 「ライダー、ぐらいしか候補はないよなぁ」
  GM  : マリ「いきなり殺すなんてよくないと思うけど」
  頼子  : 「いきなりじゃない。大丈夫だ。もう相手にお前を殺す宣言されてる。だから正当防衛だ」
  GM  : ユノ「じゃあ仕方ないね」
  アーチャ: セメントだな、最近の女子高生は(笑)
  GM  : 女子高生だから。
  アーチャ: 『ライダーか。居場所が分かっているのなら、幾らか作戦も立てようがある』
  GM  : ユノ「作戦はある?」
  頼子  : 「陣地をビルごとぶち壊すのが一番簡単じゃないかな」
  アーチャ: 『それについては私に腹案がある。まずは――』         とマスターに作戦を説明、以下略。
  頼子  : 『なーる。それはいいなぁ。やっぱ実戦経験は必要だなぁ』
  アーチャ: 1.人払い 2.ビル破壊 3.追跡 4.ライダーが離れた所で狙撃、工程を略すとこうだな。
  頼子  : 「ということで、ビルに人払いをかけ、ぶち壊す」
  GM  : ユノ「いい作戦だと思うよ」         マリ「え、あのホテルを壊すの? いっぱい人がいるよ?」
  頼子  : 「人払いをかけるから、ビルは無人になるよ。人的被害を出すのは、私にとって本意じゃない。          アーチャーにとっても、だ」
  GM  : マリ「ううーん。でも……やっぱりたくさんの人に迷惑がかかると思うよ!」
  頼子  : 「いや、今避難させないと不味い。          私達以外も、ここにライダーのマスターがいることを知れば、ビルごとぶち壊すだろう。          その時は、私のように人払いなんて絶対にしない。だから今、避難をさせて置かないと不味い。          あと、マリ、ドラムコー呼んでくれない?」
  GM  : マリ「え、ドラムコー?」
  頼子  : ドラムコーは、ビル警戒的な意味でいるんだよな。
  アーチャ: マスターを一人にするのは問題だからな、ユノマリとも一緒に居て欲しいが、問題が一つ。         本陣に待機しているカズフサをどうするか、だな(笑)
  GM  : マリ「ええっと。この場所に呼び出せばいいの? 今ダンスゲームしてるみたいだよ」
  頼子  : 「ドラムコー、本当馴染んでるなぁ」
  GM  : ユノ「頼子ちゃん。少しアーチャーとお話していい?」
  頼子  : 「ん? いいぞ」『いいよな?』
  アーチャ: 『了解した』
  GM  : ユノ「じゃあ、あっちで話そうか」
  アーチャ: では、ユノに着いていって実体化することにしよう
  GM  : 少し離れたところに歩いていく。ユノの会話を先に済ませよう。
  アーチャ: 影のある路地とかかな。
  GM  : いや学内だから(笑)
  アーチャ: ああ、まだ学校だったか。

3日目 昼 命泉学園/中庭


  GM  : まあ壁の近くででも。
  アーチャ: しゅん、と実体化。         「――話とは?」
  GM  : ユノ「ミラージュ・マックスを狙撃するなら、生かしておいてくれないかな」
  アーチャ: 「本気か?」
  GM  : ルール的にはHPが0になっても死んだ扱いにはしない、ということ。         ユノ「とどめをユノが刺せれば、意味があるの」
  アーチャ: 「……復讐かなにかか?」
  GM  : ユノ「ううん?」
  アーチャ: 「では、マスターの為か?」
  GM  : ユノ「頼子ちゃんには秘密にしてほしいんだけど、アーチャーには話しておくね」
  アーチャ: ふむ。
  GM  : ユノ「ユノには、相手を殺すことで、令呪を一瞬で奪い取る能力があるの」
  アーチャ: 「俄かには信じられん。なんだ、その限定的な異能は」
  GM  : ユノ「今は封印されちゃってるんだけどね」         と、吊られた右手を振る。
  アーチャ: 「それを行うことで、令呪を奴から奪うとする。          そうすると、君が新しいライダーのマスターになるということか?」
  GM  : ユノ「だから、この右手を直してくれれば。ライダーを自害させる作戦が建てられるよ。            そうすれば、ミラージュ・マックスを倒すことが、即、ライダーの排除につながる」         ライダー自害せよ!         ユノ「どうかな?」
  アーチャ: 「ふむ……マスターを失ったライダーが自然消滅するのを待つ、というのでは不安か?」
  GM  : ユノ「その間、マリちゃんは危険な状態が続くの?」
  アーチャ: というかGM、単独行動を持っていないサーヴァントはマスターが居なくなってどれくらい現界できるんだ?
  GM  : はいはい。ルール的に説明しよう。         1ターンごとに、ランク分のHPMPが削減される!         ライダーの場合は1ターンごとに12点だ!
  アーチャ: おい(笑)
  GM  : でもまあHPがくそ高いから、なかなかしぶといですね。         戦闘に入ればすごい勢いで消耗していくんですが。
  アーチャ: なるほどな、確かに自害させた方が速いわ(笑)
  頼子  : 持ったいねー(笑)
  GM  : 概算すると、日常で20ターン。5日ぐらいか?(笑)
  アーチャ: アホかあっ! なんだ、その根性単独行動は、理不尽すぎる(笑)
  GM  : これでもランクが高いから、な。         あとさ。ライダーのステータスを見ればわかるけど……奴には皇帝特権がある。
  アーチャ: ああ、皇帝特権:単独行動とか言い出すわけか(笑)
  頼子  : 単独行動Aにも出来るんだな。
  GM  : そうだよ(笑)
  頼子  : そうすると、どうなるんだ?
  GM  : マスターを失った場合、ランク*2の回復になる。         12点失って10点回復するようになるわけだな。
  頼子  : 永遠に居座るじゃねえか(笑)
  GM  : いや2点ずつ削れる(笑)
  頼子  : いや、永遠じゃないのか。2点しか削れねえ(笑)
  アーチャ: お前、もうほぼ受肉したようなものじゃないか(笑)
  頼子  : ユノがその提案するのも無理ないことだな。
  アーチャ: なるほど、ユノの懸念ももっともだ、というか実に分かりやすい脅威だ。         「なるほどな。納得した。確かにその方が確実であり、安全だ」
  GM  : ユノ「ただ。この腕はAランクで封印されているから、治療にはそれ以上の魔術が必要なの。            アーチャーにはそれはできる?」         A+以上!
  アーチャ: 私の洗礼詠唱はAだぞ(笑)
  GM  : いや達成値で表現するか。回復には達成値10以上が必要! は、可能? ちなみに戦闘ではない。
  アーチャ: むしろ、マスターなら余裕で可能なんじゃないか?(笑)
  GM  : そうだけど、頼子には話したくないんだよ。私マスター殺せば令呪を奪えるから治して、とか(笑)
  アーチャ: といってもな、私の魔術武器はほぼ瞬間強化の為に取ったからボーナス0なんだよな。
  GM  : つまり無理か。
  アーチャ: 魔力+洗礼詠唱+信仰の加護=8an4+8an5で、10以上か……出来なくはない、が。
  GM  : 試してみる?
  アーチャ: 「そうだな。弓兵である以上、そこまで奇跡に精通しているわけではないが、試してみよう」         では、胸元の十字架を掲げ、祈りを捧げながら聖句を唱える。
  GM  : どうぞユノがギプスを差し出します。
  アーチャ: 8an4+8an5         (ころころ……) [4,6,3,4,5,6,4,4]+[2,5,6,6,3,5,6,4] = 10         おおう、ギリギリ。
  GM  : いえ10を超えないと!
  アーチャ: 10以上って言ったのに(笑)
  GM  : 11必要。ごめんね!
  頼子  : ラック使う?
  アーチャ: そうだな、今日ももう終わるし。ではラックで振り直す、3an4+3an5か?
  GM  : そうだね。
  アーチャ: 3an4+3an5         (ころころ……) [2,2,2]+[6,1,4] = 5         神は言っている、さっき出ろと。
  GM  : ぴろりろりん。なおった。
  アーチャ: 軽いな(笑)
  GM  : じゃあ適当なせりふを吐け、聖句的なものを(笑)
  アーチャ: 用意していた聖句が攻撃的なものしかない(笑)
  GM  : ぴろりろりん?(笑)         ユノ「……治ったみたいだね」         ユノが右手をギプスから引き抜き、手首をさすります。
  アーチャ: 「ふぅ……神父のモノマネなど二度とごめんだ」
  GM  : そしてまたギプスに戻す。         ユノ「このことは秘密にしておいて。あまり警戒されたくないし」
  アーチャ: 「了解した。それが救いである限り、私はその行動を黙認しよう」
  GM  : ユノ「……」         では戻っていきます。
  アーチャ: ああ、では私も霊体化して戻ろう。
  GM  : ユノ「ありがとう、アーチャー」
  アーチャ: 礼を言われてもな……さっきのユノの発言が真実である確証もなく治したわけだが。
  GM  : まあ実地で示すよ。試すわけにもいかないしな(笑)>殺すことで令呪を奪う
  アーチャ: まぁな(笑)
  GM  : あ、あともう一つ。
  アーチャ: む?
  GM  : ユノ「そういうことだから。ユノはアーチャーの狙撃に付き合うね。            足手まといにはならないと思うよ」
  アーチャ: 「ああ。傍にいなければ令呪の奪取も難しい。なにより、首一つの監視もこなせるからな」
  GM  : まあ、ミラージュさんのとどめをさせる位置をキープするということですね。         というわけで戻ってきました。
  GM  : その間、マリと頼子の会話をしていようか。
  アーチャ: 久しぶりに親交を温めるがいい、内容は殺伐としているが。
  頼子  : ああ、そうだな。
  GM  : マリ「それでドラムコーを呼び出せばいいの?」
  アーチャ: それだ、カズフサの説得もあるからどうしたものかと。
  頼子  : 「わかめの意見も聞きたいが……呼び出せるかどうか聞いてみてくれ。ドラムコーにな」
  GM  : マリ「……えっ!?            た、大変だよ頼子! 御門が……浚われたみたい!」
  頼子  : 「はぁー? すげえ」
  アーチャ: え、て、さっきまで音楽ゲームやってなかったか?
  頼子  : 「さっきまでダンスしてたんじゃないの?」
  GM  : ダンスゲームをしていた!         軽く幕間。

3日目 12/15(水) 昼/朝倉家


 さて  ドラムコーの魅了の効果は、本人が望んでかかるか完全な素人でもない限り、数時間が限度である。  なので、まんまと令呪を委譲してしまった御門和布は、今更のように憤慨していた。 「何考えてるんだよお前! 勝手に令呪を譲渡させるなんて!」 「まあまあ、落ち着いて和布。実際、マリを仲間にするのはいい手だってわかってるだろ?  魔力供給が足りなかったのは事実なんだからさ」 「そりゃあ僕がいくら天才でも魔力だけはどうにもならないのはわかっている。  僕が怒ってるのは、マスターを洗脳するような真似をしたことだ! お前本当に騎士かよ!」 「もちろん貴婦人を守るのは騎士の務めだろう? いちいち和布を説得するのが面倒だっただけだよ」 「お前なあ!? 僕より唯野のほうがいいってことかよ!」 「あっ、いけない。本音言っちゃった。ほらあれだよ。  主君の命令を守りながら貴婦人も守らないといけないのが騎士の辛いところだよね」 「もういい! お前の顔なんてしばらく見たくない!」 「えー」  部屋を追い出されたドラムコーは、しばらくどう和布の機嫌を回復しようか考えていたが  「ま、いっか」と頭を切り替えて綺麗さっぱりそのことは忘れた。  それよりマスターから自由行動の許可がでたのだから、しばらく好きに行動させてもらおう。  ドラムコーはマリからの念話に答えながら、スキップで街へ降りていった。  もちろん  和布は何もドラムコーに自由行動をさせるために追い出したわけではない。  『お前の顔なんてしばらく見たくない』というのは、見えないところに控えていろという意味合いだった。  平たく言うと霊体化していろということである。  しかしドラムコーは、霊体化が『できない』。  イレギュラークラスのためか、それとも和布の召喚の不手際かは不明だが  ドラムコーが四六時中実体化していたのは、そのためである。  そしてドラムコーはそのことを和布に伝え忘れていた。  よってここに、主従のすれ違いが発生したのである。  ドラムコーがゲームセンターでダンスゲームとクレーンゲームに硬貨を消費しているころ  磯臭い朝倉家に、二人の訪問者があった。 「さて。聖杯を見失ってしまったし、師父が戻る前に手につくところから片付けていきましょうか、セイバー」 「仕方ありませんね。が、最優先はマスターカード。無益な殺生は許しませんからね」 「情報を聞き出すまでは生かしておいてあげるわよ」
  GM  : 以上。
  頼子  : わかめェ……(笑)
  アーチャ: ドラムコーは本当に自由だな(笑)
  頼子  : ドラムコーってほんとうに自由だな、だから好きなんだけどさ(笑)
  アーチャ: 味方としては弾け過ぎていていまいち宛てに出来ん(笑)
  GM  : みんな自由で良かったな(笑)
  頼子  : 「そうかぁー。みんなわかめの非重要性を知らないんだな」
  アーチャ: 『なにをのんきな事を言っているんだマスター。          カズフサに暗示を掛けて「ドラムコー自害せよ」と言うだけで一騎減るんだぞ』
  GM  : というか、令呪を無理やり奪い取ることもできる。生きてれば。         マリ「とりあえずドラムコーは御門を探すらしいから、あたしも行くね!」         マリはすぐに踵を返して走り出します。
  頼子  : 「いやマリが行ってどうするんだ」
  GM  : たたたたたっ。
  頼子  : がし、と止める。
  GM  : 8an4+5an5 逃走判定!         (ころころ……) [5,2,5,3,5,4,5,5]+[3,5,4,3,5] = 8
  頼子  : そんな全力逃げなのかよ!(笑)         何で防げるんだ?
  GM  : 敏捷
  頼子  : ん? 5an5はなんだ?
  GM  : 武術を運動判定に使えるように強化してある。スポーツマンだ!
  頼子  : こっそりとマリ、強いよな。
  アーチャ: 一般人としてはな。
  GM  : とりあえず頼子は、敏捷+便利魔術あたりで妨害できる。
  頼子  : でも、今のマリが行くと死ぬ。だからアーチャーに捕まえてきてくれと頼みつつ、一応魔術で妨害しておこう。         いや、もう、ダイス振れないレベルだけどな、だって、1an1+5an5だもの(笑)
  アーチャ: 全成功でも足りんな。
  頼子  : だからアーチャーに任す。アーチャーは敏捷Aだから捕まえられるだろう。
  GM  : アーチャーは戻ってきてねえ(笑)
  頼子  : 念話念話。
  GM  : たたたっ。         まあ面倒だから、アーチャーが追い掛ける?
  頼子  : だろう。私じゃ無理だ。何をやっても無理だ。
  アーチャ: 追えと言うなら追う、放っておくわけにもいかんしな。
  頼子  : 霊体化しておけば、捕まえるのは簡単だろう。追われてるのがわからないわけだし。
  GM  : ユノ「マリちゃん!? 待って!」         たたたたたっ。残されるのは頼子だけ?(笑)
  頼子  : 一応私も走って追う。追うけど、私、置いてけぼり喰うよな(笑)
  アーチャ: 全員で追いかけて一番背後にマスターが居る訳だ(笑)
  GM  : さておき、校門のあたりに出アーチャーにつかまります。         マリ「わっ!?」         というか追うとは聞いたが、捕まえろとは聞いていない(笑)
  アーチャ: まぁ、捕まえるのが妥当か。         「すまんが、そう自由に動かれては守りようがないのでな」
  GM  : マリ「大丈夫だよ、ドラムコーと合流するから!」
  アーチャ: 「猪突猛進は感心しない。君は自分が思っているよりも危険な立ち位置にいることを知るべきだ」
  GM  : マリ「でも御門が捕まったんだよ?」
  頼子  : 追いついていいなら追いつくぞ。
  GM  : ユノ「放して、アーチャー」
  アーチャ: とりあえず、追いついてきたなら離すとしよう。
  頼子  : 「わかめが、なぁ。わかめが捕まるとしたら、どこだ?」
  GM  : マリ「……ええっと」
  頼子  : 「セイバー組だよな」
  GM  : マリ「書置きがあったみたい」
  頼子  : 「へえー」
  GM  : マリ「『今夜、月詠タワーまで聖杯を連れて来い』だってさ」
  頼子  : 「なんで今夜に集中するんだ。セイバーチームのほうが倒しやすいといえば倒しやすい。          わかめを助けたい気持ちもある」
  GM  : マリ「わかった! 手分けしようか?            あたしとドラムコーが御門を助けるから」
  頼子  : 「無理だ。マリが強いかどうかは別として、ドラムコーは弱い」
  GM  : マリ「大丈夫だよ。空手習ってるし」
  頼子  : 「だからマリが強くてもドラムコーが弱きゃぁ意味が無いって話だ」
  GM  : ユノ「……放っておくのはダメなの?」
  頼子  : 「放っておく? わかめを?」
  GM  : ユノ「そう」         マリ「ダメに決まってるよっ!」
  頼子  : 「確かにわかめが消えても困ることは何もない、いや、あるはあるのか。          というか、和布の令呪を奪われるのが問題なんだな」
  アーチャ: 拘束されて以上、すでに奪われている可能性はあるが。
  GM  : ユノ「令呪を奪うには、少し時間がかかるよ」         具体的には1シーン。         ユノ「だからとどめをさすなら早めにしないと」
  アーチャ: 最近の女子高生はセメントだなぁ(笑)
  GM  : マリ「? とにかく助けにいかないと」
  頼子  : 私、アーチャーからセイバー組の情報貰ってたっけ。
  アーチャ: 具体的な描写はないが、昨日の戦闘については昨日の夜に話したかと思う。
  頼子  : じゃあ敵が3人いることも知ってるわけだ。
  GM  : マリ「とりあえずあたしが行けばいいんだよね?」
  頼子  : こめかみをぐりぐりする。
  GM  : つまり、和布を助けるなら夜行動のうちにしないとまずいってことだね。         ドラムコーが死ぬ。
  頼子  : いや、ドラムコーは死なんだろう。マリに令呪があるから。
  GM  : 自害させられるってことだよ(笑)
  頼子  : ああー(笑)
  アーチャ: 実に分かりやすい展開だな(笑)
  頼子  : ドラムコー自害しろ!(笑)
  GM  : ドラムコー自害せよ!
  頼子  : 幸運Aなのにお前がランサー枠なのか?(笑)
  GM  : 自害が多いな(笑)
  アーチャ: というか、その危険を知りながらマスターを放置したドラムコーの自業自得なんだが(笑)
  GM  : だって自由行動の許可が出たしな(笑)
  アーチャ: 遊びに言っていてマスターが危険になりました、とか同情の余地もないわ(笑)
  頼子  : ドラムコーって、本当良くわからない。
  GM  : そういう英雄だから仕方ない。
  アーチャ: 私はこのうかれ具合からますます真名に確証が着いたぞ(笑)
  頼子  : よく分かるなぁ。         「まぁー、わかめを助けるか」         今昼だっけ?
  GM  : 昼です。こっから行動するなら夜に割り込む。         ユノ「……二手に分かれようか」
  頼子  : 「二手に? ユノがアーチャーを連れてくか?」
  GM  : ユノ「そうだね。私とアーチャーが当初の計画通りに」
  アーチャ: 「確かに、こっちは実質私さえ居れば行動は可能だ」
  頼子  : 私は遠くにいるからな。
  GM  : どのみち頼子は暇だったわけだからな。
  頼子  : 「私とマリで、わかめを助けると」
  GM  : ユノ「私はマスターカードの対象じゃないから、横やりは入らないと思うけど」
  頼子  : 「私もそう思う」
  GM  : ユノ「頼子ちゃんは気をつけて」
  頼子  : 「私は遠くにいたほうがいいからな」
  GM  : マリ「じゃあ、あたしとドラムコーと、頼子で御門を助けるんだね」
  アーチャ: とはいえ、セイバー組にマスターを単独で晒すのは危険極まりないんだがな(笑)
  頼子  : 3対1で足手まといが3人だ。意味わからん(笑)
  GM  : 3:3だ!(笑)         セイバー組vs頼子+ドラムコー+マリ         拮抗してるな。
  頼子  : セイバー組とまともにやりあえるの、私だけだろうそれ(笑)
  GM  : 数は互角だよ?(笑)
  頼子  : しかもMPはアーチャー側に渡さなきゃならない。
  アーチャ: ビル破壊だけなら供給はいらんぞ(笑)
  頼子  : あと一番いやなのは、既に同盟組んでる奴ら以外で潰し合ってるってことだ。         完全に負けフラグ。ライダーは倒すこと前提だが、セイバーは戦いたくない。
  GM  : そう思うなら、まあ和布を取り戻すことだけを目的とするんだな。
  頼子  : 聖杯に関しては、私には必要ないし、キャスターも今はいらない。         だから聖杯はあとからこいつらに渡してもいい。         渡したら、誰かが倒すだろうし、ぶち壊してくれたら、私にとっては万々歳だ。
  GM  : 分離すればな(笑)
  アーチャ: セイバー組の目的は聖杯の破壊だぞ(笑)
  頼子  : だから分離するまで待っていただく。         どうせ聖杯が何処にあるかは、マスターカードで分かるんだ。
  GM  : どの組みが持っているか、だけだね。
  アーチャ: 待つ理由がない、で破壊される可能性が高いが。
  頼子  : 本当お前等は交渉の余地がない奴らばっかだな(笑)
  アーチャ: 狂信者と交渉しようというのが間違いだ(笑)
  頼子  : セイバーはまだ交渉の余地がありそうなんだよな。
  アーチャ: セイバーは迷いがあるようだが、他二名は生粋の聖職者っぽいしな。
  頼子  : どちらにしても、和布は帰してもらいたい。私は和布、きらいじゃないんだ。
  GM  : じゃあ覚悟を決めて、二手に分かれる?
  アーチャ: 別に、後の不利を考えないなら、ライダー組みは放置でもいいわけだが。         作戦自体は今日じゃなくてもいい。マスターの情報は他の組に渡ってしまうかもしれないが。
  GM  : そうだね。今夜中に……だからね。>返事
  頼子  : マスターカードを誰かに渡すってことだよな。ミストさんはどういう交渉をするんだろう。
  GM  : どうする? 方針を建てろ!         全員で和布を助けに行くか、二手に分かれるか。
  アーチャ: まて、少し確認する。
  GM  : うむ。
  アーチャ: どちらも、今夜、でしかなく時間指定はないな?
  GM  : いやすまない。どちらも時間帯は『夜』だ。
  アーチャ: こっちは人払いを掛けてビル破壊するだけだから、         マスターが時間を掛けてくれれば令呪で呼び出すことも可能とは思うが。
  GM  : 令呪!そういうものもあったな。
  頼子  : そうだな。ゆっくり交渉すりゃいいわけだ。         ビルを破壊することは前提だな。このターンで陣地は壊しておく。         そうすれば、引きこもれないから、私のマスターカードを何処かに渡すのは、結構ヤバイ。
  GM  : あ、それとも、月詠タワー自体を狙撃するとか?(笑)
  アーチャ: カズフサが死ぬ(笑)
  頼子  : 和布が死ぬだろ(笑)
  GM  : まあ射線は通ってるから(笑)         さておき。では二手に分かれる、で?
  頼子  : まず2手に別れよう。
  アーチャ: ビルの破壊が終了した時点で、令呪を以て召喚してもらえば、マスター側で戦闘になっても私も参加できる。         うん、これでいいんじゃないか? ドラムコーも居るし、瞬殺されることもないだろうし。
  頼子  : セイバーと戦いたくない(笑)
  アーチャ: 頼子、マリ、ドラムコーの組と、アーチャー、ユノの組の二手に分かれる。
  GM  : うい。
  頼子  : ということで。
  アーチャ: そして、私とユノで人払い&ビル狙撃を済ませ、マスター側に令呪で呼んで貰う。         セイバー組に問答無用で襲われるとアレだが、交渉なり何なりで時間が稼げれば充分間に合うはずだ。         まぁ、ひそやかにカズフサを救うスニーキングミッションという手もあるが。
  GM  : じゃあ一ついい情報をあげよう。
  アーチャ: ん?
  GM  : ドラムコーは……飛行乗騎を使える。なにかの役にたつ?
  アーチャ: ああ、月に行った奴か。
  GM  : おい(笑)
  アーチャ: おっと(笑)
  GM  : まあネタばれはさておき。じゃあ二手に分かれるってことで!
  アーチャ: しかし、タワーまで、ってことはタワーの最上階だろうし、飛行乗騎は使えるかもしれんな。
  GM  : ユノ「……仕方ないね。マリちゃん、頼子ちゃん、気をつけて」
  アーチャ: 「状況が状況だ、危険を感じたらすぐに令呪を以て呼び出すように」
  GM  : マリ「大丈夫。友達を助けるだけだからっ」
  頼子  : 「マリは和布を友達と認識してるんだな」
  GM  : マリ「そうだよ? だって契約仲間だしね!」
  頼子  : 「マリはいい子だな」
  アーチャ: 単純かつ、分かりやすい理由だ。
  頼子  : マリを守らなきゃいけない身としては、いい子なのが困るんだけどな。
  GM  : ユノ「……そう」
  頼子  : 「ユノも気をつけろ。相手は強い。無理しないようにな」
  GM  : ユノ「大丈夫だよ。サーヴァント一騎ぐらいなら倒せると思う」
  頼子  : 「ライダーはそんじょそこらのサーヴァントとは違う。1騎でほか7騎を相手取って勝ち目があるレベルだからな」
  GM  : ユノ「そうだね。でも頼子ちゃんこそ、気をつけて」
  頼子  : 「私? 私は問題ない。セイバーは、ライダーほど強くはないんだからな」
  アーチャ: 「安心しろマスター。今回は陣地の破壊が優先だ。ライダーと直接相対する予定はない」
  頼子  : 「そう願ってるよ。じゃあ、行こうか」
  GM  : というわけでシーン終了!
  頼子  : 夜行動で電話をかけるって、行動消費するの?
  GM  : しない。
  頼子  : じゃあ、今はキャスターを倒す同盟は組めません。後でならいいけど。         っていう電話を、ライダー組にしておく必要があるなぁ。
  アーチャ: 後でならいいけど、と言いつつ陣地は破壊(笑)
  GM  : そういえば陣地破壊で思い出したけど…
  頼子  : 何?
  GM  : わかめ二号は綺麗に消滅しました。
  頼子  : 和布、結局役に立たないんだな。
  GM  : 頑張ってはいるんだが…(笑)