第二次月詠聖杯戦争3日目 昼パート1

3日目 昼 丘/朝倉家


  頼子  : HP回復するぞー! 結界はMP10点回復して15に。MPはマックスに。         (ころころ……) [4,3] = 7         全回復!
  GM  : マリ「ふあああ。おはよー」
  頼子  : 「おはよう。マリ」
  GM  : 気付くと家が磯臭い。
  頼子  : 「くさっ。なんでこんなくさいの」
  GM  : 和布「げえっ、唯野!?」
  頼子  : 「げえっ?」
  GM  : 和布「なんで唯野がここにいるんだよ!」
  頼子  : 「なんでわかめがここにいるんだっけ」
  GM  : 和布「僕がここにいるのは当たり前だろ!?」
  頼子  : 「顔洗ってきてからでいい?」
  GM  : ドラムコー「どうぞ」
  頼子  : 顔洗ってくる。
  アーチャ: 「ああ、マスター。朝の件の話をするから、後で食卓でな」
  頼子  : 「顔洗ってからね」         ばしゃーばしゃー。洗ってきた。
  GM  : 食卓で車座です。頼子、アーチャー、マリ、和布、ドラムコーが。
  頼子  : 「よし、では朝の件とこの臭い匂いについて教えてくれ」
  GM  : 和布「いま陣地を構築中だから我慢しろ。においは」
  アーチャ: 「先に臭いについてだが、カズフサの使い魔(?)がこの家に陣地を構築している。それの臭いだ」
  頼子  : 「和布が?」
  アーチャ: 「ああ、カズフサが、だ」
  頼子  : 「和布、君、凄いな」
  GM  : 和布「褒め称えろよ。使い魔の作成ぐらい、魔術師なら当たり前だぞ」
  頼子  : 「本当に魔術が使えるようになったんだな」(しみじみ)
  GM  : 和布「そうだ。僕は一人前の魔術師だからな!」
  アーチャ: 正直、今の言いあいは「凄い意外」という言外の台詞がそこかしこにあったわけだが(笑)
  頼子  : いや、まぁ、あるけど、素直に賞賛してる部分もないわけじゃないぞ!(笑)
  GM  : 和布「まったく。お前が陣地の一つも構築できないから、僕が代りにやってやっているんだ」         マリ「ちえい!」         といきなり和布をぶん殴った。         和布「ぎゃー!?」
  頼子  : 「一所に留まる人間じゃないからというかおお!? マリ、どうした」         びっくり。
  GM  : マリ「なんとなくいらっときたから。ごめん!」
  頼子  : 「和布は殴ってもいいが、今は殴るタイミングじゃなかったと思う」
  GM  : 和布「ふざけるなよお前!?」
  頼子  : 「で、朝の件って?」
  アーチャ: 「で、朝の件だが。ライダーのマスター、ミラージュ=マックスが同盟を申し込んできた。          ちなみに答えは保留中としてある」
  頼子  : 「同盟?」
  アーチャ: 「対キャスター同盟、だ」
  頼子  : 「ライダーは嫌いじゃないが……キャスター?」
  GM  : 和布「あと自分のマスタカードが欲しいみたいだったな」
  頼子  : 「それは無理だな。キャスターは無理だ。今の段階では特に無理だ」
  GM  : 和布「でも確かに一理あったな。キャスターは放っておくとどんどん強くなるから」
  アーチャ: 「ああ、そう言うと思って保留にしたが、言い分じたいは間違いではなかったな」
  頼子  : しかし陣地が敷けたのなら、ここで大魔術を使うことも視野に入れられる         といえば入れられるなぁ。だが、やはり、キャスター組の設備がいる。大魔術には。
  GM  : 和布「序盤のうちにマスターごと殺そうぜ!」         マリ「なんとなくちえい!」         和布「ぎゃー!」
  頼子  : 「仲いいなぁ君等」
  GM  : 和布「いいわけないだろ!?」
  アーチャ: 「それと、ミラージュ=マックスはマスターの情報が書かれたマスターカードを持っている」
  頼子  : 「私の? じゃあ早く倒さないといけないわけだ。だが、相手はライダーか……」         そういえば、真偽判定には成功してたんだっけ。
  アーチャ: 「釘を刺されたよ、同盟を断りキャスターと組むようならカードの情報を他の敵に回す、とな」
  頼子  : 「夜に答えを返すときに倒さないと駄目じゃないか」
  GM  : 和布「倒すよりも、ミラージュさんのマスターカードさえ手に入れれれば、交換してくれるっぽかったけどな」
  頼子  : 「マスターカード? 分の悪い」
  アーチャ: 「ミラージュ=マックスは自分の情報が書かれたカードが欲しいらしい。          まぁ、自分の位置などが知られるのは困るからな」
  GM  : 和布「そう考えると、直接戦闘は自信がない系統かもしれないな」
  アーチャ: 「うち一枚はカズフサから奪ったカードだろう」
  GM  : 和布「うるさいな!」
  アーチャ: 「ああ、それと独断だがお互いのカードに誰の名前が書かれているかだけ情報交換をした。          あちらはマスターとアナスタシアの二枚分のマスターカードを持っている」
  頼子  : 「……バーサーカー組とアサシン組は、停戦状態だし、          ランサーのマスターはトバルカインの手先の可能性が高い」
  アーチャ: 脱出の際、ランサーの後ろに載っているのをマスターはみているからな。         私はそのマスターが五本指だと知らないから何とも言えなかったが。
  頼子  : 「となると、ライダー組が何処に渡そうとも私にとっては困った事態になるわけだ」
  GM  : 和布「ところでさ」
  頼子  : 「アナスタシアはトバルカインと仲が良く、ランサーのマスターはトバルカインの手先、          バーサーカーも、となると、三組は、同盟関係に……ん?」
  GM  : 和布「こいつが……聖杯なのか?」
  アーチャ: マリか。
  GM  : マリ「ん。まあ、そうみたいだよ」
  頼子  : 「だったらどうする?」
  GM  : 和布「別にどうもしないさ」
  頼子  : 「そうか。まぁ、キャスターに会いに行ってみるか。会えるかは分からないが」
  GM  : 和布「それにしても……あの監督役と何か関係あるのか?」
  頼子  : 「ん? マリが?」
  GM  : 和布「今回の聖杯は、あの監督役が用意したらしいんだよ」
  頼子  : 「マリにいつ埋め込んだんだ? 最初から聖杯だったのか?          いや、いやいや、あ。マリ、あしながおじさんとかいた?」
  GM  : マリ「うん。あたしを育ててくれた恩人だよ。前に話したよね?」         マリ「ゾディアおじさんって人なんだけど」
  頼子  : ぞ、ぞでぃあ?
  アーチャ: 明らかに日本人ではない名前だが。
  頼子  : 「外国人? あったことは?」
  GM  : マリ「たまにね」
  頼子  : いや、いやいや。         「ゾディア、ああー、うわぁー」
  GM  : 和布「おい、どうしたんだ?」
  頼子  : 「ええー、こういう人?」         と、容姿を伝える。トバルカインの」
  GM  : マリ「ああうん。なんかきりすとっぽい人」
  頼子  : 「ゾディア=キューブリック」
  GM  : マリ「そうそう」
  頼子  : 「トバルカインの表の名は、ゾディア=キューブリック」
  アーチャ: 兵器メーカー「ヘキサクス」の会長、ここで原作ネタか(笑)
  GM  : マリ「?」         和布「思いっきりつながりがあるじゃないか!」
  頼子  : 「和布、もう何も言わなくていいぞ」
  GM  : 和布「だから、つまり唯野はこの聖杯戦争のために」
  頼子  : 「何も言わなくていいぞ」
  GM  : 和布「な、なんでだ?」         マリ「……そういえばさ。一晩寝て、気付いたんだけど」
  頼子  : 「なに?」
  GM  : マリ「あの生徒会長?って……頼子のお姉さん、だよね?」
  頼子  : 「そうだな」
  GM  : マリ「……ごめん。あたし、頼子のお姉さんを許せない」
  頼子  : 「そうか」         こめかみをぐりぐりする。
  GM  : マリ「だから近いうちに出て行くね」
  頼子  : 「出ていかなくていい。一緒にいてくれ」
  GM  : マリ「あたしだって、兄貴のことを殺したい人とは、一緒にいられないと思うから」
  頼子  : 「私は親友と一緒にいるほうが気が楽だ」
  GM  : マリ「ううん。それにあたしは、あの人と話をつけないといけないから。            それに頼子は巻き込めないよ」
  頼子  : 「大体私もお姉ちゃんには話があるし、そもそもお姉ちゃんが今、          お姉ちゃんの意志を持って動いているかどうかすら確認できていない」
  GM  : 和布「みんなで朝倉弥夢を殺せばいいんじゃないか?」
  アーチャ: 「カズフサ、君は一度黙っていような」
  頼子  : 「わかめぇ〜。お前は本当に私の神経を逆撫でするのが好きだなぁ」
  GM  : ドラムコー「そういえばさ!」         明るい声。
  頼子  : 「なんだ、手短に言ってくれ」
  GM  : ドラムコー「ボクから、マリに提案があるんだよ」         マリ「なに?」
  頼子  : ドラムコーから? 凄く怪しい。
  GM  : ドラムコー「ボクと契約して……サブマスターになってよ!」
  頼子  : 「やめろ。その言い方はやめろ」
  アーチャ: おお、先手を取られた。
  GM  : 和布「はあああ!? な、なんでだよいきなり。僕の令呪をそいつによこせっていうのか?」         マリ「?」         マリはちんぷんかんぷん。
  頼子  : 「ドラムコーが君のサーヴァントになりたいって言ってる」
  GM  : ドラムコー「だってさあ。これからマリは戦わないといけないんだろ?               だったらボクと契約した方がいいじゃないかな」         マリ「うん、戦う!」
  頼子  : ドラムコーの意図が読めない。全然読めない。         うーん、直感の使いドコロか?
  GM  : ドラムコー「それに正直、和布はマスターとして貧弱すぎるんだよ。               宝具も使えないんだもん、魔力供給が細すぎて」         和布「う、うるさいな! それくらい自力で何とかしろ!」
  頼子  :   GM  : ドラムコー「だからボクとマリが契約すれば。魔力供給の問題が解決して、               マリも戦えるようになって、いいことづくめじゃないかな?」
  頼子  : 「つまり、宝具の使用のためにも、魔力供給源として優秀なマリをサブマスターにしたいと」         魔眼を発動させておく。頼子はマリのことに関しては過保護に過ぎる。
  GM  : きらきら。頼子の目が光り出した。         マリ「頼子、なにその目?」
  頼子  : 「コンタクト」
  GM  : マリは魔力Cだから、ね。
  頼子  : ドラムコー! その真意を探る! 気配察知だ!
  GM  : ランク判定か。どうぞ。
  頼子  : 勝てる気がしない気がする。         が、やるだけやる。気配察知に使えるのは、ランク+気配察知だな!
  アーチャ: 「まぁ、一理あるのは確かだな。魔力の供給源となれば、生命線ともいえる。          少なくとも決着がある程度つくまではドラムコーがマリを守ることだろう」
  頼子  : 10an5+5an5         (ころころ……) [4,5,6,2,3,6,5,1,4,6]+[1,1,5,3,1] = 12         わぁー。まぁー、普通か。
  GM  : これはひどい。
  頼子  : 頼子が疑う時は周囲から見て一目瞭然になるのが問題だ。銀目が光るからな。
  アーチャ: 話している最中に目が光だしたら「あ、こいつ疑ってやがる」とバレるわけだ。
  頼子  : そもそも頼子自身、ユノとマリ以外とは目を合わせることすらしないんだから、         銀目に光って目を合わせだしたら明らかに疑ってる。
  GM  : 15an5 というか銀目に光らせるまでもなくめちゃくちゃ睨んでそうだ(笑)         ite_GM -> 15ANG5 = [1,5,3,3,5,3,4,6,4,4,3,6,2,2,6] = 12         あ、互角だ。
  頼子  : ドラムコーも流石だな。
  GM  : 幸運で振ったからな!
  頼子  : ああ、なるほど! ドラムコーはやっぱり凄い。
  GM  : まあ意図的には、嘘はいってない。
  頼子  : マリを害する気は無さそうか? 私と敵対する程度なら問題ないんだ。
  GM  : 魔力供給が回復し、貴婦人を守るために戦い、和布が死んでも問題がなくなる。         ドラムコーにとっては得しかない。
  アーチャ: 最終的に聖杯を手にするにしても、近くに居る以上最優先でその権利が手に入る、確かに得しかないな。
  頼子  : 和布って、本当に可哀想だな。
  GM  : じゃあ優しくしてやれよ(笑)
  頼子  : 精一杯優しくしてる。ツンデレ的な意味で。
  GM  : ドラムコー「ねえ、お願いだよ……マスター♪」(にこっ)         6an3+3an3         (ころころ……) [5,4,2,2,6,5]+[2,3,2] = 5
  アーチャ: ああ、ついに使いやがった(笑)
  頼子  : ついにドラムコーのニコポが、わかめに火を噴く!(笑)
  GM  : 1an1         (ころころ……) [1] = 1         頑張ったけどな…(笑)
  頼子  : 頑張った。マジで頑張った(笑)
  アーチャ: 和布ぇ。。。(笑)
  頼子  : 魔力Eじゃなぁ(笑)
  GM  : 和布「……ふ、ふん。そこまでいうなら仕方ないな。唯野、これからはお前も僕の部下だからな!」         ドラムコーってある意味凶悪だよな。味方には。
  頼子  : 宝具以外の点では、その通りだな(笑)
  アーチャ: 敵には効かない辺りが凶悪さを際立たせている(笑)
  GM  : 和布はこれで一応でれてる。
  頼子  : 和布ってかわいいよなぁ(笑)
  アーチャ: 和布だからな、ミストさんにはこの味は出せない。
  GM  : じゃあ助けてやれよ(笑)
  頼子  : 今のところ物凄い助けてるだろう。         しかし優先順位として、マリのほうが上だ。付き合いの長さからしてもな。
  GM  : じゃあ頼子的にはマリとドラムコーが契約するのは問題ない?
  頼子  : ドラムコーは、一度バーサーカーの攻撃を受けきったことがある。         だから、ここでドラムコーをマリの護衛として使えるようになるのは、ありがたい。
  GM  : ではさくっと令呪の移譲をしましょう。
  頼子  : もう1つは、私個人としてドラムコーに好意を持ってるってことも、あるがな。
  GM  : 和布「御門和布より唯野マリに令呪を移譲する!」         と、手をつないで宣言すると、手を伝って、マリの右手の甲に令呪が移ります。         マリ「あつっ。これで……あたしも聖杯戦争っていうのに関わることになったんだね。あ、元からか」
  頼子  : 「あまり気乗りはしないが、な」
  アーチャ: 「ただ狙われる立場から、抗う立ち位置へと変わったのだ。          立場上あまり言えたことではないが、頑張りたまえ」
  GM  : ドラムコー「マイマスター。ボクの槍と騎士の誇りにかけて、貴女をあらゆる苦難から守ることを誓います」         和布「なんか僕の時よりずっと熱心じゃないか……?」
  頼子  : 「和布は男だから」
  GM  : というわけでマリがドラムコーのサブマスターになった         マリにマスター基本能力がついた。
  アーチャ: 和布もな、才能が皆無なだけで努力家だし、結果的にゴミのような才能でありながら         召喚とか使い魔とか、結果を出している分、凄いとは思うんだが。
  頼子  : 和布は凄いって。私は本当に褒めてやってるんだぞ。まぁ、そんな風には見せないが。
  GM  : 例えていうなら、頼子に魔術的な才能がなかったらこの道を選んだか?というようなことだからな。         まあ、頼子の場合はまた別の話か。
  頼子  : そもそもその時点で廃棄だからな。
  GM  : さておき話を戻そう。
  頼子  : 「じゃ、護衛もついたことだし、ユノに会いに行こうか。昼の間に行かにゃならん」
  GM  : 和布「え、なんでだ?」         話についていけてないわかめ。         和布「ユノって、お前たちとつるんでた上友のことか」
  頼子  : 「凄く簡単に言うと、マリを生かしたまま、聖杯を分離させるためだな。          そうすれば、マリはかなり安全な立ち位置になるし、聖杯も持ち運びしやすくて、願ったり叶ったりだ」
  GM  : マリ「そんなことが……できるの?」
  頼子  : 「出来る」         と、言い切っておく。         頼子的には本気でそう思ってる。PL的には、どうなんだ?(笑)
  アーチャ: 「非常に難しく、現時点ではほぼ不可能だ。が、それが可能かもしれない者に会いに行く、そういうことだ」
  頼子  : 「私に不可能なんぞ無いぞ」
  GM  : 和布「なあ。そいつがアーネンエルベのマスターなのか?」
  頼子  : 「そうじゃないから安心してくれ。だからユノには手出ししないようにな」
  GM  : 和布「そうじゃないならもっと問題になる気がするんだけど、じゃあ誰だよ!」
  アーチャ: 包帯の下を改めるまでは、サブマスターの可能性は残っているがな。
  GM  : 和布「ま、まあいいや。それでどのメンツで行くんだ?」
  頼子  : 「ドラムコーはお留守番になる。あ、マリ、その令呪、動かせるから、二の腕とかにして服で隠しておくといいぞ」
  GM  : ドラムコー「えー、ボク留守番? せっかくマリと契約したんだから、護衛に行きたかったんだけど」
  頼子  : 「和布が来るならお留守番じゃなくていいが」
  アーチャ: 「行くのならば全員で、ということになるな。留守番とは違うが、拠点に見張りは残すことになるが」
  GM  : 和布「じゃあ僕を誰が守るんだよ! あとせっかく陣地作成中なんだから、誰か守らないとダメだろ」
  頼子  : 「じゃあやっぱり和布とドラムコーがお留守番じゃないか?」
  アーチャ: こう、監視用の使い魔的な、警戒網。
  頼子  : 「使い魔とか、出せるの?」
  GM  : 出すのは、頼子だ(笑)
  頼子  : 私は、出せるけど、それやると昼行動飛ぶからな。
  アーチャ: 私が出そうか?
  GM  : あ、一応アーチャーも出せるんじゃないか?
  頼子  : ああ。アーチャーも出せるのか!
  GM  : というか最初から動物使役してるけど
  頼子  : すげえな。
  GM  : 動物は出してるのか?(笑)
  アーチャ: ああ、それも一種の一部なので、マントから出てくる(笑)         ただ探索用は犬サイズ。攻撃用は弾丸に使っているだろう(笑)
  頼子  : ドラムコーは置いて行きたいのだ。マリに護衛がついていることを知られたくないってのもあるが。         それよりも、和布を1人にしたくない。
  アーチャ: 「とれる手は二つ、拠点を放棄する覚悟で全員で移動するか、ここの防備の為に人を残すか」
  GM  : 和布「まあ普通に考えて、僕達が留守番だろ。監視していても壊されるのを防げるわけじゃないし」
  アーチャ: とはいえ、和布とドラムコーが残っていて襲撃してくるランサーとかから拠点を守れるか、というのは疑問だが(笑)
  GM  : 和布「それに僕と朝倉が同盟関係にあることは伏せておいた方がいいだろ。            アーネンエルベに対して僕達がジョーカーになりえるわけだからな」
  頼子  : 「和布、流石だな。じゃあ、ドラムコーと和布でお留守番だ」
  GM  : ドラムコー「なんだかんだいって危険を押しつけてるだけな気がする……」
  頼子  : 和布に関しては、今回で分かったが、割合使える。         というか、流れ的に、一次のアヴェンジャー組っぽい。
  GM  : あれほど有能じゃないからな?(笑)
  アーチャ: 和布は、魔力Eでさえなければ大成していたんじゃないかな。
  頼子  : 魔力Eじゃなきゃこんなに努力してないよ。
  GM  : 魔力Eじゃなければ……ミラージュさんみたいな感じになってたのか?(笑)
  アーチャ: 分からんぞ、本質は追いこまれての努力だろうが、努力を続けられただけの根性はあるわけだからな。
  頼子  : ああ、わかめがわかめでよかった。
  アーチャ: 「では、方針は以上で構わないか?」
  頼子  : 「問題ない」
  GM  : マリ「うん」         というわけで、合意が取れたところで出発です。

3日目 昼 住宅街/命泉学園


  GM  : 時間がかかったのでまいていこう。
  アーチャ: 念の為、動物使役の獣を残しておこう。
  GM  : うむ。監視だね。
  アーチャ: 便利魔術で判定とか居るか?
  GM  : 探索でいいんじゃないかな。         あ、一応、マリを通じて念話でわかめと連絡は取れるんで、リアルタイム相談は可能です。
  アーチャ: ああ、そうなのか。じゃあ、特に要らんか。
  GM  : サブマスターの利点の一つですね。
  アーチャ: さて、問題はキャスターか。         ようやく露出する、これでサーヴァントが全員出そろうわけだな。
  頼子  : ドラムコーに、疑って悪かったって言っておいた。         ということで、ユノに会いに行く。サングラスかけておこう。
  GM  : というわけで命泉学園にやってきました。
  頼子  : マリに言うこと、なんか会ったような気がしたけど、忘れてしまった。
  GM  : 姉のことか?
  頼子  : 姉のことじゃなかったと思う。まぁいいや。
  GM  : まあ、制服姿に右腕を吊ったユノは、既に待っています。         平日授業中ですけどね。校門で待ってる。         ユノ「頼子ちゃん、マリちゃん、こんにちは」
  頼子  : 「こんにちは。ユノ。約束通り来たぞ」
  GM  : マリ「こんにちはっ。改めて昨日はありがとうね、ユノ」
  アーチャ: ああっと、私は霊体化しているので。
  GM  : そらそうだ(笑)
  頼子  : まあ、しててもらわないと困る。
  アーチャ: マント姿の外人とか、目立ち過ぎる(笑)
  頼子  : 「そしてユノ、不躾で悪いが頼みたいことがある」
  GM  : ユノ「なあに?」
  頼子  : 「大規模な魔術儀式を行える設備を貸して欲しい」
  GM  : ユノ「上司の許可があれば可能だけど」
  頼子  : 「マリを死なせずに、聖杯を取り出したいんだ」
  GM  : ユノ「そう。場所があればいいの?」
  頼子  : 「儀式中邪魔されないならもっとありがたい」
  GM  : ユノ「命泉学園の地下拠点が適してると思う」
  頼子  : 「入っていいのか? 許可が出れば」
  GM  : ユノ「行こうか」         くるっと、礼拝堂に歩き始めます。
  頼子  : 「ありがとう」
  アーチャ: 『マスター、敢えて言えば技術的な協力もしてもらった方がいい。          成功確率を少しでも上げることができるならば、彼女の為だ』
  頼子  : 『ああ、アーチャー、分かった。その発想は私だけでは出てこないなぁ。全く』         「技術的支援は、できる?」
  GM  : ユノ「技術的支援?」
  頼子  : 魔術的支援か?
  GM  : ユノ「そうか、その発想はなかったな」
  頼子  : 「まぁー、大規模魔術だし、マリの命がかかってるからな。失敗したくない」         ユノも私も相当自身の能力に自信があるよな。
  アーチャ: サポートありとはいえ、ランサーとガチでやりあえる実力があれば過信もしよう。
  GM  : ユノ「もしも手伝いを頼みたいなら、キャスターに話を通さないとだめだね」
  頼子  : 「キャスターかぁー、どんな奴なんだ?」
  GM  : ユノ「言えない」
  頼子  : 「分かった。悪かった」
  アーチャ: まぁ、敵対するであろう勢力にサーヴァントの情報は流せないだろう。
  GM  : ユノ「ただ、キャスターと大佐は協力関係にあるけど、主従関係じゃないの」
  頼子  : 「マスターとサーヴァントじゃないのか」
  GM  : ユノ「だから命令系統が違うし、キャスターと大佐、両方に提案をしないと」
  頼子  : 「分かった」
  GM  : マリ「ええっと、どうなったの?」
  頼子  : 「中に入る事と、成功率のよく分からない大手術がマリを待ってるってことだな」
  GM  : マリ「やな話だー、それ!」         ユノ「とりあえず礼拝堂に行こうか」         マリ「っていうかさ。別にとらなくてもいいよ?            ほら。あたしが危ないだけなら、ドラムコーと契約もしたし」         ユノ「………」
  頼子  : 「マリは口が軽いなぁー」
  GM  : マリ「え、なにかまずかった?」
  アーチャ: ドラムコーは正直ステータス的に弱い部類に入るわけだが(笑)
  GM  : わっかんねえから(笑)         和布以上の素人です。まさに素人マスター。
  アーチャ: まさにセイギノミカタ枠。
  頼子  : 「やっぱり取らないと駄目だな」
  GM  : マリ「ええー、いいっていいってー」
  頼子  : 「聖杯戦争が進めば聖杯に魔力がたまる。          魔力が溜まったらマリにどんな影響が出るか分からない。心臓だからな」
  GM  : マリ「我慢するよ!」
  頼子  : 「あと、ドラムコーのことは言わないほうがいいぞ。          というか、私のことも、サーヴァントのことも、あと、その令呪も見せないほうがいいぞ」
  GM  : マリ「そうなんだ?」
  頼子  : 「見せると死ぬからな」(比喩的表現)
  GM  : マリ「でもみんな見せあってなかった? 昨夜は」
  頼子  : 「皆阿呆だったんだよ」
  アーチャ: おい(笑)
  GM  : マリ「じゃあ、あたしも阿呆だから、いいよ!」
  頼子  : 「マリは微妙に面倒くさいなぁ」
  GM  : ユノ「……とりあえず話をしようか」         礼拝堂に入っていく。マリはこんな性格だったろ。二年前も。
  頼子  : 「まぁ、とりあえず、ドラムコーに関することは、言うな。私が困る」
  GM  : マリ「うん、わかった」
  頼子  : マリにだけ聞こえるようにもう1つ。         「あと、和布のことは一切言わないでくれ。言われると、私の致死率が上がる」
  アーチャ: 和布、陣地の作成とかで地味に役立っているよな(笑)
  頼子  : 和布は別段足手まといらしい足手まといじゃなかったんだよな。ついてこないから。
  GM  : 逆にいうと戦闘では役に立たないしな(笑)
  頼子  : 今度は本当の足手まといが来たからな(笑)
  GM  : マリのことか―!(笑)
  頼子  : マリは、間違いなく、足手まとい。
  GM  : しかも突っ込んでいく系。
  頼子  : マリのせいで死ぬことになるかもしれん。だからといって見捨てる気はないが!
  GM  : 一回死んでるわ(笑)
  頼子  : 本当だ!(笑)
  アーチャ: 生きた死亡フラグか、流石は小聖杯。
  頼子  : とりあえず、ユノについていく。
  GM  : というわけで礼拝堂です。
  頼子  : はい。
  GM  : ユノ「大佐。アーチャーのマスターが大佐とキャスターにお話があるそうです」         ユノが報告をすると、ぼうっ、と礼拝堂の真ん中に幻影が浮かび上がります。         そのディティールははっきりしません。わざとやってるんでしょう。
  頼子  : 小太りで眼鏡の人か!
  GM  : キャスターだよ(笑)         『□の名を勝手に出すとは……ユーノ。いくら協力関係にあるとはいえ、軽率であろう』         声も奇妙に低くて重い。         ユノ「そろそろ隠しても無駄なことだよ。他がすべて出揃った状態なんだから」
  頼子  : 「初めまして。アーチャーのマスター、朝倉頼子です」
  GM  : 『まあ良い……それで貴様ら、何の用だ』         キャスターは姿を見せないまま通す気のようです。         マリ「ええっと。聖杯?の唯野マリです!」
  頼子  : 「簡単に言えば、この子を死なせずに、この子から小聖杯を取り出すための魔術儀式を行う場所と、          それの支援をお願いに来ました」
  GM  : キャスター『なんだと? そんなことをして□に何の得があるというのだ』         □は一人称。
  アーチャ: 『それが可能であれば小聖杯の譲渡までしても構わんのだろう?          マスターには興味のないものだ。取りだした小聖杯の権利を譲渡することと、          協力関係を結べるならば先兵となること、こちらから出せる札はそれくらいか』
  頼子  : 「私の目的は、親友を助けることであって、小聖杯を手に入れることではありません。          よって、小聖杯を無事取り出すことができたならば、私にとって小聖杯は無用のものとなります。          しかし、もし仮に、取り出す前に、私から親友もろとも小聖杯を奪おうとするならば……          つまり、損失無く、小聖杯を手に入れられることが、貴方のメリットとなります」
  GM  : キャスター『話にならん』
  頼子  : 「ほう」
  GM  : キャスター『そもそも貴様ら揃って勘違いしてるが、               現時点で小聖杯を手に入れてもデメリットの方が大きいだろうが。               終盤で価値を持つものを序盤で奪い合ってどうするのだ。警戒されるだけであろう』
  アーチャ: 序盤でいきなり争奪戦になったからな(笑)
  頼子  : 私もびっくりだったよあれは!(笑)
  アーチャ: だが、セイバー組の目的が聖杯の破壊である以上、         確保しておかないと戦争事態が成り立たなくなる可能性がある。
  頼子  : そしてそれはキャスターがするべきことではなく、別の勢力がしてくれることだ。
  GM  : キャスター『小聖杯を手に入れることが交換条件にはならん。むしろ負債を押しつけるようなものだろう』         小聖杯を持っていたらセイバー組が襲ってくるわけか?(笑)
  アーチャ: なるほど、負債だ(笑)>セイバー襲来
  頼子  : 「陣地強化もデメリットには見合わないと」
  GM  : キャスター『その程度ではな』
  アーチャ: だが、聖杯の破壊をもくろんでいることを伝えるのはしておいた方がいいかもしれんな、         手札というより情報の共有的な意味で。
  GM  : キャスター『それに、そのような大手術では、□も相応の支援をしなければならないだろう。               心臓の代替物を用意するなどな』
  アーチャ: キャスターをして大規模な支援が必要となれば、マスター一人ではまず成功しないな。
  頼子  : 「しかし、小聖杯がこのマリから取り出されたことを、他勢力が察知することが出来るのでしょうか」
  GM  : あ
  頼子  : ん?        『監督役からのお知らせです。聖杯の情報が更新されました。                    聖杯は現在、アーチャー陣営が所持しています』   頼子  : はよいえや(笑)
  GM  : ああ。朝に言おうと思って忘れていた(笑)         というわけで新機能搭載!         聖杯を所持している陣営が、朝のメールで更新されます。
  頼子  : 「あー、なるほど。こういうアップグレードはいらないんだよなぁ」
  GM  : 一日の始まりの時点での話です。場所はわからない。
  アーチャ: キャスター陣営が所持しています、とかだったらバレバレだがな(笑)
  GM  : キャスター『ふん。監督役も予想外の事態にルールを追加してきたということか』         ユノ「聖杯の奪い合いが戦争の主軸になる……」         マリ「?」
  頼子  : 「聖杯戦争本当面倒くさいなぁ」
  GM  : そんなあたりで、デブ登場。
  アーチャ: ピザ園長か。
  GM  : 学長「いやはや、結構ではないですか。元より聖杯戦争とはそういうもの」
  頼子  : お前かよぉー! お前がマスターかよぉー!(笑)
  GM  : そうだよ。
  頼子  : マジでやられたよ!(笑)
  GM  : 学長「アーネンエルベ代表。キャスターのマスターだ。            大佐か、あるいは学長と呼んでくれたまえ。頼子君」
  頼子  : 「こんにちは。学長さん。          いやはや、申し訳ない。結局参加することになってしまいまして」
  GM  : 学長「なあに、そういうこともある。では張り切って殺し合いをしようじゃないか」
  頼子  : 「いや、今日はそういう流れではないので」
  GM  : 学長「おっと、今は同盟の話だったかな?」
  頼子  : 「そういうわけです」
  GM  : 学長「まあ話は聞いていたよ。            陛下、もったいぶるのはその程度にして、交換条件をおっしゃったらいかがですか?」         キャスター『…………』
  頼子  : 陛下なんだ。誰なんだろう。全然分からない。
  アーチャ: GM、一人称なんだが、ぼやかしてるのか?
  GM  : ぼやかしています。かなり特徴的な一人称なんでしょう。
  アーチャ: 朕か。
  頼子  : まぁ、私も朕だと思うわ。
  アーチャ: 余は一杯いるしな、ライダーとか(笑)
  GM  : 学長「ああ失礼。しかし陛下を他の呼び方をするわけにもいきませんからな」         キャスター『……まあ良い。               サーヴァントの首、一つ。それが□がそれに応じる条件よ』
  頼子  : 「なぁるほど」
  GM  : 学長「ほほう。それはまた吹っかけますな」
  頼子  : 「それで、魔術儀式の支援と設備を貸して頂けると」
  GM  : キャスター『うむ。□は自ら決めた法は必ず守る』
  アーチャ: 『悪くないな。どの道、キャスター陣営と同盟する以上、ライダーとは敵対する。          いわんや、バーサーカー組、トバルカイン陣営の所のどれかでも構わんわけだ』
  GM  : キャスター『ただしそれまではユーノを監視として同行させ、積極的な協力は禁止とするぞ』
  頼子  : 『どの勢力からも搾取可能であり、またキャスターは時間が経てば立つほど強くなる。          同盟することは、最後の一戦を考えないならばなかなか悪くない気がするな』
  GM  : ユノ「…………」
  頼子  : 「分かりました。サーヴァント1騎、仕留めて戻ってきます」         ユノが見てるから首を持ち帰る必要はないんだな。
  GM  : そもそも持ちかえれねえよ(笑)
  頼子  : 消えやがるからな(笑)
  アーチャ: い、いかん、今一瞬、アレな想像をしてしまった(笑)
  GM  : なに?
  アーチャ: サーヴァント一騎を始末せよ → ドラムコー自害せよ(笑)
  GM  : はええ(笑)
  頼子  : いや、実は、少しだけ考えた(笑)
  GM  : まあ、それが一番手軽ではあるな(笑)
  アーチャ: スピード解決すぎる(笑)
  頼子  : でも、和布も第2目標だから。         それに、ライダーは絶対殺さなければならない。         いや。違うな。ライダーのマスターは絶対殺さなければならない。         2枚のカードを持つマスターはこいつだけだ。
  GM  : 大佐「では少尉。監視任務を命じる」         ユノ「ヤー、大佐殿」
  アーチャ: なんだかんだで親友三人組が揃ったわけだ。
  GM  : そうだね。
  頼子  : 本当だ。
  GM  : 親友三人!
  頼子  : こんな所で揃わなくても良かったのに!!!!!!
  GM  : すごく瓦解しそう。
  アーチャ: 凄いな、前回の一般人枠は最後の最後までスルーだったのに(笑)
  頼子  : 今回はずっといるぞ。本当ずっといるぞ。地獄だ!(笑)
  GM  : 強引に関わらせてきたからな(笑)
  頼子  : 足手まとい2人ずっと連れっぱなしとか。         だがまぁ、いい。サーヴァント1騎倒せば、とりあえず、マリを確保できる。         安全ではないが、マシな状態に出来る。
  アーチャ: ……最悪の場合、アーチャー自害せよ、でもマリの解放だけは遂行できる。         その後の戦いが大変になるがな。ともあれ、話は決まったようだし、拠点へ戻るか。
  GM  : 学長「では健闘を祈るよ」
  頼子  : 表に出よう。         「では、失礼します」         と、出る。