第二次月詠聖杯戦争2日目 夜〜深夜パート

  アーチャ: コンティニュー => 一つ前の選択肢に戻る
  GM  : その前にアーチャー側をやっておこうかと。
  アーチャ: ほほう、この機会に宝具を開帳せよということだな。
  GM  : 違います。セイバー側に問題が発生して状況が変化するので
  アーチャ: 問題?
  GM  : ところで、現在女学院では四つの戦闘が行われていますが、一番きついのは誰でしょう。         1.頼子+マリvsアサシン         2.ユノ+飛行船vsランサー         3.セイバー+レベッカvsアーチャー         4.バーサーカーvsニコラウス
  アーチャ: そうだな、2のユノじゃないか?
  GM  : 答え、4.
  アーチャ: な、なんだってー!? 一番鉄板と思われた組み合わせが一番きついだと!?
  GM  : いやいや。バーサーカーは掛け値なしの化物ですよ。         だいたい他のサーヴァントが26前後ダイスのところを普通に34D振ってくるし。
  アーチャ: ああうん、ステータス見るにそれは分かるし、知名度的にも分かるが。         あれだけ格好つけて出てきておいて、老ニコラウスが年寄りの冷や水と誰が思うだろう(笑)
  GM  : もう50だから…(笑)         攻撃と防御に分担できればまだましなんですが。
  アーチャ: 一人で出てきたからなぁ。
  GM  : そら頼子が一人で突っ込んだから……いや違うな。セイバー組が足止めされたからだな。         しかもアーチャーなんぞという想定外の相手に。
  アーチャ: そういう役割分担なんだから仕方ないだろう(笑)

2日目 夜 山岳/白姫女学院 屋上


  アーチャ: セイバー組とバーサーカー組が戦っている間に漁夫の利を得ようと思ったら、         応援に来たユノが何故か表れたランサーと戦い、私がセイバー組の足止めをすることに。         そうこうしている間にマスターはバーサーカーに絡まれ、なんとか小聖杯の少女を奪取して逃げ出した、         と思ったら、アサシンに襲われカウンターのカウンター食らってデッドエンド。
  GM  : バーサーカー相手に渡り合ったというのがおかしいですけどね。
  アーチャ: 画面には出てきていないがライダー組も来ているらしいし、         今の学院はサーヴァントが集まり過ぎだと思うんだが、どうだろう(笑)
  GM  : ZEROの埠頭状態なんですよ。
  アーチャ: その割に、どこも様子見どころかガチ戦闘中だが(笑)
  GM  : アーチャー自身は、セイバーと炎髪灼眼を屋上で相手にしていたね。
  アーチャ: ガチンコシスターとセイバーにタッグ戦を挑まれている割には、ほどよく生き延びている感じだ。         実の所、防御専念にしておけばほとんど当たらないしな。セイバーが攻撃専念にするなり、         宝具を使ってくれば別だが、釘宮シスター程度の攻撃ではグレイズが溜まるばかりだ。
  GM  : さて戦闘中に、セイバーとシスターが視線をやり取りします。
  アーチャ: む、パターンを変えるつもりか。
  GM  : セイバー『レベッカ。ニコラウスが』         レベッカ『わかっている。いくら師父でもバーサーカー相手にタイマンは辛いわ』
  アーチャ: セイバーは優秀だな、マスターの危機に気づいたか。         私なんて気づいた時にはマスターは死んでたぞ(笑)
  GM  : まあ奇襲だったからな(笑)
  アーチャ: アサシンに奇襲を受けて、少なくとも一度は防げた時点でマスターは人間ではない。
  GM  : だいたい、危険だっていうなら頼子がバーサーカーを前にした時に出て来いよ(笑)
  アーチャ: 何を言ってるんだ、バーサーカーの攻撃だって防いだじゃないか(笑)
  GM  : たしかに。やられたのも、いわば宝具を使われたからだからな。
  アーチャ: よもや、アサシンの攻撃がバーサーカーより上とは思うまいよ。         最初から防げないと思ったらその時点で令呪を使わせてたわ。
  GM  : セイバー『アーチャーは私が引きつけます。レベッカはニコラウスを連れて離脱してください』         レベッカ『けれど……いや、わかったわ。ここは頼むわ』         セイバーとレベッカが視線をやり取りし、不意にレベッカが離脱します。
  アーチャ: 「む、逃がすと思っているのか?」         じゃき、と銃口をシスターに向ける。
  GM  : セイバー「私がそうさせます」         きん、とその前に立ち塞がります。         ルール的には、仲間を残せば自動で離脱は成功です。
  アーチャ: 囮を残した離脱ルールだな、前作でライダーがトループを使って使用した策だ。
  GM  : セイバー「……さて」         レベッカが離脱をしたのを確認してから         セイバー「アーチャー。貴方には望みがあり、              そして少なくとも聖杯の少女を破壊するつもりはないのですね?」         剣を下げ、交渉をしてきます。
  アーチャ: 「むしろ、聖杯を破壊しようというチームの方が珍しいと思うがな。          まぁ、私も堕ちたりとはいえ十字教徒なので分からんでもないが」
  GM  : セイバー「私のマスターは聖杯とこの儀式の破壊を目的にしていますが、              私自身はそれを全て肯定しているわけではありません。              少なくとも、聖杯の少女はまだ、死ぬべきではないでしょう」
  アーチャ: 「正論だな。少なくとも『聖杯だから』が死ぬ理由に足ると思っているのは我らのような人間だけだろうよ。          ……で、それを私に聞かせてどうしようというのだ?」         まだ銃口は降ろさない。敏捷では負けていないが近接戦闘でセイバーに隙を見せる気はサラサラない。
  GM  : セイバー「あなたのマスターの人柄次第ですが、聖杯を預けてもよいと思っています。              そして願わくば……死の運命について、納得できるように導いて欲しいのです」
  アーチャ: 「ふむ。うちのマスターか…………そうだな、強いて言えば」         ふと、視線を巡らせ。
  GM  : 校庭ではユノが戦闘中。
  アーチャ: 「――リアリストのようなロマンチスト、だな。自身が魔術に身を置いていながら魔術師を嫌い。          必要であれば殺人も厭わないが身内に酷く甘い。酷くアンバランスだが、実に人間らしい」
  GM  : 今すごく迷ってたな(笑)
  アーチャ: なんと表現しようか迷った(笑)
  GM  : セイバー「貴方自身もそれに期待しているのですね」
  アーチャ: 「取捨選択が必要なのを分かっていながら、それでも「全部」を選ぶ自信家だ。          少々過信が過ぎるが、それくらいの気質がなければ無理難題を「やる」とも言わんだろう」
  GM  : そのあたりで増援が来る。
  アーチャ: また増援?
  GM  : 「ははははは、ははははは」         と、君たちのすぐそばに金髪碧眼絢爛豪華な少女が実体化する。
  アーチャ: このライダーは本当に暇人だな(笑)
  GM  : 暇人です。         ライダー「救いが欲しい? なら余にいうがよい。しるしを授けて導いてやるぞ。              余は貴様等の信奉する神のようにけちけちはしていない。惜しみなく愛を与えようぞ」
  アーチャ: 「それが救い足りえるなら幾らでも頭を垂れてやるがな、私にも選ぶ権利がある」
  GM  : ライダー「救いだとも。死後は地獄に落ちるがな、人間は現世で精一杯生きるものだろう?」         セイバー「神の国を冒涜するのですか……。              というか初対面で申し訳ありませんが、私はあなたと絶対に相容れそうにありません。去れ悪魔」
  アーチャ: 「現世充足主義か。だがそれは私の望む救いにはならんな。魂の救済こそを私は望んでいるのだから」
  GM  : 大尉とアーカードとアンデルセンの、三者面談状態。
  アーチャ: 信仰に迷っている私はともかく、セイバーにライダーの対面はきつかろう(笑)
  GM  : 不倶戴天もいいところだな(笑)         ライダー「なあに、何やら面白そうな話をしていたのでな。余も混ぜて欲しかっただけだ」
  アーチャ: 「要するに、暇だったのだな」
  GM  : ライダー「他人のための祈り? 意味がないだろう。              自分の魂は自分自身でしか救えないのだから。それはただの自己満足であろう?」
  アーチャ: 「耳に痛い言葉だと言いたいところだが、何故だろう、猛烈に反発したい」
  GM  : セイバー「祈りこそが信仰の根源。他人を思いやる気持ちがわからないとは、憎悪を通り越して哀れです」         ライダー「わからぬとも! 王とは人の気持ちがわからぬものだ。いや、人とは人の気持ちがわからぬものだ」         セイバー「互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。              主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。              貴女の救いなど必要ありません。既に主は私達に愛をさしのべくださっているのですから」
  アーチャ: 「人では人を救えない。神は人を救ってはくれない。          愛してはくれる、許してはくれる、しかしそれが救い足り得ないから、私は救いを探すんだ。          王が人の気持ちが判らない? 人が人の気持ちが判らない? 何をいまさら。          分からないから知ろうとするんだ、何が救いとなるのか。だからこそ、それを求めるのだ」
  GM  : ライダー「押しつけがましいのだよ、狩人。              だが、ま、それもよかろう。余もそうやって彼らを愛しておるのだからな」
  アーチャ: さて、無駄に三竦み状態になったわけだが、そろそろマスターが死ぬ頃か(笑)
  GM  : 屋上では三者面談中。では頼子のシーンに戻ろうか。
  頼子  : アサシンが殴ってくるとこから?
  「頼子、柚佳が! 柚佳がまだ!」   「マリ、強い子だな。でも、だからこそ分かっているはずだ」   「わかってる! でも、せめて遺体を……」   GM  : 2階から校庭に飛び降りたんだっけ。
  頼子  : 多分そうだな。便利魔術による離脱だから、そうだろう。
  アーチャ: 魔術による噴射でマリを抱えて飛んだ気がする。
  GM  : あいまいだな(笑)         着地した瞬間、ぞくっと殺気が頼子を貫きます。奇襲判定! 24an5         (ころころ……) [1,6,1,6,5,6,6,6,6,2,3,2,6,3,1,2,5,4,6,4,6,5,3,1] = 15         ひ、ひでえ(笑)
  頼子  : すげえ。
  GM  : 達成値−9、直感関係−5です。
  頼子  : 奇襲! えーと、対抗はなんだ!
  GM  : 探索魔術。さすがにこの出目はひど過ぎるのでラック使うわ(笑)
  頼子  : 奇襲に対してもそれが適応されるのか?
  GM  : 9an5         (ころころ……) [6,6,5,5,6,4,3,1,4] = 6         21、それでもひどい(笑)
  頼子  : それでも酷い(笑)
  GM  : ああ、達成値−5、直感関係−5だな。
  アーチャ: 前回は魔力+魔術+気配察知+直感+無窮の英知で判定していたな。
  GM  : ああ。それでいい。
  頼子  : 魔力的達成値ペナルティは武器だから、攻撃と防御にしか使えない。奇襲に気づく判定には関係なし、と。         っていうか前よりなんか難しくなってない?
  GM  : ああ。おいらが陣地効果を足した。
  アーチャ: アサシンが敵陣営だとハッキリしたからな(笑)>陣地
  頼子  : とりあえず、ああ、分かった。達成値マイナスが増えてるんだ。         +を2つ追加! MP10点消費! ぐおお、使いたくなかったが結界のを使おう。         10an5+15an5+5an5+5an5+5an5         (ころころ……) [6,6,2,5,2,3,4,2,4,3]+[5,3,6,3,4,5,2,4,3,3,6,1,1,2,4]+[3,3,2,6,1]+[4,3,4,3,1]+[4,1,4,4,3] = 35         マイナス10しても25だ!
  GM  : 奇襲失敗! では普通の攻撃。 26an5+5an5         (ころころ……) [5,4,2,4,5,1,4,1,5,1,1,1,3,4,5,4,1,6,5,4,1,4,3,5,4,1]+[5,3,2,2,3] = 30
  アーチャ: 陣地効果が地味に痛いな。
  頼子  : ぐ、不味い。前回よりやばい。
  GM  : 達成値マイナス10、魔眼や直感の達成値を−5まで打ち消し、必中
  頼子  : LUCで必中打ち消し!         今度は魔力的達成値マイナスが使用出来る! ところで相手の対魔力は如何程?
  GM  : 0、モロに来る。
  頼子  : サーヴァントなのに珍しい。
  GM  : いや普通です(笑)
  頼子  : じゃあ打ち消し合って−10か。
  GM  : だな。
  頼子  : そして達成値30。
  GM  : 装填魔術使ったら?
  頼子  : 使うとも勿論。防御魔術!         10an5+10an5+5an5+15an5+10an5 可・装填魔具使用! +一つ使用! 後半が魔眼と直感分!         (ころころ……) [1,2,2,6,5,(中略),5,1,4,6,6] = 42         −10して達成値32! 危ない!
  GM  : 人間じゃねえだろ(笑)
  アーチャ: ギリギリだな、というか本当はギリギリ成功するのもおかしいんだが(笑)
  GM  : アサシンの存在意義の危機だな(笑)
  頼子  : そういうキャラコンセプトなんだから仕方がない!
  アーチャ: 奇襲して必中まで使っておいて魔術師のマスターに完全に防がれるとか(笑)
  頼子  : 全盛期マーボー神父もきっとそれくらいできたに違いない。
  頼子  : 「!?」         と、ぎりぎりで障壁を張って防御!
  GM  : では、なにもない虚空から斬撃!         きいん!         ??「へえ、驚いたな。そんな足さばきで防ぐか? 普通」         マリ「頼子!? えっ、なに!?」
  頼子  : 「今度は誰だ? なんで大人しく帰らせてくれないんだ。          何度も言うように私は友人と帰路につきたいだけなんだ」         こめかみを左手でぐりぐりしながら、右手は前につきだして障壁を張れるようにしておく。
  GM  : 二人の前には、少しの距離を取って、刀の刀身だけが浮かんでいます。         緩やかに下段。
  頼子  : 「姿を見せてくれてもいいと思うんだがなぁ」
  GM  : ??「見えないのは修行が足りねえんだよ」
  頼子  : 「勿論大人しく帰してくれるなら見せなくてもいいんだが」
  GM  : ??「ま、悪いが俺も姫さんから命令されちまったんでな。死なない程度に足止めさせてもらうぜ」
  頼子  : 「年季が足りんと」
  GM  : ??「サムライだったらこれくらい見えて当然だぜ」         と、まあ。校庭に出てきたわけなので、各自から発見されますね。         ユノ「頼子ちゃん、マリちゃん!」
  頼子  : 『アーチャー、聖杯確保完了。合流してくれ』
  アーチャ: 『了解した。マスター』
  頼子  : 「ユノ、撤退だ。撤退」
  GM  : ランサー「むっ、奴も来ていたのか。はっはあ!」
  頼子  : 「頭がいたい。もう帰りたい」
  アーチャ: 「さて、目的は達した。今宵の問答はここまで、今度は私が帰らせてもらおうか、セイバー」
  GM  : セイバー「聖杯の少女のことは御願いします。いずれまた」
  アーチャ: 「…………ついでにライダー」
  GM  : ライダー「うむ。なんであるか」
  アーチャ: 「どうにも、お前とは意見があわんが、私の信仰以外の理由として相いれないわけではない。いつかまた話そう」
  GM  : 戦闘開始! 配置整理します。   セイバー+アーチャー+ライダー/頼子+マリ:アサシン/ランサー+少年:ユノ/飛行船   IV:アサシン、セイバー、ライダー、ランサー、アーチャー、ユノ、少年、マリ、飛行船、頼子   GM  : うらあ!
  アーチャ: 多いな(笑)
  GM  : すごい状況(笑)
  アーチャ: 「次の戦場で会おう」
  GM  : ユノ「大佐、撤退です! 学校を吹き飛ばしてください!」         ライダー「はっはっは。余も、ただで帰るのは性に合わん! その少女、もらっていくぞ!」         ライダーは空気を読まずにマリに突進!
  アーチャ: 「ええい、空気を読め! 暇人め!」
  GM  : マリ「えっ!? あ……」         さてどう処理したものか。まあ撤退は冒頭に行うから、あまり意味はないんだが
  頼子  : 撤退って私もするんだよな。         いや、無理だ。撤退絶対無理だろう!(笑)         マリと私とアーチャーの平均値だろうこれ。
  GM  : そう。ユノ、アーチャー、飛行船、マリ、あと頼子の平均値を出そうか(笑)
  アーチャ: 飛行船(笑)
  頼子  : ランサーとかライダーとか敏捷Aだろうこいつら(笑)
  GM  : 仕方ないな。助けてやろう。         こういう時に問答無用で使えるスキルがあるのを知っているか?
  頼子  : そんなんあるのか。
  アーチャ: 仕切り直しではないよな?
  GM  : 仕切り直しだ!
  アーチャ: な、なんだってー!?
  GM  : 5an5         (ころころ……) [2,2,3,5,4] = 5         全成功(笑)
  頼子  : 全成功かよ!(笑)
  アーチャ: なんという(笑)
  GM  : 5人まで行ける。
  頼子  : ぴったり5人だ。
  アーチャ: 全員いけるな。
  GM  : いきなり地面が吹き飛び、頼子たちとライダーたちを土煙で分断します。         どごおん!
  頼子  : ぉぉ。
  GM  : ランサー「はーっはっは! 今宵の戦はここまでだな!」         それをやったのはランサー。軍神五兵で薙ぎ払った。
  頼子  : ランサーか!
  GM  : 少年「なんだと? 何のつもりだ、ランサー」         と、マスターらしい少年がいいます。         ランサー「何のつもりだと? そんなものは……裏切行為に決まっているだろうがー!」
  頼子  : らんさぁー!!(笑)
  アーチャ: しかし、このランサー乗り乗りである。
  頼子  : そうかぁー。呂布だからなぁー(笑)
  GM  : ライダー「ぺっぺ。邪魔ばかりするな、あやつ!」         アサシン「すげえ馬鹿を見た」         というわけで。頼子たちは無事に撤退できます。
  頼子  : 「では私はランサーの行為に甘えよう。助かったぞランサー。また相見える時まで、さらばだ」         ヒュバッ、とマリとともに消ゆ。
  GM  : マリ「ま、待って! 待ってえええええ!」         とマリは抵抗しますが、無駄でした。
  アーチャ: 「素直に礼を言っておこう。今はな」         私も霊体化して消えよう、逃げるだけならこっちの方がいい。
  GM  : ランサー「はーっはっは。気にするな。ただの気分である!」
  頼子  : ランサーいいなぁー。ランサー。欠片も悲壮感のないランサー。
  GM  : 撤退に関してですが、飛行船は目立つんで違う方向に消えます。
  頼子  : それはしかたがないな。
  GM  : あと残るのは、ユノ、頼子、マリの親友トリオですが、とりあえずどこにいく?         あ、シーン切ります。場所決めてください。
  頼子  : まぁー、わかめんとこに行って寝るしかない、よなぁ。
  GM  : いきなり家に帰る以外で。
  頼子  : そうなんか!
  GM  : まず事情説明じゃないのか?(笑)
  頼子  : ああ、そうか。マリに事情説明とかしなきゃならんのか。
  GM  : あとユノに場所ばらしていいの?
  頼子  : ああ、ユノに、ああ、そうか。ユノはまさか私が家に居るとは思ってないわけか。
  アーチャ: バラすもなにも、普通に自宅だがな(笑)
  頼子  : あと、わかめはまずい。わかめはユノに見つかったら普通に死ぬ。
  GM  : わかめの存在が秘匿すべきことだしな。友達と噂されると恥ずかしいし。
  頼子  : 恥ずかしい。確かに恥ずかしい。         公園とかがいいのかねえ。
  アーチャ: 公園で事情説明、王道だな。
  頼子  : 市民公園は聖堂教会の陣地だから避けておいて。いや、本当にそうかは分からんけど。

2日目 深夜 丘/公園


  GM  : では公園までやってきました。         ユノは軍服、メガネ。そして腕を吊っている。
  アーチャ: ヒュー。
  GM  : マリは、白姫女学院の制服。
  頼子  : 私は、なんだろう。普通に動きやすい服。
  GM  : そういえば腕に拳銃仕込んでるって何のネタ?
  頼子  : SPEC。
  GM  : さておき。         ユノ「ここまでくれば人まず大丈夫だね」         そういえば今更ながらすごい事実が発覚したんだ。
  頼子  : なんだ。
  GM  : ユノの一人称は、ユノという設定だった。
  頼子  : 今更過ぎる! 知らなかったよ! 全然気づかなかった!(笑)
  GM  : おいらも忘れてたよ(笑)         というわけで今更だけど一人称ユノで通します(笑)
  頼子  : 今更過ぎる。いきなりイメージが幼くなってきた(笑)
  アーチャ: ユノの不思議ッ子属性があがった。
  頼子  : 「一息つけるわけだ……」         そのへんに座る。
  GM  : マリ「……」
  アーチャ: ああ、ちなみに私は霊体化して周囲を警戒している。
  頼子  : そうしてくれ。私は、アサシンの奇襲をもう一度防ぎきる自信はない。
  GM  : マリ「ねえ……一体何がどうなってるの?            何が何だかわからないよ……」
  頼子  : 「あー」         こめかみをぐりぐりする。何処まで話したものか。
  アーチャ: 『望む望まないに関わらず、話さないわけにはいくまい。彼女は聖杯なのだ』
  頼子  : 『そうなんだがなぁ』
  GM  : ユノ「わかった」
  頼子  : 「あー?」
  GM  : ユノ「説明するね」
  頼子  : 「おー?」(拝聴モード)
  GM  : ユノ「私と頼子ちゃんは、魔術師。そしてマリちゃんは、魔術師同士の戦いに巻き込まれたの」
  頼子  : 「魔術師じゃなくて魔術使いだけどね。まぁ、そんな感じだ」
  GM  : マリ「……そう。じゃあ、生徒会長?は、あの人も魔術師だったの?」
  頼子  : 「生徒会長?」
  アーチャ: 生徒会長してる姉とは会ってないのだよな、実は。
  頼子  : そう。会ってない。         会わなくて良かったのか、会えなくて残念だったのか、私にも分からない。         まぁ、バーサーカーとコンビで会っていたら、間違い無く死んでいただろうが。
  GM  : マリ「たぶん……柚佳を殺した人。あたしの友達を……」
  頼子  : 「あの吸血鬼みたいなの、じゃないよなぁ」
  アーチャ: あんな生徒会長がいるか(笑)
  頼子  : 「あーーー」         また板挟みになってしまった。
  GM  : ユノ「良かったよ。マリちゃんが無事で」         マリ「何が良かったの!? うっ、く……あー!            ねえ教えて。なんで生徒会長?はあんなことをしたの?」
  頼子  : 「あの吸血鬼を制御しきれてないと考えるのが自然だ」         半分本当で半分嘘。
  アーチャ: 『マスター』
  頼子  : 『なんだ。やめろ。本当やめろ』         こめかみをぐちぐちと抉る。
  GM  : ユノ「そうかな?」
  アーチャ: 『私が言わずとも、彼女(ユノ)が言うだろう』
  GM  : マリ「あたし、戻らないと。戻って、あの人に、問いたださないと」
  頼子  : 「今はやめておいた方がいい……」
  GM  : マリ「他にやるべきことなんてないよ!            柚佳が死んだのに……一人だけ逃げるなんて……」
  頼子  : 「だからといって死ににいくのは、やめてくれ」
  GM  : ユノ「マリちゃんは、狙われているんだよ。だから今は、逃げないとだめ」         マリ「狙われてる? なんであたしが?」
  頼子  : 「勝利条件の1つが、マリ、というか、マリの心臓の確保だ」
  GM  : マリ「あたしの……心臓?」         胸を抑えます。
  頼子  : というか、今マリを見てるけど、小聖杯はマリの心臓なのか?         「体調に変化はないか? 胸が痛かったりとかしたことは?」
  GM  : マリ「ううん、別に。心は痛いけど・・・」
  頼子  : 「ここ最近病院で手術をしたとか、長期入院の経験とか」
  GM  : ユノ「トバルカインって男は、知ってる?」         マリ「待って待って」
  頼子  : 「待つ」
  GM  : マリ「ええと……入院とかはしてないよ。手術も。そんな人知らない」         ユノ「そう」
  頼子  : 「(一体、いつ、マリが聖杯になったんだ?)」         マリは、間違いなく聖杯なんだよな?
  GM  : マスターカードにはそうあります。
  頼子  : 見た感じ、どうなんだ?
  GM  : みた感じは普通の人間だ! あとはちゃんと調べれば分かるかと。
  頼子  : そうか。調べれば分かるのか……。
  GM  : ユノ「とりあえず今は、ユノか頼子ちゃんの家に行こう。            一晩考えてから、これからのことを相談しようよ」
  頼子  : 「いや、マスターカードの情報の問題がある。一緒に行動するのは不味いと思う」
  アーチャ: 『マスター、一つだけ訪ねておく。マスターはその少女(マリ)の心臓を抉り出す心算か?』
  頼子  : 『お前、私を怒らせたいわけじゃないよな?          何のために助けに行ったと思ってるんだ?』
  アーチャ: 『当然だな。であるなら。          きちんとそう伝えてやれ。今、泣いているのは誰だ? 今、一番不安に思っているのは誰だ?』
  頼子  : 「とりあえず、マリ」
  GM  : マリ「……」
  頼子  : 「私はマリの味方で、親友だ。だから必ず守る。これだけは絶対間違いないぞ」         真っ直ぐマリを見て言う。
  GM  : ユノ「ユノも。二人をいじめる人は、絶対に許さないよ」
  頼子  : 「私をいじめられる人間なぞこの世に存在するとは思えないがな!」
  GM  : マリ「……」
  アーチャ: 『私は実は魔術師です、貴方は魔術師の戦いに巻き込まれました、景品は貴方の心臓です。          これだけでは誤解されてもおかしくない。言葉にしなければ伝わらないこともある。          色々な事が起き過ぎて混乱している、彼女の味方であってやれ』
  GM  : マリ「あたしは……あたし自身のことはどうでもいい。            友達が傷ついたりするのが、それよりずっといやだよ…」
  頼子  : 「………………………私もだ」
  GM  : マリ「でもそれより……間違ってることが、許せない」
  頼子  : 「……」
  GM  : マリ「その魔術師同士の争いが、柚佳みたいな犠牲を出すのなら……            あたしは、絶対にそれを止めたい。あたしに、何かできることはあるの?」         ユノ「ないよ。なにもない」
  頼子  : 「そうか? 本当に無いのか?」
  GM  : マリ「なにかあるの!?」
  頼子  : 「あー、いや、そうだな。そうだな、分からん。全然分からん」         こめかみをぐりぐりする。
  GM  : ユノ「……とにかく今は安全な場所に行こう。            頼子ちゃん。マリちゃんはユノが預かるけど、いいかな?」
  頼子  : 「ん? いや、あんまり良くない」
  GM  : ユノ「私はマスターカードの対象外だから。それに学園以外の拠点も知ってる」
  頼子  : 「あー、ユノ、まじか。そうなの?」
  GM  : ユノ「そうだよ」
  頼子  : 「いや、なんていうか、凄い失礼なことなんだけど」         ユノにだけ聞こえるように言おう。         「ユノは信用してるし信頼出来るけど、飛行船の方々が全然信用出来ない」
  GM  : ユノ「そう……仕方ないね」
  頼子  : 「ごめん」
  GM  : ユノ「でも、それじゃどうするの?」
  アーチャ: まぁ、あえて言わんが、マリとワカメを合わせると化学反応を起こす気がしてならんがな(笑)
  頼子  : 「少しの間私が預かる。マリが本当に聖杯なのか、調べておきたいし。          マスターカードに書かれたブラフであって欲しいが、まぁ、希望的観測だな」
  GM  : ユノ「そう。わかった。それじゃ、私は帰るね」
  頼子  : 「うん。ユノ、ありがとう」
  GM  : 左手を振って、メガネユノは帰っていきます。
  頼子  : 「さて、マリ、もう何がなんだか全然分からないだろうが、私の家にご招待だ」
  GM  : マリ「うん……」
  頼子  : 「正直に言うと私も全然分からない。だから戻ったら情報を整理して、何が可能か、二人で考えよう」         家に帰ろう一応尾行に気をつけて。