第二次月詠聖杯戦争2日目 夜パート1

2日目 夜 丘/朝倉家


  GM  : わかめ登場だ!
  頼子  : 白姫女学院に行く予定。夜は。
  GM  : 合流して情報整理後殴りこみという日程ですね。
  頼子  : うん。
  アーチャ: 殴り込みまでが決定事項(笑)
  GM  : 頼子が家に戻ってくると、わかめがわめきながら駆けよってきます。
  アーチャ: わかめがわかめながら、と読んでしまった(笑)
  GM  : 和布「セイバーだ! セイバーを倒そう!」         ドラムコーは、なんだかなあ、って感じでついてきた。
  アーチャ: 苦労しているな。
  頼子  : 「お前正気か?」
  アーチャ: 「落ちつけ、カズフサ。お前は今錯乱している」         すっ、と実体化しながら、詰め寄る和布を抑えよう。
  GM  : ちなみに玄関にはインコがいる。籠入り。
  頼子  : インコ、移したんだ(笑)
  GM  : ああ、持ってきた。餌やらないといけないからな(笑)
  頼子  : 「和布、手柄を上げたいのは分かる。分かるが、それは無謀というものだ」
  GM  : 和布「僕が混乱してるわけがないだろ!」
  アーチャ: 「酔っ払い程、自分は酔っていないというものだ」
  頼子  : 「ドラムコーの能力はよく分からないが、セイバーは、無理だろう」
  GM  : 和布「いやそうじゃない、そうじゃないんだ。            セイバー陣営が僕の情報が入ったマスターカードを持ってたんだよ! くそっ、最悪だ!」
  アーチャ: ああ、なるほど、ターゲットロックオンされたわけか。
  頼子  : 「ああ、それは、最悪だな。よく生きてるな。君」
  GM  : 和布「ああ。とりあえず戦闘する気はなかったみたいだったからな」
  頼子  : 「会ったんだ」
  アーチャ: 「本人に会ったのか。それでセイバー陣営の情報は?」
  GM  : 和布「ふっ」         髪をかきあげます。         和布「そのことなら、大量の情報を引きだしてやったさ。僕の話術のなせる技だね」
  アーチャ: 大量の偽情報が混じっていそうな気がしてならない(笑)
  GM  : ドラムコー「お姉ちゃんのことも全部話してたけどね」
  アーチャ: ちょっと情報の秘匿というものについてだな(笑)
  GM  : 和布「それは取引材料だから仕方ないだろ!            大丈夫だ。僕自身のことはできるだけ伏せたから」
  アーチャ: なにが大丈夫なんだ(笑)
  頼子  : 「和布は本当に凄いなぁ。毎回思うが尊敬に値するよ」
  GM  : 保身が?(笑)         和布「いいだろ、お前強いんだから。少しぐらいセイバーに狙われたって」
  アーチャ: 「まぁ、今のところ知られて致命的に困る情報は無い、と思いたいが」
  GM  : ドラムコー「アーチャーのことも話してたけどね…」
  アーチャ: 「それこそ、私が困るような情報は皆無だ。クラス名程度ならば教えても害にはなるまい」
  頼子  : 「セイバーなら狙われてもいいな。で、手に入った情報ってなんだ」
  GM  : 和布「ああ。とりあえず、セイバーのマスターは二人組みらしい」
  アーチャ: ケイネス先生枠か。
  GM  : 和布「で、その二人は聖堂教会から来たらしい。            まあ、僕の勘だとどっちかがメインマスターなんだろうな」
  頼子  : 「協力できそうに思えるんだが、なんだろう。嫌な臭いしかしない。          まあ、和布がセイバーに狙われることは無さそうでよかった」
  GM  : 和布「あと、セイバー自体は女だったな」
  頼子  : 「女?」
  GM  : 和布「修道女って感じであまり強そうでもなかった」
  頼子  : 「外見的印象であって、実力は見ていないんだな?」
  GM  : 和布「ステータスは確認したさ!            ええと、筋力が……って、なんで僕ばっかり話してるんだ。            そっちはどうだったんだよ?」
  頼子  : 「ランサーは呂布だった」
  GM  : 和布「りょ、呂布だー!」
  頼子  : 「そう、それだ」
  アーチャ: 御約束な反応を。
  GM  : 和布「本当か? くそっ! 三国志でも最強の武将じゃないか!」
  頼子  : 和布なら会えば真名看破するだろうから、ステータスとかは全部教えてしまう。
  GM  : しかし実際会わないと直感的にはわからないのであった。
  頼子  : 「まぁー、その認識で合ってる」
  アーチャ: 「実力も確かだったな。伊達に三国無双を名乗っていない」
  GM  : 和布「ってことはアーネンエルベはランサーか…」
  頼子  : 「なんでアーネンエルベがランサーなんだ?」
  GM  : 和布「え? だって命泉学園にってランサーに有ったんだろ?」
  頼子  : 「ランサーは学園に攻め込んできた。1人で」
  GM  : 和布「なんだ、そうだったのか。            じゃあアーネンエルベのサーヴァントはなんだったんだ?」
  頼子  : 「そもそもアーネンエルベのマスターと確証の持てる人間に会っていない」
  GM  : 和布「なんだって? じゃあランサーはどうしたんだよ」
  頼子  : 「ランサーはなぁ、呂布なんだよ」
  GM  : 和布「だから?」
  頼子  : 「私が相手して、帰ってもらった」
  GM  : 和布「お前何言ってんの?」
  アーチャ: 『マスター、ユノの情報は伏せるにしても、アーネンエルベの魔術師が戦ったことは言うべきだ』         念話念話。
  頼子  : 『あー、うわぁー。そうかぁー。そうだなぁー。言わなきゃだめだよなぁそれくらいは』
  GM  : 和布「命泉学園に攻め込んできたなら放っておけばよかったじゃん。            放っておけばアーネンエルベのサーヴァントが出てきたのに、なんでお前が戦ってんの?」
  頼子  : 「アーネンエルベの魔術師は出てきたんだよ」
  GM  : 和布「そいつがマスターか! で、サーヴァントは?」
  頼子  : 「出てきたが、サーヴァントを出す気配が全く無くてなぁ」
  アーチャ: 「その魔術師が使用していたのはゴーレムのようだった。おそらく、本拠地を守る備えだろう」
  GM  : 和布「ふうん、ゴーレムか。まあそれくらいは備えてるわけだ」
  頼子  : 「結局、ゴーレムと自身の能力で、ランサーを追い返したわけだ。          私がしたのは、一応ランサーの真名を看破したぐらいだな。          つまり学園に近寄ると死ぬってことだ」
  アーチャ: 「私とマスターは結果的に巻き込まれる形になったのでな、火の子を祓った程度だ」
  GM  : 和布「まあ、学園の防御装置が分かったのはいいことだな」
  頼子  : 頼子は既に白姫女学院のことを考えてるので脳がぼーっとしてる。
  アーチャ: 「まぁ、敵の本拠地でもあるわけだ、そうそう行くことは無いだろう」
  GM  : 和布「しかしアーネンエルベのサーヴァントは慎重な奴なんだな。それともマスターが大胆なのかな」
  頼子  : 「もしくは別にマスターがいるか、だな。聖堂教会みたいに。          で、和布、情報の続き続き」
  GM  : 和布「あ、その前に。ランサーのマスターは?」
  頼子  : 「全く姿を見せなかった。そもそも来てなかったんじゃないか」
  GM  : 和布「偵察か」
  頼子  : 「ランサーの暴走だと思うぞ」
  GM  : 和布「いや偵察だろ」
  頼子  : 「偵察といえなくない」         あれ、偵察、だったのか……威力偵察か……ザク強行偵察型だな。         「で、情報の続き続き」
  GM  : 和布「まあいいや。それじゃセイバーのステータスだけど……            筋力C,耐久B,敏捷A,魔力B,幸運Cって感じだった」
  アーチャ: 平均して高めだな。
  頼子  : 判断つかねえー(笑)
  GM  : わかめ情報だからな。
  頼子  : でも最低がCでB2つって、かなり強い、よ、な?
  アーチャ: 正直、DとEが無いのが驚きだ
  GM  : 和布「ま、確かに高めだけど。大したことはないよな」
  頼子  : 「宝具が強いのか、特殊能力を持つのか。セイバーは最優、だったっけ」
  GM  : アーチャーは…E、D、A+、B、E、だからな(笑)         ドラムコーが、D、D、C、C、A+
  アーチャ: 偏ってるメンツが揃ってるな(笑)
  頼子  : 正直、ドラムコーとかアーチャーと比べると、もう、物凄い強さに見えるな(笑)         っていうかお前等偏りすぎだろ(笑)
  アーチャ: 私の場合は宝具との兼ね合いだ、ドラムコーは知らん(笑)
  GM  : ドラムコー故にいたしかたなし。         ドラムコー「なんていうか。特化というより隙がないって感じだったよね」
  頼子  : 「ドラムコーがいて本当助かる」
  アーチャ: 「平均して高い。普通というのは時に卑下されるが、どんな状況にも対応できるということだ」
  GM  : ドラムコー「それよりさあ、和布。あのこと話したら?」         和布「ん? ああ、あれか」
  頼子  : 「なんだ?」
  GM  : 和布「ベッド注文しておいたから。置いていい部屋教えてくれよ。あとで宅配されるから」
  頼子  : 「あああーーー、あーーーーーー」
  GM  : 和布「ああ、もちろん一番いい部屋をだな」
  頼子  : 「えーーーーーー? はぁーーーーーー?」
  GM  : 和布「な、なんだよ?」
  頼子  : 「あーーーーー、いやーーーーーー、いいけど、いいけど、まぁ。          はぁ、好きな部屋使え。お姉ちゃんの部屋以外は許す」
  アーチャ: これで、この屋敷が爆破されたら大笑いだな(笑)
  GM  : ドラムコー「……まあ僕もベッドを買ったから、それについてはどうとは言えないけどさあ。               あ、これ僕の携帯だから。あとで番号交換しておこうね」
  アーチャ: なんでドラムコーは普通に寝る気なんだ(笑)         そして、なんで普通に携帯まで契約しているのだ(笑)
  GM  : ちゃらちゃらとストラップが大量に付いた携帯を見せます。
  頼子  : 「ああ、いいよ。いや、いいんだけど、ドラムコー、お前、サーヴァントだろう」
  GM  : ドラムコー「そうだけど。携帯ぐらい持っておいた方がいいと思って」
  アーチャ: 「……まて、ドラムコー。色々言いたいことがあるが、一つだけ。順応しすぎだ」
  GM  : ドラムコー「てへっ」
  アーチャ: あ、そうか、コイツはマスターが和布だから、寝ないと魔力消費がアレなのか。
  頼子  : 「ドラムコーは本当いい子だなぁ。コレで私より背が低かったら完璧なのに」
  GM  : 和布「こいつサーヴァントのくせに自分で現金持ってたんだぞ?」
  頼子  : 「はぁー?」
  GM  : 和布「まあ僕に迷惑かけないからいいけどさあ」
  頼子  : ドラムコーを真名看破すると白姫女学院に行けなくなるからやめておく。
  アーチャ: どうせリアル真名看破できてないんだろう(笑)
  頼子  : その通りだよ!(笑)
  GM  : ドラムコー「っていうか、それじゃなくて!」
  頼子  : 「ああ、違うんだ。よかった。ドラムコーまでわかめになったのかと思った」
  アーチャ: そうだよな、もったいぶって「ベッド買った」はないよな(笑)
  GM  : ドラムコー「とりあえずさ。頼まれたこと全然調べてないんだよね」
  頼子  : 「トバルカインについては全く分かっていない、ということだな?」
  GM  : 和布「う……し、仕方ないだろ……」
  頼子  : 「すぐ分かるとは思っていなかったが、言い訳なら聞く」
  GM  : 和布「家に戻ったらさ。なにか僕宛の、でっかい箱が届いてたんだよ」
  頼子  : 「ああ、うわぁ。やられた」
  GM  : 和布「その中身が……」(以下略)
  アーチャ: もうオチが読めた(笑)
  GM  : じゃあ語らないでおこう(笑)
  頼子  : 「そうか。和布の家に送るよな。普通。私の家に送られると思ってた」
  アーチャ: 「ここに送られても困る」
  GM  : 和布「しかも!            『不手際申し訳なかった。お詫びに、脱落か棄権した暁には最優先で保護しよう』            って書き添えがあったんだよ!」
  アーチャ: 最・優・先!(笑)
  頼子  : 最優先!(笑)
  アーチャ: 素晴らしい、どんなに頑張っても「苦しむ」以外の未来が見えない(笑)
  頼子  : 「終わった。わかめが終わった」
  GM  : 和布「僕完全にマークされてるじゃないか!            そんな状態で、奴のことを調べたらどうなるんだよ?            僕は断固拒否するぞ!」
  頼子  : 「だって、和布、お前、トバルカインの劇場に於いては、完全に部外者だからな」
  GM  : 和布「つまり?」
  頼子  : 「関係ないやつが舞台に上がってきたら、どうする?」
  GM  : 和布「そりゃあ、僕のような人間なら、急遽主役に抜擢だろ?」
  頼子  : 「和布、お前、本当凄いなぁ」
  アーチャ: 幸せな奴だ(笑)
  GM  : ドラムコー「そうだね……」
  アーチャ: 「その論理から言うと、トバルカインに主役とみなされたわけだな、おめでとう」
  GM  : 和布「くそっ、なんて時代だ!            で、これからどうするんだ?」
  頼子  : 「私は聖杯を確保しに行く」
  GM  : 和布「壊すのか?」
  頼子  : 「壊さないよ。壊すって、サーヴァント隣にいてそれは不味いだろう」
  GM  : 和布「あ、ああ、そうだったな」
  頼子  : 「っていうか、ドラムコーはモチベ、どうなんだ?          聖杯に叶えてもらう願いとかあるのか?」         実はコレが物凄い気になってた。
  GM  : ドラムコー「まあね。僕もそれなりに叶えたい願いはあるよ」
  頼子  : 「そうか」
  アーチャ: 普通はあるものだ。
  頼子  : 前の時、ない奴がいたから(笑)
  アーチャ: というか、無いのが多い原作がおかしい(笑)
  頼子  : 原作はない奴ばっかかよ!(笑)
  GM  : 和布「そんなことはどうでもいいんだ!            うーん、そうだな……じゃあ深夜にしないか?」
  頼子  : 「いいや。それは難しいな。          和布は家で寝てていいんじゃないか」
  GM  : 和布「あ、それでいいなら、そうするけど。            セイバー組が夜に聖杯を壊しに行くらしいから」
  アーチャ: 先に言え(笑)
  頼子  : 「和布、お前、それ、先に言うべき情報じゃないのか?」
  GM  : 和布「お前の姉が弱ったところを襲えばいいと思うんだよ。どうだこの戦略は?」
  頼子  : 「お前は、お姉ちゃんをどうしたいんだ? お前は私の敵なのか?」
  GM  : 和布「ん? ああ、いや、別に聖杯が壊れて聖杯戦争がおじゃんになればいい、            とか思ってるわけじゃないからな!」
  頼子  : 「今死ぬのか? 私の手にかかりたいのか?」
  GM  : 和布「いやいやいや、お前の姉は白姫学園にいるんだろ?            じゃあ聖杯を確保しに行ったら戦闘になるんじゃないのか?」
  頼子  : 「そうかも知れないな」
  GM  : ドラムコー「ええと、ツッコミどころが多すぎて後回しになっちゃったんだけど・・・」
  頼子  : 「何だドラムコー。重要な情報があるなら言ってくれ、お願いだから」
  GM  : ドラムコー「そうだよ。セイバー組は聖杯を破壊するつもりらしいんだ」
  頼子  : 「聖堂教会なら其れが普通だ」
  アーチャ: 「つまり、その情報を話せと言ったら、ベッドの話をし始めたのか、コレは」
  GM  : ドラムコー「ただ、セイバー自身は、そのつもりでもないらくてさ」
  アーチャ: 「マスターとサーヴァントの不和か。場合によっては使えるな、それは」
  GM  : ドラムコー「『夜に白姫女学院に聖杯を破壊しに行くが、それ(聖杯)を託せないか』って話だったんだ。               けど和布が……」         和布「聖杯を破壊する? ぜひやってくれ!」         ドラムコー「って態度だったから…」
  頼子  : 「和布は本当に最高だなぁ!」         今度は殺気立って言う。
  GM  : 和布「はっはっは、あまり褒めるなよ」
  アーチャ: 「お前はどこのリアクション芸人だ、ツッコミ待ちか」
  GM  : わかめ劇場です。
  頼子  : 「そうか。わかめはカード持ってないんだもんな」
  GM  : そう。聖杯が人間だということも知らない。         セイバーは、知っていたんだろうが。
  頼子  : 「情報共有を怠った私が悪かった」
  GM  : 和布「なんのことだ? というか、そう思うなら昨日のうちに見せろよ!」
  頼子  : お姉ちゃんの情報が書いてあるからだよ!(笑)
  アーチャ: そりゃあ、是非壊せとは人非人もびっくりだな(笑)
  GM  : その時のセイバーの表情         セイバー「………」         御想像にお任せします。
  アーチャ: 想像はつく(笑)
  頼子  : 誰が見せるか! お姉ちゃんの情報は私だけのものだ!         ということで、聖杯の情報を教えよう。
  GM  : 口頭で?
  頼子  : 口頭で。         「つまり聖杯は、人間ってことだな」
  GM  : 和布「な、なんだってー! 証拠はあるのか!?」
  頼子  : 「マスターカードに書いてあった。人非人にも程があるな。和布は!」
  GM  : ドラムコー「うわあ……流石に引くよ」
  アーチャ: 「それを『是非壊せ』とは、鬼畜の言いようだな」
  GM  : 和布「そ、そんなわけあるか! 証拠だ! カードを渡せ!            いやいやいや。仮にそうだとしても、知らなかったんだから仕方ないだろ!」
  頼子  : 「まぁ、今日の深夜には連れてくる」         というのは、夜に奪回するから、帰ってくるのは深夜だからなぁ。
  GM  : 和布「さすがの僕も知っていたらそんなひどいことはいわないぞ!」
  頼子  : 「まぁー、隣にサーヴァントがいるのにそういうことをいう時点で大問題なんだがなぁ」
  GM  : 和布「いや、だってこのまま戦争が続くと僕の命が……」
  頼子  : 「和布、まだ命を諦めてなかったのか?」         驚愕の表情。
  アーチャ: 命は投げ捨てるもの。
  GM  : 和布「諦めるわけないだろ!?」
  頼子  : 「ほーう」
  アーチャ: というか、和布は過去問無双で前回の聖杯戦争については詳しいんだろう、         小聖杯が人間の心臓だという事くらい知っておけ(笑)
  GM  : その情報は隠匿されてたからな(笑)>人間の心臓
  アーチャ: 「さておき、そういう事情ならば早めに確保に動いた方がいいだろう。          セイバー組みに先を越されては事だ。今の内に、伝えておかなければ不味そうな情報などはあるか?」         と、ドラムコーに確認しよう。
  GM  : ドラムコー「いや。今の話で色々納得言ったよ。               それより、これからどうするか相談しようか。               まあ僕としても、和布の情報を握られてるのはどうかと思うけど。セイバー組は後回しだよね。               聖杯を守るためにむしろ足止めが必要かも」         和布「おいおい。そういう作戦立案なら僕も混ぜろよ」
  アーチャ: 「マスター、最優先目標の設定をしておこう。小聖杯の確保、これが第一目標で構わないな?」
  頼子  : 「その通りだ」
  アーチャ: 「その際、姉である彼女と戦いになる可能性が非常に強い。当然、あのバーサーカーともだ」
  頼子  : 「………………………そうだな。仕方あるまい」>戦う。
  GM  : 和布「じゃあセイバー組を突入させて、お前の姉と殺し合ってる間に、            横を通り抜けて聖杯を確保したらいいんじゃないか?」
  アーチャ: 「色々と言いたいことはあるが、ある意味でその作戦が一番、利に適っている」
  頼子  : 「……」         こめかみをぐちぐちと抉る。
  GM  : 和布「いやむしろ帰り際にお前の姉を後ろから撃ってしまえば!」
  頼子  : 「和布ァ、お前は本当は死にたいんじゃないのかと、よく思うよ」(ぐちぐち)
  GM  : 和布「ひい!」
  アーチャ: 「一つ一つ、こなしていけばいい。姉と小聖杯と、今すぐにでも助けが必要なのはどちらだ?」         和布を無視して、頼子を正面から見つめて言おう。
  頼子  : 「お姉ちゃんは、バーサーカーに守られている。          今すぐ助けは必要ではないし、そもそもお姉ちゃんに戦闘的助力が必要とは思えない。          だから小聖杯の確保が最優先事項だ。つまり、横をすり抜ける作戦が一番いいだろう」
  アーチャ: 「よし。ではその方向で作戦を立てよう。          目標である小聖杯が奪われたとなれば、セイバー組みも退くかもしれない」
  GM  : 和布「じゃあ僕は家で寝てるから」
  頼子  : 和布、和布なぁ(笑)         こいつ、連れて行っても、何の役に立つのかよくわからないんだよな(笑)
  アーチャ: ここまで話を聞いてなお留守番を選ぶか(笑)
  GM  : 和布「いや待て待て。これは戦術的に必然性があるんだ!            だってこれは隠密作戦だろ? セイバー組は僕のカードを持ってるんだぞ?」
  アーチャ: ああ、居場所がばれる、か。
  GM  : 和布「僕まで一緒に行ったら位置がばればれになるじゃないか」
  アーチャ: ち、和布の癖に意外と筋が通ってるじゃないか(笑)
  頼子  : 「素晴らしい。和布、冴えてるぞ」
  GM  : これが話術Bの力だ(笑)
  頼子  : いいわけなんだな(笑)
  アーチャ: なるほど、和布と話術がどうしても組み合わなかったが、言い訳と考えるとすっきりするな(笑)
  頼子  : 実際、いてなんか役に立つの? と言われたら、正直、微妙(笑)
  GM  : 場がなごむ?(笑)
  頼子  : よくわからないんだよなぁ。ドラムコーの能力も。
  アーチャ: ドラムコーによる足止め、もしくはマリを連れて逃げてもらって、我々の方が足止めをする、とかな。
  頼子  : でも其れは、ユノでもいいだろう?
  アーチャ: まぁ、和布が連れて逃げたらセイバー組みにバレバレなんだけどな(笑)
  GM  : ドラムコー「僕はどうしようか?」
  頼子  : 「ドラムコーは単独行動してくれるのか」         マスターカードって、サーヴァントの動きは分からないんだよな?
  GM  : 表示されない。         和布「は? ドラムコーは家で僕の護衛に決まってるじゃないか。ベッドの位置を決めるとか」
  頼子  : いや、正直、その通りなんだよ。>和布
  GM  : なんというか、和布のいうことが正しいというのはフラグ臭を感じる(笑)
  頼子  : 誰かに襲われた時、令呪使ってテレポートさせられるより、最初からいたほうが楽だと思って。
  アーチャ: 逆に考えよう、和布・ドラムコー組と組んでいる事がバレていない今、         マリを和布の所に置くとセイバー組にはバレない。         まさか、是非壊せ、と言った本人がかくまっているとは思うまい。
  頼子  : ああ、なるほど。
  アーチャ: だから、セイバー組みに和布とドラムコーの関与を知られないよう、留守番してもらうというのも手ではある。
  頼子  : ではやっぱり留守番だ。         ドラムコーの出番を潰すのは可哀想だが、留守番だ。
  GM  : 別にいいよ(笑)
  頼子  : 「いや、ドラムコーは家で待っててくれ。          和布と私の同盟関係を知られたくないしな」         ウィークポイントだし。
  アーチャ: 文字通り、弱い所、だしな(笑)
  GM  : ドラムコー「ん……わかった。じゃあ、なにかあったら電話してね。すぐ駆けつけるから」         電話番号を交換する。
  頼子  : する! 赤外線ぴぴぴ。
  GM  : ドラムコーの携帯番号を手に入れた。
  頼子  : 「サーヴァントと電話番号交換とか、もうこれ以降一生経験しないぞ。          本当は令呪を貰い受けるのが一番いいんだが、流石の和布もそこまでは許可しまい」
  GM  : 和布「僕は戦場にはいかないけどその分作戦立案で援護してやろう」
  頼子  : 「そうだな。頼りにしてるぞ」
  GM  : 和布「とりあえず姉とセイバー組を殺し合わせて、聖杯をゲットするのがA案としよう」
  頼子  : 「そうだな。殺すぞ」
  GM  : 和布「ひい!」
  アーチャ: 「落ちつけ、マスター。とりあえず言葉尻は無視しろ」
  GM  : 和布「とりあえずアーチャー。他に案とかあるか?」
  頼子  : 「B案ないのか。A案と言いつつ」         だがまぁ、和布のいう作戦が一番楽だ。そして間違い無くその流れになる。
  GM  : 和布「白姫女学院を火攻めにするとかどうだろう?」
  頼子  : 「火攻めにしてどうする」
  アーチャ: 全寮制の学校を火責めにしろと申すか、この小僧。何人犠牲になるんだ(笑)
  頼子  : 「和布、大量虐殺者になりたいわけじゃあるまい」
  GM  : 和布「うーん。そうなんだよな。生徒がいるから夜か深夜しか攻め込めないし」
  アーチャ: 「……そうだな、学園は陣地になっているだろうし、潜入というのは難しいだろう。          それは同時に、内部での戦闘が不利になるということでもある」
  頼子  : 「真っ直ぐ行って連れて帰る。でいいだろうもう」
  GM  : 和布「そういえば。その目標がどこにいるのはわかるのか?」
  頼子  : マリの居場所は、今情報収集判定すればいいのか?
  GM  : 女学院近くにいってからですね。
  アーチャ: というか、近くで魔術的探索すれば心臓の小聖杯が反応するんじゃないか?
  頼子  : 分かった。         「セイバー組の突入はいつ頃かは、細かく分かるか?」
  GM  : 和布「遠くから監視して、ドンパチ始めたら突入でいんじゃないか?            こっちにはアーチャーがいるんだしさ」
  頼子  : 待ち合わせがあるからだよ!(笑)
  アーチャ: 「確かに、遠距離からの監視はお手の物だが」
  頼子  : 「ああ、そうか。その手があるのか」         アーチャーを遠くにおいて、一人で突入。
  GM  : 和布「あ、突入経路はセイバー組とは別にしろよな。戦場の真ん中はつっきれないだろ。            だから裏の山から監視とかか?」
  頼子  : 私はユノと合流する必要があるからなぁ。
  GM  : 白姫女学院は山中にあります。
  頼子  : じゃあ場所的には同じところなのか。
  アーチャ: 「だが、この作戦の基点は全て「セイバー組みが襲撃を仕掛ける」というから折り成っている。          もし、セイバー組みが「今夜はやっぱやーめた」と作戦を中止した場合、          我々は外で待ちぼうけという可能性もあるわけだ」
  GM  : 和布「その場合は普通に突撃するしかないわけだな」
  頼子  : 「元々はそのつもりだったのだから、それは其れで問題ない」
  GM  : 和布「……一応確認しておくけど。            その襲撃計画、他に知ってる奴はいるのか?」
  頼子  : 「どういう意図で聞いている?」
  GM  : 和布「だからさ。セイバー組も、突入待ちをするかもしれないってこと。            他に突入する組があるとわかってれば、普通はそれを待つだろ?」
  アーチャ: この和布、本当にさらっと鋭いな、ワカメだけど。
  GM  : ドラムコー「さすがに考え過ぎじゃない?」         わかめだけどな。
  頼子  : 「それはあまり関係のない事象だな。小聖杯奪取が少し難しくなるだけだ」
  アーチャ: 「……そのつもりでカズフサ達に襲撃を話した、という可能性はあるな」
  GM  : ドラムコー「ああ、そっか……でも和布の態度は最低だったから、               そういう意味じゃ当てが外れたと思うよ」>襲撃を話した
  頼子  : 「和布、最高じゃないか」
  GM  : 和布「また一つ仕事をしてしまったみたいだね。自分の天才が憎いよ」
  アーチャ: 意図せず相手の思惑を外した可能性があるのか、素で最低の対応だっただけだが(笑)
  頼子  : 和布は本当に最高だなぁ(笑)
  GM  : なんだかんだいって、この件ではわかめは役に立ってる(笑)
  頼子  : 同盟して良かった!(笑)
  アーチャ: 「とりあえず、作戦のB案、セイバー組みが来なかった場合としては、          私が先行して襲撃を仕掛け、なんとかバーサーカーを引きはがす。          その間にマスターが潜入し、小聖杯を確保する、という流れでいいだろう。
  頼子  : 「行動は変わらない。だがその可能性を織り込めるのはありがたい。作戦B案、だな」
  アーチャ: 「とはいえ、真実襲撃がある可能性もある。          ここはA案で待機しつつ、行動が無ければB案に移行する形でいいだろう」
  頼子  : 「そうだな。では、そろそろ出発する、か」
  GM  : ドラムコー「武運を祈るよ」         わかめ「絶対に追跡されたりするなよな!」
  頼子  : 「マスターカードはどうしようもないがな」
  アーチャ: 「分かっている。ああ――次、帰る時は人が増えている。それを踏まえて部屋割を考えることだな」
  頼子  : では、出発しよう! ユノと合流だぁー!
  アーチャ: ああ。
  GM  : わかめ「あ、そういえば」
  頼子  : 「なんだ。また忘れ物か」
  アーチャ: やめろよ、お前のそういえばは不安になるから(笑)
  GM  : いや普通に確認事項だから、作戦には関係ないが(笑)         和布「アーネンエルベの魔術師ってどんな奴なんだ?」
  頼子  : 「帰ってきたら教えるよ」         よし出発だ! フラグも立てたし忘れ物はなくなった!
  アーチャ: 『まぁ、戻ってからの話だが、情報を正直に話すか、          彼女(ユノ)と特定せず「学校の女生徒」と話す、その程度でいいだろう』
  頼子  : 『嘘は苦手なんだなぁ。私』         社会D-だもの。
  アーチャ: 『嘘は言っていない。本当の事を全て話していないだけだ』
  GM  : ではそんな感じで出発するということで。
  アーチャ: まずは遠目から学園の監視、だな。
  頼子  : アーチャーを監視に置けば、ユノを補足できるから、         私だけユノに接触して、アーチャーは監視を続けさせよう。         セイバーの突入が始まったら合流しながら学校内に突入。
  アーチャ: あり得そうな問題としては、学園に向かう途中のセイバー組みとエンカウントする可能性だな(笑)         なお、この状況で一番最悪な展開は、作戦B案に切換えてバーサーカーと戦っている間に、         出待ちしていたセイバーが横をすり抜けることだ(笑)
  GM  : 楽しそうだな(笑)

2日目 夜 山岳/白姫女学院付近


  GM  : というわけで付近までやってきました。
  頼子  : はい。
  GM  : 白姫女学院は、山の中腹にある全寮制の高校で一本道をくねくね登っていくと正門があります。         車を使わないと苦しいですね。
  頼子  : 運転できる人ー!(笑)
  GM  : そもそも車がないじゃん。
  頼子  : アーチャー、騎乗無さそうだよなぁ。
  アーチャ: 残念だが、私は文明嫌いで機械音痴だ(笑)
  頼子  : 便利魔法で高速移動とかできるのか?
  アーチャ: 空を飛ぶが出来る以上、あってもおかしくはないな。         というか、強化魔術を掛けて走ってもいいわけだが。
  頼子  : 私は強化魔法を使えない。
  アーチャ: 私は瞬間強化すら使えるぞ。
  頼子  : というのは、強化魔法は肉体依存であり、肉体を強化するものであり、         魔術に頼る私にとっては必要がなかったんだ。
  GM  : まあ、どのあたりに布陣する?ということを聞きたかったんだ。
  頼子  : ユノとの合流次第だな。
  GM  : 麓に来たけどユノの姿はない。
  アーチャ: ふむ、その前に小聖杯、マリの居場所なんかは感じ取れたりしないか。         探索魔術を使う必要があれば別だが。
  頼子  : ああ、それ先か。
  GM  : では探索魔術ですね。
  頼子  : では探索魔術! ところでここで無窮の英知を封印解除したら、このターン封印解除しっぱなしなのか?
  GM  : そうだよ。
  アーチャ: 間違いなく対抗してきて、様子をうかがっているのはバレるが、まぁ仕方なし。
  頼子  : むしろ来ないと思ってるほうがおかしい。
  アーチャ: もしそれに反応してバーサーカーが襲ってきたら、即興で作戦Bに切り替えよう。
  頼子  : 誰が来るかは分からないなら何の問題もない。         セイヴァー組も、結局同じように探すしか無いわけだしな。
  GM  : 救世主になってる(笑)
  アーチャ: セイヴァーは不味い、セイヴァーは(笑)
  頼子  : あっれえー? せいばー!(笑)
  アーチャ: 居るんだから、セイヴァーってクラスが、セイバーとは別に(笑)
  頼子  : ややこしいなぁ!(笑)
  GM  : さておき判定しな。
  頼子  : では5MP使用して封印解除!         魔力+魔術+無窮の英知で判定! 気配察知は無理?
  GM  : 気配察知は無理。
  頼子  : 10an5+5an5+5an5 魔眼も発動させておく。         (ころころ……) [2,3,3,1,3,5,5,6,2,5]+[3,2,3,5,5]+[2,3,6,6,3] = 17         17成功。
  アーチャ: なかなか。
  GM  : 12an4+5an5         (ころころ……) [5,6,3,2,4,4,1,2,5,3,5,3]+[6,5,4,3,4] = 12         だめだったよ…
  アーチャ: 全成功でも同値じゃないか。
  頼子  : 陣地効果だな。
  GM  : 白姫女学院本校舎の一室にいます。
  頼子  : マスターカードを確認する。
  アーチャ: 姉と一緒に居るのか、か。
  GM  : 白姫女学院です。
  頼子  : 大雑把にしか場所はわからないのか?
  アーチャ: カード効果では大雑把にしか分からんのか。
  GM  : 大ざっぱですね。あ、まあそうでもないのか。         念じれば同じ部屋にいるとわかる。         それがどんな部屋かはわからないけど。
  頼子  : まあ、マリの居場所はわかっているんだよな?
  GM  : わかった!
  頼子  : まずマリと一緒にいるであろうことは分かった。
  アーチャ: 良しと見るべきか悪しと見るべきか。         これで逆にカードを持っている敵にも頼子の場所が詳しく判るということだが。
  頼子  : 『マリの居場所は分かった。お姉ちゃんも、まず間違い無くいる』         こめかみをぐりぐりしつつ。
  アーチャ: 『そうか。ではバーサーカーも共にいると考えてよさそうだな。          その場所、もしくは学園全体を俯瞰できるような位置に付きたいところだが』         よさそうな場所はないかね、GM。
  GM  : そうだね。
  頼子  : 何処かそういう場所はある?
  GM  : 白姫女学院の隣の山なんていいんじゃないか。
  アーチャ: いわゆる、学校の裏山か。
  頼子  : アーチャーに裏山に先行させて、私は学園近くまで行っていたほうがいいかもしれないな。         アーチャーは千里眼がある。長距離偵察は得意だろう。
  アーチャ: ユノとの合流の件もあるしな。
  頼子  : そうだな。ユノがな。ユノ、来るのかな。         いや、友を信じずして何を信じるのか。
  アーチャ: ああ、上から確認すればユノでもセイバーでも、近づくのが分かるかもしれん。
  頼子  : では、アーチャーには裏山にひっそりと行ってもらおう。
  GM  : では霊体化して移動する?
  頼子  : 霊体化してたら見えないんだよな。
  アーチャ: そうだな、霊体化して隠れながら裏山へ向かおう。
  頼子  : 見た感じ、お姉ちゃんには霊視の類は無さそうだ。
  アーチャ: そこに居ると分かっていれば気配察知くらい出来るかもしれないが、そうでなければ判断できない筈だ。         一応、気配遮断も持っているしな、Eだが。
  頼子  : アーチャー、優秀だなぁ(笑)
  GM  : じゃあ頼子は普通に登っていく?
  頼子  : 一応透明化とかしておきたいな。
  アーチャ: 便利魔術か。
  頼子  : そうそう。
  アーチャ: 魔術的認識阻害という奴だな。
  GM  : ではアーチャーから行こうか。
  アーチャ: ああ。
  GM  : 裏山に上って周囲を見回すと女学院が一望できます。
  アーチャ: とんとん、と飛んで一本杉のてっぺんとかがいい配置か。
  GM  : とりあえず静かなものです。外出している人間はいないようですね。
  アーチャ: ふむ、学院の様子をみるが、全寮制ということは校舎と寮は別なわけだろう?
  GM  : はい。本校舎。そして中庭を挟んで、寮があります。
  アーチャ: マスターから聞いていると思うが、マリが居たというのはどっちだ?
  GM  : 本校舎の方ですね。それより何かが街の方から近づいてきます。
  アーチャ: む? セイバーか、ユノか?
  頼子  : まさかセイバーがもうやってきたのか?
  GM  : 巨大な……まあ中型規模の飛行船です。
  頼子  : 飛行船?
  アーチャ: うおぉぉぉぉぉぉぉ、というか何だこれ、何だこれ!?
  GM  : 少し遅れて、みんみんみんみん、と妙な音が非公選から聞こえてきます。
  頼子  : ユノか? もしかして。ナチス的に。V2ロケットとか撃ちだすのか?
  アーチャ: アシカ作戦か!?(笑)
  GM  : 船体には思いっきり鍵十字が。
  頼子  : ユノだった。
  GM  : みんみんみん。
  頼子  : まさかユノだとは思わなかった。
  GM  : 頼子にも見えるだろう。その飛行船が白姫女学院の上空に近づいてきます。
  頼子  : 「(ユノ、だよなぁ。ユノ、暫く会わないうちに、溌剌としたなぁ)」
  アーチャ: 『マスター、どうする。セイバー以前の問題として、明らかに目立つが』
  頼子  : 『困ったなぁ。あれ、ユノだったらどうしよう。大佐って言ってたし』
  GM  : とりあえず撃ち落とす?
  アーチャ: 私からは流石に攻撃できん、まがりなりにもマスターの友人という可能性が高い。
  GM  : あ、このみんみんみん、という音が。一種の人払いというか、音響中和をしているようです。
  アーチャ: ナチスのオカルト科学は無駄に素晴らしいな、おい(笑)
  頼子  : マリとお姉ちゃんの動きは分かる?
  GM  : まだ同じ場所にいる。
  アーチャ: 気づいていないということはないだろうが、無視しているのか。
  頼子  : 『騒ぎを起こす、って点では、どちらも同じレベルだ。          だから、セイバー組がマリを確保しないように監視を続けよう。          飛行船に対してお姉ちゃんが出てくるなら、マリを掻っ攫う事もできる』
  アーチャ: 『確認するが、もしもアーネンエルベが小聖杯を確保した場合はどうする?』
  頼子  : 『ユノなら大丈夫だとは思うんだが、上司がどうか分から無いからなぁ。ユノから貰えないならば、奪取する』
  GM  : では二人が様子を見ていると         飛行船の腹が火を吹き、何条ものロケットが煙を引きながら女学院に撃ち込まれます!
  頼子  : おっほぅ。
  GM  : ごごごごごごんっ!
  アーチャ: うおおおい!?
  GM  : 音こそ抑えられますが、女学院の各所で爆発が花咲きます!
  頼子  : 「頭がいたい」
  アーチャ: 『……そういえば、マスター。ないと思っていたので確認し忘れていたのだが』
  頼子  : 『なんだ。あんまり聞きたくないが』
  アーチャ: 『アーネンエルベのマスターがセイバー組みだった場合は、どうする?』
  頼子  : 『聖堂教会とアーネンエルベが組んでいるということになるな。          行動は同じ。お姉ちゃんの動きを見て、マリを攫う』
  アーチャ: 『了解した』
  GM  : それでは少し時間を巻き戻って、幕間。