月詠聖杯戦争9日目 昼パート2
GM : 美樹「それでは聖杯クイズさいかーい」
駿人 : 「…わー。」 めっちゃやる気のない返事。
GM : 駿人『第一問。人間には人間を裁く権利がある』
駿人 : 「…イエス。ここひっくりかえしたら、警察官とか成り立たないっての。」
GM : 駿人『第二問。生まれたばかりの赤ん坊でも殺していいような、罪は存在する』 美樹「いわゆる存在が悪ってやつね。ゲロ以下の匂いがぷんぷんするわー!」
駿人 : 「…イエス。納得はいかないが。」
GM : では画面が変わり、さまざまなものがざっぴんぐされていきます。
駿人 : …やり直しふかるーととかないよね。
GM : 民衆。 ビル。 国会議事堂 戦争。 死体 少年兵 おっと戦争方面に傾き過ぎだな。 駿人『第三問。それでは何を殺す?』 美樹「生まれたばかりの赤ん坊でも殺していいのなら、もう何だって殺せるわね!ってことよ」 駿人『1.自分 2.過去 3.悪』
駿人 : 「…頭痛くなりそうな…」
GM : 美樹「とりあえず選んでみたら?」
駿人 : 過去とか既に定義分からん
GM : 美樹「うーん。まあ過去ってのは運命と言い換えてもいいわね。 俺は、運命を、殺す!」
駿人 : 割と冗談抜きで此処までタイプしたら美樹に言われた。なんか恥ずかしくなった。 「…2の過去で。アヴェンジャーが『悪であれ』と願われなければ、悪として生まれる必要は…」
GM : 美樹「ファイナルアンサー?」
駿人 : 「…ファイナルアンサー。悪となる経緯さえなければ、善に傾く可能性は生まれるのだから。」
GM : 駿人『答えが出た。 君が望むのは、過去の破壊だ』 美樹「というわけで過去破壊ENDに到達しましたー。過去の出来事をここから吹っ飛ばせます」
駿人 : 「…願い口頭で言うとか無理なのかコレ。」
GM : 美樹「指定は大サービスで二つまでしていいわよ。 うーん。なんていうか、聖杯自体が、破壊するか破壊するものを生み出す機能に特化されちゃったんで。 こうした方が割り出しやすいかなと」
駿人 : 「…なんか今、さらっと酷いこと言わなかったか?」
GM : 美樹「で。過去の出来事を破壊すれば、当然現在も変わるでしょうね。 まあ因果破壊とか高尚なものじゃなく、タイムホール開けて爆発を送り込む的なざっぱなやり方なんだけど」
駿人 : 普通に考えて、それじゃかなわんやん駿人の願い。 「単にテロだっ!?」
GM : 美樹「じゃあ破棄する?」
駿人 : …えーと。破棄前にちょいとまとめてみよう。 …さて。此処で破棄するとしたら…ヘルヴォールが悩む原因 (実際、この聖杯戦争破棄したら救われなくなるし。)と聖杯戦争の開始。 んで、それがどう起きるかというとヘイドレイク爆殺+月詠市消滅。 …普通に論外だーっ!!!!
GM : ナチスか御門家を吹っ飛ばすとか?(笑)
駿人 : そうなっちゃうから論外なんですよ… 「…えーと。つまり、普通に何か生み出すとかの願いかなわないのか?この聖杯。」
GM : 美樹「うん。まあ普通じゃないものは生まれれるけど、それは破壊神的なものだし」
駿人 : 「………」 願い自体無理やん、それもう。
GM : じゃあここで、美樹の首を絞めて殺す?
駿人 : それこそ大論外。そもそも何も変わらんし。
GM : 変わるというか、多分目覚められる。原作的には。
バサカ : んー、けど、それは「この聖杯が認識している範囲での自己の機能」なんだよな。 だったらもういっそ、聖杯そのものを魔術的に改造したらどうだ?
GM : そのもの論。
駿人 : …駿人のスペックじゃ無理なんだよね。それは。
バサカ : 人が作ったもんだ、人がいじれんことはないんじゃないか?令呪とか上乗せしても?
GM : 原作的にいうと御三家開祖とか、宝石爺的な腕前か。
駿人 : …この次元に来ないかな、カレイドステッキ
GM : 縁者でもないだろ(笑) 美樹「答え破棄してクイズに再チャレンジする?」
バサカ : ちなみに、何かを破壊する形でしか願いを叶えられないってのは この問答で辿り着いた状態オンリー? それとも、どういう問答の経緯をたどってもそうなるの?
GM : 基本的にはなにを願ってもそうなる。 率直に答えてくれてるだけ、この聖杯は親切とも言える。いやZEROでも率直に答えてたか。
駿人 : 「…ちょいと質問。さっきの選択肢三つ、追加される事は有るか?」 『聖杯』とか。
GM : 美樹「答えてみればいいんじゃないかしら。 クイズに再チャレンジする?」
駿人 : …再チャレンジ、いくかー。
バサカ : あれ?同じ選択肢は選びなおせないんでなかった?
GM : 同じ結論は選べない、です。
駿人 : それ、最終選択肢。
GM : 美樹「では過去破壊ENDを破棄しますね」
GM : というわけで約束通りバーサーカーの方に戻ろうか。
バサカ : 了解。
GM : アヴェンジャーとの問答中です。
バサカ : それじゃあ、さっきの台詞の続きを言うところからでいいか?
GM : どうぞ。
バサカ : 「それじゃ、願いをかなえるためにはこれこれこうすればいいはずだからそうやってくれ、 といわれたことをやろうとしてるだけになる。子供の使いだ。 頼んだ奴が課程の認識を間違ってたんなら、その通りにやってもお前は失敗するだけだぞ? 願いをかなえようとするんだったら、正しい方法をとらなきゃいけないだろう? お前はそれを考えていない。さっき『人々は少しは善に傾く【かもしれん。】』って言ってたからな。 だとすると、お前に心が無いか、お前が願いを叶える存在であるか、どっちかが嘘か間違いって事になる。 願いを叶えるんじゃなく単に言われたとおりにやるだけならな。」 前者ならお前はまだまだおばかだということ、 後者でも自己認識に間違いがある以上やっぱりまだまだおばかだということだ。 「『燃え木は、燃え尽きるまで他の木によって燃え、火は火によって発火する。 人も他の人と話すことによって賢くなれる。引っ込み思案では賢くなれない。』というぞ。 お前が誰かの為に何かをしようとするんなら、賢くなりなよ。」
GM : アヴェンジャー「だから己に自己というものはない。そもそも生まれてもいない、赤ん坊以下の存在だ。 お前の言う賢さを、子供を1、大人を10とするのなら、存在しない。0だ」
バサカ : 「なら、これからすりゃいいさ。悪を顕せば人が善になるなんて事は無い。 人の善も人の悪も、うつろうなかで、変わっていくものだ。 『足萎えでも馬に乗れるし、手がなくても家畜の番が出来る。難聴でも戦って、 いっぱしの働きを見せる。盲いでも死んで焼かれるよりはいい。死体は何の役にも立たぬ。』 悪として生まれ殺す事で示す善導なんて、やめな。生きていてこそ変われるもんだ。 あんたも生まれるんなら、そこから変わりな。変わらないんじゃ、生まれても死んでるのと同じだ。」
GM : アヴェンジャー「これからか。己が生まれるかどうかは、聖杯を掴んだもの次第だな。 しかしまあ、駿人はそれを選びはしないだろうが」
バサカ : 「聖杯を掴んだものしだい、か。…そいつのために、あたしやお前が出来ることはあるか?」
GM : アヴェンジャー「己にはないが、お前にはあるかもしれんな。それが何かは、己にもわからん」 話していると、この廊下にも黒い雪が積もってきます。 先に言っておきますが、この黒い雪は呪いであり、遠からずヘルヴォールは黒化するでしょう。 セイバーオルタ的に。
バサカ : ふむ…っ…
GM : そろそろランク判定で抵抗してみてください。目標値は10です。
バサカ : 無窮の精神力は使える?(汗)
GM : 精神は有効。もちろん。
バサカ : 10an5+5an5 ランクレベル+無窮の精神力判定 (ころころ……) [3,4,6,6,5,2,4,4,3,1]+[4,2,2,4,5] = 13 あと、サーヴァントとしての知識で、ここで出来うる可能性のある事について 選択肢をピックアップは出来ないかな。PLとしても何が出来うることで、 何が出来ぬことなのかがはっきりしないと、PCをどう動かしたもんかなんだが。
GM : 我慢。
駿人 : こら。
バサカ : 何よそれ
GM : まあぶっちゃけ、そこのアヴェンジャーを殺せば、目覚められる可能性がある。 首を絞めるとか。
駿人 : …妙に首絞めるのにこだわるな。
GM : 首絞めは仕様です。 あとはこの外壁そのものをぶっ壊す!とかすれば、聖杯を破壊できるかもしれない。 まあ成功したところで、聖杯クイズに戻ろうか!
GM : 美樹「ドキドキ聖杯クイズだい三かーい」
駿人 : 「…」 クイズ放棄して、聖杯の浄化試みるとかできます?単に可能不可能で。
GM : 君はこの世全ての善にでもなるのか?(笑)
バサカ : むしろそれはあたしが試みたいんだが
駿人 : …うん、普通に無理だなぁ。
GM : 駿人『第一問。人間には人間を裁く権利がある』
駿人 : 「…省略して、YNYで」
GM : ホントに略した(笑) 普通に答えていった方がよくね?
駿人 : …ぶっちゃけ、三度目まで聞いてたら心が折れそうで。
GM : まあ汚染聖杯ですからね
駿人 : …選択肢じゃ願いかなわんのにマシな選択肢探すとか、普通に泣くわっ! 「…イエス。」
GM : 駿人『第二問。生まれたばかりの赤ん坊でも、殺していい罪は有り得る』
駿人 : 「ノー。」
GM : 駿人『第三問。それが人類を滅ぼす悪魔だとしても、肯定する』
駿人 : 「…ノー。さぁ、何が来る。とりあえず碌でもないの確定で。」
GM : 駿人『第四問。ならば何を殺す? 自分か、過去か、悪か』
駿人 : まさかの四問目!?
GM : というかループしただけという。
駿人 : つまり、過去選ぶのは無理と。
GM : いやルートが変わったから、選んでいいですよ。(ぬるい裁定)
駿人 : …過去は非常手段として残して置いて…悪で。
GM : 駿人『君の願いが決まった。 この世の全ての悪を殺す』 美樹「はーいおめでとー。人類半殺ENDに到達しましたー」
駿人 : 「分かってたよ畜生っ!?」 泣くぞこらーっ!?
GM : 美樹「この世界から善人以外の全ての人間を抹殺します」
駿人 : リテイクっ!
GM : 美樹「ちなみに善悪の基準は駿人さんの倫理から読み取って…・・ああ、もう破棄にっ!」
駿人 : 「破棄せざるをえんわっ!?ほぼ確実に7割殺しじゃねぇかっ!?」 刑法準拠+少年法で子供守られるとして。
GM : 美樹「善人しか残らない理想的世界を構築できるわよ?」
駿人 : 「…社会として成立しねぇよ。一気に人減り過ぎて。」
GM : 駿人『第一問。人間には人間を裁く権利がある』 というわけで次の周回に入りました。
駿人 : 「…ノー。なんつーか、此処ひっくりかえさないと無限ループってわかった。」
GM : では違う問題になります。 人々がシンボルをあがめる映像が流れ 駿人『人には奇跡が必要である。イエスオアノー』
駿人 : 「…イエス。 …ただ、願望ガン無視でフローチャート式の願望機ってどうなんだ。マジで。」
GM : 駿人『第三問』 人々が輪を作っています。 駿人『世界中の人々が、奇跡の力で少しだけ優しくなるべきである。イエスかノーか』
駿人 : 「………」 珍しく選ぶの躊躇するよ。 「…イエス選びたいが、選んで破棄した後残りが… でも、最後まで残して碌でもないもんだったら…」
GM : 美樹「人間の自由意思に奇跡で介入していいのかしらね?」
駿人 : 「…そもそも、ノー選んでも結局介入してね?」
GM : 美樹「つまりそういうことじゃないかしら」
駿人 : 「つーか自由意思で願わせろフローチャート聖杯。」 思わずテレビ画面にチョップするよ。ぶっちゃけPLがめげかけだよ。
GM : 美樹「まあそろそろフロチャート終わりにしてもいいかもね。 この聖杯にできることもなんとかく分かってきただろうし」
駿人 : 「…とりあえず、碌な事願えないってのは分かったわ。」
GM : 美樹「で、とりあえずこの問いへの答えは?」
駿人 : …それだけ言って、ふと思い出したように呟きます。 「…そういや、質問続きだし…『御門美樹』への質問を一つ。」
GM : 美樹「なあに?」
駿人 : 「…もし聖杯でお前さんの転生を望んだら、どう思う?」 …本人が望んでないのに転生させたりしたら、それはそれで酷い気がした。
GM : 美樹「どうも思わないんじゃないかしら。 私は最後まで憎しみを放棄しなかった、ある意味生き切ったんだから。 それが死の運命だとしてもね」
駿人 : 「まぁ、恨まれないなら良かったよ。…ぶっちゃけ、色々終わって無い事有ったからな。」 聖杯戦争の後でやりたいこと探すとか。
GM : 美樹「恨むっていうのなら、私は世界の全てを恨んでたわよ」
駿人 : 「んで、聖杯拡散? …選択肢は、ノー。確認だけやっとく。」
GM : 駿人『結論が出た。 君の願いは、奇跡を多くの人に使わしめることだ』 美樹「はーい。というわけで聖杯拡散エンドです。 奇跡が必要として、自由意思を冒さないなら、 自由意思で使える奇跡装置を設置しようということね。 私のお勧めがこれね。生前的に」
駿人 : 「…いっそ、ジャンケンで決まる聖杯戦争とかでもあればいいのに。」 聖杯めぐってやればかけっこでもジャンケンでも聖杯戦争だし。
GM : 美樹「これでいく? それとも破棄する?」
駿人 : 「…あれ?」 ふと思ったけど、大量生産聖杯の中身もこれなのか?
GM : 美樹「ちなみに全部汚染聖杯になるわ」
駿人 : 「破棄で。」
GM : 美樹「ちえー」
駿人 : …脳内美樹が小学生通り越して手乗りに… (ソレは既に別の何かだ)
GM : 美樹「さてと。 それじゃクイズもそろそろ飽きてきたし。 直接聞きましょうか」
駿人 : 「…口頭で願えるのか?」
GM : 美樹「駿人さん。貴方はこの、汚染された聖杯……つまり、破壊を何に使うの?」
バサカ : 1.ヘルヴォールが「無窮の精神力」で出来る限り聖杯の呪いを引き受ける事で、 聖杯の力の発動の形をある程度変える事はできるか? 2.テュールフングの力を直接振るっての破壊か、魔剣の呪い等を使っての自滅への巻き込みなどで、 聖杯の機能の「部分的な破壊」は可能か? つまり、狙って呪いや汚染や破壊のみの出力といった負の要素を破壊するとか。 あるいは、聖杯の中からアヴェンジャー=アンリ・マユを排除するとか。
GM : メタ的な話になるけど、バーサーカーには分析するだけの能力ってあまりないよね。 というか今までメタ的だったという感じか。
バサカ : 呪いの魔剣を制御してきた、ある意味では呪いの専門家だぞ?
GM : 1は飛ばそう。2については……器の中身が汚染されてるので、って感じだね。
バサカ : 飛ばすってのは、1は無理ってこと? それとも、前にいった「やってみないとわからない」要素にかかる?
GM : できていいとは思うが、どこまでできるかはわからない。
バサカ : ふむ了解。 で、2のほうだけど、その汚染に対して破壊とか何とかはどうなのかしら。 「聖杯の中にサーヴァントがサーヴァントの形を保ったまま入っている」って かなり稀有な事だから、原作ではできないようなことも出来るんでないかと思うんだけど
GM : 黒セイバーとか、そんな感じじゃね? あれも聖杯の中に収まったものを出してきてる。
バサカ : ともあれ、2の骨子は「聖杯の中にいることを利用して聖杯に干渉が出来ないか」ってことと 「呪いには呪いで、テュールフングの呪いで聖杯の汚染に干渉できないか」って事なんだけど 「手放せば死ぬ、見れば魅了されて持たずには折れぬ」などの呪いの要素で アンリマユや汚染を滅せられないか、という。
GM : それをやるなら、優先権というものがあるね。今は駿人に優先権があるわけで。
バサカ : 3.駿人の元に行くことは可能か?
GM : 君からは無理。
バサカ : 駿人が呼べば可能?令呪はいる?いらない?
GM : 可能。いる。
バサカ : 了解。 …しかしこの破壊の聖杯、ある意味やろうと思えばランサー主従の願いは叶えられんこともないのか?
駿人 : …無理じゃね?
バサカ : 二人と接触する前に過去の魔剣や魔槍を爆砕しちまえば。
GM : 過去のある地点を吹っ飛ばすだから、そういうことだね。
駿人 : あー。(二人もろとも吹っ飛ぶ未来が浮かんでた。性悪聖杯だし) ……… かわんなくね?
バサカ : ランサーは兎も角、魔剣に出会わないようにしたら、多分エリックは死ぬな。 村が襲われた段階で。
GM : いや。村が襲われたのは、吸血鬼が魔剣を狙ってきたからです。
バサカ : むう。 なら、エリックたちが過去の否定の問答に辿り着いたなら願いは叶えられるのか。
駿人 : ヘルヴォール呼んで良い?(ぶっちゃけ、駿人一人じゃそろそろ無理な気がするんだ)
GM : 念話が使えればなあ(笑)
バサカ : 「サーヴァントとマスターの念話機能」は使えなくても 「遠隔会話の魔術」は使えるんでないか?
GM : 遠隔会話って式神飛ばして伝言じゃないか。 まあどっちにしろ念話も使えるかどうか非常に怪しいところなので……
バサカ : 令呪であたしを呼ぶメリットは、あたしの力を使うことで聖杯に干渉(上の汚染引き受け) が出来るようになるかもしれないこと、相談が出来ること。
駿人 : デメリットは、令呪の補助が使えなくなる事…か。
バサカ : GM。 追加で思いついたことがあるんだが
GM : なに?
バサカ : この状況がFate/Zeroにここまで近しいのであれば、Fate/Zeroの最終局面で 起こったことに類似したことを行う事は、ある程度出来るのではないかと思うんだが。
GM : まあそうだね。
バサカ : 聖杯の泥・怨念を肯定し取り込んでのギルガメッシュの受肉。 アレと同じことをヘルヴォールがやるというのはどうだ? 英霊としての格はギルガメッシュには劣るが、こっちには無窮の精神力がある。
駿人 : でもあれ、欠陥受肉じゃなかったっけ?
バサカ : で、あたしが泥・怨念・汚染を飲み込んで自力で受肉 聖杯の破壊機能でランサーとエリックの魔剣とであった過去を破壊 こうすれば、2チームとも願いを実質叶えられる。 …これでどうだ?
GM : 実をいうと、もうなってる。
バサカ : ほえ?
GM : ああ。君がさっき抵抗に成功した時点で、黒化素質が消費され……単独行動がEXになってるんだよ(笑)
バサカ : ああ! つまり、黒化の精神に対する悪影響を無視して、FP増加の恩恵だけ得た格好か!
GM : そういうことですね。ギル様状態。
バサカ : おおお
GM : だからある意味君の願いは既に叶ってるわけだ。ステータスを確認すれば。
バサカ : では、このルートのエンディングでいってOKなんでないですかね? >ヘルヴォールは受肉、ランサーチームの願いをかなえるために破壊の聖杯の力を使う
駿人 : …おおっ!?
バサカ : …アヴェンジャーと美樹には涙を飲んでもらう羽目になるかもしれんが、現状最も真っ当な結末だと思うんだが。
駿人 : この場にランサーとヘルヴォール呼ぶって…ランサー、黒化してね?
バサカ : い、いらんこと言うな!?
GM : まあランサーには無窮の精神力とかないしな。
駿人 : このGMだと、描写してないトコで何が起きてるか本気で怖いんだよっ!!
バサカ : ロンゴミアントの効果で払いのけられんか?あれ、腐っても聖杯に匹敵する神秘たる聖槍なんだろ?
GM : 明らかにあの槍は呪いしか残ってねえよ(笑)
駿人 : ここにへるヴぉーるをよんでじょうきょうはあく、 らんさーぐみのねがいをかなえるのにつかう、でどうでしょうか? (ぶっちゃけこわすぎてへんかんするきりょくでません)
GM : まあバーサーカーの状態はわからないわけだしな。駿人には。
バサカ : ランサーの汚染がどうなるかだな。GM、実際どうなるんだ、そこ。どうすればいいん?
GM : ランサーがどうなってるかは会ってみないとわからないわな。
駿人 : 槍破壊で運命改変→ランサーが願う理由なくなる →ランサーとエリック聖杯戦争参加する理由消滅→居るの?今。?
GM : まあ当然、いなかったことになるな
バサカ : 最初からエリックは来なかったことになるし、ランサーは召喚されなかったことになるから、 今現在のランサーが汚染でやばいことになりかけてても、解決はできなくも無い?筈? …できれば、きちんと願いが叶うことを知って退場して欲しいが。
駿人 : …そいじゃ、令呪で呼ぶよー。
GM : 美樹「それで駿人さん。貴方はこの汚染された聖杯……破壊の力を、何に使うの?」
駿人 : 「…まぁ、一人で考えるにゃ重いって事で…令呪を持って命ずる。ヘルヴォール、此処へ!」
GM : 美樹「うわ、へたれ! うわ、へたれ!」 きいいいいん!
バサカ : ん、それでは、アヴェンジャーの前にいるあたしの体がきらきら光って… 「と、どうやら、駿人が呼んでくれたみたいだな。…アヴェンジャー。この聖杯戦争は、もうじき終わる。 お前を生まれさせてやることは、出来ないかもしれない。出来れば、あたしはお前も助けたかったんだが…」
GM : アヴェンジャー「やはり、己の生誕を望む者は、美樹以外にはいなかったようだな」
バサカ : 「…悪い。ただ、あたしは大人だから、出来る範囲で精一杯やらないとな…じゃあ、な。」
GM : アヴェンジャー「気にするな。さらばだ」
バサカ : といって、こっちから姿を消し、そっちに姿を現しますっ。
GM : というわけで、バーサーカーが因果関係を無視して飛んできます。 きゅいん!
駿人 : 「…や。とりあえず、残念な知らせを一つ。この聖杯、破壊しかできんらしい。」
GM : 美樹「仕様です」
バサカ : 「向こうでアヴェンジャーと話してきたんだが、 そっちのほうでも、似たような話しになったよ。…面倒なもんだな。」
GM : 美樹「ああ、あいつね。まああれも私も根っこは同じなんだけど」
バサカ : 「万能の願望器とか言っておきながら、万能性が万能葱に劣るとは情け無い話だねえ…で、どうするよ、駿人。」 (万能葱は美樹とかが料理つくった時にでも知ったと思って置いてください)
駿人 : 「…少なくとも、受肉は願えそうにないんだよなぁ。…戦争無かった事にすると月詠市ごと吹っ飛ぶし。」
GM : 美樹「金剛山の一部がぶっ飛ぶぐらいで済ませれるかもよ? 御門家を狙うなら」
駿人 : 「…それはそれでどうよ。」
バサカ : 「成程、あたしは駿人の決断を支持する積りだったが…流石に迷うか。 そうだね、それじゃあ、一緒に考えようか。手を貸すよ。」 といって、駿人を安心させるように笑います。
GM : 美樹「じゃあクイズする? バーサーカーも」
バサカ : 「いや、まずは駿人に聞くわ」 で、まあ、かくかくしかじかと駿人にここまでの話を聞きます。
駿人 : 「…とりあえず、過去の物でも二つまでなら破壊できるらしい。」
GM : 美樹「二つじゃないとマスターとサーヴァントで殺し合いが始まりそうだから」
駿人 : 「そこらへんはしっかりしてるんだな。破壊特化なのに。」
GM : 美樹「サービスよ」
バサカ : 「…それ、巧く使えば、ランサーチームの願いなら叶えられないか?」 腕を組んで暫く思案したあと、ぽつりと呟きます。
駿人 : 「…まぁ、誰の願いも叶わんよりはマシ…かなぁ。」 これで願い叶えれるの、他に浮かばんし。
GM : 美樹「まあできるんじゃないの? あの二人はそもそも過去改編が望みなんだし、自分の得物を憎んでるし」
バサカ : 「あいつらの運命を狂わした魔剣魔槍の類を、あいつらと出会う前に破壊してしまえば、 あいつ等の願いは叶う。…あたしらとも出会わなかったことになっちまうのが、少々寂しいがな。」
駿人 : 「…まぁ、良いだろ。…それで、幸せになれるんなら。」
GM : 美樹「じゃあ権利を放棄する?」
バサカ : 「それじゃあ、願いはあいつらの為に使って、この地の聖杯を終わらせるとするか。やれやれ。 骨折れ損の呪い儲けだね。さっきから、聖杯の呪いがまとわりついてきてさ。 まあ、アタシはその手のもんには強いから無事だけどな…。
駿人 : 「…そういや、ランサー今どうなってるんだ?話できるなら話しておきたいんだが。」
GM : 美樹「バーサーカーはルール無視して飛んできたけど。 ホントは権利放棄しないと彼女には会わせれないのよ」
バサカ : 「っておい、そういえばアイツも聖杯に飲まれてなかったか、無事か!?」
駿人 : 「…大丈夫かそれ!? …ランサーが破滅願望とか持ってたら流石に放棄せんぞ。 こっちが破壊しないと、自分ごと爆破しかねんし。」
GM : 美樹「それじゃあまあ、ステージを一段低く移しましょうか」
駿人 : 「…?」
GM : 美樹が指を鳴らすと、探偵事務所が溶けていきます。 美樹「さようなら、駿人さん」
駿人 : 「…ありゃ。ついてこないのか。」
バサカ : 「む…」
GM : 暗転。