月詠聖杯戦争8日目 朝〜昼パート1

8日目 12/21(水) 朝 アーケード


12/21(水)月詠ニュース  ・昨日朝方、温泉街で小火騒ぎがありました。警察では火元を確認していました。  ・昨日夕方。住宅街で水道管が破裂する騒ぎがありました。  ・昨日深夜。月詠署が爆破されました。幸い怪我人はいませんでしたが、現在警察機能は麻痺状態です。
  GM  :こんなところか?(笑)
  駿人  : …改めて色々酷いの。         主に、後半に行けばいくほど規模がでかくなっていく辺り。
  バサカ : これもうマジで月詠市北斗の拳状態?(汗)
  GM  : ひゃっはー!月詠市から逃げ出すぜ―!
  駿人  : …75%はGMが悪いんやー!         (25%?…ゴメンナサイ、自分らです)

  GM  : マスター二人は断固として寝るとして、アヴェンジャーとバーサーカーのシーンにしようか。
  駿人  : らじゃー…
  GM  : マスター二人は泥のように眠っています。         アヴェンジャー「流石に疲れたようだな」         アヴェンジャー自身もやや疲れていますが、くたびれた、という感じか。
  バサカ : 「駿人のおかげで迷いが吹っ切れて、英霊としての格があがったのと。          ヘイドレクの奴が残してくれた二本目の魔剣のおかげで、パワーアップししたといえばしたがね…          燃費の悪さだけはどうにもならない。」         溜息をつきます。
  GM  : アヴェンジャー「結局バーサーカーということか……別に貶める意図はないが」
  バサカ : 「バーサーカーだから、ってより、テュールフングの効果がね。          最大出力をぶっぱなすだけで、1発でからっけつになる。          二本になって合計6発撃てるようになったからって、MPが続かない」         と、溜息をついて         「改善された分より消費量が増えた分がでかい…とはいえ、アヴェンジャー、あんたこそ大丈夫か?          あのサーヴァント並の神父とやりあって、アサシンの奇襲を防いで、だろ?」
  GM  : アヴェンジャー「正直きついな。アーチャーのマスターはどうとでもなったが、アサシンには歯が立たん。                 まあ、マスターを失うよりはよほどましだがな」
  バサカ : 「アサシンも巻き込んだが、アーチャーよりは当たりは軽かったからな・・・          アーチャーのほうは令呪を使うまでには追い込みはした手ごたえがあるが」         と、一通り報告して
  GM  : アヴェンジャー「バーサーカー。アサシンを倒したいのなら簡単な方法がある」
  バサカ : 「…何だ?トリファ神父狙いか?ただ、今あの神父、どこに居るか分かるか?」
  GM  : アヴェンジャー「いや。己の宝具さえ使えば、おそらく一撃だ。                 宝具のこと、マスターには口止めされているが。軽く話しておこう」
  バサカ : 「!」         スキルでも驚かされたが、宝具にも二度驚かされるな。         「…聞かせてもらおうかい。ありがとうよ」         と、柔和に微笑んで…信頼してくれたことに感謝して、わしわしアヴぇっちの頭を撫でます。
  GM  : アヴェンジャー「……己の宝具は、相手に呪いをかける呪殺の類だ。                 高い対魔力を持つ相手には効果は望めないだろう。この場合はアーチャーだな」         EX宝具に対魔力がついてるので。         アヴェンジャー「だが、効く相手には必ず効く。これは道連れの呪いだからな」
  駿人  : …マテや
  GM  : アヴェンジャー「自分を殺した相手を、殺す。連鎖という原初の呪い。それが己の宝具だ」
  バサカ : 「…!」         そいつぁ、ちと、鼻白んだ表情になるな。         「そいつは。致命傷を負って、発動した後に。美樹に令呪を使ってもらって助かることとかできるのか?」         と、確認するように問います。
  GM  : アヴェンジャー「いや、この宝具は己が死亡した段階で発動するものだ。                 前提として、己の死があるものだからな。共有に近い」
  バサカ : 「…」         黙って、曇天の空を見上げて         「それじゃあ、使えねえな。だって…お前、死んじまうんだろ。」         と拗ねた子供のような口調で言います。         無論、この聖杯戦争というものの無慈悲さを、バーサーカーが理解していないなんてことはありえない。         それくらいは、アヴェンジャーにも分かるだろうが…
  GM  : アヴェンジャー「いや、さっさと使った方がいいと思うがな」
  バサカ : 「どういう、意味だ」
  GM  : アヴェンジャー「今のままでは己は足手まといにしかならないだろう。                 残るはアーチャー、アサシン、ランサー……トレードとしては十分ではないか?」
  駿人  : …トレード先、アサシンしかいないやん
  バサカ : 「…アタシは、さっきの戦いで、アーチャー、カルナと話をした」         と、まず言います。
  GM  : アヴェンジャー「ああ」
  バサカ : 「あいつは、なんてか、感情が薄いのか…自分の事も、マスターの事も、どっか引いて考えてて。          その上で、一応「聖杯の破壊」って願いを、         『運命は受け入れなければ成らない。英霊とも在ろうものが運命を覆そうと願望機を求めるのは無様だ』         という理由で、マスターと同じように共有してる、って奴だった。」
  GM  : アヴェンジャー「ふむ。まさに英霊だな」
  バサカ : 「…けれど、それでも、アタシのかつて生きて、今召喚に答える理由は何だ?って問いに。          アイツは「人としては、仁義。英霊としては、義務。その程度の、当たり前のことだ」と答えた。          …そいつが、機械仕掛けじみた判断なのか、          あいつの心の奥底の善性なのかは、そこまではアタシにも分からん。          分からんが、アタシには中々共感が難しい。          だが、アンタには理解は出来るんだろ?…アイツとアンタは、似てるのか、似てないのか。          …アイツと話して、それが妙に気になってな。アンタとしては、そういうものを、どう思う?          あんたは、アンタ自身を、どう思うんだ?…こうして再びこの世界に出てきて、          『これまでを体験した上で』だ。」         と、問います。
  GM  : アヴェンジャー「そうだな……生い立ちはまるで正反対だろうが、境地としては似ているかもしれないな。                 己自身はどうとも思わん。それは確かだ。                 アサシンが、あれだけ名というものを求める。その気持ちに近いのかもしれないな」
  バサカ : 「成程なあ、」         そういうものか、とは思うが。         「『己自身』としてはそう思うかもしれないが。…アヴェンジャー、としてはどうだ?          ある意味、アタシもお前も、召喚される前とは、同じだが違う。          ・・この区切りをさ、少しは、いい機会と捉えてみるのもありじゃないか?          現に…アタシはさ、救われた。もう聖杯も要らないってくらいに。          …『今のお前は』どう思う?」         と、重ねて聞きます。
  GM  : アヴェンジャー「己はマスターに従うまでだ。そういう意味では同じだな。                 己はマスターの写し鏡のようなものだからな。                 己がこのような姿かたちをとったのも、御門美樹の中から生まれたからだ。                 アヴェンジャーとしてはそれが答えになる」         ではそんなところで         ごーん、ごーん、ごーん         鐘の音と共に、魔術通信が街中に響きます。         『バーサーカーチーム』『至急出頭してください』         という内容。
  駿人  : …出頭、か。
  GM  : 説教タイムですね。         アヴェンジャー「ふむ……まあ起きてから指示を仰ぐか」         美樹の耳をふさぎます。
  バサカ : 「…従う、か。」         と、アヴェンジャーの言葉に、最後に。         「従うにも、色々ある。ランサーみたいに道を共有するのと、          アーチャーみたいに機械的に従うのも。もちろん、それ以外も。          …それをどうするかも、大事だよ?」         と、アヴェンジャーに言い聞かせておきます。同時に、         (…・アタシと、マスターの関係は…何なんだろうな、思えば)         と此処最近の、美樹を駿人が構うたびに感じる微妙な苛立ちや、         目的を達したにも関わらす駿人の側を離れたくない思いの理由に、僅かに悩みます。         というところで、シーンエンドかしら?
  GM  : うい。         ちなみに誰かが襲ってくるということはありませんでした。
  バサカ : では、駿人。寝ている間だが、その間に…ちと夢シーンを入れたいが良いかね?
  GM  : どうぞ。
  バサカ : では。
  駿人…君は夢を見ている。以前に見たような、ヘルヴォールの記憶の夢だ…   暗い夜の村で、炎が燃えている。焚火ではない。掠奪者の放火だ。   清らかな月の光と、それを反射する静かな雪の光を追いたてる、欲望の赤い炎。   野蛮な男たちが、剣を、斧を、槍を振り、逃げ惑う村人を殺してゆく。   農具で抵抗する男たちの頭をたたき割り、子供の盾になる老人を子供ごと串刺しにし、女達を物陰に押し倒す。   まともに清めた事もない饐えた匂いのする屈強で毛深い体の上に着たきりの小汚い鎧を纏い、   その上に更に返り血を浴びながら、ぎらぎらと欲望にあぶらぎった男たちの顔には、貪欲な笑みしかない。   それを見ている少女が居る。   悲鳴が上がる。泣き声が響く。哀願が繰り返される。それら全ては無視される。   それを聞いている少女が居る。 (…こんな現実は嫌だ。こんな世界は嫌だ。)   塞ぐ事も忘れた耳で、擦りガラスめいて情緒の写りこまない目で。 (こんな世界で。虐げられながら生きるのは嫌だ。力のない者は、虐げられる為だけに産まれてくるこの世界が憎い。)   感情の耐えたと見えた瞳に、それを押し破って深く強い感情が生まれる。   憎悪と怒りと反逆心。 (…アタシは、こんな世界の中に組み込まれてやるもんか。  アタシは、こんな世界の法則をぶった切れる…運命に囚われない強い力を、手に入れるんだ。)   その世界の日常たる災厄を見て。幼少時のヘルヴォールは心に誓った。   それは幼い日のヘルヴォールの記憶。  「…」   幼い子供達を寝かしつけて、しばしヘルヴォールはぼんやりとしていた。   あれから長い年月が立って。   それを忘れたかのように、海賊であった事を放り捨てて、王弟の妻として過ごす日々。 「復讐をすれば女殺しの汚名を被る事になる。」   海賊の首領と同じ事をしているくせに。   手下どもは今日も明日も昨日も、村を焼き、男を殺し、女を殺し、子供を殺している癖に。   そう言った王の言葉に、全てがばからしくなってから幾年月。   この子は愛しい。この荒れた世界で、こんなものを持てるとは思わなかった平穏な愛情の対象。   だが、夫婦としての自分はどうだろうか。   惰性で結婚した王の弟を、愛する事が出来ただろうか。   海賊がばからしくなったことからの逃避以上の何かがそこにあっただろうか。   その時、思っていた。   【若しも今後悔いる事が何も無ければ】   あるいは、   【若しも今後悔いることがあったとしても、その悩みが癒されたのであれば】   この寂しさを癒す事が出来るのだろうか。   それは子を為してからのヘルヴォールの記憶。   そして、これは今のヘルヴォールの記憶。 「…駿人さ。アイツのこと大事にするけど。アイツの事好きなのかい?」 「…無いわ。」(即答)   アタシは駿人にそう問うて。駿人は即座にそう答えた。   けれど。   駿人が狙われるのは、あいつを守っているから。   駿人が戦っているのは、あいつを助けるため。   アタシが昼も夜も惜しまず、自分と駿人の身を削って戦い続けているのは実質あいつのため。   セイバーを見殺しにした疑惑の強いアイツの為。   アタシより多く駿人に配慮されているアイツの為。 …   こんな事言える筈が無い。   願いをかなえたアタシが不幸せな筈が無い。   けれど。   …寂しい。そう思う。それだけ…駿人と居る事を、良い事だと思うから。何れ終わるのだとしても、だからこそ…   その時間がこんなふうに過ぎていることを。嫌だと、酷く思った。
  バサカ : 以上。
  駿人  : …うー。…もっとバーサーカーと過ごす時間作るべきかなぁ。コレは。
  バサカ : 某ゲーム風に要約すると。「不満爆弾やや膨らみ中」(おい)
  GM  : おい(笑)
  駿人  : …美樹は美樹で、かなり面倒な性格してるしなぁ。         (なんか、裏切られる裏切られるってめっちゃ怯えてるように見える)

8日目 12/21 昼 月詠アーケード


  GM  : 月詠聖杯戦争8日目、開始しましょう。         食事をしながらアヴェンジャー組と作戦会議ですね。         美樹「今日だけど。バーサーカー組だけでアーチャーを仕留めてくることを提案するわ。            相手は対軍宝具持ちだし、私たちが同行しても足手まといになるだけだと思うのよね。            もちろんバーサーカーをありったけ回復はするわ」
  駿人  : 「…まぁ、アーチャーを落とせれば…とりあえず、アサシンさえ警戒すれば平和に過ごせそうだしな。昼間は。」         夜は無理。
  GM  : 美樹「アサシンもどうも昼間は動きづらい的な感じだったし。            ランサーだけ気をつけてれば割と安全だと思うのよね」
  バサカ : 「昨日の戦で、相手の令呪を一つ削れたからな。広範囲にばら撒く形で発動してアレだから…          一点に集中させる形で ぶちかませば、押しきれなくもないと思うが。」
  GM  : 美樹「で、ランサー組は人払いが出来ないから。こっちは駅前ででも待機してようと思うんだけど、どうかしら?」
  バサカ : 「…問題は魔力だよな。燃費が悪くて済まんが…それと、アタシらにアーチャ―にあたれっていうからには、          教会の呼び出しはそっちが対応するのか?」
  GM  : 美樹「呼び出されてるのはバーサーカー組でしょ…」
  バサカ : ちなみに、駿人、アヴェンジャー、美樹のHPMPは今ナンボ?
  駿人  : HP22の…MP28?(回復してるし)
  GM  : アヴェンジャーはHP33 MP32程度 美樹はMP20点程度だな。         美樹「そうそう。これ、あげるわ」         と、壺をごとんとだします。金丹。         金丹は美樹が財産点6点を使った回復アイテムです。6D回復します。         で、バーサーカーを美樹が魔術で回復しますね。         10an5 ぺたぺた         (ころころ……) [5,2,4,5,2,1,3,5,2,4] = 10         10an5 ぺたぺた         (ころころ……) [1,3,5,5,2,1,6,5,3,1] = 9         10an5 ぺたぺた         (ころころ……) [2,5,3,4,4,1,1,3,4,2] = 10         10点 9点 10点
  駿人  : …んで、駿人もひっそり回復を。 8an4+4an4         (ころころ……) [5,6,5,5,2,4,5,6]+[3,3,6,6] = 4         …2点回復orz
  バサカ : 出目Σ
  GM  : ひでえ(笑)
  バサカ : まあ、戦闘中に出なかっただけマシだと思おう。これで、HP56、MP9
  GM  : 金丹は今使う?         まあ使用に行動消費するから今使った方がいいと思うけど。
  駿人  : それじゃ、今補給しときますか。(1ターンかけて回復してその間に神父に撃たれるとかキツイし)
  バサカ : 駿人のMPどんだけ渡すか、ってのも考えられるけど、そこはどうします?
  駿人  : …10点パスで。アンガーチュール起動するかどうかは分からんけど、         一応なんかあった時2ターンは起動状態維持したいので…(ギリギリだと後が怖いしね)
  GM  : まあフル状態まで回復しておくってことね。
  バサカ : HP60、MP13
  GM  : 金丹使うなら振っておいてください。
  バサカ : 金丹は1個づつ振って見ていいですか?MP最大値を見つつ
  GM  : いいですよ。ちびちび舐めるんですね。
  バサカ : 「ん、回復ありがとーよ」         と、美樹と駿人に朗らかに笑みます。         夢の中で駿人が垣間見た、複雑な感情を感じさせないように。         あるいは本人も半ば気付いて無い、無意識のうちに胸の内に溜まった感情なのかもしれません。         2d6づつだよね?
  GM  : そだね。
  バサカ : うい。では1個目         (ころころ……) [4,3] = 7         MP20(最大値32)         2個目         (ころころ……) [2,6] = 8         MP28(最大値32、正確には36−4)         3個目         (ころころ……) [3,3] = 6         これで満タン。         「と、これで回復して、3粒余ったが、戦闘中使うかもしれないんで貰っといていいよな?          それとも、駿人今のうちに使っとくか?煎り豆みたいな味だが・」
  GM  : 美樹「仙豆か!」
  バサカ : 原典となる西遊記でも、悟空が「煎り豆を噛むようにぼりぼりと」というシーンがある、金丹食べるのに。
  駿人  : 「体力は十分あるから取っとくか。…終わったら消耗してるだろうし。」
  GM  : 美樹「で。アーチャー組はどうも金剛山のこの場所にいるみたいね」         地図を広げて。         美樹「特になにもないところだと思ったけど。霊地とも違うし」
  バサカ : 「居場所が分かるのか。これなら攻めようと思えば攻められるが…          教会のほうどうするよ。攻めどきなら昼の内だが…」         ごりごり、金丹をかじりつつ、そこの問題どうするよと提案。
  駿人  : 「…説教が追加されそうだけど、教会は夜になってから行くか。正直、今攻めないと安眠がなぁ…」
  バサカ : 「その場合、せめて電話かなんかで連絡したほうがよかないか?」
  GM  : 美樹「いやいや、管理者がいるのは教会じゃなく学校だからね?」
  駿人  : 「あ。移動してたっけ。そういや。」(若干寝ぼけ中?)
  GM  : アヴェンジャー「教会はおそらくもう一人の神父がいるだろうな」         美樹「まあとりあえず無視でいいでしょ。どうせなにも強制力なんてないし」         アヴェンジャー「作戦は決まったか。バーサーカーはできるだけ回復してアーチャーの討伐。                 己たちはその間、待機。事が終わった後はどこで落ち合う?」
  駿人  : 「…いっそ、学校ででも落ち合うか?その後監督役のとこ行くって事で。」
  GM  : 美樹「じゃ、月詠学園で」
  バサカ : 「それだったらもう、先に美樹は学校言って申し開きの伝言頼ませたらどうだ?」         と、ついでに言ってみます。
  GM  : 美樹「たぶん絶対受け付けないと思うけど、代理なんて」
  バサカ : 「代理じゃなく、遅くなるけどごめんねとなだめすかしておいてくれ、ってことさ」
  GM  : 美樹「それじゃ例によって髪の毛交換しておきましょうか」         アヴェンジャー「バーサーカー。少しの間だが、お前には世話になった。気をつけろよ」
  バサカ : 「…?何だい、今生の別れみたいに」         と、アヴェンジャーの物言いをふと気にします。         「まあ、勿論、アーチャ―は強敵だ。勝てるかどうかは分からんが、負ける積りで戦する積りもないさ。          気はつける。少しの間だが、なんて言うなよ。厄介な戦だが…まあ、これからも多分一緒だしな。」
  GM  : アヴェンジャー「ああ。まあなんとなく神殺しの何かが突き刺さりそうな気がしたのでな」
  バサカ : 「お前直感スキル持ってたっけ?(汗)」
  GM  : 実は、今は持ってる(笑)
  バサカ : 持ってるのかよ(笑)
  GM  : 猫耳にスキル相当でついてるんでな(笑)
  駿人  : …地味に高スペックですね。その猫耳。
  バサカ : と、ちょっとメタ発言に突っ込みつつも、心配に対して親愛の笑みで答えて、アヴェンジャーの頭を撫でます。         (そう、勝てば、戦いは続く…殺したくないと思う相手を殺す戦いでも。)         と、ちょっとだけ雑念が胸の内をよぎりますが。
  GM  : アヴェンジャー「これからもか……どの道、そう長くはないだろうがな」
  バサカ : 「…そうだな。」         コレが終われば、残り4騎。         聖杯戦争の終わりは近い。その事に、複雑な表情をやはり浮かべます…名残惜しむのを隠そうとするように。         だって、この胸の内のもやっとした感情は、願いをかなえた自分のぜいたくで         駿人にとっては…戦いが速く終わる事に越した事はないのだから。         たとえ、駿人のその願いが、何割かは美樹の為だったとしても。
  GM  : アヴェンジャー「ではな」
  駿人  : 「…」         無言で、ヘルヴォールの横行くよ。
  バサカ : 「?」         ともあれアヴェンジャーとの別れを終えて移動しようとちょっと離れたところで横に立たれ         ちょっと驚いた表情を浮かべます。
  駿人  : 「…なぁ、バーサーカー。」         ちょっと小声で、ぽつりと呟く。         「…もしも美樹が願い叶えて、その後聖杯に少し力が残ってたら…          …受肉とか、してみる気有るか?」
  バサカ : 「…へっ!?」         随分不意な問いかけに、思わず驚く。取り乱した、といってもいい。         その可能性を、殆ど考えても居なかったわけだから。
  GM  : 美樹「もしもーし。そういう話はもうちょっと遠くでしてくれませんかー?」         聞こえてはないけど雰囲気で察して美樹が野次を飛ばしてきます。
  バサカ : 「い、いや、んな余裕があるかどうかなんて分かんないんだから、んなこと考えても…ってっ」         美樹の冷やかす言葉に、思わず僅かに頬を染めて         「いいか美樹、交渉(いいわけ)頼んだからな!          駿人行くぞ!つ、続きは移動しながら話そう!」         と、駿人引きずって外に出ます(笑)
  駿人  : 「…わ、分かったっ!」         美樹への言い訳考えて浮かばなくて、とりあえずダッシュするっ!
  GM  : 美樹「ふー……それじゃ。行きましょうか、アヴェンジャー」         アヴェンジャー「よかったのか?」         美樹「ええ、もちろん。むしろ何が?」         アヴェンジャー「いや。愚問だったな。では行くか」         というわけでプチシーンカット。

8日目 12/21 昼 山道


  GM  : まあとりあえず金剛山に向かって電車とかで移動し、後は山道を歩いていくという感じで。         会話どうぞ。あ、寒いですから。普通に。
  駿人  : 「…この戦争終わったらハイさよなら、とか正直やだからな。          もし良いなら、終わった後も一緒に居られないかと思って。」         てくてく歩きながら。
  バサカ : 「…なんでま」         何でまた急にあんな事言い出したんだよ、と言いかけて、先にそう言われて、ちょっと黙って。         ちなみに、普段より大股でずんずん最初歩いてますけど         段々、歩く速度が遅くなっていきます。残り時間を惜しむように。
  駿人  : 「…まぁ、もしいいなら…だけどな。…戸籍もなんとかせないかんし。」
  バサカ : 「…その、何だ。…アタっ、アタシはな。」         ちょっと声が上ずる。         「駿人。お前と出会えて、良かった、って思ってる。ヘイドレクの事もそうだけど、それだけでなく。          奪う為じゃない、悔いのない戦いも出来た。…戦いの合間の、休む時間も。アタシの時代には無い、          こう、いや、戦いの合間合間だから、実際そこまでそうでもないんだろうが…」         果断な猛々しさらしからぬ、右往左往するような口調。         「…平和な暮らし、みたいだった。あの暮らし、悪くない、って思った。」         どたばたしたかくれんぼをする必要があったりもしたけど、それもまたいい。         寝ている駿人をのんびり待つ何気ない時間も。         わいわいとした食事時も。         蒸風呂の習慣を驚かれた最初の朝も。         無敵のヴァイキングであったヘルヴォールにも。         王弟の妻であったヘルヴォールにも得られぬ、短い我のどかな時間で。         「…だから、そのっ。…アタシは。          アタシとしては、ソレは、凄く…そう出来たら、嬉しいと思う。が。」         ぼそぼそと。先を行くポニーテールのうなじがかすかに赤く上気している。         「けど。駿人は、どーなんだ?」         …けど、ちょっと不安そうな声。
  駿人  : 「…んー。あー…なんつーか、だ。」
  バサカ : 「美樹の事、大事だろ。他人の事大事にするだろ、だからなのか?その、つまり、なんだ。」         あくまで、他人の頼みを断れない延長で気を使っているのではないか、と。         「だって、ほら、どうせ、美樹の余りだしな。だから、その…なんてえか…」
  駿人  : 「…んー。…妹っつーか娘っつーか、そんな感じの印象なんだよな。アレ。」
  バサカ : 「それは、前にも聞いた。けど、お前が苦しんでるのの大半、          お前が頑張ってるのの殆ど、…アイツの為じゃないか。」         くそ、らしくない、らしくないぞこんなの、女々しい、と思いながらも         言葉が止められない。先を行くポニーテールが感情の乱れにあわせるように震える。         「美樹の余り程度にしか気にしてないんなら、そこまでしなくてもっ…!」         と、自嘲めいたことを言いかけて。
  駿人  : 「…正直、さ。欲張りなんだわ。俺。          …ウチの陣営、四人全員。出来れば、終わった後もこの四人で暮らせたらいい、          そんな欲持っちまったんだよな。どっかで。          …まぁ、あの二人がそう思ってくれるかどうかまでは分からんけど。」
  バサカ : 「……」
  GM  : そんなあたりで狙撃していい? 普通に通常狙撃で(笑)
  バサカ : 今忙しいから!ひと段落するまで待てよ!?
  GM  : アーチャーどんだけ空気読んでるんだよ(笑)
  バサカ : …全部言ってから戦うのと、言いきれないままで戦うのと、どっちがフラグかってなともかく
  GM  : 全部言う方がフラグじゃないか?(笑)
  バサカ : いや、山ってこた樹が森レベルで群生してるだろ、千里眼Cでそれ抜いて狙撃できんの?
  GM  : 近づくにつれて森がなくなっていくから。どっかの時点で狙撃はくらっちゃうんですよ。まあ洗礼ですね。         正確にいうと、相手は丘に陣取ってる。中腹というのか。         一発しのげば一気に近づけますよ。
  バサカ : 狙撃1回で接近は出来るわけか。変身はしていいわけ?
  駿人  : ちなみに、美樹とアヴェンジャーは娘息子枠。(終わったら養子縁組したろうかと一瞬思ったぐらいには)
  バサカ : …問題なのは、ヘルヴォールは、         「アヴェンジャーの事は嫌いじゃないけど美樹の事はむしろ嫌い」         なんだよな。
  駿人  : …むぅ。
  GM  : 返事しづらいなら狙撃でうやむやにしようぜ!(笑)
  バサカ : 例の見殺し疑惑(事実だけど)の件で。         「現状、マスターとサーヴァントという関係であるが美樹の次の如く扱われている」         事が不満なわけだが、そこには触れてないのよな。         要するにあれよ、めんどくさいのは承知だが、たまにはお前が一番と扱われたかったという女心よ。
  GM  : なにいってるんだ(笑)
  バサカ : 恋愛より結婚より先に家族が来るようでは、駿人もう少し女心をこう
  駿人  : …所帯持ちたい相手はヘルヴォールだけだよ?
  バサカ : それは分かってるんだが言う順番がムードないのよ!(笑)         …何故女心をこうも熱く語っておるのだろう(笑)
  駿人  : …うん。よく、いわれます。         けっこうまえ、らぶこめやろうとして、「すべってる」いわれた。
  GM  : じゃあ……もう狙撃?(笑)
  バサカ : ちょ、ちょっと待って。要するに押しどころが弱いのよ
  駿人  : ええい、こうなりゃガン押ししたるっ!(本日色々壊れなう)
  GM  : すっげえ狙撃したいんだけど(笑)
  駿人  : 「……・」         黙ってしまったヘルヴォール見て、溜息ついて。         「…」         無言で抱き寄せて、頬にキスしたる。
  バサカ : 「それ、その。アタシはちょっと、美樹とさ・・ってえか、要するに、駿人がアタシと一緒にいたいってんなら、その」         その理由、まで言おうとしたところで、キスされて。         「!(///)」         柄にもなく目を丸くして頬をかっと赤くします。
  駿人  : 「…唇にすんのは、式でだし。今はこれで我慢してくれよ?」
  バサカ : 「な、そりゃつまりっ…(///)!?」         その言葉の意味を察して。なんてえかもう、色々胸の内の感情と、         そこに後から急に注がれた色んな感情と駿人の行動がごちゃってだいぶパニックになるが
  GM  : そのとき!         上空から、凄まじい熱気が押し寄せてくる!         23an5+8 きゅどっ!         (ころころ……) [5,1,1,6,3,5,1,5,6,2,5,5,2,4,3,2,1,6,5,1,1,6,3]+8 = 27         アーチャーの熱線による狙撃です。
  バサカ : 「!」         気配を察知する。視線と…殺気!瞬間、二丁のテュールフングが一瞬で鞘走った! 10an5+5an5         (ころころ……) [3,2,2,5,4,1,2,5,4,1]+[4,6,6,2,5] = 13         対象は?
  GM  : バーサーカー。
  バサカ : 了解…!         35an5 男殺発動の防御判定!         (ころころ……) [4,5,5,6,4,1,1,5,6,5,4,5,2,1,5,1,6,3,6,5,1,6,4,4,2,1,4,6,5,1,6,5,2,5,6] = 27         ぬ、同値。そっちの攻撃力は?
  GM  : 25だ!
  バサカ : 鎧が使えない状態なら攻勢防具もナシだから下がってない?
  GM  : あ。それは計算面倒臭いな(笑)         しかし確かにそうだった。
  バサカ : 要は−12点で13点よ。
  GM  : 13です。
  バサカ : まあ、25点でもどっちにせえこっちの装甲はダブル防性武装で30!         ばちぃん!! 飛来した熱線の矢を魔剣で霧払います!
  GM  : はじかれた!         飛来した先は崖の上。数百mは離れています。
  バサカ : 「駿人、アーチャ―の狙撃だ!こっから一気に詰めるぞ!」         魔剣の発動もあって、一瞬前とはうってかわって、戦闘に意識を切り替え集中!         「…それとさっきの事に関しては後で聞くから意地でも勝つし絶対死なせねえからな!(///)」         いや、ちょっとだけまだそっちに意識残してたが!         「行くぞ!」         それ振り払うように駿人をひっつかんで跳躍します!
  GM  : ばうんっ! 雪を蹴立てて
  駿人  : 「了解っ!」         ぷらーん
  GM  : 崖をかけのぼると。ざんっ。         雪山とは思えない熱気が立ち上った一帯があります。         雪が溶け、枯れ草があらわになっていて         雪が溶けた泉に半身をつけた、アーチャー         そしてニコラス神父が待ち構えています。         ニコラス神父は岩に座っています。
  駿人  : …まさかの温泉。
  GM  : 太陽神なので。         ニコラス「礼拝中に何の用や」         アーチャー「問答無用で迎撃しておいてなんだがな」
  バサカ : 「…」         流石に入浴中?とは思わなかったんでめんくらいますが
  GM  : いやアーチャーは鎧つけてますからね。
  バサカ : 分かってるよ!素っぱとまでは思わないよ!(笑)
  GM  : これは沐浴ですからね?(笑)
  バサカ : 「まあ、休戦破りしたことと、警察署でまで襲撃した事の…意趣返し、かな?          やっておいてやられるのは嫌だとは言うまいよなあ?おい。」         と、これまでの目を思って、戦意を高め直します。
  駿人  : 「…ついでに、かなり個人的な怨恨と…な。」         怨恨1:警察署でおそってくんな         怨恨2:…空気読め。
  GM  : ニコラス「確かに。愚問やったな」         立ち上がり聖句を唱えます。         ニコラス「我に求めよ。さらば汝に諸々の国を嗣業として与え地の果てを汝の物として与えん。              汝、黒鉄の杖をもて彼らを打ち破り、陶工の器物のごとくに打ち砕かんと。              されば汝ら諸々の王よさとかれ、地の審判人よ教えを受けよ。              恐れをもて主につかえ、おののきをもて喜べ。              子に接吻せよ。恐らくは彼は怒りを放ち、汝ら途に滅びん。その怒りは速やかに燃ゆベければ。              全て彼により頼む者は幸いなり。              わいがいて、きさまらがいる。ほな、やることは一つやな」         カソックが赤く染まり、じゃきん、と二重牙が展開されます。
  駿人  : …アンガーチュールは一時保留っ!防御専念、呪符妖器起動っ!
  GM  : アーチャー「戦う理由は薄いと思うが、やる気ならば仕方ないな」         ニコラス「奇跡を盗む者に災いあれ。かくあれかし」