月詠聖杯戦争5日目 深夜パート2

  バサカ : それじゃ、今のシーンで一応起こす事は確定として、その前にちょっと話す?それともすぐ起こす?         ある意味ひと段落したんで今後の方針について相談するのもありだと思うが。
  駿人  : …んー。         考える事割とあるし、ちょいと話してから起こしましょう。起こした瞬間暴走されても困るし。
  GM  : はい。
  バサカ : …さて、改めて切りだすとなると…
  駿人  : 「…どうするかね、この後。」         家だのこの後の他陣営の動きだの。考える事が多すぎて、溜息ついてぼやきますよ。
  バサカ : 「そうだな。特にアタシはなあ…」         と、こちらも、感慨と困惑の入り混じった吐息を漏らします。         「ある意味…アタシの分の聖杯戦争は終わっちまったからな。」         ヘイドレクを救う、という願いは、ヘイドレク自身との対話で、         ヘイドレクを自分から解放する形で昇華され、ある意味で決着していた。         実質願いを叶えて、「ヘルヴォールの聖杯戦争」は一先ず終わってしまったと言っても良かった。         「まあ、駿人が今後どうするかについては、考えられなくもないが。          こっちの願いは解決したわけだから、あとは駿人の願い…この街を守る事…に専念すればいいわけだろ?          いっそ、あとは「これ以上は聖杯そのものを狙って戦争には関わらない。          街の治安を守るためだけに戦うし、最後に残った相手の願いがそれを脅かすものでなければ聖杯も譲る」          って言って、武装中立に回るのもあり、ってくらいだ。フリーの戦力として、ある意味こっちを売り込んで、          売値を釣り上げて振る舞えば、他の勢力に対するアドバンテージも取れるから…あとは駿人がどうしたいか、          で、好きに決めりゃぁいいさ。」         と、駿人のほうの悩みには助言を与えます。
  駿人  : 「…まぁ、一先ず姫さんが帰ってきたら説教だけどな。」         主に小聖杯とかの面で。
  バサカ : 「ふむん…相変わらずお前はアイツの事大事にするよなあ。          まあ、あれがそうなら放っておけないってのは分かるが。」         と、こっちとしてはむしろ、セイバーの一件で疑っている所もあるんで、ちょっと複雑な表情。         というか         「…駿人さ。アイツのこと大事にするけど。アイツの事好きなのかい?」         とちょっとむくれた表情で聞いてみる(笑)
  駿人  : 「…無いわ。」(即答)
  GM  : ひでえ(笑)
  バサカ : 「無いのか」         あまりの即答にちょっとびっくり(笑)
  駿人  : 「…姫さん、はっきり言ってそういう対象に見たこと無いんだよ。          最初関わるまでは「本家の姫さん」っつー扱いだったし関わり出してからはむしろ妹とかのがしっくり来るし。」
  バサカ : 「あー、手のかかる妹だな」         かはっ、と、ちょっと機嫌を持ちなおした笑い方をします。         駿人がそう思ってるなら、事の真相が明らかになっても斬る事は出来ればやめよう、とは思っておきます。         「ま、そういうわけで、アタシの事はあまり気にしなくても、大丈夫だからさ」         と、ここで駿人
  駿人  : ?
  バサカ : 女心を察する系の知力に使えそうなランクレベルか魔力にスキルプラスした感じの判定をなんかどうか?(笑)
  GM  : 何をいっているんだ?(笑)
  駿人  : …女心はむしろ弱そうなんで判定は保留して、と。(データ見たけど、使えて気配察知だわ)         「…まぁ、とりあえずこの後のことはどう転ぶか分からないんで一旦置いといて。」         手で脇に置いとくしぐさして         「…嬢ちゃん、どうすっかね。最悪、起きた途端に暴走しそうなんだが。」         アンナの扱いの方に話題を移すのです。
  バサカ : 「まあ、暴走しそうになったらアタシが抑えるよ…          ちょっとどころでなく消耗してるから厳しいかもしれないけど・・(汗)          その上で、シグルドの最後を、きちんと聞かせて。          後は、迷うようなら大人としてアドバイスはして、アンナしだいかな。」
  GM  : じゃあ起こす?
  駿人  : 「…まぁ、抑えるだけならこっちのが得意だから任せといてくれよ。」         などと言いつつ起こすのです
  GM  : アンナ「う……ここは……」         うめき声をあげながら、アンナが目を覚まします。         アンナ「廿楽さんに、バーサーカーですか……ここは礼拝堂、ですか?」
  駿人  : 「ああ。…大丈夫か?」         負傷とか精神的な部分とか。
  GM  : アンナ「はい……どうして私は生きているのでしょう」         足をけがしてますが、それ以外に外傷はないようですね。
  バサカ : 「シグルドの奴が、アンタを守ったのさ。…最後の力でな。」         と言った上で、こちらで目撃したシグルドの最後を         きちんと全部語って聞かせた、ってところでいいでしょうか。
  GM  : うい
  バサカ : 「…って、訳だ。」         と、最後まで語り聞かせました。
  GM  : アンナ「そう、ですか……セイバーが」         じっとうつむきます。         アンナ「彼は最優の名に恥じないサーヴァントでした。私は自分の未熟を恥じます。             本当に…………すみません。少し一人にしてもらえないでしょうか」
  バサカ : 「ああ。アイツは立派なセイバーだったよ。だからこそ」         ふむ、去れと言えば去るが…そのまえに言っておきたい事と、やっておきたい事があるが         やっておきたい事の方に関しては、マスターに頼みたいんだが
  駿人  : …何を?
  バサカ : 前途をはかなんで自殺したりしないよう、武器の類寝てる間に取り上げと居た事にしといていいかしら?(汗)
  GM  : しねえよ!(笑)
  駿人  : …とりあえず、ルガーは没収してると思う。危ないし。
  GM  : はいはい。
  バサカ : 「だからこそ、これからアンタがどうしたほうがいいか、          ってこた、考えた方がいいぜ?…人生の先達として言わせてもらうなら。          アンタは、アイツに救われた。ってことは、アイツは、アンタを、          命がけで救うだけの価値があると思っていたんだ。サーヴァントとマスターだからって事じゃない。          自分が消えちまうとなれば、そういう契約関係どころじゃないからな。          …セイバーに何かしてやれるとしたら。セイバーが自分にしてくれた事に報いるなら。          セイバーに恥じぬ立派な生き方を、きちんと生き抜く事さ。          清く強くあれよ、アンナ。【貴き幻想(ノウブル・ファンタズム)】を背負えるようにな。          …傷ついても、その傷に負けちゃあだめだ。」         【貴き幻想(ノウブル・ファンタズム)】を背負えるよう=現実に負けるのではなく、         ノウブルファンタズムとしてのサーヴァントに救われたのだから、         より良き信念(ファンタズム)を持って自分を律するべし、というところだな。
  GM  : アンナ「そうですね……私も、アーネンエルベの魔術士官として責務を果たします」
  駿人  : 「…」         ほっといていいのかどうか若干不安になるけど、一旦出とくのです。
  バサカ : キャラクター設定文で彼女の幻想について色々言ってあるが         それでも、幻想を捨てた屑(エミヤキリツグ)よりはナンボかマシだ。         人間は理想と言う幻想を持ち、理想と言う幻想に己を移して律していかねば、         際限なく成り下がり成り果てるのだからな。         というところで、外に出ようかと。
  GM  : ディスるな(笑)
  GM  : 外に出ると、冬の空気と雪が肌寒いですね。         ひゅうううう。
  駿人  : 「…よし、書けたっと。」         ちびちび札書いてるのです。出来は微妙だけど。         「…おーい、ヘルヴォール。ちょいとこっちこっち。」         ちょいちょいと猫手で手招きするのですよー(ぶっちゃけ回復魔術練習フラグ)
  バサカ : 「ふぅ…」         と、今後アンナがどうするか身を案じてますが         「?何してるんだ?」         と、駿人が何やらしているのを見て気にかけます。
  駿人  : 「や、回復もできないとしんどいって今回実感したからな…とりあえず、回復魔術用の札書いてみた。」
  バサカ : 「へえ。そりゃあ助かるが、何時の間に勉強したんだ?」
  駿人  : 「………実家で、一応教えられはしたんだよ。擦り傷も直らないんで使ったこと無かったけど。」
  バサカ : 「…今後の鍛錬に期待、ってところか。          まあ、これからどうするかはともかく…アタシのほうも、少々迷いが晴れて、色々集中できるようになった。          少しばかり、前より良く動けるようになってると思う…」         と、こっちも頑張れるぜ、と伝えて
  駿人  : 8an4+4an4 魔力がBの、魔術がBでっと。         (ころころ……) [5,6,6,4,2,2,1,4]+[2,4,3,2] = 9         …消費無しで5点回復が一番効率良いのかな。
  GM  : うい。ちろりん。
  バサカ : 駿人残りMP8だけど狂化の支払いがあるからな。         ただ、HPが2d回復する事を考えればHPの消費に割り込んででも回復をMP消費するのもありかもしれん。
  GM  : 許してやれよ(笑)
  バサカ : ただまあ、MPを余らしておいて余したMPを渡すってのもありだが、そこはマスターに任す。
  GM  : 血を吐けと?(笑)
  駿人  : …んー。…狂化で減るのが12点でしたっけ。
  GM  : 7点です。
  駿人  : …狂化での減少考えて、5点回復の1点渡しで。
  GM  : では
  バサカ : 「まあともあれ、明日からどうするかは、駿人。アンタの好きに・・ぉ」
  GM  : ぴろりろりん。
  バサカ : 「…何が擦り傷も治せない、だよ。結構効くじゃないか。          有難うな、駿人。明日からも頑張るから、改めてよろしく頼むぜっ」         といって、にっと笑って、駿人の肩を親愛の情をこめてたたきます。
  駿人  : 「…色々、やってみるもんだなぁ…」         しみじみ呟いて、シーンカットで。         ちなみに朝は寝ます。ええ、寝ます。
  GM  : ぷーるーぷるぴぴっぴー
  バサカ : あ、ちなみに、鳥も回復魔術がどうとか言ってなかった?
  GM  : 君らが自前でできるなら、彼女は礼装作成に専念します(笑)
  バサカ : ちい(笑)
  GM  : では聖杯戦争5日目、終了!
  バサカ : ともあれ、ええと、このターンの終わりに単独行動(偽)で3点回復して         マスターが寝る朝ターンでも3点回復、と。
サーヴァントデータ 【クラス】 ライダー 【原典】 史実 【マスター】 フサイン=タリーブ 【真名】 エドワード・ティーチ 【性別】 男 【身長・体重】 180cm・104kg 【属性】 混沌・悪 ランク 9 大賊 軍勝 悪名 筋力D 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B+++ HP46 MP22/36 IV15 基礎攻撃力:2 基礎防御力:4 スキル 対魔力 D  一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。  魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 騎乗 C  騎乗の才能。幻想種を除き、大抵の乗り物を人並み以上に乗りこなせる。 恐怖の黒髭 B  固有スキル。  恐怖の代名詞ともなった、ライダーのトレードマーク。  ライダーと相対する敵は士気が激減し、精神的な達成値ペナルティを受ける。  ただし戦闘離脱判定には影響しない。 嵐の航海者 A  船と認識されるものを駆る才能。  集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。 戦闘続行 C  執念深い。  瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 投擲・マスケット銃 A 話術 C  言論にて人を動かせる才。  国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。  口先で副長を言いくるめて使者とし、その間に副長の船と財産を奪い取ったこともある。  そのとき『右腕? 俺の右腕はここにある』と言い放ったのはあまりにも有名。 略奪 A  欲しいものは略奪せずにはいられない。  ライダーの場合は特に財貨。  ただし散財に関して制限はない。  弱点・パーレイと言われると交渉しないといけない A 冷酷非情 C-  ある晩、彼は船長室で数人の手下と一緒に酒を飲んでいた。  すると突然、ろうそくを吹き消したかと思うと、2丁の拳銃を引き抜いてテーブルの下で手当たり次第に発砲したのだった。  航海士のイスラエル・ハンズはひざに大怪我を負った。  「ときどきこんなことをしなけりゃ、お前らはすぐに俺が誰だか忘れてしまうからな」と彼は言い放った。 特徴容姿 D  ライダーは船を襲う時は、何振りもの剣とナイフ、数丁のピストルを身につけて現れ、  あだ名となった長い顎髭は、何本もの編みさげにして色のついたリボンで結ばれて装飾されていた。  硝石に浸した火縄に火をつけて自らの編みさげに結びつけてぶら下げて不気味に笑った。  この余りに印象的なライダーの姿が、後の小説や劇、映画などに登場する海賊の姿の元になった。 好色 D  女子供には優しかったという。  生涯で十六人の妻を娶った。 装備・宝具 『復讐の女神(クイーン・アンズ・リヴェンジ)』 種別:射撃乗騎/両用乗騎 形態:単発/継続 対象:対軍 ランク:A+/A ダイスボーナス:20/4 追加効果 MP消費 25/8 攻撃力5 IV5  大量の水がある場所で真名解放することにより召喚される、300トン級のフリゲート帆船。  40門の大砲が搭載され、200人を越える幽霊の船員達が乗船している。  最初に津波と砲撃で全体に一撃を加え、以降は結界を形成する。最初の一撃を受けた相手が結界に引き込まれる。  結界内部は嵐で大荒れのカリブ海で、全体を水中とみなし、肉体的なペナルティが与えられる。  足場は船体の他、今までティーチが沈めた船の残骸が漂っている。  また、ティーチと海賊たちは無条件で船の支援を受けることができ、判定値が上昇する。  更に財産点が続く限り、トループを1行動で再召喚することが可能(ちなみに財産点10点で召喚)  ただし結界展開中はティーチの魔力を消費し続ける。 『黒髭(ブラックビア―ド)』 種別:対物防具 形態:常時  対象:対人 ランク:B ダイスボーナス:2 MP消費 2 防護点:8 ティーチの肉体そのもの。正確にはそのヒゲ。 派手に出血するが、Bランク以下の攻撃を受け付けない。 ただし25回攻撃が貫通すると、それがどんな微細な攻撃の積み重ねでも、首が吹き飛んで死亡する。 また、配下の海賊たちを召喚する機能も持つ。海賊はMPではなく財産点を消費して召喚される。 英霊通常装備 『マスケット』 種別:両用武器 ランク:B 攻撃力:4 消費MP:8 単発の火縄式ピストル。一発ごとに使い捨てるが、ライダーの腰元に無限に召喚される。 髭に織り込んだ火縄で着火して発射する。 『海賊服』 種別:対物防具 ランク:B 防御力:4 消費MP:4 外見 海賊帽に、いくつもの火縄銃に剣。黒髭に火縄を混ぜ込んだ巨漢。 設定  18世紀カリブ海を荒らしまわり、恐怖の代名詞となった『海賊王』。  通称、黒髭(ブラック=ビアード)。  黒髭は船を襲う時は、何振りもの剣とナイフ、数丁のピストルを身につけて現れ、  あだ名となった長い顎髭は、何本もの編みさげにして色のついたリボンで結ばれて装飾されていた。  硝石に浸した火縄に火をつけて自らの編みさげに結びつけてぶら下げて不気味に笑った。  この余りに印象的な黒髭の姿が、後の小説や劇、映画などに登場する海賊の姿の元になった。  その最後は、激しい戦いの中で死ぬまでに25回以上剣や銃で傷つけられ、  喉を切られ首から血を吹き出しながらも暴れ回ったという。 GM解説  外道サーヴァントの片割れです。欲しけりゃ奪え、容赦はするな。  ただし戦わないで降参した相手は傷つけなかったり、女子供には容赦したり、筋は通すタイプの悪党です。  指揮官タイプのサーヴァントで、劣化版征服王と言えばいろんな意味で合っています。  攻撃も防御も部下に依存しているため、決定力はありませんが、逃げることや生き残ることが得意です。  外見で正体バレバレですが、真名バレしても大きな弱点がないところもポイントです。  部下の召還は金銭を使用するため、魂食いならぬ財産食いを繰り返さないといけないのが泣き所ですね。  切札の宝具は、使用に大量の水が必要なので、内陸の月詠市ではなかなか呼び出せずに苦労していました。  海そのものを召還するため、実は流れ水が弱点の死徒の天敵でもあります。  正直、サーヴァントの中ではハズレの類でしょう。GM的にはこいつが真っ先に落ちるだろうと予想していました。  月詠聖杯戦争は1980年代設定ですが、20年後なら漫画の知名度補正でもっと強力かつ綺麗になっていたかもしれません。  史実と同じく、主従ともども体をばらばらにされて脱落しました。
【クラス】セイバー 【原典】北欧神話 【マスター】アンナ=エーベルハルト 【真名】シグルド 【性別】男 【身長・体重】179cm,84kg 【属性】混沌・中庸 【イメージカラー】鋼鉄 【特技】無鉄砲 【好きなもの】前進制圧 シンプル 【嫌いなもの】騙されること 謀略 運命 ランク 11 知名度 王族 最高位 怪物退治 死後崇拝 筋力A 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A++ HP62 MP34/42 IV16 基礎攻撃力5 基礎防御力5 スキル 対魔力 A+  竜の血を浴びて対魔力がさらに強化され、A以下の魔術は全てキャンセル。  事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。 騎乗:B  騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、  魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 黄金律 A+  アンドヴァリの指輪により得たスキル。  金銭で困ることは少ないが、反面、不運を呼び寄せる。 動物使役 D  竜の血を浴びたことにより得た異能。  鳥獣たちの言葉を理解することができる。 竜殺し A  竜種に対する攻撃にランク分ボーナスを得る。  悪竜ファブニールを屠った代表的な竜殺し。 炎避けの加護:A  炎に対して高い抵抗力を持つ。ブリュンヒルデのいる、炎に囲まれた山を難なく突破した。 無窮の武錬:A 20FP  ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。  心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 勇猛:A  威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。  また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 指輪の呪い:A  アンドヴァリの指輪による呪い。  本人のラック判定に対してAランクのペナルティを与える。 豪快:B  細かい事を考えず、直接行動・直接対決で物事を解決しようとする。 弱点:姦計 B  「卑劣な」軍略、奇襲、トラップに対する判定をスキルレベル点達成値マイナスする。  また、姦計に属する魔術は対魔力の影響を受けない。 装備・宝具 『魔竜の呪血(ジークフリード)』 種別:物理防具 形態:常時 分類:対人 ランク:A ダイスボーナス:2 追加効果:絶対防御、無効化条件 MP消費:3 防御力:10  魔竜ファーヴニルの血を全身に浴びた事で得た不死身の概念。  Aランク以下の物理攻撃を受け付けず、それが宝具であってもAランク以下であれば大半のダメージを無効化する。  セイバーの身体にダメージを与えるには、Aランクを超える攻撃でなければならない。  唯一、肩甲骨の間にある一点だけはこの宝具の影響を受けておらず、その場所のみが弱点となっている。 『運命られし破滅の剣(グラム)』 種別:白兵武器 形態:単発 分類:対城 ランク:A++ ダイスボーナス:20/40 追加効果:  使用時真名判明 BS時不能 MP消費15/35 攻撃力10  太陽剣。魔剣のカテゴリーの頂点に位置し、最高の聖剣エクスカリバーと対をなす最強の魔剣。  太陽剣の名が示す通り剣そのものが莫大な高熱を宿した魔力炉であり、所有者の魔力を極限まで増大化させ、  その魔力を炎熱に変換する事でムスペルヘイムの炎を再現する一撃を放つ。 装備・礼装 『アンドヴァリの指輪』 種別:結界 形態:維持 分類:対人 ランク:A ダイスボーナス:5 MP消費:5 追加効果:  自己封印/黄金律 勇気の力  財産点消費  悪竜ファブニールが所持していた黄金の指輪。  手にしたものに富をもたらすが、破滅の呪いがかかっている。  呪いは手にしたものに由来し伝染するため、黄金を手放しても呪いが解かれることはない。 英霊通常装備 『鎧』 種別:物理防具 形態:常時ランク:A MP消費:5 防御力:5 外見 鋼鉄のハーフプレートに赤いマントをまとった青年。背中には大剣。 指には黄金の指輪がはめられている。 設定 北欧神話における英雄中の英雄。 オーディンの子孫とされるシグムントの息子で、父の形見である太陽剣グラムを片手に数々の戦功を挙げる。 悪竜ファフニールを倒してその血を浴びることで不死身の肉体を手に入れ、 同時にニーベルング族の黄金と財宝を手に入れるが、その中の一つ、アンドヴァリの指輪によって呪われた宿命を背負う。 ブルグント族の姫と結婚してネーデルランドの王となるが、かっての恋人である戦乙女ブリュンヒルドとの痴情のもつれの結果、 彼女の放った刺客に弱点である肩甲骨の間を衝かれて暗殺される。 その死後、彼の遺産を巡って、血を血で洗うが如き復讐劇が起こった。 GM解説 典型的なセイバーです。 格としてはヘラクレスやアルトリアに匹敵する大英雄。つまりかませ度もすごいです。 Aランク以下の物理攻撃を無効化する防御宝具、Aランク以下の魔術を無力化する対魔力、そして必殺の太陽剣…… 攻撃力、防御力、持久力、爆発力全てに優れ、最優に相応しいスペックを持っています。 特にペナルティの軽減に優れ、ほとんどあらゆる状況で100%の力を発揮できます。 ただし必中即死系宝具だけは勘弁な!(幸運が壊滅しているため) その戦闘力は並のサーヴァントの1.5倍は硬いでしょう。 しかし相手がサーヴァント二騎分の戦力を持つキャスター組だったため、相打ちに持ち込むのが限界でした。 一度もあいま見えませんでしたが、火避けの加護+格上+人間なので、実はアーチャー組の天敵です。 本人の性格としては、右ストレートでぶっ飛ばす!的な単純さを好みますが、 騎士道とか存在しない国柄なので外道以外のどんなマスターにもお勧めできます。 背中の弱点はあまりに有名で、この聖杯戦争でもそれが致命傷になりました。
【クラス】 キャスター 【原典】 史実 【マスター】 リアン=カード 【真名】 エリザベート・バートリィ 【性別】 女 【身長・体重】 165cm・55kg 【属性】 混沌・悪 【イメージカラー】深紅 【特技】 拷問 美容 【好きなもの】 処女 鮮血風呂 【嫌いなもの】 非処女 姑 ランク 8 悪名 怪物 筋力E- 耐久E 敏捷D- 魔力A+(夜間に+) 幸運B 宝具C++ HP22 MP42/52 IV10 基礎攻撃力:1 基礎防御力:1 スキル 陣地作成 B  魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。  “工房”の形成が可能。  内部はグロテスクな拷問器具と血潮で溢れている。 道具作成A++  魔力を帯びた礼装を製作可能。  創意工夫に満ちた道具を自作できるが、拷問器具に限る。 嗜虐 A  美容と健康のためには鮮血が一番と信じて疑わない。  毎日のように犠牲者を求めずにはいられない。 吸血衝動 C  怪物として持ち合わせてしまった弱点。  毎日血を吸う衝動に駆られる。 好色 B 処女好き A  処女が大好き。レズビアン。  気に入った女の子は、貴族の子女だろうが拉致する。 弱点/讃美歌 C  キリスト教の賛美歌を聞くとランク分の行動阻害を受けてしまう。  ただし信仰が伴っていなければ効果はない。  聖人が歌う賛美歌では、継続ダメージも発生する。  怪物として持ち合わせてしまった弱点。 無窮の怪物 A  カーミラ。  生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。  能力・姿が変貌してしまう。  太陽に耐性を持つが、心臓狙いの杭攻撃には必殺効果が付与される。 魔術/黒魔術 A  血液を媒介とした呪詛、魅了、使い魔作成の魔術を得意としている。  吸血鬼伝承とクラス補正のおかげで、本職の魔術師に匹敵する魔力を持つ。 破壊工作 B  戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。  このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。  各種の拷問器具をトラップとして設置できる。 処女殺し A  処女童貞に対して、ランク分だけ攻撃力が加算される。 魅了/女性のみ D  同性を惹きつける見目の美しさ。  キャスターと対峙した女性は彼女に対し、ほのかな恋愛感情を懐く。  相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。 芸術審美 B  芸術作品、美術品への深い造詣。  芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。  名門貴族として高い教養を持つ。 装備・宝具 『鮮血拷問城(チャフティツェ・フラド)』  種別:結界  形態:継続 分類:対軍  ランク:A ダイスボーナス:4  追加効果   喪失時死亡   解除喪失   使用条件 大量の血液が必要   達成値ペナルティ 肉体的なもの   BS継続ダメージ 物理的なもの。   シーン作成 夜。元々夜なら陣地と効果重複   MP吸収/HP 継続ダメージとキャスターの攻撃に、MP吸収性能を付与する。 MP消費 8  612人の少女の血を搾り取った、キャスターの居城が宝具となったもの。  魔術師としての工房であり、結界であり、迷宮であり、また拷問・処刑場でもある。  若い少女の肌のごとく美しい白石造りの城という外観をしてはいるが、  内部には鮮血の色をした調度品、そして無骨で残虐な拷問器具が大量に並べられている。  キャスターが獲物と認識する対象に対して自動で襲い掛かり、Aランクの拘束と継続ダメージを与える。  そうして流れ出た血は床や壁から吸収され、キャスターの居る最上階のバスルームへと送られる。  また結界内部は常に夜であり、彼女の吸血鬼としての能力を発揮させる。  大量の血液を媒介とすることで発生させることが出来るが、既に敷いた陣地と累積すると更に効果が増す。  ただしキャスターの命と直結しており、この結界の消滅はキャスターの死亡と同義。 英霊通常装備 『拷問器具』  種別:魔術武器  ランク:A 攻撃力:3 MP消費:5  鋼鉄の乙女、内棘の篭、茨の鞭、切断器具、車輪、虎バサミなど。血で構成された多種多様な拷問器具。  全て鎖でキャスターと繋がっており、魔力によって駆動する。 『深紅のドレス』  種別:対魔防具  ランク:A MP消費:5MP  血で染め抜かれた深紅のドレス。 設定 美貌で知られたハンガリー名門貴族の娘。『血の伯爵夫人』の異名を持つ。 本人の供述によれば、若く美しい少女612人を殺害したという殺人者。 15歳の時にフィレンツ・ナダスディ伯爵と政略結婚するも、 伯爵は祖国防衛の為に出陣してばかりで、姑ウルスラは酷く陰湿で口煩く、 肌の手入れをして美しさを保つ以外に何もない、退屈で愛情のない生活を送る嵌めになった。 そう言った要素は確実にエリザベートの精神を苛み、彼女は魔術に傾倒していき、 次第に魔女や呪術師を城に招いて術を習い、悪魔へ生贄を捧げる儀式を行うようになったという。 しかしエリザベートの異常性が発露したのは、彼女が44歳の時だった。 メイドの少女に髪を梳かせていた所、強く髪を引っ張られたエリザベートは、 怒りに任せて少女を打ち据え、彼女が死ぬまで延々と殴り続けたのである。 既に子供を生み、近隣に知られていた美貌にも衰えの兆しがあった事もあり、 その返り血を浴びた部位の肌が美しくなったように見えた事が、狂気の引き金となった。 若く美しい女性ばかりを城へ召抱え、残虐な手段で次々に殺し、その血を浴びるようになったのである。 拷問の仕方は残虐極まりないものばかりで、身体に穴をあけた状態で上から吊るして血を垂らし、 「鋼鉄の処女」や、内側に針の生えた「鳥籠」に少女を入れ、バスタブに血を溜めて血浴びをした。 彼女の所業については、名門貴族の家柄であるため宮殿などでも黙認されていたが、 下級貴族の少女が城から脱走し貴族までもが犠牲になっていた事が判明。エリザベートは捕らえられた。 その後、日の一切差さない牢屋に閉じ込められたエリザベートは、そこで一生を終えた。 彼女をモデルにした『カーミラ』という物語は『ドラキュラ』の祖となった。 GM解説 外道サーヴァントの片割れ、永遠の十七歳さんです。バリバリの反英霊です。 史実よりも怪物としての側面に近く、ドラキュラさんと同じような存在です。 工房の作成、礼装の作成、トラップの設置、フェイクサーヴァントの召還など、引きこもりに特化した性能ですが 吸血鬼なので夜毎に血を求めて出陣しないといけないという泣き所があります。 実はジルさんとは違って精神汚染はしていないので、魔術の隠匿はちゃんとやっていました。 (政治判断で討伐令が発動されてしまいましたが) 主従共々昼は弱いが夜は強い、と見せかけて結界宝具で夜を作成できるのでいつでも強いという、 ちょっと反則じみたことをしています。 ただしその結界自体が弱点でもあり、本編ではあのような最後を迎えました。 放っておくとどんどん強くなっていく+マスターがサーヴァント並なので、他が食い合えば優勝も狙えたはずです。 普通のマスターが召還しても全く言うことを聞いてくれないので、邪悪で内政プレイが好きな人にしかお勧めできません。 ちなみに処女大好きのレズビアンですが(なので)処女は奪わない主義です。処女厨。