月詠聖杯戦争4日目 深夜パート

4日目 12/17(土) 深夜 命泉学園


  GM  : とりあえず、バーサーカーの状態を乗り越えるイベントを駿人が起こすってことでいい?(笑)
  駿人  : 地味にハードル高いな!?
  GM  : 4人でぞろぞろ命泉学園に向かい、敷地内の礼拝堂にでも集合ですね。
  バサカ : キリスト教系なんだっけか。
  GM  : うい。とりあえず学園の見取り図を渡してくれますが、この礼拝堂から、地下施設に行けるそうです。         地下施設には魔術的な祭壇とか、寝泊まりするための施設があります。         アンナ「私も最近は地下で寝泊まりしています。             100人ぐらいは軽く収容できるので、遠慮なく使ってくださいね」         エリック「100人……魔術結社アーネンエルベの本拠地という事ですか」         美樹「やっぱり他人の工房ってのはいい気分じゃないわね」
  バサカ : (…本拠地でコレ、って。だとするとアーネンエルベってな、アンナ以外は避難してるのか?          それとも、まさかアンナが最後の生き残りなのか?)         他に人が居ないような…?
  GM  : いえ、今は入り口でうだうだしてるだけですね。
  バサカ : ああ、この奥に本格的なアジトがあるのか。
  GM  : うむ。アーネンエルベは現役の秘密結社で構成員も結構いますが……         ま、今回の話にはあまりからまないのでご心配なく。
  バサカ : (…いや、奥にもうちょっと気配?そういう訳じゃないようだな…ああ、だめだ、気が散って、乱れてダメだ…)
  GM  : がらがら、アンナがどこからかホワイトボードを持ってきます。         アンナ「さてみなさん! それではこの度の四騎同盟についての作戦会議をしましょう!」         きゅっきゅっきゅ、勢力図を書いていきます。         アンナ「えー。現在の同盟状況は。キャスター+ライダーの混沌悪同盟。             それから私達の四騎同盟、アーチャー、アサシンが単独といったところでしたね。             そして四騎同盟の目的は、混沌悪同盟の討伐であり、             混沌悪同盟は、高級ホテルの最上階を本拠地にしています。             ここまではよろしいですか?」         美樹「はいはい」         アンナ「それで私から提案なのですが。             深夜になったら全員でホテルに乗り込むというのはどうでしょうか?             いえ、全員ではありませんね。一組がホテル外部で警戒。3組が乗り込む、です」
  バサカ : す、ストレートな…
  GM  : 正攻法(笑)         アンナ「どうでしょう。この圧倒的な戦力なら、充分可能でないでしょうか!」         美樹「……まあ正攻法なんだけど……            アヴェンジャーはライダータイプだから、あまり屋内に入りたくないわね」
  駿人  : 「…警戒役は、アーチャーと応戦できるレベルで無いと厳しそうだな。それやるとなると。」         下手すると、アーチャーがホテルごと他の参加者一網打尽やりかねんし。
  GM  : 美樹「えー、噂に聞くあれとアヴェンジャーがやりあえっていうの?            …・…だったらせめてもうちょっと待ってくれない?」(礼装をもう一個つけるから)
  駿人  : 「…後、キャスタークラスって事は陣地やトラップの敷設はお手の物だろ?          下から順々に攻略するより上から一気に制圧したいところだ。」
  GM  : エリック「夜に攻め込むより、朝の方がいいのでは? 相手は死徒ですから」         アンナ「むむむむむ……」
  バサカ : 「ついでにいうと、ぼっちは交戦経験が少ないだろうから話わからんだろうが、          オレの魔力消耗とアヴェンジャーのダメージ、それとエリックの負傷の回復はどうするんだ。」         と、そこも突っ込んでおこう。         (…いけねえな、ついつい、対決を先延ばしにするようなことばかり言っちまう…)         と、内心はむしろヘイドレイクと戦いたくないんですが…。
  GM  : アンナ「負傷ですか……つまり万全を期するには、今日ではなく明日の方がよいという事ですね。             朝方の決行については、どうですか? 魔術隠匿の観点からはどうかと思いますが」         セイバー「上から制圧するというのならホテルごと吹き飛ばすのはどうだ? 勿論人払いをしてからだが」
  駿人  : 「…アメリカの解体技師でも呼べるんならそれでもいいんだろうけどな。」
  GM  : 美樹「セカンドオーナー的にどうかと思うわ。勿論ホテルを吹き飛ばすのにもね」         まあセイバーが言ってるのは、グラムで吹き飛ばすってことだから……上層階を(笑)
  駿人  : 下手にしたから崩すよか被害デカい気がするんですが。
  GM  : 吹き飛ぶ飛距離の問題かな?(笑)
  駿人  : 広範囲に瓦礫が降り注ぐとか、爆破解体よか被害範囲でかいぞ。
  バサカ : ホテルより高いビルがあれば、上から下へ「打ち下ろす」ことで被害を限定できるかもしれんが…
  GM  : ホテルより高い建物は、この街には月詠タワーだけですね。         アンナ「わかりました。却下しましょう!             少なくともセイバーにはキャスターの魔術は通用しません。恐れるには足りないでしょうしね」         ランサー「お前らはそれでいいだろうが、うちのマスターには対魔力とかねえんだぞ?」         エリック「いや気にしないでくれ。僕もホテルを吹き飛ばすのには反対だ……できるだけ被害は少なくしたい」
  バサカ : 「というかアンナ。お前自身の防御はどうするんだおい。…ああ、セイバーを盾にすんのか。          しかしいずれにせよ大ざっぱすぎるだろ、その戦…(そわそわ)」         ああ駄目だやっぱり集中出来ねえ         (ヘイドレク…ヘイドレク、どうすれば…)         突っ込みを入れることは出来るが完全に上の空だ。
  駿人  : 「…そもそも、魔術が通じないとはいえ床の崩落とかの魔術無関係な罠はどうしようもない気がするんだが。」
  GM  : アンナ「では。ホテルに突撃するのは明日の夜、もしくは深夜という事でいいでしょうか?」         美樹「っていうか突撃前提なのね……」         エリック「……わかった。でも今夜はどうする? 無辜の人々が犠牲になるのを放ってはおけない」         アンナ「治療が必要な人は待機。無事な人は見回りするという事でどうでしょう?             勿論私とセイバーは見回りをします!」         美樹「それでいいけど、私はパス1、もちろんアヴェンジャーも」         アンナ「えっ!?」         エリック「……ランサー、頼めるかい?」         ランサー「おう。マスターまでついてくるなんて言わなくてホッとしたぜ。              くれぐれも休んでてくれよな」         とエリックの頭を撫でます。
  駿人  : 「…行けなくはないが、バーサーカー抜きだと一度負けてるんだよな。          ライダーにもキャスターのマスターにも。」
  GM  : アンナ「では。私とセイバー、ランサーが見回りということでしょうか?」         ぐるりと同意を求めます。
  駿人  : 「…悪い、頼んだ。」
  GM  : アンナ「わかりました。では留守番を御願いしますね。             では早速行きましょうか、ランサー、セイバー!」(きびきび)         セイバー「応」         ランサー「あたいを顎で使えるとか思うんじゃねーぞ」         といいつつ、一人と一騎は出ていきます。ばたん。
  バサカ : 「…」         柄にもなく、積極的に何か言う事も無く、そんな彼らを黙って見送ってしまいます。
  GM  : エリック「……元気だなあ」         美樹「元気でしょー。昔っからあの娘、苦手なのよね。騙すのはすごく簡単なんだけど。            騙されても全然こたえないから」
  バサカ : 「いや、騙すなよ、昔っからの付き合いなら」         思わず突っ込むが
  駿人  : 「…むしろ隠し事しようとした時の罪悪感が凄かったんだが。」
  GM  : エリック「僕はああいう娘、嫌いじゃないですよ」
  バサカ : 「そら、これが善人の反応だ」         と、お前は問題があるぞ、と、美樹に示す(笑)
  GM  : 美樹「えへ」
  バサカ : 「…はぁ。」         けど、すぐ元気が続かなくなって…何も無ければ…いや、でも…         と、ヘイドレイクと当たってほしくないような、けど、と、悩みぐつぐつ。
  GM  : 美樹「さてと。それじゃ私は結界のチェックをしてくるわ」         エリック「僕は……少し休んでますね。何かあれば、ランサーを通じてわかりますから。呼びます」         駿人とバーサーカーはどうする?
  駿人  : 「…俺は、暫くバーサーカーと話してくるわ。状況の再把握もしたいしな。」         …そういや此処、小部屋とかあんのかな。
  GM  : 夜の学園ですから、校庭とか、中庭とか…寒いか?(笑)         まあ礼拝堂の奥に入っていけば、防空壕みたいな構造になっていて、客室ならありますよ。
  バサカ : バーサーカーは寒いのには強いぞ。         「え…?」         と、駿人の言葉に反応します。
  駿人  : まぁ、客室で話すかな。
  GM  : では美樹は礼拝堂を出ていき、エリックは礼拝堂に残るようですね。
  駿人  : 「…一人で悩んでてもしょうがないだろ。愚痴でもなんでも良いから、吐き出してみろ。」         そう言って、客室の方へ引っ張ってく
  GM  : うい、ずるずる。
  バサカ : 「っ…」         おっとっと、と、柄にもなく長身のバランスを崩しつつ、         (…やっぱ、ばれてるよな)と、引きずられていきます。
  GM  : しばらく任せますね! イベントタイム的な意味で。
  バサカ : エエエエエエ
  駿人  : 「…やっぱり、ヘイドレイクってやつとの関係で悩んでるのか?」         客室付いたら、とりあえずバーサーカーが座るの待って聞いてみるのですよー
  バサカ : 「…。」         暫く、黙って座っていますが。         「、ああ。」         絞り出すように、それを認めます。         「…オレのテュールフングと、ヘイドレイクの魔剣が、同じものであるのは、見て分かっただろ?」         と、問いを返す。
  駿人  : 「…」(無言で頷く)
  バサカ : 「オレは、あくまで歴代最高の使い手ではあっても、テュールフングの使い手の一人でしかない。          俺より前にも、何人もの使い手が居た。…そして、オレの後にも。」         そう、何とか言った後、暫く間をおいて。         「…ヘイドレイクは…アタシの、一代あとの使い手。」         …アタシの、息子だ、と。         何とか、かすれるようなかすかな声で言います。         口調は女性的なものになっていますが、普段魔剣で高揚した時のそれとは、明らかに違う、         悩みつかれた女性の感じです。
  駿人  : 「…捨てられなかったのか?あの魔剣は。」         飲み物でも渡したいけど…渡す飲み物が無いや。
  バサカ : 「…捨てればよかったんだ。そうだ、捨てればよかったんだよ。アタシは、愚かで、最低な母親だったんだ。」         ぎゅ…と、北欧風のズボンの裾を、腕が震えるほど握りしめます。
  駿人  : 「…」(べしっと叩く)
  バサカ : 「っ!?」         いたっ!?となって、思わず反射的に拳を構えてマスターの顔を見てしまいますが。
  駿人  : 「…あのな。誰でも失敗はするさ。取り返しのつかない間違いだってあるさ。          …それでも、自分の行動全部否定してどうするよ。」         …確かに、皆殺しの魔剣を渡したのは間違いだったかもしれない。         でも、子供の為に何かしようとするのが最低な母親なわけないでしょうに。
  バサカ : 「…・・それは…だけど…」         叩かれた衝撃より、強く動揺した表情で、呟いて。         「…」         しばらく逡巡した後。         「…全部知っても、そう言えるか?…聞いてくれるか?アタシら親子の因縁を」         と、問います。
  駿人  : 「…ああ。」
  バサカ : その答えに、僅かに頷いて         「あの子は、捨て鉢な結婚で生まれた子だけど、それでも、だからこそ、          アタシにとっては愛しい子だった。ああ、そうだとも。どれだけ無敵のヴァイキングであっても、          結局最後まで、ただ、女としてしか扱われなかった。それが嫌になって、戦うのが嫌になって、          何もかも投げ出すようにしての結婚で生まれた子だ。それでも。…あるいは、それだからこそ」         語りだします。         伝承に曰く。ヘルヴォールは魔剣を盗もうとした王の家臣を返り討ちにし、         王に対し復讐を行うかと尋ねたところ、ヘルヴォールが女であることを悟った王が、         復讐をすれば女殺しの汚名を被ることになる、と断ったのだ、と。         海賊の首領も国の王も、力の大小だけで全くその内実に大差の無かった時代で。         村々を襲い殺す海賊行為が当然とされる時代で。今更女殺しは罪だなどと、         どうせ配下に略奪などやられる事など日常であろうに。         それほど、自分は、王は違うものなのだとおごり高ぶりたいのか、さもなくば、         どれほど強い相手であっても女相手にむきにはなれぬという差別心か、         あるいは男女差別を口実にした交戦放棄か。         いずれにせよ、女として男社会、戦士社会に突っ張らかってきたヘルヴォールにしてみれば、         何もかもがしらけ、馬鹿らしくなるような一言。         無敵の怪物を終わらせたのは、そんなつまらない一言だった。         「…人の外のものであることをすてて、人の母になって。普通に生きれるかもと思った。          …間違いだったよ。そもそも誰もかれもが踏み躙り合って生きる、あの時代のあの世界が、          普通の人の世であるものかよ。残虐で、野蛮で、凶暴であればある程、尊ばれ、          立派な戦士、長、王と呼ばれたあの時代に。          …あの時代の戦士の血を、余すところなく引いていたヘイドレク。          あの子は、小さい頃から賢い子だった。だけれども、まるで悪い病みたいに、          どうしようもない程の、発作じみた凶暴さを持っていた。あの子自身抑えきれない凶暴性の発作が。          どうしても、他の子らとも一緒に生きられない。それどころか、社会の中ですらまともに生きられない。          あり余る知恵を持ちながら、あの子は唯の追われ人、罪人になってしまった。          …追放されるあの子。唯の戦士では、行けば、ただ戦いの果てに死んでしまうだろう。          何も持たず、持たせず、唯の戦士としてあの子が追放されるのに任せれば、          あの子は死んでしまうと、そう思った。」         前髪を掻きむしり、頭を振ってポニーテールを左右に乱し。         膝の上に実体化させた、栄光と破滅を齎す呪わしき半身を睨み据える。         「…アタシに、あの子が戦いで死なぬように施せる手当ては、これしかなかった。          アタシにはこの剣の呪いに耐えることが出来た。あの子はアタシより賢い。          だから、あの子にも耐えることが出来るのではないかと、思ってしまった。          あの子が自身の凶暴性を扱いかねている事は分かっていた。けれど、アタシだって、          辛うじて正気は保てるものの、剣を使えば嗜虐的な衝動が疼いてくる。          それと同じ事だと思っていた。だから、あの子は剣を扱える物と。          むしろ、剣があの子を救ってくれるものと…!          …確かに、あの子は剣の力で勝ち残った。王になった。…凶暴な、狂った王に。          昔の、発作的な凶暴さの合間にあった、まともな、優しい部分を、剣の呪いが塗りつぶしてしまった。          挙句、神に挑み、民を虐げ…虐待した奴隷に、魔剣を離したすきに殺されてしまった。」         膝の上に実体化させていた魔剣が消える。         自分の言葉に激昂し、後悔し、座った膝頭を、握りこぶしで叩いた。         「…アタシが…あの子を化物にしてしまった…!          だから。聖杯戦争で、それを償おうと。あの子を剣の呪いから救おうと…なのに…!          …その、愛する子と…戦かわなきゃ、いけないのか…アタシは…!」         血を吐くようにそう呻いて…。         ぜい、と、荒く息をついた。
  駿人  : 「…なぁ、ヘルヴォール。」         ぽつり、と彼女の真名を呟いて問いかける。         「…身に付けた魔剣は、砕けないのか?…いや、『封じる』事はできないのか?」
  バサカ : 「…アタシの時代には、それほどの力は無かった。          「大神宣言(グングニル)」の直撃なら、同格以上の魔剣であるグラムだって破壊できるが…」
  駿人  : 「…流石にグラムだと、ヘイドレク本人がヤバい…か。」
  バサカ : ヘイドレクの時代は、北欧からも神秘の減少が始まりつつあった。         「グラムでも、破壊は無理だろう。」         いわゆる、「斬割」の追加効果があるわけじゃない。
  駿人  : 「…となると、魔剣を封じての開放は厳しいか…?」
  バサカ : 「封じるだけには、アタシの前の使い手、アタシの父、アンガンチュールがやっていた。          アタシは…アタシ自身の意地の為に、それを掘り出しちまったんだ。          …その時は、後後の時代に、ヘイドレイクが生まれる事、ああなる事すら…考えていなかった。          地獄の炎を吹き上げる、父の墓の石。剣を封じる力。…この世が地獄だと目に焼き付けた、          小さい頃のアタシには、地獄の炎が地獄の炎に見えなかったんだ。それで、こんなことに…」         問われるがままに、深い苦悩に沈んだまま半自動的に言葉を零すヘルヴォール。
  駿人  : 「…地獄の炎の石…!?」         慌ててポケット探って、ブレーカー・アンガンチュール引っ張り出すっ!         「…なぁ、その墓の石って、コイツで合ってるかい?」
  バサカ : 「…・!」         だからこそ、これまで気付かなかったことに。今、目を見開いて気付く。         「ぇっ!?これは…確かに…!」         契約が中途半端で、何者にも縛られぬ無窮の精神力で無理やり出てきた。         だからこそ、そのそもそも最初のとっかかりになる、この触媒の事を         ヘルヴォール本人も、今の今まで知らなかったのだ。         「っ、ま、間違いない…!アンガンチュールの、父の墓石の欠片だ…!」         ルーンで、アンガンチュールの名の一部すら刻まれている。         その文様に指を這わせ、驚きの声を上げる。         そして、同時に気付く。         「っ、お前、まさか…!」         自分が、嘆き、戦い切るしかないのかと苦しんでいたその間に、この男が考えていた事に。
  駿人  : 「…なぁ。行けると思うか?」         何を、とは言わない。きっと同じ気持ちだと思うから。
  バサカ : 「…そ、そんなもん分かるか。けど…!」         世界のあり方に抗った、けど、最後にはそのあり方を捨ててしまった女を、驚かす男がここに居る。         「…お前、やるつもりなのか!?英霊のありようを、変えて見せるって…宝具を、それで封じて!?」         戦い死ぬことこそ宿命、英霊の座こそ誉。それが全てであった北欧戦士には、考えつきもしない発想。
  駿人  : 「…可能性があって、お前が願う。それ以上一体何が要るよ?」         笑って、改めて宝具を握る。神か聖杯か知らないけれど、粋な事をすると思いながら。
  バサカ : 本来の伝承ではありえなかったタイム・パラドックス。         諸要素が時系列を無視して集結する聖杯戦争だからこそ起こりうる事態。         「…」         呆然と、一瞬して。         「、駿人。」         一瞬後、感動する。自分のマスターは…なんという奴だ、と。
  駿人  : 「…奇跡一丁、起こしてみないか?」         そう言って、手を伸ばすのです。
  バサカ : 「…起こせるかどうかは、分からないぞ。」         そうだ、まだ、出来る事があるかもしれない、と言うだけだ。         「けど…」         だけど。         「…駿人。」         重ねて名を呼ぶ。         「…やろう。じゃない。やってくれるのか、一緒に。お前は、だって…」         だって厳密にいえば彼の願いはこの街を守ることで、今のヘイドレクはその敵でしかないのに。
  駿人  : 「廿楽の家は、治安維持の家。…呪物払いも仕事の内だっての。」         若干顔赤くして横向きます
  バサカ : 「…。」         その手を、取る。何だかよくわからないほど、熱くて激しい気持ちが胸の内を駆け廻っている。         奇跡のような、祈りのような、可能性のような、未来のような。         「有難う、駿人。」         とにかく、この思いを伝えなければ。         「御蔭でまだアタシは戦える。アンタと共に居る事が出来る。          出来るかどうかは分からない。けれど、出来なくても恨みようもない。          駿人。…アタシはここに召喚されて良かった。」         精一杯、そう言って…その手を掴んで立ちあがります。
  駿人  : 「…早く、あの三人にも伝えないとな?」         バーサーカーを相手取るのは自分達と言っとかないと、多分試す事すらできないし。
  バサカ : 「…そうだな。いつまでもヘタレてちゃ、ランサーに何言われるか分かったもんじゃない。」         と、苦笑して…ちょっとこう、先に扉の方に駿人の視線が向いたすきに眼を擦っておきます。
  GM  : ではこんこんと扉がノックされます。         エリック「僕だけど、いいかな?」
  駿人  : 「…なにかあったのか?」
  GM  : エリック「ん。一応報告しておこうと思って」         入っていい?         エリック「さっき商店街でライダー及びその配下と遭遇したみたいなんだ」
  駿人  : 「もしかしてまた強盗か?」
  GM  : エリック「また、かどうかはわからないけど。そうみたいだね」
  バサカ : 「…(戦闘に頭を切り替えて)それで、どうなった?」
  GM  : エリック「それで追い散らして、追撃しようとしたらバーサーカー。              ……ヘイドレクが出てきて、結局逃げられたみたいだ。              お互い大けがはなし。痛み分けというか、まあそんなところ。              一応報告しておこうと思ってね」
  駿人  : 「…なぁ。そのヘイドレクなんだが…次出た時は、俺とバーサーカーに任せてもらえるか?」
  GM  : エリック「ん……いいのかい?」
  駿人  : 「ああ。少々賭けになるが…やる事ができたんでね。」
  バサカ : 「…ああ。むしろ…こっちに理由が出来た」
  GM  : エリック「ん……そうか。何か相談に乗れることがあるかと思ったけれど、必要ないみたいだね」
  バサカ : 「…お前は優しい男だな。だがまあ。」         ふっ、と息をついて。         「うちの駿人も、割といい男なのさ。」         と言っておこう。
  GM  : エリック「そうか……そうだね。でも、きみもいい女性だと思うよ?              お母さんみたいでね、ははは。それじゃまた、明日」         軽く笑って彼は去っていきます。
  バサカ : 「…どういう褒め方だよ。」         と、思わずエリックの言葉に去ってから突っ込みを入れます(笑)         奴の母ちゃん、何者だ(笑)
  GM  : そんな感じで深夜行動他に何かある?         なければ見回り組が帰ってきて、シーン抜きで報告して、終わりだけど。
  駿人  : …あ。ありったけのMPパスしておきます。
  バサカ : ええっと、美樹にさ、もう一度アヴェンジャーとアタシの回復頼めないかな?         居残ってるよね?確か。
  GM  : 言うと思った(笑)         まあしておいてあげよう。他にもやることあるから3分割だけど。         10an5 バーサーカー回復         (ころころ……) [1,3,4,5,2,5,4,3,2,4] = 10         10an5 アヴェンジャー回復         (ころころ……) [2,5,2,2,1,4,6,6,2,1] = 8         10点に8点。てことはMP9点消費か。         まあそんな感じで、4日目終了していいですか?
  駿人  : …そう言えば、今日消費MPいくらになるんでしょうか。
  GM  : ええと、狂化1回で1日消費で……7点だけじゃない?         まともな戦闘はしてないし。
  駿人  : じゃあ、MP21点パスと。
  バサカ : ですね。         …あと、ちなみに作戦については結局どうするの?襲撃タイミングとか。
  GM  : さっきの会議で、明日の夜にやろうぜっていってたけど         バーサーカーは上の空だったからな(笑)
  バサカ : んじゃ、突入方法どうするかについてはまだ相談する余地はある?
  GM  : あります。
  バサカ : んじゃ、それは後で話すってことで、ここはこれでエンドかしら?
  駿人  : あいさー
  GM  : うい。4日目終了!         そしてさっき書いた幕間!
12/17(土)20:40 月詠ハイアットホテル最上階  今更言うまでもないことだが  現在月詠市において最強の情報収集能力を有するのは  セカンドオーナーの御門美樹でも、監督役のヴァレンタイン=トリファでもなく、キャスターである。  特に夜の陣地で彼女が行う探索魔術は、防ぐとかいう次元ではなく気付けない。  (達成値において10以上の開きが発生する)  よって  ランサー、セイバー、アヴェンジャー、バーサーカーのマスターたちが命泉学園に向かうのも筒抜けだった。  使い魔の視界を水晶玉に映しながら、キャスターとフサインは相談をしていた。  ちなみにライダーは街に略奪に出かけている。 「イエアアー。討伐令ですか。やはりこうなりましたね」 「やれやれ。だからまだ100人も浚ってないのに、心の狭い連中じゃの」 「アーアー。同感ですが、仕方有りません。今この街は特に教会の監視が厳しいですからね」 「わらわはとりあえず聖杯なんぞより、血の風呂を思う存分浴びたいだけなんじゃがの」 「それでこの四騎同盟、如何しましょうか。実際脅威ですが」 「わらわは別に戦士じゃないし、戦争については素人なんじゃがな」  たしかにキャスターは歴史に名を残すような戦士でも、王でも、皇帝でもない。ただの殺人鬼である。  しかし名門貴族の一員として、政治については熟達していた。  当時欧州で暗躍したハプスブルグ家とやりあったという説もある。 「こちらが三騎、あちらが四騎。となると拮抗するにはもう一騎は動かせばいいだけのことじゃ」 「アーアー。そんなことが出来るのですか? キャスター=サン」 「政治の初歩じゃぞ? アーチャーまで合流しなかったのは幸いじゃな」 「つまりアサシンですか? しかしまず何処にいるのか……」 「夜のわらわに不可能などない! 即効見つけ出してくれるわ」 「イアー。オミソレシマシタ! しかし果たして劣勢の方につくのでしょうか?」 「なあに考えてみるがいいのじゃ。  キャスター+ライダー+バーサーカーと、ランサー+セイバー+バーサーカー+余り。  どちらの同盟が残った方が、アサシンにとってあとあと有利じゃ?」 「なるほど。序盤で三騎士を落とさないことにはアサシンに勝機はないということですか」 「にょほほほ。あ奴に選択の余地などないのじゃよ。それに同盟でなくとも、横殴りをしてくれれば十分じゃ」 12/17(土) 22:10 月詠市住宅地 「うん、ごちそーさまでした」  深夜  月詠市の住宅街にある一軒家は血の惨劇に襲われていた。  犯人は、リアン=カードという幼い死徒。  彼のやったことはしごく単純で。  インターフォンを連打し、明かりがついたら扉を破り、挨拶をし、食い殺し、食い殺し、食い殺す。  今夜は邪魔が入らなかったせいで、これで三件目だった。  犠牲者は三家族、一二人に上る。  (同じころ、アンナたちは商店街でライダーたちと遭遇し、交戦していた) 「あっ、そういえば。お母さんにお土産持ってくんだった。うーん、さっきの女の子。たべちゃうんじゃなかったなー」  はっと気付いて舌を出すリアン=カード。  仕方ない。面倒だけど、この辺りでまた2,3件は訪ねて回ろう。  ちなみに彼の服装は、ピンクのフリフリドレス。  何処からどう見ても可憐な女の子である。  キャスターから与えられた礼装で、形状は自由なのだが。キャスターの趣味でこんな形に固定されていた。  もちろんリアンに不満はない。  しかしまあそれにしても  今日のリアンは、別の事で面白くなかった。 「おかーさん、なんかあのおじさんとばっかり喋ってるし。つまんなーい」  同盟を組んだライダー組が高級ホテルの最上階に合流したのが、昨夜。  フサインは工房の作品を絶賛し、夜通し語り合っていたようだった。  それがリアンには面白くない。  正直、リアンには。キャスターのやる芸術とやらがさっぱり分からない。  キャスターが女の子を浚ってきては、拷問器具に閉じ込めて血を流させるのは……  リアンにとってすれば、食べ物で遊んでいるようにしか思えなかった。  食べた方がずっとおいしいのに!  なのでリアンはキャスターを母と慕っていたが、その趣味は全く分からなかったし  お母さんの理解者みたいにふるまってる黒いおじさんは、もっと気に食わなかった。 「そーいえば。教会のやつら、お母さんに意地悪してたよね……」  討伐令の事である。  キャスター自身はなにやらおじさんと話していたが、リアンはさっぱり蚊帳の外だった。  でも、あいつらをどっかーんってしちゃえば。お母さんは僕の事を可愛がってくれるんじゃないかな?  いや、可愛がってくれるに違いない!  そうすれば。きっとあの気に食わないおじさんを追いだして、また二人だけになる。 「そうだ! うん、そうしよう!」  思い立ったが吉日。  リアンは血まみれのリビングを走って、玄関から通りに飛び出した。  目指すは丘の上にある教会である。
  GM  : こうして月詠教会は壊滅したのだった。
  駿人  : ちょ、ホントに!?         ち、ちなみにガス爆発?それとも解体工事?
  GM  : いやまだわからないよ。無事な可能性が微レ存。
  バサカ : ちょ、むしろアーチャ―がいたらリアン我返り討ちにあって         マスター勇み足でキャスターチーム消滅の流れじゃないの?これ。
  GM  : かもね(笑)         まあ君たちには知る由もない話だから。気にしないがいい。
  バサカ : あの、それ、めっさ楽だけど、ある意味凄い消化不良なんですが…

【クラス】フェイク・バーサーカー 【原典】ヘルヴォルとヘイドレク王のサガ 【マスター】リアン・カード 【真名】ヘイドレク 【性別】男 【身長・体重】184cm・75kg 【属性】混沌・狂 【ランクレベル】9「王族」「被呪」「軍勝」 【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具A+ HP58 MP31/36 IV18 基礎攻撃力:5 基礎防御力:5 スキル 狂化 E  筋力と耐久力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。 軍略 C  一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。  自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 無窮の叡智 A  このスキルは知力・思考・魔術に関係するスキルと組み合わせる事が出来  知力・思考・魔術に関係する判定にダイス判定プラスを与え  組み合わせることで知力・思考・魔術に関係するスキルやステータスをそれらが「使用できない」  「効果を打ち消される」状態を無視して使用する事が出来る。  また、知力・思考・魔術に関係する判定にかかる達成値マイナスをスキルレベル点打ち消しを打ち消す。  狂化状態でも、質問への返答だけは可能。 追撃 D  離脱行動を行う相手の動きを阻害する。  相手に攻撃が命中した時に、一度だけ攻撃判定を得られる 勇猛 A  威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。  また、格闘ダメージを向上させる効果もある 短気 A 直情 A  気性が荒く争いを好む性格。  また自分の英知に絶対の自信を持っており、問われたことには答えてしまう。  つまりバカ。 魔剣の呪い B  戦闘において誰も殺さないと、次の戦闘でランク分の達成値マイナスを受ける。  本能的にその状態を嫌がるため、最悪味方を殺してしまう。 宝具 『勝滅を与う戦神の腕(テュールフング)』 種別:白兵武器 形態:維持 対象:対人/対軍 ランク:A+ ダイスボーナス 5/10 追加効果  防性武装  スキル相当:狂化  スキル相当:男殺し(男性に対する攻撃と防御にダイスボーナス)  スキル相当:対魔力 スキル相当:野生  本体が死亡しても魔剣が残る 特性切替 勇気の力  スキル相当:嗜虐 スキル制限/対魔力は男に対してのみ  使用時真名判明 喪失時死亡  神属性扱い  切替制限 3回 MP消費:5 攻撃力:10 防御力:10 オーディンの血を引く王スヴァルフルラーメが黒小人の鍛冶師ドヴァリンとドゥリンに作らせた魔剣。 鉄をも断ち持ち主に必勝の力を与えるが、しかし脅されて作らされた黒小人により「使えば必ず人を殺さねばならず 三度その力を用いて勝利の願いを叶えれば持ち主を破滅させる」というという呪いを与えられた。 この呪いは戦う男であれば決して逃れられぬとされ、男殺の魔剣としての効果も併せ持つようになり 歴代の持ち手はあるものは剣に見限られたかのように剣を奪われ、あるものは裏切られ、悉く破滅していった。 その名が戦神(テュール)の手指(フング)を意味するのは表の社会では俗解とされているが 神秘は隠匿される魔術の法則故に、表では偽りとされたその解釈こそが真実であり、 フェンリル狼に食いちぎられたテュールの片腕がその材料となっている。 使い手として契約し使用を宣言するとその肉体と融合し、外骨格を思わせる異形の姿に持ち主を変貌させ、 その四肢から刃を生やし敵を切り刻ませる。 また、三度勝利の願いを叶えるという伝承どおり、三度限り軍勢をも薙ぎ払う力を解放する事が可能。 ただし狂化状態なので使用不能。 英霊通常装備 『鎧』 種別:対物防具 ランク:A 消費MP:5 外見 全身を外骨格状の鎧と、毛皮のマント、そして鎖で拘束された大柄な男。 黄金の鞘を持つ、禍々しい魔剣を振るう。 設定  北欧神話、魔剣ティルフィング物語の主人公の一人で、  先祖スヴァフルラーメの呪いの剣を受け継いだ狂王。  兄を殺し、敵を滅ぼし、敵が居なくなれば味方を殺す狂戦士でありながら、  同時に明晰な頭脳を持ち、変装したオーディンとの知恵比べではその難題全てに答え、  正体を見破り後一歩まで追い詰めた。  最期はオーディンの放った暗殺者の手に掛かり、その生涯を閉じた。 GM解説 ヘルヴォールのコンパチ性能です。 無窮の精神力が無窮の英知に。嵐の航海者が軍略になっている以外はほぼ同じです。 直接対決した場合、男殺しの効果が一方的に適用されるのでヘイドレクの方が不利ですが 礼装でその差を埋めているため、実際は互角以上です。 サーヴァントとして見た場合、典型的なバーサーカーで、下手すると主人を切り殺します。 無窮の英知と軍略のコンボは、敵の正体を看破したり、妥当な戦略を導きだしたりするのに役立ちます。 ただし敵の質問にも答えてしまうバカなので正体の隠匿は考えない方がいいでしょう。 またヘルヴォールと違い、その魔剣は死後も残存するので、マスターに二度目のチャンスがあるのも特徴です。 追加礼装 『滑車手枷』 種類:白兵武器 形態:維持 対象:対軍 ランクA ダイスボーナス 5 追加効果 BS付与 行動阻害 防性武器 筋力制限 A以上 攻撃力8 防御力8 MP消費5 手枷と滑車と虎バサミを鎖で繋いだ2対の拘束具。キャスターが作成した。 トラバサミは周囲の物体に無差別に噛みついて固定するため、固定式の拘束具となる。 ただし規格外の筋力があれば、固定した物体を引き抜いて振り回す対軍武器となる。 鎖の長さは1mから10mまで滑車で調整できる。 魔力を通さなければトラバサミと滑車は服の中に収納される。