月詠聖杯戦争1日目 朝〜昼パート

  GM  : というわけでやろうか!
  PC1 : ういさー
  GM  : あらすじどうぞ。
  駿人  : …へ?
  GM  : ねえよ!
  PC2 : おい(笑)
  GM  : 失敬。とりあえず、自己紹介どうぞ。
  駿人  : …俺は廿楽駿人。警察官をやってた探偵だ。         色々有って警察を辞めて、探偵稼業始めたわけだが…         さて。何話したもんかね?         (割と冗談抜きで自発的に紹介する気が無いキャラだったりする。キャラは。)
  GM  : まあとりとめもなくどうぞ。
  駿人  : というわけで中の人が紹介すると、近接特化のカウンター探偵…かな。         警察時代に学んだ捕縛術と式神で細々タバコ代と生活費稼いでる、さえない探偵です。         体術はかなりの物だけど、探偵としての腕前は微妙なところなので収入は割と消費とトントン。         数日前の依頼で貰った変な箱片手に、開けるか開けまいか週順する日々を送っております。         ってとこかな。
  GM  : なるほど。
  PC2 : 敏捷Bの武術Aなら人間としては達人の部類だろうね。
  GM  : 知人関係はどんなかんじ?
  駿人  : 警察時代の知り合いと、いくつか前の事件で関わった学生君とは割と話したりしてるな。         本家の姫さんはかなり苦手なんで、噂は聞くけど近寄らないようにしてる。         …多分、向こうは知らないだろうけどな。         後は、警察学校時代の教官には今でも頭が上がらない。         …あの人に叩き込まれた武術なきゃ、下手したら死んでたからなぁ…         その娘さんが変な方向に足突っ込みかけてるのが気になってる。         …っつーぐらいかな。今の所の交友関係は。         前の事件で助けられなかった女の子の遺族にゃ負い目感じてるが、コレは交友関係じゃないし。
  GM  : 月詠市について改めて説明しましょうか。
  駿人  : らじゃっ
  GM  : 東北にある地方都市です。山と平地に囲まれ、温泉が湧く。         季節は冬。12月なのでめちゃくちゃ積雪しますね。         セカンドオーナーは御門家。         霊山の金剛山に屋敷を構えていて、陰陽術の大家です。         こんなところか?
  駿人  : 防寒着は標準装備ですね。
  GM  : まあそんな感じで、そろそろはじめますか?
  駿人  : あいさっ!
  GM  : では月詠聖杯戦争、よろしくおねがいします。
  駿人  : よろしくお願いします!

1日目 12/14(水) 朝 事務所


  GM  : 開始しましょうか。
  駿人  : らじゃっ!
  GM  : 目覚めからです。事務所で目覚め
  駿人  : 「…やれやれ。朝か。」         奥の部屋に敷いていた布団を畳んでから、着替える前にライターとタバコで軽く一服。         窓から外の天気を確認するのです。
  GM  : 朝起きてすぐ気付いたことは、右手から出血していることです。痛みはない。
  駿人  : …あらま。         「…布団洗わんとな。こりゃ。」         カバーだけ洗えばどうにかなりますかね…?
  GM  : 大丈夫です。そこまでひどい出血ではない。         手を洗うと、痣のようなものが残ります。
  GM  : まあこんな感じで…どれがいい?(笑)
  駿人  : …どれが付いてんの?コレ。(全部だったら大惨事だな)
  GM  : 好きに選べ(笑)
  駿人  : …画数分かりやすい一番右で         軽く手を漱いでから布団のカバーはがして、とりあえず洗面台で軽くごしごし。
  GM  : 痣が残ります。まあそれだけです。
  駿人  : 「…ま、手袋でもすりゃ見えんだろ。」         というわけで、タンスから手袋出して装備しとくのです
  GM  : うい。さて朝の野暮用が終わると日常になりますが         現在、探偵事務所に仕事は、ない!         というわけで一日フリーです。廿楽探偵事務所に仕事はない。
  駿人  : あっはっは…ふぅ。         「…仕事探しに行って入るもんでもないし…タバコでも買いに行くかね。いっそ。」
  GM  : 誰か尋ねてくる予定もなし。         あ、いちおうあったな。
  駿人  : いつも通り、厚手のジャケットに手袋、鍔付帽子と         素肌の露出が殆ど無い恰好で事務所出て煙草買いに行こうとしますが…
  GM  : うむ。外は積雪で真っ白です。         昨日は夕方から雪が降っていましたが夜になってからやんだようです。         街のあちこちから温泉のゆげがわき、チェーンをつけた車が行き来しています。         既に学生の登校時間は終わっているようです。
  駿人  : 「…嫌になる白さだな。赤が無駄に映えそうだ…」 煙草をもう一本吸いながらため息ひとつ。
  GM  : ぱたぱたぱた。         一羽の鳥が君の頭に飛んできて、帽子のヘリにちょこんと止まります。         とり『くえー。こんにちは、探偵さん』
  駿人  : 『…式神かよ。』めっちゃ嫌そうな声でぼそっと
  GM  : 式神。         おそらく御門家のものでしょう。
  駿人  : うへぇ…
  GM  : とり『最近、何か変わったことはありましたか?』         くえー
  駿人  : 『…手の甲に変な痣出来た。呪いの類じゃなさそうだから放置した。』         裏路地行って手袋外すのです
  GM  : とり『そうですくわー』         つんつん、頭をつつく。
  駿人  : 『…地味に痛いんだが。』
  GM  : とり『おきになさらず。癖なのでくえ―。            それでは私はご主人様のところに戻りますくわー』         ぱたぱたぱた。
  駿人  : 『…やれやれ。何だったんだか…』
  GM  : なんだったのでしょう。         それから、表に出て少し感じることですが、街の様子が昨日とは何か違っています。
  駿人  : どんな具合に?
  GM  : どうとは言えませんが、何か緊張感が漂っているというか。         ぶっちゃけ戦争がはじまりかけているわけですが。         まあ、うまくいえないなにかです。
  駿人  : 「…慌しいのは嫌いなんだが…そうも言ってられないのかね。この先。」         煙草を携帯灰皿突っ込んで、溜息ついてポケットへ。
  GM  : まあタバコ買って戻って朝のシーンは終わりかね?
  駿人  : ですねー。
  GM  : 財産点を1点消費しました。         ヘビースモーカーAだから、すごい吸いますね。1日2カートンぐらい。         カートンはねえ、一日2箱ぐらいか(笑)
  PC2 : 吸う人は一日数十本は吸うそうだが
  駿人  : まぁ、起きて一服歩きながら一服ですからねー。(多分、描写外でも2〜3本吸ってる)
  PC2 : しかし、サーヴァントとして言わせてもらうが         あっさりおそらく他のマスターだろう奴に自分がマスターになったとばらすんじゃねえ!(笑)
  GM  : 知らない者は仕方がない(笑)
  PC2 : 召還されてたら拳固くれてやるところだぞ!(笑)
  駿人  : 向こう本家こっち分家+聖杯戦争自体現時点で知らない、ですからねー
  PC2 : 警戒しろよ、他の魔術師をよ!?
  駿人  : …どう警戒せいと。         えと。GM、昼のシーンで聖杯戦争関連調べるとかできますか(内容とか色々)
  GM  : いやできないよ?(笑)         昼は、学生コンビが来る!
  駿人  : ありゃ。じゃあ、お菓子でも用意して待ってよう。

1日目 12/14(水) 昼 事務所


  GM  : 榊「こんにちはーっ!」 千里「こんにちはーっ!」         千里「駿人さん、積雪がすごすぎて午後休みになったから遊びに来たよーっ」         って、性格聞いてなかったけど、こんな感じでいいのか?(笑)
  駿人  : 「よ、いらっしゃい。…まぁ、あの雪じゃなぁ。」         苦笑しながら煙草に…火をつけようとしてやめます。学生の前だし。         このぐらいのが絡んでて楽しいし、こんな感じで!
  GM  : 榊「なにかてつだうことありますかー!」         神埼千里と、榊勇太。         二人ともに、命泉学園に通う学生です。         オカルト研究会の部員でもあります。         千里は、廿楽にとって恩師の娘でもありますね。
  駿人  : 「今日は特に仕事も無いからなぁ…とりあえず、かりんとうでも食うか?」         来客用に常備してあるかりんとう出して、自分はのんびり茶飲んでます
  GM  : 榊「わーい」 千里「わーい」         むしゃむしゃ         榊「でも仕事ないって大丈夫なんですか?」
  駿人  : 「まぁ、生活費ぐらいは稼げてるからな。贅沢しなきゃ十分やってけるさ。」         贅沢の筆頭なタバコは後ろポケットへ―
  GM  : 千里「タバコやめたらどうかな。体に悪いよーっ」
  駿人  : 「ハハ…最初は、一気に暇になった気慰みだったんだがなぁ…」         多分、何度も言われてるんでしょうね。でも止めれてない。(Aランクだし)
  GM  : 千里「そーいえば。駿人さんは風邪とか大丈夫?            いつも全然休まない先輩が休んでたし。昨日は寒かったよねー」         榊「ああ、エーベル先輩か。たしかに街が爆撃されても一人で登校してきそうな感じがするよなー」         千里「だから駿人さんも風邪には気をつけてねっ!」
  駿人  : 「…むしろそれ、インフルエンザとかじゃないのか?出席停止じゃ元気でも出れんだろうし。」
  GM  : 榊「俺達はバカだから大丈夫だよなっ!」         千里「あははー、そうだね!」
  駿人  : 「こら学生二人。その安心基準おかしいだろ。」
  PC2 : どんな人なんだそいつ(笑)>エーベル先輩
  駿人  : …留学生かなんかかな。多分魔術師なんだろうけど。
  GM  : 大体そんな調子です。         榊「仕事とかないならどーする? 雪合戦でもするかー?」         千里「雪だるま作ろうよ雪だるま、大きい奴ー」         まあ話題は流れていきます。         手伝うことないなら、しばらくだべってから二人は帰っていきますが、なにかする?         ちなみに付き合ってるわけではないからね。二人とも。
  駿人  : 「…雪合戦は場所無いし雪だるまは道具ないからなー。」         …さすがにこの二人居る状況じゃ調べれんし、何もできませんよ。
  GM  : まあそうだろうね。ではさくっとフェイズ終了!         昼終了。で、夜フェイズにはいる前に         元同僚の、梶原という男から連絡があって夜会えないか、と聞いてきます。         まあめし食いがてらね。行く?(ほぼ選択の余地がない問いかけ)
  駿人  : 行きますよ。…調べる暇ないなぁ、と内心でぼやきながら。
  GM  : ところで、今日は何時まで行ける? 休憩取っていい?
  駿人  : んー。後1時間ぐらい、休憩は一応可能。
  GM  : 1時間なら頑張った方がいいかな…とも思うけど、45分まで休憩取らせてください。         さっき書いたこれを置いていこう!
幕間1 0日目 12/13(火) 23:59 命泉学園 東北の地方都市である月詠市では、数時間前まで降っていた雪はやみ 街を覆う積雪が生活音を吸収し、死んだような静けさに包まれていた。 そんなある日の、夜。 市の真ん中にある、半公立高校、命泉学園。 人気の絶えた、その地下では。今まさに、魔術の秘儀が行われていた。 「――――――告げる」 教室ほどの空間。石畳にはルーン文字で魔法陣が刻まれている。 命泉学園に通う生徒の大部分は、地下にこんな空間があることは知らないだろうし ましてや、この学園自体が魔術結社アーネンエルベの本拠地であるなどと、想像もしないだろう。 儀式を執り行うのは一人の少女だった。 「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が総統(マインフューラー)。   降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」 くすんだ金髪に、アーモンド色の瞳。白い肌に彫の深い顔立ち。 東洋人と西洋人の特徴を併せ持った少女だった。年のころは17.8. 彼女の姓はエーベルハルト。 上の学園に通う、クオーターの学級委員長、安奈=エーベルハルトであり 今は、魔術結社アーネンエルベの若き魔術士官、アンナ=エーベルハルトだった。 「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。   繰り返すつどに五度。   ただ、満たされる刻を破却する」 朗々と紡がれる呪文。その音程は確かであり、正当な魔術の教育を感じさせるものだった。 観客は誰もいないが、アンナにとって今日は、一世一代の晴れ舞台だった。 彼女はまさに、今この時のために育てられてきたのだ。 緊張と、魔術の知識と、そして全身に充満する誇りが、アンナ=エーベルハルトという少女を構成していた。 身にまとうのは、白を基調とした命泉学園の制服ではなく 黒を基調とした軍服に、軍帽。赤いケープに、ドクロの徽章。 かつて欧州で悪名を振るった、ナチス親衛隊(Schutzstaffel)の制服だった。 そう、魔術結社アーネンエルベとは。今は亡き第三帝国の遺産を継ぐ者たちに他ならない。 「――――告げる。   汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。   聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」 アンナは、まだ見ぬ、そして今は亡き祖国に思いを馳せる。 栄光なる第三帝国。預言されし千年王国(ミレニアム) それが滅びるなどあり得ない。 間違いは正さなければいけない。 それが彼女を育てた者たちの口癖であり、理念であり、彼女自身の理念でもあった。 そのための聖杯であり、そのための聖杯戦争。 第三帝国復活のため、アーネンエルベは極東の同盟国に流れ着いたのち 莫大な時間と遺産を、聖杯建造のためにつぎ込んできたのだ。 (まあ、土着の魔術師と時計塔の講師の力も借りたが、アーネンエルベが最も熱意をつぎ込んだのは疑いようもない) 道理としても、権利としても、聖杯を手に入れる資格は我らにこそある。 「誓いを此処に。  我は常世総ての善と成る者、  我は常世総ての悪を敷く者」 加えて。 彼女個人としても、押しつけられた役割ではなく、自ら望む意味があった。 なによりロマンではないか! 奇しくも、生前の総統が求めて得られなかった聖杯によって、祖国は復活する。 ならばこの戦争は聖杯探求の旅であり、自分は聖杯の騎士でもある。 大戦で勇名を馳せた、幾多の英雄たちに、彼女もまた肩を並べるのだ。 ああ、それはなんという騎士道(ロマン)だろう! 「汝三大の言霊を纏う七天、  抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」 最後の一節と共にが終わると同時に 彼女の全身から魔力が吸いだされ、部屋に雷光がほとばしった。 膨大な魔力が魔法陣に収束し、エーテルの体を形作る。 その手ごたえで確信した。 間違いない。アンナ=エーベルハルトは。この聖杯戦争における最優の騎士を引き当てたのだと。 魔法陣の中心に出現したのは、鋼鉄の鎧を纏った青年騎士。 赤いマントは不屈の闘志を顕し、背中に負った大剣は想像を絶する神秘を秘めている。 そして『彼』は、ゆっくりと彼女に問うた。 「――――聖杯の招きに応じ。サーヴァント・セイバー。参上した」 「問おう。汝が我のマスターか」 そうしてここに アーネンエルベの魔術士官。アンナ=エーベルハルト中尉の聖杯戦争ははじまった。
  駿人  : …ぶっ、さらっと爆弾投下してかないでーっ!?
  GM  : 前日夜のお話です。
  PC2 : 待て、祖には我が総統ってことは、この世界のヒトラーは魔術師なのか(笑)         …こっちの裏設定とかぶったな(笑)(おい
  GM  : ヒトラーが魔術師とは言わないが、適当にリスペクトしてるだけと思ってくれれば結構。         まあ強いて言うなら口先の魔術師。
  PC2 : にしても、アーネンエルベってのは、本当に「あの」アーネンエルベなんだな。         向こう(相結)が日本製でこっちがドイツ製か…面白いな。
  GM  : では1日目夜の行動から再開しましょうか。
  駿人  : ういさ。